寒い冬に部屋と体をじんわりとあたためられる「石油ストーブ」。ファンヒーターやエアコンの風が苦手な方でも使いやすいほか、レトロでおしゃれな見た目も魅力です。
今回は、冬のインテリアにぴったりのおしゃれな石油ストーブをご紹介します。選び方も解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- 石油ストーブのメリット
- おしゃれな石油ストーブのおすすめメーカー
- おしゃれな石油ストーブのおすすめ|大型
- おしゃれな石油ストーブのおすすめ|小型
- 石油ストーブの売れ筋ランキングをチェック
- おしゃれな石油ストーブの選び方
- 石油ストーブの注意点
石油ストーブのメリット
石油ストーブのメリットは、自然な空気の流れを利用し、空間全体をじんわりとあたためること。燃料である灯油の燃焼時に水分が発生するため、空気が乾燥しにくい傾向にあります。
また、あたたかみのあるレトロでおしゃれな外観も魅力。燃焼筒の燃える様子が見えるため、見た目にもあたたかさを感じられます。暖房としての機能はもちろん、インテリアとしてもおすすめです。
燃料や電池で作動するモデルもあり、停電や災害時に電気が使えない状況で利用できるのもポイント。石油ストーブは天板部分が熱くなるため、ケトルや鍋を置けば調理もできます。
おしゃれな石油ストーブのおすすめメーカー
アラジン(Aladdin)
アラジンは、1919年にイギリスで設立したメーカー。石油ストーブだけでなく、グラファイトヒーターやグラファイトトースターなど、幅広い分野の製品を展開しているのが特徴です。
アラジンのブランドを象徴するのが、青い炎を生み出す石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」。90年以上の歴史があり、クラシックで親しみやすいデザインと確かな機能性で、現在に至るまで人気を維持し続けています。
部屋を彩るインテリアとしても活躍する製品が多いので、ぜひチェックしてみてください。
トヨトミ(TOYOTOMI)
トヨトミは、「あたたかさを通じて広く社会に貢献する」を目標に掲げているメーカーです。対流形石油ストーブや反射形石油ストーブ、電気ヒーターなど、さまざまな製品を展開しています。
トヨトミの石油ストーブは、デザイン性と暖房性能を追求しているのが特徴。なかには、2種類の燃焼方法を組み合わせた「ダブルクリーン」技術を採用したモデルもラインナップされています。
石油ストーブの独特なニオイを抑えられるので、快適に使用したい方におすすめです。
コロナ(CORONA)
コロナは新潟県三条市に本社を構える、探訪器具や空調・家電機器などを取り扱うメーカーです。石油ストーブの特徴は反射式や対流式など、ラインナップが豊富なのが特徴です。
時間をかけて消火することにより未燃焼のガスを燃やしきる「ニオイカット消火」や、給油時に手を汚しにくい「よごれま栓」など、便利な機能を搭載したモデルを展開。利便性の高いおしゃれな石油ストーブを探している方におすすめです。
おしゃれな石油ストーブのおすすめ|大型
アラジン(Aladdin) ブルーフレームヒーター BF3911
1930年代にイギリスで生まれて以来、ほとんどデザインが変わらないおしゃれな石油ストーブです。レトロでおしゃれなデザインは、和室・洋室・北欧風などさまざまなインテリアのスタイルにマッチします。
グリーン・ホワイト・ブラックのカラーバリエーションも魅力。インテリアとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。燃焼時には独特の青い炎が部屋を優しく照らします。
適合する部屋の広さは7~10畳。タンク容量は4.1Lで、約15時間の連続燃焼が可能です。点火にはライターなどを使います。
トヨトミ(TOYOTOMI) GEAR MISSION KS-GE67
無骨なデザインが魅力の対流式石油ストーブです。ミリタリーをイメージさせるダークなオリーブグリーンとコヨーテブラウンがラインナップされています。ミリタリーテイストのロゴや印字もポイントです。
暖房出力が6.66kWと高いのも特徴。木造17畳、コンクリート24畳までに対応しており、広い範囲をあたためたい際におすすめです。
オリジナルの「でるでる芯」もポイント。芯が劣化した場合、つまみを操作するだけで、芯を伸ばすことが可能です。1つの芯で3回分使えるため、芯交換の手間やランニングコストを削減したい方にも適しています。
トヨトミ(TOYOTOMI) 対流型ストーブ KR-47A
レトロなデザインが目を惹く対流式石油ストーブです。ニオイが気になりにくい「ダブルクリーン」を搭載。下段は遠赤外線効果でじんわりと周囲をあたためる赤熱式、上段は1200℃の高温を実現する白光炎式で、ニオイのもとをしっかりと燃やしきります。排気がクリーンなのもポイントです。
ブラック・ベージュ・グレーなど、淡いカラーリングも魅力。和室や北欧系など、インテリアとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。木造12畳、コンクリートであれば17畳に対応しています。
コロナ(CORONA) SX-E3724Y
ダークグレーの落ち着いた色合いが魅力の反射式石油ストーブです。メッシュガードは黒で、インテリアに馴染みやすいおしゃれなデザイン。高さ510×幅452×奥行き324mmと反射式としては比較的小型で、省スペースで設置できます。
電子点火式で簡単に火をつけられるのがポイント。点火・消火ボタンがわかりやすく、機械の操作を覚えるのが苦手な方にもおすすめです。
暖房出力は最大で3.65kW。木造で10畳、コンクリートで13畳まで対応しています。暖房出力は2.92kWまで下げられるため、出力を細かく調節したい方にもおすすめです。タンクの容量は4L。給油が必要な際には「給油サイン」が点滅してお知らせします。また、停止までの時間がカウントダウン表示されるなど、使い勝手のよさも特徴です。
コロナ(CORONA) シリーズ SL-5124
優しいホワイトの色合いが魅力のポータブル石油ストーブ。淡いおしゃれな色合いと、全体的に丸みを帯びたデザインが特徴です。
レトロなデザインながら点火レバーを搭載。着火のつまみは視認性の高いオレンジ色で着火も簡単に行えます。点火ヒーターが使用できない場合は、点火用ライターでの点火も可能。使い勝手にこだわりたい方にもおすすめです。
大きさは高さ553×幅460×奥行き460mm。一体型タンクで容量は6Lです。暖房出力は5.14kWと高め。木造13畳、コンクリート18畳に対応しています。
パセコ(PASECO) 対流形石油ストーブ CAMP-25
キャンプにおすすめの屋外用石油ストーブです。暖房出力は6.4kWで周囲をしっかりとあたためます。カラーバリエーションはキャンプにマッチしやすいアーミーグリーンとブラックの2色です。タンクの容量は7Lで、約10時間使用できます。
大きさは高さ570×直径445mm、重さは11.5kgです。収納時には上部をスライドすることにより高さ440mmまで小型化できます。車のトランクに収納しやすいのが魅力です。ワンタッチで点火できるなど、使い勝手のよさも考慮されています。
おしゃれな石油ストーブのおすすめ|小型
アラジン(Aladdin) ブルーフレームクッカー BF4001
アラジンのスタンダートモデル「ブルーフレームヒーター」を小型化し、調理機能を追加したおしゃれな石油ストーブです。サイズは約高さ477×幅426×奥行き426mm、重さは約8kgと比較的軽量で持ち運びもしやすくキャンプなどで使いたい方にもおすすめです。本体は重心が低く、車に載せたときも安定して持ち運べます。
ストーブ上部に「ゴトク」を搭載しているのもポイント。鍋やフライパンなど、安定して調理が可能です。ごとくの下には汁受けがあるため、ふきこぼれにも対応。汁ものの調理にも使えます。
コンパクトモデルながら、タンク容量は4.1Lで燃焼時間は最大約17.8時間を実現。電子点火には対応していないため、マッチなどを使って点火する点には注意が必要です。
トヨトミ(TOYOTOMI) GEAR MISSION RR-GER25
ミリタリーテイストのカラーリングや印字など、無骨なデザインが目を惹くミニ石油ストーブ。オリーブグリーンとコヨーテブラウンのカラーが用意されています。
大きさは高さ480×幅388×奥行き388mm、重さは5.9kgです。灯油タンクは2重構造で、本体が倒れた際にも灯油がこぼれにくいのが特徴。持ち運びしやすく、キャンプなどでの使用を想定している方にもおすすめです。
持ち運びや保管に便利な収納バッグや、専用のガードなどオプションが豊富なのも魅力。オプションの「ごとく」を使えば鍋やなどを安定して置けます。着火が簡単な電子点火方式や「ニオイセーブ消火」など、使い勝手のよさもポイントです。
トヨトミ(TOYOTOMI) RL-G2524
七色に輝く炎を楽しめる小型の対流式石油ストーブです。ガラスに特殊なレインボー加工が施されているのがポイント。7色の優しい光を生み出します。40W程度の明るさがあるため、照明器具としても便利です。イヤなニオイを抑える「ニオイセーブ消火」機能を搭載しています。
暖房出力の調整幅が広いのも特徴。火力を最大50%まで下げられ、部屋の室温などに合わせて調節できます。サイズは高さ485.7×幅388×奥行き388mmで重さは6.2kg。最大の燃焼時間は約40.2時間です。
手回しハンドルを搭載しており、乾電池を使わずに着火できるのも魅力。災害の備えとして暖房器具を探している方にもおすすめです。灯油が漏れにくい2重構造のタンクや、対震自動消火装置など、安全面も考慮されています。
トヨトミ(TOYOTOMI) GEAR MISSION RS-GE23
「無骨なアウトドアスタイル」をコンセプトとしているGEAR MISSIONシリーズの反射式石油ストーブです。おしゃれなオリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色をラインナップ。インテリアとのコーディネートを楽しめます。
暖房最大出力は2.25kWで木造6畳、コンクリート8畳に対応。85~100%の範囲で火力を調節できます。スペースや室温などに合わせて切り替えられるのが魅力です。
燃焼を安定させ燃焼時の余計なニオイを発生させにくい「消臭リング」や、消火時のイヤなニオイを発生させにくい「ニオイセーブ消火」などの機能を搭載しているのもポイント。ニオイが気になる方にもおすすめです。
キャップの締め忘れやゆるみがあっても灯油がこぼれにくい「こぼれま栓」や、タンクの蓋がしっかりとしまったことを触覚・聴覚・視覚で確認できる「楽楽ロック」など、安全性も考慮されています。
コロナ(CORONA) SZ-32
レトロなデザインの小型対流式石油ストーブです。スイッチなどが少ないシンプルなデザインや、丸みを帯びたランタン風のフォルムで、和室や北欧風など、さまざまなインテリアにマッチします。
円筒のぐらつきを防止する「燃焼筒押え」や持ち運びに便利なハンドルが付属。天板では鍋やヤカンのあたためが可能。防災時用の石油ストーブを探している方にもおすすめです。大きさは高さ475×幅325×奥行き325mm、重さは6.3kg。タンク容量は3.8Lで、燃焼時間は約12.3時間です。
点火装置を搭載していない点には留意が必要。点火用ライターなどを使って点火を行います。
スノーピーク(snow peak) グローストーブ KH-100BK
キャンプなどで使いたい方におすすめの石油ストーブです。鉄製の天板から遠赤外線が放出されるのがポイント。小型ながら周囲をしっかりとあたためます。マットな黒を基調としたシンプルでおしゃれなデザインなので、室内で使いたい方にもおすすめです。
大きさは高さ474×幅388×奥行き388mm、重さは約5.9kgです。タンクの容量は4.9Lで約20時間の継続燃焼に対応しています。レバーを回せば簡単に着火が可能。電気を使わず点火できるため、災害への備えとしてもおすすめです。耐震自動消火装置を搭載しているなど、安全面も考慮されています。
アルパカプラス(ALPACA+) ストーブ TS-77NC
無骨なデザインが魅力の石油ストーブです。ベージュ・ブラック・グリーン・レッドとカラーバリエーションが豊富で、インテリアとのコーディネートを楽しめます。
移動に便利なハンドルが付属しているため、移動しやすいのもポイント。サイズは、幅350×高さ420×億行き350mmで、重さは6.6kgです。タンクの容量は3.7Lで、約10時間の使用に対応しています。
点火用ライターやマッチを使って着火するタイプで、電池がなくても使用可能。災害時の備えとしてもおすすめです。
パセコ(PASECO) JKH-1
屋外用でキャンプなどにおすすめの丸型石油ストーブです。ブラック・グレー・タン・アルパイングリーンのおしゃれなカラーと無骨なデザインがキャンプを盛り上げます。カラーバリエーションが豊富なため、テントやテーブルなど、キャンプグッズとのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめです。
大きさは高さ441×直径325mmで、重さは5.3kgとコンパクト。持ち運びに便利なハンドルが付属しています。タンク容量は5.3Lで約18時間の連続使用に対応しています。比較的安い価格で購入できるのも魅力です。
おしゃれな石油ストーブの選び方
暖房方式をチェック
前方を集中してあたためられる「反射式」
反射式のストーブは燃焼筒の背面や側面に反射板があり、反射した輻射熱で部屋をあたためるタイプ。デザインは長方形のモノが多く、主に前方をあたためることに長けています。
なお、広範囲への使用は難しく、部屋をあたためるスピードもゆっくり。デスク周りやキッチンなどで集中的に使いたい方におすすめです。
部屋全体をじんわりとあたためる「対流式」
対流式石油ストーブは、機構の中心部分に燃焼筒があることが特徴です。本体は燃焼筒に合わせて縦に細長い形状をしており、熱を帯びた空気が上昇。対流を作り出すことで空間をあたためます。
周囲に熱を広げるので、家族が集まるリビングなど部屋全体をまんべんなくあたためたい場合におすすめです。
適用畳数をチェック
石油ストーブが対応する部屋の広さは、畳単位で表されます。適用畳数は木造かコンクリートかによって異なるので、住宅の構造に合わせて選びましょう。寒冷地に住んでいる方や寒がりの方は、適用畳数が少し広めの製品を選ぶのがおすすめです。
安全機能をチェック
石油ストーブは転倒による周囲への引火リスクがあるため、揺れや振動などの衝撃を感知して自動で停止する「対震自動消火装置」が付いている製品もあります。地震発生時など、万が一のときに備えて、安全機能を搭載しているモノを選ぶのがおすすめです。
点火方式をチェック
石油ストーブの点火方式には、レバーを操作して点火できる「電子点火」方式や、ライターやマッチなどを使用して点火する方式などがあります。
電子点火方式はヒーター切れの心配もなく、手軽に点火できるのが魅力。また、放電する際に音が鳴るモデルもあり、点火したのがわかりやすいのもメリットです。
点火用ライターやマッチを使うモノは、慣れれば難しい作業ではありませんが、小さな子どもがいる家庭などでは注意が必要。どのような点火方式を採用しているのか、購入前にチェックしてみてください。
アウトドアやキャンプには小型タイプがおすすめ
石油ストーブはコンセントが必要ないため、アウトドアやキャンプでの使用にも便利。さまざまなメーカーが屋外での使用も想定した石油ストーブを販売しています。屋外で使用したい方は、持ち運びのしやすさや車への積みやすさから小型タイプがおすすめです。
小型タイプの石油ストーブは災害時の暖房としても使えます。コンパクトなモデルであれば収納スペースも取りにくいため、もしもの備えとして持っておくのもおすすめです。
石油ストーブの注意点
火傷や引火に注意
石油ストーブは熱を帯びる箇所が多く、引火や火傷の恐れがあります。特に天板部分は熱くなるので、モノが触れないように注意が必要です。小さな子どものいる家庭や人の往来が多い場所では、目を離さないようにしましょう。
定期的な換気が必要
石油ストーブは室内の酸素を使って燃焼し、排気ガスを排出します。換気せずに使い続けると室内の酸素濃度が低下し、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れも。石油ストーブを使用するときは1時間に1回以上、5分程度窓を開けたり、換気扇をまわしたりなど、こまめな換気が必要です。
集合住宅では使用禁止の場合あり
賃貸・分譲を含む集合住宅では、火事や一酸化炭素中毒によるリスクが高いことから、石油ストーブの使用を禁止している場合があります。集合住宅で石油ストーブを使用したい方は、ルールを確認してから購入するようにしましょう。
室内だけでなく、アウトドアシーンにもマッチするレトロでおしゃれな暖房器具である石油ストーブ。機能はもちろん、見た目も楽しめるのが魅力です。火を扱うアイテムなので、安全性にも配慮しながら快適な冬を過ごしてみてください。