お弁当や冷凍食品はもちろん、食材の下ごしらえや簡単な料理にまで使える「電子レンジ」。活躍の幅は広がっており、ファミリーから一人暮らしまで現代の生活では欠かせない必需品となっています。

最近の電子レンジは大きさも機能もバリエーションが豊富。一人暮らしに最適なシンプル仕様の電子レンジだけでなく、低価格ながら本格的な調理ができるオーブンレンジもあります。そこで今回は一人暮らしにおすすめの電子レンジをご紹介。購入を検討している方はぜひ参考にしていただき、ベストバイアイテムを見つけてください。

一人暮らしに電子レンジっていらない?

初めての一人暮らしに必要な家電はどれもこれも高額。すべてを揃えるとかなりの金額になります。新生活準備を予算内に収めるには何かを我慢するのが手っ取り早い方法ですが、その選択肢として電子レンジを選ぶのは実際のところどうでしょうか?

電子レンジは食べ物を温めるだけでなく、使い方次第で簡単な料理を作ることができる優秀な家電です。バイトや仕事で疲れた日はお惣菜や弁当を買って帰り、チンするだけですぐに温かい食事ができます。電子レンジは現代の食生活に欠かせない調理家電として今やどの家庭にも存在する必須のアイテムです。

電子レンジがない一人暮らしの生活は非常に不便。世の中に出回っている食品には、電子レンジ調理を前提としているものが多数あるのもその理由のひとつです。手軽に美味しく一人分の食事を容易するためにも、電子レンジは必須と言えます。

一人暮らし向け電子レンジの選び方

一人暮らし用の電子レンジを選ぶには、電子レンジでどんな料理をしたいか?が大きなポイントになります。以下に電子レンジの種類とそれぞれの特徴をご紹介するので、自分のニーズに合ったタイプを選んでみてください。

①電子レンジの種類で選ぶ

温めのみの単機能電子レンジ

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惣菜やレトルト食品などを温めるだけの低価格な単機能電子レンジ。牛乳や日本酒などの飲み物も適温に温めることが可能です。トースターやオーブンの機能はなく、単純に食品を温めるだけの機能を搭載しています。

一人暮らしをしても料理をしない方、朝が早く帰宅時間が遅いので食事は惣菜やレトルト食品がメインになる方、とにかく安い電子レンジを探している方におすすめです。

オーブンレンジ

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単機能電子レンジにトースター・グリル・オーブンの機能がプラスされたのがオーブンレンジ。朝のパンをこんがり焼いたり、夕食にグラタンや焼き魚を作ったり、おやつのやクッキーを焼くこともできます。

一人暮らしの食費を抑えるために自炊をしたい方はもちろん、お菓子作りなどを趣味にしたい方にもおすすめです。

スチームオーブンレンジ

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オーブンレンジにスチーム調理機能が付いたタイプ。本体内にあるタンクや付属の小皿に水を入れて設置すればスチーム調理ができるので、ラップなしでの温めや油を落として食品を焼くヘルシー調理が可能です。機種によっては油なしで唐揚げやフライを低カロリーに仕上げることもできます。

食材をふんわり美味しく仕上げたい方、ヘルシー志向の方、スチーム調理にチャレンジしてみたい方におすすめです。

②大きさ・容量で選ぶ

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一人暮らしのキッチンスペースは狭いので、電子レンジを選ぶ際にはサイズが重要です。電子レンジは設置の際に左右上下と背面に放熱のための隙間を空ける必要があるので、余裕を持って置けるサイズの電子レンジを選びましょう。ちなみに、一人暮らしでワンルームなどにお住まいの方は、省スペースのために耐熱トップテーブルを備えた冷蔵庫の上に置くこともできます。その場合は冷蔵庫自体のサイズも事前に確認しておきましょう。

また、一人暮らしにちょうどよい容量は20L前後と言われていますが、このサイズを実際に見るとかなり小さいので自炊をしたい方にはやや物足りない可能性があります。容量が大きくなれば価格も上がりますが、しっかり調理したい方は23L程度を選ぶとよいでしょう。お弁当や惣菜、冷凍食品などを温める程度の使用なら20L以下でも十分です。

③ターンテーブルorフラットテーブル

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かつての電子レンジは庫内の皿が回るターンテーブルが主流でしたが、最近の電子レンジは庫内にお皿がないフラットテーブルが主流となりつつあります。

ターンテーブルは大きな皿を載せると引っかかってしまって回らないという問題がありますが、フラットテーブルの場合は庫内のスペースを目一杯使うことができ、掃除も簡単です。ただし、フラットテーブルの方が価格は高くなるため、予算との兼ね合いで選びましょう。

④機能で選ぶ

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電子レンジにはさまざまな機能が付いているので、どこまでの機能が必要かどうかを考えることも大切です。ワンタッチで食べ頃に温める機能、冷凍した刺身を半解凍する機能、調理ボタンを押すだけで簡単に1品仕上げる機能などはとても便利ですが、普段調理をしない方にとっては不要な機能になります。

それぞれの電子レンジが持つ機能をしっかり確認し、毎日の生活にどこまで生かせるかをよく考えて選ぶようにしましょう。

⑤扉の開く方向で選ぶ

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電子レンジの扉には、「上から下に開くタイプ」と「左右に開くタイプ」の2種類があります。どの開き方でも、扉を開けた先に物があると開閉がしにくくなるので、購入前に扉の開き方をチェックしておくことも大切です。

特に左右引きを選ぶ場合は、手前に電子レンジの扉が開くスペースがあるかどうかを確認しましょう。開けた時に少しでも扉がどこかに当たるようだと、中の食品を取り出しにくくなります。熱いものを取り出す時に扉が開きにくいと思わぬ怪我の元になるので、置き場所を想定してから電子レンジを選びましょう。

一人暮らしにおすすめの電子レンジ|料理をしない方

山善(YAMAZEN) 電子レンジ 17L MRB-207(W)5

温め機能だけに絞った山善の低価格電子レンジ。幅44×奥行34×高さ25.8cmというコンパクトなサイズなので、小さなキッチンにもすっきり収まります。容量は17Lとやや小さめで、ターンテーブルの直径は約25.5cmと中ぐらいの皿まで使用可能です。

つまみを回すだけで温めができる簡単操作なので、食品の温めだけできればよいという方におすすめです。出力は700W・500W・200Wの3段階切り替えができ、簡単な煮込み料理や冷凍食品の解凍も可能。1万円台で購入できるコスパのよさも魅力です。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電子レンジ 18L IMB-FM18-5

アイリスオーヤマの単機能電子レンジ。幅45.8×奥行35.4×高さ28.6cmのコンパクトサイズです。庫内は幅も奥行も31cm程のフラットテーブルなので、大きめの皿も使用できます。

自動温めボタンは「飲み物」「ご飯」「お弁当」の3つを搭載。手動で使う際には600W・500W・解凍、の3段階出力切り替えが可能です。操作はタッチボタン式で液晶表示がついており、使いやすく見やすいのも特徴。ブラックのボディとミラーガラス調のデザインがとてもスタイリッシュなので、インテリアにこだわる方にもおすすめです。

シャープ(SHARP) 電子レンジ 20L RE-TS3-W5

シャープの単機能電子レンジ。一人暮らし用としてベストな20Lの容量があるので、大きめの耐熱ボウルをそのままレンジに入れて加熱も可能。庫内は大きめでも本体は幅46×奥行35×高さ27.5cmとコンパクトなので、小さめのキッチンで庫内が大きめのレンジを使いたい方におすすめです。

操作は「あたため」「牛乳」「解凍」「出力切替」「とりけし」のボタンのみが付いたシンプルな仕様。出力は700W・600W・500W・解凍200Wの4段階切替を備え、加熱終了後にドアを開けないとお知らせ音が鳴る、取り出し忘れ防止機能もついています。

ツインバード工業(TWINBIRD) 電子レンジ 20L DR-D269B

一人暮らしの部屋をかっこよくまとめたい方におすすめなのがミラーガラスを採用したツインバードの電子レンジ。ブラックの光沢が美しく、キッチンにおしゃれな空間を演出します。幅46×奥行35×高さ27.5cmのサイズは20Lの電子レンジとして標準的ですが、黒の引き締まったデザインなので大きさを感じさせません。

庫内の幅は32cmと十分なので大きめの皿も余裕で入ります。本体の操作ボタンはシンプルな設計で、押すたびに切り替わるモードや普段よく使う設定をワンプッシュでメモリーできる機能が便利。夜間にはブザーが鳴らない静音モードにできるので、近隣への配慮も万全です。出力切替は3段階あるので、簡単な煮込みや冷凍食品の解凍もできます。

パナソニック(Panasonic) 単機能レンジ 22L NE-E22A1

単機能レンジでできるだけ大きいサイズが欲しい方には22Lタイプがおすすめ。本体サイズは幅48.8×奥行36.8×高さ27.9cmと丁度よいので、一人暮らしのキッチンにもすっきり収まります。 本体正面のボタンはあたためと飲み物がメインなので、見た目にもシンプルで使いやすいのが特徴です。

出力は700W・500W・150Wに切り換え可能。食材を温めると蒸気センサーが働き、ごはんやおかずを分量に関係なく、ホカホカの状態に仕上げます。炊飯や煮物に最適な連動調理機能は、調理開始時の高出力(700・500W)を自動的に低出力(150W)に切替するので仕上がりが本格的。単機能レンジでもたまには調理をしたいという方におすすめです。

一人暮らしにおすすめの電子レンジ|料理をする方

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) グリルクックレンジ 17L IMBY-T17-5

オーブンレンジほどの高機能ではなく、簡単な焼き物料理ができればよい方におすすめなのがアイリスオーヤマのグリルクックレンジ。電子レンジの温め機能はもちろん、ボタンひとつで簡単に調理できるグリルクック6種類が調理可能です。幅44×奥行32.5×高さ25.5cmのコンパクトな本体は使い勝手のよさも魅力。

グリルクックではハムエッグや焼き魚などが簡単に作れるので、一人暮らしの朝食や夕食作りに便利です。付属している専用容器のグリルクッカーを使えば、煮物や蒸し物ができるのでハンバーグなども手軽に作れます。これだけの機能が付いて1万円程度というリーズナブルな価格も魅力。電子レンジで少しだけ簡単な料理もしたい方におすすめです。

ハイアール(Haier) オーブンレンジ 16L JM-V16C

低価格な家電を販売するハイアールのシンプルなオーブンレンジ。幅46×奥行36×高さ29.3cmのボディには、レンジ・オーブン・グリルのボタンだけでなく、10種類のオートメニューボタンも搭載されています。オーブンレンジをできるだけシンプルに使いたい方におすすめです。

ボタンひとつで葉物野菜や根菜の下ごしらえができるほか、フライを自動でさっくり温める機能が便利。トースト機能ではパンが2枚同時に焼け、外側はこんがりして中はしっとりと美味しく仕上げます。普段の温め調理にプラスアルファの簡単な調理機能が欲しい方におすすめです。

山善(YAMAZEN) オーブンレンジ 15L MOR-C15T1

1万円台で買える機種で料理のレパートリーを増やしたい方におすすめなのが山善のオーブンレンジ。幅45×奥行36.6×高さ29cmの標準的なサイズにも関わらず、煮込み料理からお菓子作りまでひと通り対応するのが魅力です。毎日の食事には、「トースト」「飲み物」「冷凍ご飯」「コンビニ弁当」の4つのボタンが便利に使えます。

取り扱い説明書には、マカロニグラタン・白身魚のホイル焼き・あさりの酒蒸しなどの多彩なレシピがあるので、一人暮らしの食卓を自炊で楽しみたい方におすすめです。ドアは縦開きなので、横に障害物があるキッチンでもスマートに置けます。

シャープ(SHARP) オーブンレンジ 20L RE-S208

一人暮らしでも肉や魚を調理したい方におすすめなのがシャープのオーブンレンジ。解凍機能が充実しており、鮮度をそのままに使う分だけサックリ切れるサックリ解凍や、重なり合った薄切り肉から使いたい分をきれいに取れる「はがせ技 全解凍」機能がワンタッチで簡単です。

本体は幅47×奥行39.5×高さ30cmとやや大きめですが、しっかり料理をしたいならこのくらいのサイズがベストです。唐揚げやエビフライを低カロリーに仕上げるヘルシーメニューを搭載し、蒸し調理もダイヤルで選択するだけで手軽に調理できます。一人暮らしの偏りがちな食生活をしっかり整えたい方にもおすすめです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 過熱水蒸気オーブンレンジ 24L MS-2401

できるだけ手頃な価格でスチームオーブンレンジを購入したい方にはアイリスオーヤマがおすすめ。2万円程度という価格にも関わらず、レンジ・オーブン・グリル・スチームの4種類を使うことができ、サイズも幅51.3×奥行40.3×高さ33.2cmと大きすぎないので一人暮らしにも最適です。

本体の操作パネルはシンプルで、液晶画面が大きめなので機械が苦手な方でも簡単に使えます。タンクに水を入れてスチーム機能を使えば、通常の加熱よりも1.5倍多く塩分を落とせるのでヘルシー調理も可能。キャベツなどの葉物野菜をスチームで仕上げれば、あっという間にシャキシャキの温野菜が味わえます。

日立(HITACHI) ヘルシーシェフ スチームオーブンレンジ 23L MRO-SS7

ヘルシーな食生活を心がけたい方におすすめなのが日立のヘルシーシェフ。ボイラー式過熱水蒸気で庫内のスチームを100℃以上に温めて油を落とせるノンフライ調理が得意です。フライや唐揚げは外側がパリッとして内側がジューシーに美味しく仕上がります。

1~2人分の分量がオートで調理できる60のオートメニューは一人暮らしに最適。作ったことがない料理にも挑戦ができ、レシピのレパートリーが広がります。サイズは幅34×奥行48.3×高さ38.6cmとひと回り大きくなりますが、その分だけ使い勝手が広がるので、単純な料理だけでなく手の込んだ物を作りたい方におすすめです。

シャープ(SHARP) 過熱水蒸気オーブンレンジ 23L RE-SS8D-B

スチームカップに水を入れてセットするだけで簡単にスチーム調理ができるシャープのオーブンレンジ。お手入れはカップを洗うだけなので、タンクの水洗いが面倒な方にもおすすめです。本体サイズは幅50×奥行38×34.5cmと奥行が薄めなので、一人暮らしのキッチンでもすっきり収まります。

スピードメニュー機能で1人分のごはんと具材の加熱が同時にできるので時短調理が可能。冷凍食品キーを使えば、市販の冷凍パスタや冷凍弁当を自動で適温に温められます。油を使わないヘルシーな揚げ物や焼き物メニューも充実しているので、料理好きな方におすすめです。

電子レンジってどこに置くもの?

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電子レンジは思ったよりも奥行があるので、一人暮らしの狭い部屋では置き場所を確保するのが大変ですが、食材を入れやすい場所に設置するのがポイントです。ベストな置き場所はキッチンの調理スペースの横や背面。また、耐熱トップテーブル仕様の冷蔵庫の上に置くとスペースが有効活用できる上に冷凍食品などもすぐに取り出して加熱できます。

キッチンにどうしても置くことができない場合は、余裕がある他のスペースに置くしかありませんが、この時に注意したいのが電子レンジを置く棚の素材や左右上下の空間です。

オーブン機能が付いた電子レンジは加熱によって非常に熱くなるので、耐熱性のある棚に置かないと変形の原因になります。また、放熱のために左右上下に数cmの空間が必要なので、密閉された場所に置くことはできません。リビングの一角に置く場合でも小型のレンジ台などを使って余裕を持って設置しましょう。