料理のあたため直しができる電子レンジ。車中泊シーンでも使用できるモデルなら、車内でもあたたかい食事を手軽に楽しむことが可能です。しかし、どのようなモデルが車中泊に適しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、車中泊におすすめの電子レンジをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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車中泊で電子レンジを使うメリット・デメリット

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車中泊で電子レンジを使うメリットは、火を使わずにあたたかい食事を手軽に楽しめる点です。冷凍食品の解凍や、食事のあたため直しが簡単にできるため、食事の幅が広がります。また、調理時間の短縮になるほか、狭い車内で火を使う危険性も回避できるため、安全面でも安心です。

一方で、電子レンジを使用するには電子レンジ本体だけでなく、電源の確保が必要となり、初期費用がかかるのがデメリット。さらに、車内の限られたスペースを圧迫するうえ、走行中や停車中の揺れによって落下したり、故障したりするおそれもあります。

車中泊におすすめの電子レンジの選び方

サイズをチェック

車中泊で電子レンジを使用する場合、限られた車内スペースに設置するため、コンパクトなサイズ選びが重要です。車内泊シーンではあたためる機能をメインになるため、そこまで高機能なモデルでなくても十分。消費電力が少なく済む小型モデルを選ぶのがおすすめです。

また、フラットテーブルタイプのモデルであれば、小型なモデルでも庫内が広くて使いやすく、お手入れも簡単に行えます。

消費電力をチェック

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車中泊で電子レンジを使う際は、消費電力を確認しましょう。一般的な電子レンジの必要な電力は約1300W前後のモデルが多いですが、車内ではポータブル電源やインバーターを使用して電源を確保することになるため、消費電力が少ない電子レンジを選ぶのがおすすめです。

電子レンジを使用するには、ポータブル電源などの定格出力を下回る必要があるため、使用しているポータブル電源などの定格出力も事前に確認してから選ぶと安心。なお、電子レンジの操作部などにある500Wなどの表記は消費電力とは異なるため注意が必要です。

ヘルツフリーのモデルがおすすめ

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ヘルツフリーの電子レンジとは、50Hzと60Hzのどちらの周波数にも対応している製品のこと。日本では東日本が50Hz、西日本が60Hzと地域によって電源周波数が異なるため、移動が多い方にはどこの地域でも使用できるヘルツフリーのモデルがおすすめです。

また、ポータブル電源なども製品によって出力する周波数が異なります。ヘルツフリーのモデルなら周波数を気にせず使えるのもがメリットです。

単機能の電子レンジで十分

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車中泊に使用する電子レンジは、機能性よりもシンプルさを重視するのがおすすめです。オーブン機能やグリル機能などが付いた多機能タイプは消費電力が高く、ポータブル電源からの電源確保が難しくなる場合も。また、多機能になるほど本体が大きくなるため、限られた車内スペースにも収まりにくくなる可能性があります。

単機能の電子レンジなら、消費電力が抑えられるモデルが多いほか、価格が抑えられるのもメリットです。特にこだわりたい機能がなければ、あたため直しや解凍といった基本機能だけのモデルをチェックしてみてください。

車中泊におすすめの電子レンジ

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電子レンジ 18L フラットテーブル IMB-F187

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電子レンジ 18L フラットテーブル IMB-F187

フラットテーブル採用でお手入れしやすい18Lの電子レンジ。庫内底面がフラットで、食品の出し入れが簡単。コンパクトながら大きめの食材もあたためられます。また、食材に合わせて出力を変えられるのもポイントです。

自動調理メニュー機能を搭載し、ワンタッチで簡単に調理ができます。チャーハンやパスタなどの5種類の料理に対応しており、車中泊での食事の幅が広がります。さらに、調理時間は10秒単位で設定できるため、細かくあたため加減を調節可能です。

約幅45.6×奥行35.2×高さ28cmとコンパクトなサイズ。ヘルツフリーモデルで定格消費電力は50Hzで950W、60Hzで1300Wです。アウトドアでもあたたかい食事を手軽に楽しみたい方におすすめです。

ラドンナ(LADONNA) Toffy 電子レンジ K-DR3

ラドンナ(LADONNA) Toffy 電子レンジ K-DR3

レトロなスイッチなどを搭載した、おしゃれな電子レンジ。約幅44×奥行33.5×高さ27.9cmのサイズ感で、省スペースで設置できます。消音モード搭載により周囲へ配慮しながら使用可能です。

ドリンクのあたためや解凍・加熱調理などのシンプル機能のほか、時短調理ができるのも魅力。また、ターンテーブルのないフラットな庫内設計で、お手入れが簡単です。

50Hzと60Hzに対応しており、それぞれの定格消費電力は900Wと1200W。デザイン性にこだわりたい方におすすめの電子レンジです。

山善(YAMAZEN) 電子レンジ 17L ヘルツフリー 全国対応 YRM-HF171

山善 電子レンジ 17L ヘルツフリー 全国対応 YRM-HF171

全国どこでも使えるヘルツフリー対応の電子レンジ。コンパクトなサイズながら使いやすい17Lの容量を確保しています。幅44×奥行32.5×高さ25.5cmの設計で、限られたスペースにも設置しやすいのが魅力です。

シンプルな操作パネルを採用し、直感的に操作できるのもポイント。ごはんや飲み物などのオートメニューボタンもあり、押すだけで自動であたためを開始します。

消費電力は50Hzで900W、60Hzで1200W。価格が安い電子レンジを探している方におすすめです。

コンフィー(Comfee’) 電子レンジ CF-EM202

コンフィー(Comfee

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コンパクトなサイズで車中泊におすすめの電子レンジ。約幅44×奥行33.5×高さ27.9cmの小型ボディながら、16リットルの広い庫内を実現しています。フラットテーブルタイプで使い勝手がよい設計です。

シンプルな操作パネルが特徴で、4つの自動メニュー機能を搭載。ごはん・お弁当・飲み物・お酒をワンタッチであたためられます。早朝や夜間など、周りに配慮したいときに便利なミュートモードも用意しています。

ヘルツフリー対応で全国どこでも使用可能です。消費電力は50Hzで900W、60Hzで1200W。シンプルで使い勝手のよい、おすすめアイテムです。

シャープ(SHARP) 単機能レンジ RE-T171

シャープ(SHARP) 単機能レンジ RE-T171

17Lのコンパクトサイズで操作もシンプルな電子レンジです。幅46×奥行37×高さ27.3cmと省スペース設計なので、車中泊スペースにも配置しやすいのが魅力。ダイヤル式の光るタイマーを採用しており、暗い車内でも視認性が高く操作しやすい仕様です。

また、日本全国どこでも使えるヘルツフリー対応なので、旅先での使用にも便利。フラットタイプの庫内は大きめの弁当も取り出しやすく、拭き掃除も簡単に行えるため衛生的です。

グラムセットで上手に解凍できる機能や、さまざまなシーンで活用できるキッチンタイマー機能も搭載しています。

車内に電子レンジを設置する際の注意点は?

車内で電子レンジを使用するには電源確保が必須です。電子レンジは消費電力が大きいため、ポータブル電源やインバーターを合わせて用意しましょう。

また、車内で電子レンジを安全に使用するためにも、走行中の振動で動かないよう電子レンジをしっかり固定することが大切です。急ブレーキやカーブ時の遠心力にも耐えられるよう確実に固定しましょう。さらに、放熱のためのスペースを確保することも重要です。