寒い時期に便利な暖房器具に「パネルヒーター」と「オイルヒーター」があります。どちらも輻射熱でじんわりと部屋をあたためられる家電です。温風が出たり、火を使ったりしないため、部屋の空気を汚さず安全に使いやすいのが魅力。特に、小さい子供や高齢者がいる空間で暖房器具を使いたい場合におすすめです。
今回は、パネルヒーターとオイルヒーターの違いについてご紹介します。おすすめモデルもピックアップしているので、参考にしてみてください。
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- 目次
- パネルヒーターとオイルヒーターの違い
- パネルヒーターとオイルヒーターの選び方のポイント
- パネルヒーターのおすすめモデル
- パネルヒーターのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- オイルヒーターのおすすめモデル
- オイルヒーターのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
パネルヒーターとオイルヒーターの違い
パネルヒーターとは?

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パネルヒーターは、放熱部がパネル状になっている電気ヒーターのこと。電熱パネルの温度を上げて、輻射熱を発生させることで空間や体をスポットであたためられます。表面が覆われているため、やけどの心配が少なく安全に使いやすいのがメリットです。
また、小型で軽量な製品が多いのが特徴。持ち運んで使いやすいので、置き場所を変えて使用できます。デスクの下で足元を覆うように設置できるタイプや、より熱を放出する範囲の大きい大型タイプも販売されているので、用途を考慮しながら選んでみてください。
オイルヒーターとは?

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オイルヒーターは、電気の力で難燃性のオイルの温度を上げて内部で循環させ、輻射熱により部屋をあたためる暖房器具です。風を出さないため空気を汚したり、ほこりが舞ったりしないのが魅力。ヒーターによって室内の空気が乾燥しにくいのもメリットです。
また、メンテナンスが比較的簡単なところもポイント。基本的には内部の掃除をする必要がなく、本体外側を拭くだけなので、清潔に使い続けやすい製品です。さらに、同じオイルを使い続けるため、オイルの補充も不要。長く使える暖房器具がほしい方におすすめです。
パネルヒーターとオイルヒーターの選び方のポイント
電気代で選ぶならパネルヒーター

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同程度の暖房性能を持った製品であれば、使用時間が同じ場合はパネルヒーターとオイルヒーターで電気代にはほとんど差が出ません。しかし、パネルヒーターは電源を入れてからすぐにあたたかさを感じやすく速暖性がある分、比較的コスパよく使えます。
より電気代を節約しながら使いたい場合は、タイマー機能やエコ運転機能などが搭載されている製品を選ぶのもおすすめ。電源の切り忘れを防いだり、設定温度より控えめにあたためるよう温度調整して運転したりと、節電しながら使用できます。
暖房性能で選ぶならオイルヒーター

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オイルヒーターは、パネルヒーターと比べてより広い範囲をあたためられる製品が多く展開されています。8~10畳など、適用畳数がスペック欄に記載されている場合もあるため、ヒーターを使いたい部屋が決まっている場合は購入前に確認してみてください。
一方、パネルヒーターはあたためたい場所が限定されている場合に効果を発揮します。勉強中に足元をあたためたい方や、お風呂に入る前後の時間のみ脱衣所で使いたい方などにおすすめです。
サイズや重量で選ぶならパネルヒーター

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パネルヒーターは小型かつ軽量な製品が多い傾向にあります。省スペースで設置したり、置き場所を気軽に変えて使ったりできる暖房器具がほしい方にぴったりです。
なかには、使わないときには折りたたんでコンパクトに収納できるモノも販売されています。あまり収納スペースを確保できない一人暮らしの方にもおすすめです。
パネルヒーターのおすすめモデル
パナソニック(Panasonic) デスクヒーター DC-PKD4
スリムに折りたたんで収納できる人気のパネルヒーター。三つ折りにして、省スペースで保管できるため、使わないときには家具の間などにしまっておけるのがメリットです。
パネルヒーターのなかでは比較的大きめのタイプ。デスクの下に置いて膝から足元までをあたためたり、床に座った際に背中側に設置して背中をあたためたりと、さまざまな使い方ができます。
温度は強・弱の2種類から設定可能。室温20℃の場合、標準表面温度は強で約55℃、弱で約37℃です。本体はシンプルなグレーのファブリック柄で、部屋のインテリアやオフィスにも馴染みやすいおしゃれな見た目なのも魅力。幅広いシーンで使いやすいおすすめのパネルヒーターです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ぐるポカ パネルヒーター APH-R12A-T
足元を360°囲ってあたためられるパネルヒーターです。内蔵のマグネットで両端をくっつけてパネルヒーターの中央に足を入れて使ったり、あえて閉じずに広い範囲をあたためるのに使ったりと、さまざまな使い方が可能。温度は強・中・弱の3段階で調整できます。
また、本体のみで自立して倒れにくいのもポイントです。転倒防止センサーを備えているため、本体が45°以上傾いたり、万が一倒れたりした場合は自動で運転が停止。正しく設置しなおすことで運転を再開します。ほかにも、自動OFFタイマーを搭載し、運転開始から4時間以上経つと自動で電源が切れるのもメリットです。
さらに、使わないときには丸めてコンパクトに収納可能。面ファスナーテープで勝手に開かないように固定しておけます。重さ約860gと軽量なのも魅力です。
デロンギ(DeLonghi) コンベクターヒーター HXJ60L12
機能性に優れた大型のヒーター。本体サイズが幅82.5×奥行31×高さ56.5cmと大きく、8~10畳を目安に使えます。速暖性が高いうえ、自己温度制御機能を備えた「PTCセラミックヒーター」を搭載しているため、安全に配慮しながら部屋を素早くあたためられるのが魅力です。
また、温度を16~32℃から自由に設定可能。暖房の強弱は強・中・弱・凍結防止の4段階から選択できます。本製品に搭載されているエコ運転機能では、設定した温度や暖房の強さを上限として自動で強弱を切り替えて運転するため、節電しながら使えるのがメリットです。
さらに、30分から使えるタイマー機能を備えているのもポイント。24時間先まで設定でき、幅広いシーンで使えます。便利なチャイルドロック機能も搭載しており、誤操作を防止できるのも特徴です。小さな子供がいる家庭で使いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
山善(YAMAZEN) ミニパネルヒーター 薄型 温度調節機能付き DP-SB1610
さまざまな場所で手軽に使いやすいパネルヒーターです。サイズは幅40.5×奥行15×高さ32.5cmとスリムなのが魅力。限られたスペースに設置しやすいため、寝室や書斎などにもおすすめです。
無段階で温度調節が行えるのもメリット。パワフルにあたためたいシーンや、ほかの暖房器具と併用したいときなど、シチュエーションに合わせて使い分けられます。
山善(YAMAZEN) ミニパネルヒーター DP-SD30
パネル内の電熱線でやさしくあたためられるパネルヒーターです。壁掛けと床置きの2WAY仕様のため、幅広い場所で使いやすいのが特徴。加えて、コンパクトかつ薄型設計により、狭いスペースにも設置しやすいのがメリットです。
無段階の温度調節機能を搭載しているため、好みに合わせて使用できるのもポイント。また、電源スイッチとダイヤルだけのシンプルな構造を採用しているので、使い勝手も良好です。
トップランド(TOPLAND) コンパクトパネルヒーター 200W SP-PH23
2WAYで活用できるパネルヒーターです。マグネットが搭載されており、デスクのスチール面に取り付けられるほか、スタンドを用いて床面などに立てて置けるのが特徴。シーンに応じて便利に使い分けられます。
コンパクトかつ薄型デザインなので、さまざまな場所に設置しやすいのもメリット。収納場所が限られている方などにおすすめです。
1時間あたりの電気代が約1.8円と安く、省エネ性能を重視する方にもぴったり。また、約8時間で電源が切れる「自動OFF」機能を備えているため、切り忘れが心配な方にもおすすめです。
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オイルヒーターのおすすめモデル
デロンギ(DeLonghi) オイルヒーター RHJ10F0812
部屋全体をあたためやすい「ゼロ風暖房」を採用したオイルヒーターです。温風や炎を出さず、輻射熱と自然対流によってじんわりとあたためるのが魅力。さらに、サーモスタットを備えており、自動で適温をキープしやすいのもメリットです。
フィンに穴をあけることで、外周部分への熱伝導をおさえる「サーマルカットフィン」を搭載。表面温度が約80℃を実現しており、安全性を高めているのもポイントです。
デロンギ(DeLonghi) ユニカルド オイルヒーター RHJ65L0915
リビングやダイニングなどに適したオイルヒーターです。1500Wと高出力を実現しており、約10~13畳の広さに対応しているのが特徴。広い部屋に設置しやすい製品を求めている方におすすめです。
本体表面にデロンギ独自の「幅広X字型フィン」を採用しているのもポイント。表面温度が約60℃と低く、やけどなどのリスクを軽減できます。さらに、「チャイルドロック」機能が備わっているので、小さな子どもがいる家庭などにもおすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ミニオイルヒーター IOH-505K
コンパクトで扱いやすいオイルヒーターです。本体サイズは幅14×奥行24.5×高さ38.5cmで、限られたスペースに設置しやすいのが魅力。加えて、取っ手が付いており、使いたい場所にサッと持ち運べます。
炎や温風が出ない仕様のため、安全性を重視して選びたい方にもおすすめ。また、電源を入れてつまみを回すだけと簡単に操作が行えます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オイルヒーター ウェーブフィン 入切タイマー IWHD-1208M
ライフスタイルに合わせて使いやすいオイルヒーターです。最大24時間まで1時間ごとに設定できるON・OFFタイマーを搭載。起床時間や帰宅時間に合わせて設定できます。
取っ手とキャスターが備わっているため、スムーズに移動しやすいのもポイント。昼間はリビング、夜間は寝室など複数の場所で使用したい方にも向いています。
弱・中・強の3段階の出力切替が可能で、シーンに合わせて細かな調整が行えるのも魅力。また、電気代を節約したい方には、自動で省エネ運転を行う「エコモード」がおすすめです。
エレクトロラックス(Electrolux) ComfortHeat 700 EO12D103C0
北欧メーカーらしいスタイリッシュなデザインのオイルヒーター。爽やかなホワイトネイビー、清潔感のあるホワイト、シックなブラックの3色を展開しています。波打つような形状のおしゃれなフィンがポイント。カーブを付けて表面積を広げることで、放熱効率を高めているのが特徴です。8~10畳を目安に部屋全体をムラなくあたためられると謳っています。
さらに、小さな子供がいる家庭で使いやすい工夫が施されているのも魅力。チャイルドロック機能を備えており、5秒間ボタンを押すことでコントロールパネルを操作できなくなるため誤操作を防ぐことが可能です。過熱保護安全装置や転倒時自動オフ機能も搭載し、安全性にも配慮されています。
また、収納時に使えるカバーが付いているのもメリット。オフシーズンに埃をかぶってしまうのを防げるので、また使い始める際のメンテナンスの手間を減らせます。電源コードを本体にまとめておけるコードホルダーを備えているのもポイントです。
テクノス(TEKNOS) ミニオイルヒーター TOH-363
設置場所を確保しやすいオイルヒーターです。本体サイズ幅14×奥行26×高さ39.5cmとコンパクト。省スペースで設置しやすいのも嬉しいポイントです。
運転音が静かなので、寝室などに適しているのもメリット。また、ダイヤルを回すだけで温度調節を行えるため、操作性のよいオイルヒーターを求めている方におすすめです。
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パネルヒーターとオイルヒーターはどちらも火を使ったり、温風を出したりしないため、暖房により部屋の空気を汚さずに空間をあたためられるのが特徴。あたためたい空間の広さや、持ち運んで使いたいかどうかなど、用途に合わせて自分にぴったりの製品を選んでみてください。