気軽に持ち運べるため、外出先でもゲームをプレイしたい方に人気がある「ゲーミングノートPC」。ドスパラやマウスコンピューターのほか、エイスースなど多数のメーカーが展開しています。性能はもちろん、重量や外観など違いもさまざまです。
そこで今回は、おすすめのゲーミングノートPCをスペック・人気ゲームタイトル別にご紹介。選び方についても解説しているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。
※掲載情報は執筆時点のものであり、予告なく価格やスペックが変更される場合があります。
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- 目次
- ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
- ゲーミングノートPCの選び方
- ゲーミングノートPCのおすすめメーカー
- ゲーミングノートPCのおすすめ|注目モデル
- 初心者向けゲーミングノートPCのおすすめ|エントリー~ミドルスペック
- ゲーミングノートPCのおすすめ|ハイスペック
- 【人気タイトル別】ゲーミングノートPCのおすすめモデル
- ゲーミングノートPCのスペックについて
ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
メリット
デスクトップよりコンパクトで省スペース
ゲーミングノートPCに採用されているパーツは、薄く小さいボディに収められるよう小型なモノが多い傾向にあります。そのため、デスクトップモデルと比較して本体が非常にコンパクト。設置スペースを抑えられるので、幅の狭いデスクを使用している方や、デスク周りにモノをたくさん置きたい方に適しています。
また、気軽に移動させやすいのもポイント。部屋の模様替えや友人と画面をシェアするなどのシーンで手間がかからないので便利です。
持ち運びが可能
一般的なゲーミングノートPCは、かばんやケースなどに入れやすいサイズ。薄型のモデルであればかさばりにくく、気軽に持ち運び可能です。通信状況にもよりますが、新幹線の車内や宿泊先のホテルなどで快適にゲームを楽しめます。
内蔵バッテリーが搭載されているので、コンセントがない場所でも安心。なかには、10時間以上連続駆動するモデルもあります。
追加で購入する周辺機器が少ない
ディスプレイやキーボードが本体に備え付けられているため、別途周辺機器を購入する費用などがかからないのもゲーミングノートPCのメリットです。画面操作はタッチパッドで行えるものの、ゲームをプレイするのには向いていないので、マウスまたはコントローラーを用意しておきましょう。
接続するデバイスが少ない分、ケーブル周りがスッキリするといった嬉しいポイントもあります。
デメリット
デスクトップと比べて価格が高い
ゲーミングノートPCは、デスクトップPCよりも価格が高い傾向にあるのがデメリット。なかでも、ハイスペックモデルは、同程度のスペックを有するゲーミングデスクトップPCと比較すると高価な傾向にあります。
ただし、モデルによっては15~20万円台で購入できるコスパのよい製品もラインナップ。また、セールで安くなっている場合もあるので、気になる方は公式サイトなどをチェックしてみてください。
パーツの交換やアップグレードができない
パーツ交換や増設などが気軽に行えないのも、ゲーミングノートPCのデメリット。デスクトップPCであれば、メーカー公式ページにあるカスタマイズ画面からストレージやメモリの容量を変更したり、スペックの高いパーツにアップグレードしたりできます。
一方、ノートPCはパーツ変更やアップグレードの選択肢が少ない傾向にあります。そのため、標準搭載のパーツ構成で自分の用途に合うモデルを選ぶようにしましょう。
排熱効率が悪い
ゲーミングノートPCは、本体内部のスペースが狭くパーツ同士が密接な状態で組み込まれているため、排熱効率が悪いというデメリットもあります。
ゲームや配信、動画編集などはPCに負荷がかかりやすく、パーツが高温になる場合もあるので要注意。熱暴走などのリスクが気になる方には、冷却性能のよいファンや熱伝導率に優れた素材を採用しているモデルが適しています。
ゲーミングノートPCの選び方
遊びたいゲームに合ったスペックのモデルを選ぶ
PC用のゲームには、基本的に、快適にプレイしたい方向けの条件である「推奨スペック」が定められています。推奨スペックを下回る性能のゲーミングノートPCを選んでしまうと、プレイ中に画面がカクついたり動作が不安定になったりする恐れがあるため、遊びたいゲームの公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。
なかには、メーカーが動作確認をしたゲーム推奨モデルも販売されています。推奨スペックを上回っているか、どれだけfpsを出せるかといった詳細な情報まで掲載されている場合があるので、遊びたいゲームが決まっている場合は推奨モデルを選んでみてください。
ストレージの種類と容量をチェック
一般的に、ゲーミングノートPCに採用されるストレージはSSDです。種類は「2.5インチSSD」と「M.2 SSD」に大きく分けられます。
ケースタイプの2.5インチSSDは、SATA規格が採用されているのが特徴。HDDと互換性があるため、換装しやすいというメリットがあります。M.2 SSDよりも安価な傾向にありますが、採用されている製品は減少気味です。
一方、M.2SSDは2.5インチSSDとは異なり、基盤がむき出しの状態なのが特徴。ケースがない分薄いので、多くのゲーミングノートPCに採用されています。NVMe規格のM.2 SSDは書き込み・読み込み速度が速く、ゲームの起動時間やロード時間、PCの立ち上げにかかる時間をより減らしたい方にぴったり。予算や用途に合わせて選んでみてください。
ディスプレイの性能をチェック
ゲーミングノートPCのディスプレイは本体に直接組み込まれているため、後から取り替えられません。モニターを別途用意するといった方法もありますが、費用がかかったり設置スペースが必要だったりします。購入前に必ずディスプレイの性能をチェックしておきましょう。
滑らかな映像を楽しみたい場合は、リフレッシュレートが144Hz以上のモデルがぴったり。ブレが少ないので、FPSや格闘ゲームなどをより有利に進められます。
持ち運びたいなら重量をチェック
ゲーミングデスクトップPCとは異なり、かばんの中に収めやすいサイズなのがゲーミングノートPCのメリット。移動時間が長かったり、頻繁に持ち運んだりする場合は、軽量なモデルを選ぶのがおすすめです。
比較的軽いといえるのは、2kg程度のモデル。なかには、ハイスペックながら1kg台の製品もあります。用途に合わせて選んでみてください。
ゲーミングノートPCのおすすめメーカー
ドスパラ(Dospara)
BTOパソコンメーカーとして人気の高い「ドスパラ」。ネット通販だけでなく、実店舗も関東エリアや関西エリア、九州エリアなどで幅広く展開しています。
公式サイトから製品ページを開くと、画面右下にポップアップが表示されるのが特徴。初心者でも製品選びに困らないよう、プレイしたいゲームに合ったモデルかどうかを質問できます。ただし、返答は自動チャットで、一部のゲームにのみ対応している点に留意しておきましょう。
ドスパラは、さまざまなプレイヤーを想定したゲーミングブランド「ガレリア」を展開。高精細な映像を楽しめるハイスペックモデルや、初心者向けのリーズナブルなモデルなど、用途や予算に合わせた製品が多数あります。
メモリやストレージなどのカスタマイズも、購入前の画面から簡単に行うことが可能。翌日出荷に対応しているモデルもあるので、すぐにゲーミングノートPCがほしい方におすすめです。
エイスース(ASUS)
ゲーミングノートPCのほか、ゲーミングスマホやゲーミングルーター、グラフィックボードなど、さまざまな製品を扱っている「エイスース」。台湾に本社がある海外メーカーです。
エイスースは、ゲーミングモデルとして「ROGシリーズ」と「TUF Gamingシリーズ」を展開しているのが特徴。ROGシリーズは高性能なパーツを搭載しているモデルが多く、ゲームを快適にプレイしたい方に向いています。TUF Gamingシリーズは、耐久性が重視されたモデルなので、頻繁にゲーミングノートPCを持ち運ぶ方におすすめです。
デル(Dell)
アメリカに本社を構える海外企業の「デル」。個人・法人向けにノートパソコンを展開しているほか、モニターなどの周辺機器も展開しています。
デルのゲーミングブランド「ALIENWARE」は、RTX 3070やRTX 3080を搭載した高性能なモデルが多く、ヘビーゲーマーにぴったり。ライトからミドルゲーマー向けのスペックを有する「Gシリーズ」のモデルは、低価格で手に入れやすいため予算を抑えたい方におすすめです。予算や用途に合わせて選んでみてください。
ゲーミングノートPCのおすすめ|注目モデル
ドスパラ(Dospara) ガレリア XL7C-R46-6
Bluetooth機能を有しているため、マウスやキーボードなどをワイヤレス接続することが可能。通信は無線の場合「Wi-Fi 6E」、有線の場合1Gb Ethernet対応LANポートで行えます。カスタマイズ画面でOfficeソフトを選択できるので、レポートや文書作成などの用途で使いたい場合は検討してみてください。
そのほか、「Minecraft Java&Bedrock Edition」のライセンスが同梱されているのもポイント。これからマイクラをPCで始めたい方にもおすすめです。
初心者向けゲーミングノートPCのおすすめ|エントリー~ミドルスペック
ドスパラ(Dospara) ガレリア RL7C-R35-5N
インテル第13世代のCPU「Core i7-13620H」とミドルスペックGPU「RTX 3050」が搭載されたゲーミングノートPC。初心者からミドルゲーマー向けのスペックで、プレイするゲームにもよりますが、画質設定などを調節することで快適に遊ぶことが可能。安いゲーミングノートPCを探している方におすすめです。
メモリは16GB、ストレージは500GBと標準で十分な容量を備えているのもポイント。ゲームだけでなく、WordなどのOfficeソフトなどでの作業も行えます。サイズは約幅360×244×24mm、重さは約2.1kg。リュックやカバンなどで持ち運びたい方にも適しています。
カラーリングは単色で、天板部分にロゴがあるのみというシンプルなデザインを採用。外出先でも気軽に開きやすいモデルがほしい場合はチェックしてみてください。
ドスパラ(Dospara) ガレリア RL5C-R35-5N
ミドルスペック帯の構成「Core i5-12450H × RTX 3050」が採用されたゲーミングノートPC。CPUがインテル第12世代であるものの、ゲームをプレイするうえでは十分な性能を備えているのが特徴です。性能が控えめな分価格が安く、カジュアルにゲームを楽しみたい方に適しています。
リフレッシュレートは最大144Hzまで対応。軽めのゲームであれば、高フレームレートで滑らかな映像を楽しめます。画面サイズは15.6インチと標準的。大きすぎず小さすぎないため、作業のしやすさや持ち運びやすさを重視する方にもおすすめです。
USBポートやHDMIポートなども充実。モニターに接続してデュアルモニター環境を構築するなど、外部機器を複数接続したいといった方にもぴったりです。性能だけでなく機能性に優れているモデルを探している場合はチェックしてみてください。
エイスース(ASUS) TUF Gaming F15 FX507ZU4-I7R4050T
アメリカ国防総省が定める「MIL規格」に準拠したゲーミングノートPC。温度・衝撃・振動など、さまざまな観点において耐久性に優れています。非常に堅牢で丈夫なため、通勤通学や旅行など普段持ち運んで使いたい方におすすめです。
エイスース独自の冷却ファン「Arc Flow Fans」を搭載しているのもポイント。84枚のブレードにより、PC内部をしっかりと排熱することが可能です。底面にも4つの大型通気孔が設けられているので、熱がこもりにくくパフォーマンス低下を防げます。
Wi-Fi 6に対応しているほか、有線LANポートも搭載しているため安定した通信でゲームをプレイしたい方にもぴったり。長期間使用でも故障しにくいモデルを探している場合はチェックしてみてください。
ヒューレット・パッカード(HP) Victus 16
AMDのCPU「Ryzen 7 8845HS」と、ミドルスペックGPU「RTX 4060」が搭載されたゲーミングノートPC。アクション性が強く動きが激しいFPSゲームであるApex Legendsを滑らかな映像でプレイすることが可能です。ディスプレイは最大144Hzまで対応しており、別途ゲーミングモニターを購入せずに滑らかな映像を楽しめます。
45分で約50%充電できる急速充電機能を搭載しているのもポイント。前日夜に充電し忘れても、朝支度の間にある程度充電できるため便利です。そのほか、迫力あるサウンドが楽しめる「B & O Playデュアルスピーカー」やテレワークなどで活躍するWebカメラも備えています。
筐体のカラーはセラミックホワイトが採用されており、白いゲーミングノートPCがほしい方におすすめ。性能だけでなくおしゃれさも重視したい場合はチェックしてみてください。
パソコン工房 レベルインフィニティ ILeNEi-15FX155-i7-PL3XB
15.6インチのディスプレイを搭載したゲーミングノートPC。約幅360×奥行241×高さ28.8mmで、リュックやカバンなどに入れられるサイズ感です。ノングレアの液晶パネルを採用しているため、光の映り込みが少なく映像に集中して遊べます。
CPUは「Core i7-13700H」を、GPUは「GeForce RTX 4050」を採用。ゲームによって画質設定を調節する必要がありますが、さまざまなゲームをプレイできるスペックがあります。ストレージは標準で1TBと十分な容量を搭載。ゲームを複数インストールしちあ方にぴったりです。
キーボードはLEDライティング仕様。専用ソフトウェアを使用することで、自分好みのカラーや発光パターンに変更できます。無線は高速なWi-Fi 6Eを備えており、無線でも安定したプレイが可能。シンプルなデザインのゲーミングノートPCがほしい場合はチェックしてみてください。
ゲーミングノートPCのおすすめ|ハイスペック
エイスース(ASUS) ROG Strix SCAR 16 G614JZR-I94R4080
インテル第14世代CPU「Core i9-14900HX」と、NVIDIAのRTX40シリーズ上位GPU「RTX 4080」を搭載したゲーミングノートPC。現行モデルのなかでも特にスペックが高く、高フレームレートでのプレイはもちろん高画質設定でゲームを楽しむことが可能です。
ディスプレイの最大リフレッシュレートは240Hzで、解像度はWQXGA。別途ゲーミングモニターを用意せずに滑らかかつ美麗なグラフィックを楽しめます。3基の放熱ファンを取り入れた冷却システムを採用しているのもポイント。動作熱を抑えられるため、高負荷時のパフォーマンス低下を防げます。
ゲーミングモデルらしいスタイリッシュなデザインを採用。天板や側面などにはLEDライティングが備えられているほか、高級感のあるブラックのカラーリングも魅力です。デザイン性に優れたモデルがほしい場合はチェックしてみてください。
デル(DELL) ALIENWARE M18 R2
18インチと大型なディスプレイを搭載したゲーミングノートPCです。リフレッシュレートは最大165Hzまで対応。ハイクオリティなゲーム映像を楽しめるだけでなく、画面が大きいため視認性に優れているというメリットもあります。
CPUは「Core i9-14900HX」、GPUは「RTX 4070」と高性能なパーツを採用。メモリも標準で32GBと十分な容量を備えており、ゲームのほか配信・動画編集などさまざまな用途で活躍します。
独自の専用ソフトウェア「Alienware Command Center」を使用することで、キーボードなどのLEDライティングの明るさや色をコントロール可能。そのほか、静音性やパフォーマンスを重視したモードなどを選択できます。機能性に優れたモデルがほしい方におすすめです。
ドスパラ(Dospara) ガレリア UL9C-R49-6
インテル第14世代CPU「Core i9-14900HX」とNVIDIAのハイエンドGPU「RTX 4090」を搭載したゲーミングノートPC。一般的なデスクトップPCよりも高性能なのが魅力です。非常にスペックが高く、現行タイトルのほとんどを快適にプレイすることが可能。性能を重視する方におすすめです。
リフレッシュレートは最大240Hz。カクつきの少ない滑らかな映像を映し出せます。フルHDよりも高画質なWQXGAなのもポイント。映像美にこだわりたい方にもぴったりです。
底面・側面・背面に大型通気口、内部にデュアルファンを搭載。効率的に冷却することで、動作熱によるパフォーマンス低下を防ぎます。そのほか、インターフェース類も豊富。重量級のゲームを最大限楽しみたい場合はチェックしてみてください。
ヒューレット・パッカード(HP) OMEN Transcend 16
インテル第14世代のCPU「Core i9-14900HX」と、同じくNVIDIAの高性能GPU「RTX 4070」が搭載されたハイエンドゲーミングノートPC。高輝度かつ高コントラストな「mini-LEDディスプレイ」を採用しているのが魅力です。ハイクオリティな映像美を楽しめるほか、最大240Hzまで対応しているため滑らかな映像でゲームをプレイできます。
独自の冷却機能を備えているのもポイントです。合計6方向による排気・吸気で、しっかりとPC内部を冷却。ゲームプレイ時などの高負荷がかかるシーンなどでも、動作熱によるパフォーマンス低下を抑えることが可能です。
カラーリングは、高級感のあるセラミックホワイトを採用。重さ約2.17 kgと薄型かつ軽量なほか、指紋や傷がつきにくいよう天板にAED加工が施されているため、普段持ち運んで使いたい方にもおすすめです。
エイスース(ASUS) ROG Flow X13 GV302XI-R9R4070
サイズが幅299.4×奥行き212.9×高さ16.75~18.75mm、重さが約1.35kgとコンパクトかつ軽量なゲーミングノートPC。自宅はもちろん、持ち運びやすいため外出先でも気軽にゲームを楽しめるのが魅力です。デスクの上に置きやすく、あまりスペースを取られないモデルを探している方に適しています。
小型ながら、CPUはAMDの「Ryzen 9 7940HS」、GPUはNVIDIAの「RTX 4070」を搭載。標準パーツがハイスペックなので、高フレームレート・高画質で遊びたい方にもおすすめです。なお、別売の専用外付けGPUを購入することで、よりハイスペックにすることも可能。予算に応じて検討してみてください。
ディスプレイは最大165Hzまで対応。タッチ対応なので、ヒンジを360°回転させることでタブレットのように使えます。性能だけでなく機能性にも優れたモデルを探している場合はチェックしてみてください。
【人気タイトル別】ゲーミングノートPCのおすすめモデル
Apex Legends
デル(DELL) New Dell G16
非常に高性能なインテルCPU「Core i9-13900HX」と、同じくハイスペックGPU「RTX 4070」を搭載したゲーミングノートPC。Apex Legendsを高フレームレートでプレイしたり、MMORPGを美麗な高グラフィック設定で楽しんだりしたい方におすすめです。
ストレージは標準で1TBと大容量。複数のゲームをインストールできるほか、自分のプレイ動画を保存するといった用途にも向いています。4本のヒートパイプと、冷却性に優れたファンを内蔵。動作熱によるパフォーマンス低下を防げるため、長時間ゲームをプレイする方にもぴったりです。
画面は16インチとやや大きめで、迫力ある映像を楽しめるほか、動画編集などの作業もしやすいため便利。性能を重視する場合はチェックしてみてください。
フォートナイト
エイスース(ASUS) ROG Zephyrus G14 GA402NV-R7R4060G
サイズが幅312×奥行き227×高さ18.5~21.74mm、重量が約1.65kgとコンパクトかつ軽量なゲーミングノートPC。バッテリー駆動時間は約10.5時間です。気軽に持ち運びやすいモデルで、出張先や帰省時などでも快適にゲームをしたい方に適しています。
通信規格Wi-Fi 6Eに対応しているのもポイント。環境が整っていれば、無線でも高速かつ安定した通信でゲームをプレイできます。なお、LANポートは非搭載です。USBポートは、Type-Cが2つ、Type-Aが2つ搭載されています。
構成は「Ryzen 7 7735HS×RTX 4060」。フォートナイトのほか、VALORANTなどの人気タイトルもプレイ可能です。小型なゲーミングノートPCがほしい場合はチェックしてみてください。
Battlefield 2042
ヒューレット・パッカード(HP) OMEN 17
ハイスペックなGPUを搭載したゲーミングノートPC。FPSゲームのなかでも特に要求スペックが高い「Battlefield 2042」を快適にプレイできる性能があります。画質設定を抑えれば、高フレームレートで遊ぶことも可能です。また、17.3インチと比較的大画面なディスプレイを搭載しているので、原神やFF14といったRPGを没入感の高い状態で遊べます。
独自の排熱機構「OMEN Tempest クーリングテクノロジー」を搭載しているのもポイント。2方向から冷たい風を内部に送り込み、3方向へ排熱する仕組みが採用されています。動作熱を抑えられるため、安定したパフォーマンスで遊べるモデルを探している方におすすめです。
LEDライティングの操作やパフォーマンスコントロールなど、さまざまな設定が行える専用ソフトウェア「OMEN GAMING HUB」も使用可能。状況に応じて、マウスで簡単に設定を切り替えられます。ジャンル問わずゲームをサクサク遊べるモデルがほしい場合はチェックしてみてください。
Call of Duty Vanguard
レノボ(Lenovo) Legion Pro 7i Gen 9 83DE001LJP
CPUは「Core i9-14900HX」、GPUは「RTX 4080」とハイスペックな構成を採用したゲーミングノートPC。「Call of Duty Vanguard」はもちろん、RPGなど幅広いジャンルのゲームを快適に遊べる性能があるのが魅力です。
ディスプレイはフルHDよりも高精細なWQXGAで、最大リフレッシュレートは240Hz。画質や映像の滑らかさを重視する方にぴったりです。音響は「Nahimicオーディオ」を採用。臨場感あるサウンドが聴けるので、より一層没入感ある状態でプレイしたい方にも適しています。
メモリは標準で32GB搭載。配信や動画編集など、複数のアプリを起動する作業にも向いています。ストレージは1TBあるため、ゲームのほかプレイ動画も保存可能。スタイリッシュなデザインのゲーミングノートPCがほしい場合はチェックしてみてください。
Minecraft
エムエスアイ(MSI) Katana 17 B13V Katana-17-B13VEK-4339JP
インテル第13世代CPU「Core i7-13620H」と、NVIDIAのGPU「RTX 4050」を搭載したMinecraft向けのゲーミングノートPC。MOD非導入のバニラでの快適なプレイはもちろん、影MODなどを導入することも可能です。
ディスプレイのリフレッシュレートは最大144Hzまで対応。滑らかな映像を表示できるため、マイクラだけでなくFPSゲームや格闘ゲームをプレイしたい方におすすめです。備え付けられているキーボードが耐久性に優れているのもポイント。強力な冷却性能があるクーラー「Cooler Boost 5」を採用していることもあり、長時間使用する方にもぴったりです。
スタイリッシュなデザインと、キーのRGBバックライトがマッチしているのも魅力。ゲーミングモデルらしいデザインを採用したおすすめのモデルです。
ゲーミングノートPCのスペックについて
CPU
CPUは、PCの頭脳とも表される重要なパーツ。ゲーミングノートPCの性能を左右するため、用途に合ったCPUが搭載されているかを確認する必要があります。
インテルの「Core i5シリーズ」やAMDの「Ryzen 5シリーズ」は、ミドルスペックのCPU。コスパがよいため安いモデルを探している方におすすめです。
一方、性能を重視する場合は、3Dゲームを快適にプレイできるハイスペックな「Core i9シリーズ」や「Ryzen 9シリーズ」が適しています。予算と求める性能に合わせて選んでみてください。
メモリ
CPUが処理するプログラムを一時的に保存する役割があるのがメモリ。容量が大きいほど、ブラウザ・アプリなどを複数同時に起動しても快適に作業することが可能です。
ゲームによって必要とされる容量は異なります。推奨スペックに記載されている容量よりも不足している場合は映像がカクついたりフレームレートが下がったりすることも。基本的に16GBあれば十分な傾向にありますが、重たいゲームをプレイしながら配信をしたい方や、動画編集をしたい方は32GBのモデルも検討してみてください。
ストレージ
ゲーミングノートPCを選ぶ際にチェックしておきたいストレージ。ゲームをインストールしたり、動画や画像を保存したりするのに必要なパーツです。HDDとSSDの2種類に分けられます。
SSDは、HDDと比較して読み込み・書き込み速度が速いのが特徴。ゲームの起動時間やロード時間も速く、インストール先として選ばれる傾向にあります。5つ程度ゲームを遊ぶ場合、容量は500GB以上がおすすめです。
6つ以上ゲームをインストールする、高画質な動画や画像を大量に保存する場合は、1TB以上ある製品やHDDが搭載されている製品を選びましょう。SSDとHDDが両方搭載されているモデルであれば、ゲームはSSD、動画や画像はHDDと使い分けられて便利です。
GPU(グラボ)
GPUは、映像関連の処理を行うパーツ。ゲームを快適にプレイするために必須なので、ほとんどのゲーミングノートPCに搭載されています。
FPSを低画質設定でプレイする方や、どのジャンルでも画質にこだわりがない方は、「GTX 1600シリーズ」がおすすめ。初心者向けのモデルやコスパがよいモデルが多い傾向にあります。
144fps以上でゲームをプレイしたい、もしくはMMORPGなどを高画質でプレイしたい場合は、「RTX 3000シリーズ」のGPUを搭載したモデルがぴったりです。ほかのパーツ構成やプレイするゲームなどにもよりますが、快適にゲームをプレイできるため、ヘビーゲーマーの方に人気があります。
ディスプレイ
解像度にもよりますが、フルHDでゲームをプレイする場合は、最大144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモデルを選ぶのがおすすめ。リフレッシュレートとは、画面が1秒間に何回更新されるかを表した数値のことです。数値が高ければ高いほど、滑らかでブレの少ない映像を表示できます。
敵に狙いを定めて攻撃を行うFPSゲームや格闘ゲームでは、ディスプレイの性能が重要。カクつきの少ない快適な状態で遊びたい場合は、リフレッシュレートに注目して選んでみてください。