食材の鮮度を保ちながら保存できるのが魅力の「フードシーラー」。袋や容器をセットしてボタンを押すと、脱気を行うのが特徴です。作り置きの料理を保存したい方にも適しています。
しかし、機能や脱気方法などが製品によって異なるので、どれを選ぶか迷う方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、フードシーラーのおすすめ製品をご紹介。選び方のポイントも詳しく解説します。
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フードシーラーの選び方
脱気方法で選ぶ
吸引溝タイプ
吸引溝タイプは、袋に溝をセットするだけで脱気できるのが特徴。脱気からシールまで自動で行うので、簡単に使用可能なのがメリットです。初めてフードシーラーを選ぶ方に適しています。
時間が経過しても空気が入りにくく、おいしさを保ったまま食材を保管しやすいのもポイント。しかし、専用の袋を使用する必要があるため、ランニングコストが比較的高くなる点には留意しておきましょう。
ノズルタイプ
ノズルタイプは、袋の中にノズルをセットして脱気する仕組み。専用の袋を使わずに使用できるのがメリットです。凹凸のない市販のポリ袋などに対応しているため、コスパを重視してフードシーラーを選びたい方にも適しています。
なお、吸引溝タイプに比べて操作がやや複雑なので、初心者の方や、簡単に扱えるフードシーラーを選びたい方にはあまり向いていません。ノズルタイプは、専用袋不要のモデルが欲しい方におすすめです。
本体のロック方法で選ぶ
フードシーラーは、袋をセットした後に蓋を閉じてロックして使用するのが一般的。ロック方法は製品によって異なります。
レバーを使用するモデルは、簡単にロックをかけられるのがメリット。軽い力で使用できる製品を選びたい方に適しています。また、蓋の両側を上から押すことでロックがかかるタイプもあるため、使い勝手に応じてチェックしましょう。
ロールカッターの有無をチェック
フードシーラーのなかには、ロールタイプの袋を使用するモデルがあります。食材の大きさに応じて袋をカットできるのがメリットです。使わないときは、袋をコンパクトに保管できます。
また、ロールタイプの袋を使う場合は、フードシーラーにカッターが付いているかも確認しておきましょう。カッターが内蔵されたモデルは、スライドさせるだけできれいに袋をカットできて便利。ハサミなどを別途用意する必要がないのも魅力です。
食品や料理に合ったモデルを選ぶ
フードシーラーを選ぶ際は、保存したい食材や料理の種類を考慮することが大切です。付属品や運転モードなどをチェックしておくと、より幅広い用途で使用できる製品を選べます。
例えば、液体や水分の多い料理を保存したい方は、専用の容器を使えるモデルを選ぶのがおすすめ。食材の入った容器と本体を繋げると、簡単に真空保存できるのが魅力です。真空ボトルストッパーが備わったモデルもあり、ワインやオリーブオイルの保存に適しています。
焼き菓子や柔らかい食材を保存するときには、手動モードを搭載したモデルが便利。ボタンを押している間だけ脱気するので、強さをコントロール可能。食材が変形しにくく、安心して保存できます。
袋にかかるコストを考慮して選ぶ
フードシーラーは、定期的に袋を補充する必要があります。そのため、袋にどのくらいコストがかかるのかも事前に把握しておくことが重要です。専用袋のみに対応しているモデルは、購入方法なども合わせて確認しておきましょう。
できる限りランニングコストを抑えながらフードシーラーを使いたい方は、専用袋不要タイプを選ぶのがおすすめ。ノズル式のモデルに多いのが特徴で、市販のポリ袋などが使用できます。安価な袋でコスパよく使いやすいのがメリットです。
フードシーラーのおすすめ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) フードシーラー スリム VPF-S50
幅が約9cmと、スリムサイズなのが特徴のフードシーラー。作業台にセットしやすいだけでなく、使い終わったら省スペースで収納できるのがメリットです。小型の製品を選びたい方に適しています。
専用の袋をセットしてボタンを押すだけで、簡単に脱気可能。スピーディーに作業を行えるので、食材をまとめて保存したいときにも活用できます。また、シーラーとしても使用できて、食べかけのお菓子の袋を閉じたいときに便利です。
食材を保存するだけでなく、調理にも利用できるのがポイント。下味を付けたい肉と調味料を入れて真空にすると、しっかりと味が染み込みます。さらに、真空調理をすることで、加熱ムラを防止可能です。
ナチュラルかつ落ち着いたデザインを採用しているのも魅力。見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) フードシーラー VPF-M60
チャコールグレーの落ち着いた色味が特徴のフードシーラー。吸引力は最大60kPaで、食材が多くてもスピーディーに真空保存できます。冷蔵庫の中でかさばることなく収納可能です。
下ごしらえ・低温調理・レンジ調理などさまざまな調理方法に対応。カットした食材を保存したいときにも利用できます。また、低温調理のときは、熱を均一に加えられるのがポイントです。
本体にカッターが付いているため、ハサミは不要。簡単に袋をカットして使用できます。また、お菓子の袋を閉じられるシーラーとしても活躍するアイテムです。
なお、別売りの耐熱ガラス容器を使用すると、煮物・スープのような液体や汁気の多い料理でも保存可能。容器は650mlと1500mlの2種類あるので、量に応じて使い分けられます。ガラス製でお手入れしやすく、ニオイ移りが気になる方にもおすすめです。
オーム電機(OHM) 密封パック器 COK-E-SL01
脱気ボタンを押すだけですぐに使える吸引溝タイプのフードシーラー。専用ロール袋が付属しているので、別途袋を用意することなく使い始められるのがメリットです。
食材をしっかり密封して保存できるため、ニオイ移りを防止できるのがポイント。さらに、保存した食材はパックに入ったままあたためられます。作り置きや時短で料理したいときにも活躍するおすすめモデルです。
ドリテック(DRETEC) 真空シーラー Fresh Plan VS-102
シンプルなデザインのフードシーラーです。カラーバリエーションはオレンジとグリーンの2色。淡い色味がおしゃれで、見た目にこだわりたい方にも適しています。また、省スペースで使えるスリムサイズもポイントです。
自動吸引と手動吸引の2種類を選択できるのがメリット。自動吸引は、ボタンを押すだけで簡単に脱気できます。固形の食材に使用するのがおすすめです。手動吸引は、ボタンを長押しして脱気の状態を調節できるため、柔らかい食材などに適しています。
保存袋は、冷凍・電子レンジ・湯煎に対応。コンロを使うことなくあたためられるので、調理の時短に繋がります。
別売りのキャニスターも使用可能で、液体や水分の多い食材も真空保存しやすいのが魅力。キャニスターのサイズに応じて吸引する時間を調節する仕様です。さらに、キャニスターの蓋にはダイヤルが付いており、保存を開始した日や期限日を設定できます。
フードセーバー(Food Saver) フードセーバー VS0280
シンプルな機能で使いやすいフードシーラー。コンパクトサイズなので、使わないときはキッチンの引き出しにも入れやすいのがメリットです。手軽に出し入れできる製品を選びたい方に適しています。
食材をコンパクトに保管できるため、まとめ買いをしたときにも便利。鮮度を保ちやすいだけでなく、冷凍焼けも防止できます。また、静音性に優れていながらパワフルな吸引力で、マンションに住んでいる方でも使いやすいのがポイントです。
フードセーバー(Food Saver) フードセーバー FM2010
7層フィルムの袋を使うのが特徴のフードシーラー。食材の冷凍焼けや酸化を防ぐと謳われています。鮮度を長持ちさせられるため、作り置きの保存にもおすすめです。
使用時は、袋をセットしたあと本体の右サイドに設置されたレバーでロックする仕組み。簡単にロックできるので、安心して使用できます。保存した食材を調理するときは、袋ごと電子レンジや湯煎であたため可能。解凍時間の短縮に繋がります。
袋だけでなく、真空フレッシュボックスや真空ボトルストッパーも付属しているのがメリット。真空フレッシュボックスは、柔らかい食材や水分の多い料理の保存に適しています。真空ボトルストッパーはワインなどの保存にぴったりです。
朝日産業(Asahi Industry) 真空パック器 DUCKY
コスパよく使える製品を選びたい方におすすめのフードシーラー。ノズルタイプなので、専用の袋が必要ないのがメリットです。市販のナイロンポリ袋を使用して、食材を真空保存できます。
乾き物と水物どちらにも対応しているのがポイント。液体を含む料理や、水分のある食材を真空にしたい方にも適しています。調味料が食材に浸透しやすくなるだけでなく、冷蔵庫の中にすっきりと収納できるのが魅力です。
山善(YAMAZEN) フードシーラー YVE-095
さまざまな使い方ができるフードシーラーです。脱気して密封、脱気途中で密封、脱気せずに密封の3種類が選べるため、食材や用途に応じて使い分けられます。さらに、脱気途中でキャンセルボタンを押すと、好みの脱気状態にできるのがメリットです。
食材を真空にして保存するだけでなく、お菓子の袋を閉じられるのが魅力。また、衣類を入れた袋を脱気すると、圧縮されてコンパクトにできます。旅行のときの荷物を減らせるのがポイントです。
保存した食材は、パックの状態のまま電子レンジであたため可能。ボイルや低温調理もパックに入った状態で行えるので、スムーズに調理できます。
フードシールド(Food Shield) フードシールド 業務用真空パック器 JP290
専用袋不要の製品が欲しい方におすすめのフードシーラー。ナイロンポリ袋やアルミ蒸着袋に対応しているため、ランニングコストを抑えられるのがメリットです。
脱気方法はノズルタイプ。また、水分容器を本体に内蔵しているので、水分のある食材や料理にも使用できます。操作で使うボタンは4種類のみで、簡単に扱えるのがメリット。必要なときにすぐに食材を保存できます。
ハゴオギ(HAGOOGI) 真空パック機 HK028WX
コードレスで使用できる、便利な吸引溝タイプのフードシーラーです。充電式で、コンセントの場所を問わず使えるのがメリット。使用中の運転音は60dB以下と静音性に優れているので、集合住宅に住んでいる方にもおすすめです。
乾物・汁物・粉物・生ものなど、さまざまな食材の保存に対応。袋をセットして蓋を押して閉じた後、ボタンを押すだけで簡単に操作可能です。また、カッターナイフが内蔵されているため、レバーをスライドさせるだけで袋をカットできます。
圧着口が31cmと広めに設計されているのも特徴。さまざまなサイズの真空パック袋を利用できます。小さめの袋を複数並べて、まとめて真空保存することも可能です。
本体の重量は約870gと軽量性に優れているのが魅力。さらに、底部に6か所磁石が付いており、使わないときは冷蔵庫などに貼り付けられます。省スペースで保管しやすいのもポイントです。
日本ゼネラル・アプラィアンス(Japan General Appliance) マジックバック 真空パック器 Alice V952S
気密性・耐熱性に優れた専用袋を使用するフードシーラー。空気をしっかりと遮断することで、食材の酸化やカビの発生を抑えると謳われています。食品だけでなく、銀製品や宝石類の保存にも適したモデルです。
袋は水洗いをして乾かした後、接着部分をハサミで切ると、再利用可能。袋のランニングコストを抑えたい方におすすめです。また、袋は別売りでロールタイプとカットタイプが用意されています。
脱気からシールまでの動作をワンタッチで行うため、簡単に扱える製品を選びたい方にもぴったり。脱気圧は約79kPaで、スムーズに脱気できます。
ソリス(Solis) バッククイック 576 SK576
簡単に真空パックが作れるおすすめの感圧式フードシーラー。強力な真空ポンプを採用しているほか、操作も容易で、手軽に素早くパッキングできるのが特徴です。
サイズは約37×7×14.5cmで、重さは約1.3kg。電源コードの長さは約1.2mが目安です。シール可能幅の最大は30cmで、接着時間8秒。続けて使用する場合は1分以上間隔を空ける必要があります。
なお、本製品を使用する際は20×600cmの専用フィルムロール、20×30cmの専用フィルムバッグがあるとより便利。別途購入する必要があるので、気になる方は併せてチェックしておきましょう。
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フードシーラーは、脱気方法が2種類あるのが特徴。吸引溝タイプは、簡単にセットできるので初心者にもおすすめです。一方、ノズルタイプは市販の袋も使用できて、ランニングコストを抑えたい方にぴったり。使い勝手に応じて、自分に合った方を選んでみてください。