多くの音楽ファンから支持されている大手電機メーカー「ソニー」のヘッドホン。独自技術による高音質や高性能を実現しており、初心者から音楽現場のプロフェッショナルまで、国内外問わず人気を集めています。

今回は、ソニーのヘッドホンをご紹介。ワイヤレスや有線などに分けてそれぞれ製品をピックアップしました。ソニーのヘッドホンを購入する際にはぜひチェックしてみてください。

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ソニーのヘッドホンの特徴

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ソニーのヘッドホンは、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを揃えているのが特徴。安価に高音質を楽しめるモデルから、プロのレコーディング現場で用いられるモデルまで、さまざまなヘッドホンを手掛けています。デザイン性にも優れており、用途や予算に合わせた自分好みの製品選びが可能です。

ハイレゾ対応や優れたノイズキャンセリング機能などにより、高音質かつクリアなサウンドを実現しているのも魅力。独自のドライバーユニットを開発したり、デジタル技術による疑似的なサラウンドシステムを実現したりと、最新技術を取り入れながら作られています。

装着感にこだわって作られているのもポイント。老若男女を問わず気持ちよくフィットするヘッドホンを作るために、多くの耳型をとって研究を行っています。ソニーのヘッドホンは、音質と使い勝手、機能性のバランスに優れたモデルを探している方におすすめです。

ソニーのヘッドホンで人気のシリーズ

優れたノイズキャンセリング機能を搭載した「1000Xシリーズ」

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1000Xシリーズは、ソニーのワイヤレスヘッドホンにおけるフラッグシップモデル。高いノイズキャンセリング性能と高音質を実現しているのが特徴です。屋外におけるさまざまなシーンで活躍します。

専用のアプリを使うことで細かく設定できるのが魅力。ノイズキャンセリングのオン・オフだけでなく、外音の取り込み方のレベルも調節可能です。さらに、行動パターンによって自動的に外音取り込みのレベルを調節できる「アダプティブサウンドコントロール」も搭載しています。

ボイスフォーカスにより人やアナウンス音のみを聞きやすくすることも可能。有線接続をすればハイレゾ音源にも対応できます。デザイン性にも優れているため、特に外出時に使いたい方におすすめのモデルです。

おしゃれでコーデにも合いやすい「h.earシリーズ」

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h.earシリーズは、「自分らしさ」や「個性」をしっかりと持った方でもファッションに合わせやすいヘッドホンです。プロダクト全体を一色で仕上げているのが特徴。本体からケーブルまで、パーツがすべて同じ色味になるように作り込まれたデザインを採用しています。

おしゃれなデザインながら、機能性に優れているのも魅力。ソニーの音響技術を活用して、ハイレゾ音源にも対応した高音質なモデルが揃っています。カラー展開も豊富でさまざまなスタイルにマッチするため、ヘッドホンもコーデの一部として取り入れたい方におすすめです。

響くような重低音が楽しめる「EXTRA BASSシリーズ」

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EXTRA BASSシリーズは、2008年から販売されている、迫力のある重低音の再生に特化したヘッドホン。ライブ会場のスピーカー前で感じるような音を再現できるのが特徴です。クラブミュージックやヒップホップなどのジャンルにも適しています。

独自の「エレクトロ・ベース・ブースター」機能を搭載しているのも魅力。ヘッドホンに内蔵されたアンプにより特定の低域をブーストして、グルーヴ感のある重低音を生み出します。

専用の口径40mmドライバーユニットを採用しているのもポイント。低音再生に特化した形状の振動版を独自に開発し、臨場感のあるサウンドを実現しています。圧倒的な重低音に加え、クリアな中高音も両立した人気シリーズです。

プロも使うモニターヘッドホンの「MDRシリーズ」

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MDRシリーズのモニターヘッドホンは、世界の先端技術を用いる「ソニー」と、音創りを熟知した「ソニー・ミュージックスタジオ」が共同開発しているのが特徴。原音をそのまま再現したような音質で、数多くのレコーディングスタジオで使われています。

熟練工によるハンドメイドで作られているのが魅力。手作業で丁寧に作られた後、厳しい検査を経て出荷されます。高品質なおすすめシリーズです。

ゲームに特化したゲーミングヘッドセット「INZONEシリーズ」

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INZONEシリーズのヘッドホンは、立体音響のバーチャライザーに対応。通常は2chに圧縮される音声信号を、ゲーミングギアならではの立体的なサウンドで再現します。ゲームへの没入感や臨場感が高まるだけでなく、敵プレイヤーの位置や距離を把握しやすいのも魅力です。

また、遮音性に優れたソフトフィットレザーイヤーパッドと、頭部への重量負担を分散させるヘッドクッション構造を採用。締め付け感や圧迫感が気になりにくく、快適な装着感でゲームプレイを楽しめます。さらに、ロングバッテリーを搭載しており、長時間プレイを楽しみたい方にもおすすめです。

2.4GHzワイヤレス接続に対応するUSBトランシーバーを使用すれば、サウンドの遅延を抑えられるため、ゲームに集中できます。

ソニーのヘッドホンおすすめ|ワイヤレス

ソニー(SONY) WH-1000XM5

ソニー(SONY) WH-1000XM5

ノイズキャンセリング性能に優れた人気のワイヤレスヘッドホン。装着状態や周囲の環境に合わせて最適化する「オートNCオプティマイザー」により、理想的なノイズキャンセリング効果に自動調節します。中高域のノイズを効果的に低減するので、人の声や日常的な雑音を抑えたい方におすすめです。

また、30mmドライバーユニットを搭載。低音域から高音域まで、自然で伸びのあるサウンドを楽しめます。さらに、AIを用いた高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、騒音下でもクリアな通話ができるのも特徴です。

イヤーパッドには、装着感に優れたソフトフィットレザーを採用。長時間の着用でも負担を感じにくいだけでなく、遮音性を高めているのも魅力です。落ち着いたデザインもポイント。おしゃれなモデルを探している方はぜひチェックしてみてください。

ソニー(SONY) WH-CH520

ソニー(SONY) WH-CH520

高音から低音まで、バランスのよいクリアな音質が特徴的なワイヤレスヘッドホン。ソニーの独自技術「DSEE」により、圧縮音源から失われがちな高音域をCD音質相当まで補完します。ストリーミング再生やMP3、Bluetoothなどのサウンドを広がりのある音で再生できるのが魅力です。

快適な着け心地を実現する、低反発ウレタンフォームを採用したイヤーパッドもポイント。やわらかく耳当たりがよいため、快適な装着感を求める方にもおすすめのモデルです。さらに、最長50時間の連続再生が可能な大容量バッテリーを搭載しています。

また、イコライザー設定を変更できる専用アプリに対応。8種類のプリセットから選べるほか、好みの音質にカスタマイズできます。

ソニー(SONY) WH-CH720N

ソニー(SONY) WH-CH720N

重量わずか約192gの軽量性に優れたワイヤレスイヤホンです。デザインや内部構造の見直しにより、軽量化を実現。装着性を重視している方におすすめのモデルです。

テレワークでの活用にもピッタリ。高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、優れた通話品質を実現しています。ノイズキャンセリング機能も搭載しているので、クリアな音質で快適な通話を楽しめるのも魅力。また、マルチポイント接続に対応しており、2台の機器と同時接続が可能です。

最長50時間の音楽再生に対応。さらに、3分の充電で約1時間の再生が可能な「クイック充電」に対応しているのも魅力です。

ソニーのヘッドホンおすすめ|有線

ソニー(SONY) MDR-ZX110

ソニー(SONY) MDR-ZX110

折りたたんで持ち運べる有線ヘッドホン。ソニー独自のクイック折りたたみ機構を採用しており、コンパクトにできます。カバンやバッグに収納して持ち歩きたい方におすすめです。

ブラック・ホワイト・ピンクのカラーバリエーションがラインナップ。コードは本体と同色のモノを採用しています。さらに、コード表面には細かい溝を設けており、摩擦によるからみを低減できるのも魅力です。

また、30mmドライバーユニットを搭載しており、高音質な音楽再生が可能。安いモデルを探している方にもおすすめです。

ソニー(SONY) MDR-Z7M2 Q

ソニー(SONY) MDR-Z7M2 Q

100kHz再生を実現する高級ヘッドホン。大口径70mm振動板を搭載しており、生演奏のような自然な響きを再現します。さらに、最適化したドーム形状により、低音域から中音域をクリアに、中高音域を艶やかに再生できるのも特徴です。

また、ハウジングには、空気の流れを調節する通気孔を搭載しています。振動板の動作を最適化することで、正確な重低音のリズムを再現可能です。

頭の凹凸にフィットしやすい立体縫製イヤーパッドと、圧力を均等に分散する低反発ウレタンフォームを採用。快適な装着感を求める方にもおすすめのモデルです。さらに、吸放湿性に優れた合皮により、長時間でも蒸れにくく、快適さをキープできます。

ソニー(SONY) MDR-Z1R

ソニー(SONY) MDR-Z1R

ソニーの技術が注ぎ込まれた有線ヘッドホンのフラッグシップモデルです。大口径70mmHDドライバーユニットが、120kHzの高音域再生を実現。音響レジスターをハウジング全面に使用することで、密閉型ヘッドホン特有の空間共鳴を抑制します。ハイレゾ音源の微小音も再生可能です。

また、ヘッドバンドの素材には、フィット感を向上する「βチタン」を採用。頭部に形状にフィットするため、長時間の快適なリスニングを楽しめます。さらに、ヘッドバンドカバーには牛革とクッションを採用しており、フィット感をさらに高めているのもポイントです。

専用ケーブルとまとめて収納できるハードケースも付属。ホコリや汚れから本体を保護しながら、長期的に使用できるのも魅力です。

ソニーのヘッドホンおすすめ|モニターヘッドホン

ソニー(SONY) MDR-CD900ST

ソニー(SONY) MDR-CD900ST

さまざまなレコーディングスタジオでも愛用されるモニターヘッドホンのハイスタンダードモデルです。ソニー独自のドライバーユニットを採用。モニタリングに必要な分解能を向上しています。音の輪郭や定位、さらにはエコーの広がり感など、微妙なニュアンスを細かく再現できるのが特徴です。

また、レコーディングスタジオやポストプロダクションなど、プロの現場で求められるクオリティを追求。歪みの少ないクリアな音質を楽しめます。最大入力1000mWの耐入力があり、音のクオリティを重視するエンジニアやミュージシャンからも人気を集めるモデルです。

ソニー(SONY) MDR-M1ST

ソニー(SONY) MDR-M1ST

高品質なハイレゾの音質を楽しめるモニターヘッドホンです。4年半以上かけて磨き上げられた音質が特徴。中域にフォーカスを当てつつ、低音域や高音域をしっかりとしたサウンドで再現できるのが魅力です。

また、独自開発のドライバーユニットを搭載しており、ハイレゾの音域をダイレクトに表現可能。楽器配置や音の響く空気感など、原音のイメージを忠実に再現します。

熟練工によるハンドメイド製造もポイント。徹底した品質管理のもと、手作業で丁寧に仕上げられたおすすめの製品です。

ソニー(SONY) MDR-MV1

ソニー(SONY) MDR-MV1

空間表現に優れたクリエイター向けの背面開放型モニターヘッドホン。ハウジングに「背面開放型音響構造」を採用することにより、ヘッドホン内部の反射音を低減しています。空間共鳴を抑え、自然な低音域を再生可能です。

また、専用開発のドライバーユニットを採用しており、5~80000Hzの広帯域再生に対応。複数回のシミュレーションから導き出した構造により、低音域での再現性や超高音域再生、高感度再生を実現しています。

イヤーパッドには肌触りがよく、長時間の使用に適したスエード調人工皮革を採用。また、軽量なので、装着時の安定性と快適性も良好です。

ソニーのヘッドホンおすすめ|ゲーミングヘッドセット

ソニー(SONY) INZONE H9

ソニー(SONY) INZONE H9

長時間のゲームプレイを快適に楽しめるゲーミングヘッドセットです。安定性と遮音性を兼ね備えたソフトフィットレザーイヤーパッドを採用。快適な装着感でゲームへの没入感を高めます。外音取り込みモードも搭載しているので、ゲームプレイ中の着信や呼びかけなどにもスムーズに対応が可能です。

また、ゲーム向けに最適化されたソニーの「立体音響バーチャライザー」を搭載。通常では2chに圧縮されるゲームの音声信号を7.1chサウンドに再現できます。さらに、ノイズキャンセリング機能を使用することで、臨場感を高めてゲームの世界を楽しめるのもおすすめのポイントです。

ソニー(SONY) INZONE H7

ソニー(SONY) INZONE H7

低遅延かつ接続安定性に優れたワイヤレス接続に対応するゲーミングヘッドセット。同梱のUSBトランシーバーを活用すれば、2.4GHzワイヤレス接続が可能です。また、頭部にかかる圧力を分散させるイヤーパッドにより、長時間快適に使用できます。

INZONEシリーズ専用のPCソフトウェアに対応しており、ゲームタイトルごとにサウンドなどの設定が可能。自分好みにカスタマイズしたい方にもおすすめのモデルです。

バッテリーは、最長40時間の連続使用が可能。10分の充電で1時間ほど使用できる急速充電にも対応しています。

ソニー(SONY) INZONE H3

ソニー(SONY) INZONE H3

INZONEシリーズのエントリーモデルとしておすすめのゲーミングヘッドセット。比較的安いモデルでありながら、ゲーム向けに最適化された「立体音響バーチャライザー」に対応しています。7.1chサウンドによる臨場感あるサウンドを手軽に楽しみたい方にもピッタリのモデルです。

通話マイクは口元に近いブームマイク形状を採用しており、クリアな音質のボイスチャットが可能。指向性のあるマイクにより、着用者の声のみを効果的に収音します。さらに、ミュート機能も搭載しているので、ゲームだけでなくテレワークでの利用にも便利です。

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ヘッドホンを選ぶときのポイント

接続方法で選ぶ

ワイヤレス(Bluetooth)

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ワイヤレスタイプは、再生機器とヘッドホンをケーブルで繋がずに音楽を楽しめるのが特徴。ケーブルの長さや位置を気にせずに動けるため取り回しがよく、快適に使用できます。Bluetoothを利用して接続するモデルが多く、機器の切り替えもすぐに行えるのが魅力です。

ヘッドホン本体に曲送りや音量調節のボタンを備えたモデルであれば、再生機器をポケットに入れたままでも使用可能。外出先などで音楽を楽しみたい方におすすめです。

ただし、ヘッドホン本体の定期的な充電が必要な点には注意。長時間再生を行う場合にはロングバッテリーモデルを選ぶと便利です。

有線

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有線タイプは、再生機器とヘッドホンをケーブルで接続して音楽を再生するのが特徴。直接端子を差し込むだけですぐに使える手軽さが魅力です。充電などを行う必要もなく、どこでも安定して音楽を楽しめます。

外部要因による音質劣化が少ないのもポイント。プロの音楽制作の現場などで多く使用されています。また、接続機器に表示された映像と音のズレが生じにくいため、動画の視聴やゲームをプレイする際にもおすすめです。

ただし、有線タイプはケーブルが絡まったり、引っかかったりするトラブルに注意が必要。ケーブルが断線してしまった場合には音楽が再生できなくなります。

ハウジング構造で選ぶ

密閉型

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密閉型は、音を発するドライバーユニット周囲のハウジングが密閉されているのが特徴。ヘッドホンの内部で空気を振動させることにより、力強い低音を響かせられます。DJミュージックやロック、メタルなどを聴きたい方におすすめです。

遮音性が高く外部の音が聞こえにくいため、小さめの音量でも音楽に集中できるのが魅力。さらに、音漏れもしにくく、環境を問わず使いやすい形状です。主にレコーディングの際や音楽モニター、外出時用のヘッドホンとして選ばれています。

ただし、音がこもりやすく、耳への圧迫感がある点には注意が必要。長時間の使用には適さない場合があるため、購入前に使い方を確認しておきましょう。

開放型

開放型は、音を発するドライバーユニットの周りにあるハウジングが密閉されていないのが特徴。空気の流れが外に向かうため音がこもりにくく、広がりのある自然な音を楽しめます。高音域の伸びもよく、女性ボーカル曲や、クラシックなどのホールの響きを楽しみたい場合におすすめです。

装着感に優れた製品が多いのも魅力。長時間連続で使用する場合も疲れにくいため快適です。ただし、開放型は音漏れしやすく、外部の音が入りやすい点には注意が必要。主に室内で使用するのに適しています。

装着方法で選ぶ

オーバーイヤー

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オーバーイヤータイプは、耳をすっぽりと覆い隠す形状が特徴。耳を密封状態にできるため音漏れが少なく、遮音性に優れています。サイズは比較的大きめですが、そのぶんドライバーも大きく、高音質なモデルが多いのもポイントです。

耳全体への押し付け感が少なく、安定した装着感が魅力。長時間使用した場合も耳が痛くなりにくいため、快適に使用できます。

オンイヤー

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オンイヤータイプは、イヤーパッドを耳に乗せるような形で装着するのが特徴。軽量コンパクトなモデルが多く、気軽に持ち運んで使用できます。装着感も軽いのが魅力です。

比較的安い価格で購入できるのも魅力。デザイン性に優れたモデルも多く販売されています。ただし、イヤーパッドの材質によっては長時間使用すると耳が痛くなる場合があるため、注意が必要です。

機能で選ぶ

雑音を抑える「ノイズキャンセリング」

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ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音を低減してクリアなサウンドの再生を助ける機能のこと。電車や航空機などの走行音やエンジンノイズなど、気になる騒音を低減できるのが特徴です。

ソニーのノイズキャンセリングでは、ヘッドホンに内蔵されたマイクで周囲からの騒音を拾い、騒音を打ち消す逆位層の音を重ねて再生することによりノイズを低減。主に、人が耳障りに感じやすい40~1500Hzの騒音を低減させます。

周囲からの騒音が全く聞こえなくなるわけではありませんが、小さな音量でも音が聞き取りやすいのがポイント。大音量再生による周囲への音漏れも軽減できます。仕事や勉強、通勤通学時に使用するヘッドホンにおすすめの機能です。

高音質で楽しめる「ハイレゾ対応」

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音楽を高音質で楽しみたい場合には、ハイレゾ対応のヘッドホンがおすすめです。ハイレゾ音源は原音をデジタル化する際に、CDよりも細かく音の情報を保存しているのが特徴。最大で約6.5倍の情報量を持っているため、アーティストの息遣いやライブの空気感などのディテールやニュアンスまで感じ取れます。

ソニーの一部の製品では独自の「DSEE HX」機能を採用。MP3/AACなどの圧縮音源やCD音源をアップスケーリングして、ハイレゾ相当の音質で再生できます。さらに、LDAC対応機器との接続なら、Bluetoothでもハイレゾコンテンツを再生可能。原音の細かい表現まで忠実に再現された音質を楽しみたい場合に便利です。

ただし、ハイレゾ音源を楽しむためには、ハイレゾ再生に対応した再生機器や音源も必要。ハイレゾ対応のヘッドホンだけでは高音質を楽しめないので、必ず事前に確認しておきましょう。

会話や安全確認がしやすい「外音取り込み」

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立ち寄った店でちょっとした会話をしたり、電車内のアナウンスや車のクラクションなどの外音を確認したりしたい場合には「外音取り込み」機能が便利。外音取り込み機能は、ヘッドホン外側のマイクで周囲の音を取り込み、聞き取りやすくする機能です。音楽を楽しみながら周囲の音も聞き取れるので、安全確認にも役立ちます。

ただし、外音取り込み機能はすべての音を聞き取れるようにする機能ではありません。再生している音の種類や音量によっては周囲の音を確認できない場合もあるため、安全に十分に注意して使うことが重要です。

ソニーでは「外音取り込み機能」を「アンビエントサウンドモード」という名前で紹介している場合もあります。どちらも同一の機能なので、外音取り込み機能を備えた製品を選ぶ際にはチェックしてみてください。