花粉が飛散する時期に導入したいのが、花粉に強い「空気清浄機」。花粉が飛んでいる屋外では仕方ないものの、せめて室内では快適に過ごしたいものです。そこで今回は、花粉に強い人気のおすすめ空気清浄機をランキング形式にてご紹介します。
先端技術を搭載した高性能モデルから、気軽に購入できる低価格モデルまで、さまざまな製品をピックアップ。花粉でお悩みの方はぜひチェックしてみてください。
花粉に強い空気清浄機の選び方
集じん能力をチェック
ファン式

By: jp.sharp
ファン式は、モーターでファンを回転させて吸い込んだ空気をフィルターに通し、汚れを取り除くタイプ。ほとんどの空気清浄機が採用している現在主流の集じん方式です。ファンを使って空気を循環させるため、集じん能力は優れていますが、「運転時のファンの音が気になる」「定期的にフィルターの掃除や交換が必要」などの欠点があります。
一方、ファン式は価格が安いうえに製品のバリエーションが豊富。コストパフォーマンスを重視する方や、空気清浄機の機能、デザインにこだわりたい方にはおすすめです。
ファン+電気式

By: amazon.co.jp
ファン+電気式のハイブリッドタイプも要チェック。ファンで集じんしながら、静電気で帯電したフィルターにて花粉などの物質を吸着できます。フィルターの目詰まりが起きにくく、集じん効果が持続するほか、ニオイを除去する能力が高いといったメリットがあります。
ただし、ファン+電気式を採用した空気清浄機は、国内だとダイキンのみの取り扱いに限られてしまうため、空気清浄機の機能やデザインにこだわりたい方にはやや不向き。内部構造の複雑さゆえに、本体価格が高い傾向にある点も留意しておきましょう。
適用畳数をチェック

By: jp.sharp
空気清浄機にはあらかじめ「適用床面積」が決められています。「30分で部屋の空気をきれいにできる畳数」の目安を表しており、空気清浄機を選ぶ際の重要なポイント。使う部屋の広さに合った適用床面積を選ばないと、十分な浄化効果が得られないこともあるため、注意が必要です。
使用する部屋の床の面積よりも2~3倍のモノを選ぶと、効率よく空気の汚れを取り除けます。寝室や子供部屋など、狭い部屋で使うなら1台で十分です。
面積が広いリビングやオフィスで使うなら、適用床面積の大きな空気清浄機を1台置くよりも、適用床面積の小さな空気清浄機を2台設置したほうが効率的な場合もあります。
加湿機能があるかをチェック

By: jp.sharp
空気清浄機のなかには、水分を空気中に放出して湿度を上げる「加湿機能」を搭載したモデルがあります。本体価格が高いほか、お手入れが面倒といった欠点があるものの、空気清浄と同時に部屋の加湿ができるため、空気が乾燥する冬期には非常に重宝します。
また、空気清浄機と加湿器を別々に購入すると、本来なら2台分の設置場所やコンセントの確保が必要。加湿機能が付いた空気清浄機なら、1台分のわずかなスペースで済ませられるのも魅力です。
花粉に強い空気清浄機おすすめランキング
第1位 シャープ(SHARP) 加湿空気清浄機 KC-R50
独自の空気浄化技術である「プラズマクラスター7000」を搭載した加湿空気清浄機。プラスマイナス両方の静電気を除去できるため、花粉や微小な粒子の壁などへの付着を抑制できるのが特徴です。また、強めの風量自動運転で花粉を素早く吸着する「花粉運転」も搭載しています。
集じん・脱臭・プレフィルターの3つのフィルターを採用しているのも魅力。0.1μmの粒子を99%以上捕集する高性能フィルターにより、吸い込んだ空気の汚れをしっかりと吸着します。フィルターは目詰まりしにくく集じん性能も落ちにくいため、10年間交換不要を謳っています。
本体は約幅399×奥行230×高さ613mmとコンパクト。省スペースで設置できるサイズ感ながら、部屋全体に風を素早く行き届ける「スピード循環気流」により、遠くのホコリまでしっかりと引き寄せます。基本性能と薄型デザインを両立した、コスパのよいおすすめのエントリーモデルです。
第2位 ダイキン(DAIKIN) ストリーマ空気清浄機 MCZ70Y
1台で除湿・加湿・集じん・脱臭を実現した、ハイブリッドモデルです。ダイキン独自の空気清浄化技術「ストリーマ」を搭載。高速電子を安定的に発生させるため、花粉やPM2.5などの対策に適しています。
また、汚れが広がりにくく、静電力に優れた「TAFUフィルター」を採用。優れた吸引力により、目に見えない微粒子もキャッチします。
専用アプリ「Daikin APP」をインストールすれば、スマートフォンとの連携が可能。風量設定・運転モード・スケジュールタイマーなど、さまざまな機能を活用できます。
第3位 シャープ(SHARP) 加湿空気清浄機 KI-PX100
独自の空気清浄化技術「プラズマクラスターNEXT」を搭載した加湿空気清浄機です。高濃度イオンを放出することで、空気中に浮遊する花粉やアレル物質の付着を抑えます。花粉だけでなく、ダニ・カビ・ニオイ対策にもおすすめです。
広範囲にわたってイオンを届ける「スピード循環気流」を搭載。気流をコントロールするため、離れた場所のホコリも引き寄せられます。大きな吸い込み口を採用し、パワフルな吸引力を実現しているのも特徴です。
空気中の汚れを検知してモードを切り替える「おまかせ運転」も利用可能。天井や壁際など、部屋の隅々まで空気を循環させて花粉をキャッチします。また、1000ml/hの加湿性能も搭載。乾燥が気になる時期も快適な室内環境を保ちます。
第4位 パナソニック(Panasonic) 加湿空気清浄機 F-VXU90
パナソニック独自の花粉撃退テクノロジーを搭載した加湿空気清浄機です。気流を3方向に放出する「3Dフロールーバー」により、部屋の隅々まで空気を循環させられます。床上30cm付近に溜まりやすい花粉もキャッチ。また、花粉に対して効果が期待できる「ナノイーX 48兆」のはたらきにより、快適な室内環境を保てます。
ひとセンサー・照度センサー・温度センサー・ニオイセンサーなどを搭載。人や空気の汚れを検知し、自動で運転モードを切り替えます。さらに、汚れ度合いを色の変化で知らせる「クリーンサイン」も便利です。
プレフィルター・集じんフィルター・加湿フィルターは取り外し可能。プレフィルターと加湿フィルターは水洗いにも対応しているので、清潔に使い続けられます。給水タンクは脱着しやすく、給水やお手入れも簡単です。
第5位 シャープ(SHARP) 加湿空気清浄機 KI-PX70
高濃度イオンを放出する「プラズマクラスターNEXT」を搭載した加湿空気清浄機です。イオンのはたらきで、空気中に浮遊する花粉やウイルスがもたらす影響を軽減できると謳われています。花粉だけでなく、ニオイ・カビ・静電気対策にもおすすめです。
コアンダ効果を採用したスピード循環気流により、遠く離れた場所のホコリを引き寄せられます。また、空気中の汚れを検知するセンサーも搭載。気流をコントロールし、花粉やハウスダストなどの大きな粒子をキャッチします。そのほか、目詰まりしにくい、高性能フィルターを採用しているのも魅力です。
専用アプリ「COCORO AIR」をインストールすれば、スマートフォンと連携可能。空気の汚れ具合を把握したり、ライフスタイルに適した運転モードを提供したりと、さまざまな機能を便利に活用できます。
第6位 日立(HITACHI) 加湿空気清浄機 クリエア EP-ZN30A
個室や寝室に置きやすいコンパクトモデルの加湿空気清浄機。脱臭・集じん一体型フィルターの「アレルオフHEPAフィルター」を搭載しているのが特徴です。吸い込んだ空気に含まれる花粉などの微粒子や、気になるタバコのニオイなどを捕集します。
空清・脱臭・ひかえめから選べる3種類の自動モードを搭載。空気の汚れ具合を検知する「ニオイセンサー」による自動運転も行えます。また、運転音が小さめなのも魅力。ターボ風量でも50dB以下、静風量時なら木の葉が触れ合うよりも小さい音で運転するので、睡眠時の使用も快適です。
加湿運転に対応しているのもポイント。フィルターを水で濡らして風で加湿する「気化式」を採用しているため、小さな子供のいる家庭にも適しています。リモコン付きで離れた場所からの操作にも対応。比較的安い価格で購入できる、コスパにも優れたおすすめのモデルです。
第7位 ダイキン(DAIKIN) ストリーマ空気清浄機 MCK70Y
ダイキン独自の空気清浄化技術「ツインストリーマ」を搭載した空気清浄機です。浮遊ウイルス・花粉・カビ菌・ニオイなどの対策が可能。適用畳数の目安は31畳で、広めの空間で使用したい方に適しています。
加湿機能は、低め・標準・高めの3段階。特に、高湿度を保つ「のど・はだ運転」は、乾燥しやすい時期におすすめです。水トレーには銀イオン剤を搭載。清潔な水で加湿運転をおこないたい場合に重宝します。また、加湿フィルターや給水タンクは取り外して手洗い可能です。
操作パネルの「おまかせ」を押すと、空気の汚れ具合に応じて自動で運転をコントロールします。さらに、エアコンとの併用やスマートフォンによる遠隔操作にも対応。使いやすさにこだわっているのも魅力です。
第8位 パナソニック(Panasonic) 加湿空気清浄機 F-VXU70
独自のイオンテクノロジー「ナノイーX」を搭載した空気清浄機です。スギ・ヒノキ・ススキ・ブタクサなど、日本に飛散する主要な花粉を軽減。そのほか、PM2.5・ウイルス・カビ菌・ニオイなどの対策にもおすすめです。
花粉の集じん性能に優れた「3Dフロー花粉撃退気流」を搭載しているのもポイント。立体的な気流を部屋の隅まで届けるため、効率よく花粉をキャッチできます。パワフルな吸引力を実現しており、花粉が溜まりやすい床上30cmの範囲も清潔に保ちやすい仕様です。
ニオイセンサー・湿度センサー・照度センサーなどを搭載。空気の汚れやニオイを検知すると、自動で運転モードを切り替えます。また、クリーンサインにより、部屋の汚れ具合をひと目で把握できるのも特徴です。
第9位 シャープ(SHARP) 空気清浄機 FU-PC01
コンパクトな設計が特徴の加湿空気清浄機です。本体サイズは、径190×高さ300mm。置き場所に困りにくいので、寝室・キッチン・玄関など、さまざまな場所で使用できます。
シャープ独自の空気清浄化技術「プラズマクラスター7000」を搭載。全周吹き出し構造を採用しており、360°全方向からプラズマクラスターイオンを放出します。花粉などが部屋の中のモノに付着するのを軽減可能です。
天面の操作部は、ボタンを押すだけのシンプル設計。操作するボタンが少ないため、簡単に使いこなせます。また、集じん・脱臭フィルターが一体化しているので、メンテナンスやお手入れも容易です。
第10位 シャープ(SHARP) 加湿空気清浄機 KI-PS50
「プラズマクラスター25000」を搭載した加湿空気清浄機です。プラスイオンとマイナスイオンを放出し、空気中に浮遊する花粉が壁に付着するのを軽減できます。また、コアンダ効果を採用した「スピード循環気流」により、部屋の隅まで効率よくイオンを届けられるのも特徴です。
花粉が気になるときは「花粉運転」モードがおすすめ。強力な風を生み出し、浮遊する花粉やホコリをキャッチします。さらに、本体は薄型設計で、置き場所に困りにくいのも特徴。底面にはストッパー付きキャスターを搭載しているため、移動させる際に便利です。
プレフィルター・ダブル脱臭フィルター・静電HEPAフィルターの3層構造を採用。微粒子が静電気を帯びたフィルターに吸着するため、目詰まりが起きにくく、優れた集じん性能を維持します。長期間フィルター交換不要と謳われているので、お手入れの負担を軽減できるのも魅力です。
第11位 ダイキン(DAIKIN) ストリーマ空気清浄機 MC55Y
ダイキン独自の空気清浄化技術「ストリーマ」を搭載した空気清浄機です。スギ・ヒノキ・ブタクサなど、日本で飛散する16種類の花粉に対してはたらきます。花粉だけでなく、PM2.5やニオイ対策にもおすすめです。
パワフルな集じん性能ながら、静音性に優れているのも特徴。やさしい運転音で、時間帯を気にせず使用しやすいモデルです。また、「TAFUフィルター」を搭載しているのもポイント。汚れが広がりにくく、微粒子をキャッチできるのが魅力です。
適用畳数は25畳まで。広範囲にわたってストリーマ性能を発揮できます。本体サイズは、高さ500×幅270×奥行270mmのコンパクト設計。リビングや寝室など、さまざまな場所で使用できます。
第12位 パナソニック(Panasonic) 加湿空気清浄機 F-VXU40
高精度なセンサーで部屋を見守る加湿空気清浄機です。パナソニック独自の「高感度ハウスダストセンサー」を搭載しており、微粒子まで検知します。「3Dフロー花粉撃退気流」により、床上30cm付近に溜まりやすい花粉の対策にもおすすめです。
PM2.5解析プログラムでは、汚れ具合に応じて自動で風量や気流をコントロール。細かい汚れも吸引できます。
室内環境に応じて自動で湿度を切り替える「湿度センサー」も搭載。細かい設定不要で、快適に過ごせます。また、加湿フィルターは取り外し可能。水洗いにも対応しており、お手入れも簡単です。
第13位 シャープ(SHARP) 加湿空気清浄機 FU-P50
花粉などの汚れにはたらく「プラズマクラスター7000」を搭載した加湿空気清浄機です。プラスイオンとマイナスイオンが静電気の発生を軽減し、花粉が壁に付着するのを防げると謳われています。部屋の隅々までプラズマクラスターが行きわたる「スピード循環気流」を採用しているのも特徴です。
プレフィルター・脱臭フィルター・静電HEPAフィルターの3種類を搭載。パワフルな吸引で、脱臭や集じんをおこないます。また、フィルターは長期間の交換が不要と謳われており、お手入れの手間を軽減できるのも魅力です。
第14位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 空気清浄機16畳 IAP-A35
さまざまな場所に置きやすい小型タイプの空気清浄機。吸い込んだ空気に含まれる花粉やPM2.5を含めた微細な粒子を、99.7%以上除去する高性能な集じん脱臭フィルターを搭載しているのが特徴です。フィルターは約1年に1回、掃除サインが点灯したときに交換するだけの簡単なお手入れで使えます。
風量を3段階で調節できるのも魅力。部屋の空気の状態に合わせて選べます。また、最低限の表示以外を消灯して快眠をサポートする「おやすみモード」も搭載。おやすみモードと弱モードでは囁き声よりも静かな22dBの運転音で動かせるため、寝室への設置にも適しています。
シンプルな操作パネルを採用しているのもポイント。天面にわかりやすく表示されるため、簡単に扱えます。さらに、チャイルドロック機能も搭載。小さな子供が誤って操作してしまうのを防げます。円筒型デザインで、底面からの光でインテリアの演出もできるおすすめのモデルです。
第15位 ブルーエア(Blueair) Blueair Protect 7410i
リビングなどへの設置に適した、適用床面積40畳の空気清浄機。独自の「HEPASilent Ultraテクノロジー」を搭載しているのが特徴です。粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合し、空気中に漂う汚れを大量に吸引し、静電気の力で吸着します。
稼働中はもちろん、電源が切れているときも室内の空気状況を把握。フィルターや本体内部に吸着したウイルスや菌の繁殖を抑制すると謳われています。また、お手入れは半年から1年ごとにフィルターを交換するだけで済むのもメリットです。
Wi-Fiで「Blueair アプリ」と連携すればスマートフォンから操作可能。電源の操作や空気のスピード調整、空気環境の可視化、フィルターの使用率表示などが行えます。5色のLEDで空気の状態を直感的に表示するため、視覚的にもわかりやすいおすすめの製品です。
第16位 ダイソン(dyson) Dyson Purifier Hot+Cool HP07
空気清浄機・ヒーター・扇風機の1台3役で使える花粉除去に適した空気清浄機。長時間浮遊してしまうこともある破裂した微細な花粉をしっかりと除去できるのが特徴です。約8畳の試験空間に置ける花粉除去能力の認証を受けています。
目の細かい高性能なHEPAフィルターを採用。花粉やウイルス、ニオイも除去します。また、空気清浄機の隙間から微細な粒子が漏れだしにくい、高い密閉性を実現。確実に空気清浄を行います。
本体に搭載された3つのセンサーで常に空気の状態をモニターしているのもポイント。微細な粒子やニオイをリアルタイムで検知して、LCDディスプレイに表示します。季節ごとに家電を入れ替える必要がなく、お手入れも簡単にできるおすすめの製品です。
空気清浄機の売れ筋ランキングをチェック
空気清浄機のランキングをチェックしたい方はこちら。
今回ご紹介した空気清浄機は、部屋の空気をきれいにするだけでなく、花粉に強い高性能なモノばかり。従来の空気清浄機と比べると価格は少し高い傾向にありますが、購入してしまえば長い間使えます。辛い花粉症で悩んでいる方は、本記事の内容を購入時の参考にしてみてください。