コンパクトなサイズでデスク上のスペースを取りにくい「テンキーレスキーボード」。スペースを広く取れるため、快適なゲームプレイが可能です。しかし、各メーカーからさまざまな製品が多数販売されているため、どれを購入すればよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのテンキーレスゲーミングキーボードをご紹介。選び方についても解説しているので、好みの製品を見つけてみてください。
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テンキーレスゲーミングキーボードの魅力とは?

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テンキーレスゲーミングキーボードは、一般的なキーボードの右側に配置されているテンキー(数字キー)がなく、コンパクトなサイズに設計されているのが魅力。携帯性に優れており、リビングや寝室、書斎、外出先などさまざまな場所で使用する方におすすめです。
また、右手をマウスに移動する際の距離が短くなるので、スムーズな操作が可能。デスク上のスペースを有効に使いたい場合にも向いています。FPSやTPSなど、素早い操作が要求されるゲームにもぴったり。長時間ゲームを楽しみたい方にも適しています。
テンキーレスゲーミングキーボードのおすすめメーカー
ロジクール(Logicool)

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「ロジクール」は、1988年に日本法人で設立されたパソコン周辺機器メーカー。トラックボールやキーボードなどの入力機器を主に展開しており、充電スタンドなどのモバイルデバイスも手掛けています。
ロジクールのテンキーレスゲーミングキーボードは高い精度が特徴。正確な入力が求められるゲームを有利に進められます。また、RGBテクノロジーが搭載されたモデルもあり、ゲームへ没入したい方におすすめです。
レイザー(Razer)

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「レイザー」は2005年に立ち上げられたゲーミングデバイスメーカー。アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構えており、現在ではドイツや中国など、世界中に拠点を持ちます。
レイザーのテンキーレスゲーミングキーボードは独自のメカニカルスイッチやオプティカルスイッチを採用し、素早く入力できるのが特徴。また、高い耐久性があり、長く愛用できるのも魅力です。
スティールシリーズ(SteelSeries)

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「スティールシリーズ」は、2001年に設立されたゲーミングデバイス専門ブランドです。2001年にはeスポーツに参入し、プロプレイヤーのスポンサーになるなど積極的な活動を行っています。
スティールシリーズのテンキーレスゲーミングキーボードは、キーごとに感度のカスタマイズを行えるのが特徴。ゲームや好みに応じて調節できます。また、レスポンスタイムが速いのもポイント。素早い入力が求められるゲームで活躍します。
テンキーレスゲーミングキーボードのおすすめモデル
ロジクール(Logicool) G413 TKL SE G413TKLSE
タクタイルタイプのメカニカルスイッチを採用した、テンキーレスゲーミングキーボードです。キーキャップには、耐熱性と耐摩耗性に優れたPBT素材を採用しています。
白色LEDのバックライトも内蔵しています。手元が見えにくい環境でも、問題なくタイピングできるので便利です。また、6キーロールオーバーとアンチゴーストにも対応しています。さまざまなジャンルのゲームを快適にプレイ可能です。
トップフレームには、艶消し加工が施されたアルミニウム合金を採用。高耐久かつ高い質感を実現しています。接続方法は、USBによる有線接続に対応。ケーブルの長さは1.8mあります。
ロジクール(Logicool) G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL
高さ22mmのスリムなデザインを採用した、テンキーレスゲーミングキーボード。人間工学に基づいて設計されており、スムーズかつ快適なタイピングが可能です。スイッチには、独自のロープロファイルスイッチ「GLメカニカルスイッチ」を採用しています。
本製品はダブルショットPBTキーキャップを採用しているのもポイントのひとつ。専用ソフト「G HUB」にも対応しており、キーの設定やバックライトのカラーなど、好みに合わせて細かく調節できます。
接続方法は、USBによる有線とBluetooth、USBレシーバーを用いる「LIGHTSPEED」ワイヤレスに対応。デバイスに合った接続方法で使用可能です。バッテリーは、最大36時間の連続使用を実現しています。
ロジクール(Logicool) G915 X LIGHTSPEED TKL G915WLX-TKL
アクチュエーションポイント1.3mmのロープロファイルスイッチを搭載した、テンキーレスゲーミングキーボード。リニア・タクタイルからスイッチを選択でき、より高速な入力が可能です。
ロープロファイルスイッチを採用しているので、本体はスリムかつスタイリッシュなデザインです。「KEYCONTROL」機能により、1つのキーに最大15個の機能を割り当てられるのも魅力のひとつ。各個人に合った、より自由な使い方ができます。
接続方法は、有線・Bluetooth・2.4GHzの「LIGHTSPEEDワイヤレス」に対応。ボタンひとつで素早く接続モードを切り替えられます。アルミニウム合金のトップフレームやダブルショットPBTキーキャップを採用しているので、耐久性も良好です。
レイザー(Razer) BlackWidow V3 Tenkeyless RZ03-03491900-R3J1
独自の「RAZER メカニカルスイッチ」を搭載した、テンキーレスゲーミングキーボード。クリック感とタクタイル感が得られる「グリーンメカニカルスイッチ」と、リニアタイプで滑らかな打鍵感が得られる「イエロースイッチ」から選択できます。
「Razer Chroma RGB」に対応した、色鮮やかに光るバックライトも内蔵。筐体にはアルミニウムのトップフレームを採用しており、優れた耐久性を実現しています。接続方法はUSBによる有線接続に対応。ケーブルはどの方向からでも引き出せるようになっているので、環境に応じてすっきりとした配線ができるのもメリットです。
さまざまなカスタマイズや便利な機能が利用できる専用ソフト「Razer Synapse」にも対応しています。
レイザー(Razer) BLACKWIDOW V3 MINI HYPERSPEED RZ03-03891700-R3J1

低遅延で安定したワイヤレス接続を実現する「Razer HyperSpeed Wireless」に対応した、テンキーレスゲーミングキーボード。一瞬の差が勝敗を分ける対人ゲームなども快適にプレイできます。ケーブルの取り回しを気にすることなく設置できるのもメリットです。Razer HyperSpeed Wireless接続のほかにも、有線接続とBluetooth接続にも対応しています。
スイッチはメカニカル式で、独自の「Razer メカニカルスイッチ」を採用。イルミネーション効果をカスタマイズできるバックライトも内蔵しています。
ワイヤレス接続時のバッテリー駆動時間は、最大200時間。充電を気にすることなく、ゲームに没頭できます。
スティールシリーズ(SteelSeries) Apex PRO TKL 2023 64861
さまざまな機能を有する独自のスイッチを搭載した、テンキーレスゲーミングキーボード。アクチュエーションポイントやリセットポイント、キーストロークなどを好みやプレイするゲームなどに合わせて、細かく調節できます。よりスムーズな操作性を求める方におすすめのモデルです。
上部に有機ELスマートディスプレイを搭載しているのも特徴のひとつ。各種情報や通知を表示できます。専用ソフト「SteelSeries Engine」も用意されており、活用すれば詳細なカスタマイズが可能。トップフレームに航空機グレードのアルミ合金を用いているので、堅牢性が高く、安定感のある操作性を実現しています。
接続方法はUSBによる有線接続に対応しており、ケーブルの着脱も可能。底面には、本体の角度を調節できるチルトレッグも搭載しています。
スティールシリーズ(SteelSeries) Apex Pro Mini 64825
コンパクトな60%レイアウトを採用した、テンキーレスゲーミングキーボード。少ないスペースで設置できるので、小さめのデスクを使用している方や、ローセンシでゲームをプレイしている方などにおすすめです。
磁気センサーを内蔵した独自スイッチ「HyperMagneticスイッチ」を搭載しており、アクチュエーションポイントやリリースポイントを細かく調節できます。さらに、1つのキーに押す深さに応じて2つの機能を割り当て可能。ゲームプレイを有利に進めるために細かくカスタマイズできます。
各種機能のカスタマイズは専用ソフト「SteelSeries Engine」から行えます。そのほか、底面には本体に角度をつけられるチルトレッグを搭載し、ケーブルの着脱にも対応。高性能かつコンパクトなモデルを探している方はチェックしてみてください。
コルセア(Corsair) K70 PRO MINI WIRELESS CH-9189014-JP
少ないスペースに設置しやすいモデルを探している方におすすめのテンキーレスゲーミングキーボードです。日本語配列を採用した60%レイアウトのモデルで、独自の低遅延ワイヤレス接続「SLIPSTREAM」に対応しています。
有線とBluetooth接続も可能なので、さまざまなデバイスと手軽に接続できるのもポイントです。また、有線接続時は、最大8000Hzのポーリングレートを実現しています。
専用ソフト「iCUE」にも対応しており、マクロの設置やライティングのカスタマイズも可能です。
コルセア(Corsair) K65 PLUS WIRELESS CH-91D401L-JP
カスタマイズ性に優れたテンキーレスゲーミングキーボード。はんだ付けすることなくスイッチを交換できる、ホットスワップに対応しているのが特徴です。ほかのスイッチを交換して、打鍵感や音の違いを楽しめます。
購入時は、独自のメカニカルスイッチ「CORSAIR MLX Redスイッチ」を搭載。潤滑剤が塗布されているので、より滑らかな打鍵感を実現しています。スイッチを押したときに入力が反映される深さを示すアクチュエーションポイントは1.9mmです。
バックライトも内蔵されており、専用ソフト「iCUE」で詳細なカスタマイズが可能。そのほか、iCUEで機能を割り当てられる多機能ダイヤルも搭載。接続方法は、USBによる有線接続、2.4GHzワイヤレス、Bluetoothに対応しています。
エレコム(ELECOM) V custom VK720AL TK-VK720AL
磁気式のロープロファイルスイッチを採用した、テンキーレスゲーミングキーボード。専用ソフト「EG Tool」で、アクチュエーションポイントなどを細かく調節できます。また、押し込み具合によって異なる機能を割り当てられるのも便利なポイントです。
ストロークも浅いので、高速入力や連打などもスムーズに行えます。キーキャップには、ゲームプレイ時の操作性を考慮して設計された、独自の「ネオクラッチキーキャップ」を採用。本体の右上には、機能の割り振りが可能なプログラマブルダイヤルを搭載しています。
本製品はUSBによる有線接続を採用。本体にはアルミパネルを搭載しており、高耐久かつ高級感のあるデザインに仕上がっています。
エレコム(ELECOM) メカニカルゲーミングキーボード TK-GK20TBK
エレコム独自開発の「ネオクラッチキーキャップ」を搭載した、テンキーレスゲーミングキーボード。指への食いつきやすさと離れやすさを考慮して設計されており、より快適なゲームプレイを実現しています。
また、高速入力がしやすいラウンド形状のキートップや、アシンメトリー形状を採用しているのもポイントのひとつです。スイッチはメカニカル式で、5000万回のキー入力に耐えうる耐久性を実現しています。Nキーロールオーバーにも対応しているので、多くのキーを同時押しする必要があるゲームなども問題なくプレイ可能です。
そのほか、Windowsキーとメニューキーを無効化できる、便利な「ゲーミングモード」などにも対応しています。
エイスース(ASUS) ゲーミングキーボード ROG Azoth Extreme
カスタマイズ性に優れた、ハイスペックなテンキーレスゲーミングキーボードです。接続方法は、有線・Bluetooth・2.4GHzワイヤレスに対応。本体にはアルミ合金ケースと金属フレームを採用しており、美しいデザインに仕上がっています。
心地よい打鍵感を実現するガスケットマウントを備えているのもポイントのひとつ。さらに、「クイックフリップパドルスイッチ」で、しっかりとした打鍵感が得られるハードタイピングモードと、柔らかな打鍵感が得られるソフトタイピングモードを切り替えられます。
スイッチはホットスワップ仕様なのも特徴。100%アンチゴーストとNキーロールオーバーに対応しており、マクロ設定も可能です。本体右上には、1.47インチサイズのフルカラー液晶タッチスクリーンやコントロールノブも搭載しています。
東プレ(Topre) REALFORCE GX1 X1UD11
静電容量無接点方式をスイッチを採用した、テンキーレスゲーミングキーボードです。物理的な接点のない構造なので、1億回以上のキーストローク耐久性を実現しています。静電容量無接点方式ならではの心地のよい打鍵感も魅力のひとつです。
さらに、アクチュエーションポイントやリリースポイントなども細かく調節できます。バックライトも内蔵しており、合計16種類の発光パターンを設定可能。さまざまな機能に対応しているので、ゲームをより有利に進めたい方にもおすすめです。
エムエスアイ(MSI) ゲーミングキーボード VIGOR GK50 ELITE TKL
Kailhの赤軸メカニカルスイッチを搭載した、テンキーレスゲーミングキーボードです。アクチュエーションポイントは1.9mmで、滑らかな打鍵感を実現しています。USBによる有線接続に対応。ケーブルは着脱式なので、持ち運びの際も邪魔になりにくいのが魅力です。
高耐久なキーキャップを採用しており、摩耗によって印字が消えにくいのもメリットのひとつ。底面には、角度を0°・3°・7°の3段階で調節できるスタンドも搭載しています。バックライトも内蔵しており、好みのカラーやパターンを設定可能です。
そのほか、本体内に最大3つのプロファイルを保存できるオンボードメモリ機能なども搭載しています。
センチュリー(CENTURY) RACEN CRC-GMBKRGB02
メンブレン方式のスイッチを搭載した、コスパのよいテンキーレスゲーミングキーボード。なるべく予算をかけたくない方や、安い価格で購入できるモデルを探している方におすすめです。
スイッチに四角型の軸を採用しているので、打鍵時のブレも抑えられています。また、打鍵音が比較的静かなのも特徴です。26キーロールオーバーに対応しているので、ゲームプレイも快適。バックライトは9種類の発光モードが用意されており、カラーやスピードの調節も可能です。
USBによる有線接続に対応しており、ケーブルの長さは約1.5m。底面には、角度を3段階で調節できるチルトスタンドを搭載しています。
テンキーレスゲーミングキーボードの選び方
キーの種類で選ぶ
メカニカル方式

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メカニカル方式は、ゲーミングキーボードでスタンダードなキースイッチ。各スイッチが独立しており、入力精度や応答性に優れているのが特徴です。
メカニカル方式には赤軸・青軸・茶軸・黒軸などのさまざまな種類があり、押下時の感触や打鍵感、タイピング時の音がそれぞれ異なります。静音性に優れた赤軸、しっかりとした入力感が得られる青軸、バランスの取れた茶軸など、好みやプレイするゲームジャンルに合わせて選択するのがおすすめです。
メンブレン方式

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メンブレン方式は構造がシンプルなので、比較的リーズナブルな価格で購入できます。初めてのゲーミングキーボードにもおすすめ。一般的なキーボードにも広く採用されており、使い慣れた馴染みのある感覚でタイピングできるのもポイントです。
メカニカル方式に比べると入力精度や応答性で劣りますが、打鍵感がソフトでタイピング音が小さいというメリットがあります。機能やスペックよりも、価格を重視してテンキーレスゲーミングキーボードを選びたい方におすすめです。
静電容量無接点方式

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静電容量無接点方式のゲーミングキーボードは、内部に物理的な接点がないので、パーツの摩耗が少なく耐久性に優れています。また、独特の軽いキータッチは疲れにくく、スムーズなタイピングが可能です。
しかし、メンブレン方式はもちろん、メカニカル方式と比較しても価格は高め。予算に余裕のある方や打鍵感にこだわりたい方におすすめです。
機能で選ぶ
複数キー同時押し

テンキーレスゲーミングキーボードには、「Nキーロールオーバー」や「アンチゴースト」と呼ばれる機能を搭載しているモデルがあります。Nキーロールオーバー機能とは、複数のキーを同時押しした場合に押されたキーを正確に認識する機能。「N」の部分に入る数字の分だけ、押されたキーを順番に認識できます。
アンチゴースト機能を有しているモデルは、複数のキーを素早く入力した場合の信号認識不良を防ぐことが可能。素早い操作が必要なゲームをプレイしたい場合は、Nキーロールオーバー機能とアンチゴースト機能を備えた製品を選ぶのがおすすめです。
バックライト調節

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バックライトが搭載されている製品は、暗い場所でもキーを認識しやすいのが特徴。部屋を暗くしてゲームに没入したい場合におすすめです。テンキーレスキーボードの種類によっては、バックライトの明るさや色、光り方などを調節できるモデルも存在します。
パソコンやマウスのライティングと合わせたい方や、性能だけでなく外観にもこだわりたい方におすすめです。
特定キーの無効化

ゲーミングキーボードには、ゲームに必要ないキーを無効にできるモデルも存在します。ほかのキーに指が当たって入力されてしまうと、意図しない操作が行われてしまうので注意が必要です。
特に「Windowsキー」を押してしまった場合には、ゲームプレイが強制中断されてしまう場合があります。あらかじめ使用しないキーを無効化しておけば、誤入力やゲームの中断を防げるので便利です。
コンパクトなサイズ感で人気のテンキーレスゲーミングキーボードですが、購入の際はキースイッチの種類や複数キーの同時押し機能、バックライト機能の有無、付属品などもチェックして選びましょう。本記事を参考に、好みのゲーミングキーボードを手に入れて、ゲームをより楽しんでみてください。