家庭に欠かせない家電のひとつである「電子レンジ」。簡単に食材をあたためたり解凍したりでき、残った料理を食べたいときにはもちろん、時短調理を行いたい場合にも重宝します。しかし、各メーカーからさまざまなモデルが展開されており、どの製品を選べばよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの安い電子レンジをご紹介。自分に合った製品の選び方についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 電子レンジの価格相場は?安い時期はいつ頃?
- 安い電子レンジのおすすめメーカー
- 安い電子レンジのおすすめ|単機能レンジ
- 安い電子レンジのおすすめ|オーブンレンジ
- 安い電子レンジのおすすめ|スチームオーブンレンジ
- 電子レンジの売れ筋ランキングをチェック
- 安い電子レンジの選び方
電子レンジの価格相場は?安い時期はいつ頃?

一般的に安いとされる電子レンジの価格相場は、5,000~20,000円程度。機能性に優れたモデルほど高くなりがちなので、予算を考慮しつつ用途に適した性能を有している製品を選ぶことが大切です。
また、電子レンジは12~1月に安くなる傾向があります。各家電量販店で開催されるクリスマスセールや年末年始商戦には、より安い価格で店頭に並ぶ可能性も。さらに、決算時期の3月・9月やボーナス時期の7月・12月もねらい目です。
なお、企業によってセールの時期が異なるため、電子レンジを安く購入したい場合は、こまめにチェックしておきましょう。
安い電子レンジのおすすめメーカー
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

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宮城県仙台市に本社を構える生活用品メーカーである「アイリスオーヤマ」。電化製品・寝具・インテリア・調理機器など幅広く展開しています。
アイリスオーヤマの電子レンジは、自動メニューの種類が豊富なモデルがラインナップ。ボタン1つで特定の調理を簡単に行えるため、時短につながります。朝の忙しいときに使用したり、趣味やほかの家事に時間をかけたりしたい場合におすすめです。
シャープ(SHARP)

By: jp.sharp
シャープは、大阪府堺市に本社を構える電気通信機器・電気機器のメーカーです。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジといった家庭用電化製品からスマホやパソコンなどの通信機器まで、さまざまなアイテムを展開しています。
シャープの電子レンジは、使いやすさに優れているのが特徴。よくあたためる食品の目安時間が記載されていたり、グラムセットで解凍できる機能を備えていたりするモデルが揃っています。
ほかにも、ボタンを押すだけで特定の食材に適した温度・時間であたためられる機能を有したモノなどもラインナップ。調理が苦手な方や初めて電子レンジを購入する方におすすめです。
ニトリ(NITORI)

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ニトリは、北海道札幌市に本社を構える家具・インテリアメーカーです。基本方針として「お、ねだん以上。」の製品・サービス提供を掲げており、コスパに優れたモノを多く扱っています。
電子レンジにおいては、さまざまな容量のモデルが揃い、使用人数に合った製品を選びやすいのが魅力。また、ターンテーブル式とフラット式の両方を展開しているため、用途や好みに応じて選択したい場合にもおすすめです。
安い電子レンジのおすすめ|単機能レンジ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電子レンジ 17L ターンテーブル IMB-T178
シンプルなボタン操作で食品を簡単にあたためられる単機能レンジです。「ワンタッチあたためボタン」を搭載しているのが特徴。60Hz時は、惣菜・飲み物のあたために適した650W、弁当や冷凍食品向けの500W、食材を解凍する場合の200Wと3段階の出力を使い分けられます。
タイマーは10秒単位で最大15分まで設定可能です。本体サイズは幅44.0×奥行32.5×高さ25.5cmとコンパクトで、インテリアにも馴染みやすいデザインを採用。庫内のサイズは幅30.6×奥行30.7×高さ19cmで、容量は一人暮らしにも適した17Lです。
庫内にはピザやコンビニの弁当も入れられます。広々とした設計もおすすめのポイントです。
シャープ(SHARP) 単機能レンジ RE-TM18
人気家電メーカーの安い電子レンジ。あたためる頻度が高い食品の目安時間が本体に記載されています。ダイヤル式の「光るタイマー」を備えており、直感的かつ簡単に操作可能です。
キッチンタイマー機能を搭載しているのもポイント。一人暮らしで自炊している場合にも便利です。食品の重さにダイヤルをセットするだけで解凍できる機能も有しています。
本製品はヘルツフリーで、全国のさまざまなエリアで使えるのもポイント。定格消費電力は、50Hzで970W、60Hzで1320Wです。また、電源オートオフ機構が採用されているのもメリット。省エネ性能を重視する方にもおすすめです。
ニトリ(NITORI) マイコン電子レンジ 17L ヘルツフリー BN20M
視認性に優れた液晶画面を搭載している安い電子レンジです。庫内の容量は17L。ターンテーブル式で、食品をムラなくあたためたい場合にも便利です。
「らくらく簡単自動調理メニュー」を備えているのもメリット。ご飯や飲み物、弁当などをボタン1つで簡単にあたためられます。また、マニュアル調理もボタンを押すだけで操作可能です。
本製品は50Hzと60Hzの両方に対応。引越しの予定がある方にもおすすめです。カラーバリエーションは、さわやかで明るい印象のホワイトと、重厚感・高級感のあるブラックの2種類が展開されています。
ハイアール(Haier) 単機能レンジ JM-17K
置き場所を選びにくい設計を採用している安い電子レンジです。横幅が44cmなので、ワンルームに住んでいる場合やキッチンが狭い場合にもおすすめ。デザインはシンプルで、インテリアの雰囲気を問わずマッチします。
食品のあたためは、つまみを回すだけと簡単。複雑な操作が苦手な方にも適しています。また、700Wのハイパワーで弁当やご飯などをスピーディにあたためられるのもポイント。調理にかかる時間を短縮したいときにも便利です。
出力は200W・500W・700Wの3段階で切り替え可能。肉や魚を解凍する際にも役立ちます。庫内の高さは19cm。高さのある食品に対応できる点もメリットです。
パナソニック(Panasonic) 電子レンジ NE-FL1A
広々としたフラット式の庫内が特徴の安い電子レンジ。弁当などの大きな食品をあたためやすいだけでなく、汚れた際にサッと簡単に拭き取れる点も魅力です。
ボタンは大きく、操作しやすいデザイン。1000Wインバーターと蒸気センサーを搭載しており、ご飯・おかず・冷凍ご飯などをワンタッチでスピーディにあたためられます。
パナソニック独自の「スクリューアンテナ」を備えているのもポイント。マイクロ波をかくはんし、ムラを抑えて食品を解凍すると謳っています。庫内の容量は22L。2人暮らしの方にもおすすめです。
アビテラックス(ABITELAX) 電子レンジ フラットタイプ ARF-118VF
最高出力が900Wのパワフルな安い電子レンジ。食品をスピーディにあたためられます。また、使いやすい縦開きの扉を備えているのもメリット。庫内はフラット式で、スペースを有効に活用できます。
4種類の自動メニューがあるのもポイント。飲み物・ご飯・弁当のあたために加え、食品の解凍も簡単な操作で行えます。
本製品はヘルツフリーなので、日本のさまざまなエリアで使用可能。引越ししても重宝する、おすすめのモデルです。
ツインバード(TWINBIRD) センサー付フラット電子レンジ DR-F282
赤外線センサー・インバーター・加熱制御プログラム、3つの技術を採用している電子レンジ。あたためムラを抑え、食品を適切に加熱しやすいのが特徴です。
バックライト付きの液晶画面を搭載。暗い場所でも画面表示を視認しやすい設計です。また、4つのボタンで簡単にコントロールできるのもポイント。複雑な操作が苦手な方にもおすすめです。最高出力は1000Wと高く、ハイパワーであたためられます。
アクア(AQUA) 電子レンジ AQM-KF20P
赤外線センサーを備えた安い電子レンジです。食材の表面温度をチェックしながらあたためや解凍できるのが特徴。アクア独自の「四ツ星解凍」と呼ばれるプログラムを採用しており、高い出力から4段階で可変して食材を加熱します。食材をスピーディかつ新鮮に解凍できるモデルです。
時間や出力を設定せず、「冷凍食品あたため」のボタンを押すだけで解凍できるのもメリット。操作は簡単で使い勝手に優れています。
縦開きのドアは軽い力で開きやすい仕様。ハンドルのない、すっきりとしたおしゃれなデザインもおすすめのポイントです。
安い電子レンジのおすすめ|オーブンレンジ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オーブンレンジ 15L MO-T1501
レンジ・オーブン・グリルなど複数の機能を搭載している安い電子レンジです。レンジ機能の操作は、8種類のメニューから選んでスタートボタンを押すだけと簡単。温度や時間は自動的に設定されます。
オーブン機能は、上下のヒーターで庫内をしっかりあたためるのが特徴。食材を、なかはふっくら、外はカリッと仕上げます。また、手動メニューで40℃に設定すれば、発酵モードを利用して自家製のパンが楽しめるのもポイントです。
グリル機能は、高火力で食材表面をこんがりと焼き上げたい場合に便利。食パンを最大2枚同時に焼ける点もおすすめです。
ニトリ(NITORI) フラットオーブンレンジ 16L BN16A
フラット式の、庫内を広々と使える安いオーブンレンジ。汚れが付着しても簡単に拭き取れるので、メンテナンスにかかる手間を軽減したい方にも適しています。
液晶画面は明るく、調理の内容をしっかりと視認可能。食品のあたためや食材の調理をスムーズに行えます。
12種類の豊富なオートメニューを備えているのもおすすめのポイント。操作性を重視したい方は、チェックしてみてください。
日立(HITACHI) 日立オーブンレンジ MRO-HE3B
グラタンやスイーツなどのメニューを搭載している安いオーブンレンジ。手動メニューで、スポンジケーキやクッキーなども調理できます。
使用頻度の高いメニューをダイレクトキーで操作できるのもメリット。ボタンを押すだけで、食品に適したあたため・調理・解凍などが行えます。
本製品の最高出力は850W。あたため・解凍あたためなどのメニューを利用すると、最高850Wの高周波が作動し、食品をスピーディにあたためます。
安い電子レンジのおすすめ|スチームオーブンレンジ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) スチームオーブンレンジ 18L 角皿式 MO-F1808
シンプルな操作で本格的なオーブンレンジの機能が使える安いモデル。ローストポークやお菓子を作りたいときにも役立ちます。
「時短ブースト」機能を搭載しているのもメリット。あたため開始後にレンジボタンを押せば、自動的に出力が上がり、食材をあたためる時間を短縮できます。
庫内の横幅は約35.5cmとワイドな設計。大皿の料理や焼き魚が収まりやすい点もおすすめです。
山善(YAMAZEN) スチームオーブンレンジ 25L MRK-F250TSV
25Lの容量を備えた、安いスチームオーブンレンジです。2人以上で使用する場合にも適しています。19種類の自動メニューを搭載しているのが特徴。牛乳・弁当のあたためから食材の解凍・半解凍、スポンジケーキやシュークリームなどのお菓子作りまで、幅広く対応します。
庫内を広く使えるフラット式を採用しているのもポイント。汚れが付着しても、サッと簡単に拭き取りやすい設計です。
山善(YAMAZEN) スチームオーブンレンジ 22L 過熱水蒸気 ワイドフラット YRT-F221ESV
31種類の豊富な自動メニューを搭載した安いスチームオーブンレンジです。ご飯・弁当・惣菜のあたため、お菓子作り、調理など、さまざまな用途で活躍。また、スポンジケーキ・茶碗蒸し・なめらかプリンのメニューにおいては、スチーム調理を行います。
レンジ機能は、200W・500W・600W・1000Wの4段階で出力を選択可能。食品に合わせて出力を切り替えられます。オーブン機能では上下のヒーター加熱を温度センサーで調節。食材をじっくりと、ムラなく焼き上げます。
扉には握りやすいバーハンドルを配置。開閉が簡単にできる点もおすすめです。
電子レンジの売れ筋ランキングをチェック
電子レンジのランキングをチェックしたい方はこちら。
安い電子レンジの選び方
定格消費電力が低いモデルを選ぼう

電子レンジ本体の価格だけでなく、使用時にかかる電気代も節約したい場合には、「定格消費電力」にもこだわって選ぶことが重要。定格消費電力とは、指定の条件下で電子レンジを最大限使った場合の消費電力です。
電子レンジの消費電力は製品ごとに異なりますが、定格高周波出力の1.5〜2倍の電力を消費するのが一般的。500Wで使用した場合は1000W程度、1000Wで使うと1500W程度の電力を消費します。定格消費電力には、食品をあたためるほか、ターンテーブルを回したり庫内のライトを点けたり、モニターを表示したりする際にかかる電力も合算されています。
電子レンジを使うときにかかるランニングコストを抑えたい場合には、定格消費電力の低いモデルを選択するのがおすすめです。
種類の違いをチェック
単機能レンジ

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単機能レンジは、マイクロ波加熱の機能のみを搭載したモデルです。比較的簡単に操作できるのが魅力。初めての一人暮らしで電子レンジを購入する方や、食材をあたためる基本用途だけで十分という方にぴったりです。
また、小型・軽量のモデルが多く展開されています。キッチンが小さい場合や事務所に置く場合など、省スペース性を重視したいときにもおすすめです。
電子レンジの種類のなかで価格が抑えられているのもポイント。できるだけ安い電子レンジを探している場合は、ぜひチェックしてみてください。
オーブンレンジ

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オーブンレンジは、電子レンジにオーブン・グリルの機能が追加されたモデルです。食材をあたためる以外に、ケーキなどのお菓子作りやパン生地の発酵、焼き魚を楽しみたい場合にも活躍します。
省スペース性に優れているのも魅力。電子レンジとオーブン、両方の機能を兼ね備えているため、スペースを有効活用できます。
スチームオーブンレンジ

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スチームオーブンレンジは、オーブンレンジにスチーム機能を搭載したモデルです。スチーム機能とは、100℃以上に熱した水蒸気で加熱する機能。加熱時に発生しがちな食材の乾燥を防ぎ、ふっくらかつしっとりとした食感を実現します。
食品に含まれている塩分や油分が流し出されるのも特徴のひとつ。揚げ物や魚料理をよりヘルシーに調理したい場合にもおすすめです。
しかし、比較的大型で設置場所が制限されやすいのは難点。価格が高い傾向がある点にも留意しておきましょう。
使用人数に合った容量をチェック

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電子レンジを選ぶ際は、使用人数に合った容量かどうかを確認しましょう。一人暮らしで弁当をあたためたり冷凍食品を解凍したりするなら、20L程度のモデルが適しています。
2人暮らしの場合は20〜25Lほど、3人以上なら25~30L程度の容量がおすすめです。作り置きなどで一度に料理する量が多い場合は、より大きな容量を有したモデルを検討してみてください。
しかし、サイズが大きな弁当だと、入らなかったりターンテーブルが上手く回らなかったりすることも。普段よくあたためる食品の大きさを考慮しながら選ぶことが大切です。
庫内の形状をチェック
フラット

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フラット式は、下皿が設置されておらず、電子レンジ内に直接食材を置けるタイプです。庫内にマイクロ波を満遍なく拡散させ、ムラのないあたためを実現します。
下皿がなく回転しない分、庫内を広く使用できるのも魅力です。大きめの四角い弁当や丸い皿なども置けて便利。ストックなどで一度に多くの調理に取り組む場合にも重宝します。
お手入れをしやすいのもポイント。庫内はほとんど凹凸がないため、汚れても素早く拭き取りやすく、清潔感を維持できます。
ターンテーブル

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ターンテーブル式は、庫内に設置された下皿で食材を回転させながらあたためるタイプです。回転させることでマイクロ波が満遍なくあたりやすくなり、ムラなく食材をあたためられます。
大きな弁当および皿だと庫内で引っかかり、回らない事態が生じやすい点には留意しておきましょう。また、庫内に凹凸があり、お手入れしにくいのもデメリット。その分、比較的安いモデルが多いため、できるだけ費用を抑えたい方はぜひチェックしてみてください。
設置場所に合ったサイズをチェック

電子レンジを選択する際は、サイズが合わなくて置けないといったトラブルを避けるため、設置場所に合った大きさかどうかもチェックしましょう。
製品によっては放熱部を確保するため、背面および左右は10~20cm程度、上方は15〜20cm程度空ける必要があります。できるだけスペースに余裕のある設置場所を選ぶことが大切です。なお、機種によって具体的な長さは異なるので、取扱説明書などで確認してみてください。
家庭に欠かせない家電のひとつである電子レンジ。電子レンジを選ぶ際は種類の違いを把握し、使用人数に合った容量かどうかや、庫内の形状などを確認することが大切です。使用環境や用途に適したモデルを選んでみてください。