ペンのように直感的に操作できる「ペン型マウス」。限られたスペースで使用できたり、携帯性に優れていたりなどの特徴があります。しかし、複数のメーカーから展開されており、製品選びに悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
今回は、ペン型マウスのおすすめをご紹介。自分に合った製品の選び方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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ペン型マウスとは?
ペン型マウスとは、ペンのように握って操作できるマウスのことです。通常のマウスに搭載されている、左右クリックボタンやホイールはもちろん、カーソル速度の調節機能やスマホ・タブレットの操作で使用できる「タッチペン機能」などを備えたモデルも展開されています。
ペン型マウスのほとんどが無線接続に対応。パソコンだけではなく、スマホやタブレットなど幅広い機器で使用できる製品も存在します。
ペン型マウスとペンタブの違いは?
ペン型マウスとペンタブの違いとして、筆圧検知機能や傾き検知機能の有無が挙げられます。ペンタブは、筆圧や傾きから線の太さを調節できるモデルが多いのに対して、ペン型マウスは繊細な表現がしにくい製品がほとんどです。
また、操作性にも違いがあります。ペン型マウスは、線を描く際にクリックボタンを押し続ける必要がありますが、ペンタブはペン先を動かすだけで線を描くことが可能です。
主にマウス機能を使用したいなら「ペン型マウス」、イラストを描きたいなら「ペンタブ」が適しています。
ペン型マウスのメリット・デメリット
メリット
ペン型マウスのメリットは、限られたスペースで使用しやすいこと。例えば、資料などを挟んで使用するクリップボードの上やノートパソコンの上などでも使用できます。
携帯性に優れているのも特徴。ペンのように細いため、胸ポケットなどに入れて簡単に持ち運べます。新幹線での移動中やカフェなど、外出先で作業したい方におすすめ。また、通常のマウスよりも簡単なイラストや文字書きを行いやすい仕様です。
ほかにも、スマホやタブレットを操作できる「タッチペン機能」など、ペン型マウス独自の機能が付属しているモデルも展開されています。幅広い用途で使用できるため、1つ持っておくと便利です。
デメリット
ペン型マウスのデメリットは、操作に慣れる必要があること。少し動かしただけのつもりでも、カーソルが大きく動いてしまうなどのズレが起きる場合があります。
また、慣れないうちは誤ったボタンを押してしまうことも。通常のマウスに慣れている方は、ボタン配置をいちから覚えなければなりません。
さらに、線を書く際にクリックが必要なのも欠点。加えて、筆圧やペンの傾きから線の太さを調節できないため、イラストなどを繊細に表現したい場合は向いていません。
ペン型マウスの選び方
接続方法で選ぶ
ペン型マウスは、無線接続および有線接続に対応した製品が展開されています。無線接続は、Bluetooth接続とUSBレシーバーを用いた2.4GHz接続の2種類があります。
Bluetooth接続は、対応していればパソコンだけでなく、スマホやタブレットとも接続できるのが特徴です。2.4GHz接続は、パソコンにUSBレシーバーを差し込めば、すぐに使用できるのがメリット。どちらも、ケーブルがないため操作性や携帯性に優れています。
一方、有線接続はパソコンから電力が供給されるため、バッテリー切れを起こす心配がないのがメリットです。ただし、ペン型マウスは現行品のほとんどが無線接続を採用している点を留意しておきましょう。
フィットしやすい形状のモノを
ペン型マウスを選ぶ際は、自分の手にフィットしやすい形状の製品を選びましょう。ペンのように直感的な操作を行える分、自分に合わない製品だと、かえって操作しにくく感じる場合があります。
ペン型マウスのフィット感を大きく左右する要素が太さです。自分の手の大きさや指の長さなどから自分に合う太さの製品を選んでみてください。
軽くて疲れにくいモノがおすすめ
ペン型マウスは、軽くて疲れにくい製品がおすすめです。ペンのように手で持って使用するため、重いモノを使用すると疲労につながりやすくなります。とくに、長時間のパソコン作業などで使用する機会が多い方は、事前に重量の確認をしておくことが大切です。
快適にマウス操作したい方は、できるだけ軽いモデルを選ぶようにしましょう。
便利な機能で選ぶ
ペン型マウスを選ぶ際には、搭載されている機能の確認も大切。カーソルの速度を段階的に調節できる機能やスマホ・タブレットの操作を行える「タッチペン機能」などが例として挙げられます。
ほかにも、電池が長持ちする「節電機能」などを搭載したモデルも展開。自分の用途に合った機能を搭載した製品を探してみてください。
ペン型マウスのおすすめモデル
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ペン型マウス 400-MAWBT186
豊富な接続方法に対応したペン型マウスです。Bluetooth・USB・USB Type-Cの3つの接続方法を採用。パソコンだけでなく、スマホやタブレットなどでも使用可能です。
表面にスクロールボタンを搭載しているため、スムーズにクリックできるのが魅力。また、800DPI・1200DPI・1600DPIの3段階でカーソルスピードを調節できるのもポイントです。作業に合った適切な速度を選択することで、快適にマウス操作できます。
本製品は、右クリックボタンを左右に配置できるため、右利き・左利き問わず使用可能。さまざまな機器に接続して使用したい場合におすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ペン型マウス 400-MABT160
携帯性に優れたペン型マウスです。電池を除いた重量は20gと軽量。外出先に持ち運びやすいモデルです。
また、左右クリック・ホイール・カウント切り替え・ダブルクリック・スクロール機能など、基本機能もしっかりと搭載。ペンを持ち替えることなく、スムーズに各操作を行えます。
さらに、スマホ・タブレット用のタッチペン機能を搭載しているのもポイント。押し間違いをしたり、画面が指紋で汚れたりするのを防げます。
ほかにも、不使用時に立てて置けるスタンドも搭載。スタンドに乗せたままマウス操作を行うことも可能です。単4乾電池で使用できるので、自宅での使用はもちろん、外出先に持ち運んで使用したい場合におすすめです。
Wscoficey 2.4GHz ワイヤレス光学式マウスペン
節電機能を搭載した、電池が長持ちしやすいペン型マウスです。無線接続の2.4GHz信号を検知しない場合は、自動的に電源が切れます。加えて、電池交換を促す機能も搭載しているのが特徴です。
マウスカーソルの速度を500DPI・1000DPIの2段階で調節できるのもポイント。自分が行う作業に適した速度に調節可能です。また、特別なドライバーを追加する必要なく使用できる「プラグアンドプレイ」に対応しており、付属のUSBレシーバーをパソコンに装着するだけで、すぐに使用できます。
本製品は、青・黒・赤の3色を展開。長時間マウス操作を行いたい場合に適しています。
TISHITA ペン型マウス
リーズナブルながら使い勝手に優れたペン型マウスです。握りやすいデザインを実現しており、快適に操作できます。
また、CPIを800・1200・1600の3段階調節できる機能を搭載。そのほか、USB・USB Type-C・microUSBの3種類のレシーバーを付属しており、さまざまなインターフェースに対応しているのもポイントです。
安くて使いやすい製品を探している方はチェックしてみてください。
P Prettyia ペン型マウス
500mAHhの内蔵バッテリーを搭載したペン型マウスです。フル充電なら最大30日間使用可能で、スタンバイモードなら約12か月バッテリーが持続します。加えて、急速充電に対応しており、1~2時間程度でフル充電できます。
スマホやタブレットの操作にも使用できる「タッチペン機能」を搭載しているのもポイント。押し間違いをしたり、画面が指紋で汚れたりするのを防げます。
特別なドライバーを追加する必要なく使用できる「プラグアンドプレイ」にも対応。付属のUSBレシーバーやBluetoothで接続すれば、すぐに使用できます。
Achort ペン型マウス
機能性に優れたペン型マウスです。カーソルの速度を調節できる機能をz採用。800・1200・1600DPIの3段階を自由に選択できます。細かい作業をしたいときは遅く、慣れた作業をしたいときは速くなどの使用が可能です。
また、スマホやタブレットの操作にも使用できる「タッチペン機能」を搭載。押し間違いをしたり、画面が指紋で汚れたりするのを防ぐことが可能です。ほかにも、電池の消費を抑える「節電機能」やBlutooth接続機能などを搭載しています。
本製品は、Windows・IOS・Android・Linuxなどに対応しており、幅広い機器で使用できます。多機能なペン型マウスを探している場合におすすめです。
ペン型マウスの使い方
使用するモデルによって異なるものの、一般的にペン型マウスの使い方は簡単。ペン型マウスに対応するOSや接続方法を確認し、パソコンやスマホ・タブレットにつなぐだけです。
例えば、Bluetooth接続なら使用したい機器とペアリング、2.4GHzを使用した接続ならパソコンにUSBレシーバーの取り付けを行えば使用できます。
ただし、製品によって使用方法が異なるため、取扱説明書などを参考にしながら使用してみてください。
ペンのように直感的に操作できるペン型マウス。ペン型マウスを選ぶ際には、接続方法やフィット感、重量などの確認が大切です。また、カーソルの速度調節機能やタッチペン機能などの有無もチェックポイント。自分の使用場面や用途から、適した性能・機能を持つ製品を選んでみてください。