キッチンで魚を焼くときに、どうしても気になってしまうのが不快なニオイや煙。「フィッシュロースター」を使えば、部屋の空気をきれいに保ちつつ、パリッとジューシーに魚を焼くことが可能です。

そこで今回は、人気のフィッシュロースターをご紹介します。旬の魚を家庭で堪能したい方は、ぜひチェックしてみてください。

フィッシュロースターとは?

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フィッシュロースターとは、魚を焼くのに特化した調理家電です。キッチンに据え付けられた魚焼きグリルと異なり、さまざまな場所に設置できます。また、魚を焼く際に気になる煙やニオイを抑える製品が多いのも特徴。分解して水洗いができるなど、お手入れしやすい製品が多く、日常的に焼き魚を楽しみたい方におすすめです。

魚だけでなく、肉や野菜を焼く際にも便利。庫内が大きな製品であれば、ローストチキンなどの調理も可能です。プレート付きのフィッシュロースターであれば、餃子などを焼くのにも使えます。

フィッシュロースターの選び方

サイズをチェック

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フィッシュロースターを選ぶ際は、庫内や焼き網のサイズまでチェックするのがおすすめ。たとえば、一人暮らしならサンマを2尾焼ける小型のモノで十分ですが、ファミリーなら4尾程度まで同時に焼けるモノが便利です。また、庫内が大きいモノほど魚料理以外のレシピを作る際にも重宝します。

家族の人数やライフスタイルに合わせることも大事ですが、フィッシュロースターを置く場所も考えてサイズを選びましょう。食卓に置いて使うなら、小さめサイズがぴったりです。さらに、フィッシュロースターを使用するたびに収納する場合は、保管場所に収まる大きさなのかに加え、出し入れしやすい重さかどうかもチェックしてみてください。

煙・ニオイ対策機能をチェック

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魚を焼くときの悩みとなる煙やニオイ。フィッシュロースターを選ぶ際には、煙とニオイをやわらげる機能があるかどうかも重視してみてください。特に、触媒フィルターやセラミックフィルターなどの高性能なフィルターを搭載したモノは、煙やニオイを吸収しやすいのでおすすめです。

美味しい魚を気持ちよく食べるためにも、快適に使えるモノを選びましょう。

洗いやすいモデルを選ぼう

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フィッシュロースターで魚や肉を焼くと、網やトレイに脂がこびり付くため、できるだけ洗いやすい構造のモノを選ぶのがおすすめ。本体とヒーター以外のパーツを分解して丸洗いできるモノを選べば、汚れてしまっても洗剤で洗えて便利です。パーツの分解と組み立てがしやすいかどうかも、しっかりチェックしておきましょう。

便利機能をチェック

タイマー機能

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タイマー機能付きのフィッシュロースターは、電源スイッチとタイマーの設定が兼用になっているモノが主流。電源を入れると同時にタイマー設定ができるため、スイッチを切り忘れて食材を焦がすような失敗を軽減できます。また、調理の終了時には音で知らせるので、料理の取り忘れも防げて便利です。

タイマー機能付きモデルの多くは、メニューに応じた設定時間が取扱説明書に記載されているのもポイント。調理時間に迷うことが少なくなるため便利です。

両面焼き機能

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両面焼き機能とは、加熱用のヒーターを上下に設けて、魚の両面を同時に焼きあげる機能のこと。両面焼き機能があれば調理中に裏返す必要がないので、身崩れするリスクを減らせます。また、ヒーターの加熱面積が広いため、焼きムラが少ないのもポイント。両面を均一に焼きあげたい方は、チェックしてみてください。

燻製機能

フィッシュロースターのなかには、自宅で簡単に燻製料理を楽しめるモデルも存在します。魚だけでなく、ウインナーやチーズなどもスモーク可能。好みの燻製チップを使って調理できるタイプもあり、ちょっとしたおつまみを作る際にも重宝します。燻製料理にも挑戦したい方は、ぜひ選んでみてください。

フィッシュロースターのおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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電気機器メーカーとして100年以上の歴史があるパナソニック。冷蔵庫や電子レンジなどの白物家電を中心に、便利で実用的なアイテムを世に送り出しているメーカーです。

同メーカーからは、部屋でも燻製が作れると人気の「けむらん亭」が販売されています。魚肉や野菜、根菜類などを調理できるのもポイント。高性能なフィッシュロースターを探している方は、チェックしてみてください。

山善(YAMAZEN)

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山善は、日用品・家電・キッチン用品など、さまざまなアイテムを展開しているメーカー。市場ニーズに対応したオリジナル製品の開発にも力を入れており、インテリアの邪魔をしないシンプルなデザインのアイテムが安く購入できます。

両面焼きなどの便利機能を備えたモデルもあるので、コスパと実用性を兼ね備えたモノが欲しい方におすすめです。

象印マホービン(ZOJIRUSHI)

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象印マホービンは、1918年に魔法瓶の中ビン製造からスタートしたメーカー。魔法瓶で培った技術をもとに、炊飯器や電気ポットといった調理家電を幅広く展開し、国内外で人気があります。

同メーカーのフィッシュロースターは、身が長いサンマでも4尾同時に調理できるワイドな庫内が特徴。また、煙やニオイをカットする独自フィルターが搭載されているなど、使い勝手にも配慮されたモデルが欲しい方におすすめです。

フィッシュロースターのおすすめモデル

パナソニック(Panasonic) スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1100

さまざまな調理に対応したフィッシュロースターです。グリル料理に加え、燻製を作れるのが特徴。14層の触媒フィルターと強制排気ファンを搭載しており、煙やニオイを気にせずに使えるおすすめモデルです。調理の手軽さも魅力。「生・姿焼き」「切身」「干物」のオートメニューを使えば、ちょうどよい火加減で魚が焼きあがります。

お手入れしやすいのもポイントです。触媒入りのセルフクリーニングコートを庫内に採用。お手入れモードでは触媒を熱し、庫内の脂を分解します。焼き網は汚れが付きにくいフッ素樹脂加工。受け皿やガラス窓は取り外して水洗い可能です。

山善(YAMAZEN) ワイドグリル NFR-1100

大きめの焼き網が魅力のフィッシュロースター。網のサイズは約幅31.5×奥行20.5cmで、サンマ4匹を一度に焼けるおすすめモデルです。また、ホッケの干物など、大きめの食材を焼く際にも便利。上下ヒーターによる両面焼きに対応しており、ひっくり返す必要がなく、身崩れしにくいこともポイントです。

網を反転させることで高さの調節が可能。鯛を丸ごと1匹使うなど、厚みのある食材を焼く際に活躍します。消費電力は1100Wとハイパワー。ステーキ1枚であれば約5分、焼き鳥4本であれば約8分、鮭4切れであれば約10分が焼き時間の目安です。また、調理に便利な最長30分のタイマーが付属しています。

ニオイや煙をやわらげるセラミックフィルターを搭載しているのも魅力。コードの長さは1.5mと余裕があり、卓上でも快適に使用できます。カラーバリエーションはゴールドとマットブラックの2色。ゴールドの蓋部分には、焼き時間の目安がプリントされています。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) フィッシュロースター EF-VG40

煙やニオイの除去能力に優れたフィッシュロースターです。「プラチナ触媒フィルター」を搭載しているのが特徴。煙やニオイを約90%カットすると謳っています。

水受け皿には「こんがり反射板」を搭載。熱効率を高め、短時間での調理が可能です。また、受け皿に入れた水の蒸発を抑えるため、皮はパリッと、中はふんわりと焼きあがります。網の幅にあわせた「魚取器」が付属するのもポイント。ホッケの干物など、身がやわらかい食材の取り出しも簡単です。

蓋などの主要なパーツは簡単に分解可能。本体・ヒーターをのぞいて水洗いができるなど、お手入れのしやすさも考慮されています。焼き網は焦げ付きにくいステンレス製です。消費電力は1300Wとパワフルで、魚だけでなく、ローストチキンや焼豚といった肉類の調理にも便利なおすすめモデルです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) マルチロースター プレート付 EMT-1103

マットなブラックで仕上げたシンプルな見た目のフィッシュロースターです。焼き網の幅が約34.5cmとワイドなため、大きめのサンマもカットせず余裕を持って調理できます。

網に加え、プレートが付属していることもポイント。深さが3cmあるため、アクアパッツァなど水分の多い料理にも対応します。そのほか、グラタンやパエリアなども調理可能です。また、セラミックフィルターを搭載しており、気になる煙やニオイをやわらげます。

焼き網・蓋・水受け皿などの主要なパーツは取り外して水洗いが可能。焼き網は、汚れが付きにくいフッ素樹脂加工が施されています。蓋には大きめのガラス窓が付いており、焼き加減のチェックに便利です。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) マルチロースター EMT-1101

鮮やかな赤が目を惹くフィッシュロースターです。魚だけでなく、お肉やパンなど、さまざまな食材の調理が可能。セラミックフィルターを搭載しており、ニオイや煙が気になりにくいこともポイントです。

網のサイズは約幅34.8×奥行21.5cmと大きめ。網の高さは2段階に調節可能なので、ローストチキンなど、厚みのある食材の調理にも便利です。また、ヒーターが上下に搭載されており、食材をひっくり返す必要はありません。蓋の裏側には反射板を配置。熱効率を高め、皮はパリッと、身はふっくらと仕上がります。

蓋には大きめの窓があり、焼き具合をチェックしやすいのも魅力。また、30分のタイマー付きで焼き過ぎを防止します。焼き網は汚れが付きにくいフッ素樹脂加工。汚れが付きやすいパーツは分解して丸洗いできるなど、お手入れのしやすさも魅力です。

新津興器 フィッシュロースター SFR-120

スタイリッシュな黒いボディを採用したフィッシュロースターです。焼き網のサイズが大きめで、一度に4匹のサンマを焼けます。網の高さは2段階で調節可能。厚みのある魚を焼きたいときにも便利です。

ヒーターは上下に搭載されており、食材をひっくり返す必要がないのもポイント。消臭フィルター付きなので、ニオイが気になりにくいことも魅力です。また、30分のタイマー付きで快適に使えます。ヒーター部をのぞいて分解・水洗いが可能。簡単にお手入れできるおすすめモデルです。

杉山金属 遠赤外線ロースター

シンプルな作りで使いやすいフィッシュロースターです。受け皿に入れる水の量を多くすれば煙が少なくなり、水の量を減らせば強火で調理できます。専用の省エネ反射板が付属しており、熱効率を高められるのがポイント。短時間で食材を焼き上げられます。

電源コードは約1.4mと長めのため、テーブルの上に設置しても余裕を持って配線できます。リーズナブルな価格も魅力。コスパのよいフィッシュロースターを探している方にもおすすめです。

杉山金属 ロースター アミアミ味一II 角型 KS-2741

シンプルな構造で使いやすいフィッシュロースターです。受け皿に入れる水の量によって、煙を抑えたり火力を調節したりできます。付属の省エネ反射板を使えば、調理時間の短縮も可能。サンマが約6分で焼き上がると謳っています。

網のサイズは約幅30.5×奥行22cmと大きめ。焼き網や水受け皿はフッ素樹脂加工が施されており、簡単に汚れを洗い流せます。外箱は余計な部分を折りたたむことにより、収納ボックスとして使用できるのもポイント。後片付けのしやすさも考慮されています。

ROOMMATE 無煙グリル調理器 ゼロスモークDX RM-103TE

スタイリッシュな見た目のフィッシュロースターです。吸煙ファンが煙を循環吸引するため、脂の多い魚も気軽に焼けます。デジタルディスプレイを搭載しているのがポイント。温度やタイマーの設定を一目で確認できます。また、ディスプレイ横にスイッチが集中しており、操作しやすいことも魅力です。

最大火力は250℃とハイパワー。魚を焼くのに便利なグリルプレートに加え、フラットプレートが付属するため、餃子などの蒸し料理も調理できます。使わないときはフタを閉じてコンパクトに収納可能。受け皿や各種パーツは簡単に取り外せ、水洗いできます。お手入れのしやすさも考慮されているおすすめモデルです。

ザイグル(ZAIGLE) ザイグル炙輪

遠赤外線効果で焼き上げるフィッシュロースターです。上部には赤外線を放出するメイン熱源のカーボンヒーターを、下部にはシーズヒーターを搭載。ひっくり返す必要がないうえ、皮はパリッと、中はふっくらジューシーに仕上がります。また、短時間での調理が可能です。

カーボンヒーターを食材の上部に配置。熱源に油が落ちないため、煙の発生を抑えられるのが特徴です。また、「おりこう加熱」機能により、プレートの温度を一定の範囲内にキープ可能。食材を焼き過ぎることなく、遠赤外でじっくりと加熱します。

プレートは中央に穴があいており、余分な油をカットできるのもポイント。付属のワイドプレートを使えば、大人数での焼肉も楽しめます。上部のヒーターは左右に回転するため、食材を取り出す際やお手入れをする際に便利。汎用性の高いフィッシュロースターを探している方におすすめです。

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