音楽鑑賞や映画鑑賞などにぴったりの「有線ヘッドホン」。ケーブルでスマホ・テレビなどと直接接続するため、音質の劣化や映像と音のズレが発生しにくいのが特徴です。しかし、各メーカーからさまざまな種類のモノが展開されているため、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの有線ヘッドホンをピックアップ。選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 目次
- 有線ヘッドホンのメリット
- 有線ヘッドホンの選び方
- 有線ヘッドホンのおすすめメーカー
- 有線ヘッドホンのおすすめ|高音質モデル
- 有線ヘッドホンのおすすめ|低価格モデル
- 有線ヘッドホンのおすすめ|高級モデル
- 有線ヘッドホンのおすすめ|モニターヘッドホン
- 有線ヘッドホンのおすすめ|ゲーミング
有線ヘッドホンのメリット
ワイヤレス接続よりも高音質

ワイヤレスタイプのヘッドホンは、音声データを圧縮して伝送するのが特徴。そのため、データに含まれている情報量が減少し、音質に影響を及ぼします。
一方、有線接続を採用しているヘッドホンは、音声データを圧縮せずに伝送可能。音楽再生機器からヘッドホンで再生されるまでの音質劣化が少なく、高音質なサウンドを実現しているのがメリットです。
音の遅延や途切れがない

ワイヤレスヘッドホンは、Bluetooth通信を利用して接続するのが一般的。その際、電波や障害物などの影響を受けると、音の遅延や途切れなどのトラブルが発生してしまう場合があります。
対して、音楽再生機器と直接ケーブルで接続する有線ヘッドホンは、音の遅延や途切れが発生しにくいのがメリット。映画や動画を鑑賞する際はもちろん、ゲームプレイ時にもおすすめです。
充電切れを気にする必要がない

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ワイヤレス接続式のヘッドホンはケーブルで繋がれていないため、バッテリーからの給電で駆動します。バッテリーの駆動時間は製品ごとに異なりますが、使用するには定期的な充電が必要です。
ケーブルで端末と接続する有線ヘッドホンは、充電なしでも使用できるのがメリット。バッテリー残量を気にせず使えるので、長時間音楽を鑑賞する方にもおすすめです。
有線ヘッドホンの選び方
接続端子をチェック

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有線ヘッドホンを選ぶ際は、まず接続端子を要チェック。有線ヘッドホンの接続端子には、大きく分けて「3.5mm」と「6.3mm」の2種類が存在します。接続するデバイスに対応したモノを選びましょう。
3.5mmは、ミニプラグやイヤホンジャックとも呼ばれ、一般的なタイプです。テレビやゲーム機など、さまざまな機器に接続できるのが特徴。一方で、6.3mmは音響機器などに採用されている標準サイズのプラグです。
3.5mmと6.3mmの切り替えプラグや、3.5mm・6.3mmそれぞれのケーブルが付属したモデルも存在するので、より幅広い機器で使いたい方はチェックしてみてください。
ハウジングの構造で選ぶ
密閉型

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有線ヘッドホンを選ぶ際は、ハウジングの構造にも注目しましょう。密閉型は、閉じたハウジング構造でヘッドホンと耳の間に音をしっかり密閉できるのが特徴。迫力あるサウンドを楽しめるのも魅力です。
また、遮音性が高いため、周囲に人がいる環境でも音楽を楽しめます。周囲が騒がしいときでも音に集中しやすいのもポイントです。
一方で、音がこもりやすいのがデメリット。中高音の抜け感などを楽しみたい方にはやや不向きです。
開放型

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開放型は、ハウジングにメッシュなどの網目を採用しているのが特徴。密閉型に比べて音がこもりにくいため、抜け感のあるサウンドや目の前で演奏しているかのような音場感を楽しめます。また、中高音のクリアなサウンドをしっかり聴けるのも魅力です。
一方、ハウジングが開いているので、構造上音漏れしやすい点には注意しましょう。電車内など公共の場で使用する際は、音量に配慮する必要があります。なお、密閉型に比べて製品のラインナップが少ないため、選択肢が限られてしまう点も留意しておきましょう。
装着方法で選ぶ
オーバーイヤータイプ

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有線ヘッドホンを選ぶ際は、装着方法にも注目しましょう。オーバーイヤータイプは、耳を覆うタイプの装着方法。耳全体を覆えるため、遮音性に優れているのが特徴です。周囲に人がいる環境でも音楽に集中できます。
なお、オンイヤータイプに比べるとサイズが大きくなってしまうのが難点。サイズに伴って重量も重い傾向にあるので、持ち運びたい方や長時間装着する機会が多い方は、できるだけ軽量なモデルをチェックしてみてください。
オンイヤータイプ

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オンイヤータイプは、耳に乗せるように装着するタイプのヘッドホン。オーバーイヤータイプに比べてサイズが小さめなので、収納や持ち運びがしやすいのが特徴です。
比較的リーズナブルな価格のモデルが多いため、初心者でも手が出しやすいのも魅力。また、ファッション性の高い製品も多数ラインナップされています。
一方、オーバーイヤータイプのように耳を覆わないため、遮音性はやや控えめ。周囲に人がいる公共の場では、音量に配慮して使用しましょう。
各種機能をチェック
周囲の雑音を低減する「ノイズキャンセリング」

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さまざまな環境で音楽に集中したい方は、「ノイズキャンセリング機能」を搭載したモデルがおすすめです。ノイズキャンセリングとは、ヘッドホンを装着しているときに周囲のノイズを低減する機能のこと。電車内など周囲に人がいる環境でも、音楽を聴き取りやすいのが魅力です。
なお、ノイズキャンセリングを使用するとノイズを低減できる分、電車内アナウンスや車の走行音など重要な音を聴き逃してしまうことも。車通りの多い道を歩く場合には、周囲の音が確認できる「外音取り込み機能」もあわせて搭載されているかチェックしてみてください。
シーンに応じてノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えられるヘッドホンなら、さまざまな場面で快適に音楽を楽しめます。
高音質で音楽を楽しめる「ハイレゾ対応」

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有線ヘッドホンで高音質サウンドを楽しみたい方は「ハイレゾ対応」のモデルがおすすめです。ハイレゾとは、CD以上の高解像度な音源のことで、アーティストの息づかいやライブの空気感まで感じ取りやすいのが特徴。まるで目の前で演奏しているかのような臨場感を味えます。
ヘッドホンでハイレゾ音源を再生したい場合は、基準を満たした「ハイレゾ対応モデル」をチェックしましょう。該当する製品には、ハイレゾ推奨ロゴマークが付与されています。なかには高価なモデルもあるので、予算を考慮したうえで選んでみてください。
ケーブルを取り換えられる「リケーブル」

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断線が不安な方は、ケーブルを取り換えられる「リケーブル」に対応したモデルがおすすめです。ケーブルが着脱できないモデルの場合、断線してしまったら本体ごと買い換えなければならないことも。リケーブル可能なタイプなら、ケーブルを交換するだけで引き続き使用できます。
また、ケーブルを交換することで、音質を自由にカスタマイズできるのも魅力。自分好みの音質を追求したい方も、リケーブルに対応したモデルをチェックしてみてください。
有線ヘッドホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)

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「ソニー」は、東京都港区に本社を置く、日本の総合電機メーカー。ヘッドホン・イヤホンをはじめ、テレビ・カメラ・ゲーム機など幅広く取り扱っています。また、ゲーミングギアブランド「INZONE」を手がけているのも特徴です。
ソニーのヘッドホンは、有線モデルやワイヤレスモデルを揃えているほか、両方に対応したモデルもラインナップ。初心者でも手が出しやすいリーズナブルな製品や、音質にこだわりたい上級者向けの製品も揃っているので、選択肢が多いのも魅力です。
ハイレゾ対応モデルなど、音質に優れたヘッドホンが多いため、音質を重視したい方はチェックしてみてください。
オーディオテクニカ(audio-technica)

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「オーディオテクニカ」は、東京都町田市に本社を置く、オーディオ機器や映像機器をメインで手掛けるメーカー。ヘッドホン・イヤホン・マイクロホン・スピーカーなど、幅広く手掛けています。
有線ヘッドホンは、迫力あるサウンドを楽しめる密閉型から、抜け感のあるサウンドをリスニングできる開放型までラインナップ。原音を忠実に再現できるDJ・モニター用のモデルや、高音質サウンドを楽しめるハイエンドモデルもあるので、用途に応じて自分に合ったモノを選びやすいのが魅力です。
ゼンハイザー(SENNHEISER)

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「ゼンハイザー」は、ドイツに本社を置く音響機器メーカーです。音楽制作の現場や映画製作現場など、プロフェッショナル用途によく使われているのが特徴。ヘッドホン・イヤホン・マイクロホンなどを展開しています。
有線ヘッドホンに関しては、音質にこだわった製品を多くラインナップ。繊細な音までしっかりと聴ける密閉型のモデルから、安定したエアフローを実現して自然な音色を楽しめる開放型のモデルまで取り扱っています。
ほかのメーカーに比べて高価な製品が多いものの、品質が高く音質に優れているのがポイントです。
有線ヘッドホンのおすすめ|高音質モデル
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-1AM2
ハイレゾ音源の再生にも対応した高音質の有線ヘッドホンです。40mmHDドライバーユニットを搭載し、広帯域再生を実現しているのが特徴。また、ハイレゾ音源もクリアに再生できます。
小型かつ軽量なハウジング・ヘッドバンドを採用することで、長時間快適にリスニングできるのもおすすめポイント。さらに、リケーブルに対応しているため、ケーブルを交換してさまざまなデバイスで使用できます。
オーディオテクニカ(audio-technica) ポータブルヘッドホン Sound Reality ATH-MSR7b
さまざまな音源を高精細に表現できる有線ヘッドホンです。直径45mmの「トゥルー・モーション ハイレゾドライバー」を搭載しており、原音に忠実なサウンドを再生できるのが特徴。ハイレゾ音源も高精細に表現できます。
音質の向上と軽量化を実現する新設計フランジを採用しているのも魅力のひとつ。イヤパッドとヘッドバンドも軽量化しているので、長時間リスニングしても快適な装着感をキープできます。
フラットになるスイーベル機構を採用しており、持ち運びしやすいのもメリット。持ち運ぶ頻度の多い方におすすめです。また、直径3.5mmステレオミニプラグと直径4.4mm5極プラグの1.2mバランスケーブルが付属しているので、さまざまな機器で高音質サウンドを楽しめます。
オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルオープンバックリファレンスヘッドホン ATH-R70x
自然なサウンドを楽しめる開放型の有線ヘッドホンです。オープン型専用設計の大口径直径45mmドライバーを搭載。歪みの少ない高音質サウンドを楽しめるのが特徴です。
「ハニカムアルミニウムパンチングメッシュ」を採用しており、広がりのあるサウンドをリスニングできるのも魅力のひとつ。さらに、通気性の優れた「3D方式ウイングサポート」を採用しているので、快適な装着感を実現しています。
約210gの軽量設計を実現しているのもメリット。長時間の装着に適した有線ヘッドホンを探している方におすすめです。
ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 560S
リアルなサウンドを楽しめる開放型の有線ヘッドホンです。高性能な38mmダイナミックドライバーを搭載し、伸びのある音の広がりを再現できるのが特徴。加えて、人間工学に基づいた独自のテクノロジー「E.A.R」により、自然な広がりと深みのあるサウンドを楽しめます。
軽量設計のヘッドバンドと、肌触りのよいベロア素材を採用したイヤーパッドを搭載。長時間快適にリスニングしたい方におすすめです。
アーカーゲー(AKG) リファレンススタジオヘッドホン K712 PRO
原音の再現性に優れた開放型の有線ヘッドホンです。原音の再現性が高い独自のハウジング構造を採用。演奏を聴いているかのような広い音場・音の定位・奥行きを再現できるのが特徴です。
高性能ドライバーを搭載しており、鮮明かつパワフルに再生可能。さらに、「TWO-LAYERダイヤフラム構造」と「バリモーション・テクノロジー」を採用しているため、高域特性をキープしつつ分割振動を抑制できるのも魅力です。
大型イヤーパッドの搭載により、耳全体を覆いやすいのもメリット。また、滑らかな肌触りのベロア素材も採用しているので、長時間快適な着け心地をキープしやすいのもおすすめポイントです。
有線ヘッドホンのおすすめ|低価格モデル
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-XD150
屋内でのリスニングに適した低価格の有線ヘッドホンです。直径40mmのダイナミック型ドライバーユニットを搭載。臨場感あふれる低音を再現できるのも特徴です。
約2mのコードを採用しているため、テレビやオーディオシステムなど、少し離れた位置の機器に接続しやすいのも魅力。映画鑑賞に適したヘッドホンを求めている方におすすめです。
ドライバーユニットを耳の角度に合わせて配置した「イヤーコンシャスデザイン」を採用している点もメリット。耳への圧迫感を軽減でき、長時間でも快適に使用できます。
ソニー(SONY) ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-ZX110NC
ノイズキャンセリング機能を搭載した有線ヘッドホンです。周囲の騒音を軽減し、音楽に集中しやすいのが魅力。また、クイック折りたたみ機構を採用しているので、持ち運びしやすいのもメリットです。
高磁力ネオジウムマグネットを採用しており、豊かな低音とクリアな中高音を再生できるのも特徴のひとつ。低価格ながら、機能性に優れた有線ヘッドホンを探している方におすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ポータブルヘッドホン ATH-S100
比較的安い価格で購入できる有線ヘッドホン。直径36mmドライバーを搭載しており、コンパクトながらパワフルかつクリアなサウンドを再生できるのが特徴です。
薄型のハウジングを採用したオンイヤータイプ。さらに、軽量設計のため、長時間でも快適な装着感をキープできます。
イヤーパッドは密閉性が高く、遮音性に優れている点もメリット。また、折りたためるスイーベル機構を採用しており、持ち運ぶ頻度が多い方におすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) DJヘッドホン ATH-PRO5X
DJプレイに適した高解像度な有線ヘッドホンです。DJ用に設計された直径40mmドライバーを搭載。さらに、DJの現場にも対応できる1500mWの高耐入力も実現しています。
アラウンドイヤータイプを採用し、優れた遮音性を備えているのも魅力のひとつ。また、イヤーパッドは耐久性に優れているだけでなく、交換可能なのも嬉しいポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) クローズド型ヘッドホン HPH-100
楽器演奏用途におすすめの有線ヘッドホンです。バランスよく調節された低音と高音を実現しており、電子楽器の音色を聴き応えのある音質で再現可能。また、密閉型を採用しているので、迫力あるサウンドとリッチな音色を両立できます。
耳の角度に合わせて回転できるスイベル機構をハウジングに採用しているのも魅力のひとつ。加えて、長さ調節ができるヘッドバンドも備えているので、長時間でも快適な装着感を実現しています。
有線ヘッドホンのおすすめ|高級モデル
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z1R
大口径の70mmHDドライバーユニットを搭載している有線ヘッドホンです。広帯域・広ダイナミックレンジを再生できるのが特徴。さらに、120kHzの超高域再生も可能で、ハイレゾ音源の持つ豊かな空気感までしっかりと再生できます。
重低音のリズムを正確に再現できる「ビートレスポンスコントロール」を搭載しているのも魅力のひとつ。また、高磁力ネオジウムマグネットを備えているので、ハイレゾ音源の入力信号も高感度で反応でき、クリアな音質を実現しています。
ヘッドバンドのカバーには、高耐久な牛革を採用。内側には厚みのあるクッションを採用しており、頭に快適にフィットします。
オーディオテクニカ(audio-technica) ポータブルヘッドホン ATH-WP900
美しい木目の「フレイムメイプル」材をハウジングに採用した、おしゃれな有線ヘッドホンです。木の持つ音響特性により、クリアな音場とあたたかみのある音色を実現しています。
直径53mmドライバーを搭載し、低音から高音までフルレンジの再生ができるのもポイント。加えて、強磁力マグネットを採用しており、優れた低域特性も備えています。
フラットに折りたためるため、持ち運びにもぴったり。おしゃれかつ高音質な有線ヘッドホンを探している方におすすめです。
デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D5200
ゼブラウッドをハウジングに採用した高級感のある有線ヘッドホン。50mmのフリーエッジ・ドライバーを搭載しており、正確かつ量感豊かなサウンドを楽しめるのが特徴です。
軽量かつ堅牢なアルミダイキャストをハンガー部に採用。サイズ調節を簡単に行えるほか、快適な装着感を実現できます。
イヤーパッドには、耐久性に優れた独自開発の人工皮革を採用。耳を包み込む快適な装着感と気密性を備えています。
ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) High-end Tesla Headphones T5 3rd Generation

高い解像度・広いダイナミックレンジ・歪みの低減を実現する、独自の「テスラドライバー」を搭載した有線ヘッドホン。ボーカルや楽器類などの中高域を、まるで生演奏を聴いているかのようなサウンドで楽しめるのが特徴です。
密閉型ハウジングを採用しており、周囲のノイズを低減できるのも魅力。さらに、音漏れもしにくい仕様なので、周囲を気にせず音楽を楽しめます。
シュア(SHURE) プロフェッショナル・オープンバック・ヘッドホン SRH1840
正確な低域と伸びのある高域を楽しめるプロ仕様の有線ヘッドホン。開放型を採用しており、自然なサウンドや奥行きなどを再現できるのが特徴です。
人間工学に基づいてデザインされた、デュアルフレームヘッドバンドを採用しているのも魅力。軽量なうえ、サイズ調節も可能なので、長時間快適に音楽をリスニングできます。
有線ヘッドホンのおすすめ|モニターヘッドホン
ソニー(SONY) モニターヘッドホン MDR-CD900ST
ドライバーユニットに、独自開発のダイナミックドライバーを採用したモニターヘッドホンです。モニタリング用途にぴったりな原音に忠実なサウンドを再生できるのが特徴。また、分解能に優れており、音の微妙なニュアンスなども聴き分け可能です。
ケーブルの長さは約2.5m。接続端子には、ステレオ標準プラグを採用しています。加えて、厳しい環境で使用できる耐久性の高さも魅力のひとつ。長く使える有線ヘッドホンを探している方にもおすすめです。
ソニー(SONY) モニターヘッドホン MDR-M1ST
ハイレゾ音源を忠実に再現できる高音質なモニターヘッドホンです。ソニー独自開発のドライバーユニットを内蔵しており、楽器の配置や音の空気感などを把握しやすいのが特徴。また、低音域から高音域までバランスよく再生できるのもメリットです。
ジョイント部分にシリコンリングを備えているので、体を動かした際に発生するノイズなども低減できます。また、人間工学に基づいて設計された立体縫製イヤーパッドを採用しているのもポイントのひとつ。長時間快適に装着しやすいのが魅力です。
オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x
作曲やDTMなどの用途にぴったりなモニターヘッドホンです。大口径の「直径45mmCCAWボイスコイルドライバー」を搭載しており、高解像度なサウンドを実現。加えて、耳をしっかりと覆える楕円形状のイヤーカップを採用しているので、遮音性も良好です。
イヤーカップ部分は90°回転するため、片耳でのモニタリングもスムーズに行えます。また、使用しないときに首にかけていても邪魔になりにくいのがメリットです。
本体はコンパクトに折りたためるうえ、ポーチも付属するので、気軽に持ち運べます。スタジオやイベントなどに持ち運んで使用したい方などにもおすすめです。
ゼンハイザー(SENNHEISER) 密閉型ダイナミック ステレオヘッドホン HD-280 Pro
密閉型のアラウンドイヤータイプで、ダイナミック型のドライバーユニットを搭載したヘッドホンです。豊かな低音域と明瞭な中音域に加え、クリアな高音域を再生可能。また、低音から高音までバランスよく、原音を忠実に再現できます。
厚みがあるソフトなイヤーパッドが耳をしっかりと覆うので、快適に装着しやすいのもメリット。また、遮音性にも優れるため、さまざまな環境下で音楽を楽しめます。
ケーブルは取り回しやすい片出しタイプ。長さ約1.3mのカールケーブルを採用し、接続端子には3.5mmステレオミニプラグを搭載しています。また、6.3mm変換アダプターも付属。ヘッドバンドは折りたたみ式なので、持ち運びやすさを重視する方にもおすすめです。
アーカーゲー(AKG) プロフェッショナルスタジオヘッドホン K240 MK
セミオープン型のハウジングを採用したモニターヘッドホンです。ダイナミックドライバーの振動版に、AKG独自の「バリモーションテクノロジー」と「Two-Layerダイアフラム」を採用。また、クリアな中高域と、セミオープン型ならではの抜けのよいサウンドを実現しています。
ヘッドバンドには、装着するとサイズが調節される「セルフアジャスト機構」を採用。頭にしっかりとフィットしやすいので、ヘッドホンの重みを感じにくく、長時間快適に使用できます。
イヤーパッドは、高耐久な合皮タイプと肌触りのよいベロアタイプの2種類が付属。好みに合わせて使い分けができるので便利です。
有線ヘッドホンのおすすめ|ゲーミング
レイザー(Razer) BlackShark V2
eスポーツ向けに設計された高性能なゲーミングヘッドセットです。耳全体を覆うイヤーカップにより、物理的に周囲のノイズを遮断できる「パッシブノイズキャンセリング」を採用。周囲の音を聴こえにくくして、ゲーム音に集中できます。
汎用性の高い3.5mmヘッドホン端子を備えているので、PCはもちろん、PS4などの家庭用ゲーム機でも使用可能。遮音性を重視する方におすすめです。
スティールシリーズ(SteelSeries) Arctis 3 61506
クリアなボイスチャットができる、ノイズキャンセリングマイクロフォンを搭載したゲーミングヘッドセットです。双指向性デザインを採用し、クリアかつ自然な音声でスムーズなコミュニケーションが取れます。
細部までクリアに聴き取りやすいよう、チューニングされているのも魅力。さらに、アスリート向けの素材を使ったイヤークッションを採用しており、快適にゲームをプレイできるのもおすすめポイントです。
ロジクール(Logicool) PRO X Gaming Headset G-PHS-003
ゲーム内の認識能力が向上する7.1chのサラウンドサウンドを実現したゲーミングヘッドセット。高度な大型50mmドライバーを搭載しており、クリアかつ正確なサウンドを楽しめるのが特徴です。
クリアで高品質なボイスチャットがこなせるBlue VO!CEマイクを搭載しているのも魅力。マイクは着脱可能なので、一般的なヘッドホンとしても活用できます。また、優れた耐久性を実現するスチール+アルミ構造を採用しているため、長期的に愛用できる点もメリットです。
ロジクール(Logicool) 有線ゲーミング ヘッドセット G335
重さ240gの軽量設計が魅力のゲーミングヘッドセットです。軽量設計に加えて、調節できるヘッドバンドストラップと低反発イヤーパッドの採用。1日中快適にゲームをプレイしやすいのが特徴です。
40mmのネオジウムドライバーを搭載しており、クリアかつ臨場感あふれるサウンドを楽しめるのも魅力。さらに、イヤーカップには音量ローラーを備えているので、手軽に音量調節を行えます。
ボイスチャットができるマイクは、跳ね上げるだけでミュート可能。また、汎用性の高い3.5mmオーディオジャックを採用しているため、PCはもちろん、PS4やモバイルデバイスなどさまざまな機器で使用できます。
ジェイビーエル(JBL) オーバーイヤーゲーミングヘッドセット Quantum ONE
ゲーム用にチューニングされたアクティブノイズキャンセリングシステムを搭載しているゲーミングヘッドセット。不要なノイズを低減して、ゲームの音に集中しやすいのが特徴です。
ハイレゾ認定の50mmドライバーを搭載し、小さな音から壮大なサウンドまでしっかりと再現できるのも魅力。また、立体的なサラウンドサウンドも実現しているため、ゲーム内での位置なども正確に把握できます。多機能なゲーミングヘッドセットを探している方におすすめです。
有線ヘッドホンは、音質が劣化しにくく、手軽に高音質サウンドを楽しめるアイテム。迫力あるサウンドを楽しみたい方は密閉型、広がりのあるサウンドが好みの方は開放型がおすすめです。音質にこだわりたい方はハイレゾ対応のモデルもチェック。今回ご紹介した製品を参考に、自分に合ったモデルを見つけてみてください。