唐揚げや天ぷらを作る際に便利な「揚げ物フライパン」。使用する油の量が少なくてすむほか、炒め物や焼き物などの調理にも使いやすいのがメリットです。

今回は、揚げ物フライパンの選び方とおすすめの製品をご紹介します。揚げ物を手軽に調理したい方は、ぜひチェックしてみてください。

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揚げ物フライパンを使うメリット

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少量の油で唐揚げや天ぷらなどを調理できるのが揚げ物フライパンの魅力。口径が広めで食材同士がくっつきにくいほか、揚げ具合をひと目で把握でき、油から上げるタイミングを判断しやすいのもメリットです。

また、使用する油の量が少ない分、後処理の負担を軽減できるのもポイント。揚げ物鍋よりも軽量かつコンパクトで、取っ手がついているモノが多いため、楽にお手入れできます。

揚げ物だけでなく、炒め物や煮物も作れるので、さまざまな調理器具を揃える必要はありません。収納スペースに限りがある一人暮らしの方にも適しています。

揚げ物フライパンのおすすめメーカー

サーモス(THERMOS)

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サーモスは、1904年にドイツで誕生したブランドです。最近では、魔法瓶の技術を生かしたマグタイプの水筒などが人気です。

サーモスでは、さまざまな深型のフライパンを扱っています。サイズのラインナップも豊富で、ニーズに合うモノが見つかりやすいのが魅力。サーモス独自のコーティング技術により、焦げつきにくく、洗いやすいのも特徴です。

ティファール(T-fal)

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ティファールは、1956年にフランスで設立された会社です。当時開発した「本当にこびりつかないフライパン」が評判となり、一気に知名度を上げました。現在は、日本でも多数の製品を販売しています。

ティファールの「取っ手のとれるフライパン」や「取っ手つきフライパン」はどちらも人気。ラインナップが豊富で、自分に合うモノを見つけやすいのがメリットです。多くの製品にティファール独自のコーティングを施しており、調理や洗浄を楽に行えます。

パール金属(PEARL METAL)

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パール金属は、新潟県三条市に本社を置く日本の企業で、調理器具全般を幅広く扱っています。バス用品や収納用品などの生活雑貨も取り扱っており、いずれの製品も使い勝手のよさとシンプルなデザインが特徴です。

パール金属の揚げ物フライパンは、手頃な価格が魅力。サイズ展開が豊富なほか、IH対応のモノもラインナップしています。コンパクトな揚げ物フライパンは取り回しがよいため、一人暮らしの方におすすめです。

揚げ物フライパンのおすすめ

サーモス(THERMOS) デュラブルシリーズ マルチパン KFJ

サーモス(THERMOS) デュラブルシリーズ マルチパン KFJ

補助取っ手つきのマルチパンです。両手で持ち運べるので、食卓へ直接料理を持っていくときに役立ちます。また、麺類をゆでて湯切りする際にも便利。ソースを料理にかけるときなどに重宝する、大小2つの注ぎ口も備えています。

超深型設計で揚げ物フライパンとしても活躍。硬質フィラーを配合した耐久性コーティング「耐摩耗性デュラブルコート」により、焦げつきにくいのも特徴です。24cm・26cm・28cm・30cmの4サイズから、家族の人数や用途に応じて選べます。

サーモス(THERMOS) デュラブルシリーズ 炒め鍋 KFI

サーモス(THERMOS) デュラブルシリーズ 炒め鍋 KFI

サーモスのデュラブルシリーズにおいて最軽量の炒め鍋。片手で振れるほか、握りやすいハンドルを搭載しており、スムーズな調理をサポートします。超深型設計で、一度にたっぷりと調理できるのも魅力です。

耐摩耗性デュラブルコートを施しているのもポイント。硬質フィラーを配合した特殊な耐久性コーティングにより、優れた耐摩耗性と焦げつきにくさを実現しています。

20cm・24cm・26cm・28cm・30cmの5サイズ展開。揚げ物フライパンとして使いたい場合は、24cm以上の製品をチェックしてみてください。

ティファール(T-fal) クランベリーレッド マルチパン

ティファール(T-fal) クランベリーレッド マルチパン

ガス火に対応するマルチパンです。深型なので、炒め物や焼き物のほか、水分の多い煮込み料理や油を多く使う揚げ物などにも適しています。

アルミニウム合金製で軽くて扱いやすいのが特徴。内面にチタンコーティングが施されており、食材がこびりつくのを防ぎます。外面にはフッ素樹脂加工を採用。汚れを落としやすく、毎日のお手入れも簡単です。サイズは、22cm・26cmをラインナップしています。

ティファール(T-fal) ロイヤルブルー・インテンス ディープパン

ティファール(T-fal) ロイヤルブルー・インテンス

「チタン・インテンスコーティング」が施されている深型フライパン。従来のチタンコーティングと比較して、使い始めのこびりつきにくさが2倍長持ちすると謳われています。深さは約8cmで、炒め物だけでなく、揚げ物や煮込み料理など幅広く活用可能です。

「お知らせマーク」により、食材を入れるタイミングを判断しやすい点にも注目。外面はエナメル仕上げで傷や汚れに強く、キレイな状態で使い続けられます。

そのほか、角の丸い金属製のヘラを使用可能。22cm・26cmの2サイズを展開しています。使い勝手のよい揚げ物フライパンを求める方にもおすすめです。

パール金属(PEARL METAL) 鉄工房 いため鍋

パール金属(PEARL METAL) 鉄工房 いため鍋

炒め物はもちろん、揚げ物にも便利な鉄製の炒め鍋です。強火で一気に調理できるので、こんがりと仕上げたい肉料理などにも向いています。また、普段の食事で鉄分を補給できるのも魅力です。

オール熱源に対応しているのもおすすめポイント。熱くなりにくい天然木のハンドルを搭載しており、快適に調理できます。20cm・26cm・28cm・30cmの4サイズ展開です。

パール金属(PEARL METAL) ふっ素加工IH対応目盛付料理フライパン22cm HC-66

パール金属(PEARL METAL) ふっ素加工IH対応目盛付料理フライパン22cm HC-66

500~1500ccの目盛りがついているIH対応のフライパン。油を入れる際に分量をひと目で確認できて便利です。22cmサイズかつ深型タイプで、揚げ物はもちろん、炒め物や煮物、焼き物など幅広く活躍します。

内面にフッ素加工が施されており、お手入れも簡単。取っ手には、耐熱温度150℃のフェノール樹脂を採用しています。パステルカラーの外面もポイント。カラーバリエーションが豊富で、好みに合ったモノを探せます。

パール金属(PEARL METAL) 軽いね ストロングマーブルいため鍋

パール金属(PEARL METAL) 軽いね ストロングマーブルいため鍋28cm HB-1229

軽くて扱いやすいガス火専用の炒め鍋です。内面に4層、外面に3層のコーディングが施されており、優れた耐摩耗性を発揮。金属製のヘラを使えるのもポイントです。

食材がこびりつきにくいほか、内面にリベットの出っ張りがないので、洗いやすいのも魅力。お手入れのしやすさを重視する方にもおすすめです。26cmと28cmの2サイズを展開しています。

パール金属(PEARL METAL) 極深ブルーダイヤモンドコート IH対応両口フライパン

パール金属(PEARL METAL) 極深ブルーダイヤモンドコート IH対応両口フライパン

揚げ物や煮物にも使いやすい深さのあるフライパンです。ダイヤモンド粒子を配合した3層構造のブルーダイヤモンドコートが内面に施されています。金属製のヘラも使える仕様で、使い勝手は良好です。

オール熱源対応でガス火はもちろん、200VのIHクッキングヒーターやハロゲンヒーターにも対応。注ぎ口を2つ備えており、お皿にソースなどを盛りつける際に便利です。サイズは、20cm・24cm・26cm・28cmをラインナップしています。

和平フレイズ remy レミパンプラス

和平フレイズ remy レミパンプラス

焼く・煮る・蒸す・揚げる・炊くをこなす人気の製品です。軽量で熱伝導率の高いアルミ鋳造製。食材に均一に火が通りやすいほか、すばやく調理できます。

強化ガラス製のフタが付属。自立するので、調理中の置き場所に困らないのもメリットです。同シリーズのお玉や菜箸、トングなどのツールがフライパンのハンドル部分にくっつくのも便利。プレゼントやお祝いの贈り物などにもぴったりです。

和平フレイズ ToMay IH対応マルチパン

和平フレイズ ToMay IH対応マルチパン

コンパクトで邪魔になりにくい形状の取っ手が特徴的なマルチパンです。狭いシンクでも洗いやすいのがおすすめポイント。省スペースで収納できるのもメリットです。

フタつきで揚げ物以外にもさまざまな調理で活躍。水切れのよい注ぎ口を設けており、ケトルの代わりとしても使えます。調理器具を必要以上に増やしたくない一人暮らしの方にもぴったりです。

内面には、汚れを落としやすいフッ素樹脂加工が施されています。お手入れのしやすさを重視する方もチェックしてみてください。

和平フレイズ カルBIG! いため鍋

和平フレイズ カルBIG! いため鍋

大容量の調理が可能な大きめサイズの炒め鍋。一度にたくさんの揚げ物を作れます。大人数家族や食べ盛りの子供がいる家庭におすすめの製品です。

内面に高硬度の「チタンバリアコート」が施されており、耐久性に優れているのも特徴。食材がこびりつきにくいほか、内面にリベットの出っ張りがない仕様で、お手入れも簡単です。

和平フレイズ メガフッカNEO IH対応フライパン

和平フレイズ メガフッカNEO IH対応フライパン

深さ約7.5cmで鍋のように使えるフライパン。揚げ物や焼き物、煮物などさまざまな調理に使えます。ガス火に加えて、IHにも対応。将来、リフォームや引っ越しの予定がある方にもおすすめです。

注ぎ口を設けており、ソースや汁物を器に盛りつけたいときに便利。内面には、耐摩耗性に優れた特殊フッ素樹脂加工「クイックマーブル」が施されています。5サイズ展開で、家族の人数や用途に合わせて選択可能です。

和平フレイズ ぷちキット IH対応いため鍋21cm RB-1901

和平フレイズ ぷちキット IH対応いため鍋21cm RB-1901

炒め物・焼き物のほか、煮物や揚げ物もこなせる炒め鍋です。約36.5×22.5×9.2cmと一人暮らしの方が使いやすいサイズ感。狭いシンクでも洗いやすいほか、省スペースで収納できます。

内面にフッ素樹脂加工が施されており、焦げつきを防止。汚れを落としやすく、お手入れのしやすさを重視する方にもおすすめです。同シリーズでは、マルチパンや片手鍋などもラインナップ。キッチンに統一感を出したい方はチェックしてみてください。

下村企販 KOGU 深型フライパン

下村企販 KOGU 深型フライパン

焼く・炒める・揚げる・ゆでる・煮るをこなす深型フライパンです。深さは8cmで、揚げ物をする際に油がコンロ周りに飛び散りにくく、掃除の手間が省けます。

アルミニウムをステンレスで挟んだ3層構造を採用。熱の伝わりがよいほか、サビや汚れに強く、扱いやすいのがメリットです。ガス火に加えて、IHにも対応。20cm・24cmの2サイズを用意しています。

北陸アルミ まるっとパン A-2461

北陸アルミ まるっとパン A-2461

底が丸くくぼんでおり、油が中央に集まりやすいフライパンです。少量の油でカラッと美味しい揚げ物が作れます。軽くて熱伝導率が高いアルミニウム製です。

フチの内側に返しを設け、対流によって吹きこぼれないように設計。ガス火はもちろん、IHにも対応しています。内面にはテフロンプラチナプラス加工が施されており、お手入れも簡単。消費生活製品の安全性を認証する「SGマーク」適合で安心して使えます。

ベストコ(Bestco) パスト ヴォーナ 抗菌超深型IHフライパン

ベストコ(Bestco) パスト ヴォーナ 抗菌超深型IHフライパン

深さ8cmで幅広い調理に活躍するフライパンです。両側に注ぎ口を設けているので、利き手を問わず快適に使えます。抗菌加工が施されており、衛生面が気になる方にもおすすめです。

オール熱源対応。耐久性の高さも魅力です。そのほか、ダイキン工業のフッ素樹脂加工「シルクウェア EK」を採用しています。

貝印(Kai Corporation) 軽いマルチ炒め鍋 IH対応

貝印(Kai Corporation) 軽いマルチ炒め鍋 IH対応

IHに対応しているアルミニウム合金製の炒め鍋。熱伝導率が高いほか、底が厚くて保温性に優れているので、時短調理が可能です。重さを感じにくい構造を採用しているのも特徴。長時間の調理でも疲れにくいおすすめの製品です。

ハンドルが短いので、取り回しやすいほか、省スペースで収納できます。使い勝手のよい揚げ物フライパンを探している方は、チェックしてみてください。

ドウシシャ(DOSHISHA) ポテッと IH対応 フライパン

ドウシシャ(DOSHISHA) ポテッと IH対応 フライパン

油が飛びはねにくい独特な形状が特徴のフライパンです。コンロ周りが汚れにくく、掃除の手間を省けます。炒め物などでフライパンを振った際に、食材がこぼれにくいのもポイント。料理初心者でも使いやすい揚げ物フライパンを求める方におすすめです。

ガス火はもちろん、IHクッキングヒーターにも対応可能。人体や環境に対して有害性を持つPFOAフリーで、安心して使えます。

杉山金属 匠味マルチパン23cm KS-3040

杉山金属 匠味マルチパン23cm KS-3040

鉄製ながら、重さ805gと軽いマルチパンです。握りやすい形状のハンドルとあいまって、快適に調理できるおすすめの製品です。ガス火はもちろん、200VのIHクッキングヒーターやハロゲンヒーター、シーズヒーターなどにも対応しています。

内面に「ナノエンボス」加工を採用。肉眼では見えないレベルの凹凸により、油なじみがよいのが魅力です。金属製のお玉やトングを使用できるのもポイント。深さがあるので、調理中に油が飛び散りにくいのも利点です。

新光金属 銅楽 まごころ伝心 フライパン

新光金属 銅楽 まごころ伝心 フライパン

熱伝導率が高い銅製のフライパンです。熱がすばやく全体に伝わり、加熱ムラのない調理が可能。細かい温度調節がしやすいのもメリットです。揚げ物はもちろん、繊細な火加減が必要な卵料理や肉料理も美味しく仕上がります。

ハンドルには、熱が伝わりにくいほか、使い込むほど手になじむ天然木を採用。伝統技法の千段巻き模様をあしらっているのもポイントです。サイズは、20cm・22cm・24cm・26cmをラインナップ。家族の人数や用途に応じて選べます。

揚げ物フライパンの選び方

フライパンの深さをチェック

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揚げ物フライパンを購入する際は深さをチェック。浅すぎると油はねしやすく、キッチンが汚れたり、火傷したりする可能性があります。深さ8cm以上のモノを選ぶのがおすすめです。

また、深さのある揚げ物フライパンは、汁物や煮物を作る際にも役立ちます。多くの食材を入れてもこぼれにくく、一度に大量の料理を作りたい方にも適しています。

なお、油をたっぷり注ぐと油はねしやすくなるため、油の量は半分以下を目安にしましょう。

厚みのあるモノなら美味しく仕上がる

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揚げ物を美味しく仕上げるには、揚げ物油の温度を一定に保つことが大切。厚みのある揚げ物フライパンは蓄熱性が高く、食材を入れたときに油の温度が下がりにくいのがメリットです。温度変化が少なく、少量の油でサクッと揚げられます。

厚みがある分、重いモノが多く、扱いにくいと感じる場合も。また、あたたまるまで時間がかかるため、時短調理をしたい方には不向きです。

素材をチェック

鉄製

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鉄製のフライパンは使い込むほど油なじみがよくなり、焦げつきにくくなるのが特徴。適切なお手入れを行うことで、長く愛用可能です。IH対応の製品もラインナップ。サイズのバリエーションも豊富で、自分に合うモノを探せます。

鉄製の揚げ物フライパンを購入する際は、重量を要チェック。鉄は重さがあるので、力に自信がない方には不向きです。また、鉄はサビに弱いため、洗浄後は水気を取ってよく乾かすことが大切。お手入れにやや手間がかかることを理解したうえで、選んでみてください。

ステンレス製

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サビや汚れに強い揚げ物フライパンを使いたい方には、ステンレス製のモノがぴったり。こまめなお手入れが苦手な方にも適しています。丈夫で耐熱性も高いため、製品によってはオーブン調理も可能。料理の幅が広がります。

保温性が高いのもメリット。揚げ物油が冷めにくいモノを使いたい方にもおすすめです。余熱調理ができ、電気代やガス代を節約できます。

アルミニウム製

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アルミニウム製の揚げ物フライパンは、軽くて扱いやすいのが特徴。出し入れや洗浄などを行いやすく、重い調理器具を扱うのが難しい方におすすめです。手頃な価格のモノが多いため、料理初心者の方にも適しています。

また、熱伝導率に優れているのもメリット。熱がすばやく均一に伝わります。しかし、揚げ物調理をする際の温度調節が難しい場合も。調理時は油の状態をこまめに確認しましょう。

銅製

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銅製のフライパンは熱伝導率が高く、すばやく全体に熱が行き渡ります。火加減の調節を行いやすいのもメリット。揚げ物だけではなく、焦げ目をつけたくない卵料理や、表面をパリッと仕上げたい焼き物にも適しています。

しかし、銅製の揚げ物フライパンは重量のあるモノが多いので、軽さを重視する場合には不向き。衝撃に弱く変形しやすいため、ぶつけたり落としたりしないように注意しましょう。

扱いやすい重さのモノを選ぼう

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揚げ物フライパンを選ぶ際は、自分にとって扱いやすい重さかどうかも確認しましょう。出し入れや洗浄を楽に行いたい方は、できるだけ軽いモノを選ぶのがおすすめ。軽い揚げ物フライパンを使えば、揚げ油をオイルポットに移す際もスムーズに作業できます。

また、揚げ物フライパンを使って炒め物などを作りたい方にも、軽量なモノがおすすめ。チャーハンなどを作る際に、フライパンを振りやすいのがメリットです。

人数・用途に合うサイズかどうか

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揚げ物フライパンにはさまざまなサイズがあるため、家族の人数や用途に合うモノを選びましょう。一人暮らしで少量の揚げ物を作れればよい場合は、20〜24cmほどのコンパクトなモノがおすすめ。深さがある揚げ物フライパンを使えば、汁物や炒め物も作れるので便利です。

家族の人数が多い方や一度にたくさんの揚げ物を作りたい方には、28cm以上のモノが適しています。食材の様子を確認しやすいため、ベストなタイミングで揚げ物を引き上げられます。野菜炒めなども一度にまとめて調理できるのがメリットです。

フッ素加工されていると手入れがしやすい

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フッ素加工が施された揚げ物フライパンもラインナップ。食材がこびりつきにくく、汚れを簡単に落とせます。調理後の後片づけの手間を省きたい方にぴったりです。

少量の油で炒め物などをしても焦げつきにくいため、ヘルシーな料理が作れるのもメリット。料理初心者の方でも扱いやすいのでおすすめです。

なお、金属製のフライ返しなどを使用したり、高温で長時間加熱したりすると表面のコーティングがはがれてしまう場合も。急激な温度変化に弱いので、調理後はしばらく時間をおき、冷めてから洗浄しましょう。

対応熱源をチェック

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揚げ物フライパンは製品によって対応する熱源が異なります。購入時は、自宅の熱源で使えるか確認するのがおすすめです。

IH調理器で揚げ物をしたい場合は、IH対応の揚げ物フライパンを選びましょう。IH対応のモノを購入する際は、揚げ物に使えるかどうかも要チェック。炒め物などに使えても、揚げ物は不可としているモノもあるため、事前の確認が必要です。

ハロゲンヒーターやシーズヒーターで揚げ物をしたい場合は、オール熱源対応のモノを選ぶのがおすすめ。ガス火やIHでも使用できるので便利です。引っ越しなどによって熱源が変わる可能性がある方にも、オール熱源対応のモノが適しています。

オーブン対応の揚げ物フライパンは、料理の幅を広げたい方におすすめ。本格的な肉料理やグラタンなどを作れます。頻繁にオーブン料理を作る方は、ぜひチェックしてみてください。

揚げ物以外も調理するならフタつきが便利

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揚げ物フライパンで煮込み料理や焼き物をする場合は、フタがついていると便利。フタをすることで、食材をじっくり煮込んだり、しっかり火を通して美味しく焼き上げたりできます。揚げ物フライパン1つでさまざまな調理を行いたい方にもおすすめです。

また、フタがあると、煮込み料理や炒め物を作り置きした際に、短時間であたためられます。フタによって、ホコリなどが入りにくくなるのもメリット。余熱調理も簡単にできるので、ガス代や電気代を節約したい方にも適しています。

フライパンで揚げ物をするコツ

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揚げ物をする際は、厚手で深さのあるフライパンを使いましょう。食材を入れても油の温度が下がりくく、ムラなく火が通ります。また、食材を薄く小さく切ると短時間で中まで火を通しやすく、サクッと仕上がるのでおすすめです。

少量ずつ揚げるのも重要。一度にたくさんの食材を入れてしまうと、油の温度が下がるので注意が必要です。フタをしないのもポイント。フタをしたまま揚げ物をすると、油の温度が上がりやすくなり、発火する可能性があります。

油の深さが足りない場合も、温度が急上昇しやすく、火災につながる恐れがあるので危険。取扱説明書などに記載されている最低油量を守ることが大切です。調理中はそばを離れず、絶えず火加減の調節を行いましょう。