手軽にワンタッチでクッキング。今やキッチンの必需品となった電子レンジですが、温め以外の機能も充実して、万能の調理器具に進化しています。そんな中で今回は、たくさんのメニューを1台でこなすマルチプレイヤー、しかも低価格で2万円を切るオーブンレンジに注目。本格的な料理からお菓子作りまで幅広くこなす、魅力的なラインナップをご紹介します。
パナソニック(Panasonic) エレックオーブンレンジ NE-T158-W
現在主流の短時間高出力950Wインバーターと重量センサーで、温め・解凍を素早く行います。おすすめは肉や魚とさらには野菜まで、複数メニューを同時に焼き上げる“お弁当セット”機能。これなら忙しい朝でもお弁当がワンタッチで一気に仕上がります。もちろん夕食のメインディッシュもお手のもの。
そのほか、たくさんの充実した自動メニューを搭載。コンパクトながら細部の操作性にまでこだわったオーブンレンジです。
シャープ(SHARP) オーブンレンジ RE-S208-W
自慢は、豊富な25種類の自動メニュー。油を使わない揚げ物や蒸し料理が、簡単手間いらずに仕上がります。真価を発揮する解凍メニューでは、重量センサーで解凍をコントロール、材料が包丁で切れる状態になったら、使う分だけ取って残りは再び冷凍へ。また、重なり合った薄切り肉も、加熱し過ぎることなく、はがれやすい状態に解凍してくれます。
操作面には、タッチしやすい“でかボタン”を採用。庫内のお手入れが簡単にできる“ラウンドオープン”など嬉しい機能が満載です。
山善(YAMAZEN) オーブンレンジ YRC-160V(W)
基本的機能に絞れば上級機に匹敵するほどの多彩なメニューを装備した、コストパフォーマンスに優れた1台です。重量センサー搭載なので、温めはワンタッチメニューでレンジが全てやってくれます。
トーストの両面を同時に焼けるグリル機能、パンやお菓子作りに威力を発揮する40℃の発酵メニューなど、価格からは考えられない充実した機能を多数搭載。シンプルな操作パネルは使いやすさにも優れています。
日立(HITACHI) オーブンレンジ MRO-NT5-W
ヘルシーなノンフライ調理や、忙しい時に嬉しい“煮物・蒸し物10分メニュー”などの充実したオートメニューと、950Wの高出力の組み合わせは、使いやすさバツグン。コンパクトなサイズなのに、このクラスのレンジでは大きめの18Lという庫内容量なので、ちょっと大きめのメイン料理でも楽々調理できます。
パールホワイトの洗練されたデザインは、使わない時でもキッチンを引き立てるアクセントになるでしょう。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オーブンレンジ VAL-16T-B
2万円を大幅に切る価格で、レンジ・オーブン・グリルと1台3役をこなす欲張りなオーブンレンジです。毎日の献立に充分な12のオートメニューに、重量センサー搭載なので、料理はボタンを押すだけで簡単クッキング。しかも、お菓子作りに欠かせない40度の発酵機能まで付いて、これ1台でできない料理はありません。お手頃価格で機能はワイド、コストパフォーマンスは間違いなくNo.1のレンジです。
どのメーカーのレンジを見ても、価格からすると充分過ぎる機能を備えています。メニューを上手に使い分ければ、夕食のメイン料理だってあっと言う間に完成。とにかく調理の手間と時間を大幅に節約してくれます。しかし、長く使うもののため、使い勝手のよさも注意しなければならないところ。選ぶ時には、実際に使った人の口コミなどをチェックするのが、上手なオーブンレンジ選びのポイントです。