秋の味覚の代表格に挙げられる栗。焼き栗、栗ご飯、渋皮煮など、さまざまな楽しみ方がありますが、包丁で大量の栗むきをするのは大変です。そんなとき持っていると便利な調理器具が「栗むき器」。めんどうな栗の皮むきの作業がラクになる優れたアイテムです。

そこで今回は、栗むき器のおすすめをご紹介します。栗むき器の種類や刃の素材など、選び方のポイントも併せて解説するので、購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

栗むき器の選び方

種類で選ぶ

ハサミタイプ

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ハサミタイプは栗むき器の種類のなかでは最もスタンダードなタイプ。栗を手で握りながら、しっかりはさんで皮をむけるのが特徴です。片方がギザギザの刃、もう片方がまっすぐな刃になっており、ギザ刃を栗に食い込ませたうえで、平刃で皮をむき、ギザ刃の位置を移動させながら使います。

ギザ刃で固定するため滑りにくく、安全性が高いうえに作業が効率よく進むのでおすすめ。あまり力をかけずに、鬼皮と渋皮を一緒にむけます。慣れてくると、りんごの皮をむくようにスムーズに使えるのが魅力です。

ペンチタイプ

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ペンチタイプは、渋皮を残して外側の鬼皮だけむきたい方におすすめの栗むき器。全体のフォルムはハサミタイプに似ていますが、刃の長さが短いため大きくは開きません。削り取るようにしてむいていくハサミタイプに対して、ペンチタイプは皮をつかんで引っ張りながら剥がしていきます。

また、ハサミタイプはテーブルに対して本体を平行方向に握って使いますが、ペンチタイプは垂直方向に握って使う点も異なります。渋皮を傷つけることなくきれいにむけるので、渋皮煮を作りたい方に人気があるタイプです。

ピーラータイプ

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ピーラータイプは、栗以外の野菜や果物にも使用できる栗むき器です。ナイフと同じ要領で刃を進めながらむいていきます。縦型ピーラーを使い慣れている方にぴったり。また、栗の大小にかかわらず使用でき、渋皮をむくのにも残すのにも対応しているのがポイントです。

さらに、利き手を問わず快適に使えます。栗だけでなく、野菜の皮むきでも年間通して使える汎用性の高いアイテムを探している方におすすめです。

切れ込み用タイプ

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加熱処理した栗を手でむきたい方に適しているのが、切れ込み用タイプの栗むき器。栗に切れ込みを入れておくと、加熱後に割れ目が広がり、手でむきやすくなります。事前のひと手間で格段に皮がむきやすくなると人気のタイプです。

もちろん、加熱済みで販売されている焼き栗や甘栗をむくときにも役立ちます。使い勝手がよいモノを求めている方におすすめのタイプです。

刃の素材をチェック

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炭素鋼

炭素鋼は昔から包丁に使われている素材。サビやすいデメリットがある反面、スパっと切れ味がよく、素材が硬くて頑丈です。硬い栗の皮もスルスルと軽い力でむくことができます。サビてしまうので水洗いせず汚れを布で拭き取ったり、最後にオイルを軽く塗ったりと、お手入れ方法には注意が必要。

刃を交換できるモノもあるので、長く使いたい方は替え刃の有無をチェックしておくのがおすすめです。

ステンレス

ステンレスはサビにくく、お手入れが簡単なのが特徴。炭素鋼に比べると切れ味は多少劣りますが、最近のステンレスは強度が増しているので使い勝手は良好です。水洗いが可能なので、使用後のお手入れが簡単。汚れやアクを隅々まできれいに洗い流せます。

本体の素材によっては食洗機の使用も可能です。お手入れのラクさを重視したい方は、購入前にチェックしてみてください。

本体の素材をチェック

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金属製

刃の部分だけでなく本体も金属製のモノは、丈夫で壊れにくいのが特徴。本体が重いので使う際に手や体にやや負荷がかかるものの、頑丈に作られているためハードな使用にも耐えられます。毎年大量に栗の皮むきをしたい方や、長期的に愛用したい方におすすめです。

総重量が気になる方は、金属製の本体をプラスチック素材でコーティングしているモノが比較的軽いので検討してみてください。

プラスチック製

本体が軽いプラスチック製のモノは、扱いやすいのがポイント。長時間使っても疲れにくく、手や肩などに余計な負荷をかけずにラクに使えます。手が小さい方や子供におすすめです。

ただし、金属製に比べるとパーツのつなぎ目の強度が弱かったり、素材の劣化が早かったりするのが難点。比較的リーズナブルなので、壊れてもすぐに買い替えられるのは嬉しいポイント。使用回数が少ない方にも向いています。

栗むき器のおすすめ

諏訪田製作所 新型栗くり坊主

りんごの皮をむくような感覚で、簡単に栗の皮がむけると人気の栗むき器です。ギザ刃を栗に食い込ませ、平刃で栗の鬼皮と渋皮を一緒にむいていきます。炭素鋼を使用した刃は切れ味がよく、軽い力でスルスルとむけるのが特徴。

ハンドルは丈夫な鉄製で、表面には樹脂グリップを施しています。滑りにくく、力が入りやすい構造です。使い方に慣れれば、渋皮だけを残してむくこともできるので、渋皮煮を作りたい方にもおすすめ。替刃が1枚付属しており、交換はドライバーを使用して簡単に行えます。

左右の刃を入れ替えれば、左利き用に変更可能です。使用後は汚れを布で拭き取ってきれいにし、オイルを塗るなどしてきちんとお手入れすると長く使えます。

貝印 栗カッター DH7248

カミソリや刃物で有名な貝印から発売されている栗むき器です。リーズナブルかつ切れ味良好なアイテムとして人気。刃はステンレス製、本体はプラスチック製です。刃の位置や力加減により、むく皮の厚さを変えられるので、慣れれば渋皮を残したむき方も可能です。

食洗機にも対応しており、まるごと水洗いできるのでお手入れが簡単。安全に収納できるハンドルストッパーや、刃を覆う保護キャップも付属しています。本体が軽量なので、力が弱い方にもおすすめです。

加熱処理後の栗はもちろん、生の栗も手軽にむけるので調理の幅が広がります。

諏訪田製作所 栗の皮むき鋏 栗くり坊主II

諏訪田製作所が発売している栗むき器。ステンレス刃とプラスチック製本体を採用したモデルです。ステンレス刃は炭素鋼のモノに比べて切れ味は若干劣りますが、包丁よりも栗をしっかり固定して滑らず簡単にむけます。作業が効率的に進むので、時短で栗の調理が可能。

使用後は水洗いでき、お手入れが簡単です。グリップは抗菌加工されているので、長い期間清潔に使い続けられます。栗だけでなく、皮が硬くて扱いにくいかぼちゃや里芋の皮むきにも使える便利なアイテム。お手入れがラクで、使い勝手のよい栗むき器を探している方におすすめです。

下村工業 フルベジ 栗の皮むき器 FRK-01

下村工業の「フルベジシリーズ」の栗むき器です。同シリーズは、野菜やフルーツを手軽に調理できるアイデア製品を展開しています。

親指が当たる部分に指かけが付いているのが本製品の特徴。さらに、反対側の持ち手にはほどよいカーブが施されているので、握りやすく力が入りやすい構造です。

安いので、栗むき器を試してみたい方や、少量の栗むきに使いたい方におすすめです。

渋木製作所 栗の皮むき器

金属加工で有名な新潟県燕三条地区にある、小規模メーカーで製造された栗むき器です。丁寧に造られた工芸品のような風合いも魅力のひとつ。無骨な印象ながら、ステンレス刃とプラスチック製の本体で扱いやすく仕上げられています。

ハンドル部分はゆるやかなカーブを描いており、手に馴染んで長時間使用しても疲れにくい形状です。力加減や刃の向きによって、皮の厚さを調節でき、料理に応じて使い分けが可能。使用後は、汚れを布できれいに拭き取ってから、油を軽く塗ってお手入れしましょう。

パール金属(PEARL METAL) ベジクラ 栗の皮むき器 C-311

鬼皮と渋皮を一緒にザクザクむきたい方におすすめの栗むき器です。樹脂グリップを採用しており、握り心地がやわらかいのが特徴。一度にたくさんの栗の皮をむいても手が痛くなりにくいので、毎年栗を使ってさまざまな料理を作る方におすすめです。

グリップ感がよく、滑りにくいため、握った力が効率的に伝わります。ステンレス刃で水洗いは可能ですが、食洗機は使用できない点には注意しましょう。ハサミを閉じた状態で固定するロック機能とキャップ付きで、安全性にも配慮されています。

パール金属(PEARL METAL) 栗くり坊主 C-3809

炭素鋼の刃を採用し、切れ味が良好な栗むき器です。ソフトグリップがやさしい握り心地で手が痛くなりにくいのが特徴。鬼皮と渋皮を一緒にむけるので、栗ご飯や栗きんとんなどを作りたい方にぴったりです。

替え刃が1枚付属しているため、サビたり切れ味が悪くなったりしたときは簡単に交換可能。炭素鋼の刃はサビやすく、お手入れに手間がかかりますが、刃の切れ味を重視したい方におすすめです。安全に収納できる、刃先の保護キャップも付いています。

下村企販 スゴ切れ 栗の皮むき

独特な形状を採用したハサミタイプの栗むき器です。ハンドル部分が短く、刃に近い部分を握って直接力を伝えられます。手にしっくりなじむグリップ形状が特徴で、親指側には指かけがあり滑りにくいのがポイントです。

刃はスタンダードなハサミタイプと同様、ギザ刃と平刃の組み合わせ。使用後は刃の先端部をカバーするように飛び出たアーチ状の部分のフックをかけて、安全に収納できます。キャップ方式ではないので、着脱する手間やキャップを紛失する心配がありません。

スタンダードなハサミタイプの栗むき器が使いにくい方はぜひ試してみてください。

貝印 栗むけちゃいました! DH2057

ナイフのような感覚で使えるピーラータイプの栗むき器です。栗以外にも、さまざまな野菜や果物の皮むきに使えるので便利。硬い里芋ややわらかくて扱いにくいキウイ、薄くてむきにくいショウガなどの皮むきに向いています。

縦型ピーラーを使い慣れている方にとっては扱いやすいので、特におすすめ。指ガードが付いているので、料理初心者やピーラーを使い慣れていない方でも安心です。ガードは取り外して、隅々まで水洗いが可能。左右の刃は簡単に付け替えられ、右利き・左利きのどちらでも快適に使用できます。

テイク2 ジャックJACK T_2DAI29001

ドイツのメーカーが製造するスタイリッシュな切れ込み用タイプの栗むき器です。生の栗に切れ込みを入れて加熱処理すると、割れ目が広がって手でむきやすくなります。栗の尖った部分に対して平行に、栗の丸みに沿って切れ目を入れておくと、鬼皮と渋皮を一緒にむくことが可能です。

渋皮を残したい場合は、栗の尖った部分から下部のざらざらした部分に向けて垂直に切れ込みを入れるのがおすすめ。渋皮が傷つきにくく、きれいに残ります。製品に施されたカーブが手になじみ、最小限の力で作業できるのがポイント。

調理用としてだけでなく、市販の焼き栗や甘栗をむいて食べるときにも重宝するアイテムです。コンパクトに収納できるほか、ステンレス製なので長く愛用できます。専用木箱に入ったおしゃれなアイテムは、栗好きな方へのプレゼントにもおすすめです。

Aisheny 栗むき器

栗を挟み込んで使う切れ込み用タイプの栗むき器です。ステンレス製のくぼんだ部分の上蓋に十字の刃が付いており、ハンドルを握ると切れ込みが入る仕組み。ハンドルの底部は波型になっているので、握るときに指がフィットし、長時間使用しても手が痛くなりにくいのがポイントです。

本体がプラスチック製なので軽く、コンパクトで持ち運びにも便利。刃が表面に出ていない構造で、刃物に慣れていない方でも安全に使用でき、そのまま収納しても心配ありません。

ステンレス製の刃は耐久性があり、サビにくく扱いやすいのが特徴。くるみや銀杏などの皮をむくのにも使えます。ブラック・イエロー・ピンクの3色から好みのモノを選択可能です。

エコー金属 栗とオレンジの皮むき 0336-361

小型ナイフのような形状をした栗むき器です。まず、栗に切れ込みを入れ、刃先を切れ込みに向かって斜めに差し込みます。その後、指と皮むき器で皮を挟んで手前に引っ張るようにしてむくという方法です。

シンプルな作りでコンパクトに収納できるのがポイント。先端が丸いのでケガをしたりモノを傷つけたりする心配も少なく、初心者でも手軽に扱えます。購入しやすいリーズナブルな価格も魅力です。栗とオレンジの皮むきに対応していますが、貝の口開けなどにも活用できます。