リアルな3Dグラフィックスを駆使した最新ゲームタイトルも、快適に楽しめる「ゲーミングPC」。長時間に及ぶプレイでも動作が安定しているうえ、購入後にカスタマイズがしやすいのも魅力です。

そこで今回はゲーミングPCを選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。コスパ重視とパフォーマンス重視それぞれのおすすめモデルもご紹介するので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

ゲーミングPCとは?

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ゲーミングPCとは、PCゲームを快適にプレイするために専用設計されたパソコンです。最近の人気タイトルは実写のように美しい映像を使用するなど年々進化しています。

複雑なグラフィックを高速で映しスムーズなゲームプレイを実現するため、性能の高いパーツを搭載しているのが特徴です。なお、ゲーム専用のノートパソコンは、ゲーミングノートやゲーミングノートPCなどと呼ばれています。

普通のPCとの違い

ゲーミングPCと一般的なPCとの大きな違いは、独立したグラフィックボードを搭載している点。略して「グラボ」とも呼ばれており、映像データをディスプレイに映し出す機能を担う大切なパーツです。一般的なPCの多くはこの機能をマザーボード内に組み込んでいます。

リアルな3Dグラフィックのスムーズな描画を要求されるゲーミングPCには、性能の高いグラフィックボードが必要です。

ゲーミングPCの選び方

CPUはPC全体の性能を決めるパーツ

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CPUとは「Central Processing Unit」の略で人間でいうところの頭脳に相当するパーツです。CPUの性能がゲーミングPC全体の性能を左右するといっても過言ではありません。

世界的なCPUシェアのほとんどをIntelとAMDの2社で占有しています。Intelの「Core iシリーズ」やAMDの「Ryzenシリーズ」プロセッサが有名です。Core i3/5/7/9・Ryzen 3/5/7/9など、末尾の数字が大きいほど高性能。

プロセッサの性能が高いほど処理速度は早くなるのでゲームは快適になりますが、同時にコストアップにも繋がるので注意が必要です。コスパを重視するのか、それともハイスペックを追い求めるのかで、自分の目的に合ったCPUを選ぶようにしましょう。

コスパ重視の方におすすめのCPU

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コスパ重視の方は、IntelならCore i5、AMDならRyzen 5以上のCPUを選びましょう。予算が許せばCore i7やRyzen 7を搭載したモデルがおすすめ。両者ともゲームが快適にプレイできる処理能力を有しながらも、比較的手の届きやすい価格が魅力です。

PCゲーム中級者向けのミドルスペックモデルとしてだけでなく、今後も長くプレイを楽しみたいと考えている初心者の方にも適しています。

とにかくハイスペックにしたい

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予算は気にしないのでとにかくハイスペックにこだわりたい方は、迷わずCore i9やRyzen 9搭載モデルを選択しましょう。どちらもIntelとAMDが誇るハイエンドの高性能プロセッサです。

ほかの高性能パーツと組み合わせることで、さまざまなゲームをストレスなく楽しめます。ただし、かなり高額になるのでその点は留意しておきましょう。

ゲーミングPCで特に重要なのはグラフィックボード(GPU)

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ゲーミングPCを選ぶ際に重要なのがグラフィックボードの性能です。グラフィックボードにはCPUに代わり映像処理を専門に実行する、GPUと呼ばれるプロセッサが実装されています。

高性能なGPUを搭載しているモデルほど、複雑な映像をスムーズに描画することが可能。逆に性能が低いと画面がカクついたり動作が不安定になったりしてゲームに集中できません。グラフィックボードの2大ブランドとされているのが、NVIDIAとAMDの2社です。

NVIDIAの「GeForce」やAMDの「Radeon」シリーズなどが人気。例えば、NVIDIAの場合「GeForce RTX 2060」や「GeForce RTX 2080」など、後ろに続く数字が大きいほど基本的には高性能になります。AMDのRadeonシリーズも同様です。

ゲーミングPCを選ぶ時には、必ずグラフィックボードの性能を確認してみてください。

メモリは16GB以上あると安心

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メモリはCPUが仕事をする際に作業スペースとして使われるパーツです。同じ性能のCPUを搭載している機種であれば、メモリ容量が大きいモノほど処理速度は高速に。CPUと同様、PC全体の性能を左右する大切なパーツといえます。

負荷のかかる処理をスムーズにこなす必要があるゲーミングPCは16GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめです。コスパを重視する方でも、最低8GB以上のモデルをチェックしておきましょう。

ストレージはSSD+HDDがおすすめ

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ストレージはOSをはじめ、ゲームソフトやデータを保管しておくパーツです。ストレージの種類には「SSD」と「HDD」の2タイプがあります。SSDは容量あたりのコストが高いものの、アクセススピードの速さが魅力。OSやゲームソフトが高速で立ち上げられるため快適に使用できます。

一方、HDDはSSDと比較してアクセススピードでは劣りますが、容量あたりのコストの安さが魅力です。ゲーミングPCに搭載するストレージには、両者の利点を組み合わせた「SSD+HDD」がおすすめ。頻繁にプレイするゲームはSSDに保存し、過去にダウンロードしたタイトルはHDDへ格納しておくなど、コストを抑えつつストレージの効率的な使い方ができます。

最近の3Dゲームは大容量化が進んでおり、1本保存するのに100GB近くを要するタイトルも珍しくありません。将来的なことも考慮し余裕のあるストレージ容量を選んでおきましょう。

PC本体のサイズをチェック

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ゲーミングPCを購入する際には、本体のサイズもしっかりと確認する必要があります。タワータイプのケースを採用するボディは、奥行きや高さが50cmを超える製品もあるなど、意外とかさばるので要注意。

本体サイズが大きすぎると設置を予定していた場所に収まらない、といったことにもなりかねません。どうしても設置スペースが取れない場合には、ゲーミングノートの選択肢もあるので検討してみてください。

ゲーミングノートPCについて詳しく知りたい方はこちら

ゲーミングPCのおすすめメーカー

ドスパラ ガレリア(GALLERIA)

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ドスパラは東京に本社を構える「サードウェーブ」が運営する総合パソコンショップです。自社のネット通販サイト「ドスパラ通販」を通じて、ゲーミングPCやクリエイター向けPC、BTOパソコンなどの販売をおこなっています。

製品の製造からサポートまでを国内で実施しており、高品質なモノづくりや安心のサポート体制が魅力。「ガレリア(GALLERIA)」はドスパラで販売するゲーマー向けのパソコンブランドです。CPUやグラフィックボード、メモリなど、豊富に揃った高性能パーツから目的にあったモデルが選択できます。

マウスコンピューター G-Tune

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東京に本社を持つ日本のパソコンメーカーです。高品質な製品をリーズナブルな価格で提供することで人気。製品の開発および生産を長野県にある工場でおこなうなど、小ロット生産にも対応できるのが特徴です。国内におけるBTO(Build To Order)パソコンメーカーのさきがけともなりました。

「G-Tune」はマウスコンピューターが販売するゲーミングPCブランド。気軽にゲームを楽しみたいカジュアル仕様からハイスペックを追求するプロゲーマー仕様まで、さまざまなスペックのモデルを取り扱っています。

DELL エイリアンウェア(ALIENWARE)

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DELLはデスクトップとノート問わずコスパのよいパソコンで人気のメーカーです。製品の特徴別に「Inspiron」や「XPS」などカテゴリー分けがされており、「エイリアンウェア(ALIENWARE)」はゲーミングPCのハイエンドブランドにあたります。

曲線を多用した近未来的なケースデザインを採用し、プロのeスポーツにも対応可能な設計を施しているのが特徴。ほかにも、初・中級者向けにミドルレンジの「DELL Gシリーズ」を販売するなど、幅広いユーザー層に対応できるラインナップを展開しています。

コスパ重視!ミドルスペックのゲーミングPCのおすすめモデル

第1位 ドスパラ ガレリア(GALLERIA) ゲーミングPC ガレリア XA7R-G60S

8コア16スレッドのRyzen 7プロセッサを搭載したモデルです。パーツスペックにはこだわるものの、できるだけ価格を抑えたい方におすすめのゲーミングPC。グラフィックボードには「GeForce GTX 1660 SUPER」を採用しています。メモリも16GBと十分な容量を備えているため、快適にゲームを楽しむことが可能です。

高い冷却性能を持つ筐体を採用しているのも本モデルの特徴。両側面から取り込んだ空気を140mmサイズの大容量ファンを使い効率的に排気することで、安定した動作を確保しています。

第2位 マウスコンピューター(MouseComputer) ゲーミングPC G-Tune EL-B

ミニタワー型ケースを採用したゲーミングPCです。設置場所を決めやすいコンパクトな製品を探している方にもおすすめのモデル。本体上部にハンドルを備えており、デスクトップパソコンながら持ち運ぶことを想定した設計をされているのが特徴です。

自宅に設置するだけでなくLANパーティやイベントなどにも適しています。Core i7プロセッサと16GBのメモリに加え、グラフィックボードにはNVIDIA「RTX 2060 SUPER」を搭載。ゲームマシンとしての基本スペックも充実しています。

第3位 ドスパラ ガレリア(GALLERIA) ゲーミングPC ガレリア XA7C-G60S

第10世代のインテルCore i7プロセッサを搭載したゲーミングPCです。グラフィックボードにNVIDIAの「GeForce GTX 1660 SUPER」を採用しています。従来モデルの「GTX1660」と比較して、最大20%の高速化を果たしながらも価格を抑えているのが特徴。コスパに優れた製品を探している方におすすめのモデルです。

ストレージには512GBのSSDを採用していますがHDDは内蔵していません。所有するタイトルが増えて空き容量が少なくなってきた場合は、外付けHDDなどを利用して対処しましょう。

第4位 マウスコンピューター(MouseComputer) ゲーミングPC G-Tune EM-A

CPUに第3世代のRyzen 7プロセッサを採用したモデルです。PCゲームを思いっきり楽しみたいミドルクラスゲーマーにおすすめのゲーミングPC。16GBの大容量メモリとAMDのグラフィックボードを搭載しているため軽快に遊べます。

フロントトップにHDMIやUSBなど各種インターフェースポートを配置しており、床の上に設置してもアクセスしやすいのが特徴です。HDMI端子が必要なVR用ヘッドマウントディスプレイも簡単に接続することが可能。

また、インターフェース面にアングルを設けているため、周辺機器との接続も容易にできます。ゲームだけでなくさまざまなシーンで活用したい方にも適したモデルです。

第5位 エイスース(ASUS) ゲーミングPC ROG Strix GL10CS

手頃な価格が魅力のゲーミングPCです。搭載しているCPUはインテルのCore i5ながら、16GBの大容量メモリと「GeForce GTX 1660 Ti」を実装。気軽にPCゲームを初めてみたい初心者の方にもおすすめのモデルです。

OSにWindows 10を採用しているため、プライベート・ビジネス問わず対応する多くのソフトが利用できます。ケースの前面には「Aura Syncテクノロジー」に対応したLEDを配置。自分の好みやその日の気分に合わせて、ライティングエフェクトをカスタマイズすることが可能です。

マウスやキーボード、イヤホンなど同テクノロジーに対応する周辺機器を揃えれば、プレイスペース全体の雰囲気を統一できます。

第6位 ヒューレット・パッカード(HP) ゲーミングPC HP Pavilion Gaming Desktop 690-0023jp

AMDのRyzen 5プロセッサを搭載した手頃な価格が魅力のモデルです。ミドルレンジユーザーにおすすめのゲーミングPC。16GBのメモリを実装しているため、ゲームが気軽に楽しめるほか簡単な動画編集などにも対応できます。

2TBの大容量HDDを搭載しているのが特徴です。これから増えていくゲームタイトルも、余裕を持って保存できるので安心。ただし、SSDの容量は256GBと必要最小限の構成です。プレイしていないゲームはHDDへ格納するなどの工夫をしながら使用しましょう。

第7位 デル(DELL) ゲーミングPC G5 5090

幅16.9×奥行き30.8×高さ36.7cmのコンパクトなケースを採用したゲーミングPCです。省スペースな製品が欲しい方にもおすすめのモデル。小型のボディにインテルのCore i7とNVIDIAの「GeForce RTX 2060」を搭載しています。

背面のネジを緩めるだけで内部へのアクセスが簡単にできる、ツールレス設計を採用しているのが特徴です。CPU・グラフィックボード・ストレージなど主要パーツのアップグレードも容易。購入後、予算と好みに合わせてゆっくりとカスタマイズしたい方にもおすすめのモデルです。

パフォーマンス重視!ハイスペックのゲーミングPCのおすすめモデル

第1位 ドスパラ ガレリア(GALLERIA) ゲーミングPC ガレリア UA9R-R80T

クリア仕様のサイドパネルを採用した、部屋のインテリアとしてもよく映えるゲーミングPCです。12コア24スレッドのRyzen 9プロセッサと32GBの大容量メモリを搭載した高性能マシン。さまざまなゲームタイトルがストレスなくプレイできます。

NVMe(Non-Volatile Memory Express)規格に対応したSSDを採用しているのが特徴。フラッシュメモリに最適化された通信プロトコルを使用しているため、SSDとのアクセスがより高速におこなえます。OSやソフトの起動が非常に早いので快適です。

第2位 ヒューレット・パッカード(HP) ゲーミングPC OMEN Obelisk

OMENはHPが販売するハイエンドのゲーミングラインです。CPUは第8世代のCore i7ながら、NVIDIAの高性能グラフィックボード「GeForce RTX 2080」を搭載しているのが特徴。また、16GBのメモリを採用しているなど、人気の3Dゲームが思う存分楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。

256GBのSSDと2TBの大容量HDDを組み合わせているため、多くのゲームタイトルが保存できます。強化ガラス製のシースルーサイドパネルを採用しているのも本モデルの特徴。容易に脱着ができるので、ストレージの増設などカスタマイズがしやすいのも魅力です。

第3位 エイスース(ASUS) ゲーミングPC ROG HURACAN G21

エイスースが販売するゲーミングPCのハイエンドモデルです。Core i9プロセッサと32GBの大容量メモリを組み合わせています。また、グラフィックボードには「GeForce RTX 2080」を搭載するなど、最新のゲームを快適にプレイしたい方におすすめです。

両側のパネルがスライド式に開く構造を採用しているのが特徴。内部へのアクセスが容易なため、ストレージの増設やグラフィックボードの換装などカスタマイズも簡単です。

そのほか、開閉可能な折りたたみ式のサイドカバーを備えています。サイドカバーを開放することでCPUのパフォーマンスを11%、GPUは8%アップさせることが可能です。

第4位 ドスパラ ガレリア(GALLERIA) ゲーミングPC ガレリア UA9C-R80S

ドスパラが販売するハイエンドクラスのモデルです。NVIDIAの高性能グラフィックボード「GeForce RTX 2080 SUPER」を搭載するゲーミングPC。CPUには第9世代のCore i9を、メモリは32GBを実装しています。あらゆるゲームをストレスなくプレイしたい方におすすめのモデルです。

大容量のストレージを備えているのも本モデルの特徴。1TBのSSDに加え2TBのHDDを搭載しています。頻繁に遊ぶゲームの立ち上げが高速なだけでなく、過去にダウンロードしたお気に入りタイトルも余裕を持って保存しておけるので便利です。

第5位 マウスコンピューター(MouseComputer) ゲーミングPC G-Tune HN-X

第10世代のCore i9と「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載したモデルです。ケース側面に強化ガラス製のサイドパネルを採用しているのが特徴。また、LED対応ファンを搭載するなど、魅せるゲーミングPCが欲しい方にもおすすめです。

ゲーマーの部屋によく映えるインテリアとしても適しています。1TBのSSDと2TBのHDDを組み合わせた大容量ストレージを搭載。過去にダウンロードしたソフトも含め多くのタイトルを保存しておけます。さらに、最大5台までの内部ストレージが搭載可能など、高い拡張性も本モデルの魅力です。

第6位 エムエスアイ(MSI) ゲーミングPC Trident X Plus 9SD-077JP

コンパクトなボディにフルサイズタワー並の高性能パーツを収めたゲーミングPCです。幅13cmのスリムでスタイリッシュなデザインのため、設置場所を決めやすいのが魅力。CPUに第9世代のCore i7プロセッサを搭載し、グラフィックボードには「GeForce RTX 2070」を採用しています。

通常のスチール製パネルだけでなく、シースルー仕様の強化ガラス製パネルも付属しているので、好みに合わせて交換することが可能です。独自の冷却システム「Silent Storm Cooling 3」を採用しているのもポイント。CPU・グラフィックボード・電源ユニットと、3つのエリアに分けて効率的に冷やします。長時間に及ぶゲームでも安定した動作ができるので安心です。

第7位 マウスコンピューター(MouseComputer) ゲーミングPC G-Tune HP-A

AMDの最新プロセッサ「Ryzen 9 3950X」を搭載したゲーミングPCです。NVIDIAの高性能グラフィックボード「GeForce RTX 2070 SUPER」も採用するなど、G-Tuneのフラッグシップにあたる製品。3Dゲームはもちろん、高解像度の動画編集やVRといった負荷のかかる作業を、高速で処理したい方におすすめのモデルです。

1.2mm厚の鋼材を使用した丈夫なケースを採用しています。エアフローを最優先に考えたゆったりとした構造設計が特徴。底面の大口径インテークから背面へと抜ける、自然な冷却ルートを確保しています。高性能パーツから発生する熱を効率的に排出できるだけでなく、メンテナンスも容易なので便利です。

ただし、本体サイズは幅21.5×奥行き49.0×高さ50.1cmとかなり大型。購入を検討している方は設置スペースの確認をしておきましょう。

第8位 デル(DELL) ゲーミングPC ALIENWARE AURORA

第9世代のCore i7プロセッサと16GBのメモリを搭載するモデルです。滑らかなカーブを描く「レジェンドデザイン」を採用しています。アクセスがしやすいフロントにはUSB・マイク・ヘッドフォン端子を搭載。また、リアにはUSBに加え有線LAN・SPDIFデジタル出力・サラウンド出力ポートを配置するなど、ゲーマーの使い勝手に配慮した設計がされています。

SSDの容量は256GBと少なめですが、2TBのHDDを搭載しているので安心です。高性能でコンパクトな製品を探している方も、一度チェックしてみてください。