最近話題となっているのが「大学生のパソコン離れ」。小学校からパソコン教育を受けている“ネイティブ世代”ではあるものの、スマホの普及によって疎遠となっており、キーボードによるタイピングが苦手だったり、WordやExcelが使えなかったりすることが社会的な問題になりうるとして懸念されています。

今回は大学生におすすめしたいノートパソコンをピックアップ。ユーザーとなる学生はもちろん、買い与えたいと考えている親御さんもぜひチェックしてみてください。

大学生活でパソコンは必要?

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近年はスマホやタブレットが普及したこともあり、パソコンを使わないシーンも多くなってきました。しかし、大学の授業で課されるレポートやプレゼン資料を作成するには、高性能なパソコンがあると便利です。

大学の卒業論文もデジタルでの作成が一般的。また、授業だけでなく、サークル活動やゼミで使用するケースもあります。パソコンは大別すると「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン」に分けられますが、利便性や携帯性から判断すると、やはりノートパソコンがおすすめです。

ノートパソコンを購入するなら目的をハッキリさせよう

目的1:レポート・資料作成

レポートを作成するためには、WordやExcelなどのOfficeソフトがあると便利。メールで課題を提出する際、WordまたはExcel形式での提出が義務付けられている場合があります。できるだけ早いうちにパソコンを入手して、ソフトに慣れておくと安心です。

また、官公庁の統計資料や、新聞社の記事データベースなどはPDFあるいはCSVというデータ形式で作成されているのが一般的。アプリを使えばスマホやタブレットでも閲覧することはできますが、Wordを開きつつ資料を見るなど、マルチタスクをしたい場合はパソコンがあると便利です。

目的2:パソコンスキルの習得

現在は業種に関係なく、ほとんどの職場で仕事効率化のためにパソコンが導入されています。「大学生ならばパソコンが使えて当たり前」という企業も多いので、Officeソフトのスキルを学生のうちに習得しておくと、就活の際大きなメリットになります。

Excelなどでも、ただ単に表を作成するだけでなく、関数・データ分析などのスキルがあると作業効率が上がります。また、PowerPointなどでプレゼン資料作成に慣れておくことも有用です。

目的3:情報発信のツールとして人脈作り

社会人になると、取引先・顧客とのコミュニケーション能力・人脈作りが重要視されます。ビジネスシーンで利用することの多いSNS、例えばfacebookやTwitterに慣れておくと安心です。

また、情報発信のためのブログサイト作りもパソコンなら簡単。無料ブログが利用できます。ブログビギナーの方でも、サークル仲間や友達と一緒に作れば、ノウハウを教えてもらうことも可能です。サイトの運営経験は、就活の際にアピールポイントにもなります。

EVERNOTEなどのクラウドサービスを利用している方は、スマホ・タブレットと同期させておけば、パソコンで文章や画像の編集などが簡単にできるのもメリット。生産性を高めるライフハックツールとしておすすめです。

大学生が購入するノートパソコンの相場って?

ノートパソコンの性能と価格の関係は?

ノートパソコンの性能は、5万円・10万円・15万円を区切りとして考えましょう。5万円以下ならばエントリークラスもしくは格安ノートパソコン、5〜10万円ならばミドルクラスのパソコンが購入できます。レポートや卒論を製作するには十分なスペックです。

10万円以上になると、かなりハイスペックなモデルが購入できます。PCゲームをプレイしたい方はこの辺りがおすすめ。15万円以上になると各メーカーのハイエンドモデルがラインナップしてきます。動画編集をする場合にもおすすめです。

ノートパソコンのクラスによってどんな特徴があるの?

5万円未満のエントリーモデルは、ネットの閲覧をはじめ、メールの送受信・レポート作成がメインの方におすすめ。デジカメなどの画像を保存する場合は、ストレージ容量が128GB以上のモデルを選びましょう。ただし、エントリーモデルはメモリが少ないモデルも多く、ヘビーな使い方をするとフリーズしてしまう可能性があります。

5万~10万円未満のミドルクラス帯になると、主要メーカーのモデルがラインナップしてきます。ストレージもSSDを搭載したモデルがほとんど。HDDと比べて容量は少なめですが、故障しにくいので、持ち運びが多い方におすすめです。

10万円以上のミドル・ハイエンドクラスは、各メーカーの最新モデルが選択肢に加わります。メモリも大容量なので、サクサク動くのが魅力。ストレスなく作業したい方におすすめです。

大学生が買うべきノートパソコンのOSは?

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OSとは「オペレーティングシステム」の略称で、コンピュータシステム全体の管理・制御を行うソフトウェアです。専門家・技術者向けと言われていたコンピュータを簡単に操作できるようにし、パソコンの普及に貢献しました。

現在当然のように使っているマウスやキーボードがパソコンで機能しているのは、この「OS」が関係しています。大学生が利用するパソコンとしておすすめしたいOSは、WindowsとMac OSの2つです。

Windows OS

Windowsは現在、世界で最も用いられているパソコンOSです。国内外のあらゆるメーカーがこのOSを搭載したパソコンを製造・販売しています。安価なPCからハイスペックPCまで選択肢が広いのが魅力です。

大学のレポートやプレゼンテーションにも使われている「Microsoft Office」が最初からインストールされているモデルも多くあります。使用目的に合わせて、個人向けとビジネス向けをラインナップしているのもポイントです。

Mac OS

iPhoneでおなじみのアップル社が開発したOS。デザイナーを中心としてクリエイター職がMac OSを愛用していた背景もあり、現在でもグラフィックに強いOSとして親しまれています。なお、Mac OSを搭載したパソコンはアップル製品のみです。

ハードウェアとソフトウェアを同じ会社で作っていることから、操作感のよさやデザイン性の高さで根強い人気があります。iPhoneやiPadとの連携もしやすく、これらと合わせて使いたい方は特におすすめです。

大学生向けノートパソコンの選び方

「マイクロソフト Office」の有無をチェック

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大学生がノートパソコンを使う際はMicrosoft Office搭載の有無が最大のポイント。授業や課題・卒業論文など、あらゆる場面でWordやExcelを利用する機会があるため、最初からインストールされていればすぐに使用できます。

一応、Officeソフトが入っていなくても、あとでインストールすれば特に問題ありません。しかし、あらかじめプリインストールされている方が価格も安く、価格的にはお得です。

サイズ・重量をチェック

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大学によっては、ノートパソコンの持ち込みが必要な授業もあります。そのような場合、パソコンが重いと自宅から大学まで持ち運ぶのはかなりストレスです。

現在のノートパソコンは、重量1.5kgを切るモデルが多数ラインナップされているので、「軽さ」を重視する選び方にも適しています。サイズも大きすぎるとかさばるため、13.3インチ以下のモデルがおすすめです。

スペックをチェック

スペックをチェックする時に最も重要なポイントはCPUの種類です。多くのパソコンが搭載しているインテルCPUの場合、「Core i」シリーズのi3・i5・i7が主流。数字が大きくなるほど高性能になります。i3はエントリークラス、i5がミドル〜ハイエンドクラス、i7はハイエンドクラスのノートパソコンに搭載されていると考えておけばよいでしょう。

その他の「Atom」などは主に格安パソコンに使用されています。Core i3以上のCPU搭載モデルを選んでおくと、ストレスなくパソコンを操作できて快適です。

次にメモリ容量もチェックしておきましょう。複数の処理を同時におこなう場合、処理スピードに差がでやすいからです。4GBあれば普通に利用できますが、複数のソフトを起動させることが多い方は8GBあると安心です。

バッテリー性能

ノートパソコンを持ち運んで使用する方は「バッテリー駆動時間」をチェックすることをおすすめ。ノートパソコンはモデルによってバッテリー駆動時間に違いがあります。3時間程度のモノから10時間以上駆動可能なモデルまでラインナップしているので、自分に合ったモデルを選びましょう。

ファミレスやカフェなど電源が使える場所もありますが、全体から見れば少数です。時間を利用して、情報検索やレポート作成などをノートパソコンで作業すれば貴重な時間を有効に使えます。そのためにもバッテリー駆動時間が長いモノが便利です。

大学生におすすめのノートパソコン

日本電気(NEC) LAVIE Note Mobile NM150/GA

大学生がキャンパスやカフェで使用することを前提として開発されたNECのキャンパスモバイルデザイン。薄さは18.5mmで重量約904g。軽いので持ち運びもラクラクです。OSはWindows 10 Home 64ビットを搭載しています。

ストレージは、衝撃に強いSSDを採用。容量は128GBとやや少なめですが、画像や動画ファイルを大量に扱わないのならば十分な容量です。

CPUはインテル第7世代のPentium 4410Yを採用。消費電力は、平常時で約5.6Wという省電力設計で、バッテリー駆動時間は約13時間を実現しています。1日使えるので、理系大学生などのハードユーザーでも安心です。

OfficeソフトはMicrosoft Office Home & Business Premium に加えて、クラウドサービスのOffice 365 も利用できます。コンパクトながら高性能なので、華やかな大学生活をスタートするのにふさわしい、おすすめのノートパソコンです。

エイスース(ASUS) ASUS VivoBook E203NA

お手頃な価格で購入できるエイスースの軽量ノートパソコン。ディスプレイは11.6インチで、本体サイズは約28.6cm×19.3cmとコンパクトです。

本体重量も980gと軽量で、常にノートパソコン持ち歩きたいという方におすすめ。バッテリーの駆動時間も約7.6時間と十分なので外出先での使い勝手も良好です。

CPUにはCeleronを搭載。メモリが4GBとスペックはやや控えめですが、4万円以下というリーズナブルな価格が魅力です。文書作成やネット閲覧、内蔵のWebカメラを使ったビデオチャットなどのちょっとした用途であれば問題なく使えます。買い替えを検討している方はもちろん、2台目のサブ機を探している方にもおすすめのモデルです。

デル(Dell) Inspiron 11

エントリーモデルとしておすすめの軽量ノートパソコン。リーズナブルな価格ながら、重量約1.18kgで11.6型とコンパクトにまとまっているのが特徴です。

CPUはCeleron N3060を搭載。ストレージには簡易版SSDとなるeMMCが32GB備わっているほか、容量が足りない場合はmicroSDカードによる拡張も可能です。

出力端子については、USB 3.0やUSB 2.0のポートはもちろん、HDMI・SDカードリーダー・オーディオジャックなどがひと通り揃っているのもポイント。とりあえずノートパソコンが欲しいという方におすすめの1台です。

アップル(Apple) MacBook 12型 デュアルコアCore m3 1.2GHz MNYF2J/A

美しい画面で定評のあるRetina12型ディスプレイを装備したMacBookのエントリーモデル。12型と小型でありながら、2,304×1,440ピクセルの高い解像度が魅力です。

CPUはデュアルコアのインテルCore m3。動作周波数は通常時1.2GHzですが、負荷がかかるとターボブースト機能によって3.0GHzまでクロックアップします。

メモリは8GBを搭載。ストレージは読み書きが高速でストレスが少ないSSDを搭載して、256GBと大容量です。重量はわずか0.92kg。持ち運びしやすく、バッテリーは10時間の長時間駆動ができるので、外出先で長く使用しても安心なノートパソコンです。

小型モデルでありながらフルサイズキーボードとマルチタッチパッドを採用、操作性も良好です。高いデザイン性と静音性はアップルならでは。すべてが高品位のおすすめノートパソコンです。

ヒューレットパッカード(HP) 15.6型フルHD液晶 パビリオン 15-cc100

解像度1920×1080の15.6型フルHDディスプレイを搭載したヒューレットパッカードのミドルクラスパソコン。CPUにはインテルの第8世代Corei5を搭載して、メモリ8GBと基本スペックが高いのがポイントです。OSはWindows10 Homeを搭載しています。

ストレージに128GBのSSDと大容量1TBのHDDを搭載しているのがポイントです。ソフトウェアとデータを区分して保存することにより高速化と大容量を実現しています。DVDマルチライターを装備して、Wi-Fi・Bluetoothに対応。人気オーディオブランドBang&Olufsenのデュアルスピーカーを内蔵しているのも魅力です。

バッテリー駆動時間は約7.5時間。ボディはパーツのつなぎ目を排した美しさと堅牢性を両立しています。1台でほとんどのパソコン作業をこなせて、デザイン性も高いおすすめのモデルです。

エイサー(Acer) 13.3型 Swift7 Microsoft Office搭載 SF713-51-F58U/F

学生にとって必携レベルのOfficeが搭載された13.3型画面ノートパソコンです。OSはWindows 10 Home。Officeは無料でバージョンアップされるのでいつでも最新のOfficeが利用できます。

CPUは動作周波数1.20GHzのCorei5を搭載。ほとんどの作業が軽快におこなえる実力派CPUです。ストレージは256GBのSSDを採用してWindowsの起動も高速。メモリ容量は8GB、複数のソフトを同時に利用しても軽快です。

薄さは9.98mm、質量約1.1kgと、外出時に持ち運びしやすいのが魅力です。駆動時間約9時間とバッテリーも強力。3年間の製品保証もついて、長く愛用できるノートパソコンです。

レノボ(Lenovo) 11.6型 Ideapad 120S 81A400C9JP

パソコンは主にWEB閲覧やオフィスソフトでレポート作成するのに使うだけ、というライトユーザーにおすすめの軽量コンパクトなノートパソコンです。

CPUはエントリークラスのインテルCeleron1.1Ghz、デュアルコアで重い処理の時は2.4Ghzまで周波数を上げて高速化。メモリは4GBと控えめですが、ストレージには高速な容量128GBのSSDを使用しています。

11.6型ワイドディスプレイは1366×768と解像度が高く鮮明な画像を楽しめるとともに、映り込みが少ない非光沢画面を採用して目が疲れにくいのがポイントです。重量1.15kgと軽量で約9.2時間駆動できます。価格が安いので、初心者あるいは持ち運び用に2台目のパソコンを探している方におすすめのモデルです。