ご飯を美味しく冷凍保存できる「ご飯冷凍容器」。電子レンジで加熱すれば、すぐに炊き立てのようなご飯を食べられるのがメリットです。食事のたびにご飯を炊く手間を軽減できるため、夕食・朝食やお弁当の準備時に大活躍します。

今回は、おすすめのご飯冷凍容器をご紹介。小さめや大盛りタイプなど、さまざまなモデルを厳選しました。ご飯冷凍容器の選び方も解説するので、ライフスタイルに合った製品を選んでみてください。
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ご飯冷凍容器とは?

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ご飯冷凍容器とは、ご飯を冷凍保存して電子レンジで解凍できる容器のこと。ご飯を美味しく保存できるだけでなく、毎回炊飯する手間を軽減できるのがメリットです。電子レンジで加熱するだけで美味しいご飯を食べられるので、忙しい日の夕食用としてはもちろん、朝食用やお弁当用としても活躍します。

ご飯の味が落ちるのは、でんぷんの老化が原因。炊飯器の保温や冷蔵庫で保存しても約1日で老化してしまい、パサパサした食感になります。冷凍保存なら老化を防ぎやすいので、約1週間程度美味しい状態をキープしやすいのがポイントです。

各メーカーでは、さまざまな容量・構造のご飯冷凍容器を展開。ご飯をムラなくふっくらと解凍できるなど、製品ごとに特徴が異なります。

ご飯を美味しい状態で冷凍・解凍するには小分け保存するのがおすすめ。1回分の食事でどれくらいのご飯が必要なのかを踏まえて、ライフスタイルに合ったご飯冷凍容器を選んでみてください。

ご飯冷凍容器の選び方

保存しやすい形状で選ぶ

一人暮らしにおすすめの「丸型」

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一人暮らしの方には、手軽に使用できる丸型のご飯冷凍容器がおすすめです。電子レンジで解凍したら、そのままポンとお茶碗に移し替えられるのがメリット。手に収まりやすいので、容器のままご飯を食べられるのも便利です。洗い物の量も減らせます。

洗いやすいのも丸型ご飯冷凍容器の魅力。底が丸く角もないので、すみずみまでスムーズに手洗いできます。

一度に多くのご飯を保存しやすい「四角型」

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一度に多くのご飯を保存したい方には、四角型のご飯冷凍容器がおすすめです。四方に角がありデッドスペースも少ないので、食品をすき間なく保存しやすいのが魅力。容量が多いモノも豊富なので、冷凍ご飯をストックしておきたいときなどにぴったりです。

また、底がフラットなため、ご飯だけでなくおかずなどの保存用としても使用可能。そのままお弁当箱として使用したい方にも向いています。入れる食材に応じてフタのセット方法を変えられるモデルもあるので、ご飯以外の食材も保存したい方はチェックしてみてください。

なかには、薄型タイプも展開。省スペースで保存できるので、冷凍庫のスペースを有効活用できます。

容量をチェック

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一度に解凍したいご飯の量を踏まえて、自分に合った容量のモデルを選びましょう。ご飯冷凍容器といっても、小さめから大きめまで容量はさまざま。一度解凍したご飯を再解凍すると味・食感が落ちるので、一度に必要な量だけあたためるのが鉄則です。

子どものご飯を解凍したい方や小食の方は、容量130ml前後の小さめタイプがおすすめ。一膳分のご飯をあたためたい方には、容量250ml前後のモデルが適しています。大盛りご飯を食べたい方は300ml前後、数名分のご飯を用意したい方は約350ml以上の容器を選んでみてください。

内部の構造をチェック

ふっくら仕上げたいなら「ザル型」

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ご飯をふっくらと仕上げたいなら、すのこパーツやザルなどを搭載したザル型構造がおすすめです。加熱時に生じた水分が、すのこやザルのすき間から落ちるのが特徴。余分な水分が落ちやすく、ご飯がベタつきにくいのがメリットです。また、蒸気が循環しやすく炊き立てのように美味しく仕上がるのも魅力です。

ザル型タイプのなかには、シューマイや蒸し野菜を調理できるモデルも。蒸し料理が好きな方は、蒸し器も併用できるご飯冷凍容器もチェックしてみてください。

ムラなく熱が通る「凸型」

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ご飯をムラなくあたためたい方は、底面中央が盛り上がっている凸型構造がおすすめです。熱を受ける面積が広いため、熱伝導率が高まり加熱ムラを防いで均一にあたためられます。ご飯の一部だけ冷たくて、あたため直さなければならない手間を軽減できるのもメリットです。

凸型構造のご飯冷凍容器は、見た目と容量に差があるのも特徴。小さめから大きめまでさまざまなので、きちんと容量を確認して選ぶことも大切です。

素材をチェック

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耐熱温度や重量が変わるため、事前に素材もきちんとチェックしましょう。ご飯冷凍容器の多くは、ポリプロピレン製を採用。軽量で扱いやすく、比較的リーズナブルな価格で購入できるのがメリットです。耐冷温度マイナス20℃から耐熱温度140℃のモデルや、冷凍庫と電子レンジで使用できるモデルが多くラインナップしています。

ご飯冷凍容器のなかには、耐熱ガラス製のタイプも。多くはオーブンに対応しており、グラタンなども調理できます。変色やにおい移りしにくいので、ご飯以外の保存をしたいときにもおすすめです。

お手入れのしやすさをチェック

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ご飯冷凍容器を使う頻度が多い方は、お手入れのしやすさもチェックしましょう。凹凸のない丸型タイプは、角がないため洗いやすいのがメリット。四角型でも底がフラットなタイプや角に丸みがあるモデルなら、スムーズに手洗いできます。お手入れのしやすさを重視する方にぴったりです。

フタに注目するのもポイント。フタの溝にはご飯粒や汚れが詰まりやすいため、溝がないモノだとスムーズにお手入れできます。ラクにお手入れしたい方は、食洗機対応のご飯冷凍容器を選ぶのもおすすめ。簡単に洗浄でき、清潔な状態をキープできます。

ご飯冷凍容器のおすすめメーカー

ニトリ(NITORI)

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ニトリは、1967年創業のホームファニシング事業を展開するメーカーです。「住まいの豊かさ」を実現するため、ビジネスモデル「製造物流IT小売業」を確立。中間コストを削減して、気軽に買える価格設定と高品質・高機能を両立させています。

ニトリのご飯冷凍容器は、シンプルな設計とコスパのよさが魅力。消費者目線に立った使いやすいモデルを展開しています。ご飯冷凍容器以外にも家庭で使えるキッチン用品を数多く販売しているので、一式そろえるのもおすすめです。

マーナ(MARNA)

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マーナは、1872年に創業された老舗の生活雑貨メーカーです。「暮らしを、いいほうへ」を掲げ、アイデアに思いを込めた心弾む製品を展開しています。

マーナのご飯冷凍容器は、白を基調とする清潔感のある外観が魅力。人気シリーズ「極」は、角のないデザインが特徴です。すのこパーツが付属しており、ご飯のベタつきを抑えてふっくらとあたためられます。小さめから大盛りまで展開しているので、求める容量に合ったタイプを選んでみてください。

クレハ(KUREHA)

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クレハは、1944年創業の機能・化学・樹脂製品のメーカーです。「視野は広く、専門性は高く」を掲げ、さまざまな分野の製品を独自開発しています。樹脂製品事業にも注力しており、家庭用ラップやキッチン消耗品を数多く販売しているのも特徴です。

クレハのご飯冷凍容器は、キッチン用品シリーズ「キチントさん」で展開。凸型構造で、ご飯をムラなくあたためられるのがメリットです。丸型タイプのため、加熱したらお茶碗にポンと移し替えられるのも便利。小盛りから大盛りまであるので、食べる量に合ったモデルを選んでみてください。

ご飯冷凍容器のおすすめ

クレハ(KUREHA) キチントさん ごはん冷凍保存容器 250m

クレハ(KUREHA) キチントさん ごはん冷凍保存容器 250m

凸型構造によりご飯をムラなく加熱しやすいご飯冷凍容器です。容量は、ご飯約一膳分を入れられる250ml。スタッキングできるので、数個ストックしてもすっきりと収納できます。食洗機に対応しており、ラクにお手入れできるのもメリットです。

一膳分の目安加熱時間は、500Wで約3分~3分30秒。蒸気弁を空ければ、フタをしたまま電子レンジで加熱できます。丸型形状の容器を採用しており、加熱後にお茶碗へご飯をポンと移し替えできるので便利です。

エビス(Ebisu) 絶品ごはん保存

エビス(Ebisu) 絶品ごはん保存

2重構造を採用した製品です。ご飯を1粒ずつ美味しく仕上げられるのが特徴。水分を含んだ蒸気が容器のすき間を循環するため、ご飯全体をふっくらとあたためられます。フタ裏には突起を搭載。突起から水滴が落ちるので、ご飯にまんべんなく水分を行きわたらせられるのも魅力です。

凸型構造も採用。熱を受ける面積が広いため、ご飯のムラを軽減し均一に加熱できます。容量は250ml。容器1杯分の加熱時間は、500Wで約4分が目安です。熱を外気に伝えにくいので、あら熱を取らずに炊き立てのまま冷凍保存できます。

スケーター(Skater) お茶碗型 薄肉ごはん保存容器

スケーター(Skater) お茶碗型 薄肉ごはん保存容器

キャラクターをデザインした、かわいいご飯保存容器です。本体とザルの2重構造を採用。加熱時に蒸気が容器内を循環するので、ご飯をふっくらとあたためられます。

フタには、蒸気で自動的に開くエアーバルブを搭載。容器に重ねるザルはスリット入りで水分を逃しやすく、お米のベタつきを防止します。

容量はお茶碗約1杯分の270ml。容器1杯分の目安加熱時間は500Wで約4分です。お椀型のため、加熱後はそのままお茶碗にしてご飯を食べられます。食洗機対応でお手入れも簡単。そのほか、さまざまなキャラクターをデザインしたモデルも展開しており、子ども用のご飯冷凍容器としてもおすすめです。

イノマタ化学 楽ちんパック ごはん一膳用 1832

イノマタ化学 楽ちんパック ごはん一膳用 1832

大阪で創業したプラスチックメーカーが製造する日本製の容器です。洗いやすさを追求しているのが特徴。フタ・本体のフチがフラットで溝がないため、スポンジだけで簡単に手洗いできます。容量は270ml。フタを閉めたまま電子レンジで加熱できる手軽さも魅力です。

サイズは約11×11.6×6.3cm。ご飯はもちろん、常備菜の保存容器としてもおすすめです。日本製のシンプルな容器を探している方は、チェックしてみてください。

マーナ(MARNA) 極 冷凍ごはん容器 K748W

マーナ(MARNA) 極 冷凍ごはん容器 K748W

全国米穀販売事業共済協同組合のお米マイスターと共同企画したご飯冷凍容器です。炊き立てご飯のような美味しさを再現したいと開発。形状にこだわっており、冷凍ご飯をふっくらとムラなくあたためられます。

お茶碗一膳分の約180gを冷凍可能。一膳分の電子レンジ加熱時間は、500Wで約3分30秒が目安です。フタをしたまま加熱できるため、忙しい朝の手間を軽減可能。すのこパーツが付属しており、余分な水分を落としながら解凍するので、ご飯のベタつきを軽減できます。

角や凹みがないシンプルなデザインで、お手入れしやすいのもメリット。すのこパーツを取り外して洗えるため、衛生的に保てます。重ねて収納できるので、保管時にかさばりにくいのも嬉しいポイントです。

二トムズ ごはん冷凍パックL M2530

二トムズ ごはん冷凍パックL M2530

2WAYで使えるご飯冷凍容器です。容量はお茶碗大盛り一膳分の約300ml。容器1杯分の目安加熱時間は500Wで約4分30秒です。フタを閉じたまま電子レンジで加熱できるため、冷凍庫から取り出したらすぐにあたためられます。

フタの両面を使えるのもポイント。フタを逆さにすれば、ランチパックとして使用可能です。入り数は1袋3枚。積み重ねられるため、収納時にかさばりにくいのもメリット。1つはご飯用、もう1つはおかず用としてお弁当箱のように使うのもおすすめです。

旭化成ホームプロダクツ ジップロック ごはん保存容器 一膳用

旭化成ホームプロダクツ ジップロック ごはん保存容器 一膳用

冷凍保存に対応するご飯保存容器です。容器側面に搭載した溝がポイント。電子レンジで加熱するとスチームが溝を通り抜けるため、ご飯をふっくらと解凍できます。容器の底面内部にはエンボス加工を採用。加熱時に生じる水滴が溜まるので、ご飯がベタつきにくいのも特徴です。

容量は290ml。縦117×横156×高さ37mmの薄型のため、省スペースで保存可能です。2個入り・5個入りの2種類を展開しています。

MIクリエーションズ 便利な一人分冷凍パック

MIクリエーションズ 便利な一人分冷凍パック

各所に工夫が加えられた冷凍容器です。容量はお茶碗1杯分の約200ml。容器内面には、ご飯をくっつきにくくする特殊加工が施されています。フタは両面使える構造で、お惣菜やカットフルーツも冷凍可能。凸の面を下にしてフタを閉めれば、お惣菜などのつぶれを防止できます。

容器は積み重ねて冷凍庫内ですっきりと保存可能。未使用時はスタッキングして、コンパクトに収納できます。ご飯だけでなく、さまざまな食材を冷凍保存したい方におすすめです。

伊原企販 SUMINO ふっくら仕上がる冷凍ご飯パック SN-103

伊原企販 SUMINO ふっくら仕上がる冷凍ご飯パック SN-103

ポリプロピレン製のシンプルなご飯冷凍容器です。ザル型構造を採用。電子レンジで解凍すると、スチームの働きでご飯をふっくらとあたためられます。サイズは約131×145×42mm。薄型タイプで冷凍庫内に保存しやすく、未使用時も省スペースで収納できます。

容量は270ml。約150gのご飯をふんわりと入れられる大きさです。ご飯はもちろん、おかずの保存容器としても使用できます。蒸し器のように使用して、シューマイや蒸し野菜を調理するのもおすすめです。

ナカヤ化学 ふっくらパックA

ナカヤ化学 ふっくらパックA

100%国内製造にこだわった日本製の製品です。ザル型構造を採用。少量の水を加えて加熱すると、ご飯をよりふっくらとあたためられます。

容量は340mlで、サイズは約155×131×39mm。薄型タイプでかさばりにくいだけでなく、スピーディーに解凍できるのがメリットです。500Wで加熱すると、約150gのご飯を約3分であたためられます。

比較的リーズナブルな価格設定も魅力。一人暮らしの方にもおすすめです。

イワキ(iwaki) パックぼうる

イワキ(iwaki) パックぼうる

耐熱ガラス製でご飯の冷凍にも使える製品です。変色やにおい移りが少なく、カレーなどの保存容器としても使用できます。透明で中身がはっきりと見えるので、何を冷凍しているのかすぐに分かるのもポイント。高級感があり、そのままテーブルに置いてもおしゃれに決まります。

容量は400ml。食洗機はもちろん、オーブンで使用できるのも便利です。シンプルな構造で、洗いやすいのもメリット。そのほか、180ml・800ml・1300mlのモデルも展開しています。数種類そろえて保存容器を統一するのもおすすめです。

ニトリ(NITORI) ごはん保存容器エアータイト

凸型構造を採用したご飯保存容器です。スピード加熱により、ご飯を均等にあたためられます。丸型タイプで、加熱後はそのままポンとお茶碗に移せるのも便利。フタごと電子レンジであたためられる手軽さも魅力です。

冷凍できるご飯の目安は、お茶碗約1膳分の150~180g。食洗機に対応しており、ラクにお手入れできるのもメリットです。入り数は5パック。数日分のご飯を冷凍したい、一人暮らしの方にもおすすめです。