PCゲームを快適にプレイするのに欠かせない「ゲーミングPC」。初心者向けのモデルから30万円以上するような高級モデルまで、さまざまなメーカーから豊富なモデルがラインナップされています。

そこで今回は、おすすめのゲーミングPCをご紹介。おすすめのメーカーやゲーミングPCについてよくある質問などもあわせて解説するので、ぜひぴったりの1台を見つけてみてください。

※掲載情報は執筆時点のものであり、予告なく価格やスペックが変更される場合があります。

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そもそもゲーミングPCとは?

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ゲーミングPCとは、ゲームを快適にプレイするのに必要な要件を満たしたPCのこと。一般的には高性能なCPUとグラフィックボード、潤沢なメモリなどを搭載しており、高負荷な3Dグラフィックスをスムーズに表示できるようなPCを指しています。

また、冷却性能が優れている点も、ゲーミングPCの利点。高性能なCPUやグラフィックボードは発熱しやすいので、長時間ゲームをプレイするためにケース内部を効率的に冷やせるような設計が特徴です。

PCゲームにゲーミングPCは必ず必要?

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ゲーミングPCは、PCゲームのプレイに特化しています。しかし、ゲーミングPCでなければPCゲームをプレイできないわけではありません。スペックさえ足りていれば普通のPCでもPCゲームをプレイできます。

ただし、ゲーミングPCであれば高性能な冷却システムを搭載していたり、ライティングを楽しめたりなど、より適した環境でゲームプレイが可能です。ゲームが主な用途の場合は、ぜひゲーミングPCを選んでみてください。

【初心者向け】ゲーミングPCの選び方

ゲーミングPCで重要なパーツ

CPU

CPUは、Central Processing Unitの略。日本語では中央演算処理装置と呼ばれる、PCの頭脳としての役割を担うパーツです。メモリを制御したりソフトウェアを動かしたりするため、高性能なほどPCをより高速に動作させられます。

CPUの種類は、主にインテルの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」の2つ。Core i9やRyzen 5など、後ろに付く数字が大きいほど性能が高いので、参考にしてみてください。

メモリ

メモリは、PCでデータを処理する際にデータを一時的に保管しておくための領域です。ストレージが机の引き出しのサイズに例えられるのに対して、メモリ容量は作業スペースに例えられます。メモリ容量が多いと、余裕を持ってデータを処理できます。

ゲーミングPCの場合、具体的には最低でも16GBのメモリを搭載したモデルがおすすめ。より高負荷のゲームをプレイしたい場合や、マルチタスクで使えるモノがほしい場合は、32GBや64GBのモデルも選択肢に入れてみてください。

グラフィックボード(GPU)

グラフィックボードとは、画像や映像を表示するのに必要なパーツです。一般的なPCの場合はCPUに内蔵されたグラフィックボードを使用しているものの、ゲーミングPCはより高い負荷にも耐えられるように別途大型のグラフィックボードを採用しています。

グラフィックボードの種類は、主にNVIDIAの「GeForce」とAMDの「Radeon」の2種類。両製品とも、名称の後ろに付く数字が大きいほど性能が高いので、参考にしてみてください。

ゲーミングPCはノートよりもデスクトップがおすすめ

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ゲーミングPCには、主にノートPCとデスクトップPCの2種類があります。ノートタイプのゲーミングPCは電源のない場所でも使える点がメリット。一方、バッテリー持ちがよいモデルは少なく、ほとんどの場合スペックもデスクトップには及びません。

より快適にゲームを楽しみたいのであれば、デスクトップのゲーミングPCがおすすめ。自宅で簡単に移動させたい場合は、本体の上部にハンドルが搭載されたモデルもあるため、チェックしてみてください。

プレイしたいゲームが決まっているなら推奨スペック以上のモデルを選ぼう

PCゲームの多くは、プレイに必要な推奨スペックを公開しています。ゲーミングPCを選ぶ時点でプレイしたいゲームが決まっている場合、推奨スペックぴったりのモデルではなく、推奨スペックよりやや高性能なモデルを選ぶのがおすすめです。

スペックに余裕があると、より快適にゲームをしやすく、ライブ配信やチャットなどのマルチタスクにも対応可能。また、別のゲームをプレイしたくなったときにもスペックが高い方がより多くのゲームに対応できます。

予算内で可能な限りハイスペックなモノの方が長く使える

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ゲーミングPCは、できる限りハイスペックなモデルを選ぶのがおすすめ。ゲーミングPCで快適にプレイできるゲームのタイトルは、スペックによって異なります。当然、スペックが高ければ高いほど多くのタイトルをプレイ可能です。

そのため、予算内でできるだけハイスペックなモデルを選んでおくと、あとからさまざまなゲームを試してみたくなったときに選択肢が広がります。

ゲーミングPCのおすすめメーカー・ブランド

ドスパラ(Dospara)

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ドスパラとは、株式会社サードウェーブが展開するPC専門店です。1992年に創業された老舗のPCショップであり、秋葉原を中心に全国に実店舗も構えています。BTOに対応しているほか、周辺機器を取り扱っている点も特徴です。

ドスパラのゲーミングPCは、高性能で使いやすい点が魅力。種類も豊富で各価格帯ごとにモデルがラインナップされているため、プレイしたいゲームや予算に応じて柔軟な選択が可能です。

G-Tune

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G-Tuneは、マウスコンピューターが展開しているゲーミングPCのブランド。デスクトップタイプだけではなく、ノートPCタイプのゲーミングPCも取り扱っています。種類も豊富に用意されているので、予算に合わせて選びやすい点が魅力です。

また、サポート体制がしっかりしている点もG-Tuneの特徴。日本国内にコールセンターが設置されているほか、24時間365日のサポートを提供しているため、初心者でも安心してゲーミングPCを購入できます。

パソコン工房

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パソコン工房は、さまざまなPCを取り扱っているショップです。ゲーミングPCのほか、通常のデスクトップPCやノートPCなども幅広く展開しています。ビジネス向け・クリエイター向けなど、用途ごとに分類されている点も特徴です。

パソコン工房のゲーミングPCは、メンテナンスしやすい点が魅力。多くのモデルにマグネットで着脱できるフィルターが搭載されているので、汚れが気になったときに簡単に取り外してお手入れできます。

初心者向けゲーミングPCのおすすめ|注目モデル

ドスパラ(Dospara) Lightning-G AF7W

AMDのCPU「Ryzen 7 7700」を搭載したドスパラのゲーミングPC。同CPUは8コア16スレッドと高スペックで、インテルのCore i7-14400Fに近い性能なのが特徴です。タイトルによってフレームレートは上下しますが、NVIDIAのGPU「RTX 5070」を搭載していることもあり、さまざまなゲームを快適にプレイできるスペックがあります。

ミドル・フルタワーよりも小型なミニタワータイプなのもポイント。サイズが210×401×422mmとコンパクトで、デスクの上へ気軽に設置できます。

PCケースのカラーリングはホワイトで、サイドに強化ガラスパネルを採用。デザイン性に優れているため、おしゃれなモデルがほしい方にもぴったりです。なお、RGB-LEDライトは設定で消灯することも可能。コスパがよいゲーミングPCを探している場合はチェックしてみてください。

【予算別】初心者向けゲーミングPCのおすすめ|~15万円台

第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM5R-R35

ドスパラ(Dospara) ガレリア RM5R-R35

AMDのCPU「Ryzen 5 4500」と、NVIDIAのGPU「RTX 3050」が採用されたモデル。ゲーミングPCとしては価格が非常に安く、できる限り予算を抑えたい方におすすめです。高画質でのプレイは難しい場合があるものの、基本的に低画質設定で遊ぶFPSゲームに関しては、ゲームによっては滑らかな映像で楽しめます。

内部に大型のファンを搭載しているのもポイント。冷却性だけでなく静音性にも優れているため、配信やVC中にファンの音が入り込みにくいモデルを探している方にぴったりです。メモリは標準で16GB搭載。ゲームを起動しながらブラウザで動画を観たり、DiscordなどのアプリでVCを繋いだりといった使い方もできます。

筐体の前面には、LEDライティングが施されています。色が変更できるほか、ON・OFFの切り替えも可能です。初めてゲーミングPCを買う方向けの安いモデルを探している場合はチェックしてみてください。

第2位 ドスパラ(Dospara) Magnate MV

ドスパラ(Dospara) Magnate MV

コンパクトなデスクトップパソコン。サイズは幅160×奥行き324×高さ350mmと、デスクやラックの上に置きやすいのが魅力です。ビジネス用途などの一般向けとして販売されていますが、「Core i5-14400F×RTX 4060」とミドルスペックの構成を採用。タイトルにはよるものの、ゲームもプレイできるスペックがあるため、安いモデルがほしい方に適しています。

PCケースの前面に切り込み、側面に吸気孔が設けられているのもポイント。両方から空気を内部に取り込み、後方から排熱するエアフロー設計でしっかり空気循環が可能です。熱がこもりにくく、長時間の使用でもパフォーマンス低下を防げます。

LEDライティングなどはなく、デザインもシンプル。部屋に馴染みやすいモデルを探している場合はチェックしてみてください。

第3位 パソコン工房 レベルシータ ILeDEi-M1P5-AR45-LASXB

パソコン工房 レベルシータ ILeDEi-M1P5-AR45-LASXB

AMDのCPU「Ryzen 5 4500」とNVIDIAのGPU「RTX 3050」を搭載したミドルスペックのゲーミングPC。タイトルにもよりますが、画質設定を抑えることでさまざまなゲームを快適にプレイすることができます。安いゲーミングPCを探している方にぴったりです。

脱着式のダストフィルターが備えられており、初心者でもメンテナンスが簡単に行えるのもポイント。定期的に掃除する際の時間をなるべく短縮したい方にもおすすめです。

また、PCケースの左サイドパネルは、スイングドア式で簡単に開閉することが可能。普段の掃除だけでなく、自己責任にはなりますがSSDなどの増設時に手間なく開けられます。おしゃれなゲーミングPCでゲーム部屋を彩りたい場合はチェックしてみてください。

【予算別】初心者向けゲーミングPCのおすすめ|16~25万円台

第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM7C-R46T

第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM7C-R46T

電源ボタンやUSBポート類などがあるコンソールパネルが、筐体上部に角度を設けつつ備えられているゲーミングPC。背面にもUSBポートは搭載されていますが、前面かつ上部のアクセスしやすい場所に備えられていることで、ゲーミングデバイスなどをラクに抜き差しできるのが魅力です。ゲームに応じてデバイスを変えたい方に適しています。

インテルの第14世代CPU「Core i7-14700F」と、NVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」を採用しているのもポイント。さまざまなゲームタイトルをプレイできる性能があります。コスパのよいモデルを探している方にもおすすめです。

内部には140mmの大型ファンを搭載。冷却性に優れているほか、低速回転でも風量が大きいのでアイドル時の静音性にも優れています。初心者からミドルゲーマー向けではあるものの、本格的にゲームを楽しみたくなった際も活躍するモデルです。

第2位 マウスコンピューター(MouseComputer) G-Tune DG-A7G60 DGA7G60B5ABCW102DEC

マウスコンピューター(MouseComputer) G-Tune DG-A7G60 DGA7G60B5ABCW102DEC

AMDのCPU「Ryzen 7 5700X」とNVIDIAのGPU「RTX 4060」を搭載した初心者向けゲーミングPC。標準ではサイドパネルがスチールで内部が見えない構造ですが、有料にはなるものの、カスタマイズでガラスパネルを選択することが可能です。LEDファンを追加したり、PCケースのカラーリングをホワイトに変更したりすることもできるので、デザイン性を重視する方に適しています。

底面およびサイドパネルから冷たい空気を内部に送り込み、背面から排熱するエアフロー設計を採用しているのもポイント。パーツの動作熱を抑えることで、パフォーマンスを維持できるのが魅力です。

高速なWi-Fi 6Eに対応しているほか、Bluetoothにも対応。LANケーブルが部屋に引けない方や、ワイヤレスデバイスを使いたい方はチェックしてみてください。

第3位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7R-R47

ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7R-R47

AMDのCPU「Ryzen 7 5700X」とNVIDIAのGPU「RTX 4070」が採用されている初心者向けのゲーミングPC。MMORPGの高グラフィックを楽しんだり、高フレームレートでFPSゲームの試合を有利に進めたりしたいといった使い方におすすめです。

低速回転でも十分な風量を発生させられる140mmの大型ファンを搭載しているのもポイント。冷却性だけでなく静音性にも優れており、静かなモデルがほしい方にぴったり。排気口を背面や天板に設けているので、側面を壁に付けて設置してもしっかりと排気できます。

筐体上部には、約45°の角度がつけられたコンソールパネルを搭載。電源ボタンが押しやすく、USBポートやオーディオジャックなどのインターフェースにも簡単にアクセス可能です。ドスパラ独自のPCケースは、シンプルなデザイン。機能性と見た目を両立しています。

第4位 パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-M7A6-AR96X-TKSXB

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEs-M7A6-AR96X-TKSXB

PCケースの天面・前面・底面に、それぞれ「メッシュダストカバー」が搭載されたゲーミングPC。簡単に着脱できる仕様なので、ホコリが付いてしまった際に初心者でも手間なく掃除できるのが魅力です。

ミニタワーケースでありながら、最大240mmの水冷ラジエーターを搭載できるのもポイント。自己責任のうえ保証の対象外になる点に注意が必要なものの、将来的にスペックをより向上させたい方にぴったりです。

構成はAMDのCPU「Ryzen 5 9600X」と「GeForce RTX 5070」を採用。ゲームによっては200fps以上の高フレームレートを狙うことが可能です。FPSゲームやRPGを快適にプレイしたい場合はチェックしてみてください。

第5位 サイコム(@Sycom) G-Master Velox II Intel Edition

サイコム(@Sycom) G-Master Velox II Intel Edition

デザインとコストパフォーマンスが両立するよう、細かいパーツまで厳選された初心者向けのゲーミングPC。PCケース「Fractal Design POP Silent White TG Clear」を採用しているのが魅力です。おしゃれなデスクトップ周りを構築したい方に人気がある白のカラーリングが施されています。内側には吸音フォームが貼り付けられており、静音性を重視する方にぴったりです。

プレイしたいゲームに応じて、カスタマイズ画面でスペックを設定可能。自分の用途に近い構成で購入できるのもポイントです。

そのほか、各パーツが信頼性のあるメーカーから選定されています。スペックだけでなく、デザインや採用パーツまでこだわりたい場合はチェックしてみてください。

第6位 パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEi-M27M-A147F-DESXB

パソコン工房 レベルインフィニティ ILeDEi-M27M-A147F-DESXB

PC内部に搭載されたLEDファンがマッチしているデザイン性に優れた初心者向けゲーミングPC。ケースとLEDのカラーリングの組み合わせを選べるのが魅力です。内部がより見えやすくなるよう、角の部分までガラスパネルになっているピラーレスタイプのケースを採用。サイズがコンパクトなので、フルタワーなどの大きいモデルよりも小さいゲーミングPCを探している方におすすめです。

構成は「Core i7-14700F×RX 7600」。画質設定などにもよりますが、快適にゲームをプレイできるスペックを備えています。VCや配信を行いながら遊びたいといった方にもおすすめ。メモリは16GB、ストレージは500GBのSSDと十分な容量です。

なお、ゲーム配信をしたり、重たいゲームを普段プレイしたりする場合は、メモリを32GBに増設することが可能。自分の用途に合わせて検討してみてください。

第7位 マウスコンピューター(MouseComputer) G-tune DG-I7A7X DGI7A7XW7ADCW102DECWA

マウスコンピューター(MouseComputer) G-tune DG-I7A7X DGI7A7XW7ADCW102DECWA
デザイン性に優れた高コスパモデル

インテルのCPU「Core i7-13700F」と、AMDのGPU「Radeon RX 7700 XT」を搭載した初心者向けのゲーミングPC。Apex Legendsなどの人気タイトルはもちろん、グラフィック設定を抑えることで重量級のゲームもプレイすることが可能です。

PCケースはホワイトカラーが採用された特別モデル。内部のLEDは、青色・赤色の2種類から選べます。白いゲーミングデバイスと統一しておしゃれなゲーム部屋・デスク周りを作りたい方にもおすすめです。

底面の大型吸気口にフィルターを備えているのもポイント。ホコリが内部に侵入してしまうのを防げます。マグネット式で簡単に着脱できるため、掃除も簡単に行えます。初めてゲーミングPCを買う方でもメンテナンスしやすいモデルを探している場合はチェックしてみてください。

【予算別】初心者向けゲーミングPCのおすすめ|26~30万円以上

第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7C-R57

ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7C-R57

「Core Ultra 7 265F×RTX 5070」とハイスペックな構成が採用されたゲーミングPC。CPU・GPUどちらも性能が高く、FPSゲーム・RPGゲームなどジャンル問わずさまざまなタイトルを快適に遊べるスペックがあります。高フレームレートで遊んだり、4Kゲーミングモニターでプレイしたりしたい方にぴったりです。

メモリは32GB、ストレージは1TBをそれぞれ標準搭載。ゲームだけでなく、配信をしたり動画編集をしたりしたい場合にも適したスペックがあるのが魅力です。マルチな用途で活躍するモデルを探している方にも適しています。

また、Officeソフトを安くセット購入できるのもポイント。カスタマイズで追加した場合プリインストールされた状態で手元に届くため、スムーズに使い始められます。長く使い続けられるスペックのゲーミングPCです。

第2位 サイコム(@Sycom) G-Master Hydro X870A Extreme

サイコム(@Sycom) G-Master Hydro X870A Extreme

Ryzen 9000シリーズのCPUを搭載したハイスペックなゲーミングPC。標準では「Ryzen 7 9700X」が搭載されており、ほかにもより高性能な「Ryzen 9 9900X」なども選べます。グラボをサイコムオリジナルの水冷静音仕様にしているのが特徴です。ゲームプレイなどの高負荷がかかるシーンでも、GPUが高温になるのを防げるため、比較的安定した動作で遊べます。

拡張性・静音性を両立したPCケース「Fractal Design Define 7」を採用しているのもポイント。保証の対象外となる場合があるため注意が必要ですが、自分でストレージを増設したり、パーツをグレードアップさせたりしたい方におすすめです。内部には防音素材が貼られており、ファンが回る音などを抑えられます。

CrucialのM.2 SSDやASUSのマザーボードを採用するなど、個々のパーツに信頼性があるほか、工場では1人1台組み立てているため配線などが丁寧なのも魅力。初期不良が起きない施策が施されたモデルがほしい方にも適しています。

第3位 ストーム(STORM) EK-265K57Ti

ストーム(STORM) EK-265K57Ti

Phanteksの270℃パノラマ強化ガラスを採用したゲーミングPC。4つの支柱のうち1つをなくし、よりPC内部が見えやすい構造になっているのが特徴です。RGB-LEDファンが複数搭載されており、ゲーム部屋を彩ることが可能。スイッチで色を変更したり、消灯したりできるので、好みに合わせられます。

CPUとGPUは「Core Ultra 7 265K×RTX 5070 Ti」と、どちらもハイスペックなのが魅力。高速なDDR5メモリを32GB搭載していることもあり、重ためのゲームも快適にプレイすることが可能です。

簡易水冷CPUクーラーのヘッドに大型の液晶が備え付けられているのもポイント。CPU使用率や温度、時間などの情報を映せるだけでなく、好きな画像ファイルも設定できます。おしゃれでハイスペックなモデルがほしい場合はチェックしてみてください。

第4位 マウスコンピューター(MouseComputer) G-Tune FG-A7G80 FGA7G80G6BFDW101DEC

マウスコンピューター(MouseComputer) G-Tune FG-A7G80 FGA7G80G6BFDW101DEC

無印と比較してよりゲーム性能に優れたAMDのCPU「Ryzen 7 9800X3D」とNVIDIAの高性能GPU「RTX 5080」が採用されたゲーミングPC。FPSゲームを高フレームレートでプレイしたり、RPGの美麗な映像を4Kゲーミングモニターで楽しみたい方におすすめです。

メモリは32GB、ストレージは2TBのM.2 SSDとどちらも大容量。ゲームだけでなく画像や動画を大量に保存したい場合は、カスタマイズ画面からHDDを追加することもできます。動画編集やイラスト制作など、クリエイティブな作業もこなせるモデルを探している方にもぴったりです。

ボトム・サイド・トップの通気口に、水洗いできるダストフィルターを搭載。取り外しが容易なので、メンテナンスしやすいモデルがほしい場合はチェックしてみてください。

第5位 デル(Dell) ALIENWARE AURORA R16

デル(Dell) ALIENWARE AURORA R16

冷却性能と静音性を兼ね備えたPCケースが特徴の初心者向けゲーミングPC。ハニカム形状の通気口や排気口の配置場所など、効率的なエアフロー設計で組まれているため、PC内部をしっかり冷却することが可能です。長時間ゲームをしたり、動画編集など重い作業をしたりする方に適しています。

「Core i7-14700F×RTX 4070 SUPER」と高性能なスペックなのも魅力。より高い性能を求める場合は、カスタマイズ画面でインテル第14世代のCPUに変更したり、メモリ容量を増やしたりできます。自分の予算と用途に合うよう幅広く構成を変えたい方にもおすすめです。

カラーリングはマットブラックを採用。側面やロゴなどに施されているLEDライティングとマッチしています。性能だけでなくデザインにもこだわりたい場合はチェックしてみてください。

番外編:人気のポータブルゲーミングPC

エイスース(ASUS) ROG Ally RC71L-Z1E512

エイスース(ASUS) ROG Ally RC71L-Z1E512

7インチのタッチディスプレイを搭載したポータブルゲーミングPC。エミュレーターでスマホゲームなどをプレイしたい場合はタッチで操作、ゲーミングPCとして使いたい場合はマウス等のデバイスと接続し操作するといった使い分けができるのが特徴です。

CPUは高性能なAMDの「Ryzen Z1 Extreme」を搭載。Apex LegendsなどのFPSゲームはもちろん、アクションゲーム、MMORPGも快適にプレイすることが可能です。専用の外部GPUと接続すれば、より高画質・高フレームレートで遊べます。

重量約608g、本体サイズは幅280.0×奥行き111.38×高さ21.22~32.43mmと軽量コンパクト。リュックやかばんなどに入れやすく、外出先でも気軽にゲームを楽しめます。小型ながら高機能なモデルがほしい場合はチェックしてみてください。

ゲーミングPCによくある質問・Q&A

ゲーミングPCと普通のPCの違いは?

ゲーミングPCと普通のPCの違いは、主にグラフィック性能。ゲーミングPCには高性能なグラフィックボードが搭載されている場合が多く、ゲーム中の映像を高いフレームレートで維持したり、動作を安定させたりできます。

PCゲームには高いスペックが要求されるため、グラフィック以外の性能も普通のPCと比較して高め。ほとんどのゲーミングPCがハイエンド向けのCPUを採用しているほか、メモリも16GB以上搭載しているモデルが多くラインナップされています。

また、装飾用のLEDライトを搭載したモデルが多いのも、ゲーミングPCの特徴。ゲーミングデバイスらしい派手な演出を楽しみたい方には、普通のPCよりもゲーミングPCがおすすめです。

ゲーミングPCを買うための予算はどれくらい必要?

ゲーミングPCにはさまざまな価格帯のモデルがあるので、予算に応じて適したモデルを選択できます。一般的なゲーミングPCの価格は、約20万円前後。安いモデルであれば性能はやや控えめで、高いモデルの場合は高いパフォーマンスを有しています。

ライトなゲームを気軽に楽しみたい方や初心者の入門には、10万円を切るコスパに優れたモデルがおすすめ。一方で、ApexやVALORANTのような人気のFPSを滑らかな画面で楽しみたい方には、30万円以上のハイエンドモデルが適しています。

BTOって何?

BTOとは「Build To Order」の略称のこと。PCにおいては主に受注生産を意味します。既に組み上がっている完成品を販売するのではなく、ユーザーがパーツの種類を指定し、メーカーが指定された通りに組み立ててから発送される点が特徴です。

ユーザー側が用途や予算に合わせてパーツを選べる点が、BTOのメリット。重たいゲームをプレイする予定がある場合は通常よりもハイスペックな構成を選んだり、予算が少ないときには最小限の構成を指定したりなど、自由度の高さが魅力です。

ゲーミングPCをゲーム以外の用途で使える?

ゲーミングPCは一般的なPCよりも非常に高性能なのが特徴です。ゲーミングPCのハイパフォーマンスを活かせば、ゲーム以外の用途にも活用可能。特に、4K動画の編集やモーショングラフィック、イラスト制作などのクリエイティブな作業にもおすすめです。

もちろん、ブラウザを使用した調べものやExcel・Word・PowerPointなどのOfficeソフト、動画視聴なども快適にこなせます。ゲーミングPCは、趣味からビジネスシーンまで幅広い用途に活用しやすい点が魅力です。

買い替えのタイミングは?パーツだけを交換できる?

ゲーミングPCに限らず、PCの寿命は一般的に5~7年程度。ハイパフォーマンスで長時間使用する機会の多いゲーミングPCの場合、ストレージやマザーボードなどの各パーツにかかる負荷が大きいといわれています。

不具合や寿命だけではなく、スペックが追い付かなくなるという理由で買い替えが必要になる場合がある点にも注意。プレイするゲームによっては、時代ごとの最新の環境が要求されるため、定期的にパーツのアップデートが必要です。

しかし、デスクトップタイプのゲーミングPCの場合、各パーツごとの交換が可能。CPUやグラフィックボードなど、パフォーマンスに直結するパーツのみを交換すれば長く使い続けられます。