映画鑑賞に適したヘッドホンを利用すると、自宅で見る映画が映画館のような迫力のある音に感じられます。動画配信サービスの普及で自宅でも手軽に映画鑑賞を楽しめるようになった今、ヘッドホンは手軽に映画の視聴環境を向上できる便利なアイテムです。

そこで今回は、おすすめの「映画鑑賞向けヘッドホン」をご紹介します。選び方も併せて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。

映画鑑賞向けのヘッドホンの選び方

ハウジング構造で選ぶ

迫力ある低音と遮音性が魅力の「密閉型」

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ドライバーユニットが密閉され、外部に音を漏らさない構造のヘッドホンが密閉型です。遮音性が高く周囲の音が気にならないため、音に集中しやすいのが特徴。音漏れしにくいので、夜間など大きな音が出せない環境でも使いやすいのもメリットです。

密閉構造のハウジングそのものが共鳴するため、迫力ある低音を楽しめる点も魅力。開放型と比較すると圧迫感があるので、長時間装着していると疲れを感じる場合があります。映画鑑賞において、迫力や低音を重視する方におすすめです。

スピーカーのように自然な音響で楽しめる「開放型」

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開放型は、ハウジングがメッシュなどで開放されている構造のヘッドホンです。ドライバーユニットから発せられた音がハウジングの外へ放出される設計のため、広がりのある自然な音質が特徴。伸びのある高音が得意なヘッドホンです。

軽快な装着感で、ストレスなく長時間使用できるのが魅力。密閉型と比較すると音漏れしやすく、周囲の環境音も聞こえやすい点には注意が必要。軽快な着け心地や、自然な音響を求める方におすすめの構造です。

接続方法で選ぶ

高音質・低遅延で楽しめる「有線接続」

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再生機器とヘッドホンを直接ケーブルで繋ぐタイプが有線接続です。音の途切れやノイズなどのトラブルが少なく、接続が安定しているのが特徴。デバイスと直接接続できるため遅延が少なく、音声と映像のズレが生じにくいこともメリットです。

音が劣化しにくいので、高音質な音声で映画を楽しめるのも魅力のひとつ。基本的に充電を必要とせず、いつでも長時間使えます。視聴する範囲がケーブルの長さに依存するため、テレビや大画面のモニターで映画を見たい場合は、長いケーブルに対応したモデルがおすすめです。

スマホやタブレットで手軽に楽しみたいなら「Bluetooth接続」

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Bluetooth接続のヘッドホンは、再生機器とヘッドホンを無線で接続するタイプ。ケーブルがないため、ケーブルが断線したり絡まったりといったトラブルが発生せず、再生機器から離れた位置でも音声を聞けることが特徴です。

ヘッドホンを装着した状態で自由に動けるため、屋外で使用しやすいこともメリット。Bluetooth接続のヘッドホンを使用するには、再生機器がBluetoothに対応している必要があります。映画を手軽に楽しみたい方におすすめの接続方法です。

サラウンド機能を搭載したヘッドホンがおすすめ

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サラウンドとは、音に囲まれるような立体的な音響効果を生み出す機能のこと。サラウンド機能を搭載したヘッドホンを使用すると音の立体感や臨場感が強くなり、映画をより大迫力で楽しめます。

サラウンドを実現するには、複数のスピーカーが必要です。映画館では前後左右にスピーカーを配置してサラウンドを実現していますが、ヘッドホンではバーチャルサラウンド技術によって仮想的にサラウンド効果を生み出しています。

スピーカーの数を表すチャンネル数が多いほど聞こえる音の方向が複雑で、より立体的な音に聞こえることが特徴。映画観賞用のヘッドホンでは、5.1chや7.1ch、9.1chなどがおすすめです。

映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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携帯音楽プレーヤーのウォークマンを取り扱うソニーは、オーディオメーカーとしても世界トップレベル。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホンなど、革新的な製品を次々と世に送り出しています。

映画鑑賞に向いたヘッドホンも種類が豊富。サラウンド機能を搭載したヘッドホンもいくつか取り扱っています。ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「VPT(Virtualphones Technology)」を搭載したヘッドホンは、映画館のような臨場感あふれるサラウンド音声が魅力です。

ゼンハイザー(SENNHEISER)

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ゼンハイザーは、ヘッドホンやマイクで有名なドイツの音響機器メーカー。ゼンハイザーのオーディオ製品は非常に高品質で、音楽制作や映画制作などプロの現場でも使用されています。プロレベルの品質を求める方におすすめです。

映画鑑賞に適したヘッドホンも多数取り扱われています。サラウンド機能を搭載した本格的なモデルや、複数の長さのケーブルが付属することで状況によって使い分けられるモデルなどがあり、用途に合わせて選択しやすいことがメリットです。

JVCケンウッド(KENWOOD)

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家庭用オーディオやカーオーディオなど、オーディオ関連では幅広い製品を取り扱っているメーカー。日本ビクターと統合した際に会社名が「ケンウッド」から「JVCケンウッド」になりましたが、「ケンウッド」の名称は商品ブランドとして残されています。

ヘッドホンは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広くラインナップ。有線接続タイプもBluetooth接続タイプも種類が豊富なので、予算や好みに合ったモデルを選択できます。

映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|密閉型

ソニー(SONY) デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-HW700DS

ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「Virtualphones Technology」を搭載したワイヤレスヘッドホン。高さ方向と奥行き方向の音場を再現する9.1chサラウンドに対応しているため、映画を臨場感あふれる音声で楽しめます。

充電はUSB経由で行い、フル充電で約12時間、約30分の充電で約2時間の再生が可能。ワイヤレスヘッドホンですが、2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用するデジタル接続方式を採用しているため、音声が途切れにくいことが魅力です。

シネマモードやゲームモード、ボイスモードなど、シーンに合わせたエフェクトも搭載。特にシネマモードは、ソニーの映画部門であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの協力により映画館の音場を再現したモードなので、映画鑑賞におすすめです。

ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3

最長38時間の再生が可能なBluetooth接続のヘッドホン。強力なノイズキャンセリング機能を搭載しているのが特徴です。髪型や眼鏡などによる装着ズレを検出し、ノイズキャンセリング特性を最適化するため、周囲の音を気にせず映画の世界に集中できます。

専用アプリをインストールすると、イコライザーや音場設定のカスタマイズが可能。音楽が聞こえてくる方向を指定する機能も搭載されているため、まるでスピーカーで聴いているような感覚で映画を楽しめます。

音声アシスタント機能にも対応し、音声操作でニュースの確認やスケジュールの管理、調べものなどが可能。スマートフォンやタブレットで、手軽に映画を楽しみたい方におすすめのヘッドホンです。

ソニー(SONY) デジタルサラウンドヘッドホンシステム WH-L600

サラウンド機能を搭載したデジタル接続方式のワイヤレスヘッドホン。背後の音を表現可能な7.1chサラウンドに対応しているため、大迫力の音声で映画を楽しめます。

映画館の音場を再現したシネマモードや人の声を聞き取りやすくするボイスモードなど、合計4つのエフェクトモードを搭載。映画鑑賞以外にも、さまざまな用途にサラウンド機能を活かせます。

付属のスタンドは、ヘッドホンをスタイリッシュに収納しながら充電も可能。ヘッドホンはフル充電した場合、最大17時間連続で使用できるため、シリーズものの映画をまとめて鑑賞する際に途中で充電する必要がないことも魅力です。

ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-H910N

ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリング機能により周囲の雑音を気にせず音声に集中できるため、飛行機や新幹線などの移動中に映画を楽しみたい方におすすめです。

スマートフォンアプリから、イコライザーやサウンドエフェクトをカスタマイズ可能。低音や高音を強調することで映画の臨場感を高められます。

ノイズキャンセリング機能をオフにした場合、最長45時間の連続再生が可能。10分の充電で2.5時間の再生が可能なクイック充電にも対応しているため、急な外出時にも安心して持ち出せます。

ゼンハイザー(SENNHEISER) デジタルワイヤレスヘッドホン RS 175-U

低音を重視した密閉型のワイヤレスヘッドホン。ダイナミックベースモードとバーチャルサラウンドモードが搭載されており、コンテンツに合わせたリスニングモードを選択可能。臨場感のあるサウンドを体験できます。

再生周波数帯域が17~22000Hzと広く、バランスのよい音質が特徴。接続はデジタル方式で、隣の部屋へ移動しても安定した接続が可能です。最大で約100m離れていても通信できるため、映画を再生しながら自由に動き回れます。

人間工学に基づいたデザインを採用しており、密閉型ながら長時間装着していても快適なこともポイント。使いやすさに配慮された、本格的な映画鑑賞向けヘッドホンです。

JVCケンウッド(KENWOOD) 密閉型ヘッドホン CLASS-S WOOD HA-SW01

ハウジングに無垢の木材を採用したヘッドホン。木製のパーツを効果的に配置することで、自然な音の広がりや臨場感、余韻あふれるサウンドを実現しています。

接続方法は、有線接続。自然な空間表現を実現するために、左右それぞれにケーブルが独立していることが特徴です。また、強度を向上させるために、ケーブルの素材には布を採用。プラグとジャックの接触を安定させ、振動による音質劣化を防ぐ構造を採用しています。

ハイレゾ音源に対応しているため、映画鑑賞だけではなく音楽を聴く用途にもぴったりです。木材を使用しているので、製品ごとや左右で外観が異なることも特徴のひとつ。デザインにもこだわりたい方におすすめのヘッドホンです。

JVCケンウッド(KENWOOD) ワイヤレスヘッドホン HA-S28BT

4色のカラーバリエーションで展開されているカジュアルなワイヤレスヘッドホン。イヤーパッドにソフトタッチクッションが採用されているのが特徴。ハウジングとバンドが軽量設計になっているので、長時間の映画もストレスなく鑑賞できます。

小型軽量のヘッドホンながら、最大11時間の連続再生に対応している点も魅力。Bluetooth接続のためスマートフォンやタブレットとの相性がよく、ヘッドホン単体でボリューム調節や曲送りなども可能です。音声アシスタント機能にも対応しています。

携帯に便利なスイーベル機能も搭載され、コンパクトな状態で持ち運びが可能。スマートフォンで映画鑑賞をしたい方におすすめのヘッドホンです。

オーディオテクニカ(audio-technica) デジタルワイヤレスヘッドホンシステム ATH-DWL770

3種類の接続方法に対応したワイヤレスヘッドホン。デジタル方式で接続する場合は電波干渉に強い2.4GHz帯を使用。最適なチャンネルに自動で接続する機能を搭載しているため、音の途切れが少なく安定していることが特徴です。

ヘッドホンのバッテリーが残っていない場合やスマートフォンやタブレットと直接接続したい場合は、有線接続でも利用可能。付属のケーブルを使用して有線接続するとハイレゾ音源にも対応するので、映画だけではなく高音質で音楽も楽しめます。

耳を包み込む形状のハウジングと立体的でソフトなイヤパッドを搭載し、長時間使用しても疲れを感じにくい快適な装着感を実現。自宅ではテレビ、外出先ではスマートフォンなど、さまざまなシーンで映画を楽しみたい方におすすめのヘッドホンです。

映画鑑賞向けヘッドホンのおすすめモデル|開放型

ゼンハイザー(SENNHEISER) ハイエンド・アラウンドイヤーヘッドホン HD 599

おしゃれなデザインの開放型ヘッドホン。イヤーカップとソフトイヤーパッドが特徴で、装着による疲れを感じにくいため、長時間の映画鑑賞に向いています。ソフトイヤーパッドが交換可能な点も魅力です。

人間工学に基づいた独自技術「EARテクノロジー」を採用。空間が感じられる自然な音質も特徴のひとつです。

有線接続タイプのヘッドホンで、3mのステレオ標準プラグと1.2mのステレオミニプラグが同梱。スマートフォンやタブレット、テレビなど、接続するデバイスによってケーブルを使い分けられます。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン オープン型 HD 660S

音質にこだわった有線接続のヘッドホン。6.35mmステレオ標準プラグケーブルとバランス駆動用のケーブルが同梱されており、さまざまなオーディオ機器に対応。着脱可能なケーブルには伝導性の高いOFC銅線を採用し、ハンドリングノイズを抑えています。

独自に開発された新設計のトランスを搭載していることが特徴。開放型特有の自然な高音はもちろん、しっかりとした低音も魅力で、バランスのよい音で映画を楽しめます。

頑丈な設計ながら重量は約260gと軽量。イヤーカップは耳の形に合わせた構造になっており、快適な装着感を実現しています。

オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックシリーズ ATH-AD2000X

53mmドライバーを搭載した有線接続のヘッドホン。再生周波数帯域は5~45000Hzと幅広く対応しており、バランスのとれた広帯域再生が特徴。搭載されている53mmのドライバーは本モデル専用設計で、繊細な音の表現が可能です。

音質を重視し、左右それぞれにケーブルを接続するスタイルを採用。左右の伝送ロスをなくし、バランスの取れた音を実現しています。ケーブルには複数のハイブリッド素材が採用され、絡みにくいことが特徴です。

ジョイントとフレームにはマグネシウム素材が採用され、軽量ながらも頑丈な設計を実現。重量は265gのため、長時間の装着もストレスなく行えます。

オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルオープンバックリファレンスヘッドホン ATH-R70X

プロ用として設計されたヘッドホン。開放型専用に新設計された45mmの大口径ドライバーを搭載しており、プロの現場でも使えるハイレベルな音が特徴。ハウジングにはアルミニウム製のパンチングメッシュを採用し、広がりのある音を実現しています。

通気性のよいイヤーパッドと3D方式ウイングサポートを搭載し、装着感も良好。重量は約210gと軽量で、長時間の映画鑑賞もストレスなく行えます。

付属する独自の着脱式コードは、左右の区別なく接続できるタイプなので、毎回左右を確認する手間がかかりません。ポーチも同梱されるため、ヘッドホン本体とコードをまとめて収納可能です。

ヤマハ(YAMAHA) ヘッドホン HPH-200

ナチュラルな音質が特徴のヘッドホン。独自の40mmドライバーを搭載し、開放型ながらパワフルな低音を実現。ユニットの背面側に通気孔を設けたことによる開放的な音の鳴り方も特徴で、自然で繊細な音質が魅力です。

長時間の映画鑑賞を快適に楽しめるように、装着感にも工夫が施されています。ヘッドバンドはスムーズな長さ調節が可能で、イヤパッドにはベロア生地を採用。ハウジングは最大110°まで回転するスイーベルタイプです。

本体ケーブルの長さは1.2mですが、2mの延長ケーブルと6.3mm変換プラグが付属します。スマートフォンやタブレットのほか、ホームシアターにも対応可能。さまざまなシーンで活用できる便利なヘッドホンです。

コス(KOSS) Porta Pro Wireless

おしゃれなデザインのワイヤレスヘッドホン。1984年に発売された「KOSS PORTAPRO」のデザインを、そのまま引き継いでBluetooth接続に対応したことが特徴です。伝統的な高音質が持ち味で、映画鑑賞にも向いています。

リモコンが搭載され、音量調節やペアリング状況の確認が可能。フル充電すると連続12時間再生できるバッテリーも備えています。重量がわずか70gという超軽量設計も魅力。イヤークッションは通気性に優れた素材のため、装着感は良好です。

折りたたむと、ポケットに入るほどコンパクトになることも特徴のひとつ。丈夫な専用セミハードケースが付属するので、持ち運びにも適しています。