自宅で気軽に焼き肉などを楽しめる「家庭用無煙ロースター」。調理中の煙の発生を抑え、食材を焼いた際のニオイも軽減できるのがメリットです。加熱方式や熱源の位置などはモデルによって異なり、豊富なラインナップから用途に合うモノを選べます。
そこで今回は、家庭用無煙ロースターのおすすめ製品をピックアップ。選び方のポイントやおすすめメーカーについても解説するので、これから購入を考えている方は参考にしてみてください。
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- 目次
- 家庭用無煙ロースターの魅力
- 家庭用無煙ロースターのおすすめメーカー
- 家庭用無煙ロースターのおすすめ|電気式
- 家庭用無煙ロースターのおすすめ|ガス式
- 家庭用無煙ロースターの売れ筋ランキングをチェック
- 家庭用無煙ロースターの選び方
家庭用無煙ロースターの魅力
家庭用無煙ロースターの魅力は、煙やニオイを気にせず自宅で焼き料理を楽しめることです。多くの製品で、油がプレートの下へ落ちやすい構造を採用。油が熱源に直接触れにくい設計により、調理中の煙の発生を抑え、空間のニオイ残りも軽減します。
油を下へ落とす構造から、油ハネを抑えやすい点も家庭用無煙ロースターのメリット。使用後の後片付けの手間は、あまりかかりません。また、余分な油をカットして調理でき、ヘルシーに仕上がるのもポイント。カロリーが気になる方にもおすすめです。
家庭用無煙ロースターのおすすめメーカー
イワタニ(Iwatani)
イワタニは、LPガス事業をはじめ、カセットボンベ関連製品や調理家電などの開発を行う産業・家庭用ガス専門メーカーです。イワタニは日本で初めてカセットコンロを発売したことで有名。高い技術力は、さまざまな製品の開発にも活かされています。
イワタニの家庭用無煙ロースターは、直火ならではのパワーが魅力。持ち運びにも適しており、アウトドアシーンにもおすすめです。
アラジン(Aladdin)
アラジンは、1919年にイギリスで誕生した、暖房器具や調理器具を取り扱うメーカーです。アラジンブランドならではのデザイン性・機能性に優れた製品を多く開発しています。
家庭用無煙ロースターは、特許技術である「遠赤グラファイト」を搭載した製品がラインナップ。予熱を行う必要がなく、素早く発熱するのが特徴です。煙やニオイをカットしながら、多彩な調理を楽しめます。
山善(YAMAZEN)
山善は、家電の開発をはじめ、インテリアやエクステリア、レジャー用品などを幅広く取り扱うメーカーです。製品の企画・開発のほか、流通・物流という商社としての機能も併せ持っているのが特徴。多様なニーズに対応する製品を揃えています。
家庭用無煙ロースターは、自宅でも煙を気にせずに焼き肉を楽しんでほしいという思いから開発された、「XGRILL」シリーズを展開。サイズや機能性がさまざまな製品があり、用途に合ったモノを選びやすいのがおすすめポイントです。
家庭用無煙ロースターのおすすめ|電気式
アラジン(Aladdin) グラファイト ミニグリラー CAG-MG7A
七輪をイメージして製造された卓上調理器です。食材から出た油分は下部の水トレイに落ちる設計。プレート上で油分が熱されることなく、嫌なニオイや煙の発生を予防できるのがポイントです。
火力は、弱火・減煙・強火の3種類から設定が可能。焼き肉の際の煙が気になる場合には、減煙モードがおすすめです。また、アラジンが特許を取得している「遠赤グラファイト」が採用されているのもメリット。遠赤輻射熱を利用して、肉をふっくらと焼ける家庭用無煙ロースターです。
アラジン(Aladdin) グラファイトグリラー マジックプレート CAG-G13B
特許技術の「遠赤グラファイト」を採用している家庭用無煙ロースターです。0.2秒で素早く発熱するので、予熱の必要はありません。遠赤輻射熱は、肉の表面に余計な熱を与えないのがメリット。ふっくらと焼き上げられます。
本製品は、熱源を上部のみに配置。食材から出た油分は水トレイに落ちるため、煙やニオイの発生を抑えられます。
プレートには、液体物を加熱するスペースや細かい野菜を焼くスペースを搭載。幅広い調理に対応できる点もおすすめです。
ラドンナ(LADONNA) Toffy スモークレス焼肉ロースター K-SY1
サイドヒーティング方式を採用している家庭用無煙ロースターです。立ち上がりの早いカーボンヒーターを本体内側の側面に備えているのが特徴。遠赤外線の輻射熱で食材をしっかり調理する設計により、油分が熱源に触れて発生する煙を抑えられます。
焼き肉が楽しめる焼き網に加えて、平面プレートが付属している点もメリット。麺類などを調理したい場合にも便利です。トップカバー・焼き網・平面プレートにはフッ素加工を施しています。焦げ付きにくく汚れを落としやすい点もおすすめです。
TUF ザイグルParty2 ZG-KJS1333
上下からのダブル加熱でスピーディに肉が焼ける家庭用無煙ロースターです。上部の熱源にはカーボンヒーターを採用。赤外線直火調理によって、自宅で手軽にお店の味が楽しめます。
プレートの中央には余分な油を落とす穴を配置。肉や魚を焼いた際の油はねを抑制できます。油受け皿は簡単に取り外しが可能。お手入れがしやすい点もおすすめです。また、幅の広いワイドプレートが付属しているのもポイント。3〜4人で使用する場合にも便利です。
Diamond head ROOMMATE 無煙グリル調理器 ゼロスモーク・スタンダード RM-119TE
煙の発生や油はねを予防しながら調理ができる家庭用無煙ロースターです。プレートの表面を空気が循環しており、煙を効率よく吸引できるのがポイント。プレートの穴から落ちる油は、下部の水トレイに落ちる設計です。
温度やタイマーの設定は、側面に付いているコントロール部で操作できます。デジタルディスプレイが搭載されているので見やすく、操作は簡単。温度は80〜220℃までの間で20℃刻みの調節に対応しています。220℃の次は250℃に設定でき、ハイパワーでの調理も可能です。
各部パーツは取り外せます。プレートなどを中性洗剤で洗える点もおすすめです。
TUF ザイグル サークル炙輪 NC-400
3〜4人の家族で使用する場合に適した家庭用無煙ロースターです。直径約400mmのプレートを備えているのが特徴。熱源は上部に配置されており、煙やニオイの発生を抑えられるのが魅力です。
プレート中央の穴から余分な油が下に落ち、食材の油分をカットしやすい点もメリットです。カーボンヒーターを搭載し、赤外線直火焼きで肉をふっくらジューシーに焼き上げることが可能。火が通りにくいハンバーグやピーマンの肉詰めを調理する場合にもおすすめです。
油受け皿やプレートは簡単に取り外せます。メンテナンスに手間をかけたくない場合にもぴったりです。
山善(YAMAZEN) 吸煙焼き肉グリル XGRILL STORM YGME-FX100
煙はもちろん、油ハネまで軽減できるアイテムです。本体に小型の吸煙ファンを搭載しており、煙を約85%、油ハネは約70%カットできると謳われています。部屋のニオイを気にせずに焼肉などを楽しみたい方におすすめです。
本体サイズは幅39.5×奥行き27.5×高さ11.5cmと、コンパクトなのも嬉しいポイント。卓上に省スペースで設置しやすいのが魅力です。また、プレート表面に「Xカット構造」を採用しているため、油を効率的に落とせます。
直感的な操作を行いやすいのもメリット。電源・ファンスイッチはタッチ方式を採用しており、簡単にオン・オフが可能です。加えて、遮熱板・ファンカバー・送風ガイド板・フィルターは水洗いに対応しています。
山善(YAMAZEN) 減煙焼き肉グリル XGRILL TRIPLE YHP-TX130
さまざま料理に対応しやすいアイテムです。本体は焼肉プレートに加えて、たこ焼き・平面と3種類のプレートが付属します。焼肉プレートは油を効率的に下に落とせる「Xカット構造」を採用。さらに、たこ焼きプレートには一大きい焼き穴を搭載しており、ボリュームのあるたこ焼きを楽しめます。
付属のフタを裏返すことで平面プレートとして使えるのもメリット。お好み焼きや餃子などを調理できます。また、フタが自立するほか、加取手部分は取り外しできるため、コンパクトに収納しやすいのも特徴のひとつです。
アピックス(APIX) Grill Plate 減煙グリルプレート AGP-242
高級感のある竹フレームが魅力的なアイテムです。大きさは、約幅38×奥行き25×高さ8cmとコンパクト。1〜2人で焼肉などを楽しみたい方におすすめです。
プレート裏面に山型構造を採用しているのもメリット。肉から出た余分な油を落としやすい設計で、減煙と減脂を実現しています。
プレートは取り外せるほか、水洗いが可能なのもポイント。お手入れのしやすさを重視する方にもおすすめです。
アピックス(APIX) Grill Meister グリルマイスター AGP-350
特殊形状のプレートを搭載している製品です。焼肉などを快適に焼ける高温ゾーンに加えて、卵やチーズを美味しく調理できる低温ゾーンを備えています。韓国風の焼肉などが楽しめるモノが欲しい方におすすめです。
細かな温度調節ができるのも嬉しいポイント。強火・中火・弱火・保温まで、料理に適した温度を選べます。
プレートにフッ素樹脂塗装が施されており、汚れなどを落としやすいのも魅力。さらに、本体・プレート・油受けトレイは丸洗いに対応しています。
シナジートレーディング(Synergy Trading) スーパー吸煙グリル スモークリーンIII
自宅で焼き肉をする際の油煙・飛散油・ニオイなどを解消しやすいアイテムです。強力なファンを搭載しているのが特徴。パワフルに煙を吸い込めると謳われています。
シロッコファンで吸引した油煙が下部から取り込んだ空気で冷やされ、液体になって溜まる設計。フィルターなしで使用できる点もメリットです。
余分な油は下部の油受けに落ちるので、ヘルシーな調理が可能。油受けは分解して水洗いできます。グリル内部に電気配線がなく、パーツを簡単に取り外してお手入れ可能です。
家庭用無煙ロースターのおすすめ|ガス式
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 減煙焼肉カセットコンロ IGC-GY1
おしゃれなカラーリングが魅力的なアイテムです。カラーは、チャコール・テラコッタ・アッシュネイビーの3種類をラインナップしています。マットな素材感で、インテリアに馴染みやすいのもメリットです。
本体に水トレイが付属しており、食材から落ちる油をキャッチすることで煙が出にくいのも特徴。また、本製品はグリルプレートから食材を動かさずに注水を行えます。
イワタニ(Iwatani) カセットガス スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2
丸型プレートを備えているアイテムです。本体サイズは幅30.3×奥行き27.8×高さ14.9cm。省スペースで活用しやすいのがメリットです。
バーナーと焼き面の間に適度に熱がこもる構造を採用しているのもおすすめポイント。プレートを高温化させないことで、脂の煙化を軽減できると謳われています。
プレートには、フッ素加工が施されているのも魅力。汚れなどがこびり付きにくく、手軽にお手入れを行えます。
イワタニ(Iwatani) イワタニ カセットフー マルチスモークレスグリル CB-MSG-1
さまざまな調理ができるプレートを備えたアイテムです。本体に焼肉・たこ焼きと2タイプのプレートを同梱。プレートを取り外すと五徳が付いており、鍋の保温ができるのもメリットです。
焼き面を約210〜250℃にコントロールしやすいのもポイント。また、バーナーと焼き面の間に適度に熱がこもる構造を採用しており、煙の発生を軽減できます。
ニチネン(NITINEN) 遠赤外線無煙グリル UFO-S CCM-102
食材をふっくらと焼き上げやすい家庭用無煙ロースターです。本体にセラミックバーナーを採用しているのが特徴。遠赤外線効果によって美味しく調理を行いやすいのがポイントです。
専用グリルプレートにフッ素樹脂加工が施されているのもメリット。食材の余分な油が落ちやすいうえ、手軽にお手入れしやすいのが魅力です。
家庭用無煙ロースターの売れ筋ランキングをチェック
家庭用無煙ロースターのランキングをチェックしたい方はこちら。
家庭用無煙ロースターの選び方
加熱方式をチェック
室内で使うなら「電気式」
電気式の家庭用無煙ロースターは、コンセントにつないでスイッチを入れるだけで使える手軽さが魅力。電源さえ確保すればどこでも使えるので、煙やニオイ残りを気にせず、室内で焼き料理を楽しみたい方におすすめです。
プレートの下からヒーターで加熱するオーソドックスな製品をはじめ、赤外線ヒーターで上から食材を加熱できるタイプも展開されています。温度調節機能を搭載している製品が多いのもポイント。食材に適した温度で調理が可能です。
屋外で使うなら「ガス式」
ガス式の家庭用無煙ロースターは、カセットボンベをセットして使うのが特徴。電気式のヒーターとは異なり、直火でプレートを加熱するためあたたまるのが早く、焼き料理をこんがり美味しく仕上げやすいのがメリットです。
カセットボンベ代はかかるものの、電源が不要なので持ち運びにも適しているのがポイント。室内だけでなく、キャンプやバーベキューなど、屋外での使用にもおすすめです。
ファン付きかチェック
調理中の煙をより抑えたい方には、ファン付きの家庭用無煙ロースターがおすすめ。内部にファンを搭載した製品は、プレート上に気流の壁を発生させ、わずかな煙でも外へ逃がしにくいのが特徴です。
ファン付きの家庭用無煙ロースターのなかには、フィルターなしで使える製品もラインナップ。お手入れのしやすさを重視したい方はチェックしてみてください。
熱源の位置をチェック
上火式
上火式の家庭用無煙ロースターは、上から熱を通すのでプレートが熱くなりすぎず、食材にじっくりと火が入るのが特徴。また、調理中の煙の発生を抑えやすい点もメリットです。
焼き肉だけでなく、厚みのある肉や魚もしっかり焼き上げ、ジューシーに仕上がるのがポイント。家庭用無煙ロースターをさまざまな調理に応用したい方にもおすすめです。
下火式
下火式の家庭用無煙ロースターは、プレートに近い位置に熱源があり、上火式に比べて素早く熱を通せるのが特徴です。調理時間を短縮したい方にもおすすめ。また、高温の状態を保ちやすく、焼き料理をより香ばしく仕上げられる点もメリットです。
下火式は家庭用無煙ロースターでは定番タイプのため、ラインナップが豊富。高温調理ができるぶん多少の煙は発生しやすいものの、ファン付きの製品や減煙モード付きの製品など、効果的に煙を抑制する機能を備えたモデルが多く揃っています。
サイズをチェック
家庭用無煙ロースターはサイズのラインナップも豊富なので、購入前に用途や大体の使用人数をよく把握しておきましょう。家族や大人数で使うなら、横幅と奥行きに余裕のある製品がおすすめ。焼き肉以外の調理にも活用しやすく便利です。
一人暮らしや少人数で使う場合は、コンパクトな製品がぴったり。軽量で持ち運びにも適しており、小さいテーブルにも省スペースで置きやすいのがメリット。収納性にも優れています。
焼き肉以外の調理をしたいなら付属プレートをチェック
汎用性の高さを求める方は、付属プレートの有無もチェックしてみましょう。家庭用無煙ロースターの多くには、焼き肉や焼き料理にぴったりなグリルプレートが標準搭載されていますが、なかには別途プレートが付いている製品もあります。
平面プレートが付属している場合、焼きそばやお好み焼き、チャーハンなどの調理にも使えるのがメリットです。たこ焼きプレートが付属していれば、アヒージョなどの調理にも応用が可能。さまざまな用途に使えるので、ホームパーティーなどにもおすすめです。
お手入れのしやすさをチェック
家庭用無煙ロースター選びでは、お手入れのしやすさも重要なポイント。プレートに汚れが残ったままだと、煙を発生させる原因になる可能性もあるため、使用後はしっかり清潔な状態を保ちましょう。
まず、洗う必要があるパーツの数をチェック。数が少ないほど、お手入れの手間がかかりません。プレートは凹凸があると溝に汚れが残りやすいので、お手入れのしやすさを重視するなら、さっと洗えるフラットな形状のモノを選ぶのがおすすめです。
プレートにフッ素加工が施されていると焦げ付きにくく、汚れも落としやすいのがポイント。長く衛生的に家庭用無煙ロースターを使いたい方は、フッ素加工の有無も確認してみてください。
家庭用無煙ロースターは、調理中の煙やニオイを軽減しながら使えるのがメリットです。焼き肉や焼き鳥をはじめ、海鮮を使った焼き料理など、さまざまな調理に対応。付属プレート付きのモノなら、よりバラエティ豊かな調理が楽しめます。本記事を参考に、用途に合う家庭用無煙ロースターを選んでみてください。