大容量タイプのアイスクリームを簡単にすくって、お店のようにかわいく盛り付けられる「アイスクリームディッシャー」。バネ部分を握って使うスタンダードタイプや、固いアイスクリームに使いやすいスクープタイプなど、さまざまな種類のアイテムがラインナップされています。
そこで今回は、アイスクリームディッシャーのおすすめ製品をご紹介。選び方や使い方も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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アイスクリームディッシャーの選び方
使いやすいタイプを選ぶ
盛り付けやすい「スタンダードタイプ」
盛り付けやすさで選ぶなら、スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーがおすすめ。すくう部分が半円状で、バネ式のグリップを握ると、すくったアイスクリームが簡単に離れる仕組みです。
アイスクリームショップでよく見かけるタイプで、ころんとしたキレイな丸型に盛り付けられるのがポイント。構造が複雑なので、洗うときは細かい部分に気を配って、清潔に保つようにしましょう。お手入れの手間を省きたい方は、食洗機で洗えるかも重要なチェックポイントです。
すくいやすい「スクープタイプ」
スクープタイプのアイスクリームディッシャーは、冷凍庫から出したての固いアイスクリームでも、軽い力ですくいやすいのが特徴。スプーンやスコップのような形状をしているので、力を入れやすいのがポイントです。熱伝導を利用して、グリップ部分を握る手の体温をスクープ部分に伝え、アイスクリームを溶かしながら簡単にすくえる製品も多く存在します。
つなぎ目のない一体型の製品が多いため、洗いやすいほか、シンプルな作りで壊れにくいのが魅力。ただし、スタンダードタイプに比べて、すくったアイスクリームが離れにくいので、スクープ部分の表面にすべりがよい加工を施したモノがおすすめです。
用途に合ったサイズを選ぶ
アイスクリームディッシャーには、5ccほどの小さなサイズから、130ccほどの大きなサイズまでさまざまなモノがあります。家庭でアイスクリームのみに使用するなら、標準サイズの50~80cc程度がおすすめ。
フルーツポンチ用の果物をすくったり、肉団子や餃子のタネを一定量すくったりなど、ほかの用途にも使いたい方には、小さめのサイズが向いています。料理の取り分け用や、汁気の多いモノをすくうアイテムとして兼用したいなら、大きめサイズも便利です。
素材も大事なチェックポイント
アイスクリームディッシャーは、本体の素材によって使いやすさが異なります。ステンレスは、丈夫でサビにくいのがポイント。洗いにくい複雑な構造をしたスタンダードタイプでも、ステンレス製なら食洗機を使用できる製品が多くラインナップされています。
アルミニウム合金の特徴は、熱伝導率が高いこと。グリップ部分を握った手の体温が伝わって、凍ったアイスクリームをすくいやすくします。スクープタイプと相性のよい素材です。
おしゃれに盛り付けるなら丸型以外もおすすめ
アイスクリームディッシャーには、丸型のほかに、レモン型やたわら型、おにぎり型などのさまざまな形状のモノが存在します。
アイスクリームをコーンに盛り付ける際にはあまり向きませんが、お皿に盛り付けるとレストランのデザートのようにおしゃれに仕上がるのでおすすめ。ホームパーティーなどの来客時に使うと、ワンランク上のおもてなしをすることが可能です。
なお、丸形以外のアイスクリームディッシャーは、製品の構造上、スタンダードタイプのみがラインナップされています。そのため、本体を洗いにくい点には注意が必要です。
アイスクリームディッシャーのおすすめ
GSホームプロダクツジャパン アイスクリームディッシャー レモン型
かわいらしいレモン型にすくえる、アイスクリームディッシャーです。レストランのデザートのようにおしゃれに盛り付けられるので、ホームパーティーなどの来客時に活躍するアイテム。丸型と併用すれば、デザートプレートをさらに豪華に仕上げられます。
写真映えするため、パーティーの様子や自宅のおやつタイムをSNSにアップしたい方にもぴったり。なお、本製品のほかにも、たわら型やおにぎり型のアイテムが同社から発売されています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
和平フレイズ 味道 アイスディッシャー 14 AD-271
さまざまなスタイルでアイスクリームを楽しめる、日本製のアイスクリームディッシャーです。適度な厚みがあるので、カップへの盛り付けはもちろん、コーンに丸く乗せたいときにも役立ちます。気分に合わせて盛り付け方を変えられるのでおすすめです。
容量は約60cc。レバーを押すだけでアイスクリームが離れるため、きれいな形に仕上がりやすいのもポイントです。また、すくい取る量も安定しやすいので、つみれや肉団子などの大きさを揃えたいときにも重宝します。
ステンレス鋼で作られており、サビにくく丈夫。長く愛用できるモデルを求めている方にもおすすめです。
パール金属(PEARL METAL) 冷た倶楽部 すくいやすく立つアルミアイスデッシャー D-6736
自立するため、扱いやすいアイスクリームディッシャーです。底面に凹凸がなく、ハンドルを立てた状態で仮置きできます。トッピングのため、アイスクリームディッシャーを一旦手から離したいときなどに便利です。
すくう部分が波状に作られており、アイスクリームはもちろん、ポテトサラダや味噌もすくいやすい仕様。重量も軽量で扱いやすいので、大人数分のアイスクリームを効率よく盛り付けたいときにも役立ちます。
遠藤商事 18-8 スペシャルデッシャー FDT12
業務用としても使われる、スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーです。ステンレス製のため、丈夫でサビにくく、使い勝手も良好。表面はミラー仕上げで光沢があり、高級感のあるデザインが魅力です。
本製品は容量50ccのサイズですが、同シリーズでは、10~130ccの12段階でサイズが展開されています。アイスクリーム用として使うなら、50~80ccに相当するサイズがぴったり。また、サイズ違いで揃えると、使い方の幅が広がります。安心して使いやすい、日本製のアイテムを探している方にもおすすめです。
ストッケル(Stöckel) アイスクリームディッシャー CO40 5102040
すくいやすく丈夫なレモン型のアイスクリームディッシャーです。すくう部分にステンレス、ハンドルにはクロムメッキ処理が施された真鍮を使用しています。衝撃に強く、ギア部分の噛み合わせも安定しやすいのはポイントです。
本製品はドイツの老舗アイスクリームスクープメーカーが販売しているプロ使用のモデル。お店のように美しく盛り付けたアイスクリームを、ホームパーティーで振る舞いたい方はチェックしてみてください。
さくら通商(SAKURA TSUSHO) KITCHEN HOME アイスクリームディッシャー 8
優れた強度をもつSUS304ステンレスで作られた、オールステンレス仕様のアイスクリームディッシャーです。耐熱性に優れており、食洗機にも対応可能。耐久性はもちろん、使用後のお手入れがラクな点も魅力です。
本製品は手になじみやすく、盛り付けやすいのもポイント。サイズ展開も豊富で、約10~110ccサイズの12種類をラインナップしています。
BtcFu アイスクリームディッシャー
アイスクリームディッシャーが3本入ったセット製品です。それぞれサイズが1cmずつ異なるのが特徴。盛り付けるモノに合わせて、すくい取るアイスクリームの量を調整できます。
ステンレス製なので、耐久性が高く、変色しにくいのもメリットです。光沢感があるため、見た目にもこだわって選びたい方に適しています。
フルーツのすくい取りなどにも使用できるため、フルーツとアイスクリームが乗ったパフェを作りたいときにもぴったり。自宅でデザート作りを楽しむことが多い方におすすめです。
貝印 プッシュ式らくらくアイスクリームディッシャー DH7347
手軽に使いやすい、アイスクリームディッシャーです。ハンドル部分のレバーを親指で押し上げると、すくったアイスクリームが押し出される仕組み。手が小さい子供や、握力に自信がない方でも安心して使用できます。
ハンドルが太めで持ちやすいのもポイント。また、本体とレバー部分は分解して洗えるので、清潔な状態を保てます。スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーは使いにくいと感じる方におすすめのアイテムです。
貝印 手の熱で溶かしてすくうアイスクリームスクープ DH2056
硬いアイスクリームを軽い力ですくえる、おすすめの製品です。熱伝導効率のよいアルミニウム合金で作られています。すくう部分を薄く設計しており、先端まで熱が伝わりやすい仕様。力が入れやすいよう、ハンドル部分は厚みをもたせています。
素材の質感を活かしつつ、触り心地も重視しているのもポイント。握った際の手触りもよいおすすめのアイスクリームディッシャーです。
ゼロール(Zeroll) アイスクリームスクープ
世界中のレストランやアイスクリームショップで使用されている、プロ仕様のアイスクリームディッシャーです。ハンドル内に、熱伝導率の高い特殊な液体を封入した設計。手の体温が伝わりやすく、カチカチのアイスクリームも簡単にすくえます。
スクープ面には細かい縦線の「エメリー加工」が施されているので、すくったアイスクリームが離れやすいのもポイント。一体型のシンプルな作りで、洗いやすいのも魅力です。
三宝産業株式会社 ユキワ アイスクリームサーバー 大
全長約21×幅5cmと大きめの、スクープタイプのアイスクリームディッシャーです。「ユキワ」シリーズは、プロ仕様にこだわってホテルやレストラン向けに開発されたブランド。本製品は、洗練されたデザイン性と使い勝手のよさが魅力です。
ステンレス製のため、丈夫でサビにくいのも特徴。金属特有の輝きで高級感があり、ホームパーティーでの使用にも適しています。アイスクリーム以外に、料理のサービング用としてもおすすめです。なお、全長約16×幅4cmの小さめサイズもラインナップされています。
ヴェーエムエフ(WMF) アイスクリームスクープ W1871416030
握りやすく作られており、アイスクリームを簡単かつきれいにすくい取れる製品です。手元が安定しやすいため、均一な大きさでアイスクリームをすくいやすいのも魅力。仕上がりの美しさを重視したい方に適しています。
ハンドルとすくうパーツとのジョイント部分に、細めのパーツを備えたおしゃれなデザイン。上部にはブランドのロゴもプリントされています。付属のループを使えばフックに掛けられるので、見せる収納にもおすすめです。
オクソー(OXO) アイスクリームスクープ 11295200
カチカチに凍ったアイスクリームでも、きれいに丸くすくいやすい製品です。すくう部分の先端が細く、端に残ったアイスクリームまでしっかりとキャッチできます。最後の一口まで余すことなく味わえるのでおすすめです。
ハンドルはやわらかな手触りで、すくい心地も良好。凹凸があるので、濡れた手でも滑りません。水仕事の多いキッチンでも使いやすい仕様です。
腐食・変形が起きにくいステンレス製で、食洗機にも対応。お手入れの手間が少なく、隙間時間の息抜きにも手軽に使えます。
シャーベット・フローズンヨーグルト・ポテトサラダなどのすくい取りや盛り付けにも便利。幅広い用途に対応できるアイスクリームディッシャーを探している場合にも向いています。
アイスクリームディッシャーを上手に使うコツ
アイスクリームディッシャーを上手に使うポイントは、アイスクリームをすくう前に、都度、ディッシャー部分を水またはぬるま湯にひたすこと。固いアイスクリームが溶けてすくいやすくなるほか、すくったアイスクリームが離れやすくなります。
アイスクリームが硬すぎてすくいにくい場合は、少しずつ繰り返し削りながらディッシャーに収めるようにすると、まん丸でキレイな形を作ることが可能。また、空気が一緒に混ざるため、食感がちょうどいいアイスクリームを作りたいときにも適しています。
コツをつかむと、よりスムーズにストレスなくアイスクリームディッシャーを使用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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アイスクリームディッシャーは、盛り付けやすさを重視するならスタンダートタイプ、すくいやすさを重視するならスクープタイプがおすすめ。また、料理の取り分け用や計量スプーンとして使うなど、アイスクリーム以外にも便利に活用できます。今回ご紹介したおすすめアイテムも参考に、使いやすいアイスクリームディッシャーを探してみてください。