ゲーミングヘッドセットはゲーム世界への没入感をサポートする重要なアイテムです。なかでも7.1chサラウンド機能付きのヘッドセットなら、発砲音や爆発音、敵の足音などがよりリアルに感じられます。

FPSなどコンマ1秒の音ずれが勝敗を左右するゲームでは、ヘッドセットの性能が重要。今回はゲーミングデバイスメーカーとして有名なRazerのなかから、プロゲーマーも認めるおすすめのゲーミングヘッドセットをご紹介します。

レイザー(Razer)とは?

By: razer.com

Razerは世界的に有名なゲーミングデバイスメーカーです。1998年にKärna LLCのブランドのひとつとして誕生し、1年後には高解像度のゲーミングマウス「Boomslang」を発売して大ヒットしました。

2005年にRazerとして独立。長年人気を誇るマウス・キーボードなどを中心に、ノートPCやスマートフォンなどシステム製品も取り扱っています。

その技術力は世界で認められており、世界最大規模の見本市CESでは7年連続で最優秀CES賞を受賞。中華圏を中心として主にアジア地域で人気を博しています。

Razerのヘッドセットの選び方

接続方法で選ぶ

有線接続

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有線接続にはUSB接続とアナログ接続とがあり、PCやPS4で使用するならUSB接続のヘッドセットがおすすめです。電波の影響を受けないので接続が安定しており、クリアな音でゲームを楽しめます。

また有線接続の方が音ずれも少ないので、FPSなど一瞬のラグが命取りになるゲームにもおすすめです。ただし、USB接続はPCやPS4などUSBポートのあるモノでの使用に限られます。

iPhoneなどUSBポートのない端末で使用したい方には、ミニプラグで接続できるアナログ接続のヘッドセットがおすすめです。汎用性の高いアナログ接続のヘッドセットなら、ゲームだけでなく通話でも使用できます。

価格もアナログ接続のヘッドセットの方がリーズナブルなので、とりあえず試してみたい方にもおすすめです。ただし有線接続の場合、コードが邪魔になることがあるので購入前に長さをチェックしておきましょう。

無線接続

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無線接続のヘッドセットは、ケーブルを気にせずに使用できるのが大きなメリット。2.4GHzの無線接続やBluetooth接続のヘッドセットが主流です。

一般的な無線接続は有線接続と比べて電波の影響を受けやすく、映像と音のずれが発生しやすいので、FPSなどコンマ1秒の遅れでも勝敗が分かれるゲームには向いていません。

FPSなどで無線接続のヘッドセットを使用したい場合は、遅延のほとんどないデジタル伝送方式のモノを選びましょう。比較的販売数が少なく高額になりがちなのが難点ですが、Razerでは遅延の少ない無線接続のヘッドセットを複数取り扱っています。

また、Bluetooth接続のヘッドセットより2.4GHzのモノ方が比較的音質がよく、遅延しにくい傾向にあります。それでもBluetooth接続のモノを使いたい方は、接続の安定しやすい4.1などできるだけ規格が大きなモノを選びましょう。

使用環境で選ぶ

PCで使う

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PCへの接続方法はUSB接続からアナログ接続、ワイヤレス接続まで多岐に渡り、ほとんどのヘッドセットが接続できます。ただ、なかにはPCに対応していないヘッドセットもあるので要注意です。

また、購入前はUSBポートの数やケーブルの長さを確認しておくことも大切。特にPC周りにファンなどを設置している場合は、遮音性やノイズカット機能にも注目しましょう。密閉型のヘッドセットや単一指向性のマイク付きヘッドセットがおすすめです。

PS4で使う

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PS4はUSB接続とアナログ接続の両方に対応しています。USBポートを使った無線接続もできますが、遅延が心配な方には有線接続がおすすめです。アナログ接続ならヘッドセットをコントローラーに直接接続して使えるので、ケーブルの長さを気にせず使えます。

また、音質重視の方はサラウンド機能に対応しているかチェックしておきましょう。PCではサラウンド機能に対応しているヘッドセットでも、PS4の場合に限りアナログになるヘッドセットもあります。

サラウンドch数で選ぶ

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chとは「音の聞こえてくる方向や音の出る位置」のことです。chには2.1chや9.1chなどがあり、chの数が多いほど音の出る位置が増え、より臨場感のある音が楽しめます。

一般的にステレオと呼ばれるのは、前方の左右にスピーカーを置いた2ch。これにサブウーファーと呼ばれるスピーカーを追加したモノが2.1chです。0.1ch足すことでより低音が響きやすくなります。

2.1chに声の再生のためのスピーカーをフロントセンターに追加したのが3.1chで、映画や楽曲の声を楽しむのに最適です。5.1chはさらに後方左右に2本のスピーカーを追加。前後にスピーカーがあることで、より立体感が感じられます。

ゲーミングヘッドセットにおすすめなのは、後方へさらに2本のスピーカーを追加した7.1ch。スピーカー同士の間隔が狭くなるので音の移動がスムーズで、まるでゲームの世界へ取り込まれたかのような没入感が楽しめます。

Razerヘッドセットおすすめモデル

レイザー(Razer) Kraken PRO V2

レイザー(Razer) Kraken PRO V2

本製品は、高音質でありながら価格も安いハイコスパのヘッドセット「Razer Kraken PRO V2」。前モデルはドライバーが40mm口径だったのに対して、本モデルでは50mmに拡大しているのがポイントです。より迫力のあるオーディオ再生を可能としています。

イヤーパッドは耳にフィットしやすい大きめタイプを採用。適度な締め付け感があるので、ゲームをプレイしているときにずれにくいのが魅力。また、柔らかいクッションを用いているため、長時間付けていても疲労感がほとんどありません。

接続端子は汎用性が高い3.5mmミニプラグ。マイクは格納式単一指向性で、通話をしない時は収納できるので邪魔になりません。インラインリモコンによって音量調整やミュートができるなど、使い勝手も優れています。性能と価格のバランスがよいので、初めてヘッドセットを購入する方におすすめです。

レイザー(Razer) Kraken 7.1 V2

レイザー(Razer) Kraken 7.1 V2

バーチャルサラウンド体験ができるヘッドセットです「Razer Kraken 7.1 V2」。『Apex Legends』や『レインボーシックスシージ』といったFPSをプレイする際、敵がどの位置にいるのか、どの方向から銃で撃たれているのかなど、状況認識しやすいのが特徴です。

ドライバーは大口径の50mmを採用。フレーム部分には、軽くて頑丈なアルミ素材を採用することで、耐久性を向上させています。また、アルミ素材は柔軟性にも優れているので、多少の衝撃を受けても壊れにくいのがポイント。プロゲーミング環境にも耐えられる耐久性が魅力です。

接続端子はUSBを採用。アクティブノイズキャンセリングデジタルマイクを搭載しており、周囲の雑音を抑えつつ、クリアな音声で会話することができます。正確なコミュニケーションが求められるFPSにおすすめのヘッドセットです。

レイザー(Razer) Kraken Tournament Edition

レイザー(Razer) Kraken Tournament Edition

新しいサラウンド技術「THX Spatial Audio」を搭載したゲーミングヘッドセット。前後左右からの音を把握できるだけでなく、空を飛ぶ鳥の鳴き声、下の階から聞こえる敵の足音など、上下方向からの音もリアルに察知することができます。

低音を強化した50mm径のカスタムドライバーを搭載。まるでその場に居るかのような迫力のあるサウンドを体験できます。イヤークッションにはクーリングジェルが注入されており、熱気を押さえることが可能。長時間ゲームをプレイしたい方にピッタリです。

また、USB接続の「オーディオコントローラー」が付属しているのもポイント。音量・音声のコントロール、マイクのミュート、THX SPATIAL AUDIOの切り替えなど、さまざまな調整を手元で行えます。ヘッドセット自体の接続端子は3.5mmステレオミニプラグを採用しているので、汎用性が高いのも魅力。FPSなどのゲームをプレイする方はもちろん、音楽鑑賞にもおすすめのヘッドセットです。

レイザー(Razer) Thresher 7.1 for PS4

レイザー(Razer) Thresher 7.1 for PS4

据え置きゲーム機のPS4に対応したワイヤレスヘッドセット「Razer Thresher 7.1 for PS4」。Dolby Headphoneテクノロジーを採用しているのが特徴で、光デジタルケーブルで接続することによって最大7.1chのバーチャルサラウンド体験ができます。

迫力のあるゲームサウンドを楽しめる50mm径の大型ドライバーを搭載。イヤーカバーには遮音性に優れたレザー素材を使っているほか、クッションには低反発素材を使用しています。メガネを掛けたままでも装着しやすい優れたフィット感が魅力です。

1回の充電で最大16時間使用できるのがポイント。音声遅延もほとんどないので、FPSや音ゲーも快適に遊ぶことができます。高音質でゲームを楽しみたいPS4ユーザーにおすすめのワイヤレスヘッドセットです。

レイザー(Razer) Thresher Ultimate for PS4

レイザー(Razer) Thresher Ultimate for PS4

PS4に対応した2.4GHzワイヤレスヘッドセット「Thresher Ultimate for PS4」。同シリーズのRazer Thresher 7.1がUSB送信機を介して通信するのに対して、本モデルはベースステーション経由で通信するのがポイントです。光デジタルケーブルおよびUSBでPS4と接続することにより、臨場感あふれる7.1デジタルサラウンドサウンドを楽しめます。

ヘッドセットには、50mm径の大型ドライバーを搭載。最大12mまで低遅延の接続を実現しているので、ゲームはもちろん、映像コンテンツも快適に楽しむことができます。デジタルマイクは格納式を採用。イヤーカップに完全収納できるので、チャットをしない方にもピッタリです。

また、ヘッドセットスタンドが付属しているのも魅力。使用しないときはフックに引っ掛けることで見栄えよく保管できます。ヘッドセットの性能自体はRazer Thresher 7.1と変わりませんが、収納方法も同時に確立したい方には本製品がおすすめです。

レイザー(Razer) Tiamat 7.1 V2

レイザー(Razer) Tiamat 7.1 V2

大きなハウジングに複数のドライバーを搭載した有線ヘッドセット「Razer Tiamat 7.1 V2」。バーチャルサラウンドのような疑似的な立体音響ではなく、左右にある計10個のドライバーによって臨場感のあるサラウンドサウンドを楽しむことができます。

新型の「オーディオコントロールユニット」を搭載しているのもポイント。各オーディオチャンネルの音量調整をはじめ、マイクのミュート、7.1chとステレオの切り替えなど、手元のコントローラーでフレキシブルに音源を調整することができます。

PCと接続する場合は、3.5mmのアナログオーディオ入出力端子が5個と、給電用にUSB端子が1個必要です。接続するための条件がやや厳しめですが、通常のヘッドセットと比べて、より正確に敵の位置を察知することが可能。FPSでの勝率を少しでも上げたいゲーマーの方におすすめの高性能ヘッドセットです。

レイザー(Razer) Tiamat 2.2 V2

レイザー(Razer) Tiamat 2.2 V2

片方のハウジングに50mm大型ドライバーを2つ、左右で計4つ搭載した「Razer Tiamat 2.2 V2」。同シリーズのTiamat 7.1 V2と比べてドライバーの数は少ない一方、1つあたりのサイズが大きいのでダイナミックなサウンドを再現することができます。重低音が好みの方におすすめです。

また、仮想7.1サラウンドサウンドエンジンのRazer Surroundを搭載。敵プレイヤーの銃声や足音をはじめ、仲間の位置などを立体的に感知することができます。また、従来のバーチャルサラウンドと比べて周囲の音もクリアに聞こえるのも魅力。FPSプレイヤーにピッタリです。

折り畳みに対応した指向性マイクを搭載。ボイスチャットをしないときは収納できるので邪魔になりません。接続端子は3.5 mmの4極ミニプラグを採用。PCはもちろん、PS4やニンテンドースイッチなどの家庭用ゲーム機でも使えます。汎用性の高いヘッドセットを探している方におすすめです。

レイザー(Razer) MANO’WAR

レイザー(Razer) MANO'WAR

遅延の少ない2.4GHzワイヤレス接続に対応したヘッドセット「Razer ManO’War」。7.1 バーチャルサラウンドサウンドエンジンのRazer Surroundに対応しており、疑似的な立体音響を楽しむことができます。

重低音の再現力に優れたネオジム磁石製の50mm径ドライバーを採用。爆発音や銃声など、迫力のあるサウンドを奏でます。イヤーカップには「クイックアクションコントロール」を搭載。画面から目を離さずにマイクの音量レベルを調整したり、ミュートにしたりすることが可能です。

左側のイヤーカップには収納式のデジタルマイクを搭載。LEDインジケータが付いており、ミュート状態をすぐにチェックできます。ゲーム中のボイスチャットはもちろん、スカイプでの通話、プレイ動画をネット配信する際にも便利。高性能なワイヤレスヘッドセットが欲しい方におすすめです。

レイザー(Razer) ELECTRA V2

レイザー(Razer) ELECTRA V2

機能をシンプルにすることで価格を抑えたハイコスパモデル「Razer ELECTRA V2」。40mm径サイズのドライバーを採用しているのが特徴で、Razerの他シリーズと比べると一回り小さいものの、一般的なヘッドセットと比べれば見劣りしない十分な大きさです。

低価格ながらバーチャル7.1chのサラウンドサウンドソフトウェアに対応しており、疑似的な立体音響を体験することができます。敵の足音や狙撃されている方向などを把握しやすいので、FPSなどのゲームをプレイする方にピッタリです。

マイクは取り外しすることが可能。使わないときは簡単に外せるので、音楽鑑賞をする際にも便利です。また、マイクのポール部分には柔軟な素材を使っているため、フレキシブルに角度を変更できるのも魅力。コスパのよいヘッドセットを探している方におすすめのエントリーモデルです。