飯台や飯切とも呼ばれる「寿司桶」。美味しい酢飯を作ったり、寿司を豪華に盛り付けたりしたい場合に重宝します。さまざまなサイズが展開されており、耐久性やデザイン性の高いモノが人気。また、便利な蓋がセットになっているモノもラインナップされています。

そこで本記事では、選び方のポイントとおすすめの寿司桶をご紹介。木製のモノに加え、樹脂製のモノもピックアップしているので、用途や使いやすさに合わせてチェックしてみてください。

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寿司桶の魅力

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寿司桶は、酢飯の調理や寿司の盛り付けなどに使われます。一般的なボウルに比べると底面が平らで大きいため、酢飯を混ぜやすいのが特徴。また、木製の寿司桶は調湿性が高く、余分な水分を吸収するので、酢飯が水っぽくなりにくいのもメリットです。

さらに、寿司桶は調理容器としてはもちろん、盛り付け容器としても活躍します。手巻き寿司用の酢飯やちらし寿司を調理したあとに、そのまま食卓へ出せるため便利。洗い物の手間も減らせます。

彩り豊かな具材がトッピングされたちらし寿司や、贅沢な握り寿司を盛り付けた寿司桶を食卓に出せば、テーブルをぐんと華やかに演出できるのも魅力。ホームパーティーや誕生日に寿司料理をふるまいたい場合におすすめです。

寿司桶のおすすめ|木製

ヤマコー 天然木 寿司飯台 27cm

ヤマコー 天然木 寿司飯台 27cm
比較的安い価格で手に取りやすい

素材に天然の白松が使用された寿司桶です。板が余分な水分を吸収するため、酢飯が水っぽくなりにくいのがメリット。美味しい酢飯や寿司を作りたい場合に活躍します。直径約27cmで、2.5合程度のご飯が入るサイズです。

樹脂製のタガが採用されているのも特徴。寿司桶が収縮した場合に、タガが外れにくいのがメリットです。また、価格が比較的安いため、手に取りやすいのも嬉しいポイント。寿司桶を初めて試してみたい方や価格重視の方はチェックしてみてください。

東屋 飯台 二合

東屋 飯台 二合

タガをはめる部分に溝が付いており、タガ落ちを予防できる寿司桶です。また、素材に「木曽さわら」の柾目材が使用されているのも魅力。耐水性が高いほか、収縮したり変形したりしにくいため、長く愛用したい方におすすめです。

塗りが施されておらず、吸水性が高いのも特徴。余分な水分をしっかり吸い取るので、水っぽくなりにくく美味しい酢飯に仕上げられます。2合用の小さめサイズで、1~2人分の酢飯やちらし寿司作りにおすすめです。

小ぶりでお手入れがしやすいほか、収納場所に困りにくいのもポイント。手軽に使いやすいモノを求めている方にもおすすめの寿司桶です。

梅沢木材工芸社 木曽さわらの飯台 36cm

梅沢木材工芸社 木曽さわらの飯台 36cm

樹齢200年を超す「木曽さわら」の柾目材で作られた寿司桶。木目の密度が非常に高い上に油分が豊富に含まれており、耐水性と耐久性に優れています。また、カンナにより表面を滑らかに仕上げているのもポイント。ペーパー仕上げよりも木材の性質を活かせるのがメリットです。

さらに、さわらは収縮しにくいため、タガが外れにくいのも特徴。長持ちする寿司桶を探している方におすすめです。

寿司桶が余分な水分を吸収するので、ほどよく水分が飛んだ美味しい酢飯を作れるのもメリット。約7合のご飯が入るサイズなので、ホームパーティー用の酢飯やちらし寿司を作りたい方にもおすすめの寿司桶です。

立花容器 蓋付き 寿司桶 SPシリーズ 直径約39cm

立花容器 蓋付き 寿司桶 SPシリーズ 直径約39cm

もみの木から作られた寿司桶です。白い色合いが特徴。ほぼ無臭の素材なので、寿司に木の香りを付けたくない方におすすめです。塗りが施されていないタイプで余分な水分を吸収するため、ほどよく水分が飛んだ美味しい酢飯作りを楽しめます。

約1升のご飯が入る大きめサイズなので、1度にたくさんの酢飯を作れます。家族の人数が多い場合や、ホームパーティーで寿司をふるまう場合などにぴったり。また、蓋が付属しており、食べ始めるまでに酢飯が乾きにくいのも便利です。

ポリプロピレン製のタガが搭載されているのもポイント。寿司桶が乾燥して収縮した場合に、タガが外れにくいのがメリットです。さらに、大きめサイズながら、価格が比較的安いのも魅力。コスパ重視の方にもおすすめの寿司桶です。

パール金属 和の里 木製飯台39cm約一升用 C-2960

パール金属 和の里 木製飯台39cm約一升用 C-2960

外径約390×高さ約90mmの寿司桶です。白松系スプルスでできており、天然木ならではのあたたかみを感じられるのが魅力。また、タガは柔軟性のあるポリプロピレンを使用しています。

約7合の容量で、大家族向けの料理を作りたいときなどにおすすめ。ファミリーサイズの木製寿司桶を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

山一 楕円の飯台

山一 楕円の飯台

楕円形のシルエットが特徴的な寿司桶です。食卓に華やかさをプラスしてくれるのが魅力。側板は底が分厚く、先端にいくにつれて薄くなるよう仕上げられています。

素材には木曽さわらが使用されており、余分な水分を吸い取りやすいのがメリット。また、付属の蓋は上に小皿や薬味を置くトレイとしても活用できます。

サイズは、ご飯4合分と2合分の2種類を展開。寿司だけでなく、サンドイッチや鍋の具材入れなど、さまざまな用途で使える寿司桶を探している方におすすめです。

志水木材 寿司桶 30cm SU30

志水木材 寿司桶 30cm SU30

木曽さわらを採用したあたたかみのある寿司桶です。外径約30cm×高さ約9cmの大きさ。高級感のある見た目なので、料理で使うだけでなく、そのまま食卓においても見映えします。

30cmサイズのほかにも、さまざまな大きさの製品をラインナップしているのが魅力。人数に合ったモノを見つけやすいのもおすすめポイントです。

ニトリ(NITORI) 手巻き寿司セット しゃもじ 巻きす付き 8977825

ニトリ(NITORI) 手巻き寿司セット しゃもじ 巻きす付き 8977825

大手家具メーカーのニトリが展開している寿司桶セットです。直径30cmの寿司桶1個と、しゃもじ3本・巻きす2枚が付属しているのが特徴。家族で手巻き寿司パーティーなどを行いたい方におすすめです。

寿司桶本体に白松を採用しており、あたたかみのある木の風合いを楽しめるのもメリット。さらに、枠部分はポリプロピレンが使用されています。

木曽工芸 寿司飯台 27cm FH-27

木曽工芸 寿司飯台 27cm FH-27

約2.5合の寿司桶です。素材に木曽さわらを使用しており、あたたかみのある見た目に仕上がっているのが特徴。木のぬくもりを感じやすい製品を求めている方におすすめです。

余分な水分を吸水しやすいため、ご飯がべたつきにくいのも嬉しいポイント。酢飯などを美味しく仕上げたい方もぜひチェックしてみてください。

カネキン小椋製盆所 作りやすくておしゃれな ちらし寿司の器

カネキン小椋製盆所 作りやすくておしゃれな ちらし寿司の器

南木曽に伝わるろくろ細工の技術を活かした、タガのないおしゃれな寿司桶です。ろくろ細工ならではの流麗な形に仕上がっているのが魅力。ちらし寿司だけでなく果物やサラダなど、さまざまな料理の盛り付けに活躍します。

素材には、寒い地域で育った「栓」と呼ばれる天然木を使用しているのが特徴。木目の美しさを楽しめるほか、匂いが少なく水に強いのもメリットです。

本体と同じ材質で作られた、蓋が付属しているのもポイント。蓋としてだけでなく、食材や具材を乗せるお皿やおぼんとしても使用できます。デザイン性と実用性を重視して寿司桶を選びたい方におすすめです。

池川木材 木曽さわら すし飯台 約4合 A33

池川木材 木曽さわら すし飯台 約4合 A33

樹齢200年以上の木曽さわらを使用した、約4合サイズの寿司桶です。木曽さわらは耐水湿性・耐酸性が高いので、寿司飯台として長く愛用しやすいのが特徴。また、高い通気性と保温性を備えているため、美味しさを維持しやすいのもメリットです。

木曽さわらの香りは控えめなので、料理や食材に匂いが移りにくいのもポイント。高品質な木曽さわらのよさを堪能したい方におすすめです。

寿司桶のおすすめ|樹脂製

長谷川化学工業(HASEGAWA) 抗菌ハセガワの飯台

長谷川化学工業(HASEGAWA) 抗菌ハセガワの飯台

プラスチック樹脂を採用した扱いやすい寿司桶です。内部に発泡体が使われており、高い耐久性と保温性を備えているのが魅力。加えて、食洗機に対応しているので、お手入れの手間を軽減したい方におすすめです。

軽量構造を採用しているため、手軽に持ち運びやすいのもメリット。また、表面には「鮨」の文字が大きくデザインされており、和の雰囲気を楽しみたい方にもおすすめです。

パール金属(PEARL METAL) すしパーティー 漆器風手巻き ちらし寿司4点セット D-513

パール金属(PEARL METAL) すしパーティー 漆器風手巻き ちらし寿司4点セット D-513

3本のしゃもじが付属し、家族や友達と寿司パーティーを楽しめる寿司桶セット。黒色の漆器風にデザインされており、酢飯や寿司の色が映えやすいのが特徴です。約5合のご飯が入るサイズなので、たっぷりの酢飯やちらし寿司を盛り付けられます。

樹脂製のため軽量で、扱いやすいのもメリット。また、形状がシンプルなのでお手入れも簡単です。手軽に使える寿司桶を探している方にも適しています。

さらに、比較的リーズナブルで、手に取りやすいのもポイント。安くて使いやすい寿司桶を探している方は、チェックしてみてください。

福井クラフト デラックス富士桶 梨地老松 7寸 3-715-71

福井クラフト デラックス富士桶 梨地老松 7寸 3-715-71

直径約21.6cmと小さめで、1人分の寿司を盛り付けたい場合におすすめの寿司桶です。不老長寿などの意味がある縁起物として知られる「松」の絵柄が描かれているのも特徴。誕生日のお祝いに、寿司を豪華に盛り付けてふるまいたい場合などに適しています。

お手頃価格ながら、高級感のある色合いを楽しめるのもメリット。内側が黒色なので、寿司の色がきれいに映えます。素材には、衝撃に強いABS樹脂を使用。割れにくく耐久性が高いため、長く使いたい方にもおすすめです。

表面に凹凸が少なく、きれいに汚れを落としやすいのも魅力。デザイン性と使いやすさを重視する方におすすめの寿司桶です。

イサジ(Isaji) 寿司桶 日月 27cm

イサジ(Isaji) 寿司桶 日月 27cm

丸みのあるおしゃれなデザインが魅力の寿司桶。金色と銀色の日月があしらわれており、モダンな雰囲気を楽しめます。食卓を華やかに演出したい方や、握り寿司やちらし寿司を豪華に盛り付けたい方などにおすすめです。

直径27cmの小さめサイズで、少人数の料理を盛り付けたい場合に適しています。素材には、耐熱ABS樹脂を採用。食洗機に対応しており、楽にお手入れできます。おしゃれで使いやすい寿司桶を探している方は、チェックしてみてください。

寿司桶の選び方

使い方に合わせて選ぶ

寿司作りには「塗りなしの木製寿司桶」を

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木製寿司桶では、塗りなしのモノと塗りのモノが展開されています。塗りなしとは名前の通り、表面に何も塗装をしていない状態のことを指します。塗りなしの木製寿司桶は、余分な水分をしっかり吸収できるため、酢飯が水っぽくなりにくいのが大きなメリット。美味しい寿司を作りたい場合に重宝します。

なお、塗りなしの木製寿司桶は、水質の影響を受けやすく、寿司桶の表面が黒っぽく変化しやすいのが難点。きれいな見た目を保ちたい場合は、黒ずみにレモン汁をかけてから、たわしでこすり落とすのがおすすめです。

盛り付けに使うなら「塗りの寿司桶」を

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塗りの寿司桶は、漆や塗料でコーティングされているのが特徴です。なかでも漆塗りのモノは、美しい色合いとツヤのある質感を楽しめるのが魅力。深みのある色合いで、料理が映えます。ちらし寿司や握り寿司をおしゃれに盛り付けたい場合などにおすすめです。

また、漆には天然の抗菌成分が含まれていることが知られています。雑菌やカビの繁殖を軽減することで、寿司桶を清潔に保ちやすいのがメリットです。長く愛用できるモノを探している方はチェックしてみてください。

素材をチェック

木製寿司桶は「さわら」がおすすめ

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木製寿司桶の素材には、さわら・杉・もみなどの天然木が使われています。なかでも、さわらは日本特産の針葉樹で、昔から使われている木材のひとつ。油分を多く含むため、耐水性が高いほか、軽くて扱いやすいのがメリットです。

また、さわらには抗菌作用のある成分が含まれるといわれているのもポイント。寿司桶を清潔な状態に保ちやすいのが特徴です。さらに、木の香りが強くないのも魅力。香りが付きすぎないため、酢飯と相性がよいのも人気の理由です。

そのほか、さわら製の寿司桶は収縮しにくく、タガが外れにくいのもメリット。長く使える木製寿司桶を探している方にもおすすめです。

デザインがおしゃれな樹脂製も

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寿司桶の見た目を重視する方は、樹脂製のモノもおすすめです。松や竹などの縁起のよい絵柄があしらわれているアイテムや、おしゃれなアイテムがラインナップ。漆器のような色合いの高級感がある製品も多いため、寿司を豪華に盛り付けたい場合に活躍します。

なお、樹脂製寿司桶は水分を吸収しないため、酢飯の調理にはやや不向き。盛り付け用の寿司桶としておすすめです。

耐久性をチェック

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木製寿司桶を選ぶ際は、耐久性もチェックしておきましょう。耐久性の低いモノは、腐りやすいほか、水分による膨張や収縮により形がゆがみやすい傾向があるため注意が必要です。

耐久性の高さを重視するなら、「赤身」や「柾目材」が使用された木製寿司桶がおすすめ。赤身は「心材」とも呼ばれ、樹木の中心に近い部分を切り抜いた木材のことで、木目が細かく色が濃いのが特徴です。また、抗菌性の成分を多く含むため、腐りにくいといわれています。

柾目とは、平行に並んだ木目のことです。柾目材は、水分を吸収して膨張したり、乾燥して収縮したりしても、反りにくいのがメリット。寿司桶本来のきれいな形を長く保ちやすいタイプです。

サイズをチェック

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寿司桶は、直径20cm前後の小さいサイズから、直径39cm以上の大きいサイズまで幅広く展開されています。寿司桶に入るご飯の量が表示されている製品が多いので、作りたい酢飯の量に合わせて選んでみてください。

また、ちらし寿司を調理する場合は、あとから具材を追加するため、作りたい酢飯の量よりも1合ほど大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。大きさに余裕がある分、調理がしやすいのがメリット。ご飯を切るようにさっくりと混ぜられます。

寿司桶の素材に合ったタガをチェック

収縮しにくい寿司桶なら耐久性の高い「金属製」のタガを

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タガとは、木製寿司桶の周りにはめられた輪のこと。水分を吸収して板が膨張しても、タガが締めるので寿司桶がばらばらになるのを予防できます。なかでも、金属製のタガは伸びたり割れたりしにくいため、耐久性が高く長持ちしやすいのがメリットです。

ただし、金属製のタガは縮まないので、寿司桶が収縮すると外れやすいのがデメリット。さわらなどの収縮しにくい木材で作られた寿司桶に適しています。

収縮するかもしれない寿司桶なら「樹脂製」のタガを

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収縮するかもしれない木材で作られた寿司桶を選ぶ場合は、樹脂製のタガがおすすめです。樹脂製のタガは金属製のタガよりも柔軟性があるため、寿司桶にフィットしやすいのがメリット。木製の素材が収縮した場合に、タガが外れにくいといわれています。

ただし、耐久性は低め。長く使っていると、劣化により変色したり割れやすくなったりする傾向があります。一般的に、樹脂は紫外線が当たると劣化しやすい特性を持っているので、直射日光を避けて寿司桶を保管するのがおすすめです。

「タガなしの削りだし寿司桶」もおすすめ

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タガが外れたり劣化したりする心配を少なくしたい方は、タガなしの寿司桶がおすすめです。複数枚の板を組み合わせるのではなく、1枚の板から削りだして作られているのが特徴。継ぎ目がないため、タガを使って締める必要がありません。

また、凹凸が少ないのでお手入れがしやすいのもメリット。底面の角も丸みがあるため、きれいに洗えます。