足元をじんわりとあたためられる「デスクヒーター」。デスク周りに設置するため、オフィスや自宅で仕事をする方にもおすすめです。製品ごとに種類や機能性が異なるため、あらかじめ重視するポイントを明確にしておきましょう。
そこで今回は、デスクヒーターのおすすめアイテムをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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デスクヒーターとは?
デスクヒーターとは、机の下に設置して足元をあたためる暖房アイテムです。部屋全体ではなく、冷えやすい足元をピンポイントであたためます。つま先や足裏、膝下などに温もりを与えられるため、冷え性対策にもおすすめです。
デスクヒーターは一般的なヒーターと比べてコンパクトサイズを実現しています。デスクまわりの限られたスペースにも設置可能です。
また、パネル型・マグネット型・マット型・スタンド型など、製品ラインナップが豊富。使用場所の広さや用途に合わせて製品を選択できます。
デスクヒーターのおすすめ|パネル型
パナソニック(Panasonic) デスクヒーター DC-PKD4
薄型ながら快適なあたたかさを実感できるデスクヒーターです。パネルを広げてデスクの下に設置することで、冷えやすい足元にじんわりと温もりを届けられます。本体の高さは約48cm。足先から膝下までをあたためたいときに便利です。自宅やオフィスでも活用できます。
本体は自立式なので、安定する範囲内ならパネルの角度を自由にコントロール可能です。温度調節機能は、弱モードと強モードの2種類。その日の過ごしやすさや室温に合わせて温度を切り替えられます。温度調節は本体のスライド式スイッチを上げ下げするだけのシンプルな設計のため、使いやすさも良好です。
シンプルで落ち着いたファブリックで仕上げています。オフィスなどの雰囲気にもマッチしやすいのが特徴です。機能性だけでなく、デザイン性にもこだわっています。
エレス(ELAICE) NooQ Panel Heater 5P
放射熱を利用してあたたかさを届けるデスクヒーターです。本体から風が出ないので、空気が乾燥するのをおさえられます。ホコリの巻き上げを防ぎながら使えるのもポイントです。静かに稼働するため、自宅やオフィスで仕事をしながら使いたいときにも役立ちます。
床座のときにデスクヒーターを背中側に置くことで、背中やお尻などをあたためられるのが特徴。デスクヒーターの置き方によって、さまざまな使い方ができます。デスクヒーターの温度は、弱モード・中モード・強モードの3段階です。電源ボタンを押すたびに温度を切り替えられます。
転倒時自動OFF機能やOFFタイマー機能、温度過昇防止機能などを内蔵。万が一、本体を倒してしまっても自動で電源がオフになります。安全性に配慮しながら使い続けられるのも魅力です。
オーム電機(OHM) パネルヒーター KIS-PHT01A
電源を入れてからすぐにあたたかさを実感できるデスクヒーターです。速暖性能に優れているので、冷えやすい足元をすばやくあたためられます。3面パネルヒーターの設計を採用しており、正面だけでなく側面も温もりを感じやすいのが特徴です。
設定温度は、弱モード・中モード・強モードの3段階。40〜60℃の範囲でコントロールできます。寒い屋外から帰ってきたときは強モード、じんわりとやさしい温もりを感じたいときは弱モードなど、シチュエーションに合わせて使い分けられるのが魅力です。
本体が45°傾くと自動で電源を停止する機能を搭載。振動や衝突して倒れてしまったときは電源がオフになります。子どもやペットのいたずらだけでなく、災害時にも便利です。また、電源を入れてから4時間が経過すると自動的に電源が停止します。電源を切り忘れる心配がなく、外出後に戻る必要はありません。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ぐるポカ パネルヒーター APH-R12A
360°全方位から温もりを感じられるデスクヒーターです。柔軟性の高い素材を使用しており、足元を包み込みながらあたためられます。足元のスペースを確保したいときはデスクヒーターを広げて、冷えた足元をあたためたいときはスペースを狭くするなど、用途に合わせて使い分けられるのが魅力です。つま先から膝下まで暖をとれます。
速暖性にこだわっているのも特徴です。電源を入れてから約3分であたたかさを実感できます。弱モードを1時間使用したときの電気代は約2.1円。少ない消費電力でもあたためられるので、ランニングコストをおさえたい方にもおすすめです。エアコンをつけるほどの寒さではないときにも活用できます。
本体は自立式の設計です。ちょっとした振動なら倒れる心配がありません。マグネットが付いているため、デスクヒーターの設置も簡単です。
山善(YAMAZEN) ミニパネルヒーター DP-SB1610
置き場所を選ばずに使える薄型かつスリムな設計のデスクヒーターです。パネル内にある電熱線が発熱するため、空気を汚さずに使い続けられます。本体も熱くなりにくく、安全性に配慮しながら使えるのもポイントです。小さい子どもやペットがいる家庭にも適しています。
無段階の温度調節機能を搭載。本体のツマミを回すことで、低温から高温までの温度を切り替えられます。その日の過ごしやすさや室温に合わせて細かく温度をコントロールできるのも魅力です。また、操作部は温度調節のツマミと電源のスイッチだけなので、はじめての方でも簡単に扱えます。
コンパクトサイズかつ軽量モデルのため、持ち運びも便利です。デスクの下やソファの横など、必要な場所に移動させて使用できます。
エルパ(ELPA) 5面パネルヒーター PH-KDR01
5面パネルで足元をやさしくあたためるデスクヒーターです。天面パネルを設けることで、あたたかい空気を逃しません。ブランケットがなくてもあたたかさを実感できます。つま先やふくらはぎだけでなく、足裏にも温もりを届けられるのが魅力です。
温度調節は、弱モード・中モード・強モードの3段階。45〜65℃の範囲を切り替えられます。室温に合わせて温度のコントロールが可能です。強モードにしても無音かつ無風なので、オフィスなどでも快適に使用できます。
本体が45°傾くと、電源が自動停止する仕組みです。また、電源を入れてから約4時間が経過すると自動で電源がオフになります。安全性に配慮しているのもポイントです。
NIPPONSPACE 6面足元パネルヒーター
4つの発熱面からじんわりとあたたかさを伝えるデスクヒーターです。6面に囲まれた設計を採用しており、温もりを逃しません。ヒーターが均一に発熱するため、快適なあたたかさを実感できます。
設定温度は、低温モード・中温モード・高温モードの3種類です。約45〜65℃の温度を切り替えられます。高温モードの最大消費電力は100Wです。1時間あたりの電気代も約2.7円のため、電気代をおさえながら使い続けられます。温度調節機能は本体の操作ボタンを押すだけなので、使いやすさも良好です。
切タイマー機能は、3時間・6時間・9時間から設定できます。設定をしない場合は、約3時間で自動でオフになるため、電源を切り忘れる心配はありません。
デスクヒーターのおすすめ|マグネット型
トップランド(TOPLAND) コンパクトパネルヒーター SP-PH250
2通りの設置方法に対応したデスクヒーターです。スタンドを使った床置きと、マグネットを使った貼り付けを選択できます。マグネットはスチール面に取り付けられるため、オフィスや自宅のデスクで使いたい方にもおすすめです。
温度調節機能は、弱モード・中モード・強モードの3種類。寒さが厳しいときは強モード、じんわりとした温もりを感じたいときは弱モードなど切り替えられます。温度調節機能の操作も簡単です。また、背面に付属しているスタンドは約15〜45°の範囲で調節できます。好きな角度に合わせやすいのがポイントです。
本体の厚みは3.6mm。コンパクトサイズかつ薄型の設計なので、使わないときは家具の隙間などにも収納できます。オフシーズンも収納場所に困りません。本体上部には持ち手があり、必要な場所に持ち運びできます。
クレオ工業 3Hタイマー付 テーブルヒーター NH2471
固定力が高い強力なマグネットを搭載したデスクヒーターです。本体の裏面にマグネットが付いているので、スチールデスクにも簡単に取り付けられます。付属の固定金具に粘着シートを貼り付けると、木製デスクにも設置可能です。限られたデスクまわりのスペースを有効活用できます。
電源を入れてから3時間が経過すると、自動的に電源が切れるタイマー機能を内蔵。電源の切り忘れを防止できます。安全性能として備えている温度ヒューズは、91℃まで温度が達すると電源が切れる仕組みです。
電源コードの長さは1.8m。ロングコードのため、コンセントから離れた場所でも使用できます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) デスクヒーター 400-DKPH001
椅子に座りながら仕事をする方に適したデスクヒーターです。厚みは約3.5cm。コンパクトサイズかつ薄型のモデルなので、デスクの裏面に設置しても邪魔になりません。マグネットを利用すれば、スチールデスクの取り付けも簡単です。専用のアタッチメントが付属しているため、木製の机にも取り付けられます。
電源やタイマーなどのスイッチは手前に配置。座りながらでも簡単に操作できます。1〜7時間を1時間単位で切タイマーを設定可能です。あらかじめタイマーを指定しておけば、電源を切り忘れる心配はありません。タイマーはLEDを備えているため、電源が切れるまでの時間を把握できます。
電源コードの長さは約2.5mです。ロングコードを採用しているので、配線もすっきりまとめられます。
テクノス(TEKNOS) テーブルヒーター DH-450
じんわりとやさしい温もりを届けられるカーボンヒーターを搭載したデスクヒーターです。人の存在を感知して電源をコントロールする「人感センサー」を搭載しています。人がいないときは運転を停止するので、余計な消費電力の発生を防げるのが特徴。暖房性能だけでなく、省エネ性能を重視している方にもおすすめです。
設置方法は、自立式・マグネット式・粘着式の3通り。マグネットや粘着テープを使用することで、オフィスまたは自宅のデスクにも取り付けられます。薄型のボディで幅をとらないため、デスクの下に設置しても邪魔になりません。椅子から立ち上がったり座ったりするときもぶつかりにくく、快適に使用できます。
フリース素材のカバーが付属しているので、デスクヒーターと組み合わせれば簡易的なこたつとしても使用可能です。
デスクヒーターのおすすめ|マット型
パナソニック(Panasonic) ホットパネルM DC-PK3
敷くだけで足元に快適な温もりを届けられるデスクヒーターです。デスクまわりだけでなく、キッチンやダイニングテーブルの下にも敷くホットマットとしても活用できます。木目調の落ち着いたデザインに仕上げているので、フローリングの雰囲気にもマッチしやすいのが特徴です。
5段階の温度調節機能を搭載しており、用途に合わせてあたたかさをコントロールできます。スライド式スイッチを採用しているため、はじめての方でも使いやすいのがポイントです。
マット表面は水や汚れに強い加工を施しており、飲み物をこぼしてしまったり皮脂で汚れてしまったりしても簡単に拭き取れます。暖房性能だけでなく、お手入れのしやすさにこだわっているのも魅力です。
LIFEJOY やわらか電気マット JPMH451
コンパクトサイズで使いやすさに優れたデスクヒーターです。本体サイズは約45×45cmの正方形に仕上げています。デスクの下に敷いたり、椅子に敷いてあたたかい座布団として使ったり、シチュエーションに合わせて、さまざまな使い方が可能です。
温度調節機能は、弱モードと強モードの2段階。気温が低くて寒いときは強モードにするなど、状況に合わせて温度を切り替えられます。温度調節機能はスライド式スイッチのため、使いやすさも良好です。
本体は折りたたみにも対応しています。使わないときは、小さくまとめて収納可能です。自宅だけでなくオフィスにも気軽に持ち運びできます。カラーバリエーションは、ダークブラウン・グリーン・グレー・イエローの4色です。インテリアとの相性や好みに合わせて選択できます。
山善(YAMAZEN) ホットマット YMM-W402
足元をあたためる用途に適したデスクマットです。ホットマットの表面は、ふかふかで肌触りがよい素材を採用しています。ホットマットの温度だけでなく、素材の温もりを感じられるのもポイントです。フローリングに敷いてもあたたかさを届けられます。
サイズは約40×40cm。コンパクトサイズなので、足元だけでなく座布団としても使用できます。足元をあたためた後は座布団にするなど、シチュエーションに合わせて使い方を変えられるのが魅力です。
操作部は電源をオンとオフにするだけのシンプルな設計に仕上げています。スライド式スイッチのため、指先だけで簡単に操作が可能です。また、1時間あたりの電気代は約0.4円といわれています。ランニングコストをおさえたい方にもおすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ホットマット HCM-40S
じんわりとやさしい温もりを実感できるデスクヒーターです。足元をピンポイントであたためるので、冷え性対策で使いたい方にも適しています。冷えやすい足元をあたためられるのもポイントです。
マットは短い起毛を使用しています。なめらかな質感のため、肌触りも良好です。起毛の温もりを感じられるので、素足でも快適に使用できます。本体のサイズは40×40cm。座布団としても使用可能です。
弱モードと強モードの温度調節機能を搭載しています。足元の冷えが気になるときは強モードにするなど、過ごしやすさに合わせて温度の切り替えが可能です。また、コンパクトサイズなので、オフシーズンも収納場所に困りません。
MRG ホットマット heater-mat
床や椅子に敷いて使えるデスクヒーターです。本体サイズは約43×43cm。コンパクトサイズなので、狭いスペースでも使用できます。裏面にはシリコンの滑り止め加工を施しており、安定感も良好です。
電源はUSB式を採用しています。ヒーターマットとUSBケーブルは一体化しているので、必要なときに電源に接続して使えるのがポイントです。USBケーブルを利用すれば、モバイルバッテリーからの給電にも対応しています。
デスクヒーターのおすすめ|スタンド型
山善(YAMAZEN) セラミックヒーター DMF-D021
卓上に置けるほどの小型軽量化を実現したデスクヒーターです。コンパクトサイズで置き場所を選ばないため、さまざまな場所で活用できます。本体の裏面にあるスタンドを立ち上げると、風向きの調節も可能です。
温風だけでなく送風の機能を搭載。気温が下がる冬場は温風モード、気温が高い日は送風モードにするなど、その日の過ごしやすさや室温に合わせて運転モードを切り替えられます。温風だけを備えたデスクヒーターとは異なり、オールシーズン使用可能です。
フィルターは取り外し式を採用しています。汚れが気になったときは、掃除機を使ってホコリなど吸引するだけでお手入れは完了です。また、本体が倒れると自動で電源がオフになる機能を内蔵しています。ぶつかって倒してしまったときや、地震などの災害時にも便利です。
山善(YAMAZEN) 電気ストーブ あしもとあったか DS-F041
冷えやすい足元をじんわりとあたためられるデスクヒーターです。遠赤外線で熱伝導率の高い石英管ヒーターを使用しています。足元をピンポイントであたためられるので、寒さの厳しい冬場でも快適な温もりを実感できるのが魅力です。
本体はコンパクトサイズかつ軽量モデルを実現しています。デスクの下などの限られたスペースに置いても邪魔になりにくいのが特徴です。持ち手が付いており、必要な場所に持ち運びできます。
本体は、電源スイッチだけのシンプルな設計です。はじめての方でも簡単に操作できます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) セラミックヒーター 人感センサー PCH-M12B
コンパクトサイズながら大風量を実現したデスクヒーターです。速暖性能に優れており、スイッチを入れてからすぐにあたたかさを実感できます。デスクまわりや脱衣所、キッチン、トイレなどでも使用可能です。適用床面積は約3〜8畳。足元だけでなく、設置場所の周辺まであたためられます。
運転モードは、1200Wの標準モードと600Wの節電モードの2種類です。起床後や帰宅後、すぐに部屋をあたためたいときは標準モード、消費電力をおさえながら使いたいときは節電モードを活用できます。
人の存在を感知する人感センサーを内蔵。人の出入りを見極めながら電源を入れたり消したりできます。人がいなくなってから約90秒が経過すると、自動で電源を停止する仕組みです。
シロカ(siroca) 足元ヒーター まめポカ SH-T132
コンパクトサイズながら多機能を実現したデスクヒーターです。設定温度を保つ温度調節機能を搭載しています。設定温度に達すると、温風運転を自動停止する仕組みです。設定温度より下がると、温風運転を再開するため、無駄に稼働するのを防ぎます。かしこく運転しながら余計な消費電力の発生をおさえられるのが魅力です。
節電効果が期待できる人感センサーを搭載しています。人の動きがなくなると、約3分後に運転を停止するのが特徴です。省エネ性能の高さを重視している方にも適しています。デスクだけでなく、脱衣所やトイレ、キッチンなど、人が入れ替わりやすい場所に設置するのもおすすめです。
本体はコンパクトサイズかつ軽量モデルに仕上げています。持ち手があり、必要な場所に持ち運ぶときも便利です。
デスクヒーターの選び方
種類で選ぶ
下半身全体をあたためられる「パネル型」
パネル型は、コンパクトサイズかつ薄型のデザインを採用した製品です。大きく分けて、机の下に置くタイプとコの字型または円柱型で自立させるタイプがあります。
スタンドがついた薄型の製品は、つま先から膝下までをあたためられるのが特徴です。幅をとらないため、オフシーズンや使わないときは収納場所も困りません。
円柱型は、柔軟性のある本体を丸めて足を覆いながら暖をとれます。デスクヒーターの近い部位だけでなく、足全体をあたためられるのが魅力です。
コの字型のなかには足裏の部分に発熱面を搭載した製品が存在します。足裏からじんわりとやさしいあたたかさを実感できるのがポイントです。
机に張り付けて使用する「マグネット型」
マグネット型とは、机の裏側や側面などに貼り付けて使用するタイプです。マグネットを利用して着脱するため、狭いスペースを有効活用できます。自宅やオフィスのなかでもスチールデスクで使用可能です。
マグネット型のデスクヒーターは、取り付ける場所に応じてあたたかさを感じる場所が異なります。つま先が冷えやすい方は、なるべく床の近くに取り付けましょう。
マグネット型のなかには、粘着シートを使った設置に対応した製品も存在します。専用金具に粘着シートを貼ることで、木製のデスクにも取り付けられるのがポイントです。
床からの冷気を防ぐ「マット型」
マット型とは、床に敷いて暖をとるタイプです。フローリング調のサラサラした素材と、起毛のあるやわらかい素材を採用した製品があります。
ホットカーペットと同じく、マット全体が発熱するのが特徴。床からの冷気を防ぎながら、冷えやすい足元を集中的にあたためられます。
マット型は製品ごとに本体のサイズが異なるので、設置場所の広さを把握しておきましょう。また、床に敷くだけでなく、座布団としてお尻をあたためるときにも便利です。
足元が素早くあたたまる「スタンド型」
スタンド型とは、デスクの下や脇に設置するタイプです。スタンド型は自立するため、安定した場所ならさまざまな場所に設置できます。
コンパクトサイズながら優れた暖房性能を発揮するので、冷えやすい足元を効率よくあたためたいときにも便利です。
ほかのタイプと比べて、機能性に優れているのが特徴。人の存在を感知する「人感センサー」や、一定時間が経過すると自動で電源をオフにする機能を備えた製品も存在します。
サイズや収納のしやすさをチェック
デスクヒーターは、製品ごとに本体サイズや重量が異なります。本体サイズが大きすぎると足元に置いたときに邪魔になるので注意しましょう。
デスクヒーターのなかでは、パネル型やマット型はコンパクトサイズかつ軽い傾向があります。使わないときは小さく折りたたみ、ちょっとした隙間などにも収納可能です。オフシーズンも収納場所に困りません。
パネル型やスタンド型のなかには、持ち手が付属した製品があります。軽量モデルも揃っているため、必要な場所に持ち運びながら使用可能です。
静音性をチェック
デスクヒーターをオフィスで使用する場合は、静音性を重視しましょう。デスクヒーターのなかでも温風を放出する製品は、運転音が大きくてデスクワークのときに騒音が気になる場合があります。静かに足元をあたためたい方は、赤外線などを利用して暖をとるタイプがおすすめです。
スタンド型は、ほかのタイプと比べて暖房性能に優れていますが、運転音が大きい傾向があります。スタンド型のなかから探したい方は、温度調節機能を搭載した製品を選びましょう。弱モードや節電モード、低温モードなどがあれば、消費電力をおさえながら静かに運転します。
静音性を重視する方は、温風を放出せずに静かに運転するパネル型やマグネット型、マット型をチェックしてみましょう。
機能性で選ぶ
快適な温度を保てる温度調節機能
機能性を重視する方は、温度調節機能の有無をチェックしておきましょう。温度調節機能は、低温モード・中温モード・高温モードなど、温度を切り替えられます。寒さが厳しいときは高温モード、じんわりとやさしく温もり届けたいときは低温モードなど、その日の過ごしやすさや室温に合わせて温度調節が可能です。
デスクヒーターは製品ごとに設定温度の範囲が異なります。40〜60℃の温度を設定できるなら、仕事に集中できる環境を保てるのがポイントです。
温度調節機能を選ぶときは、使いやすさをチェックしておきましょう。スライド式スイッチを採用した製品は、指先だけで簡単に操作できます。
人の動きを察知して稼働する人感センサー機能
人感センサーとは、人の存在を感知して電源を制御する機能です。機能性に優れた製品を求めている方は、人感センサーの有無をチェックしておきましょう。
人の存在を感知しなくなってから一定時間が経過すると自動停止、人が戻ってくると再び電源がついて稼働します。人感センサーを利用することで、余計な消費電力の発生をおさえられるのがポイントです。省エネ性能を重視している方にも適しています。
人感センサーを搭載した製品は、デスクまわりだけでなく、脱衣所やトイレ、キッチンなど人が入れ替わりやすい環境にもおすすめです。
電源の消し忘れを防止するオフタイマー・転倒時自動電源オフ機能
デスクヒーターを選ぶときは、オフタイマーや転倒時自動電源オフ機能の有無をチェックしておきましょう。オフタイマーとは、電源を入れてから一定時間が経過すると自動的に電源をオフにする機能です。2時間・4時間・6時間など、運転時間を設定できる製品も存在します。オフタイマーを利用することで、電源の切り忘れを防げるのが魅力です。
転倒時自動電源オフ機能は、本体が傾いたり倒れたりしたときに電源を自動停止します。ぶつかって倒れたときも電源がつけっぱなしになる心配はありません。地震などの災害時にも役立ちます。
近くにコンセントがなくても使えるUSB給電タイプに注目
デスクまわりで使用するなら、USB給電に対応しているのかチェックしておきましょう。USB給電式はUSBコードを介してPCなどから電源を確保します。USBポートがあれば、コンセントが近くにない環境でも使用可能です。
USB給電タイプはACコードタイプと比べて、ラインナップが少ない傾向があります。製品を選ぶときは電源方式だけでなく、機能性や使いやすさなどを確認しておくことが大切です。
電気代が気になるなら省エネモデルをチェック
デスクヒーターの電気代が気になる方は、省エネ性能の有無をチェックしておきましょう。デスクヒーターのなかには、節電モードを搭載した製品が存在します。通常の運転モードよりも消費電力をおさえながら稼働するのが特徴。日々のランニングコストをおさえたい方にもおすすめです。
デスクヒーターのなかには、1時間あたりの電気代の目安を記している製品もあります。1日あたりの使用時間と電気代の目安をもとに、1ヶ月の電気代を計算してみましょう。
デスクヒーターは冷えやすい足元を集中的にあたためられるアイテムです。下半身をあたためるならパネル型、机に貼り付けるならマグネット型、床に敷くならマット型、速暖性を重視するならスタンド型が適しています。用途に合わせてデスクヒーターの種類を選択しましょう。