包丁の切れ味を蘇らせるアイテムとして人気の「砥石」。天然砥石と人造砥石があり、粒の粗さによって荒砥石・中砥石・仕上げ砥石などに分けられます。鋼・ステンレス・セラミックといった包丁の材質や、用途に合わせて選ぶのがポイントです。
そこで今回は、砥石のおすすめ製品をご紹介します。初心者の方でも気軽に始められるセットや、希少な国産天然砥石もピックアップ。ぜひ参考にしてみてください。
砥石とは?

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砥石とは、金属などを研削・研磨する道具のこと。製品によって形状・材質・用途はさまざまです。砥石で刃先を研ぐことによって切れ味がよくなり、快適に使えるのがメリット。料理が好きな方や、お気に入りの包丁やナイフを長く愛用したい方におすすめのアイテムです。
砥石には大きく分けて、天然砥石と人造砥石の2種類があります。天然砥石は、硬い地質の岩石を採掘したモノ。研磨剤を結合材で固めて作ったモノが人造砥石です。
天然砥石は仕上がりのよさが魅力。ただし、希少価値が高く価格も高めです。一方、人造砥石は性能にムラがなく、比較的安価な点が魅力。なかには、天然砥石に匹敵するような性能を有する製品もあります。
砥石の選び方
包丁の素材に合ったモノを選ぶ
ステンレス製

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ステンレス製の包丁は、普通からやわらかめの砥石を使うのがおすすめです。硬い砥石でも研げますが、硬い砥石は早く削れる一方で扱いにコツが必要なので、砥石の扱いに慣れるまでは研げている感覚が感じにくいといわれています。
やわらかめの砥石なら初心者の方でも研ぎやすく、毎日手軽に使えるのが魅力。日々のメンテナンスにはやわらかい素材でできた中砥石を使い、よりなめらかな切れ味にしたいときは、仕上げ砥石を使うなど、使い分けるのがおすすめです。
鋼製

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鋼製の包丁はプロの料理人も使う切れ味の鋭い包丁。硬い素材でできているので、砥石も硬い素材でできたモノがおすすめです。
ステンレス素材よりも鋼素材の方が硬度が高いため、やわらかい砥石を使うと砥石の消耗が早くなります。砥石が削れた場合は、面直しなどの修復が必要です。
砥石をメンテナンスする手間を軽減するためにも、セラミック系の砥石を使うなど、硬度の高いモノを選ぶのがおすすめです。しかし、鋼素材のなかでも青砥系などでできた包丁の場合はやわらかめの砥石が合うので、包丁の素材をよくチェックしておきましょう。
セラミック

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セラミック製の包丁は、サビにくく手入れも簡単なのがメリット。スタンダードな包丁よりも硬い素材でできているため、普通の砥石よりも硬い素材でできた砥石で研ぎます。
ダイヤモンド製の砥石を使えば研げますが、時間がかかり、包丁を研ぐ際もコツが必要なので上級者向けです。また、包丁の刃先が欠けた場合、自宅での修理は難しいため、メーカーへ修理に出したり業者に頼んだりすることも検討しましょう。
種類と番手をチェック
中砥石

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中砥石は包丁の切れ味が気になるときなど、普段使いにおすすめの砥石です。一般家庭用としても普及しており、砥石を初めて使う方にもおすすめ。仕上げ砥石という種類もありますが、中砥石だけでも十分綺麗に仕上げることが可能です。
番手は#1000程度のモノが主流ですが、なかには#800などもあります。番手の数字が小さいモノほど1回で大きく研げますが、その分包丁の削れ方も大きくなるので注意しましょう。
毎日自炊後に包丁を研ぐ場合は繊細に研ぎやすい、番手の大きいものを選ぶのがおすすめ。包丁の使用頻度に合わせて選んでみてください。
荒砥石

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荒砥石は、砥石を構成する粒子が粗く配置されているアイテムです。粒度が粗い分、大きく削りやすいため、包丁の刃が欠けるなど、大きな破損が生じた場合におすすめ。普段使いには、中砥石や仕上げ砥石を使いましょう。
砥石は#500番手辺りのモノが多いですが、なかには#80など粒度が粗いモノもあります。番手の数字が大きいほど大きく削りやすいので、包丁の刃こぼれ具合などに合わせて選んでみてください。
荒砥石が家庭で使われることはあまりありませんが、中砥石をかける前に使うことで、中砥石の消耗を軽減できます。包丁で硬いモノを頻繁に切るなど、刃先が欠ける心配がある方は、持っておくのがおすすめです。
仕上げ砥石

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仕上げ砥石は、名前の通り仕上げに使う砥石です。見た目がよくなるだけでなく、刃の持ちもキープできるのがメリット。料理人の方などに使われることが多い砥石です。
一般家庭用に使われることはあまりありません。しかし、自宅で寿司など繊細な包丁さばきが必要な料理をする方や、よりなめらかな切れ味にしたい方は、持っておくのもおすすめです。
番手は#3000程度のモノが一般的ですが、なかにはより大きな数字のモノもあります。番手の数字が大きいモノほど繊細に研ぐことが可能。仕上げ砥石を頻繁に使う場合は、包丁の刃を削りすぎないために、大きめの番手も検討しましょう。
初心者には異なる種類の砥石が両面セットになっているモノもおすすめ

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粒度の異なる砥石が一体になっているモノもあります。包丁の切れ味に合わせて、簡単に使い分けられるのがメリット。砥石を買い揃える手間やコストも軽減できるので、コストパフォーマンスを重視する方にも適しています。
砥石を初めて使う方にも、異なる粒度の砥石が一体になっているタイプがおすすめ。中砥石と仕上げ砥石が一体となった砥石を使えば、中砥石で研いだ包丁を、よりなめらかな切れ味に仕上げられます。
また、異なる種類の砥石が一体になっているタイプは、コンパクトに収納できるのもメリット。キッチン収納が少ない方にもおすすめです。
製造方法をチェック
焼結系

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真四角に固められている砥石の多くは、焼結系の砥石です。焼結系の砥石は、原料を焼いて固めることで作られるスタンダードな製造方法で、多くの砥石で採用されています。
焼結系の砥石は耐久力が高く、長期間使えるのがメリット。研磨力もキープできるので、長年愛用したい方におすすめです。セラミックなど硬い素材でできた包丁よりも、鋼やステンレスなど比較的やわらかい素材でできた包丁を研ぐのに向いています。
電着系

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電着系の砥石は、砥石の表面に研磨素材を電着させて作ります。シャープナーやダイヤモンド砥石の多くは、電着系です。電着系の砥石は研磨力が高いのがメリット。一方、包丁の刃が削れやすいので、硬い素材の包丁を使っている方におすすめです。
また、電着系の砥石は表面に研磨素材を付けているだけのため、ある程度使うと研磨力が落ちます。単身赴任中など、短期的に使いたい方へおすすめです。
砥石台や滑り止めの有無をチェック

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砥石は基本的にシンク周りなどで水に浸けて使うため、滑る危険があります。安定させて包丁を研ぐためにも、砥石台があると便利です。砥石台があると高さを確保でき、研ぎやすさもアップします。とくに初めて砥石を使う場合は、砥石がセットになっているモノがおすすめ。砥石台がない場合は、滑り止めとしてタオルや布巾などを敷きましょう。
また、砥石台には削れた砥石が底に落ちるよう設計されているモノもあります。周りを汚さずに包丁が研げるので、手間を省きたい方は、砥石台の機能に注目して選ぶのもおすすめです。
砥石のおすすめメーカー
シャプトン(SHAPTON)

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シャプトンは「SHARPEN YOUR LIFE」をコンセプトにした日本のメーカーです。シャプトンの砥石は、研磨剤の含有率が高く短時間で研げるのが魅力。また、水に浸さず使えるのですぐに研ぎ始められます。ヘリが少なく研ぎやすいのもポイントです。
代表的な製品は「刃の黒幕」シリーズ。粒の粗さごとに色分けされており、砥石台にもなるプラスチックケースに入っているのが特徴です。豊富なラインナップのなかから、刃に適した砥石を選びたい方に適しています。
キング砥石

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キング砥石は、愛知県にある砥石メーカーです。長年の研究を積み重ねて生まれた技術を用いて、さまざまな砥石を生産しているのが特徴。天然砥石で研いだような、鋭い研ぎ味に仕上がります。
キングデラックス・65シリーズ・仕上げ砥石など人気シリーズが多く、多種多様なラインナップが存在。コスパの高い製品も多く、初心者の方から中・上級者まで幅広く人気があります。使いやすい砥石を求める方におすすめのメーカーです。
貝印

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貝印は、刃物の都として知られる岐阜県関市で生まれた日本のメーカーです。カミソリ・ハサミ・包丁などの刃物を中心に、調理・グルーミング・美容・医療用など、多岐にわたるアイテムを展開しています。
貝印の砥石は、刃物メーカーならではの視点をいかし、使いやすさにこだわった製品を数多く展開しているのが魅力。初心者向けのコンビ砥石や、セラミック包丁も研げるダイヤモンド砥石など、さまざまな製品があります。
砥石のおすすめ|初心者向け(両面セット)
キング砥石 ホームトイシ KW-65 HT-65
一般家庭でも使いやすい、両面セットの砥石です。一般包丁やステンレス・打刃物のお手入れにぴったり。切れ味をよくしたいときには茶色の#1000、刃先を鋭く仕上げたいときには白色の#6000など、シーンに合わせて番手を使い分けられます。
素材は特殊砥材を使用。最高級研磨剤を使用し、焼成製法で仕上げられています。硬度が均一なので、品質が変わりにくく長く愛用できるのもメリットです。
サイズは185×63×25mm。砥石台と透明のプラケースが付いており、初めて砥石を購入する方にもおすすめです。
貝印 コンビ砥石セット #400・#1000 AP0305
荒砥石と中仕上砥石がセットになった製品です。初心者の方でも本格的な包丁メンテナンスを行えるのが魅力。目の粗い#400で研ぎ、細かい目の#1000で仕上げることで切れ味がよくなります。ステンレス製と鋼製のどちらの包丁にも使用可能です。
水や研ぎ水を溜められる水差し台座を採用。キッチンを汚しにくく、使用後は台座に置いたまま水を切って乾燥できるのがポイントです。また、砥石台の底面には独自機構を採用した合成ゴムのリブが付属しており、安定して作業ができます。
素材は緑色炭化ケイ素を使用。目詰まりを起こしにくく、研削力に優れているのがメリットです。本体のサイズは254×95×50mm。機能的で使いやすい、おすすめの砥石です。
末広(SUEHIRO) キッチン両面スモール砥石 中/仕上 SKG-27
2種類の番手をセットにした、小型サイズの砥石です。打刃物中研ぎやステンレスの仕上げ研ぎには青の#1000、打刃物の仕上げには#3000がぴったり。滑りにくいゴム製の台が付いているので、安定して研ぎやすいのが魅力です。
砥石の材質はセラミックを使用。砥石のサイズは幅150×奥行50×高さ27mm、重さは約450gです。コンパクトサイズで場所をとりにくいのがポイント。狭いキッチンでも使いやすく、収納にも便利なおすすめの製品です。
藤次郎(TOJIRO) ホームコンビ砥石 #1000/#3000 F-433
1953年創業の老舗が手がけた、一般家庭向けの砥石です。#1000と#3000の2種類をセットしたコンビタイプ。日々のメンテナンスには中砥石、切れ味をよくしたいときには仕上げ砥石と使い分けられます。手軽に包丁を研ぎ直せる、おすすめの砥石です。
サイズは約230×65×30mm。材質は溶融アルミナ質を使用しています。ゴム足付きの砥石台が付属しており、シンクで使用しても滑りにくいのが魅力。自宅用としてはもちろん、初心者の方へのプレゼントにも適しています。
ナニワ研磨工業 BASE double #1000/#3000 QA-0241
2種類の砥石とケーススタンドがセットになった製品です。#1000の中砥石と、#3000の仕上げ砥石が付いています。ステンレス・鋼製の包丁に使用可能。普段のお手入れには中砥石、さらに切れ味のよさを求める場合は仕上げ砥石と、番手を使い分けられるのが魅力です。
ケーススタンドは、砥石台としても収納ケースとしても使えるのがポイント。中は空洞設計を採用しており、水を切りやすい仕様です。また、底面には滑り止めのゴムが付いているため、安定した研ぎ心地を楽しめます。初心者の方におすすめの砥石セットです。
ネセクト(NESHEXST) 両面砥石 #1000/#6000
必要なモノが揃った初心者向けの砥石セットです。砥石本体に加えて、正しい研ぎ角度をキープしやすい角度固定ホルダー、砥石のメンテナンスに用いる面直し、竹製の台座、ラバースペースが付属。初めて砥石を使用する方も使いやすい、おすすめの砥石です。
砥石には、硬度が高く耐久性に優れたアルミナ粉を使用。#1000の中砥石と、#6000の仕上げ砥石をセットした両面タイプです。仕上げの工程は職人による手作業で行われており、品質の高さが期待できます。
サイズは幅180×奥行60×高さ30mm。鋼やステンレス製の洋包丁・三徳包丁・出刃包丁・牛刀など、さまざまな包丁に対応しています。そのほか、ハサミやナイフなどを研ぐのにも便利です。
ツヴィリング(Zwilling) 砥石 32505-100
1731年創業の老舗刃物メーカーが手がけた、両面セットの砥石です。粒度250番手の荒砥石と、1000番手の中砥石が付いています。刃先の調節をしたいときは荒砥石、切れ味を取り戻したいときは中砥石を使用するのがおすすめ。日常のお手入れにぴったりの砥石です。
ケースの裏にはラバーが付属。砥石台として使用しても滑りにくいのが魅力です。また、浸水せずに少量の水をかけてすぐに使えるのもポイント。準備の手間がいらないので、手軽にお手入れをしたい方に向いています。
砥石のサイズは長さ200×幅80×高さ40mm、重さは1000g。砥石の材質は酸化アルミニウムを採用。ピュアホワイトの明るい色合いもポイントです。
藤原産業 SK11 両面ダイヤモンド砥石 #150/#600
セラミック製の包丁も研げる、両面セットの砥石です。一般的な砥石よりも摩耗に強い、ダイヤモンドを使用しているのがポイント。砥石の面直しが不要な点もメリットです。家庭用の包丁から超硬合金の刀まで対応しています。
砥石のサイズは、204×65×7mm。荒研ぎ用の#150と、中仕上げに適した#600を使用できます。滑り止め機能を有する下敷きが付いているため、安定して研ぎやすいのも魅力。初心者の方でも使いやすい、おすすめの砥石です。
馬場刃物製作所 堺一次 両面砥石 コンビトイシ #27430
堺打刃物の老舗ブランドが手がけた両面砥石です。研ぎ角度を固定する「研ぎホルダー」付き。初心者の方でも正しい角度を保って研ぎやすいのが魅力です。写真入りの分かりやすい説明書も付いています。
サイズは180×55×35mm。重さは約754gです。#800の中砥石と、#4000の仕上げ砥石を利用可能。材質はアルミナ研磨剤を使用しており、鋼・ステンレスなどの金属製包丁に対応しています。初心者向けの使いやすい砥石を探している方におすすめです。
堺一文字光秀 特撰砥石 煌シリーズ 両面砥石 #800/4000 14k800w
堺刃物の老舗「堺一文字光秀」が手がけた両面砥石です。レジノイド製法で作られた煌シリーズのひとつ。研ぎに適した#800の中砥石と、#4000の仕上げ砥石が付いています。中砥石は研磨力に優れており、傷みの少ない包丁には荒砥石の代用としても使用可能です。
レジノイド製法とは、アルミナ系の研磨剤とフェノール樹脂系の結合剤を混ぜて成形し、100〜200℃程の低温で固める製法のこと。滑らかでやわらかい研ぎ味が特徴で、繊細な仕上がりが好みの方におすすめです。浸水の必要がなく、水をかけるだけですぐに使えます。
ニトリ ダイヤモンド砥石 sharp M 8972348
人工ダイヤモンドを使用した両面砥石です。リーズナブルな価格なので、初めてダイヤモンド砥石を使用する方におすすめ。切れ味を蘇らせるのに適した#1000の中砥石と、刃こぼれを修正するときに役立つ#400の荒砥石が付いています。
包丁の素材は、ステンレス・鋼・セラミック・チタン製に対応。ケースをそのまま砥石台として使用できるのもポイントです。サイズは幅178×奥行90×高さ30mm。重さは約300gと軽量です。手軽に試せるダイヤモンド砥石を探している方はチェックしてみてください。
互恵商事(GOKEI) 両面ダイヤモンド砥石 包丁研ぎクリップ付き #400#1000

両面仕様のダイヤモンド砥石です。初心者でも安心して使える包丁研ぎクリップ付き。包丁に挟んで砥石にあてるだけで、適した角度を保てるのがメリットです。砥石は荒研ぎ用の#400と仕上げ研ぎ用の#1000を使用可能。よく刃がつき、美しく仕上がります。
浸水させる必要がなく、水をかけながら素早く研げるのもポイント。また、ケースをそのまま砥石台として使用でき、安定して研げるのも魅力です。衝撃に強い透明カバーも付属しており、収納時に重宝します。
サイズは200×70×9mm。重さは約480gです。超硬・焼き入れ鋼・セラミック製刃物の研磨におすすめ。凹凸ができた砥石の面直しにも使用できます。リーズナブルな価格の砥石を探している方はチェックしてみてください。
砥石のおすすめ|初心者向け(中砥石)
シャプトン(SHAPTON) 刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000 K0702
オレンジ色のケースに入った、1000番手の中砥石です。粒度によって色分けされた「刃の黒幕」シリーズのひとつ。持ち運びや収納に便利なケースは、包丁を研ぐ際の砥石台としても使えます。使いやすさを重視する方におすすめの製品です。
優れた研削力を有するため、刃が付きやすいのが魅力。中砥石ながら荒砥石としても使用可能です。材質はセラミックに数種類の複合剤をプラスしています。サイズは210×70×15mm、重さは約500g。鋼の和包丁のほか、V金10合・グレステンなどの硬質ステンレス包丁にも使えます。
シャプトン(SHAPTON) 刃の黒幕 グリーン 中砥 #2000 K0703
マグロ切包丁やステンレス和包丁を研ぐのに適した、2000番手の中砥石です。中研ぎと仕上げ研ぎを兼用できるのが魅力。手間と時間をかけず、1つの砥石で切れ味よく仕上げたい方におすすめです。サイズは210×70×15mm。重さは約500gです。
材質はセラミックと複数の複合剤を使用。天然砥石のような滑らかな研ぎ味を楽しめます。また、砥石台としても使える収納ケースが付いているのもポイント。種類や材質によって色分けされたシリーズなので、ひと目で番手が分かりやすいのもメリットです。
キング砥石 キングデラックス No.1000
特殊砥材で作られた中砥石です。長く愛用しても品質が変わりにくいのが特徴。短い時間で鋭い切れ味に仕上げられます。効率よく包丁のメンテナンスを行いたい方におすすめ。包丁以外にも、かんな・のみ・ハサミ・ナイフなどのお手入れに使えます。
砥石の番手は#1000。サイズは207×66×34mmです。砥石台は付属していないため、砥石のみ購入したい方にぴったり。包丁の切れ味が悪いときや、毎日の研ぎ直しに適した砥石を探している方はチェックしてみてください。
貝印 中仕上砥石 #1000 AP0303
最後の仕上げに適した、目の細かい中砥石です。番手は#1000相当。材質は研磨力の高い緑色炭化ケイ素を使用しています。ステンレス・鋼製の包丁を研ぐのにぴったり。包丁メーカーが手がけた本格的な中砥石を求めている方におすすめです。
砥石台の裏面には合成ゴムのリブが付いており、滑りにくいのが魅力。安定して作業できるので、包丁を研ぐのに慣れていない初心者の方でも安心です。分かりやすい研ぎ方の説明文が付いているのもポイントです。
また、研ぎ水を受けられる溝付きで、キッチンを汚しにくいのもメリット。砥石に水を追加するときに便利な水差しも付いています。本体のサイズは254×95×39mm。使用後は台にセットしたまま、水切りや乾燥ができます。
ナニワ研磨工業 かんたんとぎジョーズ 中砥石 QA-0221
ステンレス製の補助具が付属した中砥石です。包丁にセットすると角度が固定され、上手に研ぎやすいのが魅力。砥石初心者でも簡単に包丁のメンテナンスができます。正しい角度で研ぐ練習をしたい方におすすめです。
砥石のサイズは185×65×15mm。砥石の番手は#1000です。包丁の切れ味が落ちてきたときに使用する中研ぎ用にぴったり。材質は溶融アルミナ質を採用しています。一般家庭で使いやすい、初心者向けの中砥石です。
ナニワ研磨工業 ハコトギmini QE-9000
カジュアルなデザインの砥石セットです。プロの研ぎ師が使用する研ぎ桶を家庭向けにデザインしたモノ。#1000の中砥石・収納容器・砥石台が入っています。包丁の研ぎ直しに必要なモノが揃っており、まとめて収納できるのがメリットです。
容器に水を溜められるので、砥石の浸水にも便利。砥石台を容器の上に固定すると、安定した包丁研ぎができます。研ぎ水はそのまま容器内に落ちるため、キッチンを汚す心配がないのもおすすめのポイントです。
本体サイズは240×210×53mm、砥石のサイズは175×55×16mm。これからメンテナンス道具を揃えたいと考えている初心者の方におすすめのセットです。
末広(SUEHIRO) CERAX 2020 ゴム枠付
プロから初心者まで使える大型タイプの中砥石です。砥石のサイズは205×73×50mm。重さは約1850gです。ゴム枠付きで滑りにくく、安定して研ぎやすいのが魅力です。砥石の番手は#1000。出刃・柳刃・牛刀など大きな包丁の中研ぎ用におすすめです。
また、真っ白の美しい見た目もポイント。モノトーンカラーがキッチンをおしゃれに演出します。面直し用の修正砥石が付属しており、砥石の定期的なお手入れがしやすいのもメリットです。
末広(SUEHIRO) キッチンシャープニングプレート SKG-29
片手で簡単に包丁を研げるプレート型の砥石です。中研ぎにも仕上げ研ぎにも使える、1000番手の丸型砥石が付いています。一定の角度をキープして、円を描いたりジグザグに動かしたりするだけでメンテナンスできるのが魅力です。
砥石のサイズは直径100×高さ15mm。重さは約380gです。砥石台には水受けが付いているため、研ぎ水でキッチンを汚す心配が少ないのもポイント。初心者の方でも手軽に使える、おすすめの製品です。
森平(Morihei) 火 砥石 中砥石 #1000 a3027
昭和8年創業の老舗「森平」が手がけた、オリジナルの人造砥石です。素材に天然石を配合し、低温で焼成しているのが特徴。天然砥石のような研ぎ心地と、鋭い切れ味に仕上がるのが魅力です。鋼・ステンレスに対応しており、かんな・のみなどの大工道具にも使えます。
砥石の番手は#1000。包丁の切れ味を復活させたいときに適しています。水をかけるだけで研ぎ始められるので、お手入れの手間をかけたくない方にぴったり。自宅用としてはもちろん、料理好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
ほんまもん本店 京東山 HSS #1000 ハイス用 中砥石
硬度の高い包丁を研ぐのに適した中砥石です。粉末ハイス鋼・セラミック・青紙スーパーなどを使用した、耐摩耗性に優れた包丁のメンテナンスにぴったり。初心者でもスピーディーに刃を研げる、おすすめの製品です。
砥石の材質はセラミックを使用。粒度は#1000です。一般的なセラミック砥石よりも研磨力が高く、荒砥石に匹敵する切削力を発揮します。また、目詰まりや研ぎ滑りを起こしにくいのもメリット。サイズは200×75×30mm、重さは約730gです。
包丁どっとこむ こだわりの中砥石 tkod0001
プロの料理人からの提案で特別に作られた中砥石です。研磨剤を豊富に配合しているのが特徴。研磨力に優れているのに加えて、砥石の減りが少なく凹凸ができにくいのが魅力です。砥石のメンテナンス頻度を減らしたい方に適しています。
番手は#1000、サイズは210×73×27mmです。包丁の切れ味が気になってきたときに使用するのにおすすめ。砥石台付きの中砥石を探している方はチェックしてみてください。
砥石のおすすめ|中・上級者向け
シャプトン(SHAPTON) 刃の黒幕 クリーム 仕上砥 #12000 K0705
研磨力の高い仕上げ砥石です。「刃の黒幕」シリーズのひとつで、番手は#12000。刃物の光沢を出し、切れ味のよさを長くキープできるのが魅力です。ステンレス和包丁・牛刀・中華包丁などのほか、ペティナイフやハサミにも使えます。
サイズは210×70×15mm。砥石と同じクリーム色のケースに入っており、使用時はケースを砥石台として使えます。仕上げ研ぎ用の高品質な砥石を探している方におすすめ。研ぎにこだわりを持つ、中・上級者の方に適した製品です。
キング砥石 刃物超仕上用 キング S-1 #6000
中・上級者に適した仕上げ用砥石です。高品質な超微粒砥材を焼成して作られており、刃先を傷めにくく、スピーディーに研げるのがポイント。吸い付くような研ぎ心地を楽しめます。刃先を鋭く、美しく仕上げたい方におすすめです。
砥石の番手は#6000。包丁のほか、かんな・のみ・ハサミ・ナイフなどにも使えます。サイズは長さ210×幅73×高さ22mmです。品質の高さに対して価格が安いのもメリット。コスパのよい仕上げ用砥石を探している方に適しています。
貝印 関孫六 荒砥石 #400 AP0329
国内家庭用包丁シェア第1位の実績を持つ「関孫六」の角砥石です。小さな刃欠けや刃形状の修正に適した#400の荒砥石。錆び落としにも使用できます。ほかにも中砥石・仕上げ砥石・超仕上げ砥石などのラインナップがある、中・上級者におすすめのシリーズです。
サイズは240×95×50mm。重量は646gです。優れた研削力で素早く研ぎ直せるのもポイント。材質は緑色炭化ケイ素を使用しています。
さらに、研ぎ台として使用可能な専用ケースが付属。ブランドロゴが入った、上品で高級感のあるデザインが魅力です。裏面には滑り止め、内側には水を足すのに便利な水差しが付いているのもメリット。蓋に水を溜めれば、浸水時の容器としても使えます。
貝印 ダイヤモンド角砥石 AP0306
水なしでも研げる砥石です。砥石の材質はステンレススチール。高い研磨力を有する微粒子のダイヤモンドを使用しています。スピーディーに研げるだけでなく、目詰まりしにくいのがメリット。仕上げ研ぎにも使用できます。より細かく仕上げるときは水を使って研ぐのがおすすめです。
台座には滑り止め付きの受け皿が付属しており、安定して作業できるのもポイント。研ぎ水を受ける溝も付いているため、キッチンを汚す心配を軽減します。使用後は受け皿の上に置いたまま水切りと乾燥ができて便利です。
サイズは台座にセットした状態で94×254×40mm。砥石のサイズは60×180×15mmです。ステンレス・鋼・セラミック・チタン製の包丁に対応しています。本格的な刃付けができる手頃なダイヤモンド砥石を探している方はチェックしてみてください。
大谷砥石 超仕上砥石 北山 #8000
超微粒子研磨剤を使用した、超細目の仕上げ砥石です。番手は#8000程度。研磨剤には高純度のアルミナを配合しています。包丁などの刃物を切れ味鋭く、細かく研ぎたい方におすすめ。仕上がりにこだわりのある、中級者から上級者に適した製品です。
サイズは長さ267×幅95×高さ53mm。面直しに使える白名倉と砥石台が付属しています。包丁や砥石を定期的にメンテナンスし、長く愛用したい方にぴったりです。料理が好きな方へのプレゼントを探している方はチェックしてみてください。
大谷砥石 刃物超仕上砥石 嵐山 #6000
6000番手の超仕上げ砥石です。高純度のアルミナを配合した超微粒子研磨剤と、天然砥石の粉末を配合しているのがポイント。樹脂成型法を用いて作られた、不吸水性の砥石です。より細かく刃を付けたい方に適しています。
やわらかい刃あたりで、滑らず研ぎやすいのが魅力。軽く研ぐだけで切れ味よく仕上がります。天然砥石のような研ぎ心地を求める方におすすめ。木製の砥石台と、砥石の面直しに使える白名倉が付属しています。
ナニワ研磨工業 本職用砥石 剛研 輝 #12000 NK-2291
滑らかな研ぎ味が特徴の超仕上げ用砥石です。番手は非常に目の細かい#12000。刃物に傷が入りにくいので、鏡面仕上げのような光沢を出したいときにおすすめです。セラミックをのぞく、さまざまな鋼材の刃物に対応しています。
サイズは210×70×20mm。砥石の材質はコランダムを使用しています。付属の収納ケースは砥石台としても使用可能。裏面には滑り止めが付いており、安定してしっかり研ぎやすいのが魅力です。切れ味と見た目の美しさにこだわりたい方はチェックしてみてください。
ナニワ研磨工業 本職超セラミックス砥石 台付 #800 SS-800
青紙2号などの硬い包丁にも使える砥石です。番手は中研ぎに適した#800。打刃物・ステンレス刃物・各種包丁のほか、ナイフやハサミなどにも使えます。従来の人造砥石で研ぎにくかった刃物を、素早く簡単に研げるのが魅力です。
砥石のサイズは210×70×25mm。台付きで砥石面も広いため、安定して研げます。便利な修正用のドレッサーも付属。目詰まりや目つぶれを起こしにくく、研削力に優れたおすすめの製品です。
フチオカ 亀印 天然合砥石 正本山合砥 80型 箱入 TN330-01150-00-11-C24-4
天然石を使用した合砥石です。産地は京都府。合砥とは仕上げ砥石のことで、「人や刃物に合わせる石」という意味を表しています。本山合砥は中研ぎ後に使用する砥石で、粒が細かく硬度が高いのが特徴。貴重な天然砥石を使ってみたい方におすすめの製品です。
番手は#3000程度。繊細で鋭い切れ味に仕上がります。天然砥石ならではの美しい仕上がりを求める方はチェックしてみてください。
實光(JIKKO) 實光砥石 上級者セット 95072
明治33年創業の老舗「實光」が手がけた、上級者向けの砥石セットです。#400の荒砥石、#1000の中砥石、#6000と#13000の仕上げ砥石に加えて、修正砥石・砥石台・サビトールが入っています。
砥石の材質はセラミック。スタンダード砥石よりもスピーディーに研磨でき、砥石が減りにくいのが魅力です。また、水に浸け置く時間が短いのもメリット。大きく欠けたときの修正から、日々のメンテナンス、刃先の仕上げまで、しっかりメンテナンスしたい方におすすめです。
本製品は付属の砥石台は砥石に合わせてサイズを変えられるタイプ。しっかり固定して作業ができます。砥石のメンテナンスも快適に行える中級者・上級者向けのセットです。
砥石は切れ味が気になったとき、すぐに使えるモノだと便利です。インテリアとしておしゃれなアイテムなら、キッチンに出しておけるので、すぐに使えて便利。コンパクトなモノなら省スペースに設置できますが、研ぐ頻度が多い場合は、大きめのモノを選ぶのがおすすめです。使用頻度や保管スペースに合わせて選びましょう。