eスポーツに欠かせないアイテムが「ゲーミングPC」。多数のメーカーから販売されていますが、なかでもドスパラは業界トップレベルの知名度があり、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ドスパラのゲーミングPCおすすめモデルをご紹介。どんなメーカーなのか解説もしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
※掲載情報は執筆時点のものであり、予告なく価格やスペックが変更される場合があります。
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- 目次
- ドスパラ(Dospara)とは?
- ドスパラのゲーミングPC「ガレリア」の魅力
- ドスパラ ガレリアのおすすめランキング|ゲーミングデスクトップ
- ドスパラ ガレリアのおすすめランキング|ゲーミングノート
- ドスパラ ガレリアの選び方・カスタマイズのポイント
- 【人気ゲーム別】ドスパラ ガレリアのおすすめゲーミングPC
ドスパラ(Dospara)とは?
ドスパラは、非常に知名度の高いゲーミングPCブランド「ガレリア」を展開する老舗のBTOパソコンメーカー。業界のなかでも特に価格帯が控えめで、コスパのよいモデルを多数販売しているのが特徴です。
ドスパラが販売するパソコンはすべて国内工場で生産されているほか、コールセンターなどのサポートも国内で行われています。24時間対応なので、万が一購入したゲーミングPCが故障した場合でも、いつでもすぐに連絡することが可能です。
最短当日出荷のモデルがあるのもポイント。一般的に、BTOパソコンは出荷まで3日~1週間、長い場合は1ヶ月間ほどかかる場合もありますが、ドスパラは人気モデルであるほど最短当日出荷対応である場合が多く、早く手に入れたい方にもぴったり。
初心者向けの安いモデルから本格的にゲームを楽しみたい方向けのハイスペックモデルなど、幅広いラインナップを展開しているおすすめのメーカーです。
ドスパラのゲーミングPC「ガレリア」の魅力
高いコストパフォーマンス
ガレリアブランドのゲーミングPCは、ほかBTOメーカーと比較して安い傾向にあるのが特徴。CPU・GPUなどの価格高騰により、一時期ゲーミングPCが値上がりするといったこともありましたが、それでもドスパラは業界内では控えめな価格で販売を続けていました。
安い値段で販売できる理由として、製品企画・パーツの仕入れ・PCの生産販売・サポートなどをすべて自社内で行っており、中間コストをカットしていることが挙げられます。
また、市場に合わせて採用するパーツを定めており、過度な値上がりを防いでいるのもポイント。コスパのよいゲーミングPCがほしい場合は、ドスパラをチェックしてみてください。
最短当日出荷
BTOパソコンの場合、在庫状況やカスタマイズ内容によって、製品が届くまで早くて5営業日以内、遅いと数週間ほどかかることがあります。しかし、ドスパラはモデルに応じて最短翌日出荷に対応。業界のなかでもトップクラスの短期間納品を実現しています。
理由としては、BTOパソコンのパーツピックアップ・組み立てを国内工場で行っているため。配送までの手順を効率化することで、納期を圧縮できています。配送はヤマトが担当しており安心。ゲーミングPC購入後すぐ手元に届くので、早くゲームを始めたい方やすぐゲーミングPCが必要な方にぴったりです。
選べるオプションパーツが豊富
一般的に、カスタマイズできるパーツはメモリ・ストレージであることが多いですが、ガレリアの場合、モデルによって電源やファン、無線LAN子機などさまざまなオプションパーツを選択することができます。
ゲーム以外にも動画編集などをしたいといった、自分の用途に合った性能にできるのが魅力です。カスタマイズの手間もかからず、また自分で換装して壊してしまうなどのリスクも防げます。自分の予算と照らし合わせてオプションパーツを選んでみてください。
最大20回まで分割手数料が無料
ゲーミングPCは普通のPCよりもスペックが高いため、価格が10万円を超える傾向にあります。搭載されているパーツによっては、20~30万円以上するモデルも。一括で購入するには手が出しにくいという方も少なくありません。
そこで、一括購入するには予算が足りないという方向けに、ドスパラでは分割払いが選択可能。総額を支払い回数で割り、月々に支払う金額を決めるシステムなので、一括で購入するよりも一度にかかる負担が少ないのがメリットです。さらに、現在キャンペーンで最大20回分までは手数料無料なので、支払う金額が変わらないまま分割払いできます。
たとえば、25万円のモデルを20回払いする場合、月々の支払いは12,500円。大きな出費を避けたい方はチェックしてみてください。
人気e-Sportsチームやストリーマーとのコラボモデルも
ガレリアでは、「Crazy Raccoon」や「SHAKA」といった人気e-Sportsチームやストリーマーとのコラボモデルも発売されています。また、そのほかにも「渋谷ハル」や「ぶいすぽっ!」などのVtuberコラボモデルも多数展開。推し活をしたい方にぴったりです。
通常モデルとは異なり、PCケースのカラーリングやデザインが違ったり、PC壁紙・クリアファイルなどが付属されていたりと、ファン向けの特典が含まれているのが魅力。配信者などを応援したい場合はチェックしてみてください。
ドスパラ ガレリアのおすすめランキング|ゲーミングデスクトップ
第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM5C-R46T
Core i5-14400F/GeForce RTX 4060 Ti/16GB/500GB SSD
インテル第14世代のCPU「Core i5-14400F」と、NVIDIAのミドルハイに類するGPU「RTX 4060 Ti」を搭載しているゲーミングPC。低画質設定であれば、Apex Legendsを180~240fps以上でプレイできる性能があります。初心者だけでなく、中~上級者のゲーマーなど幅広い層に適したスペックを有するおすすめなモデルです。
前面にUSBポートが備え付けられているのもポイント。ゲーミングデバイスなどを簡単にアクセスできるほか、背面接続時よりもケーブルの長さが必要ないなどのメリットがあります。高性能で使いやすいモデルを探している方にぴったりです。
メモリは16GB、ストレージは500GBと一般的な容量。動画編集や3Dモデルを用いたイラスト制作を仕事として行っている場合は、カスタマイズ画面でメモリ容量を32GBに増やすのがおすすめです。また、大量の動画ファイルを保存したい場合は1TB以上のSSDを選択することも検討してみてください。
第2位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM7C-R47S
Core i7-14700F/GeForce RTX 4070 SUPER/16GB/500GB SSD
140mmの大型ファンを搭載しているドスパラのゲーミングPC。しっかりとPC内部を冷却できるほか、低速でも大風量なのでアイドル時の静音性に優れているのが魅力です。壁側に本体側面をつけて設置できるよう、背面および上面から排熱されるエアフローを採用しています。
CPUとGPUの構成は「Core i7-14700F×RTX 4070 SUPER」を採用。FPSゲームを240~360fpsなどの高フレームレートで遊びたい方や、ゲームは選ぶものの4K画質で遊んでみたい方に向いている高性能モデルです。
また、カスタマイズ画面から無線LAN子機を選択することで、Wi-Fiでの無線通信を行うことも可能。ゲーム性能を追求したい場合はチェックしてみてください。
第3位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RM5R-R35
Ryzen 5 4500/GeForce RTX 3050/16GB/500GB SSD
サイズが幅220×奥行き440×高さ425mmとデスクトップPCとしてはコンパクトなドスパラのゲーミングPC。デスクやPCラックの上などに置きやすく、省スペースなモデルを探している方にぴったりです。
AMDのCPU「Ryzen 5 4500」とNVIDIAのミドルスペックGPU「RTX 3050」の高コスパ構成が採用されているのもポイント。価格が比較的安く、初めてゲーミングPCを買う方、できる限り予算を抑えたい方に適しています。基本的に画質設定を抑えてのゲームプレイにはなりますが、フォートナイトやVALORANTといった軽めのゲームであれば、高フレームレートでのプレイも可能です。
PC内部には、140mmの大型ファンを搭載。低速回転時でも風量が大きく、しっかりパーツを冷やせます。静音性にも優れているので、配信やVC中にファンの音が入り込みにくいモデルがほしい場合はチェックしてみてください。
第4位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7C-R48S
Core i7-14700F/GeForce RTX 4080 SUPER/32GB/1TB SSD
ゲームによっては360fpsを安定して狙えるドスパラのハイスペックゲーミングPC。インテルの第14世代CPU「Core i7-14700F」と、NVIDIAのハイエンドGPU「RTX 4080 SUPER」が搭載されています。比較的高性能なので、4Kゲーミングモニターで美麗な映像を楽しみたい方にもおすすめ。高フレームレート・高画質かつ滑らかな映像でプレイしたい場合にぴったりです。
ストレージは高速な1TBのM.2 SSDを搭載。よりたくさんのゲームをインストールしたい場合は、カスタマイズ画面で容量を増やせます。1マッチ分の動画を保存したり、複数のゲームをインストールしたりできるため、HDDを追加するのも便利。メモリも標準で32GB備えているので、動画編集をスムーズな動作で行うことが可能です。
第5位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7R-R46
Ryzen 7 5700X/RTX 4060/16GB/1TB SSD
AMDのCPU「Ryzen 7 5700X」を採用したドスパラのゲーミングPC。低価格ながら、プレイするタイトルによっては高フレームレートでのプレイが可能です。コスパのよいモデルを探している方に適しています。
ストレージは1TBのSSDが標準で備えられており、必要空き容量が大きいゲームを複数インストールできます。カスタマイズでSamsungやCrucialのM.2 SSDに変えたり、最大16TBのHDDを追加したりすることも可能です。
電源やUSBポートがあるコンソールパネルは、筐体前面上部に斜めの形で設けられています。ゲーミングデバイスが抜き差ししやすいため便利。そのほか、RGB-LEDライトが搭載されているのもポイントです。機能性だけでなくデザイン性も重視したい場合はチェックしてみてください。
第6位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7R-R47
Ryzen 7 5700X /GeForce RTX 4070/16GB/1TB SSD
AMDのCPU「Ryzen 7 5700X」を搭載したドスパラのゲーミングPC。8コア16スレッドと高性能で、ゲームだけでなく動画編集などの作業にも向いているのが魅力です。GPUは「RTX 4070」を採用。フルHD画質であればほとんどのゲームを滑らかな映像で楽しめます。
メモリは標準で16GB、ストレージは1TBのSSDを搭載。どちらもゲームをプレイするうえで十分な容量を備えています。ハイスペックながら価格が抑えられたおすすめのモデルです。
第7位 ドスパラ(Dospara) ガレリア XA7R-76
Ryzen 7 5700X/Radeon RX 7600/16GB/1TB SSD
「Ryzen 7 5700X×RX 7600」のAMD構成が採用されたドスパラのゲーミングPC。安定してゲームを快適にプレイできる性能がありながら、価格はやや控えめでコスパのよいモデルです。ゲームによって異なりますが、重量級のタイトルでも画質設定を落としてプレイすることで、滑らかな映像で遊べます。
ガレリアオリジナルのPCケースが採用されており、シンプルながら存在感のあるデザイン。LEDライトが筐体前面に搭載されているので、ゲーム部屋にぴったりです。これからPCでゲームを始めてみたい方はチェックしてみてください。
ドスパラ ガレリアのおすすめランキング|ゲーミングノート
第1位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RL7C-R45-5N
Core i7-13620H/GeForce RTX 4050/16GB/500GB SSD
ディスプレイのリフレッシュレートが最大165Hzまで対応しているドスパラのゲーミングPC。滑らかな映像を映し出せるディスプレイのため、別途ゲーミングモニターを用意せずにゲームを楽しめるのが魅力です。画面サイズは15.6インチと使いやすく、また持ち運びやすい大きさでもあるため室内・屋外問わず使えるモデルを探している方に適しています。
高性能なインテルCPU「Core i7-13620H」と、NVIDIAのラップトップ向けミドルスペックGPU「RTX 4050」を搭載しているのもポイント。シーンによってフレームレートは上下するものの、Apex Legendsなど人気タイトルを快適にプレイできる性能があります。
デザインは、天板部分にロゴがあるのみでシンプル。カラーリングも落ち着きがあり、カフェや学校などでも気軽に使用することが可能。シーンを選ばないモデルを探している方はチェックしてみてください。
第2位 ドスパラ(Dospara) ガレリア RL5C-R35-5N
Core i5-12450H/ GeForce RTX 3050/16GB/500GB SSD
価格が安い初心者向けのゲーミングノートPC。CPUは「Core i5-12450H」、GPUは「RTX 3050」を搭載しています。第12世代とやや前の世代のCPUですが、ゲームをプレイするうえでは十分な性能を備えているのが特徴。スペックを要する高画質でのプレイには向かないものの、画質設定を落とすことで、タイトルによっては快適に遊ぶことが可能です。低価格モデルがほしい方に適しています。
メモリは16GB、ストレージは500GBと基本的な容量を備えています。より多くのゲームをインストールしたい場合は、カスタマイズ画面でSSDなどを増設することも。連続駆動時間は約8.9時間とほかのモデルと比較すると長いため、出張・旅行など外出時に使いたい場合はチェックしてみてください。
第3位 ドスパラ(Dospara) ガレリア ZL9C-R47-6B
Core i9-14900HX/ GeForce RTX4070/32GB/1TB SSD
ラップトップ向けインテルCPUのなかでもハイスペックな「Core i9-14900HX」と、同じくNVIDIAのハイスペックGPU「RTX4070」が搭載されたドスパラのゲーミングノートPC。スペックが高く、高フレームレートや別途ゲーミングモニターを接続すれば4K画質でゲームがプレイできます。
メモリが32GB、ストレージが1TBと標準で大容量なのもポイント。タルコフなどの重ためなゲームを遊んだり、配信や動画編集などをしたりしたい方にぴったりです。冷却のため、内部にデュアルファンを搭載しているほか、底面・側面・背面に通気口が設けられています。
サイズは約357×255×27mm、重量は約2.3kg。持ち運ぶにはやや重ためではありますが、鞄などの中には入れやすいサイズ感なので、外出先でもしっかりとしたゲーム環境で遊びたい方にもおすすめ。本格的にPCゲームを楽しみたい場合はチェックしてみてください。
ドスパラ ガレリアの選び方・カスタマイズのポイント
OSは理由がなければ「Windows 11 Home」でOK
ドスパラでは、カスタマイズ画面でWindows 11 HomeとWindows 11 Proどちらかを選べます。Pro版はHome版の機能を内包しているほか、遠隔操作が可能なリモートデスクトップ機能や、強力なセキュリティ機能も搭載しているのが特徴。データを安全に保護できるため、ビジネス用途で使いたい方におすすめです。
一方でHome版は追加費用を支払う必要がなく、また一般ユーザにとって十分な機能が搭載されているため、ゲームをプレイしたりブラウジングしたりといった用途や、特にこだわりがない場合は安い価格で購入できるHome版がおすすめです。
各種パーツの選び方
CPU
CPUは、ゲーミングPCの性能を左右するもっとも重要なパーツ。グラフィックボードが高性能でも、CPUの性能が低ければ最大限スペックを発揮することはできません。ドスパラのゲーミングPCは、CPUとグラフィックボードのバランスがある程度考えられた構成で組まれているため、初心者でも安心して購入することが可能です。
インテルの「Core iシリーズ」、AMDの「Ryzenシリーズ」が主流。Core i5やRyzen 5はコスパがよく、低予算でゲーミングPCを買いたい方におすすめです。性能を重視する場合は、Core i7・Ryzen 7以上のCPUが搭載されたモデルを選びましょう。基本的にゲームをするだけなら前述のモデルで十分ですが、クリエイティブな仕事をしている方や、本格的にゲームを楽しみたい場合はCore i9・Ryzen 9も選択肢のひとつに入ります。
CPUファン
CPUファンは、動作熱によりCPUのパフォーマンスが低下してしまうのを防ぐために必要なパーツ。空冷式と水冷式の2種類に分けられます。空冷式は、ファンを回転させ送風し、CPUを冷やす方式。水冷式よりもコンパクトで安く、多くのゲーミングPCで採用されています。
水冷式は、冷却液を循環させてCPUを冷やす方式。空冷式よりも冷却性に優れており、よりパフォーマンスを安定させやすいのが魅力です。
ドスパラでは、空冷式の「静音パックまんぞくコース」が標準搭載されているモデルが多い傾向にあります。十分な冷却性と静音性を備えていますが、重たい作業などでパーツに熱が生じやすいヘビーゲーマー・ストリーマー・クリエイターの方は、水冷式のCPUファンがおすすめです。
メモリ
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存しておくためのパーツ。搭載されたメモリの容量が大きいほどさまざまな処理の速度が向上するため、効率的な作業が可能です。
大容量のメモリを搭載することで、複数のソフトを同時に実行したり、動画編集時の処理待ち時間を短縮したりできるのが魅力。一方でメモリ不足に陥ると、フレームレートが低下したり動作が重くなったりします。場合によっては、PCの電源が落ちることもあるため、用途に合わせて容量を選ぶことが重要です。
基本的に16GBあれば、ほとんどのゲームを快適にプレイすることが可能。ゲームをしながら配信する、または動画編集などをするといった場合は、32GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめです。
グラフィックボード
グラフィックボードは、映像関連の処理を行うパーツ。CPUと並ぶほど重要度の高いパーツで、特にゲームをプレイする方にとってはほぼ必須といえます。ほかパーツとの兼ね合いにもよりますが、グラフィックボードの性能が高いほど、高フレームレートでのプレイができるほか、4Kなどの高解像度でのプレイも可能です。
現在はNVIDIAとAMDの2社が大きくシェアを占めており、それぞれ「GeForceシリーズ」、「Radeonシリーズ」を展開しています。ほとんどのBTOパソコンで採用されているのはGeForceシリーズで、RTX 4000番台が主流。一方Radeonシリーズもコスパがよく、予算を抑えたい方におすすめです。
ストレージ(SSD / HDD)
ストレージは、ゲームソフトを保存したり画像ファイルを保存したりするために必要なパーツ。SSDとHDDに大きく分かれますが、多くのゲーミングPCに標準搭載されているのはSSDです。
SSDはHDDと比べて高速で、静音性に優れているといったメリットがあります。一方、HDDは読み書きが遅い分大容量で低価格。画像・動画ファイルなどを保存するのに適しています。必要容量にもよりますが、ゲームを5~10本程度インストールしたいのであれば、1TBのSSDがおすすめ。ゲーム以外のファイルも保存したい場合は、カスタマイズでHDDを追加しましょう。
なお、ストレージの表記は、予めインストールされているOS分の容量を除いたものであるケースがほとんどなので、実際は15~30GB程度少ないという点に注意しましょう。
電源
電源ユニットは、ゲーミングPCの各パーツに電気を送る、人間でいえば心臓のような役割を持つパーツです。
構成によって適切な容量が異なるものの、ドスパラなどのBTOメーカーでは、標準搭載されている電源で十分なケースがほとんど。ただし、カスタマイズでストレージを増設したり、将来的にグラフィックボードなどをグレードアップしたりする場合は、余裕を持った容量にしておくのがおすすめです。
たとえば基本構成が650Wで、HDD、光学ドライブ各1台に加え、ファン1基を追加した場合、目安として合計106W分を増やした750W程度の電源を選択するのがよいとドスパラは謳っています。
電力変換効率のよい負荷率が50%であることから、各パーツの最大消費電力を合計した数値の2倍が電源の容量としておすすめとされてきましたが、常時各パーツがフル稼働するわけではないこと、そもそも差が大きく出ないことなどを考慮すると、2倍の容量はやや大きい場合もあるので注意しましょう。
セキュリティソフトの有無
ドスパラのゲーミングPCは、「ノートンセキュリティスタンダード 30日版」が標準のセキュリティソフトとして無料でプリインストールされています。ウイルス対策はもちろん、不正なデータ送信をブロックしたり、危険なメールを隔離したりと外部による脅威から守る機能を複数搭載しているのが特徴です。
ドスパラ特価で、1,100円(税込)で1年更新できるのも魅力。また、3,000円(税込)かかるものの、個人情報の漏洩を検知する「ノートンIDアドバイザー」を付与することも可能です。既に愛用しているセキュリティソフトがなく費用を抑えたい場合は標準搭載のノートンを、よりセキュリティ性を高めたければノートンIDアドバイザー付きを選択してみてください。
Officeソフトの有無
Officeソフトは、文書作成や表計算、プレゼン資料作成が行える複数ソフトをパッケージングしたもの。ドスパラが提供しているOfficeソフトは全部で3つです。それぞれ付随するソフトが異なるのが特徴。どのOfficeソフトも価格は2万円を超えるため、場合によっては予算を超えてしまうこともあります。そのため、用途に合った製品を選ぶことが重要です。
もっともおすすめなのは、Word・Excel・PowerPoint・Outlookが使用できるOffice Home and Business 2021。ビジネスパーソンや大学生向けのソフトがまとめて入っています。レポート作成・図表作成のみでよいという場合は、Word・Excel・OutlookのみのOffice Personal 2021がぴったり。選定の際は、同梱されているソフトと価格をチェックしましょう。
【人気ゲーム別】ドスパラ ガレリアのおすすめゲーミングPC
VALORANT
VALORANTは、Riot Gamesにより提供されているFPSゲーム。世界大会が開かれるほど人気があり、日本でもプロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」を筆頭に、大きな盛り上がりを見せています。
チームは最大5人参加可能。攻撃側は相手を殲滅するか爆弾を爆破させるまで耐えれば勝利、防衛側は相手を殲滅するか時間切れになるまで耐えれば勝利です。ルールは簡単ですが、マップのポジションやピックしたキャラの特徴・役割を覚える必要があります。
ヘッドショットを食らった場合、武器によって変わりますがほとんど1発で倒されてしまうため、素早い反射神経が求められる本作。アクション要素は少ないですが、相手の動きを読んだりチームと連携して仕掛けたりするのが面白く、緊張感を覚えつつも楽しめるゲームになっています。
トレーニングモードが用意されているので、初心者でもしっかり予習ができるおすすめのゲームです。
ドスパラ ガレリア RM5C-R35 VALORANT Challengers Japan 大会協賛モデル
インテルのCPU「Core i5-14400F」とNVIDIAの「RTX 3050」が採用されたゲーミングPC。VALORANTの大会「VALORANT Challengers Japan」にガレリアが協賛した際、発売されたモデルです。専用の壁紙が特典として受け取れます。
これからゲームを始める方向けのスペックではあるものの、VALORANTの場合は高フレームレートでプレイすることが可能。ほかのタイトルも、画質を落とすことで快適に遊べるスペックがあります。できる限り予算を抑えたい方や、コスパを重視する方はチェックしてみてください。
Apex Legends
Apex Legendsは、エレクトロニック・アーツによって配信されている人気FPSゲームです。モードによって異なりますが、メインはバトルロイヤル方式の生き残りゲー。最大3人でパーティーを組み、敵と戦闘したり上手く立ち回って有利なポジションをキープしたりして1位を目指します。
プレイヤーは、レジェンドと呼ばれるキャラクターを選択しゲームに参加。それぞれ使えるアビリティやウルト(必殺技)が異なり、レジェンドの組み合わせによって戦闘スタイルのが変わります。
仲間との連携や戦略の立て方が勝利に大きく影響するため、フレンドと遊ぶのが一般的ですが、ソロでも問題なく遊べるのが魅力。非常にアクション性の高いおすすめのゲームです。
ドスパラ ガレリア SHA7C-R47 渋谷ハルコラボモデル
Apex Legendsをはじめ、さまざまなゲームのプレイ配信をしている人気VTuber・渋谷ハルとドスパラのコラボモデル。渋谷ハルコラボモデル限定のカラーリング「マットブラック」が採用されているのが特徴です。”渋ハル”のイメージカラーであるオレンジのLEDライティングと、高級感のあるカラーリングがマッチしており、ファンの方だけでなくデザイン性を重視したい方にもおすすめです。なお、LEDライティングは、設定からOFFにしたり別の色に変えたりできます。
構成は「Core i7-14700F×RTX 4070」。Apexはもちろん、VALORANTやLoLなど、幅広いジャンルのゲームを快適にプレイすることが可能。ストレージも1TBと大容量なので、遊びたいタイトルが複数ある方にもぴったり。高性能モデルがほしい場合はチェックしてみてください。
League of Legends
戦略・戦術に重きを置いたMOBAゲーム「League Of Legends」。LoLの愛称で世界中のゲーマーから親しまれており、多額の賞金が設定された大会が何度も開催されている人気タイトルです。登場するキャラクターで組まれたK-POPバーチャルグループ「K/DA」の代表曲が5.6億回再生されるなど、ゲーム以外のコンテンツも非常に人気があります。
基本的なモードは、5 vs 5の対戦ゲーム。各チームの本拠地中央に〈ネクサス〉と呼ばれるオブジェクトがあり、先に壊したチームの勝利です。本拠地に向かう道中、タワーやインヒビターといった防御設備があるため、位置取りや使用スキルに気を配りつつ攻撃する必要があります。
キャラクターの役割が要である本作。全部で5種類に分けられ、攻撃力に優れた「トップ」、チームをアシストする「サポート」などが選べます。チーム戦が好みの方におすすめのゲームです。
ドスパラ ガレリア RM5C-R46T
League Of Legends向けのドスパラのゲーミングPC。CPUは「Core i5-14400F」、GPUは「RTX 4060 Ti」が搭載されています。LoLは比較的要求スペックが低く、価格が安いゲーミングPCでも快適にプレイすることが可能。本モデルであれば、シーンによって異なる場合がありますが、平均144~200fps近い高フレームレートで遊べます。
ストレージ容量は500GB。ある程度余裕はありますが、LoL以外のゲームを複数インストールしたい方は、ストレージ容量をカスマイズすることも検討してみましょう。
STREET FIGHTER 6
梅原大吾などのプロゲーマーや、葛葉などのVtuberといったさまざまな著名人が白熱したプレイを見せている格闘ゲーム「STREET FIGHTER 6」。本作は、同シリーズの最新作です。
格闘ゲーム初心者でも気軽に遊べるよう、オンラインでの実践だけでなく対CPU戦が行える「ファイティンググラウンド」モードが選べるのが魅力。どのような立ち回りをするべきか、キャラの特徴や繰り出せる技は何なのかといった操作が学べるので、初めて格闘ゲームをするといった方におすすめです。
また、「バトルハブ」では、試合だけでなくほかプレイヤーとの交流も可能。自分以外のプレイヤーが作ったアバターを鑑賞したり、ゲームセンターエリアで遊んだりといった幅広い楽しみ方が可能。一人でも遊べるよう、完全オフラインの「シングルプレイヤーモード」も実装されています。ソロでもマルチでも楽しめるおすすめの格闘ゲームです。
ドスパラ ガレリア RM7C-R47
STREET FIGHTER 6向けのドスパラのゲーミングPC。高性能なCPU・GPU構成「Core i7-14700F×RTX 4070」が採用されているのが魅力です。スト6はもちろん、鉄拳8やその他ジャンルのゲームも快適に遊べるスペックがあるため、性能を重視する方におすすめです。
USBポートなどのインターフェースは、背面のほか筐体上部にも搭載。アクセスしやすいよう傾斜が設けられているので、ゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどのデバイスの抜き差しが簡単に行えます。使いやすいゲーミングPCを求めている場合はチェックしてみてください。
Starfield
Falloutシリーズで有名なベセスダ・ソフトワークスの完全最新作RPG「Starfield」。1000を超える惑星を探検できるという非常に広大なプレイ可能エリアと、精細なグラフィックが特徴です。
2330年の未来が舞台の本作。主人公は、採掘の作業中に不思議な鉱石〈アーティファクト〉に触れてしまいます。光が視界を覆い、やがて謎の幻視が駆け巡ります。そのまま気絶してしまった主人公。仲間に介抱され無事目を覚ますと、突如として探検家集団〈コンステレーション〉の人物らが主人公の前に現れます。アーティファクトに触れたことにより、彼もコンステレーションに加わるよう伝えられ……?
本作の自由度の高さは、プレイできるエリアの広さにとどまりません。筋通りにストーリーを進めることも、サブクエストに集中することも可能。自分に合ったプレイスタイルで遊べます。大ボリュームのやりこみ要素があるゲームを楽しみたい場合はチェックしてみてください。
ドスパラ ガレリア XA7R-R48S
重量級のゲームタイトル・Starfieldをプレイしたい方向けのドスパラのゲーミングPC。非常に高精細なグラフィックが持ち味の同タイトルですが、その分要求されるスペックも高くなります。あまりにもスペックが低いと、処理落ちなどを起こす可能性も。しかしながら、本モデルはゲーム性能に優れたAMDのCPU「Ryzen 7 7800X3D」およびNVIDIAのハイスペックGPU「RTX 4080 SUPER」を採用しているため、比較的快適にプレイできます。
Starfieldを4Kでプレイしたい方はもちろん、ほかのゲームを240~360fpsなどの高フレームレートで遊べるモデルを探している方にぴったり。そのほか、メモリをカスタマイズで増設すればゲーム配信や動画編集などでも活躍します。スペックを気にせずさまざまなタイトルを楽しみたい場合はチェックしてみてください。
ARMORED CORE VI
日本のゲームメーカーであるフロム・ソフトウェアによるロボットアクションゲーム「ARMORED CORE VI」。長らく新作が発表されなかったため、そのことをネタにしたミームが流行していましたが、約10年ぶりとなる2023年8月25日に発売されました。
同シリーズはややコアな層に人気がありましたが、本作は爽快なアクションや多様なアセンブルで人気を博し、多くのファンを獲得しました。
最初に出てくるヘリなど、要所要所に登場するボスとの戦闘難易度は非常に高め。しかしながら、トライしていくうちにコツが掴めてくるので、倒すまでの成長過程も楽しむというのが本作の醍醐味です。美麗なグラフィックはもちろん、搭乗時のUIも没入感を高めるハイクオリティさ。自分だけのロボットを作れるおすすめのゲームです。
ドスパラ ガレリア XA7C-R46T
ARMORED CORE VI向けのドスパラのゲーミングPCです。最新のインテルCPU「Core i7-14700F」と、NVIDIAのハイスペックなGPU「RTX 4060 Ti」を採用。同タイトルを最高画質でも快適にプレイできる性能があります。フレームレートは落ちるものの、4K画質で遊んでみたいといった方にもおすすめです。
メモリは標準で32GB搭載。動画編集や配信など、アプリを複数起動する作業を安定した動作で行いたい場合は、カスタマイズで128GBまで増やせます。ガレリアのなかでも人気が高いモデルがほしい方はチェックしてみてください。
ハイスペックモデルから10万円台の安いモデルまで幅広いラインナップを揃えているドスパラ。これからPCでゲームを始めたい方は、RTX 4060~RTX 4060 Tiが搭載されたモデルがおすすめです。ハイスペックモデルがほしい方は、CPUやGPUだけでなくメモリ・ストレージ容量もチェックしておきましょう。