灯油を燃料として部屋をあたためる石油ストーブ。電源不要なモデルはキャンプなどのアウトドアシーンでも活躍するほか、停電時にも使えるため、災害への備えとしても役立ちます。しかし、製品によって燃焼方式やデザインなどが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、石油ストーブのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- 石油ストーブのメリット・デメリット
- 石油ストーブの選び方
- 石油ストーブのおすすめブランド・メーカー
- 石油ストーブのおすすめ|反射式
- 石油ストーブのおすすめ|対流式
- 石油ストーブのおすすめ|小型
- 石油ストーブの売れ筋ランキングをチェック
石油ストーブのメリット・デメリット

石油ストーブは、灯油を燃料として部屋をあたためられる暖房器具です。熱効率がよく、速暖性に優れているのがメリット。また、電気を使わないため停電時でも使用でき、防災用品としても役立ちます。ストーブの上で調理をしたりお湯を沸かしたりと、多目的に活用できる点もポイントです。
燃費がよく、電気ストーブの光熱費と比べて燃料費を抑えやすい傾向にあります。さらに、運転音が静かな製品が多いので、静かな空間づくりに重宝します。
しかし、灯油の購入や補充、保管の手間がかかる点は留意が必要です。加えて、燃焼中は定期的な換気が欠かせず、怠ると一酸化炭素中毒のリスクがあります。火を使うため、小さな子供やペットがいる家庭ではとくに注意しましょう。
石油ストーブの選び方
適応畳数と暖房出力をチェック

By: toyotomi.jp
石油ストーブを選ぶ際は、「適応畳数」をチェックすることが大切です。製品には「木造◯畳」「コンクリート◯畳」のように、建物の構造別に目安が記載されています。自宅の構造に合わせて確認するようにしましょう。断熱性が低い部屋の場合は、広さに対して少し余裕のある畳数に対応した製品を選ぶのがおすすめです。
あわせて暖房能力を示す「暖房出力(kW)」にも注目してみてください。同じ適応畳数の製品でも、暖房出力の数値が高いモノほどパワフルにあたためる能力があります。
設置位置に合わせて種類をチェック
壁際に設置するなら反射式

By: toyotomi.jp
反射式は、熱を内部の反射板で輻射してあたためるのが特徴です。石油ストーブの前方をしっかりあたためるので、壁際に設置して使用するのが一般的です。
ストーブの背面は熱くなりにくいため、限られたスペースにも設置しやすいのが魅力。また、灯油タンクを取り外せるため、手軽に給油できるのもポイントです。
部屋の中央に設置するなら対流式

By: amazon.co.jp
対流式は、ストーブの中心部で燃焼し360°方向に熱が広げるのが特徴。部屋全体をあたためたい方に適したタイプです。リビングのような広い空間を効率よくあたためるのに向いています。
デザイン性に優れた製品が多いのも対流式石油ストーブの魅力。おしゃれなモノが欲しい方にもおすすめです。
点火方法をチェック

By: amazon.co.jp
石油ストーブは製品によって点火方法が異なります。主流なのは電子点火式で、ボタンを押すなどの簡単な操作で点火できるのが特徴。点火時の電源として電池が必要になるものの、難しい操作が必要ないため手軽に使えるのがメリットです。
なかには、手回し発電機を搭載した製品も。本体のハンドルを数回まわすだけで点火できます。災害時などど万が一のときにも電池不要で使えるのがポイントです。ほかにも、マッチやライターで点火できるモノもあります。
おしゃれなデザインに注目

石油ストーブにはおしゃれなデザインの製品も多く、暖房器具としてだけでなくインテリアとしても楽しめます。とくに丸い形状をしたレトロなデザインのモノはさまざまな部屋に自然と馴染みやすいのでおすすめです。
なかには、青く美しい炎を窓から眺められる製品などもあります。長年変わらない懐かしいデザインのモノも、根強い人気があります。
キャンプで使うなら小型の対流式がおすすめ

キャンプで使う暖房器具を探している方には、小型の対流式石油ストーブがおすすめです。対流式は360°全方向に熱を放出するタイプなので、広範囲をあたためられます。
また、コンパクトで持ち運びやすい製品や移動中に灯油がこぼれにくい構造を採用した製品がラインナップされているのもポイント。なお、屋外で使えない製品もあるので、屋外対応かどうかは事前にしっかりと確認しておきましょう。
石油ストーブのおすすめブランド・メーカー
アラジン(Aladdin)

By: amazon.co.jp
アラジンは、イギリスの英国アラジン社からスタートしたブランドです。さまざまな暖房器具を展開しているのが特徴。伝統的なブルーフレームは90年以上の歴史を持ち、長年多くの方から愛され続けています。
石油ストーブにおいても、ブルーフレームが特徴の製品を展開。広範囲をふんわりあたためられるほか、デザイン性に優れているのが魅力です。伝統的な炎で暖を取りたい方はチェックしてみてください。
コロナ(CORONA)

By: corona.co.jp
コロナは、日本の住宅設備機器などを手がけるメーカー。石油ファンヒーターや給湯機、エアコンなど、幅広い製品を取り扱っているのが特徴。日本の暖房を変えたといわれる加圧式石油ストーブ「SB型」を発売したことでも知られています。
石油ストーブにおいては、対流型や反射型など複数のタイプをラインナップ。対震自動消火装置などの安全機能を搭載しているほか、持ち運びやすいコンパクト設計が魅力です。おしゃれなモデルも展開しています。
石油ストーブのおすすめ|反射式
コロナ(CORONA) 石油ストーブ RX-22YA
電源不要で、いざというときに頼れる石油ストーブ。停電時や災害時などでも乾電池があれば点火できるのが魅力です。コンセントがない場所でもあたたかく過ごせます。
「よごれま栓」を採用しているのも特徴。手を汚さずスムーズに作業でき、キャップの置き場にも困りません。給油タンクのロックをカラーサインで確実に確認できるのもポイントです。
操作状況を確認しやすいオレンジ色のポジションマークが付いており、火力調節もスムーズにできます。ひと目でわかる点火ボタンや、触って分かる消火ボタンも便利です。価格が安い石油ストーブを探している方にも適しています。
トヨトミ(TOYOTOMI) 石油ストーブ RSV-23N
電子点火で簡単に着火できる反射式の石油ストーブです。点火ツマミをまわすだけで素早く点火でき、断線の心配がないのがポイント。放電音が鳴るので、点火のタイミングが分かりやすい仕様です。
85%から100%までの火力調節幅により、室温に合わせて柔軟な温度コントロールが可能。ニオイセーブ消火機能を搭載し、徐々に火を弱めて未燃ガスを燃やし切るため、消火時の嫌なニオイを軽減します。消臭リングが炎を安定させ、燃焼効率を高めるのも特徴です。
木造6畳、コンクリート8畳までに対応。こぼれま栓や対震自動消火装置などの安全機能も充実しています。
トヨトミ(TOYOTOMI) 反射形 石油ストーブ GEAR MISSION RS-GE23
持ち運びしやしやすいコンパクトな反射式石油ストーブ。無骨さのあるミニタリーテイストのデザインが特徴です。点火ツマミをまわすだけで素早く着火でき、断線の心配がなくスムーズに使用できます。遠赤外線が体の芯からあたためてくれるのが魅力です。
火力調節幅は85~100%で、灯油を節約したり室温を維持したりが可能。ニオイセーブ消火にも対応しており、消化時の嫌なニオイの発生を抑えます。かっこいいデザインの石油ストーブが気になる方におすすめです。
石油ストーブのおすすめ|対流式
アラジン (Aladdin) ブルーフレーム BF3911
青い炎のゆらめきを楽しめる対流式石油ストーブ。気化した灯油に充分な酸素を供給し、美しいブルーフレームを生み出します。あたためられた空気が部屋全体にふんわり広がり、やさしくあたたかな空間を作り出すのが魅力です。
点火・消火時のニオイを軽減する設計が特徴。着火と同時に素早くブルーの炎で燃焼するため、未燃焼ガスの発生を抑えます。
対震自動消火装置を搭載しており、地震動を感知すると瞬時に消火する設計もポイント。レトロなフォルムはインテリアとしても映えるため、デザイン性にこだわる方にもおすすめです。
トヨトミ(TOYOTOMI) 対流型石油ストーブ RB-25N
美しい輝きが空間を彩る石油ストーブ。特殊コーティングガラスにより、光の輪が7色に輝くのが特徴です。ヒーター切れのない電子点火式で、点火もスムーズに行えます。電池点火が使えないときは、マッチや点火用ライターで点火することも可能です。
部屋の中央に置くことで、ムラを抑えて部屋をあたためられるのが魅力。対震自動消化装置を搭載しているのもポイントです。つまみを点火方向に止まるまで回すと自動的にセットできます。
アルパカプラス(ALPACA PLUS) ストーブ TS-77
コンパクトながら優れた暖房出力を備えた石油ストーブ。3.0kWの暖房出力により、13~17m²の空間をしっかりあたためます。レトロモダンデザインを採用しているのも特徴。サンドベージュ・ブラック・グリーン・ココアブラウンの4色を展開しており、インテリアに合わせて選べるのも魅力です。
油タンク容量は3.7Lで、約10時間の連続燃焼が可能。ライターやマッチで点火できます。サイズは高さ420×幅350×奥行350mm。灯油を入れた状態でも持ち運びやすいおすすめアイテムです。
パセコ(PASECO) 対流形石油ストーブ CAMP-25
アウトドアシーンにおすすめの屋外専用の石油ストーブ。出力6.4kWであたたかさをしっかり確保でき、キャンプや野外イベントで活躍します。自動点火装置を搭載しているため、手軽に点火できるのが魅力です。
上部をスライドさせることで小型化できる設計が特徴。収納時に高さを抑えられるので、持ち運びや保管に便利です。タンク容量7Lで約10時間の連続燃焼が可能なので、長時間の使用にも対応できます。
振動自動消火装置も備えており、安全面に配慮されているのもポイント。ゴトクも取り付けられるため、調理用の熱源としても活用できます。アウトドアで快適にあたたまりたい方におすすめのストーブです。
石油ストーブのおすすめ|小型
トヨトミ(TOYOTOMI) 石油ストーブ RS-H2924
持ち運びしやすいキャリングハンドル付き反射式石油ストーブ。コンパクトな設計ながらも木造8畳まで、コンクリート10畳までをあたためられるのが魅力です。ハンドルを使って部屋間の移動も楽に行えます。
電子点火方式を採用し、レバーを押すだけで素早く点火可能。独自の「でるでる芯」を搭載し、火力が回復するのもポイントです。長く経済的に使えます。
サイズは460×312×356mm。スリムタイムの反射式の石油ストーブが欲しい方におすすめのモデルです。
コロナ(CORONA) 石油ストーブ SZ-32
レトロなランタン風のデザインが魅力のストーブ。かわいらしさもありつつも、スタイリッシュなホワイトのカラーを採用しており、さまざまな空間に馴染みやすいのが魅力です。3.19kWの暖房出力で、約12.3時間の連続燃焼ができます。
全周をあたためられる「赤熱燃焼筒」を搭載しており、あたたかさもしっかり確保。点火用ライターなどで点火が可能なので、万が一際にも安心です。
高さ420×幅325×奥行325mmで重量6.3kgと扱いやすいサイズ。持ち手もついているので、部屋間の移動をしやすいのもポイントです。
パセコ(PASECO) 対流形石油ストーブ JKH-1S
軽量で持ち運びやすい、屋外専用の石油ストーブ。コンパクトながら3.0kWhの高出力を実現しています。5.3Lのタンク容量により最大約18時間の連続燃焼が可能です。
重量は5.3kg、サイズはΦ325mm×441mmと扱いやすい設計。天板で鍋料理などを楽しむことも可能です。振動を感知すると自動で消火する機能も搭載しています。
耐久性も高められており、長時間の使用にもぴったり。冬のアウトドアや、いざというときの備えとしてもおすすめのモデルです。
石油ストーブの売れ筋ランキングをチェック
石油ストーブのランキングをチェックしたい方はこちら。

























