火を使わずに揚げ物料理が作れる「電気フライヤー」。料理初心者でも唐揚げや天ぷら、串カツなど、さまざまな料理を手軽に楽しめる便利な調理家電です。
そこで今回は、電気フライヤーのおすすめをご紹介。油を使用しないノンフライヤータイプの製品もあわせてご紹介しているので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
- 目次
- 電気フライヤーとは?
- 電気フライヤーのメリット・デメリット
- 電気フライヤーの選び方
- 電気フライヤーのおすすめ|油を使うタイプ
- 電気フライヤーのおすすめ|ノンフライヤータイプ
- 電気フライヤーのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
電気フライヤーとは?

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電気フライヤーとは、火を使わずに揚げ物を作れる調理家電のこと。電気ヒーターが内釜を高温にして、油を加熱する仕組みです。コンセントに繋げられる距離ならば卓上でも使用可能で、卓上フライヤーとも呼ばれます。気軽に揚げ物が作れることから、一人暮らしの方からファミリーまで、幅広く注目されているアイテムです。
電気フライヤーのメリット・デメリット

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電気フライヤーのメリットは、料理初心者でも気軽に揚げ物にチャレンジできる点です。ほとんどの製品に温度調節機能が搭載されており、唐揚げや天ぷらなど、揚げ加減が難しい料理も簡単に作ることができます。また、火を使わないので家事のリスクを抑えられるのもポイントです。
デメリットとしては、油を使用する量が多い点が挙げられます。製品によって最小値は異なりますが、電気フライヤーは一定量以上の油を入れなければなりません。少ない油で揚げ焼きにする、といった調理には対応していないので注意しましょう。
電気フライヤーの選び方
容量で選ぶ
一人暮らしなら0.5L程度がおすすめ

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一人暮らしの場合には、容量0.5L程度の電気フライヤーがおすすめです。テーブルにも設置しやすいサイズなので、揚げたての天ぷらや串カツなどを楽しめます。コンパクトで油をそれほど使わず、収納しやすいのも魅力です。
大容量のモデルも一度にたくさんの調理ができるので便利ですが、そのぶん収納スペースが必要になります。利用シーンにあったサイズを選ぶようにしましょう。
複数人用なら1L以上のモデルを

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家族やパーティーなど、複数人用の場合は容量1L以上の電気フライヤーがおすすめです。小さいモデルだと一度に揚げられる量が少ないため、人数分を用意するには何度も揚げなければなりません。
食材を入れる度に油の温度が下がるので、再加熱するための時間も必要です。人数分が揃うころには先に揚げたものが冷めてしまっている恐れもあるので、大きめのモデルを選ぶようにしましょう。
温度調節機能をチェック

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電気フライヤーの便利機能である温度調節機能。大まかに低・中・高の3段階に調節できるモノから、無段階で設定できるモノまで、製品によってさまざまです。
温度を細かく調節できるモデルならば、メニューや食材に適した温度で揚げられるので失敗するリスクを軽減可能。しかし、価格はやや高めに設定されています。3段階のモデルでも調理自体はできるので、価格を抑えたい方にはおすすめです。
安全機能をチェック

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電気フライヤーは火を使わないとはいえ、油を高温で熱するのは変わりません。安心して揚げ物料理を楽しむためにも安全機能に注目する必要があります。
過度に加熱するのを防ぐ「温度ヒューズ」の有無は要チェック。また、コードに引っかかってしまったときにプラグが抜ける「マグネットプラグ」は、小さな子供がいる方やペットを飼っている方におすすめです。
揚げ物以外の調理もできると便利

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電気フライヤーは揚げ物用に作られた調理家電ですが、モデルによっては炒め物や煮込み料理に対応したモノもあります。多機能なほど価格は高くなってしまうものの、利用シーンが増えるほか、メニューのレパートリーが広がるのも魅力です。料理をもっと楽しみたい方はチェックしてみてください。
内釜を外せるとお手入れしやすい

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電気フライヤーは、内釜を外せるモデルがおすすめです。使用した後に内釜をきれいに洗えるため、清潔を保つことができます。お手入れしやすいほど気軽に使えるので、初めて購入する方はチェックしてみてください。
安価なモデルだと内釜が外せないこともあります。外せるモデルと比べるとお手入れにやや手間がかかりますが、使用する頻度が高くなければ、そこまで気にする必要はありません。
油を使わないノンフライヤータイプも人気

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揚げ物料理を簡単に作りたい方には、ノンフライヤータイプもおすすめです。熱風を循環させることで、油を使わずに唐揚げやフライなどの揚げ物料理を作れます。純粋な揚げ物料理と比べるとやや食感は異なりますが、ヘルシー志向の方に選ばれています。
ノンフライヤータイプは、食材を焼いたり蒸したりと、さまざまな調理方法に対応しているのもポイント。また、惣菜を温め直すことで余分な油を落とすことも可能です。電気フライヤーの購入を考えている方は、あわせて検討してみてください。
電気フライヤーのおすすめ|油を使うタイプ
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 電気フライヤー あげあげ EFK-A10
電気フライヤーの定番、象印の「あげあげ」シリーズ。ハイパワー1000W仕様で、比較的低温で揚げる天ぷらから、高温でカラッと揚げるフライまで、さまざまな揚げ物料理に対応できます。長方形デザインを採用しており、エビフライのような細長い食材も入れやすいのが魅力です。
内釜は本体一体型で取り外すことはできませんが、汚れがこびりつきにくいフッ素樹脂加工が施されているので、簡単にお手入れできます。コードが引っかかったときにプラグが外れる「マグネットプラグ」が搭載されているなど、安全性も良好。コスパに優れたおすすめの製品です。
クイジナート(Cuisinart) 電気フライヤー CDF-100JBS
おしゃれなデザインの電気フライヤーです。油温設定ダイヤルを回すだけで、90℃から190℃まで油の温度を一定に保つことが可能。低温でじっくりと揚げたい方にもおすすめです。
また、本製品は付属品が充実しているのもポイント。のぞき窓付きの油跳ねを防げるフタのほか、フライドポテトのような小さい揚げ物に便利な油切りバスケットも付属しています。初めての方でも使いやすいモデルです。
ツインバード工業(TWINBIRD) コンパクトフライヤー EP-4694
コンパクトサイズで使いやすい電気フライヤーです。一度の調理で使う油は0.5L。少量の油でもしっかりと揚げることができます。取っ手がついたポット型のデザインで、使い終わったら片手で油を処理できるなど、使い勝手も良好です。
温度調節機能は「低・中・高」の3段階。ホコリの侵入を防ぐフタが付属しており、使わないときも衛生的に保管できます。一人暮らしの方はもちろん、高齢者の夫婦にもおすすめのモデルです。
山善(YAMAZEN) 電気フライヤー YAD-F800

定格容量1.5Lのファミリー向けモデルです。大容量ながらキッチンはもちろん、ダイニングテーブルにも置きやすいコンパクト設計。重さも2.2kgと軽いため、部屋間の持ち運びも簡単に行えます。
ダイヤル操作による温度調整機能が搭載されており、160~190℃に設定可能。調理中にフタを閉めれば油が跳ねないので、掃除の手間も省けます。また、フタにはのぞき窓が付いているので、焦がしてしまう心配もありません。家族で揚げたてを楽しめるおすすめの電気フライヤーです。
山善(YAMAZEN) 電気フライヤー 揚げ物の達人 YAC-M121

付属品が充実した電気フライヤーです。串をかけられる「串ホルダー」が便利で、串カツはもちろん、野菜の串揚げも簡単に作れます。ワイヤータイプの油切り網も付属しており、食卓で揚げたてを楽しめるのが魅力です。
また、コードを引っ掛けても転倒を防げる「マグネットプラグ」や、熱い内鍋に手が触れないように保護する「鍋ガード」が付いているのもポイント。安全性に配慮されており、小さな子供がいる家庭でも安心して使えます。
和平フレイズ ほんわかふぇ 電気卓上串揚げ鍋 HR-8952
串揚げ用にデザインされた電気フライヤーです。一口サイズにカットしたエビやホタテ、豚肉、アスパラなど、さまざまな食材を少ない油で揚げることが可能。油が適温になるとパイロットランプが消灯して温度が保たれるため、誰でも簡単に串揚げが作れます。
鍋のフチに串を掛けられる着脱式の「串掛けリング」が付属しており、串を持たずに揚げられるのも便利。リングを取り外せば、天ぷら鍋としても使うこともできます。気軽に串揚げパーティーが楽しめるおすすめの製品です。
ライソン(LITHON) おひとりフライヤー 0.6L KDFY-06AB

一人暮らしの方におすすめの電気フライヤーです。定格容量が約0.6Lのコンパクトサイズで、少量の食材を揚げたいときに便利。油温度調節範囲が約80~190℃と幅広いため、揚げ物以外にもりんご飴などのスイーツも作れます。
フライドポテトなどの細かい食材も揚げやすい「バスケット」が付属。また、調理中はフタを締められるようになっているので、油が飛び散らず、調理後の片付けも簡単に行なえます。価格も安いのでぜひチェックしてみてください。
電気フライヤーのおすすめ|ノンフライヤータイプ
COSORI 3.5L ノンフライヤー CP137-AF

食材自体の脂を使って調理するノンフライヤータイプの製品です。庫内の360°から熱風を当てる高速空気循環技術によって食材の余分な脂を落とすことが可能。油を使わずにトンカツや唐揚げ、フライドポテトなど、さまざまな揚げ物料理をヘルシーに調理できます。
使用方法は簡単。タッチスクリーンで調理機能のプリセットボタンを押してから、時間や温度を選択するだけです。容量は3.5Lと大きめで、一度の調理で2〜3人分の料理を作れます。
食材を入れるバスケットには、汚れがこびりつきにくいノンスティック加工が施されているのがポイント。食洗機にも対応しているので、調理後の片付けも簡単です。使い勝手のよいモデルを探している方はチェックしてみてください。
山善(YAMAZEN) エアフライヤー YAF-C120

使い勝手に優れたノンフライヤーです。衣をつけた食材をバスケットに入れて、温度やタイマーをセットするだけで簡単に揚げ物調理が可能。操作方法がシンプルなため、初めての方もすぐに使いこなせます。
タイマー設定は30分まで、1分刻みで調節できるので幅広い料理が可能。また、揚げ物調理のほか、オーブン調理にも対応しており、トーストはもちろん、ケーキやマフィンなどのスイーツも作ることができます。料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめです。
ライソン(LITHON) 揚げ直し名人 KDFY-08AB

コンパクトサイズで使いやすいノンフライヤーです。幅約20.5cmと小型で、ちょっとしたスペースに設置できるのが特徴。キッチンに置きっぱなしにできるモデルを探している方や、収納しやすいモデルを探している方におすすめです。
最高200℃の熱風によって外はカリッと、中はジューシーに焼き上げることが可能。惣菜の温め直しをすれば揚げたての食感になるのと同時に、余分な油が落ちるのでヘルシーな食事に仕上がります。
また、バスケットや油切り用のラックは、取り外して丸洗い可能。油汚れも簡単に落とせるので、衛生的に使えます。一人暮らしの方はぜひチェックしてみてください。
ラララクタス(LALALUCTUS) サクットエアーフライヤー SE6700

キッチンに置きやすいシンプルデザインのノンフライヤー。揚げ物のほか、ロースト、グリルなど、さまざまな調理に対応しています。バスケットは唐揚げが7切れ程度入るサイズで、1~2人向けの料理を作りたい方にぴったりです。
また、本製品にはレシピブックが付属しているのもポイント。メインとなるおかずから、一品料理、おしゃれなデザートなど、さまざまな料理が載っています。新しい料理にチャレンジしたい方にもおすすめです。
レコルト(recolte) Air Oven RAO-1

デザインと性能を兼ね備えたモデルです。A4サイズのスペースにも設置できるコンパクトデザインながら、バスケットは約2.8Lと大容量。300gのかたまり肉が2つ入る程度の大きさがあるため、複数人用の料理にも対応できます。
本製品は揚げ物のほか、グリル、ベイク、温め直しに対応。バスケットと内網は食洗機に対応しているため、後片付けも簡単に行なえます。
また、別売りのオプションパーツも充実。2段調理ができる「専用2ウェイラック」、角煮やグラタンなどの汁気のある料理も作れる「専用インナーポット」など、別途購入することでレパートリーをさらに広げることができます。あわせてチェックしてみてください。
フォーティフォー(forty-four) 多機能ノンフライヤー loil LOLRYU

機能性に優れたモデルです。「フライモード」のほか、「グリルモード」、「ベイクモード」など、1台で6役の用途に対応。「低温調理モード」に対応しているのが特徴で、ローストビーフも約10分で作ることができます。
本製品は、時間や温度などの細かい設定が不要。食材をセットしてモードを選べば、あとは待つだけで料理が完成します。食卓に一品をプラスできる、ほったらかし調理家電としておすすめです。
また、バスケットに耐熱ガラスを採用しているのもポイント。ガラスは食材のニオイ移りが少ない素材のため、肉・魚・スイーツなど、さまざまな料理にチャレンジできます。高性能なノンフライヤーを探している方は検討してみてください。
電気フライヤーがあれば、火を使わずに唐揚げや天ぷら、串カツなど、さまざまな料理を手軽に楽しめます。揚げ物は好きだけれどカロリーが気になるという方は、油を使わないノンフライヤータイプもあわせてチェックしてみてください。