気軽に持ち運べるため、外出先でもゲームをプレイしたい方に人気がある「ゲーミングノートPC」。ドスパラやマウスコンピューターのほか、エイスースなど多数のメーカーが展開しています。性能はもちろん、重量や外観など違いもさまざまです。
そこで今回は、おすすめのゲーミングノートPCをスペック・人気ゲームタイトル別にご紹介。選び方についても解説しているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
- 目次
- ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
- ゲーミングノートPCの選び方
- ゲーミングノートPCのおすすめメーカー
- 初心者向けゲーミングノートPCのおすすめ|エントリー~ミドルスペック
- ゲーミングノートPCのおすすめ|ハイスペック
- 【人気タイトル別】ゲーミングノートPCのおすすめモデル
- ゲーミングノートPCのスペックについて
ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
メリット
デスクトップよりコンパクトで省スペース

ゲーミングノートPCに採用されているパーツは、薄く小さいボディに収められるよう小型なモノが多い傾向にあります。そのため、デスクトップモデルと比較して本体が非常にコンパクト。設置スペースを抑えられるので、幅の狭いデスクを使用している方や、デスク周りにモノをたくさん置きたい方に適しています。
また、気軽に移動させやすいのもポイント。部屋の模様替えや友人と画面をシェアするなどのシーンで手間がかからないので便利です。
持ち運びが可能

一般的なゲーミングノートPCは、かばんやケースなどに入れやすいサイズ。薄型のモデルであればかさばりにくく、気軽に持ち運び可能です。通信状況にもよりますが、新幹線の車内や宿泊先のホテルなどで快適にゲームを楽しめます。
内蔵バッテリーが搭載されているので、コンセントがない場所でも安心。なかには、10時間以上連続駆動するモデルもあります。
追加で購入する周辺機器が少ない

ディスプレイやキーボードが本体に備え付けられているため、別途周辺機器を購入する費用などがかからないのもゲーミングノートPCのメリットです。画面操作はタッチパッドで行えるものの、ゲームをプレイするのには向いていないので、マウスまたはコントローラーを用意しておきましょう。
接続するデバイスが少ない分、ケーブル周りがスッキリするといった嬉しいポイントもあります。
デメリット
デスクトップと比べて価格が高い

ゲーミングノートPCは、デスクトップPCよりも価格が高い傾向にあるのがデメリット。なかでも、ハイスペックモデルは、同程度のスペックを有するゲーミングデスクトップPCと比較すると高価な傾向にあります。
ただし、モデルによっては15~20万円台で購入できるコスパのよい製品もラインナップ。また、セールで安くなっている場合もあるので、気になる方は公式サイトなどをチェックしてみてください。
パーツの交換やアップグレードができない

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パーツ交換や増設などが気軽に行えないのも、ゲーミングノートPCのデメリット。デスクトップPCであれば、メーカー公式ページにあるカスタマイズ画面からストレージやメモリの容量を変更したり、スペックの高いパーツにアップグレードしたりできます。
一方、ノートPCはパーツ変更やアップグレードの選択肢が少ない傾向にあります。そのため、標準搭載のパーツ構成で自分の用途に合うモデルを選ぶようにしましょう。
排熱効率が悪い

By: asus.com
ゲーミングノートPCは、本体内部のスペースが狭くパーツ同士が密接な状態で組み込まれているため、排熱効率が悪いというデメリットもあります。
ゲームや配信、動画編集などはPCに負荷がかかりやすく、パーツが高温になる場合もあるので要注意。熱暴走などのリスクが気になる方には、冷却性能のよいファンや熱伝導率に優れた素材を採用しているモデルが適しています。
ゲーミングノートPCの選び方
遊びたいゲームに合ったスペックのモデルを選ぶ

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PC用のゲームには、基本的に、快適にプレイしたい方向けの条件である「推奨スペック」が定められています。推奨スペックを下回る性能のゲーミングノートPCを選んでしまうと、プレイ中に画面がカクついたり動作が不安定になったりする恐れがあるため、遊びたいゲームの公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。
なかには、メーカーが動作確認をしたゲーム推奨モデルも販売されています。推奨スペックを上回っているか、どれだけfpsを出せるかといった詳細な情報まで掲載されている場合があるので、遊びたいゲームが決まっている場合は推奨モデルを選んでみてください。
ストレージの種類と容量をチェック

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一般的に、ゲーミングノートPCに採用されるストレージはSSDです。種類は「2.5インチSSD」と「M.2 SSD」に大きく分けられます。
ケースタイプの2.5インチSSDは、SATA規格が採用されているのが特徴。HDDと互換性があるため、換装しやすいというメリットがあります。M.2 SSDよりも安価な傾向にありますが、採用されている製品は減少気味です。
一方、M.2SSDは2.5インチSSDとは異なり、基盤がむき出しの状態なのが特徴。ケースがない分薄いので、多くのゲーミングノートPCに採用されています。NVMe規格のM.2 SSDは書き込み・読み込み速度が速く、ゲームの起動時間やロード時間、PCの立ち上げにかかる時間をより減らしたい方にぴったり。予算や用途に合わせて選んでみてください。
ディスプレイの性能をチェック

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ゲーミングノートPCのディスプレイは本体に直接組み込まれているため、後から取り替えられません。モニターを別途用意するといった方法もありますが、費用がかかったり設置スペースが必要だったりします。購入前に必ずディスプレイの性能をチェックしておきましょう。
滑らかな映像を楽しみたい場合は、リフレッシュレートが144Hz以上のモデルがぴったり。ブレが少ないので、FPSや格闘ゲームなどをより有利に進められます。
持ち運びたいなら重量をチェック

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ゲーミングデスクトップPCとは異なり、かばんの中に収めやすいサイズなのがゲーミングノートPCのメリット。移動時間が長かったり、頻繁に持ち運んだりする場合は、軽量なモデルを選ぶのがおすすめです。
比較的軽いといえるのは、2kg程度のモデル。なかには、ハイスペックながら1kg台の製品もあります。用途に合わせて選んでみてください。
ゲーミングノートPCのおすすめメーカー
ドスパラ(Dospara)

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BTOパソコンメーカーとして人気の高い「ドスパラ」。ネット通販だけでなく、実店舗も関東エリアや関西エリア、九州エリアなどで幅広く展開しています。
公式サイトから製品ページを開くと、画面右下にポップアップが表示されるのが特徴。初心者でも製品選びに困らないよう、プレイしたいゲームに合ったモデルかどうかを質問できます。ただし、返答は自動チャットで、一部のゲームにのみ対応している点に留意しておきましょう。
ドスパラは、さまざまなプレイヤーを想定したゲーミングブランド「ガレリア」を展開。高精細な映像を楽しめるハイスペックモデルや、初心者向けのリーズナブルなモデルなど、用途や予算に合わせた製品が多数あります。
メモリやストレージなどのカスタマイズも、購入前の画面から簡単に行うことが可能。翌日出荷に対応しているモデルもあるので、すぐにゲーミングノートPCがほしい方におすすめです。
エイスース(ASUS)

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ゲーミングノートPCのほか、ゲーミングスマホやゲーミングルーター、グラフィックボードなど、さまざまな製品を扱っている「エイスース」。台湾に本社がある海外メーカーです。
エイスースは、ゲーミングモデルとして「ROGシリーズ」と「TUF Gamingシリーズ」を展開しているのが特徴。ROGシリーズは高性能なパーツを搭載しているモデルが多く、ゲームを快適にプレイしたい方に向いています。TUF Gamingシリーズは、耐久性が重視されたモデルなので、頻繁にゲーミングノートPCを持ち運ぶ方におすすめです。
デル(Dell)

By: dell.com
アメリカに本社を構える海外企業の「デル」。個人・法人向けにノートパソコンを展開しているほか、モニターなどの周辺機器も展開しています。
デルのゲーミングブランド「ALIENWARE」は、RTX 3070やRTX 3080を搭載した高性能なモデルが多く、ヘビーゲーマーにぴったり。ライトからミドルゲーマー向けのスペックを有する「Gシリーズ」のモデルは、低価格で手に入れやすいため予算を抑えたい方におすすめです。予算や用途に合わせて選んでみてください。
初心者向けゲーミングノートPCのおすすめ|エントリー~ミドルスペック
ドスパラ(Dospara) ガレリア RL7C-R35H

16インチサイズの大画面ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC。大きな画面で快適にゲームをプレイできます。解像度は1920×1200のWUXGA画質で、滑らかな映像を表示できる165Hzの高速なリフレッシュレートに対応。縦方向に長い16:10の縦横比を採用しているのもポイントです。
CPUには、高負荷時でも高いパフォーマンスを発揮できるインテルの第12世代CPU「Core i7-12700H」を採用し、GPUには「RTX 3050」を搭載。メモリは16GBで、ストレージには512GBのSSDを内蔵しています。
ボディには高耐久なアルミニウムを採用し、スタイリッシュなデザインに仕上がっているのも魅力です。さらに、最薄部約19mm、重量約2kgのスリム・軽量ボディを実現しています。
キーボード部分には、数字の入力時に便利なテンキーや大型のタッチパッドを搭載。ゲーム以外の用途にも活躍する、おすすめモデルです。
ドスパラ(Dospara) ガレリア XL7C-R36H

16インチの大画面モニターを搭載したゲーミングノートPCです。「狭額ベゼル」の採用に加えて、画面の比率が16:10で縦方向に視界が広いため、没入感のあるゲームプレイを実現。最大165Hzの高リフレッシュレートを実現しているので、高解像度設定でも滑らかな映像を楽しめます。
CPUには、第12世代インテルCoreプロセッサー「Core i7-12700H」を採用。高速処理を実現し、高い負荷がかかる環境でも高いパフォーマンスをキープできます。また、優れたCPU冷却性能を備えており、長時間でも快適にプレイ可能。低遅延でオンラインゲームをスムーズにプレイできる、高速通信のWi-Fi6にも対応しています。
HDMI2.1ポートやThunderbolt4など豊富なポートを内蔵しているため、デュアルディスプレイでの使用も可能。ミドルスペックながら最新の3Dゲームや人気ゲームタイトルなどを高画質でプレイできる高コスパモデルです。
エイスース(ASUS) ROG Flow Z13 GZ301ZC-I7R3050
幅302×奥行き204×高さ14.5mmとコンパクトサイズの2in1ゲーミングノートPC。携帯性に優れているのが魅力です。約1.18kgと重量も軽く、気軽に持ち運べる製品を探している方に適しています。
ディスプレイがタッチ操作に対応しているのもポイント。キーボードを取り外せばタブレットのように扱えます。用途にあわせて使用方法を変えられるため便利です。
NvidiaのGPU「RTX 3050」を標準搭載していますが、別売の専用外付けGPU「ROG XG Mobile」を接続すれば重たいゲームも快適にプレイ可能。USBポートやHDMI・DisplayPort端子も備えられているので、ゲーミングデバイスなどを接続する際にも役立ちます。
そのほか、ホコリの蓄積を防ぐ「アンチダストトンネル」を搭載。熱がこもりにくいため故障リスクを減らせます。安定した動作でゲームをプレイしたい方にもおすすめです。
エイスース(ASUS) TUF Gaming A17 FA707RC-R76R3050
アメリカ国防総省が定める「MIL規格」に準拠した、優れた堅牢性が魅力のゲーミングノートPCです。さまざまな耐久テストをクリアしているので、さまざまなシーンで安心して使用できます。
画面のサイズは17.3インチあるため、大画面で快適にゲームをプレイ可能。解像度は1920×1080のフルHD画質で、高速な144Hzのリフレッシュレートにも対応しています。
CPUにはAMDの「Ryzen 7 6800H」を、GPUにはNVIDIAの「GeForce RTX 3050」を搭載。フルHD環境でのゲームプレイにぴったりです。高負荷なゲームでも、設定を下げれば高いリフレッシュレートを発揮できます。
バッテリーの駆動時間は約6.3時間。通気孔とヒートパイプ、デュアルファンを内蔵しているので、冷却性能も良好です。
エムエスアイ(MSI) Katana-GF76-11UD-671JP
三國志シリーズなどのゲームキャラクターデザインを担当しているイラストレーター・長野剛とMSIのコラボモデル。日本刀をモチーフにしたシンプルなデザインが特徴です。形状・カラーリングどちらも落ち着きがある一方で、キーボードのLEDライティングはゲーミングモデルらしさを演出する赤色を採用。デスク周りを彩りたい方にぴったりです。
インテル第11世代のCPU「Core i7-11800H」とミドルスペックGPU「RTX 3050 Ti」を搭載しているのもポイント。画質設定やタイトルなどにもよりますが、ほとんどのゲームを快適にプレイできる性能があります。リフレッシュレートは最大144Hzまで対応。ブレの少ない滑らかな映像が楽しめるのも魅力です。
ディスプレイのサイズは17.3インチと大画面。据え置きでゲーミングノートPCを使いたい方にも適しているおすすめのモデルです。
マウスコンピューター(MouseComputer) G-Tune P7

17.3インチの大画面ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC。画面が小さいモデルと比べ、よりゲーム内の敵が見やすかったり広大なマップを楽しめたりするといったメリットがあります。リフレッシュレートは最大で144Hz対応。FPSゲームなど、動きが激しくなりがちなジャンルでも、ブレの少ない映像で楽しむことが可能です。
立体感のあるサウンドを楽しめる音響技術「Dolby Atmos」に対応しているのもポイント。同じくDolby Atmosに対応しているコンテンツであれば、ゲームはもちろん、映画や音楽鑑賞などでも活躍します。
CPU・GPUともにコスパに優れたミドルスペックのパーツを採用。初心者~ミドルゲーマーに向いているモデルを探している場合はチェックしてみてください。
ギガバイト(GIGABYTE) A5 K1-AJP1130SB
快適にゲームをプレイできる性能を有していながらも、価格の抑えられたコスパのよいモデルです。CPUには「Ryzen 5 5600H」を、GPUには「GeForce RTX 3060」を搭載しています。
画面のサイズは15.6インチ。解像度は1920×1080のフルHD画質で、高速な144Hzのリフレッシュレートに対応しています。FPSなどの動きの速いゲームも快適にプレイ可能です。メモリは16GBで、ストレージには512GBのSSDを搭載しています。
3つの排気口や5本のヒートパイプを内蔵しており、冷却性能も良好。高負荷時でも安定したパフォーマンスを維持できます。
ゲーミングノートPCのおすすめ|ハイスペック
エイスース(ASUS) ROG Strix SCAR 17 SE G733CX-I9XR3080TI

360Hzの高リフレッシュレートと、3msの高速な応答速度を実現したハイスペックなゲーミングノートPCです。17.3インチと、大画面のディスプレイを採用。コンマ数秒の差で勝負が決まるFPSなどにおいて、優れた応答速度でゲームを有利に進められるのが特徴です。
第12世代インテルCPUの「Core i9-12950HX」プロセッサーを内蔵し、優れた処理能力を実現。重いゲームも快適にプレイできます。キーボードには周辺機器と合わせて色や光り方を制御できる「ASUS AURA SYNC」を採用。また、タイピング時に高い応答速度や入力精度を実現する「ROGオーバーストローク技術」を搭載しているのも魅力です。
パワフルな冷却システムを搭載しており、長時間快適にプレイできるのもポイント。そのほか、32GBの大容量メモリを内蔵しているので、ゲームをプレイしながら配信や動画編集などを行う方にもおすすめです。
デル(Dell) ALIENWARE M15 R7 AMD スプレマシー
ノートPC向けとしてはスペックが高いGPU「RTX 3080 Ti」が搭載された、ハイエンドゲーミングノートPC。高フレームレートでのプレイはもちろん、高画質設定でも快適に遊べる性能を備えているのが魅力です。ディスプレイは最大240Hzに対応しており、滑らかでブレの少ない映像を楽しめます。
メモリは標準で32GB。複数アプリを起動してもカクつきにくいため、ゲームだけでなく配信・動画編集・3Dモデリングなどの作業にも適しています。ストレージは高速な1TBのM.2 SSDを採用。さまざまなゲームをインストールしたい場合や、高画質な動画を保存したい場合にもおすすめです。
独自の冷却テクノロジーが採用されているのもポイント。優れたエアフロー設計で、内部パーツを冷やせます。性能と動作の安定性が両立したゲーミングノートPCが気になる場合はチェックしてみてください。
エムエスアイ(MSI) Vector-GP77-13VG-1024JP

インテル第13世代の最新CPU「Core i7-13700H」と、同じくNVIDIA最新の高性能GPU「RTX 4070」が搭載されたハイエンドゲーミングノートPC。ディスプレイが最大240Hz対応と非常に高リフレッシュレートなのが魅力です。別途ゲーミングモニターを用意せずに、滑らかな映像を楽しめます。
エムエスアイ独自の強冷クーラー「Cooler Boost 5」を備えているのもポイント。CPUとGPUどちらも冷却するシェアヒートパイプを採用しています。ゲームプレイ時などの高負荷がかかるシーンなどでも、動作熱によるパフォーマンス低下を抑えることが可能。長時間ゲームを遊びたい方にぴったりです。
メモリは標準で32GB、ストレージは2TBのSSDを搭載。ゲームはもちろん、動画編集などのクリエイティブな作業にも向いています。さまざまな用途で活躍するハイスペックモデルがほしい方にもおすすめです。
レイザー(Razer) Blade 15 RZ09-0421NJD3-R3J1

黒のカラーリングと独特なロゴで有名なレイザーのゲーミングノートPC。同メーカーのゲーミングデバイスと合わせれば、統一感のあるデスク周りを演出できます。おしゃれなゲーム部屋を作りたい方におすすめです。
CPU・GPUはそれぞれ高性能な「Core i7-12800H」と「RTX 3070 Ti」を採用。高フレームレートでFPSゲームをプレイするのはもちろん、高画質設定でMMOPRGなどを楽しみたい場合にも役立ちます。なお、ディスプレイは最大240Hzに対応しているため、別途ゲーミングモニターを用意せずに滑らかな映像を楽しむことが可能です。
サイズは幅355×奥行き235×高さ16.99mm、重量は2.02kgとハイスペックモデルとしては比較的持ち運びやすいのもポイント。外出先でも快適にゲームを楽しみたい場合はチェックしてみてください。
【人気タイトル別】ゲーミングノートPCのおすすめモデル
Apex Legends
ドスパラ(Dospara) ガレリア UL7C-R36

グラフィックス性能に優れたGPU「RTX 3060」を搭載しているゲーミングノートPC。低画質設定であれば、平均160fps程度を維持できる性能があります。撃ち合い時でも144fpsを下回るケースが少なく、滑らかな映像でゲームを楽しむことが可能です。
フォートナイトやVALORANTといった人気タイトルのほか、FF14などのMMORPGも快適にプレイできるのが魅力。最大で9.6時間連続駆動するため、出張・旅行の移動時などでゲームや作業をしたい方におすすめです。
消耗しやすいヒンジ部分の耐久性が高いのもポイント。開閉による損傷が起きにくいだけでなく、指1本で簡単に開ける仕様になっています。重量は約1.96kg、サイズは幅356×奥行き234×高さ21.6mmと軽量コンパクト。場所を取らないモデルがほしい方にもぴったりです。
フォートナイト
エイスース(ASUS) ROG Zephyrus M16 GU603ZM-I9R3060E
画面比率16:10かつ四辺超狭額ベゼルのディスプレイが採用されたゲーミングノートPC。画面いっぱいに映像が広がるため、没入感の高い状態でゲームをプレイできるのが魅力です。最大165Hzと高リフレッシュレートに対応。FPSゲームや格闘ゲームなど動きの激しいジャンルが好みの方に適しています。
ハイエンドCPU「Core i9-12900H」と、リアルタイムレイトレーシングに対応したGPU「RTX 3060」が搭載されているのもポイント。高画質なEPIC設定でも快適に遊べます。
バッテリー連続駆動時間は約11.7時間。コンセントがない場所でも長時間使用できるので、ちょっとした外出であればACアダプターを持ち歩かずに使えます。
重さは約2.05kg、サイズは幅355×奥行き243.5×高さ19.9~22.3mmと軽量コンパクトなため、携帯性に優れたモデルを探している方にもおすすめです。
Battlefield 2042
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeNXs-17FG104-117K-VAZXB

グラフィックス性能が高いGPU「RTX 3080」を搭載したゲーミングノートPC。FPSゲームのなかでも特にスペックが必要とされる「Battlefield 2042」も高画質設定で快適にプレイできるのが魅力です。よりリアルな映像を楽しめる「リアルタイムレイトレーシング」設定をONにして遊べます。
画面サイズは17.3インチと大きめ。リフレッシュレートは最大144Hzまで対応しています。滑らかで迫力あるゲーム映像を楽しみたい方におすすめです。
USBポートは4つ搭載。ゲーミングマウスやゲーミングキーボードなど、愛用しているデバイスを複数接続できます。
メモリ容量は、公式ページのカスタマイズ画面から増やすことが可能。ゲームだけでなく動画編集などでも使いたい場合に便利です。装飾などが少ないシンプルなデザインを採用しているため、落ち着きのある外観が好みの方にも適しています。
Call of Duty Vanguard
レノボ(Lenovo) Legion Slim 770i

インテル第12世代のハイスペックCPU「Core i9-12900H」を搭載したCall of Duty Vanguard向けのゲーミングノートPC。高画質設定でも快適に遊べるGPU「RTX 3070」も備えられており、滑らかな映像でプレイしたい方にぴったりです。
レノボ独自のファンシステム「Legion Coldfront 4.0」を内蔵しているのもポイント。動作熱によるパフォーマンス低下を抑えられます。優れた冷却性を備えつつ、静音性も両立しているのが魅力です。
サイズは約幅357.7×奥行き260×高さ16.9mmと薄型コンパクト。リュックなどに入れやすく、気軽に持ち運ぶことが可能です。LEDライティングはほぼなく、ゲーミングモデルらしさを抑えた落ち着きのあるデザインを採用。普段使いしやすい製品を探している方はチェックしてみてください。
Minecraft
エムエスアイ(MSI) Pulse GL76 12U Pulse-GL76-12UEK-452JP

比較的新しい世代のIntelCPU「Core i7-12700H」を搭載したハイスペックゲーミングノートPC。GPUは、リアルタイムレイトレーシングに対応した「RTX 3060」を備えています。MODを導入しない「バニラ」の状態はもちろん、影MODを入れた際も快適に遊べるのが魅力です。
ストレージは標準で1TBと大容量。Minecraft以外にも複数のゲームをインストールできるほか、プレイ動画を大量に保存することも可能です。メモリは16GBと十分な容量ですが、YouTubeなどでのゲーム配信や動画編集などをしたい場合は、カスタマイズで最大64GBまで増やせます。
ボディは、未来の戦士をモチーフとしたスタイリッシュな外観。天板の切り込みやキーボードのLEDライティングなど、ゲーミングモデルらしさのあるクールなデザインが好みの方におすすめです。
ゲーミングノートPCのスペックについて
CPU

CPUは、PCの頭脳とも表される重要なパーツ。ゲーミングノートPCの性能を左右するため、用途に合ったCPUが搭載されているかを確認する必要があります。
インテルの「Core i5シリーズ」やAMDの「Ryzen 5シリーズ」は、ミドルスペックのCPU。コスパがよいため安いモデルを探している方におすすめです。
一方、性能を重視する場合は、3Dゲームを快適にプレイできるハイスペックな「Core i9シリーズ」や「Ryzen 9シリーズ」が適しています。予算と求める性能に合わせて選んでみてください。
メモリ

CPUが処理するプログラムを一時的に保存する役割があるのがメモリ。容量が大きいほど、ブラウザ・アプリなどを複数同時に起動しても快適に作業することが可能です。
ゲームによって必要とされる容量は異なります。推奨スペックに記載されている容量よりも不足している場合は映像がカクついたりフレームレートが下がったりすることも。基本的に16GBあれば十分な傾向にありますが、重たいゲームをプレイしながら配信をしたい方や、動画編集をしたい方は32GBのモデルも検討してみてください。
ストレージ

ゲーミングノートPCを選ぶ際にチェックしておきたいストレージ。ゲームをインストールする、動画や画像を保存するために必要なパーツです。HDDとSSDの2種類に分けられます。
SSDは、HDDと比較して読み込み・書き込み速度が速いのが特徴。ゲームの起動時間やロード時間も速く、インストール先として選ばれる傾向にあります。5つ程度ゲームを遊ぶ場合、容量は500GB以上がおすすめです。
6つ以上ゲームをインストールする、高画質な動画や画像を大量に保存する場合は、1TB以上ある製品やHDDが搭載されている製品を選びましょう。SSDとHDDが両方搭載されているモデルであれば、ゲームはSSD、動画や画像はHDDと使い分けられて便利です。
GPU(グラボ)

GPUは、映像関連の処理を行うパーツ。ゲームを快適にプレイするために必須なので、ほとんどのゲーミングノートPCに搭載されています。
FPSを低画質設定でプレイする方や、どのジャンルでも画質にこだわりがない方は、「GTX 1600シリーズ」がおすすめ。初心者向けのモデルやコスパがよいモデルが多い傾向にあります。
144fps以上でゲームをプレイしたい、もしくはMMORPGなどを高画質でプレイしたい場合は、「RTX 3000シリーズ」のGPUを搭載したモデルがぴったりです。ほかのパーツ構成やプレイするゲームなどにもよりますが、快適にゲームをプレイできるため、ヘビーゲーマーの方に人気があります。
ディスプレイ

By: asus.com
解像度にもよりますが、フルHDでゲームをプレイする場合は、最大144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモデルを選ぶのがおすすめ。リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回更新されるかを表した数値のことです。数値が高ければ高いほど、滑らかでブレの少ない映像を表示できます。
敵に狙いを定めて攻撃を行うFPSゲームや格闘ゲームでは、ディスプレイの性能が重要。カクつきの少ない快適な状態で遊びたい場合は、リフレッシュレートに注目して選んでみてください。
ゲーミングノートPCは、デスクトップPCと比較して設置スペースを取らないのが魅力。価格を重視するのであれば、RTX 3060などを搭載したモデルがおすすめです。性能を重視する場合はRTX 3070以上のGPUを搭載したモデルを選びましょう。本記事を参考に、自分に合ったモデルを見つけてみてください。