ゲーミングデバイスメーカーとして有名な「Razer」。操作性はもちろん、耐久性や静音性、コスパに優れたモデルなど、さまざまなゲーミングキーボードを販売しています。クールなデザインが人気ですが、製品ごとに機能や特徴が異なるため、どのモデルを購入すればよいか迷いがちです。
そこで今回は、Razerのキーボードをテンキーレスとフルサイズに分けてご紹介します。選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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Razerのキーボードの魅力とは?
プロeスポーツゲーマーも使用するRazerのキーボード。独自に開発したキースイッチを採用しており、「操作性」「耐久性」「静音性」など、重視したいポイントに合わせて選択できるのが特徴です。
「Razer Chroma」ライティング対応機器であれば、イルミネーションライトの同期が可能なので、見た目にこだわりたい方にはおすすめ。Razerのキーボードやマウス、ヘッドセットなどを揃えればデザインも統一感があり、ゲームへの没入感を高められます。
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Razerのテンキーレスキーボードのおすすめモデル
レイザー(Razer) HUNTSMAN V3 PRO TENKEYLESS US RZ03-04981700-R3M1
入力の高速性に優れたテンキーレスゲーミングキーボードです。「第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ」を搭載。高速連打で高い応答性が得られるラピッドトリガーや、アクチュエーションポイントの調節に対応するので、ハイスピードなFPSプレイにもおすすめです。
「Razer スナップタップ」にも対応。先に押したキーを離すことなく、次に押したキーの入力を優先できるため、高速で小回りの効く操作が可能です。
アルミ製のトッププレートや、ダブルショットPBTキーキャップを採用することで優れた耐久性も実現。長時間のプレイをサポートするマグネット式の硬性レザーレット製リストレストが付属します。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 PRO 75% RZ03-05130100-R3M1
75%レイアウトのワイヤレスゲーミングキーボードです。4000Hzのポーリングレートをワイヤレス接続で実現。キースイッチには「第3世代 RAZER オレンジタクタイルスイッチ」を標準で搭載しています。ホットスワップ可能な設計で、3ピンや5ピンの幅広いキースイッチと交換できます。キーの打鍵感を自分好みに細かくアレンジしたい方におすすめです。
キーボード右上のOLEDディスプレイもポイント。側面の「Razer コマンドダイヤル」を操作することで、Razer Synapseで作成したプロファイルが素早く確認・適用可能です。Nキーロールオーバーやアンチゴーストなどハイレベルなプレイで必須の機能も備えています。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 75% JP RZ03-05001300-R3J1
カスタマイズ性に優れた、高性能なゲーミングキーボードです。サイズはスリムながらも使いやすい75%レイアウトで、本モデルは日本語配列を採用。トップフレームにはアルミニウム合金を採用しており、高級感のある見た目と優れた堅牢性を実現しています。
スイッチはメカニカル式で、独自の「第3世代 RAZER オレンジ タクタイルメカニカルスイッチ」を採用。静音性にも優れているので、タイピング音が気になりにくいモデルを探してる方にもおすすめです。ガスケットマウントや吸音フォームにより、心地のよい打鍵感を味わえるのも魅力のひとつ。加えて、スイッチを気軽に交換できるホットスワップにも対応しています。
本体右上にはメディアの再生/停止や音量調節などの操作ができるマルチファンクションローラーとメディアキーを搭載。接続方法は有線接続で、Nキーロールオーバーとアンチゴースト、最大8000Hzのポーリングレートに対応しています。
レイザー(Razer) HUNTSMAN V3 Pro Mini RZ03-04990100-R3M1
コンパクトな60%レイアウトを採用した、英語配列のゲーミングキーボード。少ないスペースにもすっきりと設置でき、マウスを操作する範囲も広くとれます。スイッチには、独自の「第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ」を採用。高速な入力に対応するラピッドトリガーモードや、アクチュエーションポイントの調節機能に対応しています。
押下圧は40gなので、軽い力でスムーズに入力可能。アクチュエーションポイントとラピッドトリガーの感度は、ソフトを使用することなく調節できるので便利です。また、専用のユーティリティソフト「Razer Synapse」を活用すれば、より詳細なカスタマイズが可能。設定は本体内のオンボードメモリに保存されます。
そのほか、右下の修飾キーはタップすれば矢印キーとして機能。コンパクトながら、使い勝手も考慮されています。接続方法は有線接続に対応。「Razer Chroma RGB」によるイルミネーション機能も搭載しています。
レイザー(Razer) HUNTSMAN MINI JP Linear Optical Switch RZ03-03390800-R3J1
省スペースでセットできるキーボードです。着脱式USB-Cケーブルを採用しているので、携帯性に優れています。ソフトウェア不要で最大5つのキーボードプロファイルを呼び出せるのもおすすめです。
本製品は「Razer Synapse 3」に対応。「Razer Chroma RGB」などのカスタマイズが可能です。さらに、Nキーロールオーバーやアンチゴーストにも対応しており、誤入力を抑えながら素早く入力できます。
レイザー(Razer) Ornata V3 Tenkeyless US RZ03-04880100-R3M1
長時間快適に使用できるエルゴノミクスデザインを採用したゲーミングキーボードです。スイッチには独自の「RAZER メカ・メンブレン スイッチ」を採用しています。本体はスリムで、マグネットで着脱できる専用のリストレストも付属。手首を快適にサポートするので、長時間快適にゲームをプレイできます。
「RAZER CHROMA」に対応したライティング機能も搭載。カラーやパターンを好みに合わせてカスタマイズできます。そのほか、本体右上には再生・停止や音量調節などの操作ができるメディアキーを搭載。専用のユーティリティソフト「Razer Synapse」でのカスタマイズにも対応しています。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V3 MINI HYPERSPEED JP Yellow Switch RZ03-03891000-R3J1
省スペース性と機能性を兼ね備えたキーボードです。ファンクションキーやHomeキーなどを省く一方で、矢印キーを搭載。「Razer Synapse 3」にも対応しており、小さいながらも複雑なカスタマイズができます。
また、2.4Ghzの安定したワイヤレス接続に対応しているのもポイント。Bluetooth接続にも対応しており、3台まで接続してシームレスに切り替えられます。さらに、最大200時間使い続けられるなど、バッテリー持ちも良好です。
キーにはイエロースイッチを採用。軽いタッチで、素早いタイピングをしたい方に向いています。静音性も高いため、オフィスなどで使うのにもおすすめです。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V3 TENKEYLESS JP Green Switch RZ03-03491400-R3J1
打鍵感も味わいながらプレイできるテンキーレスゲーミングキーボードです。爽快感のある打鍵音とクリック考えられる「Razer グリーンメカニカルスイッチ」を採用。最大8000万回の押下にも耐える耐久性も備えているので、FPSなどでキーボードを多用するプレイスタイルにもおすすめです。
Nキーロールオーバーやアンチゴースト機能も搭載。ハイスピードなキー入力も誤認識なくしっかり反映可能です。また、専用ソフト「Razer Synapse 3」にも対応。キーにショートカットやマクロを設定できるため、遊ぶタイトルに合わせて自在にカスタマイズできます。
レイザー(Razer) HUNTSMAN MINI JP Clicky Optical Switch RZ03-03390600-R3J1
小型ながら心地よくプレイできるRazerの60%ゲーミングキーボードです。テンキーとファンクションキーを省略することで、幅29.33×奥行10.33cmの設計を実現。デスク上の設置スペースが限られる方にもおすすめです。
メカニカルスイッチよりも応答性に優れた紫色の「Razer クリッキーオプティカルスイッチ」の採用もポイント。キーキャップには耐久性の高いダブルショットPBTを使用しています。
取り外せるUSB Type-Cケーブルも便利。イベントなどへの移動時も断線を心配することなく持ち運びが可能です。
Razerのフルサイズキーボードのおすすめモデル
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 PRO JP Green Switch RZ03-04681400-R3J1
キースイッチにRazer独自のグリーンスイッチ(緑軸)によるメカニカルスイッチを採用したキーボード。緑軸はクリック感と押し心地を重視。心地よい打鍵感と正確な入力でタイピングを行えます。
キーボードのトップフレームには耐久性に優れたアルミを採用。印字がかすれない高耐久なキーキャップも備えています。接続は有線式ですがケーブルを着脱できるので断線の心配もありません。激しいゲームプレイに耐えられる仕様もおすすめポイントです。
本体上部には停止・再生・スキップ・明度・音量などを設定できる「マルチファンクションデジタルローラー」「メディアキー」を搭載。動画や音楽の再生も快適にコントロールできます。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 PRO JP Yellow Switch RZ03-04683100-R3J1
「Razer コマンドダイヤル」と8個の専用マクロキーを搭載したキーボード。カスタマイズ性の高いマクロ機能をボタンひとつで実行できて便利です。マグネットで着脱可能なリストレストが付属しているのも特徴。手首への負担を低減できるので、長時間のゲームプレイにもおすすめです。
キーにはイエロースイッチを採用。タイプ音を抑える静音設計を実現しており、滑らかなキーストロークが可能です。操作やボイスチャット中でもタイプ音を気にせず、素早いタイピングができます。
個別にプログラムできるバックライト付きキーが搭載されているのも魅力のひとつ。1680万色のカラーオプションから選択でき、ダイナミックなライティングエフェクトでゲームへの没入感を高めます。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 X Green Switch RZ03-04700100-R3M1
メカニカルスイッチを採用した、有線接続タイプのゲーミングキーボード。スイッチには独自の「RAZER グリーン クリッキーメカニカルスイッチ」を採用しています。本モデルは、高性能なBlackWidow V4シリーズのなかでも、一部の機能が省略された廉価モデル。少しでも予算を抑えたい方におすすめです。
本体の左側には専用のマクロキーを6個搭載。プレイするゲームなどに合わせて、好みのコマンドを設定できます。専用のユーティリティソフト「Razer Synapse」によるカスタマイズにも対応。設定したプロファイルは、本体のオンボードメモリに最大5つまで保存しておけます。
レイザー(Razer) HUNTSMAN V3 PRO JP RZ03-04971300-R3J1
入力がオンとオフになる位置を細かく調節できるゲーミングキーボードです。設定次第では高速な入力が可能になるので、FPSなどの対人ゲームでより有利にプレイできます。勝ちにこだわりたい方におすすめのモデルです。
本モデルは日本語配列を採用しており、数字の入力に便利なテンキーも搭載しています。スイッチには独自の「第2世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ」を採用。本体右上には、各種設定の変更や調節を素早く行える、専用のダイヤルとボタンを搭載しています。
キーキャップには耐摩耗性に優れたPBT素材を採用。マグネットで着脱できる専用のリストレストが付属するのもうれしいポイントです。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V4 US Yellow Switch RZ03-04691800-R3M1
使いやすい機能が充実したRazerのゲーミングキーボードです。キースイッチには「RAZER イエローメカニカルスイッチ」を採用。打鍵音を静かに抑えつつ、素早く正確な入力が行えます。軽快なキータッチを好む方にもおすすめです。
キーボードの左端に6個の専用マクロキーを搭載しているのも特徴。Razer Synapseで割り当てた必殺技などのコマンドが瞬時に呼び出し可能です。右上にはマルチファンクションローラーと4個のメディアキーも用意。動画や配信を視聴する際も音量などを直感的に調節できます。
8000Hzの高速ポーリングレートにも対応。また、マグネットで着脱できるレザーレット製リストレストも付属。クッション性に優れており、長時間のプレイでも快適な状態を保てます。
レイザー(Razer) DeathStalker V2 Pro US Clicky Optical Switch RZ03-04363500-R3M1
薄型ボディに多機能を凝縮したRazerのワイヤレスゲーミングキーボードです。ロープロファイルの「RAZER 薄型オプティカルスイッチ クリッキー」を採用。短い作動点による素早い入力反映を実現しており、爽快感のあるプレイを求める方におすすめです。
最大40時間の長時間駆動に対応するのも便利。バッテリー切れの際でも付属のUSB Type-Cケーブルをキーボードに繋げば、充電しながらプレイの継続が可能です。ワイヤレス接続は2.4GHzとBluetoothに対応。Bluetooth使用時は3台の機器と接続を瞬時に切り替えられます。
キースイッチが7000万回の打鍵に耐える高耐久仕様なのもポイント。頑丈なアルミ製トッププレートや、Razerの特殊コーティングを施したレーザー刻印キーキャップと組み合わせることで、薄型キーボードながら長寿命を実現しています。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V3 RZ03-03541800-R3M1
キーの設定やライティングを細かくカスタマイズできるキーボードです。透明なスイッチハウジングを採用しているため、より鮮やかなイルミネーションが楽しめます。
キーにはグリーンスイッチを採用。指先の感覚や音で確認できる、しっかりとした打鍵感が魅力です。プラスチックを2層重ねた「ダブルショット ABS キーキャップ」を使っているため、印字の摩耗を軽減し、長く愛用できます。かわいいピンクのカラーもおすすめのポイントです。
レイザー(Razer) Ornata V3 JP RZ03-04461400-R3J1
メカニカルとメンブレンの両方の特徴を備えた、メカメンブレン方式を採用したキーボードです。クッション性のあるタッチ感と、クリック感のあるフィードバックを実現しています。
また、動作を認識する時間を短縮するために、低めにカスタム設計されたキートップを採用。各キー間で自由に指を動かせるのも特徴です。長時間のゲームプレイも快適にこなせるエルゴノミクスデザインのリストレストを同梱しています。
1680万色のカラーオプションで、キーボードを彩れるのも魅力。10個のキーを同時に押しても認識する「10キーロールオーバー」を搭載しているのもおすすめポイントです。
レイザー(Razer) HUNTSMAN V2 US Linear Optical Switch RZ03-03930100-R3M1
応答性と静音性に優れたRazerのゲーミングキーボードです。「RAZER 第2世代 リニアオプティカルスイッチ」の採用が特徴。最大8000Hzの高速ポーリングレートに対応。即応性が要求されるハイレベルなFPSプレイにもおすすめです。
反響音を吸収する特殊なフォーム層の搭載もポイント。赤軸のリニアスイッチと組み合わせることで打鍵音を抑えられるので、音を気にせずプレイに没頭可能です。キーボード右上のダイヤルや4つのメディアキーも便利。Razer Synapseで割り当て機能もカスタマイズもできます。
手首にかかる圧力を軽減する柔らかいエルゴノミックリストレストが付属するのもポイントです。
レイザー(Razer) Pro Type Ultra JP RZ03-04110800-R3J1
生産性向上を謳うRazerのワイヤレスキーボードです。落ち着いたデザインを採用しているのが特徴。LEDバックライトの色も上品なホワイトなので、仕事用としても使えるモノを探している方におすすめです。
応答速度と静音性を両立した「RAZER イエローメカニカルスイッチ」の搭載もポイント。最大8000万回の押下に耐える堅牢性も備えています。また、キーの割り当て変更やマクロ記録に加えて、10キーロールオーバーにも対応しています。
クッション性に優れたレザーレット製リストレストも同梱。長時間の入力作業やゲームプレイでも疲れを軽減できます。Bluetooth接続では最大4台の機器とのペアリングに対応。USBドングルでの接続も可能です。
Razerのキーボードの選び方
軸の種類や違いをチェック
グリーンスイッチ(緑軸)
グリーンスイッチは、Razerのキーボードのなかでも人気のあるキースイッチです。「カチカチ」としたクリック音が特徴で、指先にしっかりとした打鍵感が得られます。静音性は高くありませんが、キー入力を指先の感覚や音で確認できるのがメリットです。
また、ゲームやタイピングのパフォーマンスを向上させるため、作動ポイントやリセットポイントが最適化されており、操作性にも優れています。打鍵感を重視する方や周囲の環境を気にせず使用したい方におすすめです。
イエロースイッチ(黄軸)
高速なタイピングが可能なモデル。イエロースイッチのキーストロークは1.2mmと浅く、反応速度に優れています。グリーンスイッチやオレンジスイッチよりも静音性が高いので、静かな環境でゲームを楽しみたい方におすすめ。
軽いタッチでタイピングできるため、ゲーミング用途だけでなく、タイピング作業の多い方にも適しています。
オレンジスイッチ(オレンジ軸)
静音性を重視して設計されているのが、オレンジスイッチ。クリック音が静かで反応性も兼ね備えており、使いやすいキースイッチです。操作性を重視したい方や、周囲に人がいる環境で使用する場合、夜間の使用が多い方に向いています。
グリーンスイッチとイエロースイッチの間にあたるモデルなので、初めてRazerのキーボードを購入する方にもぴったり。どのキースイッチを選択すればよいかわからない場合にもおすすめです。
オプティカルスイッチ
オプティカルスイッチは、ゲーミング用途に最適化されたキースイッチです。従来のメカニカルスイッチの金属接点と異なり、光学式スイッチを採用。メカニカルスイッチよりも反応速度が速く、キーをより早く押下できます。
また、メカニカルスイッチよりもキーストロークが短く、キーを押すための力も少なくて済むのも特徴。素早く正確な入力が可能なため、反応速度や正確性が重要なゲームにおいて実力を発揮します。
耐久性が高いのもメリット。最大で1億回のキーストロークに耐えられると謳われており、ヘビーユーザーにもおすすめのキースイッチです。軸は滑らかで静かなリニア(赤軸)とクリック感のあるクリッキー(紫軸)の2種類を展開しています。
細かい設定が可能な「Razer Synapse」ソフトウェアと組み合わせて使用できるのもポイント。ユーザーは自分の好みに合わせて、キーの反応速度やカスタムマクロなどを設定できます。
Razer メカ・メンブレン
メカニカルとメンブレンのメリットを両方備えているのがメカ・メンブレンスイッチ。メンブレンスイッチの構造に金属性のバネを追加しており、軽快なクリック音と打鍵感が得られます。また、キーストロークは、一般的なメカニカルキーボードよりも短いので素早い操作が可能です。
静音性は高くありませんが、メカニカルスイッチの柔らかい感触は維持しながら、メカニカルスイッチのような操作性が得られるモデル。メンブレン式のキーボードが持つ柔らかいタッチ感を好む方におすすめです。
ワイヤレスや有線など接続方法をチェック
キーボードを選ぶ際は、PC周辺の環境や設置場所に応じて適した接続方法をチェックしてみてください。一般的に、キーボードは有線のほうが安定性が高く、入力遅延も少ない傾向にあります。充電切れを心配したくない方にも有線タイプがおすすめです。
一方、Razerのワイヤレスキーボードのなかには「Razer HyperSpeed ワイヤレス技術」を搭載しているモノがあり、無線でも高速かつ安定して操作可能。素早い入力が必要なFPSゲームなどでも高いパフォーマンスを発揮しやすいのが魅力です。
ゲームに合わせてキーボードの位置や角度を変えたい方は、ケーブルの取り回しを気にする必要がないワイヤレスタイプをチェックしてみてください。
本体の長さに関わるテンキーの有無をチェック
「フルサイズ」と「テンキーレス」のどちらを選択するかは、Razerのキーボードを購入する際の重要なポイント。フルサイズキーボードは本体右側にテンキーを搭載しており、数字入力を多用する方におすすめです。
ただし、テンキーがある分サイズは大きめ。右手をマウスとキーボード両方で使用する場合には、テンキーが邪魔になりがちです。数字入力にこだわらない方や、キーボードを持ち歩きたい場合には、コンパクトなテンキーレスタイプを選びましょう。
配列をチェック
Razerのキーボードには、「日本語配列」と「英語配列」の2種類が存在しており、キーの配置が異なります。市販のパソコンに付属しているキーボードは日本語配列が一般的ですが、慣れている配列のモデルを選んでみてください。
パソコンゲームでの使用が主となる場合は、英語配列がおすすめ。かなや英数などのキーがないので、誤入力を減らしやすいのがポイントです。
Hypershift対応かチェック
「Hypershift」は、Hypershiftキーとして設定したキーを長押しすることで、2セット目のキー割り当てを発動できる機能です。ひとつのキーに2つの機能を割り当てられるので、使い勝手が向上します。例えば、ゲーム中、遠くにあり押しにくいキーを2セット目の押しやすいキーに割り振っておけば、より素早くコマンドの実行が可能です。
特に、Hypershiftは「HUNTSMAN MINI」など、大幅にキーが省略されているモデルで重宝する便利な機能。ゲームだけでなく、普段使いでも役に立つので、対応状況を確認しておきましょう。
Hypershiftキーは、 Razer製品専用のユーティリティソフト「Razer Synapse 3」対応のキーボードであれば、デフォルト設定ではFNキーに割り振られています。別のキーをHypershiftキーとして割り当てることも可能です。
ライティングで彩るならRazer Synapse対応かチェック
「Razer Synapse」は、Razer製品用のユーティリティソフトです。Razerの公式サイトからダウンロードできます。いくつかバージョンがありますが、基本的には最新バージョンをダウンロードしておくのがおすすめです。
Razer Synapseを活用することで、Razerのキーボードやマウスを好みに合わせて細かくカスタマイズできます。主に、ボタン割り当ての設定やマクロの設定、Hypershiftのカスタマイズ、ライティング機能「Razer Chroma RGB」のカスタマイズなどが可能です。
ただし、モデルによっては使えない機能もあるので、購入前に確認しておくのがおすすめ。活用することでデバイスの使い勝手が向上するため、Razerのキーボードを購入したら忘れずにインストールしましょう。
ピンクや白などカラーリングにも注目
Razerのキーボードの特徴は、個性的なカラーリングの製品が展開されていること。白やピンクなど、さまざまな色合いのキーボードをラインナップしています。
PC周辺や部屋のカラーを統一したい方や、かわいい色合いのモノを探している方におすすめ。Razerではピンクのマウスやヘッドセットも販売しているため、デバイス類を同色に揃えられます。
また、別売りのアップグレードセットを用いると、キーキャップとケーブルを好みのカラーに変更可能。ロゴカラーのグリーンも展開されています。キーボードの色にこだわりたい方は、チェックしてみてください。
その他機能をチェック
アンチゴースト
アンチゴーストとは、複数のキーを「同時押し」「連続押し」した際に、信号認識の不良を防ぐ機能。キーボードの入力作業中には、「押したキーが反応しない」または「押していないキーが反応する」トラブルが発生しがちです。
このトラブルを防ぐのが、アンチゴースト機能。パソコンゲームでは、Shift+各キーの同時押しや、素早い操作によるキーの連続押しを多用します。アンチゴースト機能を搭載していれば、コマンドの誤入力を防げておすすめです。
ロールオーバー
ロールオーバーとは、連続して入力されたキーの順番を認識する機能。例えば、2キーロールオーバーであれば、連続押しを2キーまで順番に認識できます。
また、Nキーロールオーバーであれば、連続して入力したキーと、新たに入力したキーを識別して実行可能。素早いコマンド入力が必要になるパソコンゲームにおすすめです。
マクロ
マクロとは、入力パターンを記録し、ひとつのキーで実行可能にする機能です。複数のキーを同時入力したり、連続入力する操作をあらかじめ任意の1キーに割り当てたりすることが可能。複雑なキー入力を省略できるメリットがあります。
ショートカットキーを割り当てておけば、作業効率のアップも図れ、複雑なコマンド入力があるパソコンゲームにもおすすめ。 ゲーム以外でも使用できる便利な機能なので、チェックしておきましょう。
掃除のしやすさもチェックしておこう
長期間愛用するキーボードは、掃除のしやすさもチェックしておきたいところ。一つひとつのキーが取り外せるタイプであれば、汚れた部分の清掃が簡単に行えます。ひとつの製品を長く清潔に使用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
ゲーミングデバイスメーカーとして人気を集めるRazerのキーボードは、機能性の高さが魅力です。購入する際は、操作性・静音性・耐久性など、重視したいポイントに合わせて選択することが大切。本記事も参考に好みのモデルを手に入れて、快適にゲームを楽しんでみてください。