最新のPCゲームを思いっきり楽しみたい方におすすめなのが、ゲーミングPCです。高性能CPUをはじめ、グラボや大容量メモリを搭載するなど、負荷のかかる処理を高速で実行できるスペックを備えているのが特徴。特にレノボの製品は種類の豊富さとコスパのよさで人気です。

今回は、レノボが展開するゲーミングPCのおすすめモデルをご紹介。選ぶ際のポイントについても詳しく解説するので、チェックしてみてください。

レノボ(Lenovo)とは?

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レノボは1984年に設立された中国の会社です。PCをはじめスマホ・タブレット・周辺機器などを展開しています。2004年にIBMのPC部門を買収することでPC事業を強化。現在では世界的にも人気のPCブランドに成長しています。

デスクトップPC・ノートPCとも豊富なラインナップを取り揃えているブランドです。

レノボのゲーミングPCの特徴

スペックごとの細かなラインナップ

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レノボのゲーミングPCは「Legion」のブランド名でシリーズが展開されています。Core i9プロセッサの選択が可能なフラッグシップの750iシリーズをはじめ、AMDのRyzenを搭載したT530など、スペックごとの細かなラインナップが特徴。CPUだけでなくストレージの容量やグラボの種類など、目的と予算にあったスペックを選びやすいのが魅力です。

そのほか、省スペース設計のIdeaCentreシリーズにも、グラボを搭載したGamingモデルがあるので、コンパクトな製品を求める方は要チェックです。

見た目にもこだわったケースデザイン

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レノボのゲーミングPCはマシンの力強さが感じられる、アグレッシブなデザインの筐体を採用しているのが特徴です。前面パネルに大胆な穴あけ加工を施したモデルが多く、青色に浮かび上がるロゴマークや1680万色の鮮やかなライティングを楽しむことが可能。サイドにクリアパネルを設けた製品もあり、内部に組み込まれた高性能パーツの存在をさりげなくアピールできます。

プレイ中はもちろん、ゲームをはじめる前からワクワクさせられる、こだわりのケースデザインもレノボのゲーミングPCの魅力です。

ゲーミングノートPCも豊富

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レノボはゲーミングノートPCも取り扱っており、デスクトップと同様「Legion」ブランドをメインに展開しています。Core i7ながらハイパフォーマンスグラフィックスカテゴリーの「H」チップを採用した750iや、かさばりにくく持ち運びしやすい薄型設計のSlim 750iなど、充実のラインナップが特徴です。

液晶は15.6インチの製品が中心。144〜240Hzの高リフレッシュレートパネルを採用しているモノが多く、滑らかな描画が可能です。FPSなど動きの激しいゲームにもしっかりと対応できます。

スペックを抑えた構成のモノなら、比較的手頃な価格で購入可能。初心者の方にもぴったりなのでチェックしてみてください。

レノボのゲーミングPCおすすめモデル|デスクトップ

レノボ(Lenovo) Legion T570i 90SV009VJM

コスパが高いレノボの人気ゲーミングPC。ミドルクラスGPUの「GeForce RTX 3060」を採用しています。構成を整えれば、フォートナイトやAPEXで144fps以上を出力可能です。

第12世代のCore i7-12700F、16GBのメモリ、512GBのSSD、1TBのHDDを搭載。加えて、冷却性能と静音性を両立した大口径120mmの空冷ユニットを備えており、優れたエアフローを実現します。

利用シーンに応じてパフォーマンスを素早く変更できるレノボの独自機能「Lenovo Vantage」も便利。パフォーマンスモードを選べば、オーバークロックによってCPU性能を限界まで引き出せるため、最新のゲームも快適にプレイを楽しめます。

レノボ(Lenovo) Legion Tower 5i Gen 8 エントリー 90UUCTO1WWJP2

安く入手できるレノボのエントリーゲーミングPCです。第13世代CPUのCore i5-13400Fと、スタンダードGPUの「GeForce RTX 3050」を搭載。標準構成でもVALORANTなら120ps以上でプレイできますが、ほかの人気FPSも快適に遊びたい場合は、注文時のカスタマイズでCore i7以上を選ぶのがおすすめです。

メッシュ状のフロントベントを設けた新筐体デザインを採用しているのもポイント。空気を前面に押し出して冷やす空冷システムと組み合わせることで、高負荷の際にも騒音を抑えつつ高いパフォーマンスを発揮します。加えて、RGB LEDによるライティング演出も楽しめます。

512GBのSSDに加えて、DDR5を採用する16GBのメモリを搭載しているのも魅力。4つの空きメモリスロットがあり、最大128GBまでのメモリ拡張も可能です。音質に定評のある「Nahimicオーディオ」も採用。没入感のあるバーチャルサラウンドが味わえます。

レノボ(Lenovo) Legion Tower 5 Gen 8 90UY0013JM

ハイスペックをリーズナブルに体感できるレノボのゲーミングPCです。Core i7と同等クラスの性能を持ちながら、コスパに優れたAMDのCPU「Ryzen 7 7700X」を採用しています。

メモリは16GB、ストレージはSSD 512GBと基本スペックも優れているので、高性能なゲーミングPCを手頃な価格で入手したい方におすすめです。

さらに、ミドルハイクラスGPUの「GeForce RTX 3060 Ti」を搭載しているのもポイント。人気FPSでも144〜200fps以上を安定出力できるため、快適にプレイしたい方にもぴったりです。

拡張性に優れた26Lのミドルタワー型筐体も魅力。将来的にゲームの要求スペックが上がっても、パーツ増設で柔軟に対応できます。さらに、エアフローの効率性を高めたメッシュ状のフロントベントを採用しているのもメリットです。

レノボのゲーミングPCおすすめモデル|ノート

レノボ(Lenovo) Legion 570 Pro

コスパに優れたAMDのCPU「Ryzen 7 6800H」と、初心者向けスペックのGPU「RTX 3050 Ti」を搭載したゲーミングPC。独自の冷却機能「Legion Coldfront 4.0」を備えているのが特徴です。冷却性に優れており、動作熱を抑えることが可能。安定したパフォーマンスでゲームを楽しめます。

最短1~2営業日程度で出荷する即納に対応しているのも魅力。普段使用しているゲーミングPCが壊れてしまった方や、すぐ手元に届くモデルがほしい方におすすめです。

24時間365日サポートに対応した「Legion Ultimate Support」が1年分標準で付与されているのもポイント。購入後におこなう設定やVCの繋げ方のほか、ゲームに関する質問まで受け付けているので、初めてゲーミングPCを購入する方にぴったりです。

レノボ(Lenovo) Legion 570i 82RB00HTJP

15.6インチのIPS液晶を搭載したレノボのゲーミングPC。2560×1440ピクセルの高解像度パネルを採用しています。高精細なゲーム映像を楽しみたい方におすすめのモデルです。最大165Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、FPSやレーシングゲームが快適にプレイできます。

有線LANポートを搭載しているほか、Wi-Fi 6規格に対応しているのが特徴。同規格に対応するルーターを設置していれば、高速かつ安定したワイヤレス通信がおこなえます。PCゲームをワイヤレスで楽しみたい方におすすめです。

DisplayPort出力機能付きのUSB Type-Cをはじめ、Thunderbolt 4対応のType-CやHDMIなど、多彩なポートを搭載。インターフェースが充実しており、多様な周辺機器が利用できるのも魅力です。

レノボ(Lenovo) Legion 760 82N600GVJP

高性能ながらコスパに優れたゲーミングPCを求める方におすすめのモデルです。AMDのRyzen 9プロセッサと32GBの大容量メモリをセットアップするなど、高い処理性能を実現しています。

NVIDIAの「GeForce RTX 3080 Laptop」を実装しているため、グラフィック性能も良好。最大165Hzのリフレッシュレートに対応した16インチ液晶との組み合わせにより、高速で動く映像が滑らかに表示できます。FPSゲームも快適にプレイ可能です。

Nahimicオーディオを採用しているのが特徴。サウンドトラッカー機能を利用すれば、銃声や足音などの発生方向を視覚的に把握できるので、ゲームを有利に展開できます。強力な冷却システム「Legion Coldfront3.0」を搭載しており、パフォーマンスの低下が抑えられるのもポイントです。

レノボ(Lenovo) Legion Pro 7i Gen 8 82WQ0034JP

第13世代のCore i9プロセッサと32GBの大容量メモリを搭載した、高性能なレノボのゲーミングPCです。デスクトップPC並みのパフォーマンスを求める方におすすめのモデル。Nahimicオーディオを採用しているため、臨場感と迫力のあるサウンドでゲームが楽しめます。1TBの大容量SSDを内蔵しており、多くのタイトルを保存できるのもポイントです。

2560×1600ピクセル表示が可能な、16インチのIPS液晶を搭載。最大240Hzの高リフレッシュレートに対応しているので、高速で動く映像が滑らかに表示できます。NVIDIAのGPU「GeForce RTX 4080 Laptop」を搭載するなど、高いグラフィック性能も魅力です。

レノボ(Lenovo) Legion Pro 5i Gen 8 82WKCTO1WWJP2

NVIDIAの高性能GPU「GeForce RTX 4060」を搭載した、グラフィック性能の高いモデル。長く快適に遊べるレノボのゲーミングPCを探している方におすすめです。

第13世代のCore i7プロセッサと16GBメモリを実装するなど、処理性能も良好。最大240Hzの高リフレッシュレート液晶を採用しているため、FPSやレーシングなどのゲームがストレスなくプレイできます。

HDMIをはじめ、USB Type-A・USB Type-C・有線LANポートを搭載。Type-Cポートは映像出力やPower Delivery規格に対応しており、多用途で使用できます。

レノボ(Lenovo) IdeaPad Gaming 370i 82SA00HFJP

CPUに第12世代のCore i5プロセッサを採用したレノボのゲーミングPC。価格の手頃なモデルを検討している方におすすめです。16GBのメモリを実装しているため、幅広いジャンルのゲームが気軽に楽しめます。最大165Hzの高リフレッシュレートパネルを採用しており、高速系のタイトルに対応しやすいのも便利です。

フルHD解像度のWEBカメラを内蔵しているのがポイント。リモートワークやオンライン授業などの用途でも重宝します。プライバシーシャッター付きなので、自宅からでも安心して参加することが可能です。幅広いシーンで活躍する、ゲーミングPCを探している方もチェックしてみてください。

レノボ(Lenovo) IdeaPad Gaming 370 82SB00NQJP

CPUにRyzen 5プロセッサを採用した、ライトゲーマーにおすすめのモデル。気軽に購入できるレノボの安いゲーミングPCが欲しい方にもぴったりです。

フルHD表示が可能な15.6インチのIPS液晶を搭載しているため、視認性が良好。最大120Hzのリフレッシュレートに対応しているので、高速で動作するゲームも快適に遊べます。

優れた冷却システムを搭載しているのもポイント。デュアルファンと4方向の排気構造により、内部の熱を効率的に排出可能です。さらに、キーボードエアインテーク構造を採用することで、パフォーマンスを維持しつつ高い静音性を実現しています。

ゲーミングPCを選ぶときのポイント

CPU・メモリ・GPUのスペックが重要

CPUはCore i7/Ryzen 7以上のモデルがおすすめ

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CPU(Central Processing Unit)は人間に例えると「頭脳」に相当する重要なパーツです。PC全体の性能を左右するといっても過言ではありません。ゲーミングPCを選ぶ際には、インテルのCore i7やAMDのRyzen 7以上のプロセッサ搭載モデルがおすすめ。人気のFPSをはじめ、さまざまなゲームが軽快に動作します。

また、プロセッサの「世代」にも注目してみてください。同じCore i7でも11・12・13と世代の新しいほうが高性能といえます。CPUの世代は「i7-13700K」なら第13世代、「Core i7 12700K」は第12世代など、プロセッサ名に続く先頭の数字で見分けることが可能です。

メモリは16GB以上のモデルを選ぼう

メモリはCPUが仕事をする際に、データを一時的に保存するためのパーツ。人が仕事をおこなうときに使用する、作業台のようなイメージです。作業台が大きいほど作業がやりやすいように、メモリ容量が大きいほど処理をスムーズに実行することが可能。CPUと並びPCの性能に大きな影響を与える大切な部品です。

ゲーミングPCには容量が16GB以上のメモリ搭載モデルがおすすめ。負荷のかかる処理が高速でこなせるため、人気の最新タイトルが快適にプレイできます。

GPUは高性能なモノの方が長く使える

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GPU(Graphics Processing Unit)は、グラフィック関連の処理を専門に受け持つパーツです。デスクトップPCに実装されるモノはグラボやグラフィックカードなどとも呼ばれています。CPUに代わりモニターへの描画作業をおこなうため、負荷が分散でき処理速度の低下を軽減することが可能。ゲーミングPCには必須の部品です。

購入の際には予算の許す範囲で、できるだけ高性能なモノを選ぶことがおすすめ。新しく発売されるタイトルほど映像がよりリアルで綺麗になる反面、描画にかかる負荷は増加する傾向にあります。高性能なGPUを搭載していれば、長く快適に使うことが可能です。

NVIDIAの「GeForce GTX」や「GeForce RTX」シリーズが人気なので、ぜひチェックしてみてください。

遊びたいゲームの推奨スペックをチェックする

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ゲームソフトには「推奨動作環境」と呼ばれるスペックが存在します。ゲームを快適に動作させるために必要なCPU・GPU・メモリ容量などが記載されており、販売元のウェブサイトで確認することが可能。ゲーミングPCを購入する際には、自分が遊びたいタイトルの推奨動作環境を事前にチェックするのがおすすめです。

推奨動作環境よりハイスペックなモデルを選んでおけば、ソフトのアップデートにより要求レベルが上がっても快適にプレイし続けられるので安心。そのほか「必要動作環境」と書かれたスペックもありますが、これはソフトを動作させるために最低限必要な条件のことです。快適に遊べるスペックではないため、間違えないよう注意しましょう。

ストレージはSSDがおすすめ

ストレージはOSやソフトなどを格納するためのパーツです。主にSSDとHDDの2種類がありますが、ゲーミングPCにはSSDがおすすめ。アクセススピードが高速なため、容量の大きなタイトルでも短時間で読み込むことが可能です。

ただし、SSDは容量あたりの単価が高いのが難点。購入時のコストを押さえたい方には、SSDと価格の安いHDDの両方を搭載したデュアルストレージという選択肢もあります。頻繁に遊ぶタイトルは起動の速いSSDに保存し、過去にダウンロードしたソフトは大容量のHDDに格納する使い方ができるので便利です。

ミドルタワーやミニタワーの違い

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デスクトップPCは、筐体サイズによってミニタワーやミドルタワーなどがあります。明確に寸法で区分されているわけではありませんが、ミニタワーは高さが350〜400mm程度、ミドルタワーは450mm前後のモノが一般的です。

ミニタワーのメリットは省スペースでコストが比較的安いところ。ただし、拡張性や放熱性が低いデメリットがあります。初心者の場合や、頻繁にパーツの増設をしない方におすすめです。

一方のミドルタワーはグラボやファンを搭載できるほか、拡張性・放熱性・整備性に優れているのがメリット。購入後、パーツの増設やアップグレードを考えている方などにぴったりです。使い方と予算をよく考慮したうえで選んでみてください。