どこへでも気軽に持ち運んで使える便利なノートパソコン。最近ではゲームがサクサク楽しめるハイスペックモデルや、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルなど、使う用途やシチュエーションに合わせてさまざまな製品が販売されています。

そこで今回は、外出先でも扱いやすい重さ1kg以下の軽量ノートパソコンをピックアップして紹介します。選ぶ際の注意点やポイントなども分かりやすく解説するので、初めて購入する方や買い替えを検討している方は最後までしっかりとチェックしてみて下さい。

軽量ノートパソコンの基準

By: amazon.co.jp

一口に軽量ノートパソコンと言ってもその重さや大きさは製品ごとにさまざま。そこでひとつの基準になってくるのが「1kg未満」という重さです。

主観的な側面もあるため一概には言えませんが、バッテリーを含むパソコン本体の重さが1kg未満であればかなり軽く感じます。女性の場合は「1kg未満」、力のある男性なら「1kg~1.5kg」を目安に選びましょう。

軽量ノートパソコンの選び方

CPUをチェック

CPUは「中央演算処理装置」の略称で、データの処理や計算を行うノートパソコンの頭脳にあたるパーツです。ノートパソコンの性能を大きく左右する重要なパーツなので、使う用途に合ったCPUをしっかりと選びましょう。CPUの性能は「コアの数」と「クロック周波数」をチェックすれば誰でも簡単に調べられます。

コアの数

コアは演算などの処理を行っているCPUの中核部分にあたる場所。基本的にはコアの数が多いほどCPUの性能が上がり、ノートパソコンの処理能力が高くなります。選び方の目安として、処理の重いゲームやソフトウェアをサクサク動かしたいなら「クアッドコア(4コア)」、動画やSNS、Webサイトを見る程度なら「デュアルコア(2コア)」がおすすめです。

CPUのなかには1つのコアで2つの処理を同時に行う「ハイパースレッディング・テクノロジー」に対応したモノもあるので、より快適にノートパソコンを楽しみたい方はコアの数だけでなくハイパースレッディング・テクノロジーの有無も合わせて確認しましょう。

クロック周波数

クロック周波数は処理のテンポを合わせるために用いる「クロック」が1秒間に何回発生するかを表す数値のこと。クロック周波数は「GHz」という単位で表記されており、基本的にはその数字が大きければ大きいほどCPUの処理速度が高くなります。

選び方の目安として、処理の重いゲームやソフトウェアをサクサク動かしたいなら「3.0GHz以上」、動画やSNS、Webサイトを見る程度なら「2.0GHz以上」が一つの目安です。ちなみに、CPUはクロック周波数が大きくなるとバッテリーの減りが早くなる欠点があるため、外出先で頻繁に使う方はその点もしっかりと考慮して選びましょう。

メモリをチェック

メモリ(RAM)はパソコンで作業中のデータを一時的に保存しておくパーツです。メモリの容量が大きいと一度に処理できる作業量が増え、ノートパソコンがサクサク快適に動くようになります。

ノートパソコンのメモリで主流なのは大きく分けて4GB・8GB・16GBの3種類。動画やSNS、Webサイトを見る程度なら4GBでも十分足りますが、処理の重いゲームやソフトウェアをサクサク動かしたいなら、最低でも8GBは欲しいところ。予算に余裕があるなら大容量の16GBを選んでおくと安心です。

また、メモリを選ぶ際には転送速度も重要なポイント。メモリは「DDR SDRAM」と呼ばれる規格で分けられており、基本的にはDDRに続く数字が大きいほど転送速度が速くなります。負荷の小さな作業が中心なら気にする必要はありませんが、高負荷が掛かる作業をする方は転送速度もしっかりと確認しておきましょう。

ストレージをチェック

ストレージは、写真・動画・音楽などのコンテンツデータから、パソコンの起動に必要なシステムデータまで、ノートパソコン内のさまざまなデータを保存しておくパーツです。基本的には、ストレージ容量が大きいほどたくさんのデータを保存することが可能。ノートパソコンを選ぶ際には使う用途に合ったストレージ容量をしっかりと選びましょう。

選び方の目安として、動画やSNS、Webサイトを見たり、ちょっとしたデータを保存したりする程度なら「~128GB」、容量の大きなゲーム・ソフトウェアをインストールしたり、写真や音楽などたくさんのデータを保存したりするなら「256~512GB」がひとつの目安になってきます。

ちなみに、ストレージには「ハードディスク(HDD)」「ソリッドステートドライブ(SSD)」の2種類があり、コストパフォーマンスを重視するなら価格の安いHDDが、パフォーマンスを重視するなら処理速度の早いSSDがおすすめです。

結論

普段使いの方

動画やSNSを見たり、ちょっとした調べモノをしたりする程度なら、それほど高いスペックは必要ないので、ミドルレンジと呼ばれるノートパソコンでも十分快適に使えます。具体的には、CPUは「デュアルコア(2.0GHz以上)」、メモリは「~4GB」、ストレージは「~128GB」がおすすめです。

一方で、最新の3Dゲームや、動画・写真編集など処理の重い作業をする場合には、ミドルレンジよりも性能の高いハイスペックノートパソコンが必要となります。CPUは最低でも「クアッドコア(3.0GHz以上)」、メモリは「8GB〜」、ストレージは「256GB〜」を目安に選びましょう。

ビジネス用途の方

会議資料を作ったり、情報収集をしたりと、複数の作業を同時にスピーディーにこなすビジネス用途では、メモリの性能が重要になってきます。最低でも8GB以上、予算に余裕があるなら大容量の16GBを選んでおくと安心です。

一方で、CPUの性能はそれほど必要ないため、処理の重いソフトウェアを使用しなければ「デュアルコア(2.0GHz以上)」でも十分快適に使用できます。外出先で長時間作業するなら、クロック周波数が「~1.8GHz」の省電力CPUを選ぶのもおすすめです。

ストレージ容量は「128~256GB」がおすすめ。USBメモリや外付けハードディスクなどの外部記憶媒体を併用するなら、容量の少ない「~128GB」を選んでも問題ありません。

メーカーのおすすめモデル

エイサー(Acer) 軽量・薄型ノートパソコン Swift 5 SF514-52T-A58Y/BN

エイサー(Acer) Swift 5 SF514-52T-H58Y/B

14インチの大画面ディスプレイを搭載していながら、約970gという超軽量なボディが魅力のノートパソコン。畳んだときの厚さが約14.9mmと薄型なので、ビジネスバッグなど薄めのカバンにもスマートに収納できます。また、1度の充電で最大9時間使い続けられる大容量バッテリーを搭載しているため、ノートパソコンを持ち歩いて外で作業したいときに便利です。

ディスプレイには視野角が広く、どの角度から見ても色の変化が小さい「IPSパネル」を採用。タッチパネルにも対応しているため、スマートフォン感覚での操作が可能です。また、オーディオにはAcer独自のテクノロジーである「Acer TrueHarmony」を搭載し、重低音特有の音の歪みを軽減。低音域もクリアに再生できます。

CPUは高性能なIntel Core i5-8250U、ストレージは512GBの大容量SSD、メモリは8GBを搭載しており、負荷のかかる作業も高速で処理できるのが特徴。書類作成や動画・画像の編集などシーンを問わず活躍するため、マルチに使えるノートパソコンを探している方におすすめです。

【軽い順】軽量ノートパソコンのおすすめモデル

GPD MicroPC

GPD MicroPC

6インチの超小型ノートパソコンです。重量はわずか440gにも関わらず、4コアCPUの「Intel Celeron N4100(最大2.40GHz)」や、大容量メモリ「8GB LPDDR4」を搭載。1台で、プライベートからビジネスユースまで幅広く使えます。「128GB SSD」を採用しているほか、最大2TBのSDXCカードに対応するmicroSDカードスロットを搭載しているので、手軽に容量の拡張が可能です。

また、左手の親指だけですべての操作が可能なキーボードデザイン、1回の充電で6~8時間使える「6200mAhの大容量バッテリー」、さまざまな周辺機器が使える「充実したインターフェイス」など、オプションが充実しているのもポイント。加えて、ボディ素材には航空機などで実際に使われている「ABS合成樹脂LG-DOW 121H」を採用しています。ノートパソコンの耐久性が気になる方にもおすすめのモデルです。

ONE-NETBOOK Technology OneMix2S

ONE-NETBOOK Technology OneMix2S

携帯性と機能性のバランスに優れた軽量ノートパソコンです。最大3.4GHzまでターボブースト可能な第8世代「Intel Core m3 8100Y」に加えて、拡張が容易なPCI Express規格に対応した「256GB SSD」や、大容量の「8GB DDR3」を採用。比較的処理の重いソフトウェアも使用できます。

機能面では、指先一つでロックが解除できる「指紋認証センサー」、2048段階の筆圧感知に対応した「オリジナルスタイラスペン」を採用。ディスプレイが360°回転する「フリップヒンジスタイル」により、ノートパソコン・タブレットの2通りの使い方ができるのも嬉しいポイントです。

ハイスペックなノートパソコンにも関わらず、重量わずか「515g」の軽量ボディを実現しています。タブレットと同程度のサイズ感なので、カバンのちょっとした隙間に入れて気軽に持ち運べます。

レノボ(Lenovo) YOGA BOOK ZA160034JP

レノボ(Lenovo) YOGA BOOK ZA160034JP

レノボが手がけている重さ690gの軽量ノートパソコン。タッチ式の「Haloキーボード」を採用することで、ノートパソコンとしてだけでなく、ペンタブレットやメモ帳としても使えます。便利なオプション機器「リアルペン」を使えば、紙に書いた文字を手軽にデジタル化できるのも魅力です。

CPUには「Intel Atom x5-Z8550(最大2.40GHz)」、メモリには「4GB LPDDR3」、ストレージには「64GBフラッシュメモリー」を採用。動画やSNS、Webサイトを見たりする程度なら十分快適に使えます。

色鮮やかで見やすい「10.1型ワイドIPSパネル (1920×1200ドット)」や、臨場感あふれるサウンドが楽しめる「ドルビーオーディオプレミアム」を採用しているので、ノートパソコンの画質や音質にこだわりたい方にもおすすめの軽量ノートパソコンです。

富士通(FUJITSU) FMV LIFEBOOK UH-X/C3 FMVUXC3B

富士通(FUJITSU) FMV LIFEBOOK UH-X/C3 FMVUXC3B

基板設計を一から見直すことで約698gの軽量ボディを実現したモバイルノートパソコン。ハイパースレッディング・テクノロジーに対応した高性能CPU「Intel Core i7 8565U(最大4.60GHz)」により、パワフルな性能を発揮します。メモリ容量は8GB、ストレージには「512GB SSD」を採用。ワンランク上の高性能な軽量ノートパソコンが欲しい方に最適の一台です。

画面に顔を向けるだけで素早くサインインできる「Windows Hello」や、さまざまな周辺機器と接続できる豊富なインターフェイス、文字入力がしやすい「プリズムクリアキー」など、実用性に配慮して作られているのも魅力。オフィスソフト「Microsoft Office Home&Business 2016」がプリインストールされているので、ビジネスユースにもおすすめのモデルです。

パナソニック(Panasonic) Let’s note RZ8 CF-RZ8BDFQR

パナソニック(Panasonic) Let's note RZ8 CF-RZ8BDFQR

パナソニックの人気シリーズ「Let’s note RZ」の2019年モデルです。CPUに「Intel Core m3 8100Y(最大3.40 GHz)」を採用し、8GBの大容量メモリを搭載しています。ストレージには128GBのSSDを採用。負荷の重い作業にも対応できます。本体サイズはB5ノートと同等の250.0mm×180.8mmを実現。重量は約750gと軽量なので、携帯性を重視する方にもおすすめです。

機能面では、照明や外光の映り込みを抑制する「アンチグレア保護フィルム」、ワンタッチで交換可能な「着脱式バッテリー」、すばやくスタイルチェンジして使える「360°回転ディスプレイ」を採用。硬度の異なる2種類のダンパーを天板と液晶パネルの間に採用することで、従来のノートパソコンより耐久性に優れているのも大きな特徴です。

東芝(TOSHIBA) Dynabook G5 P1G5JPBL

ダイナブック(Dynabook) G5 P1G5JPBL

dynabookの技術を惜しげもなく詰め込んだ軽量ノートパソコン。部品の軽量化や構造の見直しによって、13.3インチのディスプレイを搭載していながら約779gの軽量ボディを実現しています。CPUには第8世代の「Intel Core i3-8130U(最大3.40GHz)」、メモリには「4GB DDR4」を採用。ストレージには読み込み速度に優れた「128GB SSD」を搭載しているので、プライベートからビジネスユースまでさまざまなシチュエーションで使えます。

ディスプレイには、鮮やかで豊かな色彩表現を楽しめる「IGZO液晶」、オーディオには優れた音質・音量を実現する「dynabook Sound Engine by DTS」を採用。動画やゲームを楽しむのにも最適の一台です。わずか30分の充電で約8時間使える「お急ぎ30分チャージ」や、米国国防総省の耐久性基準である「MIL規格」に対応しているのも嬉しいポイントです。

バイオ(VAIO) S11 VJS1111AZL5B

バイオ(VAIO) S11 VJS1111AZL5B

重さ940gのスタイリッシュな軽量ノートパソコンです。CPUに「Intel Core i5-6200U(最大2.80GHz)」、メモリに「4GB RAM」、ストレージに「128GB SSD」を採用。CPUのパフォーマンスを向上させる「VAIO TruePerformance」に対応しているので、処理の重いソフトウェアもサクサクに動きます。

また、耳障りなタイピング音を最小限に抑える「静寂キーボード」や、手のひら・手首にかかる負担を軽減する「無限パームレスト」、なめらかで誤操作のない「ノーミス・タッチパッド」など、使い心地のよさにこだわって作られているのも魅力。どこでも高速インターネットが楽しめる「SIMフリー(キャリア・アグリゲーション)」対応モデルなので、外出先でも快適に作業ができます。

エイサー(Acer) Swift 5 SF515-51T-A78U/S

エイサー(Acer) Swift 5 SF515-51T-A78U/S

エイサーの高性能な軽量ノートパソコン。軽量で耐久性にも優れた「マグネシウム・アルミ二ウム合金」を採用しているので、15インチの大画面ディスプレイを搭載していながら重量わずか990gを実現しています。CPUには「Intel Core i7-8565U(最大4.60GHz)」、メモリには「8GB DDR4」、ストレージには「256GB SSD」を採用。処理の重い動画・写真編集も快適に動きます。

ほかにも、2つのアンテナで高速通信が可能なWi-Fi通信や、まるで映画館にいるかのような迫力あるサウンドが楽しめる「Dolby Audio Premium・TrueHarmony」、ブルーライトの軽減が期待できる「Acer BluelightShield」など、便利な機能を多数搭載しているのもポイント。1回の充電でおよそ10時間使える「ロングバッテリー」も魅力です。

【番外編】軽量ノートパソコンのおすすめモデル|1Kg~1.5Kg

富士通(FUJITSU) FMV LIFEBOOK SH75/C3 FMVS75C3W

富士通(FUJITSU) FMV LIFEBOOK SH75/C3 FMVS75C3W

便利な機能が充実した高性能モバイルノートパソコン。光学式ドライブや増設バッテリーなど、追加のパーツをワンタッチで着脱可能な「モバイル・マルチベイ構造」を採用。用途やシチュエーションに応じてノートパソコンを自由にカスタマイズできます。一回の充電で最大23.3時間使えるロングバッテリーや、約200kgfの天板全面加圧試験をクリアした「超圧縮ソリッドコア構造」を採用しているのも魅力です。

重量1.36kgの軽量ボディを実現していながら、CPUにはハイパースレッディング・テクノロジー対応の「Intel Core i5-8250U(最大3.40GHz)」、メモリには「4GB DDR4」を採用。ストレージには「256GB SSD」を搭載しているので、写真や動画などたくさんのデータを保存したい方にもおすすめです。

エイスース(ASUS) ZenBook S13 UX392FN-8565

エイスース(ASUS) ZenBook S13 UX392FN-8565

機能性とデザイン性を兼ね備えたエイスースのハイスペックモデルです。画面占有率約95%の「4面超狭額ベゼル」を採用。まるでスクリーンが浮かんでいるような視覚体験を楽しめます。13.9インチの大画面ディスプレイを搭載していながら重量わずか1.16kgの軽量ボディを実現しているのも大きな特徴です。

処理能力の高いCPU「Intel Core i7 8565U(最大4.60GHz)」に加えて、大容量の「16GB LPDDR3」や「512GB SSD」を採用。グラフィックボードとして「NVIDIA MX150」を採用しているので、高負荷の画像処理能力が求められる作業も快適にこなせます。ボディ素材にはスタイリッシュな「アルミニウム合金製」を採用しているほか、天板には高級感のある「スピンメタル仕上げ」が施されているなど、デザインがおしゃれなのも魅力です。

レイザー(Razer) Blade Stealth 13 RZ09-02810J71-R3J1

レイザー(Razer) Blade Stealth 13 RZ09-02810J71-R3J1

レイザーが手がけている重さ1.28 kgの軽量ゲーミングノートパソコンです。CPUに「Core i7 8565U(最大4.60GHz)」、メモリに「8GB LPDDR3」、ストレージに「256GB SSD」を採用。グラフィックボードとして「Intel UHD Graphics 620」を搭載しているので、処理の重い動画編集にも使用できます。

機能面では、没入感あふれるオーディオ体験が楽しめる4基のステレオスピーカーとスマートアンプ、キーボードのバックライトを自由にカスタマイズできる「Razer Chroma」、一回の充電で最長13時間使える「大容量バッテリー」を搭載。オプションの外部グラフィックス「Razer Core X」を利用すれば、グラフィックパフォーマンスを大幅に向上させられるのも大きなポイントです。