映画鑑賞に適したヘッドホンを利用すると、自宅で見る映画も、映画館で見るような迫力のある音で楽しめます。動画配信サービスの普及により自宅でも手軽に映画鑑賞ができるようになった現在、ヘッドホンは手軽に映画の視聴環境を向上できる便利なアイテムです。
そこで今回は、映画鑑賞におすすめのヘッドホンをご紹介します。選び方も解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
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- 目次
- 映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめメーカー
- 映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|サラウンド対応
- 映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|密閉型
- 映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|開放型
- 映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|ワイヤレス
- 映画鑑賞向けのヘッドホンの選び方
映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
携帯音楽プレーヤーのウォークマンを取り扱うソニーは、オーディオメーカーとしても世界トップレベル。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホンなど、革新的な製品を次々と世に送り出しています。
映画鑑賞向きのヘッドホンにおいても種類が豊富。サラウンド機能を搭載したヘッドホンも取り扱っています。ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「VPT(Virtualphones Technology)」を搭載したヘッドホンは、映画館のような臨場感あふれるサラウンド音声が魅力です。
ゼンハイザー(SENNHEISER)
ゼンハイザーは、ヘッドホンやマイクで有名なドイツの音響機器メーカー。ゼンハイザーのオーディオ製品は高品質で、音楽制作や映画制作などプロの現場でも使用されています。プロレベルの品質を求める方におすすめです。
また、映画鑑賞に適したヘッドホンも多数取り扱っています。サラウンド機能を搭載した本格的なモデルや、複数の長さのケーブルが付属することで状況によって使い分けられるモデルなどがあり、用途に合わせて選択しやすいのがメリットです。
ジェーブイシー(JVC)
JVCは、神奈川県に本社を置く電機メーカー。イヤホン・ヘッドホンはもちろん、ドライブレコーダーやビデオカメラ、プロジェクターなど幅広い製品をラインナップしています。
同社のヘッドホンは、エントリーモデルやハイエンドモデルを幅広くラインナップ。有線接続タイプやBluetooth接続タイプも種類が豊富なので、予算や好みに合ったモデルを選択できます。
映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|サラウンド対応
ソニー(SONY) デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-HW700DS
独自のバーチャルサラウンド技術「9.1ch 3D VPT」によって、立体的なサラウンド音場を再現する映画鑑賞向けヘッドホンです。基本構成の5.1chに背後や高さの音を表現する4chを追加しているのが特徴。大迫力で臨場感あふれるサウンドを楽しめるおすすめモデルです。
わずらわしいケーブルがないワイヤレスモデルで、音が途切れにくいデュアルバンド無線伝送方式を採用。シネマモード・ゲームモード・ボイスモードを搭載し、コンテンツに合わせて理想的な音場を再現します。スライダー式のスマートなデザインにより、高品位な質感と快適な装着感を両立しているのも魅力です。
ヤマハ(YAMAHA) ワイヤレスホームシアターヘッドホン YH-L700A
ヤマハの音響技術を搭載するサラウンド対応の映画鑑賞向けヘッドホン。通常のオーディオヘッドホンとは異なる2chの音声技術により、個々の音や楽器の鳴っている方向が伝わる立体音響を楽しめます。コンテンツへの没入感にこだわりたい方にもおすすめのモデルです。
本モデルには、コンテンツに合わせて使い分けられる複数のサウンドモードを搭載。セリフ・効果音・BGMを分離して表現するCinemaモードは、臨場感のある映画鑑賞にぴったりです。
映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|密閉型
ジェーブイシー(JVC) ステレオヘッドホン WOOD 01 HA-SW01
大口径ウッドドーム振動板を採用する密閉型の映画鑑賞向けヘッドホン。木の振動板による自然な響きとハイレゾ音源のクリアなサウンドが、解像度の高い上質な音場表現を実現しています。こだわりのある厳選したウッドパーツを採用しており、音に妥協したくない方におすすめの高級モデルです。
また、耳の角度に合わせた傾斜により、快適な装着感を高めるイヤーダイレクトバッフルを採用。高音質なサウンドをロスすることなく耳に伝えられます。持ち運びに便利なキャリングケースが付属しているので、外出先で使用したい場合にも便利です。
オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-250AV
重量約97gの映画鑑賞向けヘッドホン。軽量なので長時間の使用でも疲れにくいのが魅力です。また、スライダー調整機能を搭載しており、頭にしっかりとフィットさせた状態で使えます。
クリアなサウンドを楽しめる40mmドライバーを搭載した高性能モデルながら、買い求めやすい低価格なのも魅力。有線タイプのため、音の劣化や遅延を気にせずに映画を満喫できます。コードの長さは3.5mです。
デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D9200
おしゃれなデザインのおすすめ映画鑑賞向けヘッドホン。ハウジングには高知県産「孟宗竹」を採用しており、職人の手で作られたナチュラルな雰囲気を楽しめるのも魅力です。
50mm径のナノファイバー振動板を採用しているのもメリット。さらに、スピーカーのように振動板の外周をロールエッジで支持する「フリーエッジ構造」によって、低歪かつ豊かな低音域を体感できる製品です。
Austrian Audio プロフェッショナルモニターヘッドフォン Hi-X55
オーストリアのウィーンでデザインや開発、生産をおこなっている映画鑑賞向けヘッドホン。密閉型ながら、オープンなサウンドや優れたフィット感を実現しています。柔らかい低反発イヤーパッドを採用し、長時間快適に装着できるのも魅力です。
ダイヤフラムのぐらつきを解消する高剛性な設計により、不要な共振を低減。映画鑑賞を高音質なサウンドで楽しみたい方におすすめのモデルです。ヒンジ部やヘッドバンド部にメタルパーツを採用し、耐久性を高めているのもポイント。折りたたみ構造により、コンパクトな状態で収納できるのも便利です。
映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|開放型
ソニー(SONY) モニターヘッドホン MDR-MV1
背面開放型音響構造を採用している映画鑑賞向けヘッドホンです。ハウジングを塞がない構造により、ヘッドホン内部の反射音を低減。専用開発ドライバーユニットによって5~80000Hzの超広帯域再生を実現しており、高音質にこだわりたい方におすすめのモデルです。
肌触りのよいスエード調人工皮革のイヤーパッドを採用し、長時間の装着でも快適な付け心地が持続。着脱式ケーブル採用でリケーブルにも対応しています。約223gの軽量ボディを実現しているのもポイント。映画鑑賞はもちろん長時間のモニター作業でも活躍します。
ゼンハイザー(SENNHEISER) オーバーイヤー型ヘッドホン HD 560S
クセのないリアルな音質が特徴的な開放型の映画鑑賞向けヘッドホン。理想的な音の定位を再現するトライアングルポジションを採用したドライバーは、原音に忠実な広がりと深みのある音を出力します。映画鑑賞はもちろん、音楽鑑賞やビジネスシーンでも活用しやすいモデルです。
また、本体重量280gの軽量感とベロア生地のイヤーパッドが、快適なフィット感と着け心地のよさを実現。さらに、オープン型のデザインにより、熱がこもりにくい通気性にも優れています。映画鑑賞やスポーツ観戦による長時間の着用で、耳まわりの蒸れが気になる方にもおすすめです。
取り外し可能なケーブルと変換アダプターが付属しているため、さまざまなデバイスに合わせて便利に活用できます。
ゼンハイザー(SENNHEISER) HD 660S2
ゼンハイザー開発の高性能トランスデューサーを搭載している映画鑑賞向けヘッドホン。超軽量ボイスコイルやラミネート加工を施した振動板など、高品位なパーツをふんだんに採用しており、高音質なサウンドで映画鑑賞を楽しみたい方におすすめのモデルです。
人間工学に基づいた設計により、長時間リスニングに集中できる心地よい装着感を実現。ソフトなパッドとベロアを組み合わせたイヤーパッドを採用し、適度な側圧で頭にフィットしやすい点にも注目です。
アーカーゲー(AKG) リファレンススタジオヘッドホン K712 PRO
開放感あふれる軽快なサウンドを体感できる開放型の映画鑑賞向けヘッドホン。原音の再現性を追求したメーカー独自のハウジング構造により、音の定位や奥行きがリアルに伝わります。映像の臨場感を高められるため、音場が広いモデルを求める方にもおすすめです。
また、耳全体をカバーする大型のイヤーパッドを採用。さらに、ヘッドバンドの長さを調整できるセルフアジャスト機能を搭載し、長時間の映画鑑賞でも快適な着け心地をキープします。本体重量が235gと軽量なのも魅力です。
アーカーゲー(AKG) 高品位リファレンス・ヘッドホン K701
スタイリッシュな外観が魅力の映画鑑賞向けヘッドホン。パッド入り本革ヘッドバンドに加えて3Dフォーム・イヤーパッドを採用するなど、長時間映画を観ていても疲れにくいのがうれしいポイントです。
また、フラットワイヤー・ボイスコイルを採用しているのもメリット。優れた過渡特性を実現し、原音に忠実な音を体感できます。制作者の意図を感じられるアイテムです。
映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|ワイヤレス
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5
ノイズキャンセリング性能に優れた映画鑑賞向けのワイヤレスヘッドホン。使用者の装着状態や環境に合わせて最適化する「オートNCオプティマイザー」により、理想的なノイズキャンセリング効果を提供します。周囲の雑音を遮断しながら、コンテンツへの没入感を高めたい方におすすめのモデルです。
また、イヤーパッドには、柔らかさと安定性に優れたソフトフィットレザーを採用。頭部の形状に合わせて柔軟にフィットするだけでなく、締め付け感を軽減した快適な着け心地も実現しています。
さらに、ノイズキャンセリング機能を使用している状態でも、最長30時間使用できる大容量バッテリーを搭載。3分の充電で最長3時間再生できるUSB PD充電にも対応しています。
ソニー(SONY) ULT WEAR WH-ULT900N
量感のある重低音を再生する「ULTボタン」を搭載している映画鑑賞向けヘッドホン。パワー感を強調し、迫力あふれるサウンドで映画鑑賞を楽しめるのがおすすめポイントです。複数のマイクを適切に制御する、優れたノイズキャンリング性能も備えています。
耳への当たり方や側圧などに配慮した設計で、長時間の使用でも快適な装着感を実現。フル充電で最長50時間再生できるロングバッテリー仕様も魅力です。3分の充電で1.5時間使える急速充電にも対応しています。
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-CH720N
長時間使用しても疲れにくいおすすめの映画鑑賞向けヘッドホン。重さは約192gと軽く、着けていることを忘れるような装着感を実現していると謳われています。
また、高品質のノイズキャンセリング機能を備えているのも特徴のひとつです。「デュアルノイズセンサーテクノロジー」を採用。本体に搭載された2つのマイクを使用することで、騒音を打ち消す効果のある音を生成します。
カラーはブラック・ホワイト・ブルーの3種類をラインナップ。表面はマット仕上げで、おしゃれに使えるのもメリットです。
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-XB910N
迫力のある重低音を楽しみたい方におすすめの映画鑑賞向けヘッドホンです。本体にはそれぞれ2機のフィードフォワードマイク・フィードバックマイクを搭載しており、高いノイズキャンセリン性能と自然な外音取り込みを実現。自宅はもちろん、電車やカフェなどのさまざまなシーンでも映画に集中できるのが魅力です。
カラーはブラックとブルーの2種類をラインナップしています。さらに、「EXTRA BASS」サウンドを採用しているのもメリット。内蔵アンプで重低域をブーストし、豊かな重低音とクリアな高音を両立しています。
アップル(Apple) 密閉型ワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン AirPods Max
原音に忠実なサウンドを表現するサラウンド対応の映画鑑賞向けヘッドホン。深みのある低音からクリアな高音まで、ノイズの少ない高音質なサウンドが耳に届きます。高品質なノイズキャンセリング機能を搭載しているので、周囲の雑音を遮断しながら映画鑑賞に集中したい方にもおすすめのモデルです。
ヘッドバンドのキャノピーには、通気性のあるニットメッシュ素材を採用。重量感を分散しながら頭部にかかる圧力を軽減します。さらに、まくらのような柔らかさで耳にフィットするメッシュ生地のイヤークッションも魅力です。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-S220BT
長時間でも軽い着け心地が特徴的な映画鑑賞向けのワイヤレスヘッドホン。本体重量約180gの軽量設計で、快適な装着感を実現しています。1日中着用しても疲れにくいため、映画鑑賞だけでなく、ゲームやWeb会議などのマルチな用途で活用したい方にもおすすめのモデルです。
また、最長約60時間の連続使用が可能な大容量バッテリーを搭載。長時間の使用でもバッテリー切れの不安を軽減できます。さらに、USB接続での急速充電にも対応しているので、外出先で手軽に充電しやすいことも魅力です。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-M50xBT2
映画鑑賞用としてはもちろん、通勤時などの持ち運びにも優れた映画鑑賞向けヘッドホンです。AKM社のHi-Fi DAC&ヘッドホンアンプを採用しており、ハイレゾ音源96kHz/24bitに対応。奥行きのある高解像度でのリスニングが可能です。
また、低遅延モードを搭載しているのもうれしいポイント。専用アプリ「Connect」を使用してモードを切り替えることで、動画視聴やゲームプレイの際にも音の遅延の少ない再生を楽しめます。そのほか、専用アプリでは音質や音のバランスを自分好みに設定できるイコライザーなどを採用。さまざまなカスタマイズを設定できるため便利です。
さらに、快適な通話ができるのもメリット。本体2箇所に小型高性能マイクを備えており、街中などの周囲の音が気になるシーンでも通話相手にクリアな声を届けられます。
パナソニック(Panasonic) ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HD600N
おしゃれなカラーリングのアイテムを探している方におすすめの映画鑑賞向けヘッドホン。カラーはマルーンブラウンとオリーブグリーンの2種類をラインナップしており、シンプルなアースカラーが魅力。さまざまなコーディネートのナチュラルな差し色として活躍します。
また、ハイレゾ相当の高解像度サウンドを楽しめるのも特徴のひとつ。Bluetoothの標準コーデックSBCに加えて、高音質AACコーデック・LDAC・Qualcomm® aptX HDに対応しており、ワイヤレス製品ながら早いレスポンスと精緻なサウンドを再現します。
ノイズキャンセリング使用時の連続再生時間は約20時間と、一度の充電で一日中便利に使えるのもメリット。映画鑑賞はもちろん、タウンユースにも使いやすいヘッドホンです。
ソノス(SONOS) SONOS Ace
アクティブノイズキャンリング機能を搭載している映画鑑賞向けヘッドホンです。周囲の気になる騒音を低減し、リスニングに集中しやすいおすすめモデル。外音を取り込む機能も備えています。
わずらわしいケーブルのないワイヤレスタイプ。調整できるステンレススチール製バンドと回転式イヤーカップの組み合わせで、快適なフィット感を実現します。立体的なサウンドを再現する空間オーディオ技術「ドルビーアトモス」に対応しているのも魅力です。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BT
空気の流れを開放する構造の映画鑑賞向けヘッドホン。ナチュラルな音の鳴りを楽しめます。大口径53mmドライバーを搭載し、高音質なサウンドで映画を楽しめるのも魅力。高品位Hi-Fi DACとヘッドホンアンプを内蔵しており、迫力のある低域とクリアな中高域を再生します。
専用アプリを利用すれば、AACコーデックやLDACコーデックに切り替えが可能。LDACコーデックにすれば、ワイヤレスでもハイレゾ音質相当のサウンドを再生できます。
アンカー(ANKER) Soundcore Space One A30350
ミニマルなデザインのアイテムを求めている方におすすめの映画鑑賞向けヘッドホン。5段階の外音取り込み機能が搭載されており、通勤や通学など移動中の映像コンテンツ視聴にもぴったりの製品です。
通常再生時の最大再生時間は約55時間で、一度の充電で数日使えるのもうれしいポイント。旅行時などでも充電ケーブルやプラグを持っていく必要がないため便利です。また、長距離移動などの飛行機内での映画鑑賞にも適しています。
カラーはブラック・ホワイト・ブルーの3種類をラインナップしています。
アンカー(ANKER) Soundcore Life Q35 A30270
高性能のノイズキャンセリング機能が付いているおすすめの映画鑑賞向けヘッドホンです。本体外側と内側に合計5つのマイクを搭載しており、メーカー独自技術の「ウルトラノイズキャンセリング」を実現。交通機関・屋内・屋外と3つのモードで環境に適したノイズキャンセリング強度を設定可能です。
専用アプリ「Soundcore」の使用により、イコライザー設定など多彩な設定をカスタムできるのもうれしいポイント。映画鑑賞に加えて、電車などの移動時にも便利に使えるヘッドホンです。
また、形状記憶イヤーカップを採用しているのもメリット。長時間装着時にも快適で、耳が痛くなりにくいアイテムです。さらに、本体にはセンサーを備えており、ヘッドホンを耳から外すと自動で音楽が停止するのも特徴。スムーズに映像コンテンツを楽しめるさまざまな機能が付いています。
エックスラウンド(XROUND) VOCA MAX
独自開発の特許技術「XROUND Lite」を搭載している映画鑑賞向けヘッドホン。広さと奥行きを感じられる高音質なサウンドを楽しめるのがおすすめポイントです。ハイレゾ対応ドライバーを搭載しているほか、Bluetoothコーデック「LDAC」に対応しており、ワイヤレスながらハイレゾ相当のサウンドを楽しめます。
ノイズキャンセルの強度を周囲の騒音量に合わせて自動で調整する「適応型アクティブノイズキャンリング」を搭載している点に注目。周囲の騒音を効果的にカットしながら、ノイズキャンセル時の閉塞感を低減しているのが特徴です。
専用アプリ「MyTune」を利用すれば、外音取り込みモードも使用可能。周囲の状況に気を配りながら映画鑑賞などを楽しめます。
映画鑑賞向けのヘッドホンの選び方
ハウジング構造で選ぶ
迫力ある低音と遮音性が魅力の「密閉型」
ドライバーユニットが密閉され、外部に音を漏らさない構造のヘッドホンが密閉型です。遮音性が高く周囲の音が気にならないため、音に集中しやすいのが特徴。音漏れしにくいので、夜間など大きな音が出せない環境で使いやすいのもメリットです。
密閉構造のハウジングそのものが共鳴するため、迫力のある低音を楽しめる点も魅力。しかし、開放型と比較すると圧迫感があるので、長時間装着していると疲れを感じる場合があります。映画鑑賞において、迫力や低音を重視する方におすすめです。
スピーカーのように自然な音響で楽しめる「開放型」
開放型は、ハウジングがメッシュなどで開放されている構造のヘッドホンです。ドライバーユニットから発した音をハウジングの外へ放出する設計のため、広がりのある自然な音質を得られるのが特徴。伸びのある高音が得意なヘッドホンです。
軽快な装着感で、ストレスなく長時間使用できるのが魅力。しかし、密閉型と比較すると音漏れしやすく、周囲の環境音も聞こえやすい点には要注意。軽快な着け心地や、自然な音響を求める方におすすめです。
接続方法で選ぶ
高音質・低遅延で楽しめる「有線接続」
再生機器とヘッドホンを直接ケーブルで繋ぐのが有線接続タイプです。音の途切れやノイズなどのトラブルが少なく、接続が安定しているのが特徴。デバイスと直接接続できるため遅延が少なく、音声と映像のズレが生じにくいのもメリットです。
音が劣化しにくいので、高音質で映画を楽しめる点も魅力。基本的に充電を必要とせず、長時間使えます。視聴できる範囲はケーブルの長さに依存するため、テレビや大画面のモニターで映画を見たい場合は、長いケーブルを備えたモデルがおすすめです。
スマホやタブレットで手軽に楽しみたいなら「Bluetooth接続」
Bluetooth接続のヘッドホンは、再生機器とヘッドホンを無線で接続するタイプ。ケーブルがないため、ケーブルの断線や絡まるトラブルが発生せず、再生機器から離れた位置でも音声を聴けるのが特徴です。
ヘッドホンを装着した状態で自由に動けるので、屋外で使用しやすいのもメリット。なお、Bluetooth接続のヘッドホンを使用するには、再生機器がBluetoothに対応している必要があります。
サラウンド機能を搭載したヘッドホンがおすすめ
サラウンドとは、音に囲まれるように立体的な音響効果を生み出す機能のこと。サラウンド機能が搭載されたヘッドホンを使用すると音の立体感や臨場感が強くなり、映画をより大迫力で楽しめます。
また、サラウンドを実現するには、複数のスピーカーが必要です。映画館では前後左右にスピーカーを配置してサラウンドを実現していますが、ヘッドホンではバーチャルサラウンド技術によって仮想的にサラウンド効果を生み出しています。
スピーカーの数を表すチャンネル数が多いほど聴こえる音が多方向で、より立体的に聴こえるのが特徴。映画鑑賞用のヘッドホンにおいては、5.1chや7.1ch、9.1chなどがおすすめです。
高性能なヘッドホンを使えば、映画館のような大迫力のサウンドで映画を楽しめます。マンションやアパートなど、音漏れが気になる環境での使用にもおすすめ。スマートフォンやタブレット、テレビなど、視聴環境はさまざまなので、利用シーンを具体的にイメージして選んでみてください。