PCで行える作業内容が増えるにつれ、マウスも用途に合わせた多種多様なタイプが開発されています。薄型マウスはコンパクトで鞄やPCケースにも収納しやすく、携行性に優れているのが魅力です。

普段ノートパソコンのタッチパネルで操作を行っている方も、作業によってはマウスの方が適していることもあります。ノートパソコンと共に持ち歩くなら、薄型マウスが便利でおすすめです。そこで、今回は薄型マウスのおすすめモデルをご紹介します。リーズナブルな製品もあるので、ぜひ試しに使ってみてください。

薄型マウスの選び方

接続方法で選ぶ

薄型マウスはPCとの接続方法から、「有線式」と「ワイヤレス式」の2通りに分けられます。ワイヤレス式はさらに「USBレシーバー式」と「Bluetooth式」の2通りに区分可能です。

現在マウスの主流はワイヤレス式ですが、有線式にも優れた点がいくつかあります。コストや機能性などの点から、計3種類の特徴をチェックしてみましょう。

有線式

有線式はケーブルによってPCと接続する方式です。有線式は信号の送受信をケーブルで行うので、追従性が高く快適なマウス操作が可能。ケーブルによりPCから電力供給を行うため、電池切れや充電切れの心配がないのも魅力です。

PCと接続する際のペアリング設定が不要なのもメリット。USBコネクタを差し込むだけですぐに使えて便利です。また、有線式は全体的にコストが低めなのもポイント。ケーブルの存在が気にならない方や、滑らかな操作性を重視する方におすすめです。

USBレシーバー式

USBレシーバー式は、付属のレシーバーをPCのUSBポートに差し込むだけで使える手軽さが魅力。最大10mの無線通信が行え、Bluetooth式よりリーズナブルな製品が多いのもメリットです。

デメリットは、レシーバーによってUSBポートがひとつ埋まってしまう点。USBポートが少ないPCを使用している方は、不便に感じる可能性があります。また、レシーバーを紛失してしまうと使用不能になってしまう点も注意が必要。レシーバーをマウス内部に収納できるモデルを選ぶと、紛失防止に効果的でおすすめです。

Bluetooth式

Bluetooth式は、レシーバーを使わずにPCとワイヤレス接続ができる方式。PCのUSBポートを塞がないというメリットの他に、PCだけでなくタブレットやスマートフォンにも使えるという長所があります。

タブレットをノートパソコン代わりに活用しており、タブレットに薄型マウスを使いたい方はこの方式が便利でおすすめ。ひとつの薄型マウスをPCやタブレットなど複数の機器で使いたい場合、最も利便性の高い方式です。

読み取り方式で選ぶ

By: sanwa.co.jp

薄型マウスの読み取り精度に大きな影響を与えるのがセンサーの方式です。現在マウスに採用されているセンサーの主な方式は4種類。それぞれのメリットとデメリットをチェックし、机の材質や使うシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

「レーザー式」は最も読み取り精度が高い方式。不可視光線を利用し、LEDセンサーではうまく認識されない光沢のある机でも使えます。ただし、ガラスなどの透明な面を読み取るのは苦手です。「Blue LED」は波長の短い青色光を利用した方式で、小さな凹凸も読み取ることが可能。レーザー式に次いで精度が高く、低コストなことから主流の方式です。

「IR LED」は最も消費電力が少なく、電池寿命の長さがメリット。外出時などの使用におすすめです。「Red LED」は赤色光を使用した方式で、リーズナブルな製品が多いのが魅力。読み取り精度が低く、場合によってはマウスパッドを併用する必要があります。

ボタンの数で選ぶ

薄型マウスは製品によって搭載しているボタンの数が異なります。一般的なのは薄型マウス上部にボタン2つとホイールを搭載したタイプ。文書作成やネットサーフィンがメインの方におすすめです。

他には、親指がかかる部分に追加のボタンを設けたタイプも存在。それぞれのボタンにショートカットキーを割り当てられるモデルならば、作業効率が上がります。主に画像編集ソフトやCADなどを使用する方、MMOやFPSなどのネットゲームで遊びたい方におすすめです。

静音性で選ぶ

マウスのクリック音は意外と響き耳につくので、使用するシーンによっては静音性もチェックするのがおすすめ。図書館や会議中、深夜などの静かなシーンで薄型マウスを使いたい場合、静音設計のモデルだと安心です。

静音マウスを探している方は、クリック音が30db以下のマウスがおすすめ。ただし、静音性を重視しているマウスのなかにはクリック時の手ごたえが減っているモデルもあるので、マウスのカチカチという触感が好きな方はクリック圧もチェックしましょう。

電力供給の方法から選ぶ

By: sanwa.co.jp

有線式はケーブルによって直接PCから電力供給を行います。電池代がかからないのでランニングコストを含めるとリーズナブルです。また、電池切れの心配がないのも有線マウスの魅力といえるでしょう。

ワイヤレス式の場合は電池式と充電式の2種類に分けられます。電池式はランニングコストがかかりますが、電池が切れても充電が完了するのを待つ必要がなく、新たな電池を入れればすぐに使えるのがメリットです。一方、充電式はバッテリーを内蔵しているので電池交換が不要。ランニングコストを抑えられるメリットがあります。

充電の時間を取れない出先での使用には電池式がおすすめ。予備の電池を鞄に入れておけば電池切れの際も安心です。コンセントをいつでも利用できる環境なら、ランニングコストを抑えられる充電式が向いています。

薄型マウスのおすすめモデル|有線タイプ

マイクロソフト(Microsoft) Basic Optical Mouse for Business 4YH-00003

マイクロソフトによる有線式の人気モデルです。リーズナブルでありながら造りがしっかりとしており、コストパフォーマンスに優れています。2つのボタンとホイールを搭載。右クリックのボタンはカスタマイズ可能で、ショートカットキーを設定できます。

人間工学に基づいた設計のエルゴノミクスデザインなので、長時間の作業にもおすすめ。価格がお手頃なので、取り急ぎ有線式マウスを必要とする方にもぜひ検討してもらいたいモデルです。

ロアス 巻取有線3ボタンBlueLEDマウス MUS-UKT123

ケーブル巻取リールつきの有線式モデル。左右の2ボタンと、ホイールボタンが1つの計3ボタンを搭載しています。ケーブルの長さは5段階で調整することが可能。カバンの中に入れてもケーブルがスッキリとまとまるので、持ち運びにも優れています。

価格もリーズナブルなので、試しに購入しやすいのもポイント。重量は約57gと軽め。解像度は1000DPIで滑らかにカーソルを移動させることができます。大画面モニターで作業している方におすすめの薄型マウスです。

薄型マウスのおすすめモデル|ワイヤレスタイプ

マイクロソフト(Microsoft) Arc Mouse ELG-00007

マイクロソフトによる薄型マウス。Bluetooth接続による、ワイヤレスで快適なマウス操作が行えます。約14mmの厚みしかない超薄型マウスで、持ち運びに最適。鞄はもちろん、ジャケットのポケットにも入る薄さが魅力です。

洗練されたデザインは見た目の美しさだけでなく、本体をアーチ状に折り曲げると電源がオンになり、折り畳むとオフになるという機能性も兼ね備えています。電力供給は電池式で、単4形アルカリ乾電池2本で最長6ヵ月使用可能です。

読み取り方式には独自の「BlueTrack Technology」を採用しており、幅広い素材による面上で安定した操作を実現。注意してもらいたいのが、対応しているOSがWindowsに限られており、Macやスマートフォンには使用できない点。Windows派におすすめのBluetooth式薄型マウスです。

マイクロソフト(Microsoft) Designer Bluetooth Mouse 7N5-00011

コストパフォーマンスに優れた、Bluetooth式の薄型マウスです。シンプルで持ちやすい左右対称のデザインは、操作性に優れており利き手を選ばず使えます。読み取り方式はBlue LED式で、さまざまな素材の上で正確なマウス操作が可能です。

電力供給に電池式を採用しており、単4形アルカリ乾電池2本で最長6ヵ月使えます。本モデルはWindowsだけでなくMac OSやAndroidにも対応しているのもメリット。ただし、iOSには対応していないので気をつけましょう。

信頼のおける大手メーカーによる薄型マウスとして、コストと性能とのバランスがよい製品。Bluetooth式のマウスを初めて使う方にもおすすめです。

エレコム(ELECOM) Bluetooth ワイヤレスマウス CAPCLIP M-CC2BRS

持ち運びに優れた性能を持つBluetooth式薄型マウスです。小さく折り畳めるので携行しやすく、使用時は手の平サイズに大きく伸ばせるので操作しやすいのがメリット。本体のキャップにクリップが付属しており、ポケットやPCなどに留めて持ち運べます。

読み取り方式は消費電力の少ないIR LED式。電力供給はリチウムイオン電池による充電式で、一度の充電で約1ヵ月使えます。充電時期を知らせる電池残量表示ランプを搭載しているため、電池切れを把握するのも容易です。

ボタン数は、ボタン2つとホイールひとつの計3つ。静音スイッチを搭載しているので、静音性を重視する方にもおすすめです。収納時は約4×5×3cmになるので、携行性の高いコンパクトな薄型マウスを探している方はぜひチェックしてみてください。

アップル(Apple) Magic Mouse 2

Macユーザーから高い人気を集める、アップルによるBluetooth式薄型マウスです。アップルらしい洗練された高いデザイン性が魅力。約99gと軽く、スリムなフォルムなため、持ち運びしやすくモバイル用途におすすめです。

本体の表面は独自の「Multi-Touch」に対応しており、簡単な動作でスワイプやスクロールが可能。マウスとタッチパネルのいいとこ取りをした、快適な操作性が評判です。電源供給は充電式で、付属のケーブルを使って行います。

ただし、対応しているOSがMac OSのみであり、Windowsに使えない点は注意が必要。Mac専用である分、自動的にペアリングできるので、使いたい時にすぐに接続できるという利点もあります。Macユーザーでワイヤレス式薄型マウスを探しているなら、ぜひ検討してもらいたい定番モデルです。

BLENCK ワイヤレスマウス MVKN-24

USBレシーバー式の人気薄型マウスです。人間工学に基づいたフォルムとゴム製グリップにより、快適な操作性を実現。WindowsとMac OSの両方に対応しています。

2つのボタンとホイールに加え、DPI調整ボタンを搭載。800、1200、1600DPIに切り替えることができるため、作業用途に応じて解像度を調整したい方におすすめです。サイレントスイッチも採用しており、静音性にも優れています。

電力供給は充電式。省エネスリープモードを搭載しているので、10分間操作しなければ自動でスリープモードに入り、電力の消費を抑えます。リーズナブルで評判のよいおすすめモデルです。