一人暮らしや子供部屋などへの設置におすすめの「中型テレビ」。画面が大きすぎず、画面と近い距離でもテレビ番組や動画などを視聴しやすいのが特徴です。とはいえ、各メーカーからさまざまな種類がラインナップされているため、どれを購入すべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの中型テレビをピックアップ。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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中型テレビのサイズの目安
一人暮らしにぴったりの32インチ以下
中型テレビを選ぶ際は、まず画面サイズをチェック。画面サイズを選ぶ際は、快適に迫力ある映像を楽しめる「適正視聴距離」を考慮しましょう。適正視聴距離は、フルHDテレビの場合は画面の高さの約3倍、4Kテレビの場合は画面の高さの約1.5倍が目安です。
一人暮らしなど6畳以下の広さであれば、32インチ以下のモデルがおすすめ。4Kテレビを選ぶ際は40インチ以上でも問題ありませんが、圧迫感が気になる方は、小さめのモデルを選びましょう。
画面の周りにある縁が狭めのモデルなら、32インチ以下でも全体的なサイズ感を抑えつつ、大画面で迫力ある映像を楽しめます。
家族とリビングで観るなら40インチ以上
リビングなど8畳程度の広い部屋に設置予定の方は、40インチ以上のモデルをチェック。40インチ以上であれば、迫力ある映像が楽しめるだけでなく、家族や友人など複数人での視聴にもおすすめです。
フルHDテレビであれば、43〜49インチが目安。一方、4Kテレビの場合は、適正視聴距離的には55インチ程度までは問題ありませんが、画面が大きく圧迫感があるため注意しましょう。4Kテレビでも50インチ以下のモデルは多数存在するので、圧迫感が気になる方はチェックしてみてください。
中型テレビのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
ソニーは、東京都港区に本社を置く総合電機メーカーです。ヘッドホンやイヤホンなどのオーディオ機器をはじめ、テレビやカメラ、ゲーム機、スマホなど幅広い分野の製品を展開。世界でもトップクラスの技術力を有しており、高性能なモデルを多数手掛けています。
中型テレビに関しては、「ブラビア(BRAVIA)」シリーズをラインナップ。32インチのフルHDテレビをはじめ、40インチ以上の4Kテレビまで幅広い種類が存在します。さまざまなネット動画を視聴できる「Android TV」を搭載したモデルも豊富。高精細かつ高コントラストな映像を楽しめる有機ELテレビも人気です。
東芝(TOSHIBA)
東芝は、東京都港区に本社を置く総合電機メーカーです。2017年に事業ごとに分社化し、テレビやレコーダー関係は「レグザ(REGZA)」を展開。ほかにも、子会社が冷蔵庫や掃除機、洗濯機などさまざまな家電製品を販売しています。
中型テレビに関しては、フルHDテレビから4Kテレビまでさまざまな種類を展開。最大6チャンネル分の番組をまとめて録画できる独自の「タイムシフトマシン」を搭載したモデルも人気です。迫力あるサウンドを楽しめる「レグザパワーオーディオ」を搭載したモデルも存在します。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、東京都港区に本社を置く大手電機メーカーです。生活家電・空調家電・キッチン家電・カメラ・美容家電な、さまざまなジャンルの製品をラインナップ。メーカーの独自機能を搭載した製品が多いのも特徴です。
中型テレビに関しては、「ビエラ(VIERA)」シリーズを展開。ハイビジョンテレビや4K液晶テレビ、4K有機ELテレビなどさまざまな種類が揃っています。録画やBlu-rayの再生などができるレコーダー内蔵モデルも人気です。
シャープ(SHARP)
シャープは、大阪府堺市に本社を置く日本の電気メーカー。台湾の「フォックスコングループ」の子会社でもあります。テレビはもちろん、空調家電・キッチン家電・生活家電・美容家電など幅広い製品を展開。世界で初めて8K液晶テレビを発売したことでも有名です。
中型テレビに関しては、「アクオス(AQUOS)」シリーズをラインナップ。32インチの液晶テレビや42インチの有機ELテレビなど、さまざまな種類を展開しています。
また、豊富な動画配信サービスを利用できる「Android TV」を搭載したモデルもラインナップ。音抜けがよく聞き取りやすいサウンドを実現する独自の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」を備えたモデルも人気です。
中型テレビのおすすめモデル|32インチ以下
ソニー(SONY) BRAVIA ハイビジョン液晶テレビ W500Eシリーズ KJ-32W500E
高画質かつ機能性に優れた中型テレビです。地デジ放送などを自然かつ精細感のある映像で楽しめる高画質技術「クリアレゾリューションエンハンサー」を搭載。奥行きのある表現で映像を楽しみたい方におすすめです。
外付けHDDを取り付けることで番組録画にも対応。番組を視聴しながら裏番組の録画も可能です。また、1.3倍の早さで録画番組を再生できる「早見再生」に対応しているのも魅力。時間がないときでも、短時間で録画番組を視聴できます。
ニュースや映画のセリフなどが聞き取りやすくなる「クリアボイス」を備えている点もメリット。オンタイマー・スリープタイマー・無操作電源オフなど、消費電力を抑えられる機能なども搭載しています。
東芝(TOSHIBA) ハイビジョン液晶レグザ 32V34
豊富な映像処理により高画質映像を楽しめる「レグザエンジン Power Drive」を搭載した中型テレビ。操作性に優れているため、機械の操作が苦手な方にもおすすめです。
NetflixやHuluなど、さまざまな動画配信サービスに対応しているのも魅力のひとつ。リモコンにはネット動画ダイレクトボタンを配置しているので、観たい動画配信サービスにすぐにアクセスできます。
家庭用テレビゲーム機などを素早いレスポンスと高精細なグラフィックでプレイできる、「瞬速ゲームモード」を備えている点もメリット。機能性の優れた中型テレビを探している方にもおすすめです。
東芝(TOSHIBA) ハイビジョン液晶レグザ 32V35N
テレビ番組以外のコンテンツも快適に楽しめる、おすすめの中型テレビ。NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなど定番の動画配信サービスに対応しています。一部のサービスは、リモコンからダイレクトに起動可能です。
録画した番組を出演タレントやジャンルで自動的に分類できる、独自の「ざんまいスマートアクセス」にも対応しています。よく見る番組をAIが学習しておすすめする機能も搭載されており、好みのジャンルの番組を見つけやすい設計です。
遅延を抑えてゲームをプレイできるようにする「瞬速ゲームモード」も搭載されています。一般的な家庭用ゲーム機に対応しており、高画質で迫力のある映像でゲームをプレイ可能。格闘ゲームのような瞬間的な判断が必要なゲームも快適に楽しめます。
パナソニック(Panasonic) ハイビジョンビエラ J300シリーズ TH-32J300
2チューナーを内蔵しており、裏番組の録画ができる中型テレビです。地デジなど、さまざまな映像を色鮮やかに再現できる「あざやか色再現回路」を備えているのが特徴。明るい環境で細部まで美しい映像を楽しみたい方におすすめです。
HDMIケーブル1本でホームシアターと接続できる「ARC」に対応しているのも魅力のひとつ。また、イヤホン端子を備えており、イヤホンやスピーカーで音を聞ける点もメリットです。加えて、就寝時の消し忘れや目覚まし代わりとして使えるオンタイマー・オフタイマーなどの便利機能も備えています。
シャープ(SHARP) AQUOS デジタルハイビジョン液晶テレビ 2T-C32EF1
HDRに対応した中型テレビです。画面全体を均一に明るく照らせる、直下型LEDバックライトを採用しているのが特徴。色鮮やかかつクリアな映像を再現できます。
NetflixやHulu、YouTubeなど豊富な動画配信サービスを利用できるのも魅力。リモコンには8つのアプリダイレクトボタンを備えているので、観たい動画配信サービスにも手軽にアクセスできます。
映画などを迫力あるサウンドで楽しめる「Dolby Audio」に対応している点もメリット。映画やアニメ好きの方におすすめの製品です。
シャープ(SHARP) AQUOS 液晶テレビ 2T-C32DE
色鮮やかで高画質な映像を楽しめる「直下型LEDバックライト」を搭載した中型テレビです。スピーカーの開口部に音を前面に届けるリフレクター構造を採用。リモコンにあるくっきりボタンを押すことで、音の抜けがよく聞き取りやすい音声を再生できます。
デジタル2チューナーを内蔵しているため、番組を視聴しながら裏番組を録画できるのも魅力。リモコンには録画ボタンを備えており、操作のしやすい製品を探している方にもおすすめです。
USB端子を2系統搭載し、外付けHDDやBluetooth送信機、ストリーミングデバイスなどを接続可能。HDMI入力端子も2系統備えているので、ブルーレイレコーダーや家庭用ゲーム機なども利用できます。
ハイセンス(HISENSE) 液晶テレビ 32A4N
スタイリッシュで高画質なおすすめの中型テレビ。画面に低反射パネルが採用されており、日光や照明による映り込みが少なく快適にコンテンツを楽しめます。視野角の広いADSパネルの採用により、斜めからでも高画質な点も魅力です。
市販の外付けHDDに対応しているため、大量の番組を録画してあとから視聴できます。また、チューナーが2基内蔵されており番組を視聴中に別の番組を録画する裏番組録画にも対応。連続ドラマを1度の予約で最終回まで自動で録画する機能も搭載されています。
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスにも対応。一部サービスはリモコンにダイレクトボタンが用意されており、素早く起動できます。さらに、スマホとワイヤレスで連携し、画面をシェアする機能も利用可能です。
中型テレビのおすすめモデル|40インチ
オリオン電機 チューナーレス スマートテレビ SAFH401
チューナーを内蔵せず、ネット動画などを視聴するのに特化した中型テレビです。テレビを操作したり、声で番組を探したりできる「Googleアシスタント」を搭載しているのが特徴。NetflixやYouTubeなど、アプリを瞬時に起動できるダイレクトボタンをリモコンに備えています。
4K解像度に対応しているため、美しい映像でコンテンツを視聴できるのも魅力。また、スマホで視聴していた動画やゲームなどをテレビの大画面に映し出せる「Chromecast built-in」も備えています。
Bluetooth接続にも対応しており、ワイヤレスヘッドホンやスピーカーなどから音声を出力できる点もおすすめのポイント。そのほか、立体的で臨場感あふれるサウンドを楽しめる「Dolby Atmos」にも対応しています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Fiona フルハイビジョンテレビ 40FB10PB
高画質ながら比較的リーズナブルに購入できる、コスパに優れた中型テレビです。独自のチューニングを施しており、豊かで繊細な色彩を再現できるのが特徴。明暗部のコントラストを忠実に再現できるVAパネルも採用しています。
さらに、鮮やかかつメリハリのある映像を表現できる直下型LEDバックライトを備えているのも魅力。外付けHDDを取り付けることで、レコーダーなしで録画もできます。また、チューナーを2基搭載しているので、裏番組の録画も可能です。
一人暮らしや2台目の購入などで、できるだけコストを抑えたい方はチェックしてみてください。
山善(YAMAZEN) 液晶テレビ QRTN-40W2K
コスパのよい中型テレビを探している方におすすめのモデル。LED直下型のバックライトを搭載しており、ムラの少ない明るい映像を楽しめます。パネルにはコントラスト比の高いVAパネルを採用。自然で鮮やかな映像を再現できます。
録画に対応しているほか、地デジ・BS・100°CSのチューナーを2基内蔵しているため、裏番組録画も可能です。スポーツをリアルタイムで観戦しながら、気になるドラマやアニメなどはあとからじっくりと視聴して楽しめます。
応答速度に優れており、動きの速いシーンを滑らかに表示しやすい点も魅力です。テレビ番組の視聴だけではなく、ゲームやパソコン作業の際の大型モニターとしても使用できるので、幅広いシーンで活用できます。
マクスゼン(maxzen) Googleテレビ MV40CH06
低価格ながら幅広いコンテンツを楽しめる、おすすめの中型テレビ。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを利用できるのはもちろん、Google Playから任意のアプリをインストールできるので、映画や音楽なども自由に楽しめます。
Chromecast機能が内蔵されている点も特徴のひとつ。スマホで表示している画面をテレビにワイヤレスでミラーリングできるため、動画やゲームなどを大画面で楽しめます。Dolby Audioにも対応しており、迫力のあるサウンドも体験可能です。
別途外付けのHDDを用意して接続すれば、テレビ番組の録画もできます。2基のチューナーを内蔵しているので、テレビ番組を視聴しながら別の番組を同時に録画可能。見たい番組が被っても片方をあとから楽しめます。
ティーシーエル(TCL) FHDスマートテレビ 40S5200B
画面全体を明るく高画質に表現できる、直下型LEDバックライトを採用した中型テレビです。エリアを細かく分析して明暗部をくっきりと分けられる「マイクロディミング機能」を搭載しているのも特徴。奥行き感のあるリアルな映像を楽しめます。
また、高コントラストかつ自然でリアルな映像を楽しめるHDR10・HLGに対応しているのも魅力のひとつ。加えて、リモコンに話しかけるだけで視聴したいコンテンツを簡単に検索できる「Googleアシスタント」も備えています。
さらに、スマホで視聴している映像をテレビの大画面に映し出せる「クロームキャスト機能」も内蔵。加えて、迫力あるサウンドで映画やゲームなどを楽しめる「Dolby Audio」にも対応しています。低価格で高機能な製品を探している方におすすめの中型テレビです。
ティーシーエル(TCL) テレビ 40S5400
高画質かつ高音質な、おすすめの中型テレビ。高画質な映像エンジンを搭載しており、高精細かつ鮮やかな映像を描写できます。HDRにも対応しているので、黒潰れや白飛びを抑えてコントラストの高い迫力のある映像を体験可能です。
Google TVが搭載されているため、YouTubeやDisney+、Netflixといった動画配信サービスを利用できます。Googleアシスタントにも対応。リモコンのボタンを押して話しかけるとハンズフリーで見たい動画を検索できます。
HDDを接続すれば、裏番組録画も可能です。また、Wi-FiやBluetoothなどのワイヤレス規格にも対応しており、単独でネットに接続したりほかの機器とワイヤレスで連携したりなど、さまざまな使い方ができます。
中型テレビのおすすめモデル|43インチ以上
パナソニック(Panasonic) ビエラ 4K液晶テレビ TH-43GR770
本体に4Kレコーダー機能を搭載した43インチの中型テレビです。ハードディスクは2TB内蔵し、地デジ放送や4K番組などをテレビ単体でたっぷりと録画可能。Ultra HD ブルーレイの再生にも対応しています。
また、4Kチューナーを2基搭載しており、裏の4K番組を録画できるのも魅力。4Kの高輝度なIPS液晶パネルを採用しているので、広視野角で斜めからでも見やすい仕様です。
さらに、迫力ある低音と臨場感あふれるサウンドが楽しめる「ダイナミックサウンドシステム」を備えている点もメリット。多機能なモデルを探している方におすすめです。
シャープ(SHARP) AQUOS OLED 4K有機ELテレビ 4T-C48EQ2
色彩・明暗・精細感などをコンテンツに合わせて自動で調節できる「Medalist S3」を搭載した中型テレビです。独自の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を備えており、音抜けがよいサウンドを実現。音声が聞き取りやすいのも特徴です。
さまざまな動画配信サービスを利用できる「Google TV」を内蔵している点もメリット。リモコンにはアプリダイレクトボタンを備えているので、観たい動画配信サービスを瞬時に起動できます。
そのほか、省スペースに設置できる「回転式スタンド」を採用しているのもおすすめポイントです。
シャープ(SHARP) 4K液晶テレビ 4T-C43FN2
4K画質に対応するおすすめの中型テレビ。「N-Blackパネル」と呼ばれる独自の低反射パネルを採用しているので、明るい環境でも映り込みを抑えて映像を楽しめます。HDRにも対応しており、高コントラスな映像を再現できる点も特徴です。
Google TVが内蔵されているため、動画配信サービスを利用したりゲームをプレイしたりできます。リモコンの上段には、一部の動画配信サービスを直接起動するダイレクトボタンも搭載されており、見たい動画にスムーズにアクセス可能です。
高品質なスピーカーシステムが内蔵されているほか、Dolby Atmosにも対応しているので、立体的で迫力のあるサウンドも体験できます。音楽番組やライブ映像の視聴に適した、音楽ライブモードの搭載も魅力です。
ソニー(SONY) BRAVIA 4K有機ELテレビ XRJ-48A90K
高画質・高音質を実現できる認知特性プロセッサー「XR」を搭載した中型テレビ。高コントラストで美しい色彩を表現できる有機ELパネルを採用しているのも特徴です。
画面を振動させて映像と音の一体感を実現する独自の「Acoustic Surface Audio+」を搭載しているのも魅力。映画館で感じるような臨場感を楽しめます。
豊富なネット動画を視聴できる「Google TV」を備えている点もメリット。また、PS5との独自の連携機能を搭載しているので、高画質・高音質でゲームの世界に没入できます。
ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 43U7H
4K映像を高速処理する「NEOエンジン Pro」を搭載した中型テレビ。地デジ放送や4K放送、ネット動画、ゲームなども高画質で楽しめるのが特徴。高性能倍速パネルを採用しており、スポーツ番組などの動きの速い映像もなめらかに表現できます。
ネット動画を高コントラストと自然な色彩で表現できる「AIネット映像高画質処理」を備えているのも魅力。部屋の照明や太陽光の当たり方などに合わせて、自動で適切な画質を実現できる「AIオート画質調整」も採用しています。
また、音に包まれるサウンドを楽しめる「Dolby Atmos」に対応している点もメリット。格闘ゲームやFPSなどを快適に楽しめるゲーム機能も備えているので、高画質で快適にゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
ハイセンス(HISENSE) 4K液晶テレビ 43E7H
多機能で便利なおすすめの中型テレビ。フレーム補完により最大120Hzの映像を描写できるので、動きの速いレースやスポーツなどの映像も滑らかに表現できます。また、周囲の明るさに合わせてAIが自動的に画質を調節できる点も特徴です。
さまざなネット動画を視聴できるのはもちろん、スマホとワイヤレスで連携してスマホの画面をテレビにシェアできます。さらに、Bluetoothにも対応しており、ワイヤレスのヘッドホンやイヤホンなどで音声を聞けるのも魅力です。
外付けのHDDを用意すれば裏番組録画も行えます。録画した番組も管理しやすく、チャプター機能も利用可能です。
ティーシーエル(TCL) 液晶テレビ 43C646
量子ドットを採用した高画質なおすすめの中型テレビ。4K解像度に対応しており、高精細で美しい映像を楽しめます。音質にこだわれている点も特徴。Dolby Atmosに対応しているので、自宅でも立体的なサウンドを体験できます。
Google TVが搭載されているため、普段使用している動画や音楽の配信サービスのアプリをインストールして使用可能です。Googleアシスタントにも対応しており、話しかけるだけで動画を検索できます。
チューナーが2基搭載されているので、4K放送も含めて裏番組録画が可能。スポーツをリアルタイムで視聴しながら連続ドラマの見逃しも防止できます。
中型テレビの選び方
目的に合った解像度を選ぶ
地デジ放送しか観ない場合は「フルHD」
テレビを選ぶ際は、解像度にも注目。解像度とは、テレビの画質を表すモノで、解像度が高いほど、細かく精細な映像を映し出せます。中型テレビの場合は、「フルHD」と「4K」が主流です。
基本的に地デジ放送しか視聴しない方は、フルHD解像度のテレビがおすすめ。フルHDは1920×1080の総画素数で表される、40インチ以下のテレビの一般的な解像度です。4K解像度に比べて画質は劣りますが、安い価格で購入できるので、コスパを重視している方にぴったり。一人暮らしで予算を抑えたい方もチェックしてみてください。
キレイな映像を楽しみたい場合は「4K」
ネット動画などをきれいな映像で楽しみたい方は、4K解像度のテレビがおすすめ。4Kは、3840×2160の総画素数で表され、フルHDの約4倍の解像度を有しています。
そのため、フルHDよりも精細感や立体感などを表現でき、きれいな映像を楽しめるのが特徴。また、4K放送を視聴する場合は、4Kテレビが必須です。
NetflixやUltra Blu-rayなどの4Kコンテンツを再生できるのも魅力。PS4 ProやPS5などのゲーム機でも、高精細な映像で4K対応ゲームをプレイ可能です。
40インチ以下のモデルはほとんどありませんが、43インチや48インチなどのモデルがラインアップ。フルHDテレビより価格は高めですが、画質にこだわりたい方は4Kテレビを選んでみてください。
パネル方式をチェック
快適にテレビを視聴したい方は、パネル方式もチェック。中型テレビの液晶パネルには、大きく分けて「IPS方式」と「VA方式」の2種類が存在します。
IPS方式は、視野角が広く、どの角度から観ても輝度や色の変化が少ないのが特徴。そのため、家族や友人など複数人で視聴するシーンに適しています。ただし、VA方式に比べて正面からのコントラスト比や輝度、応答速度が遅めな点は留意しておきましょう。
VA方式は、コントラスト性能に優れているのが特徴。微妙な明暗部まで表現できるため、暗めなシーンが多いコンテンツも快適に視聴できます。一方、視野角が狭めで、斜めから見ると暗く、色合いが変化してしまう点には注意しましょう。
利用するシーンや観たいコンテンツのジャンルなどを考慮して選んでみてください。
チューナー数をチェック
テレビ番組をよく視聴する方は、チューナー数にも注目。チューナーとは、テレビを視聴するために必要なモノのことで、チューナーがないとアンテナから受信した電波を映像として映し出せません。
基本的にテレビ番組を視聴するだけなら、チューナーがひとつあれば十分。しかし、テレビ番組を視聴しながら裏でテレビ番組を録画したい場合は、別途チューナーが必要です。
裏番組を録画する予定の方は、チューナーを最低でも2つ以上、2番組以上同時録画したい方は3チューナー以上搭載したモデルを選んでみてください。4K放送を視聴・録画するためには、別途4Kチューナーが必要な点も留意しておきましょう。
搭載機能をチェック
録画機能があればテレビ番組を後から視聴可能
テレビ番組をあとから見返したい方は、録画機能もチェックしましょう。基本的にテレビは、外付けHDDを使用した録画に対応。外付けHDDを使うメリットは、容量が多くなっても、また別の外付けHDDに交換すれば、お気に入りの番組を消す必要がない点です。
なかには、テレビ本体にHDDを内蔵したモデルも存在します。別途外付けHDDを用意する必要がないだけでなく、USBポートやHDMIポートを圧迫しないのがメリットです。テレビ1台で手軽に番組の録画・再生をこなせます。
お気に入りのジャンルや芸能人などをキーワードとして入力するだけで、該当番組を自動で録画してくれる機能もあると便利。東芝の展開しているテレビには、最大6チャンネル分の番組をまとめて録画できる「タイムシフトマシン」を搭載したモデルもあるので、録画機能にこだわりたい方はチェックしてみてください。
YouTubeやNetflixを観るならAndroid TV搭載モデルを
中型テレビでさまざまなネット動画を視聴したい方は、「Android TV」を搭載したモデルがおすすめ。Android TVとは、Googleの開発したスマホやタブレット向けのOSをテレビに搭載したモノのことで、YouTubeやNetflixなどのアプリをテレビにインストールして利用できます。
Android TVであれば、あとから利用したくなった動画配信サービスもスマホのようにインストールできるので、幅広いジャンルのネット動画を楽しめます。また、音声だけでコンテンツを検索したり、テレビを操作したりできるのも魅力です。
映画鑑賞を楽しみたいならDolby Atmos対応モデルを
迫力あるサウンドで映画鑑賞などを楽しみたい方は、「Dolby Atmos」に対応したモデルがおすすめです。
Dolby Atmosとは立体音響技術のひとつで、前後左右の音声に上方向からの音声を加えた、立体的な音響を実現する技術のこと。音に包まれるような迫力あるサウンドを楽しめるので、映画館やホームシアターまで幅広く採用されています。
また、映像に合わせてリアルな音が表現されるため、まるでその場にいるかのような没入感を楽しめるのも魅力。映像だけでなく、音響までこだわりたい方はチェックしてみてください。
中型テレビは小さすぎず、大きすぎず設置しやすいのが特徴。画質にこだわりたい方は、4K解像度に対応したモデルがおすすめです。さまざまなネット動画を楽しみたい方は、「Android TV」などの有無も確認しましょう。ほかにも、機能や音響、価格などを考慮して、自分に合ったモデルを見つけてみてください。