シンクをキズから守ったり、食器が割れるのを防いだりするのに役立つ「シンクマット」。毎日の食器洗いがスムーズにはかどり、プチストレスから解放される便利なアイテムです。
耐熱性や抗菌性に優れた機能性の高い製品など、バリエーションも豊富。おしゃれなデザインのモノを選べば、キッチンの雰囲気を損なう心配もありません。今回は、シンクマットの選び方について解説し、おすすめの製品をご紹介します。
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シンクマットは必要?使用するメリット・デメリットは?
シンクマットのメリットは、キッチンのキズを軽減できること。特に、ステンレス製のシンクは、食器を置いただけでもキズがついてしまう場合があります。シンクマットを敷くことでキズを予防することが可能です。
一方、シンクマットは製品や使い方次第で、汚れが溜まりやすい場合があるので、こまめなお手入れが必要です。お手入れをしないと汚れが付着し、かえってキッチンやシンクを汚してしまう原因になるので、あらかじめ留意しましょう。
シンクマットのおすすめ|シリコン
ニトリ(NITORI) カットできるシリコーンシンクマット MO LD2008
好きな大きさにカットできる、人気のインテリアメーカー「ニトリ」のシンクマット。シリコン素材でできており、サイズは幅32.2×奥行28.5×高さ1cm、重さは約320gです。排水溝やシンクの大きさに合わせて手軽にカットができるので、さまざまなシンクに対応できます。
シンクマットの底には小さな脚がついているため、汚れを流すときにも便利。やわらかい素材のため、食器を誤って落としてしまった際などに衝撃を和らげます。
耐熱温度は230℃なので、シンクマットを置いたまま、お湯をシンクにこぼすことも可能です。カラーはキッチンに馴染みやすいモカ。インテリアの邪魔をしにくいのも魅力です。
東和産業 LD シリコーンシンクマット
耐熱温度約220℃のシリコン製シンクマット。熱いお湯をシンクマットの上に流すことを叶えられる製品です。
ステンレスのシンクだけでなく、人造大理石のシンクの保護としても使用可能。熱い鍋もそのまま置けるので、仮置き場としても活用できます。
溝が入っているため、水はけがいいのが特徴。吊り下げる部分を利用して使用後に乾燥させることで、シンクマットをより清潔に保てます。
ブラバンシア(brabantia) シンクマット 302589
幅が30〜45cmに伸縮するシリコン樹脂製のシンクマット。シンクの大きさに合わせて設置できます。縮めた状態のサイズは幅30×奥行30×高さ1.5cmです。
耐熱温度は220℃のため、敷いたまま熱湯をこぼすことも可能。食洗機に対応しているので、汚れたときも簡単にお手入れできます。
底面に吸盤がついているため、シンクの中でずれたり動いたりしにくいのも魅力。高さが1.5cmあるので、水はけがよく、汚れが溜まりにくいのも特徴です。
山崎実業 キッチンシンクマット アクア 2627
水はけのよさが特徴のシンクマット。シンクマットに、水を排出する穴を設けているのが特徴です。排水溝の位置に合わせてシンクマットを設置できます。穴が開いていないシート部分も凹凸仕様になっているのがポイントです。
サイズは幅35×奥行き35×高さ0.2cm。熱に強いシリコン素材を採用しており、滑りにくいので、水に浮いてマットが動いてしまう心配も軽減できます。丸められるため、使わないときは省スペースで収納可能です。
カラーは、ホワイト、グリーン、レッドを展開。スタイリッシュでおしゃれな印象を与えるのも魅力です。
リッチェル(Richell) シェリー 立てて乾かせるシリコーンシンクマット S 016966
使ったあとは立てて乾かせるシリコン製のシンクマットです。マットの両端に付属しているフックを引っかけることで、シンクマット自体を立たせることが可能。なるべく清潔に使いたい方におすすめのシンクマットです。
サイズは幅31.9×奥行き26.9×高さ0.6cm。カラーはホワイトとミントブルーがあり、キッチンの雰囲気や気分に合わせやすいのが魅力です。
耐熱温度は200℃。熱湯をかけたり、熱い鍋ややかんをシンクマットの上に置いたりしても問題なく使えるため便利です。
リッチェル(Richell) ラクール シリコンマット 022551
シンクをキズから守れる、特徴的なデザインのシンクマット。熱に強い、ソフトなシリコンゴムを使用しています。耐熱温度が200℃あるため、お湯を熱したばかりの鍋を置いたり、熱湯をかけたりしても使えます。
幅32×奥行27.5×高さ0.5cmのスマートなサイズで、さまざまなキッチンに合うのがポイント。シンクのスペースが限られている家庭にもおすすめです。また、クッション性がよいので、食器が当たった際の不快な音を防ぐ効果も期待できます。
キッチンに映える、おしゃれなデザインも魅力。ホワイトとダークグレーの2色を展開しています。価格も安い、コスパに優れたおすすめのアイテムです。
パール金属(PEARL METAL) シンクマット TOUCH シリコーンマット CC-1493
食洗機対応のシンクマット。花やハートを組み合わせたおしゃれなデザインが特徴です。サイズは約幅27.5×奥行き31.5cm。シンクマットとしての利用だけでなく、食器棚の中に敷くことで、食器が倒れるのを防げます。
また、まな板などの下に敷いて、滑り止めとしても使用可能。さまざまな用途で使えるのが特徴です。
耐熱温度は230℃なので、熱湯をかけて消毒できます。食洗機に対応しているため、汚れても簡単にお手入れできるのも特徴。華やかで使い勝手のよいおすすめのアイテムです。
大泉合成 シリコンハニーマット
水ハネを軽減する特殊な「ハニカム構造」で作られた、シリコン製のシンクマット。水ハネによる汚れや濡れを軽減できるのが特徴です。
サイズは幅30×奥行27.5×高さ1cmで、耐熱温度は200℃。熱湯をかけたり、火にかけていた鍋などを直接置いたりして、便利に使えます。
食洗機に対応しているため、簡単にお手入れできるのが魅力。カラーも4種類あるため、キッチンの雰囲気に合わせやすいアイテムです。
南海通商 シリコンシンクマット 0222-103
花をモチーフにしたシンクマットです。キッチンのアクセントになるおしゃれなデザインで、見た目にこだわる方にもおすすめ。やわらかいシリコン製のマットなので、食器やシンクを傷付けにくいのがポイントです。
耐熱温度は150℃、耐冷温度はマイナス-40℃なので、熱いモノや冷たいモノを多く扱うときにもぴったり。約幅35×奥行28cmという適度なサイズ感で、シンク内をしっかりガードできます。
Toski シンクマット
弾力性のあるしなやかなシリコンを使用した、おすすめのシンクマットです。耐熱温度が230℃なので、熱湯はもちろん熱い鍋もすぐに置けます。シンクだけでなく、調理台を熱いモノから守りたいときにも使えます。
底面には滑り止めの脚が多く付いているため、水切れがよく、排水がしやすいのも特徴。また。重いモノを乗せても安定感があります。シンクにマットが密着しないので、ヌメリ・カビの抑制にもつながります。
人と環境にやさしい素材で作られており、安心して使えます。耐久性が高く、長く使えるのもポイント。約幅40×奥行27cmの本製品のほかに、約幅30×奥行30cmの正方形タイプも展開しています。
DoocliB シンクマット D00-Sink-B-1
約幅43×奥行32cmの大判サイズで、大きいシンクにマッチするシンクマット。裏面は全面に滑り止めの脚が多数付いているため、食器や鍋を乗せても滑りにくいのが魅力です。
また、脚によってマットが直接シンクに付かない点にも注目。通気性がよく、ヌメリやカビの発生を抑えられます。また、食洗機に対応しているので、お手入れが簡単なのもポイントです。
アイデア次第で、シンクマット以外の使い方も可能。水切りマット・調理台保護マット・解凍プレートとしても役立ちます。耐熱温度が230℃と高く、鍋敷きとして使うのもおすすめです。
NUOLUX シンクマット
雫が重なったようなおしゃれなデザインが特徴の、シリコン製シンクマットです。中空デザインなので、水切れのよさは良好。シックなブラックで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
ステンレス製シンクにも、セラミック製シンクにも使用可能。シンクのキズや汚れを防ぎ、壊れやすい陶器やガラスなどの食器も守ります。調理台に置いて、水切りマットとして使用するのもおすすめです。
シンクマットのおすすめ|その他の素材
リッチェル(Richell) シェリー シンクマット 016960
ポリエチレン製のシンクマット。耐熱温度は70℃のため熱湯での消毒はできませんが、抗菌加工が施されているので、衛生的に使用しやすいのが特徴です。
サイズは幅44.9×奥行33.3×高さ0.6cm。色はホワイトと爽やかなミントブルーがあり、キッチンの雰囲気に合わせて選べます。
抗菌加工が施されているシンクマットが欲しい方や、キッチンに馴染むシンクマットが欲しい方におすすめです。
オクソー(OXO) シンクマット 大 13190530
底面についた脚の高さが約1.3cmと高く、水はけがよいのが特徴のシンクマット。脚が高いのでゴミや汚れの詰まりが少なく、清潔に使えるのが魅力のひとつです。
やわらかいエラストマー素材を使用。底面についた脚が滑りを少なくし、安定感を生み出しています。
漂白剤が使えるのも特徴。汚れが気になったらすぐに漂白剤で除菌可能です。2サイズ展開でシンクのサイズに合わせて選べます。
ワイズ Ys キズつきを防ぐ シンクマット グレー SM-203
サイズが約幅80×奥行0.3×高さ60cmと、比較的大きいシンクマット。シンクが大きくて合うサイズがなかなかない方におすすめです。
本体はPVC、芯糸はポリエステルで作られており、クッション性があるので、シンクに食器を置く際の音や割れを軽減できます。また、目が粗いので、水はけがよいのも特徴です。
また、簡単にハサミで切ることが可能。シンクや排水溝の大きさに合わせて、シンクマットを自分好みの形にできるのも魅力のひとつです。
アンブラ(umbra) メリディアン シンクライナー
おしゃれな花柄のような模様のシンクマット。塩化ビニル樹脂素材で作られているため、やわらかく、ハサミで好きな大きさに切れます。シンクマットだけでなく、コースターなどにも利用でき、あまった部分も有効活用できるのが魅力です。
サイズは幅41.9×奥行き30.5×高さ0.3cm。カラーはクリアとサーフブルーがあり、キッチンに合ったシンクマットを選べます。穴が大きいため水はけがよく、デザイン性も高いおすすめのシンクマットです。
リス リベラリスタ シンクマット
持ち手がついているポリエチレン製のシンクマット。持ち手があることで、シンクマットの上で洗った野菜をそのまま調理スペースに移動したり、皮など乗せてゴミ箱に捨てたりできて便利です。
マットに開けられた穴は水が抜けやすいように設計されていて、使い勝手がよいのが特徴。裏面は突起状になっており、シンクとの接点を減らせます。より清潔に使うことが可能です。
インターデザイン(INTERDESIGN) Blumz シンクマット 花柄
おしゃれな花柄のシンクマット。シンクに敷くと一気に華やかになるのが特徴です。サイズは、約幅28.0×奥行30.5cmと約幅31.8×奥行40.6cmの2種類を展開しています。
素材は塩化ビニールで、耐熱温度は70℃。カットしてシンクや排水溝の大きさに合わせられます。ランチョンマットやコースターとして使用できるのも魅力です。
インターデザイン(INTERDESIGN) Orbz Lサイズ 70663EJ
おしゃれなキッチンにぴったりの、塩化ビニール製シンクマットです。ドットが集まった、シンプルかつユニークなデザインが魅力。ハサミで好きな大きさにカットできるので、排水口を塞ぐことなく作業を行えます。
本製品は、約幅39.5×奥行32cmのラージサイズ。大きなシンクにもマッチするため、端までしっかりガードします。
ほかにも約幅32×奥行27.5cmのレギュラーサイズを展開しており、シンクのサイズに合わせて選べるのが魅力です。
和平フレイズ ルームラボ シンクパネル RG-0497
粉体塗装が施された鉄製のシンクマット。シンクと食器を同時に保護できます。四隅に脚が付いているため、水の流れを邪魔しにくいのがポイント。排水口が洗い物で塞がれないので、水が詰まる心配が少なく、安心して作業できます。
脚はやわらかなシリコンゴム製。シンクに直接置いても、傷付けにくいのがメリットです。また、水はねを防げるのも嬉しいポイントです。
サイズは約幅32×奥行25×高さ2.1cmとコンパクトで、シンクが小さめの家庭でも使えます。さらに、シンク内の水切りスペースとしても使える、おすすめの製品です。
岩崎工業 シンクマット K-1358AW
強度が高く耐薬品性にすぐれた、ポリプロピレン製のシンクマット。銀イオン系の抗菌剤が配合されており、雑菌の繁殖を防ぎます。衛生面を気にする方にもおすすめの製品です。
約幅46.2×奥行32.6×高さ1cmと、比較的大きめのサイズ。シンクの端までしっかりガードします。衝撃を吸収する素材なので、シンク内に落とした食器が割れるのを防ぎます。シンプルな形で、お手入れしやすいのも魅力です。
アスベル Nポゼ 流し用すのこ A4313-11
機能性とデザイン性を両立させた、アスベルのキッチン用品シリーズ「POSE」のシンクマット。ソフトなポリエチレン製で、食器やシンクをしっかり守れます。ボール形状を採用しており、水切れがよいのもポイントです。
殺菌力・消臭力に優れた「AG+加工」が施されている点にも注目。調理中に食材を置く水切り台としても使えます。国内生産品にこだわりたい方にもおすすめのアイテムです。
フランシス・インターリミテッド ノンスリップ シンクマット
クッション性の高い樹脂素材を使用した、シンクマットです。メッシュ構造なので水切れがよく、スムーズな排水が可能。裏面には吸盤が6個付いているため、シンクで滑りにくいのも特徴です。
抗菌・防カビ加工が施されており、清潔に使える製品です。アメリカ食品医薬品局(FDA)の食品級基準証明済みで、食品を置けるのもメリット。また、野菜の水切りマットとしても使えます。
やわらかい素材なので、使わないときは丸めて収納することが可能。滑りにくいモノを探している方におすすめです。
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シンクマットの選び方
シンクに合わせてサイズ・形状を選ぶ
シンクマットを購入する前に、自宅のシンクのサイズを把握しておきましょう。小さすぎるとシンクを保護しきれず、大きすぎると取り扱いにくくなります。シンクマットにはサイズが選べるモノもあるため、製品スペックを確認してシンクに合ったサイズを選びましょう。
シンクの大きさに合わせてカットできる製品や、排水口を覆わないような形状の製品もあります。使い勝手を考慮して、適した製品をチョイスしてみてください。
滑り止めの有無をチェック
シンクマットを選ぶ際は、滑り止めがついているかも要チェック。シンクマットに滑り止めがついていると、使用中にシンクマットが滑って食器同士がぶつかったり、割れてしまったりする可能性を軽減できます。
シリコン樹脂など、もともと滑りにくい素材で作られているシンクマットもおすすめ。より安心して使えます。
耐熱性をチェック
シンクマットの耐熱温度も重要なチェックポイント。食器洗いだけなら70℃くらいの耐熱温度で十分ですが、野菜を茹でたあとの茹でこぼしやパスタの湯切りなど、熱湯を流すことを考慮すると、100℃以上の耐熱性が望まれます。
耐熱性の高い製品は、調理後のフライパンなどを気にせず置けて便利。シンクマット本体の熱湯消毒も可能なので、カビやぬめりを予防して衛生的に保てます。使い方を考慮して、耐熱面をカバーできる製品を選びましょう。
お手入れのしやすさをチェック
シンクマットは毎日使うモノなので、お手入れは簡単に済ませたいもの。洗いやすい形状のモノや、水切りしやすく乾きやすいシンクマットがおすすめです。なかには、抗菌加工が施された製品もあります。
家事ストレスを軽減するために購入したモノのお手入れに手間取るようでは本末転倒。負担なくお手入れでき、清潔に使い続けられる製品を選びましょう。
デザインも重要
シンクマットを選ぶ際は、デザインにも注目してみましょう。シンプルなモノからかわいらしい花柄のモノまで、さまざまなデザインのシンクマットが展開されています。シンクマットを敷くだけで、ぱっと華やかになったり、スタイリッシュになったりするので、気分を変えたいときなどにおすすめです。
目にする機会が多い場所なので、ぜひ自分の気に入ったデザインのモノを見つけてみてください。
食器などによるキズからシンクを守るシンクマット。デザイン性の高い製品は、キッチン周りを彩るインテリアとしても活躍します。購入する際は、耐熱性やサイズについてチェック。野菜を洗う際の一時置きや水切りマットとして使用できる製品もあるので、自分に合ったモノを探してみてください。