一度に多くの料理を作れる2段オーブンレンジ。お菓子やパーティー料理など、品数を増やしたいときに便利です。しかし、製品によって加熱方式や容量などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの2段オーブンレンジをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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2段のオーブンレンジのメリット・デメリット

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2段のオーブンレンジは、上下に2つの調理スペースを備えており、複数の料理を同時に作れるのがメリットです。時間を短縮でき、調理の効率がアップします。パン・スイーツ・肉料理・魚料理など、幅広いメニューに対応できるのも魅力。熱風コンベクション機能が搭載されているモデルだと、焼きムラを抑えて均一に加熱できます。
しかし、機能が充実している分、価格は一般的なオーブンレンジよりやや高めです。2段構造のため1段あたりの高さが制限され、大きな器や食材が入らない場合もあります。また、使い方によっては焼きムラが出る可能性もあるので、トレイの位置や温度設定には注意が必要です。
大人数の食事を頻繁に作る方や、パン・お菓子作りを楽しみたい方に適しています。複数の料理を手際よく仕上げたい方や、時短調理を重視する方にもおすすめです。
2段のオーブンレンジの選び方
本体サイズをチェック

2段のオーブンレンジを選ぶ際は、まず設置予定の場所に収まるかどうか、本体サイズを確認します。横幅・奥行き・高さをチェックし、設置スペースと比較することが大切です。一般的に、横幅40〜50cm、奥行き35〜45cm、高さ35〜45cm程度のモデルが多い傾向があります。
設置スペースを測る際は、扉を開けたときのスペースも考慮しましょう。特に扉が手前に開くタイプの場合、開閉時に必要な奥行きを確保できるかも肝心。コンセントの位置や放熱スペースも忘れずに確かめておくと安心です。
キッチンのサイズや間取りに合わせるのも重要。狭いキッチンなら、薄型や省スペース設計のモデルがおすすめです。設置場所に余裕があり、大容量で調理したい方は、大きめのサイズを選んでみてください。
容量をチェック

2段オーブンレンジの容量は、家族の人数や調理頻度、よく作る料理に応じて選ぶのがおすすめ。一般的に、容量があるモノほど一度に多くの料理を作れますが、本体サイズも大きくなる傾向があります。
家族構成別の目安としては、1〜2人暮らしなら20〜25L、3〜4人家族は25〜30L、5人以上の家族では30L以上。頻繁に大量調理をする場合や、パーティー料理をよく作る方は、少し余裕をもった容量を選ぶと安心です。
扉の開閉方向をチェック

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2段オーブンレンジは、基本的に縦開き扉のモデルが多く展開されています。設置場所によっては開いた扉が作業の妨げになる場合があるため、使用環境との相性を確認しておくのがおすすめです。
たとえば、カウンター下などの限られたスペースに設置する場合、扉を開いたときのスペースに余裕があるかをチェックしておきましょう。開けた扉に体が当たらないか、調理中に邪魔にならないかもポイントです。
縦開きタイプは庫内が見やすく、快適に料理を出し入れできます。スペースと使い勝手のバランスを考えながら設置場所を決めてみてください。
搭載機能をチェック

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2段オーブンレンジには、多彩な機能が搭載されています。基本機能として備えているのは、電子レンジ・オーブン・熱風コンベクションの3つ。熱風コンベクションは、温風を循環させて庫内を均一に加熱します。2段調理でも焼きムラが出にくいのが特徴です。
ほかにも、過熱水蒸気・自動メニュー・温度センサーなどを内蔵したモデルもラインナップ。過熱水蒸気はヘルシーな調理が可能で、食材をしっとりと仕上げられるのが魅力です。自動メニュー機能は、ボタンひとつで適した加熱ができるため、料理に不慣れな場合に活躍します。
よく作る料理や調理頻度に合わせて選ぶと安心。パンやお菓子をよく作るなら熱風コンベクション、ヘルシー志向なら過熱水蒸気を有したモデルがおすすめです。頻繁に使う機能を中心に、バランスの取れたモデルを検討してみてください。
操作性をチェック

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2段オーブンレンジの操作パネルには、ボタン式・ダイヤル式・タッチパネル式などがあります。ボタン式はシンプルで押しやすく、ダイヤル式は直感的に操作できるのがメリット。タッチパネル式はスタイリッシュで、お手入れしやすいのが特徴です。それぞれ使いやすさが異なるため、好みに合わせて選んでみてください。
ボタンの配置や表示の見やすさ、よく使う機能へのアクセスのしやすさなども重要。自動メニューボタンや簡単スタート機能などが搭載されたモデルもあり、料理に慣れていない方でも扱いやすいのが魅力です。
お手入れしやすいかどうか

2段オーブンレンジは調理スペースが広いため、お手入れのしやすさも重要なポイントです。毎日使う家電だからこそ、清潔に保つことが大切。きれいにしていると性能を維持でき、長く使い続けられます。購入前に庫内の素材や構造、パーツの取り外しやすさを確認しておきましょう。
お手入れしやすいモデルは、フラットな庫内や角の少ない丸みを帯びた設計、脱着可能なパーツなどが特徴です。庫内はセラミックコートやフッ素コートなど、汚れが落ちやすい素材だと便利。トレイや天板、網などが簡単に取り外せて水洗いできるかどうかも要チェックです。
なかには、自動お手入れ機能が搭載されているモノも。スチームクリーニングや脱臭機能などを備えていれば、庫内の汚れ・ニオイを効率的に除去できます。
2段のオーブンレンジおすすめメーカー
シャープ(SHARP)

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シャープは、大阪府堺市に本社を置く日本の老舗電気機器メーカーです。「ヘルシオ」シリーズは独自の過熱水蒸気技術を用いており、油を使わずに揚げ物や焼き物を作れるのが特徴。食材のうまみを逃さず、ヘルシーな調理が可能です。
2段調理機能に対応したモデルが多く、複数の料理を同時に作れる点も魅力。家族の食事や作り置き、パーティー料理にも活用しやすいモデルを揃えています。
日立(HITACHI)

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日立は日本の総合電機メーカーです。冷蔵庫・洗濯機・掃除機などの家電を中心に、さまざまな分野のサービスを展開しています。
2段オーブンレンジは、300〜310℃の高温に対応した熱風2段オーブン機能が特徴です。予熱時は熱を中央に集め、調理時は上下の黒皿に沿って熱風を循環させる構造で、焼きムラを抑えながらしっかり加熱します。家族の人数や調理スタイルに合わせて選んでみてください。
パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、電子レンジ・オーブン・トースターを兼ね備えた多機能オーブンレンジを展開しているメーカーです。「ビストロ」シリーズを中心に、2段調理が行えるモデルを扱っています。熱風を循環させることで、2段同時調理でもムラなく焼き上げる技術が特徴です。
2段コンベクションオーブン機能は、低温70℃から高火力300℃まで幅広い温度に対応。さまざまな料理に活用できます。また、スチーム機能や凍ったままグリル機能も搭載。オーブン機能の温度帯やスチーム機能の有無などもあわせてチェックしてみてください。
2段のオーブンレンジおすすめ
シャープ(SHARP) PLAINLY RE-WF264
均一な熱風循環で焼きムラを抑える、2段熱風コンベクションを搭載したオーブンレンジ。庫内に効率よく熱風を循環させるので、複数の食材をムラなく調理できます。2段同時調理に対応しており、時間を有効活用できるのが魅力です。
使いやすさを重視した設計で、「らくチン!センサー」が食品から出る蒸気を検知し、適した仕上がりを自動で判断します。ドア面によく使うメニュー、庫内にはその他のメニューが記載されているのもポイント。直感的に操作できます。
スチームお手入れ機能により、庫内の汚れを手軽に落とせるのもメリット。庫内容量は26Lで、過熱水蒸気機能を備えているため、しっとりとした仕上がりにしたりヘルシーな料理を作ったりできます。シンプルな操作と実用性を重視したい方におすすめのモデルです。
シャープ(SHARP) ヘルシオ AX-LSX3B
過熱水蒸気を活用した、ウォーターオーブン仕様の製品です。素材の風味を保ちつつ、余分な脂や塩分を落とせるのが特徴。シャープ独自の加熱技術により、味わいとヘルシーさを両立した仕上がりを実現します。
無線LANを搭載しており、「COCORO HOME」アプリと連携可能。外出先でもレシピの閲覧・検索ができるほか、「まかせて調理」機能によって解凍やレシピ選びなどが不要な自動調理も行えます。
30Lの大容量で2段調理にも対応。温度調節は65~300℃と広範囲で、2段熱風コンベクションで均一かつスピーディに加熱します。複数の料理を一度に仕上げたい方におすすめです。
日立(HITACHI) ヘルシーシェフ MRO-W1B
セラミック製テーブルプレートを活かした調理が可能なオーブンレンジです。輻射熱と遠赤外線の相乗効果で、食材を効率よく加熱。肉はジューシーに、魚はふっくらとした食感に仕上がります。素材本来のうまみを引き出す調理で、家庭でもプロのような味わいを楽しめるのが魅力です。
300℃の高温調理に対応した2段熱風コンベクションオーブンを採用しています。庫内全体に熱風を行き渡らせ、ムラのない焼き上がりを実現。さらに「Wスキャン」機能が搭載されており、分量に合わせて加熱時間を調整します。
「簡単ボウルメニュー」機能があり、ボウル1つでメインから副菜までまとめて調理できるのもメリット。洗い物が減り、時短につながります。ヘルシーシェフアプリと連携すると、新しいレシピの提案を受け取れるのも便利なポイントです。
パナソニック(Panasonic) ビストロ NE-BS8C
高火力の両面グリルと予熱不要の調理システムを採用したオーブンレンジです。ヒートグリル皿がマイクロ波を吸収し、最大230℃まで加熱されることで、フライパンのように直接食材へ熱を伝えられるのが特徴。食材を裏返す手間なく焼き上げられます。
「凍ったままワンボウル」機能では、冷凍・常温の食材をボウルに入れてボタンを押すだけで調理が可能。火加減や時間の調整は不要で、忙しい日でも手軽に1品作れるのが魅力です。
30Lの広々としたフラット庫内で、大きめの皿も入れられるのがメリット。最大レンジ出力は1000W、オーブン最高温度は300℃で、高火力での調理にも対応しています。
パナソニック(Panasonic) ビストロ NE-UBS10C
30Lの大容量で多彩な調理に対応する、おすすめのオーブンレンジです。温度設定は70~300℃で、低温調理から高火力まで幅広いレシピに活用できるのが魅力。コンベクション機能によって熱風を効率よく循環させ、ムラのない仕上がりを実現します。
スチーム機能では量や噴射、タイミングまで細かく制御でき、ふっくらと蒸し上げられるのがポイント。2段調理にも対応しており、複数のメニューを同時に作れるため、調理時間の短縮にもつながります。
「おまかせグリル」機能を使えば、ヒートグリル皿に食材を並べるだけで調理完了。裏返しや焼き網は不要で、手軽に本格的な味わいが楽しめます。
東芝(TOSHIBA) 石窯ドーム ER-D3000A
ラウンド型の石窯ドーム構造を採用したオーブンレンジ。独自の構造により熱の対流がスムーズで、調理ムラを効果的に抑えられます。パンやピザ、焼き菓子の調理にぴったりです。
100℃以上の高温水蒸気を使った過熱水蒸気調理にも対応。食材の水分を保ちつつ余分な塩分や油分をカットすることで、ヘルシーな料理に仕上がります。
119種類の自動メニューと200のレシピを内蔵。最高300℃の高火力と年間消費電力量73.5kWhの省エネ性能を両立しています。奥行き39.9cmのコンパクト設計で、キッチンにすっきり収まりやすいのもおすすめのポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) MS-F3002
強力な熱風で庫内を均一に加熱するコンベクション機能を搭載したオーブンレンジ。2段調理が行えるので、多量の食材を一度に調理できます。また、タンクに水を入れるだけで本格的なスチーム調理が可能。100℃を超える過熱水蒸気が食材をしっとり・ふっくらと仕上げます。
忙しい時間帯に便利な時短ブースト機能を採用。ボタンひとつであたため時間を最大約50%短縮できます。最高約300℃まで温度設定できる仕様で、幅広い調理法に対応できるのもメリットです。
全108種類のレシピメニューを内蔵。煮物・蒸し物・パン・スイーツなども作れます。約30Lの大容量庫内とシックなデザインも魅力。本格的な料理を効率よく作りたい方におすすめのモデルです。
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2段オーブンレンジは、一度に多くの料理を作れるのが魅力のアイテムです。搭載されている機能やお手入れのしやすさは、モデルごとに異なります。家族の人数や作る料理の傾向を考慮して選ぶのがポイントです。本記事を参考に、家庭にぴったりな製品を見つけてみてください。