PCゲームを快適にプレイするために欠かせない「ゲーミングマウス」。軽さや形状にこだわったモデルが数多く展開されており、選ぶ際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はゲーミングマウスのおすすめをご紹介。選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ゲーミングマウスのおすすめ|ワイヤレス
ロジクール(Logicool) ゲーミングマウス G-PPD-004WL
初心者にも使いやすい、人気のゲーミングマウス。ロジクールが独自に開発した「LIGHTFORCEハイブリッドスイッチ」により、機能面と使い心地の両立を実現。低遅延かつ正確なアクチュエーションで快適にゲームをプレイできるほか、押し心地のよいクリック感も魅力です。
優れたトラッキングもポイント。高い精度で情報を読み取る「HERO 2センサー」を搭載しているため、FPSにおける細かなエイムの調節や素早い視点移動ができます。プロが使用した実績もあるシリーズなので、性能がよいモデルがほしい方におすすめです。
ソフトウェアを使うことで細かなカスタマイズができる点も特徴。「ロジクールG HUB」をダウンロードすることで光学センサーやDPI、オンボードメモリなどを設定できるほか、別のマウスの感度設定を引き継ぐことも可能。自分に合った設定でゲームをプレイできます。
レイザー(Razer) DEATHADDER V3 HYPERSPEED RZ01-05140100-R3A1
eスポーツのプロと共同開発された握りやすいゲーミングマウス。人間工学に基づいて左右非対称に設計されたモデルで、操作性の高さと快適な使用感にこだわっています。取り回しに優れた、プロ仕様のマウスがほしい方におすすめです。
また、マウスを速く動かすことで感度が上昇する「ダイナミック感度」を搭載。手の速さとカーブプロファイルに応じてDPIが自動で変更されるので、正面との撃ち合いでは低感度で、視点を大きく動かすシーンでは高感度でなど、状況に応じた感度でプレイできるのが強みです。
応答速度が速いのも魅力。データプロトコルの最適化により、マウスとPC間でのデータの送信速度を向上させています。高速の無線周波数を使用することで処理速度も向上させ、ゲームに反映されるまでの遅延も低減。FPSなどスピード感のあるゲームをプレイする方にぴったりです。
スティールシリーズ(SteelSeries) Aerox 3 Wireless 62608
高い耐久性が強みのゲーミングマウス。8000万回のクリックに耐えると謳われている「次世代ゴールデンマイクロIP54スイッチ」を採用。防塵・耐水性能も備えており、デスク周りのほこりやゲーム中の飲食による故障のリスクを減らせます。長く使えるゲーミングマウスを探している方におすすめです。
なめらかに動かせるのも魅力。100%のピュアPTFEを素材としてデザインされており、マウスパッドの上でスムーズに操作できます。59gと軽量でスピーディな操作に適しているので、ローセンシプレイヤーの方や視点移動の操作が多い方にもぴったりです。
つかみ持ち・つまみ持ちに適した、手に収まるサイズ感もポイント。長さ120.55mmと小型で扱いやすく、スピーディかつ細かな操作に向いています。また、マウスの底部分に付いたライトが光るのもスタイリッシュ。中が肉抜きされて光が通りやすいため、鮮やかなライトアップを楽しめます。
フナティックギア(Fnatic Gear) ワイヤレスゲーミングマウス BOLT MS0003
自身のeスポーツチームも持つFnaticが開発した、使い勝手のよいゲーミングマウスです。プロの意見を取り入れながら開発しており、左右対称でくせのない形状と軽量なボディが特徴。黒は67g、白は69gとカラーによって重量が異なります。スタンダードで取り回しに優れたモデルがほしい方におすすめです。
高いパフォーマンスを発揮するのも本モデルの強み。性能のよい「PixArt PAW3370センサー」を搭載しており、最大19000dpiまでの感度に対応可能です。高性能ながら価格が安いため、コスパを重視したい方にも適しています。
高性能なバッテリーもポイント。最長210時間使用できるバッテリーを搭載しているため、長時間ゲームをプレイする方にぴったりです。また、ソフトウェア「Fnatic OP」を使うことで、オンボードメモリやライトアップの詳細設定も可能。好みに合わせてさまざまなカスタマイズを楽しめます。
エレコム(ELECOM) V custom VM600PE M-VM600P
素早い処理速度が魅力のゲーミングマウス。独自開発したゲーミングマウスエンジン「ELECOM Wireless S.P.S Engine D+」が採用されており、素早い応答速度と高い精度、安定性を実現。自分のマウス操作を素早く、正確に反映させたい方におすすめです。
右利き用に特化した、左右非対称のエルゴノミクス形状もポイント。特に、かぶせ持ちとつかみ持ちに適しています。海外のプレイヤーに比べ、手が小さい傾向にある日本人プレイヤーの手にフィットする小ぶりなサイズ感も特徴。自分の持ち方に合った、握りやすいマウスがほしい方にもぴったりです。
ボタンの数もFPSをプレイするには十分。上面に7つ、底面に1つの計8ボタンを搭載しており、アイテムやスキルを駆使するFPSに適しています。また、専用設定ソフトウェア「EG Tool」を使用して、ボタンへの機能割り当てやロゴ部分のライトアップも可能です。
ロキャット(ROCCAT) ゲーミングマウス Kone XP Air
色鮮やかに光るゲーミングマウス。シェルとホイール部分が半透明になったデザインで、内部のライトが透けて見える仕様です。5つのLEDライトによる「3D RGB AIMOライティング」で、プレイ中にイルミネーションを楽しめます。ゲーミング用品らしい、カラフルなライトアップが可能なモデルがほしい方におすすめです。
充電効率がよいのも魅力のひとつ。10分間の充電で5時間の使用が可能な「急速充電ドッグ」が付属しているため、バッテリーが切れても短時間の充電で再度使えるようになります。さらに、最長100時間のバッテリーを搭載しているので、長時間連続でのプレイが多い方にもぴったりです。
また、ボタンが10個付いており、アイテムやスキルの使用頻度が高いFPSも快適にプレイできます。ボタンと4Dホイールには最大29個のプログラムを割り当て可能。自分の好みに合わせてカスタマイズし、ゲームの操作性を向上させられます。
エイスース(ASUS) ROG Keris Wireless AimPoint
高い精度が特徴のゲーミングマウス。マウスの動きを正確に捉える高感度の「ROG AimPoint光学センサー」が採用されています。加えて、「ROG SpeedNovaワイヤレステクノロジー」を用いてワイヤレスデータ転送を最適化し、低遅延を実現。素早い動きが多いゲームに適しています。
さまざまな接続方法に対応しているのもポイント。遅延が少ないワイヤレスRF2.4 GHz接続や最大3台のデバイスとペアリングができるBluetooth接続、使用中も高速充電が可能な有線接続の3つに対応しています。使用目的やバッテリー状況に応じて接続方法を変更可能です。
好みに合わせてスイッチを交換できる「プッシュフィットスイッチソケットII」もメリット。クリック感や重さなどが変更できるほか、摩耗したスイッチを新調してマウスの寿命を延ばすこともできます。マウス本体のカスタマイズに興味がある方におすすめです。
ベンキュー(Benq) ZOWIE ワイヤレスゲーミングマウス EC2-CW
手にフィットしやすいゲーミングマウス。全長と幅、高さ、重量が異なるS・M・Lの3サイズを展開しており、手の大きさに合わせて適したモノを選べます。また、左右非対称型のエルゴノミクス形状で握りやすいのも特徴。手に負担がかかりにくいため、長時間ゲームをプレイする方におすすめです。
ワイヤレスながら安定性が高いのもポイント。独自に開発した「エンハンストワイヤレスレシーバー」で安定した応答速度を実現しています。また、強化されたアンテナと組み合わせることで通信に不具合が生じる頻度を減らせるのも特徴。電波障害や通信状況を気にせずゲームに集中できます。
DPIは400・800・1600・3200の4段階から設定可能。幅広い感度に対応しているので、ローセンシでもハイセンシでもプレイできます。まだ、レポートレートは最大1000Hzと十分な反応速度があるのも魅力。画面上で遅延を感じにくく、スピード感のあるゲームも楽しめます。
パルサー(Pulsar Gaming Gears) ゲーミングマウス X2H Mini Gaming Mouse
高精度かつ応答速度が速いゲーミングマウス。PixArt社が開発した高性能な「PAW3395センサー」を搭載しており、26000DPIの感度に対応。レポートレートも1000Hzあるため、マウス操作の反映が速いのもメリットです。精度と速度が必要なゲームをプレイする方におすすめです。
握りやすい形状もポイント。細身なフォルムと本体後部が盛り上がった形状で、つかみ持ちやつまみ持ちに適しています。手のひらが浮いてしまいがちな持ち方でも、高さのあるマウスの後部がしっかりと手のひらをサポート。安定感のあるマウス操作ができます。
ホイールにこだわっているのも魅力。マウスのホイール部分に「Pulsar Blue Encoder」を採用しており、ホイール回転の触感を楽しみつつ静音性を実現しています。また、52gと軽量なモデルのため、取り回しに優れているのも強みです。
ニンジュツォ(Ninjutso) Sora V2 Wireless Gaming Mouse nj-sora-v2
軽量で取り回しに優れたゲーミングマウス。39gと超軽量級のためマウスを素早く、かつ大きく動かしやすいのが強みです。つかみ持ちに適した、細身ながらやや高さのあるフォルムも特徴。安定感のあるグリップで軽快に動かせるので、操作性の高いマウスを探している方におすすめです。
一時的にマウスのパフォーマンスを底上げできるのもポイント。バッテリー消費を増やす代わりに、レスポンスの速度と安定性を向上させる「コンペティティブモード」を搭載しています。マウスの動きをより早くPCに伝えるほか、画面がブレたり固まったりするリスクも低減。ゲームのランク戦などにぴったりです。
また、レポートレートやDPIを変更できる専用のソフトウェア「NinjaForce web software」は、Web上で使用できるためソフトウェアのダウンロードが不要。Webブラウザから気軽に設定を変えられるのも魅力です。
ゲーミングマウスのおすすめ|有線
レイザー(Razer) Cobra RZ01-04650100-R3M1
快適に操作できる有線タイプのゲーミングマウス。しなやかにたわむ「RAZER SPEEDFLEXケーブル」を採用しており、マウスを動かす際にケーブルが邪魔になりにくいモデルです。素早い操作や大きな動きがしやすいため、FPSなどのゲームも安心してプレイできます。
応答時間が短いスイッチも魅力のひとつ。独自に開発した「Razer Optical Mouse Switches」により0.2msの応答時間を実現しているので、プレイヤーの素早い動きや反射神経をゲームに反映できます。また、耐久性にも優れており、 耐クリック数は9000万回。長く使えるマウスを探している方にもおすすめです。
カスタマイズ可能なライトアップもポイント。デバイス用ライティングシステム「Razer Chrom RGB」に対応しています。色は約1680万色、パターンは8種類から選択可能。ゲーミングデバイスならではの鮮やかなイルミネーションが楽しめます。
ロジクール(Logicool) マウス G600T
サイドボタンの数が多いゲーミングマウス。計20個のボタンを搭載しており、さまざまなコマンドを瞬時に入力するMMOやMOBAのようなゲームに適しています。ボタンにはあらかじめコマンドが設定されているので開封後すぐの使用も可能です。
サイドボタンの機能を拡張できるのもポイント。サブのコマンドを設定できる「Gシフト」機能を使うことで、ボタンの数以上のコマンド操作ができます。例えば通常のクリックで攻撃、Gシフトボタンを押しながらのクリックではスキル使用といった使い分けが可能。キーボードでの操作をできるだけ減らしたい方におすすめです。
サイドボタンが光るのも魅力。ライトをカスタマイズできる「LIGHTSYNCテクノロジー」により、サイドボタンをさまざまな色やパターンでライトアップできます。色は約1600万色、パターンは点滅や連続循環点灯などを選べるため、好みに合わせてカスタマイズが可能です。
エイスース(ASUS) ゲーミングマウス TUF Gaming M3 Gen II
軽快に動かせるゲーミングマウス。59gと軽量かつ握りやすいエルゴノミクス形状を採用しており、操作中の手の負担を軽減できます。マウスソールには低摩擦のPTFEフィートを使用しており、滑りもなめらか。マウスを大きく動かしやすいので、特にローセンシプレイヤーの方におすすめです。
耐久性が高いのも魅力。IP56の防塵・防水性能を備えており、ほこりや水滴による故障のリスクを低減しています。また、スイッチのクリック寿命は6000万回。長く使えるタフなモデルです。
DPIは100~8000dpiまで対応しており、専用ソフトウェア「Armoury Crate」で詳細な設定が可能。レポートレートも1000Hzと十分な性能ながら、価格が安いのも強みです。リーズナブルで長く使えるゲーミングマウスを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
エンドゲームギア(ENDGAME GEAR) ゲーミングマウス XM1 RGB
高速なクリックが可能なゲーミングマウス。信号処理スピードが速いマイクロコントローラ「ARM Cortex-M0 MCU」と連打しやすい「Kailh GM 4.0 スイッチ」を組み合わせています。素早くクリックできるため、連打の速度が重要になる武器やスキルをともなうゲームをプレイする際におすすめです。
マウスのライトアップも可能。14個の「RGB LED」が最大1670万色、5つのパターンで光ります。本体が透明なため、ライトの光をダイレクトに楽しめるのも魅力。明るさレベルは4段階で調節ができ、ゲームの邪魔にならないよう暗めの輝度に設定することも可能です。
また、専用ソフトウェアを使えば5つのボタンのコマンド割り当てができるほか、オンボードメモリも使用可能。普段とは違うPCに接続した際も、DPIやサイドボタンの設定を引き継げます。価格も安いため、コスパに優れたモデルがほしい方にもぴったりです。
スティールシリーズ(SteelSeries) ゲーミングマウス Rival 5 ゲーミングマウス 62551
幅広いゲームに使えるゲーミングマウスです。9個のボタンを搭載していながら85gと比較的軽量なのが特徴。取り回しに優れているのでFPSに使えるほか、ボタンの数が多くMMO・MOBAにも使用できます。ゲームごとにマウスを変える必要がないため、さまざまなゲームを1つのマウスでプレイしたい方におすすめです。
精度の高さも魅力のひとつ。スティールシリーズとPixelArtが共同開発した「TrueMove Airセンサー」で、優れたトラッキングを実現しています。的確な操作ができるため、撃ち合いの細かな調節や大きな視点移動を快適に行えます。
耐久性の高さも魅力。8000万回のクリックに耐えるほか、防塵性・耐水性も備えています。ほこりや水分による故障リスクを低減した長く使えるモデルです。また、ライトアップも可能。ほかのスティールシリーズ製品と同期できるので、他デバイスと統一感のあるイルミネーションが楽しめます。
ゲーミングマウスの選び方
接続方法で選ぶ
ケーブルがなくマウスを大きく動かせる「ワイヤレス」
ワイヤレスタイプは、USBレシーバーを使った2.4GHzワイヤレス接続やBluetooth接続でPCとマウスをつなぎます。電波で接続するため、ケーブルで直接つなぐ必要がないのが特徴です。
ワイヤレスタイプのゲーミングマウスは取り回しに優れているのがメリット。ケーブルによる駆動範囲の制限や操作時のわずらわしさがなく、身軽にプレイできます。特に、マウスを素早く動かすFPSなどのゲームをプレイすることが多い方におすすめです。
また、断線のリスクがないのもワイヤレスタイプの強み。ケーブルがないので、断線してマウスが使えなくなってしまう心配がありません。さらに、見た目がすっきりするのもポイント。充電時以外はケーブルをしまっておけるため、デスク上が散らかって見えてしまうのを防げます。
バッテリー切れや入力遅延の心配がない「有線」
有線タイプのゲーミングマウスは、文字通りケーブルでPCとマウスを接続するのが特徴です。PCから常に電力が供給されているため、ゲームプレイ中にバッテリー切れを起こす心配がありません。バッテリーの状況を気にせずゲームに集中したい方におすすめです。
入力遅延がないのも有線タイプの強み。直接ケーブルで接続されているので、入力してから画面上で操作内容が反映されるまでのタイムラグが生じにくいタイプです。また、電波障害などで接続が悪化したり、切れてしまったりするリスクがないのも魅力。安定した接続を求める方に適しています。
さらに、ワイヤレスタイプに比べて価格が安い傾向にあるのもメリットです。コスパを重視してゲーミングマウスを選びたい方は、ぜひ有線タイプのモノをチェックしてみてください。
重量で選ぶ
ローセンシプレイヤーには軽量なモデルが人気
ゲーミングマウスを選ぶ際は、重量もチェックしてみてください。一般的な重量は100g前後ですが、なかには60g以下の超軽量モデルも展開されています。低い感度でゲームをプレイするローセンシプレイヤーであれば、動かしやすい軽量なゲーミングマウスがおすすめです。
軽量なマウスは素早く、なめらかに動かせるのがメリット。ローセンシはブレが少なく安定感がある反面、ゲーム内で方向転換をする際にマウスを大きく動かす必要があります。そのため、マウスパッドとの摩擦も少なく、大きな動きがしやすい軽量なマウスとの相性が良好です。
また、軽いゲーミングマウスは手に負担がかかりにくいのも魅力。軽い力で操作できるので手首を痛めにくく、長時間快適にゲームをプレイできます。
ハイセンシプレイヤーならある程度重量があるモノがおすすめ
ハイセンシは小さな動きで視点移動や方向転換ができるため、ゲーム内で素早い動きをしやすいのが強み。一方で、少しの操作で方向や照準が大きく動いてしまうので、軽いマウスを使うと無駄な動きが増えたり、照準が乱れてしまったりといったデメリットがあります。
そのため、ハイセンシプレイヤーにはある程度の重みがあるゲーミングマウスがおすすめ。マウスパッドとの摩擦が大きいマウスであれば、しっかりマウスが止まり、画面上で細かな調節がしやすくなります。スピード感と安定感のバランスを求めるハイセンシプレイヤーの方は、ぜひ重めのマウスをチェックしてみてください。
持ち方に合わせたサイズ・形状のモデルを選ぼう
快適にゲームをプレイするには、自分の持ち方に合ったサイズや形状のゲーミングマウスを選ぶことが大切。サイズや形状が合っていないと、手がマウスパッドに擦れてしまったりクリックがしにくかったりと、かえって操作がしにくくなってしまう可能性があります。
手のひら全体でマウスを覆う「かぶせ持ち」や、指先と手のひらでマウスを固定する「つかみ持ち」の場合は、握りやすいマウスがおすすめ。人間工学に基づいたエルゴノミクス形状のモノや、自分の手にフィットするサイズ感のモノをチェックしてみてください。
手のひらをマウスにつけず、指先でつまむように持つ「つまみ持ち」でゲームをプレイする場合は、小さくて軽いモノを選ぶのがおすすめ。指先の力だけでマウスを動かすため、小さな力で操作できるマウスが適しています。また、カーブや凹凸のある、指先が引っ掛かりやすい形状のモノもつまみ持ちと相性が良好です。
サイドボタンの数をチェック
ゲーミングマウスを選ぶ際は、サイドボタンの数もチェックしてみてください。サイドボタンにはゲーム内でのスキル使用やリロードなど、さまざまなコマンドを割り当てることができて便利です。また、事務作業のショートカットキーなどを割り当てることもできるので、ゲーム以外の作業効率の向上にも役立ちます。
サイドボタンの数は、プレイするゲームに合わせて選ぶのがおすすめ。ボタンが多いと割り当てられるキーも多くなりますが、その分マウス本体のサイズが大きくなったり、重くなったりといったデメリットもあります。ボタンの数による利便性と取り回しのよさのバランスも考えながら選んでみてください。
また、サイドボタンは数だけでなく配置も重要。ボタン同士の距離が近いと誤操作の原因になり、かえって使いにくく感じてしまう可能性があります。使いやすい配置でボタンが付いているかどうかも、購入前に確認しておくと安心です。
プレイするゲームに適したモデルを選ぶ
FPS / TPS
「Apex Legends」「VAROLANT」など、対人シューティングがメインになるFPSやTPSをプレイする際は、応答速度が速いゲーミングマウスを選んでみてください。瞬発力や反射神経が重要なシューティングゲームにおいて、マウスの遅延が大きいと不利になってしまう可能性があります。
また、FPSやTPSではマウスの軽さも重要。スピード感のあるプレイが求められるゲームでは、取り回しに優れた軽量なマウスが適しています。敵と撃ち合う際にマウスを素早く動かす必要があるので、マウスパッドとの摩擦が低減できる軽いマウスがおすすめです。
さらに、読み取りの精度も大切な要素。高精度なセンサーを搭載しているモデルであれば、マウスの動きをしっかり読み取ってゲーム内に反映できます。FPSでは少しのズレで勝敗が分かれてしまうこともあるため、高い感度でより正確に情報を読み取れるモノを選ぶのがおすすめです。
MMORPG / MOBA
「FINAL FANTASY XIV」をはじめとするMMORPGや、「League of Legends」などのMOBAのようなゲームでは、サイドボタンの搭載数が多いモデルを選んでみてください。多彩なアクションを素早く行う必要があるため、多くのキーを割り当て、キーボードでの操作を減らせるモデルがおすすめです。
また、サイドボタンの位置を好みに合わせて調節できるゲーミングマウスも展開されています。MMOやMOBAではコマンドの入力速度が重要になってくるため、操作しやすい位置にボタンがあるほうが有利になりやすいのが特徴です。持ち方やプレイスタイルに合わせてサイドボタンの位置を変えたい方はぜひチェックしてみてください。
その他の機能にも注目
DPI切り替え
DPIはマウス自体の感度のことで、マウス本体を動かした際に画面上のポインタがどのくらい動くのかを数値化したもの。400DPIであれば、マウスを1インチ動かした際にポインタが400ドット分動く感度です。
DPIは人によって使いやすいと感じる数値が異なるため、切り替え機能が付いているモノも多くあります。ゲーミングマウスごとに数値の幅や選べる数値が異なるので、初心者のうちは数値の幅が広く、DPIの選択肢が多いモノを選ぶのがおすすめです。
DPIが低いと丁寧な操作ができる分、その都度大きくマウスを動かす必要があります。一方、高すぎると少しの動きでポインタが大きく動いてしまい、かえって不便に感じてしまうのがデメリット。DPIは低すぎても高すぎても操作しにくくなってしまうため、まずは自分に合ったDPIを探してみるのがおすすめです。
レポートレート
レポートレートはポーリングレートともいい、マウスの情報がPCに送信される頻度のことを指します。1秒間に信号が送信される回数を表しており、単位はHz。ポーリングレートはモデルによってさまざまで、125Hzのモノから1000Hzを超えるモノまで幅広く展開されています。
レポートレートが高いほど情報が速く伝わるので、マウスの移動やクリックなどを素早くゲームに反映可能。ポーリングレートが低いと入力から反映までに時間がかかってしまうため、ポーリングレートはなるべく高いモノを選ぶのがおすすめです。
しかし、レポートレートが高いとその分処理が重くなってしまう点に注意。CPUに負荷がかかって画質が落ちたり、画面が固まったりするリスクがあります。高レポートレートのゲーミングマウスを使うにはミドルスペック以上のPCが目安といわれているため、事前にPCのスペックを確認しておくと安心です。
オンボードメモリ
オンボードメモリとは、DPIやボタンの設定などをゲーミングマウス本体が記録する機能のこと。PC上で行ったデバイスの設定はPC上に保存されるのが一般的ですが、ゲーミングマウスのなかにはPC上ではなくマウスに保存させるオンボードメモリの機能に対応しているモノがあります。
オンボードメモリの機能が搭載されているモデルなら、普段使っているPC以外にマウスを接続した際も設定をし直す必要がなく便利です。特に、多ボタンマウスなど複雑なカスタマイズをしている場合に活躍します。複数台のPCを所有している方や、別のハードウェアでマウスを使いたい方におすすめの機能です。
ゲーミングマウスのおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)
ロジクールは、1981年スイスで設立されたデジタルデバイスメーカー「Logitech International」の日本法人です。主に事務用の電子機器とその付属装置の開発や製造、販売を手掛けています。事務用製品のほかにも、ロジクールGやASTRO Gamingなどのゲーミングブランドも展開しているのが特徴です。
ゲーミングマウスにおいては軽さが強み。特に「PROシリーズ」は軽量さとくせのない形状が人気を集め、多くのプロに大会で使用された実績を持ちます。また、カラー展開の豊富さも魅力。ピンクやライラック、ミントなど鮮やかな色味のモノも多くあり、PC周りのアクセントにもおすすめです。
レイザー(Razer)
レイザーは2005年、カリフォルニア州サンディエゴとシンガポールの2か所を本拠地として設立されたゲーミングデバイスメーカーです。マウスやヘッドセット、キーボードのほかにも、ゲーム用ノートPCやモバイルゲーム用のコントローラーなど、ゲームに関わる幅広い製品を開発しています。
ゲーミングマウスにおいては、エルゴノミクス形状のデザインが特徴。人間工学に基づいた握りやすいマウスが多く展開されています。また、さまざまな強みを持つモデルが豊富に揃っているのも強み。軽量なモノや多ボタンのモノ、有線のモノや無線のモノなど種類が豊富なため、ぴったりのモデルが見つけやすいメーカーです。
スティールシリーズ(SteelSeries)
スティールシリーズは2001年、デンマークで設立されたゲーミングデバイスメーカーです。マウスパッドやヘッドセット、キーボードなどさまざまなデバイスの開発を手掛けているほか、eSportsイベントのスポンサーなども行っています。eSportsの活性化に多角的に貢献している企業です。
ゲーミングマウスにおいては、初心者向けのモデルが多くラインナップ。軽量なモノや耐久性が高いモノなど使いやすいモデルが展開されているので、初めてゲーミングマウスを購入する方にもおすすめです。価格もリーズナブルなので、コスパに優れたモデルがほしい方はぜひチェックしてみてください。