高音質で音楽を聴きたい方におすすめなのが「高級ヘッドホン」。プロ向けに開発されたモノが多く、解像度が高いため、よりリアルな音を感じられます。しかし、高価なうえ機能もさまざまなので、購入する際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの高級ヘッドホンをご紹介。ヘッドホンの種類や選び方も解説しているので、はじめて高級ヘッドホンを選ぶ方も参考にしてみてください。

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高級ヘッドホンの魅力

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高級ヘッドホンの魅力は音の解像度の高さです。解像度が高いと、ボーカルの息遣いや空間の響きなど細かな部分まで再生でき、より臨場感や没入感を味わえます。ライブ音源やコンサートホールの演奏会音源などを、生音のように楽しみたい方におすすめです。

また、高級ヘッドホンはプロ向けに作られていることが多く、ハイスペック。楽器の音が個別に聴き分けられるほど、高音質で再生できるモノもあります。

さらに、高級ヘッドホンは利便性や装着感にこだわって作られているのも特徴。イヤーパッドの構造に工夫を凝らしており、長時間のリスニングも快適です。高価ですが、価格に見合った素材や機能を備えているので、ぜひチェックしてみてください。

高級ヘッドホンっていくらから?

いくら以上のモデルであれば高級ヘッドホンであるという明確な定義はなく、一般的なヘッドホンは2万円ほどの製品が多め。音質にこだわったモデルや最新のテクノロジーが搭載されたモデル、原音に忠実なサウンドを再生するモニターヘッドホンなどは、さらに価格帯が上がる傾向にあります。

音質や装着性にこだわったプロ仕様のヘッドホンなど、高級モデルを求めている方なら10万円以上の高級ヘッドホンがおすすめです。

ヘッドホンの種類

開放型

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開放型ヘッドホンとは、ハウジング部分にメッシュ素材などを使っているヘッドホンのことです。ドライバーユニットから発せられた音が外に漏れる設計で、ハウジング内にこもりません。

密閉型と比べて音の抜けがよく、音場も広いのが魅力。高音もよく伸び、ボーカルメインの曲やクラシック、オペラなどの楽曲にもおすすめです。さらに、ハウジングが比較的軽いため、装着時の負担が軽く、長時間のリスニングにも適しています。

開放型ヘッドホンの難点は、密閉性の低さ。音漏れがしやすく外部のノイズも聴こえるので、電車内や街中など屋外での使用には向きません。また、比較的大きなモデルが多く、持ち運びには不向き。静かな空間で音楽を楽しみたい方におすすめです。

密閉型

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密閉型ヘッドホンとは、ドライバーユニットをハウジング部分で密閉しているヘッドホンのことです。ハウジング部分には樹脂や木材を使っており、外部に音がほとんど漏れません。

遮音性が高いため、街中など騒音の大きな場所で使用する方におすすめ。また、密閉型ヘッドホンにはノイズキャンセリング機能を搭載しているモデルもあり、静かな空間を作り出したいときにも便利です。

低音を逃しにくい構造なので、EDMやロックなどで、ビートをしっかり感じられます。重低音の効いた曲を楽しみたい方にもおすすめです。

高級ヘッドホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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日本のオーディオ機器メーカー「ソニー」。ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能を搭載したモデルが有名で、原音を忠実に再生できるモニターヘッドホンの製造でも知られています。

ソニーのヘッドホンはラインナップが豊富。高級ヘッドホンも製造されています。高音質なハイレゾ音源に対応しているモデルやバランス接続に対応したモデルなど、ハイスペックモデルにふさわしい機能を求める方におすすめのメーカーです。

ゼンハイザー(SENNHEISER)

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ドイツの音響機器メーカー「ゼンハイザー」は、ヘッドホンやマイクの製造で有名。音質にこだわった音響機器を数多く販売しており、世界中で高い評価を得ているメーカーです。

ゼンハイザーの高級ヘッドホンは開放型が多く、空気感の表現に優れている傾向があります。また、ラインナップが豊富なので、好みのサウンドが再生できる製品を見つけやすい点でもおすすめのメーカーです。

グラド(GRADO)

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ニューヨークに本社を構えるオーディオ機器メーカー「グラド」。ヘッドホンだけでなく、レコードのカートリッジを製造していることでも有名です。

グラドの高級ヘッドホンは、音質はもちろんデザイン性が優れている点でも人気。1953年に設立されてから60年以上もハンドメイドでこだわりの製品を作り続けているメーカーです。

高級ヘッドホンのおすすめランキング|開放型

第1位 ハイファイマン(HIFIMAN) ヘッドホン HE1000 V2

ハイファイマン(HIFIMAN) ヘッドホン HE1000 V2 2018

ユニークかつスタイリッシュなデザインが魅力の高級ヘッドホンです。ライブ会場の空気感まで感じ取れる自然なサウンドを楽しめるのが特徴。非対称の平面磁界ドライバーを搭載しているので、ライブミュージックなどを正確に再現できます。

人間工学に基づいたヘッドバンドを採用しており、優れた耐久性と装着感を実現しているのも魅力のひとつ。熟練の職人によって組み立てられているため、品質面も良好です。

6.35mm標準ケーブル・3.5mmケーブル・4ピンXLRバランスケーブルの3種類のケーブルを同梱している点もメリット。接続機器に応じてケーブルを付け替えることで、さまざまなデバイスで使用できます。

第2位 ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 800 S

ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 800 S 2016

細部までありのままの自然なサウンドを楽しめる本格的な高級ヘッドホンです。高級な素材とパーツを選び抜き、妥協なく組み上げられているため、優れた再現力を実現。アーティストの想いやこだわりなどを感じ取れるようなサウンドを楽しめます。

56mmのトランスデューサーを搭載しており、贅沢かつピュアな音を再生できるのも魅力。開放型を採用しているので、自然で空間の広いサウンドをリスニングできます。

高い制振性と耐久性を備えたヘッドバンドを採用し、優れた安定感を実現。ドライバーの発した音をそのまま再現できます。また、心地よい装着感を実現するハンドメイドのマイクロファイバーイヤーパッドを採用しているので、長時間でも快適にリスニング可能です。

第3位 ファイナル(final) D8000 FI-D8PPAL

ファイナル(final) D8000 FI-D8PPAL

繊細な音をしっかりと聴き取れる高級ヘッドホンを探している方におすすめのアイテムです。「エアフィルムダンピングシステム」を採用しているのが魅力。低域で振動板がマグネットに接触することを防ぐため、豊かな低音を楽しめます。

また、ほぼ全ての部品がビスで分解できるのもメリット。快適に修理やアップグレードを行えるため、長く使い続けやすい製品です。本製品専用に開発されたケーブルを2種類同梱しており、使用シーンにあわせた使い分けが可能です。

さらに、スタイリッシュな専用プロテクトケースと専用キーが付属。ヘッドホンはもちろん、各種ケーブルもしっかりと収納できます。本体のカラーはブラックとシルバーの2種類をラインナップしています。

第4位 グラド(GRADO) GS1000x

グラド(GRADO) GS1000x 2022

おしゃれなデザインの高級ヘッドホンを求めている方におすすめの製品です。あたたかみのある音色のマホガニー材と耐久性に優れた南米産のイペー材を組み合わせた「ハイブリッドハウジング」も特徴。アイテムに木材を取り入れることで、ハイクオリティな音質を実現しています。

また、大型50mmXドライバーを搭載しているのもうれしいポイント。強力な磁気回路と有効質量の少ないボイスコイルに加えて独自設計の振動板により、歪みの低減と音楽の調和を体感できます。さらに、「スーパーアニールカッパー12芯ケーブル」を採用しているのもメリット。耐久性が高く、アクティブに使えるため便利です。

ヘッドバンドのデザインにはブラックレザーにホワイトステッチのアクセントを取り入れているのも魅力。コーディネートのワンポイントとしても活躍するヘッドホンです。

第5位 フォステクス(FOSTEX) プレミアム・ヘッドホン TH1100RP

フォステクス(FOSTEX) プレミアム・ヘッドホン TH1100RP 2024

シックで洗練されたフォルムの高級ヘッドホンです。ハードメイプルを用いた無垢材ハウジングを、伝統的な染料「本藍」で美しく染め上げているのが特徴。深みのある藍色に木目が浮かび上がった趣のあるデザインを楽しめます。

ドライバーを大型化することに加え、振動板を挟むマグネットを増量。不要な振動を抑えることで、スピーディーなレスポンスを実現しているのが特徴です。繊細で定位感のあるサウンドを届けます。

ヘッドバンドとヘッドパットには天然素材のシープスキンを採用しており、なめらかで心地よい肌触りを感じられます。通気性に優れているため、ムレにくく、快適に装着しやすいのもメリットです。

第6位 スタックス(STAX) 多層固定電極MLER-2搭載 フラグシップモデル SR-009S

スタックス(STAX) 多層固定電極MLER-2搭載 フラグシップモデル SR-009S 2018

上質なデザインと洗練された音質が魅力の高級ヘッドホン。本体内にはアルミ削り出し筐体を採用しており、軽量かつ堅牢な設計が特徴のひとつです。また、オリジナルハイブリッドケーブルを搭載しているのもポイント。中心線には6N OFC、外周には銀メッキ軟銅線を配置しています。

さらに、本革素材のイヤーパッドを搭載しているのもメリット。高い通気性と柔軟性で、長時間装着しても快適な着け心地を実現しています。ハイエンドモデルならではの桐製収納ケースが付属するのも魅力。防虫・防腐効果や優れた調湿効果を備えており、長く大切に使えるアイテムです。

第7位 フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH616

フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH616 2023

ナチュラル素材をデザインに取り入れたモノを探している方におすすめの高級ヘッドホンです。オープン型ハウジングには黒胡桃無垢材を使用。木々の隙間から差し込む太陽の光をモチーフに設計された開口部も魅力です。また、削り出しデザインにより軽量化と剛性を両立しています。

さらに、独自開発の「バイオダイナ振動板」を採用しているのもメリット。バイオセルロース繊維とほかの繊維を配合することで、繊細で解像度の高い中高域と振れ幅の大きい低中音域をリアルに再現可能です。

ソフトレザー調人工皮革パッドを搭載しているのもポイント。心地よい装着感と高い遮音性を実現したアイテムです。

第8位 フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH808

フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH808 2024

天然木を使用した個性的な高級ヘッドホンが欲しい方におすすめのアイテム。黒胡桃無垢材を削り出して作られたハウジングも魅力のひとつ。天然木を使っており、木目や色合いなどが製品ごとに異なるのもメリット。世界にひとつだけのヘッドホンとしてデザインまで楽しめる製品です。

メーカー独自設計のドライバーユニットを採用しているのもうれしいポイント。全帯域での優れた応答性と広いダイナミックレンジを実現しています。また、木材とアルミニウム製エッチングパーツを二重に配した特徴的なハウジングもメリット。心地よく聞き疲れしにくい、自然な音場を再現していると謳っています。

さらに、本製品オリジナル設計の高純度OFCアンバランスケーブルが付属するのもポイント。不純物をできる限り取り除いた、高い伝送能力を体感できます。加えて、持ち運びに便利なレザー調ポーチが付属する製品です。

第9位 FOCAL ヘッドフォン CLEAR MG

FOCAL ヘッドフォン CLEAR MG 2021

スタイリッシュなデザインのモノを探している方におすすめの高級ヘッドホン。1979年にフランスで創立されたスピーカーメーカー「FOCAL」のアイテムです。ヘッドバンド・ヨーク部・イヤーパッドをチェスナットブラウンカラーで統一しているのも魅力。それぞれに異なる素材を用いながらトーンをあわせることで、高級感のある外観を実現しています。

独自開発の「マグネシウム・ドーム振動板」を採用しているのもうれしいポイント。軽量で堅牢なマグネシウム素材を取り入れており、自然で深みのある音を楽しめます。

また、付属品が充実しているのも特徴。φ3.5mmステレオミニプラグ付き着脱式ケーブル・XLRプラグ付き着脱式ケーブル・キャリングケースが同梱されています。

第10位 オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックヘッドホン ATH-ADX5000

オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックヘッドホン ATH-ADX5000 2017

音源に近いリアルな音を楽しめる高級ヘッドホンが欲しい方におすすめのアイテム。独自開発の「バッフル一体型φ58mmドライバー」を搭載しているのが魅力。ドライバーをバッフルと一体化してパーツ構成を絞り込むことで、不要な音の歪みを抑えます。

さらに、快適な装着感を体験できるのもうれしいポイント。イヤーパッド・ヘッドバンドにはイタリア製アルカンターラ素材を採用しており、耐久性と通気性に優れています。質量は270gで、長時間のリスニングでも首や肩に負担が掛かりにくい製品です。

また、ヘッドホンとケーブルを保管できる専用ハードケースが付属するのもメリット。おしゃれな外観も特徴のひとつです。

第11位 ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 660S2

ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 660S2 2023

低域にこだわりたい方に適した高級ヘッドホンです。独自の「高性能トランスデューサー」を採用。深みのある低域とクリアな高域が特徴です。また、振動板に柔軟性をもたせ、存在感のある低域を実現しています。

やわらかなパッドとベロアを組み合わせたイヤーパッドが、頭部にやさしくフィット。聞き疲れしにくい開放型の設計なので、長時間のリスニングにも適しています。

ブラックを基調としたスタイリッシュなボディに、ブロンズのロゴをあしらった高級感のあるデザインもポイント。さまざまなインテリアやファッションに馴染みやすい高級ヘッドホンを探している方にもおすすめです。

高級ヘッドホンのおすすめランキング|密閉型

第1位 ゼンハイザー(SENNHEISER) 密閉型ヘッドホン HD 820

ゼンハイザー(SENNHEISER) 密閉型ヘッドホン HD 820 2018

By: sennheiser-hearing.com

自宅でも屋外でも幅広いシーンで使いやすい密閉型の高級ヘッドホンです。クリアかつ自然なサウンドを鳴らせるのが魅力。マイクロファイバーのイヤーパッドが物理的に周囲のノイズを低減するため、音に集中できます。

人間工学に基づいたデザインで、長時間でも快適にリスニングできるのがポイント。共振を抑えてクリアなサウンドを楽しめる「ガラス製トランスデューサーカバー」を採用しているのも特徴です。

第2位 ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z1R

ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z1R 2016

広帯域と広ダイナミックレンジを実現する、大口径70mmHDドライバーユニットを搭載した高級ヘッドホンです。120kHzの超高音域を再生できるのが特徴。ハイレゾ音源の繊細なサウンドも忠実に再現できます。

高磁力ネオジウムマグネットを採用しており、解像度の高いクリアな音質を実現できるのも魅力のひとつ。低域における通気抵抗をコントロールして重低音のリズムを正確に再現する「ビートレスポンスコントロール」も備えています。

高耐久な牛革をヘッドバンドカバーに採用。厚みのあるクッションを採用しており、しっかり頭にフィットします。重低音の迫力を逃さずリスニングできる立体縫製イヤーパッドを採用。国内生産かつハンドメイドで丁寧に作られているので、品質面も良好です。

第3位 デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D9200

デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D9200 2018

高知県産の「孟宗竹」をハウジングに採用したスタイリッシュな高級ヘッドホンです。竹が持つ軽量性・剛性・振動吸収性を備えているのが特徴。雄大かつ自然なサウンドを表現できるのも魅力です。

50mmのナノファイバー・フリーエッジ・ドライバーを搭載し、量感豊かなサウンドを楽しめるのもメリット。ハイレゾの高解像度音源も再生できます。

簡単にサイズ調節できる「アルミダイキャストハンガー」を採用しているのもポイント。耳にやさしいイヤーパッドを使用しているので、快適にリスニングできます。

第4位 オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWKT

オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWKT 2019

美しい木目と木そのものが持つ音響特性を活用した高級ヘッドホンです。質の高い木材のひとつとされる「黒檀」を素材として採用。クリアな音場をキープしつつ、あたたかみのあるサウンドをリスニングできます。

直径53mmの大口径ドライバーを搭載し、広大な音場を実現しているのも魅力のひとつ。ドイツ製のバーメンジュール磁気回路を採用することで、原音に忠実なサウンドも楽しめます。ハイレゾ音源を再生できるのもおすすめポイントです。

第5位 オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWAS

オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWAS 2019

高品質の木材である「アサダ桜」をハウジングに採用した高級ヘッドホンです。美しい木目と木そのものが持つ音響特性を実現。クリアな音場を再現し、あたたかみのあるサウンドを楽しめます。

日本の工場でひとつひとつ丁寧に手作業で作られており、高い品質を実現。使い込むほど味わいが出てくるので、長く愛用できます。独自の二重構造を採用しているため、伸びやかな低音も再生可能です。自然なサウンドを楽しめるおしゃれなヘッドホンを探している方はチェックしてみてください。

第6位 ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z7M2

ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z7M2 2018

生演奏のようにリアルなサウンドを楽しめる高級ヘッドホン。70mmとワイドな振動板を搭載しており、広がりのあるナチュラルな響きを感じられます。ドームを大型化することで、鮮明な中低音域とツヤのある中高音域を表現できるのも魅力です。

再生周波数帯域が4Hz~100kHzと広く、ハイレゾ音源に対応しています。また、付属の着脱式ケーブルを用いることで、左右の音声信号を独立して繋げる「バランス接続」が可能。定位感に優れた繊細な音を味わえます。

ソニーの立体音響技術を駆使した「360 Reality Audio」認定モデル。ヘッドホン特性や耳の形に最適化する「Headphones Connect」アプリを使用し、実際にその場にいるかのような迫力あるサウンドを体験できます。

第7位 アーカーゲー(AKG) ヘッドホン K872-Y3

アーカーゲー(AKG) ヘッドホン K872-Y3 2020

音をリアルに再現する高級ヘッドホン。直径53mmの大口径ドライバーが強力な磁気回路で駆動することで、広大なダイナミックレンジがありながら、微細な信号を再生できると謳われています。

また、独自設計のハウジングを採用しているのもメリット。優れた遮音性で、レコーディングなどの現場でも活躍するアイテムです。

さらに、長時間装着しても耳が痛くなりにくいのもうれしいポイント。「3Dスローリテンション」技術を使用しており、耳の周囲と接する面の形状を保持し、頭部への圧迫を軽減しながら心地よい装着感を実現しています。

第8位 オーデジー(AUDEZE) LCD-XC 2021 CLOSED-BACK HP

オーデジー(AUDEZE) LCD-XC 2021 CLOSED-BACK HP 2021

クリアな音質のモノを探している方におすすめの高級ヘッドホン。2008年に設立されたアメリカのオーディオブランド「オーデジー」の製品です。本製品は平面磁界駆動型のアイテムで、歪みが少なく明瞭なサウンドを楽しめるのも魅力のひとつです。

さらに、ハウジング素材にカーボンを採用しているのもメリット。外部ノイズの影響を抑えて快適なリスニングが可能です。独自技術「Fazorテクノロジー」を搭載しているのもうれしいポイント。ドライバーから出力されたサウンドを正確に伝えることで正しい位相を実現し、楽器やボーカルの位置を表現したサウンドステージを体感可能です。

また、本製品は4ピン ミニXLR ステレオケーブルとトラベルケースが付属します。

第9位 ウルトラゾーン(ULTRASONE) Signature MASTER MkII

ウルトラゾーン(ULTRASONE) Signature MASTER MkII 2024

正確でキレのあるサウンドを届ける高級ヘッドホンです。チタンを使用した40mmの密閉ダイナミック型ドライバーを備えているのが特徴。レスポンス性と豊かな低域再生を実現しています。

独自の「S-Logic 3テクノロジー」を搭載しており、自然な広がりのあるサラウンドサウンドを味わえるのもポイント。規格の異なる3本のケーブルが付属。バランス接続が可能なほか、使用シーンや接続機器に合わせてフレキシブルに使えます。

セミハードタイプのキャリングケースが付いているため、本体とケーブルを安全に持ち運びできるのもメリット。スタジオなどへ携行しやすい高級ヘッドホンを探している方にも向いています。

第10位 デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D7200

デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D7200 2016

天然のアメリカン・ウォールナット材を用いた高級ヘッドホンです。重厚感のあるフォルムと上質でなめらかな肌触りが特徴。不要な振動を抑える仕様で、クリアで美しいサウンドを楽しめます。

軽量で剛性の高い50mm径のフリーエッジ・ナノファイバー・ドライバーを備えているのもメリットです。均一なピストンモーションによって、緻密かつ豊かなサウンドを表現します。

軽くて頑丈なアルミダイキャストハンガーを採用。目盛りと操作しやすいアジャスターが付いており、簡単にサイズ調整が行えます。独自開発の人工皮革を三次元縫製したイヤーパッドも特徴。圧力を分散して側圧をやわらげ、長時間でも快適に使えます。

高級ヘッドホンのおすすめランキング|ワイヤレス

第1位 バウワース&ウィルキンス(Bowers & Wilkins) Px8

バウワース&ウィルキンス(Bowers & Wilkins) Px8 2022

スピーカーブランド「バウワース&ウィルキンス」のワイヤレスヘッドホンにおけるフラッグシップモデル。機能面・デザイン面ともに優れた品質を実現しているのがおすすめポイントです。

24bitの高解像度で動作する信号処理機能と独自のドライバーテクノロジーにより、音楽の繊細なニュアンスを表現。生の音楽を聴いているような没入感を楽しめます。

また、ノイズキャンセリング機能が搭載されているのも魅力のひとつです。さらに、一度の充電で30時間の再生が可能。バッテリー切れを気にせずに、心置きなく長時間のリスニングができます。

第2位 ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) Amiron Wireless

ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) Amiron Wireless 2018

高品質なワイヤレスヘッドホンを探している方におすすめのモデルです。独自のドライバーテクノロジーにより、強力な磁力を活用し、高い解像度や広いダイナミックレンジを実現しています。

また、Bluetooth 4.2に対応。伝送できる最大情報量は48kHz/24bitで、ストリーミング配信の視聴などでも低遅延と高品質を両立したリスニングが可能です。

イヤーパッド素材にはマイクロベロアを使用。柔らかい装着感と高い遮音性を実現しています。さらに、ヘッドバンドには肌触りがよいアルカンターラマイクロファイバーを使用しています。長時間のリスニングが快適に続けられるのも魅力のひとつです。

右側のイヤーカップにタッチパッド機能を採用しているのも特徴。通話のオンオフや音楽再生を直感的に操作できます。

第3位 バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay HX

バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay HX 2021

快適性と洗練されたデザインが魅力の高級ヘッドホン。ネオジムマグネットを使用した40mmドライバー搭載で、豊かなサウンドを楽しめます

ノイズキャンセリング機能を搭載しているのもおすすめポイント。通勤時や通学時にも周囲の音を遮断して、お気に入りの音楽に没入できます。バッテリー駆動時間は最大35時間なので、1日1回の充電でバッテリー切れの心配がなく使用できるのも特徴です。

イヤーパッドには柔らかな触り心地のラムスキンレザーを採用し、ヘッドバンドには形状記憶フォームを使用しています。長時間のリスニングでも疲れにくいのがおすすめポイントです。

第4位 バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay H100

バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay H100 2024

おしゃれなフォルムと使いやすさが魅力の高級ヘッドホンです。40mmのチタニウムドライバーをアルミで覆ったデザインを採用。タッチインターフェースには硬化ガラスを用いており、傷が付きにくいのもメリットです。

3Dフォームを用いたインナーバンドを採用。頭部にやさしくフィットし、心地よい装着感を得られます。イヤーパッドクッションをラムスキンレザーで覆い、しなやかな肌触りを実現しているのもポイントです。

USBオーディオを経由して、最大96kHzのハイレゾ音源を再生可能。また、Dolby Atmosなどの空間オーディオに対応しているため、自然なサウンドを楽しめます。

第5位 ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Headphones

ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Headphones 2023

シーンに合わせて音楽モードを選べる高級ヘッドホンです。すべてのノイズを遮断する「クワイエットモード」は、音楽に集中したいときにおすすめ。周囲の音に配慮したいシーンには、外音を取り込んで不要なノイズだけをカットする「アウェアモード」が向いています。

自分にぴったりのサウンドパフォーマンスに自動調節する「CustomTuneテクノロジー」も搭載。耳の形状を分析して音の伝わり方をコントロールし、常に良好なサウンドを再生します。

Bluetoothマルチポイント接続も便利。2台のデバイスに同時接続できます。本体とケーブルを収納できるキャリーケースが付属しているのもメリット。旅行や出張先に持ち運びたい方にも適した高級ヘッドホンです。

第6位 バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay H95

バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay H95 2020

5段階のノイズキャンセリング機能を搭載した高級ヘッドホンです。イヤーカップホイールを回すことで、ノイズキャンセレーションのレベルを調節可能。周囲の状況に応じて、柔軟に音楽を楽しみたい方におすすめです。

マグネット式イヤーカップにチタン製カスタムドライバーを内蔵し、熟練の職人が丁寧に調整を施しているのも魅力。歪みを抑え、精密で美しいサウンドを実現しています。高級ラムスキンレザーを採用。スムーズな感触を味わえます。落ち着いたデザインのモノがほしい方にもぴったりです。

連続再生時間は、アクティブノイズキャンセレーションがオンの状態で38時間、オフの状態で50時間。長時間の使用に対応します。

高級ヘッドホンの選び方

音の特徴をチェック

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同じように見える高級ヘッドホンでも、それぞれ音の特徴が異なるので、好みによって選びましょう。例えば、モニターライクな音が好みの方には、フラットな音質で再生できるヘッドホンがおすすめ。解像度の高いモノなら、繊細な楽器表現も楽しめます。

一方、EDMやダンスミュージックなど、ビートを感じられる音楽が好きな方には、低音に比重をおいた音質のヘッドホンがおすすめです。

なお、同じ低音重視のモデルでも、ドライバーの大きさやハウジングの構造によって音の特徴が異なります。豊かな響きを重視したモノやタイトな音作りのモノなど、さまざまな製品のなかから自分好みのモデルを見つけてみてください。

ハイレゾ対応の有無をチェック

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ハイレゾとは、高解像度を意味する「ハイレゾリューション」の略です。具体的には、高域再生性能が40kHz以上のモノを指します。

「Hz」で表される再生周波数帯域は、ヘッドホンが再生できる下限から上限までを示した数値です。数値幅が大きなモノほど広いレンジの音の再生に対応できます。

なお、ハイレゾ音源を再生するためには、オーディオ機器もハイレゾに対応している必要があるので注意が必要です。

インピーダンスをチェック

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インピーダンスとは、ヘッドホンケーブルの電流の流れやすさを表す数値で、「Ω」記号を用いて記されます。高いほど電流が流れにくく、低いほど電流が流れやすいことを示しており、音質にも影響する数値です。

インピーダンスが高いヘッドホンは音量が小さい傾向にありますが、ノイズが少なくクリアな音質で楽しめます。高音質のまま大音量で再生したい場合は、アンプをつなげるといった対応が必要です。

一方、インピーダンスが低いヘッドホンは音量が大きい傾向にあるのが特徴。ただし、ノイズが入り音が歪みやすいので、繊細な音楽を聴くのには向いていません。