撮影者周辺の景色を丸ごと記録できる「360度カメラ」。視聴者へその場にいるかのような臨場感ある写真や映像を届けられるため、SNSでも人気のある製品です。

しかし、多くのアイテムが販売されているので、どれを選べばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、360度カメラの特徴や選ぶ際のポイントを詳しく解説。ぜひ自分にあったモデルを見つけてみてください。

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森岡 舞子
監修者
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。
内田 悠斗
監修者
大手家電量販店 販売員経験者
大手家電量販店に6年間勤務。冷蔵庫や洗濯機など、新生活時に必要な家電をまとめて購入される方への案内を中心に、生活家電を提案してきた。「長く使う家電だからこそ、悔いのないお買い物をしてほしい」と、お客様のニーズに合わせた提案を行っている。

360度カメラとは?

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360度カメラとは、撮影者を取り囲む全体の景色や空間を撮影できるアイテム。360度全方位を1つの写真や動画に収められます。スマートフォンに搭載されている「パノラマ撮影」のようにカメラを動かす必要はなく、ボタンを1度押すだけで撮れるのがポイントです。

周辺を一気に撮影できるため、通常の写真や動画のように、構図や細かいカメラの設定を気にしなくてもよいのがメリット。基本的にはオートで問題ありません。さらに、片手で撮れる製品も多いため、荷物を抱えていたり、子供を抱いていたりと手がふさがっていても使いやすい点にも注目です。

360度カメラはどんな映像が撮れる?

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360度カメラで撮影した作品と、普通のカメラで撮ったモノとの一番の違いは、風景などの一部を切り取るのではなく、撮影場所の空間そのまま全方位を記録に残せることです。

後から見返した際に、その場にいたときと同じような臨場感を味わえるのが特徴。日常やイベントなど多くの場面で活躍します。大人数で撮る集合写真や、観光地などの雄大な景色を撮影したいときには、360度カメラを使ってみてください。

360度カメラの選び方

レンズの種類と特徴

全天球レンズ

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全天球レンズは、上下と水平方向の撮影に対応したモノです。前後2枚のレンズが搭載されており、それぞれ片面ずつを撮影して映像を合成するステッチ処理を行い、360度写真や映像を作ります。

全方位を映しとれるため、ダイナミックな作品を撮りたい方におすすめ。一方で、360度死角がないぶん、撮影者や三脚などが映りこんでしまうデメリットもあります。写真や動画内に入れたくない場合は、映りこまないように工夫されたモデルを選んでみてください。

半天球レンズ

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半天球レンズは上と水平方向の撮影に対応しています。レンズは1枚で、水平方向に360度の風景を撮れるのが特徴です。モデルによって上方向の撮影可能角度は異なるので、購入の際には必ず確認してみてください。

下方向が映らないため、撮影者や三脚の映りこみを気にしなくてもよい点がメリット。また、構造上、全天球レンズと比べて価格が安く抑えられているのもポイントです。

解像度とフレームレートをチェック

高精細な映像が撮りたいなら4K以上のモデルを

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高画質で写真や動画を残したい場合は、解像度に注目してみてください。特に、4K以上のモデルは高精細で細部までくっきりとした作品を残せます。

4Kの場合は約800万画素数で、フルHDと比べると約4倍の差があるのが特徴。さらに、8Kの場合は約3300万画素で、4Kと比べて約4倍の高解像度で撮影が可能です。

解像度が上がるのに比例して画質もよくなりますが、同時にデータ量も多くなります。編集の際に速度が遅くなったり、パソコンにもある程度のストレージが必要になったりするため、事前に編集する予定のあるパソコンのスペックなどを確認しておくのがおすすめです。

フレームレートは60fps以上で撮影できるモデルがおすすめ

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動画の撮影を中心に行いたいと考えている場合は、フレームレートを確認してみてください。フレームレートとはfpsという単位で表され、1秒間の動画に何枚の静止画を表示するかを示すもの。数字が大きいほど、動きをなめらかに記録できます。

スポーツシーンやバイク運転中の撮影など、動きの速い動画を撮りたい場合は、60fps以上の製品が目安です。

連続撮影時間をチェック

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旅行やイベントなどの場面で、長時間の動画撮影を想定している場合、連続撮影時間の長い製品を選ぶのがポイントです。連続撮影時間とは、1度の録画で連続して撮れる上限時間のこと。時間を過ぎると自動で撮影が終了するため、思ってもいないタイミングで動画が途切れてしまう可能性があり、注意が必要です。

連続撮影時間は、処理に負担のかかる高解像度の製品では短い傾向があります。連続で撮れる時間が短い場合は、少しずつ動画を切りながら撮影する必要があるので、優先度を考えながらバランスを見つつ選ぶのが大切です。

機能をチェック

手ブレ補正機能

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手ブレとは、撮影時に手や体の振動がカメラに伝わり、写真や映像全体がブレてしまうこと。作品の視認性を高めたい場合には「手ブレ補正機能」を搭載したモデルがおすすめです。

手ブレ補正機能があれば、動きの速いシーンでも被写体や周囲の風景をきれいに撮れます。安定したアクションシーンなどの記録も可能。また、ジンバルや三脚が必須ではないため、屋外で撮影する際に荷物を減らせるのもメリットです。

防水・防塵機能

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アウトドアシーンを中心とした撮影を想定している場合、防水・防塵性能を備えたモデルがぴったりです。防水性能が高ければ、マリンスポーツやシュノーケリングなどの際にも使用可能。同じように、防塵性能が高い製品は砂埃などが舞う環境でも撮影できます。

防水・防塵性能の高さは、IPの後ろに記載されている2桁の数字で示されるのが特徴。最初の数字が防塵レベル、後ろの数字が防水レベルで、数字が大きいほど性能が高いのがポイントです。高性能なモデルを求める方は、IP57以上がおすすめ。用途に合わせて選んでみてください。

ノイズ低減機能

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動画を多く撮影する場合、音にもこだわりたいものです。ノイズ低減機能のついたモデルなら、鮮明に録音しやすくなります。

多方向から収音できるマイクがついている場合は、立体的で聞き取りやすい音声になるのが特徴。一方で、風などのノイズが入りやすいため、ノイズ低減機能がついているモデルを選ぶのがおすすめです。

VR撮影機能

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VRとはバーチャルリアリティの略で、仮想現実を指す言葉です。VR動画とは、特定の視点から360度の画像や映像を視聴できるモノ。視聴者はその場にいるかのような臨場感のある体験が可能です。

VRゴーグルを通してみることでコンテンツを体験できるモノや、不動産の物件紹介動画やストリートビューなどのようにそのまま見られるモノがあります。VR撮影を行なう場合は、より没入感が得られるように解像度が高い製品を選ぶようにしてみてください。

SNSにアップしたいならスマホ連携できると便利

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360度カメラのなかには、対象のアプリをダウンロードすることでスマートフォンと連携して操作や閲覧、編集などができるモノがあります。パソコンを使わなくてもよいのがメリット。外出中に撮った写真や動画を、すぐにSNSにアップロードしたいときに便利な機能です。

アプリが自分のスマートフォンに対応しているか、また、スムーズに操作できるかなども確認してみてください。

車やバイクに取り付けるなら対応アクセサリーに注目

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車やバイクに乗車中の映像を撮りたい場合には、専用のアクセサリーを探すのがおすすめ。車の場合はリアウィンドウなどの平面に吸着できるサクションカップマウント、バイクの場合はハンドルに装着するハンドルバーマウントなどがあります。

製品ごとにアクセサリーのラインナップは異なるため、360度カメラを購入する際は、使いたいアクセサリーが対応しているかを確認してみてください。

360度カメラのおすすめメーカー

リコー(RICOH)

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東京都大田区に本社を構える「リコー」。1936年の設立以来、多くの事務機器や光学機器などを展開してきました。2013年に全天球レンズ型の360度カメラの初号機「THETA」を発売。以来、国内外での360度カメラの普及に貢献しています。

リコーのTHETAの特徴は、機能面が充実していること。手ブレ補正をはじめとした多くの機能を搭載したモデルをラインナップしており、明るさなどを問わず高画質での撮影が可能です。

操作もシンプルで使いやすいモノが多いのもポイント。初めて360度カメラを持つ方にもおすすめのメーカーです。

ゴープロ(GoPro)

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「ゴープロ」は、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、2002年設立のアクションカメラメーカー。2018年に最初の360度カメラである「GoPro Fusion」を発売しました。

ゴープロが手掛ける360度カメラの特徴は、耐久性に優れていること。堅牢なボディ構造と防水性能を備えており、マリンスポーツでも迫力のある360度動画を撮影したい方におすすめです。

対応アクセサリーが豊富にある点も魅力。さまざまなスポーツやアクティビティなどの撮影シーンで活用できる製品を取り揃えています。

Insta360

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「Insta360」は本社を中国に置く2015年設立のメーカーです。360度の全天球撮影に対応したアクションカメラを中心に製品を展開しており、世界各国で人気を集めています。

Insta360の手掛ける360度カメラは、ユニークなデザインを採用しているのが特徴。さらに、機能性にも優れているので、1台で多くのシーンの撮影を行ないたい方にもおすすめです。

AIによる編集機能も精度が高く、写真や動画の編集に慣れていない方でも手軽に触れるのがポイント。あちこちに持って行きたくなるような製品をラインナップしています。

専門家のおすすめコメント
森岡 舞子
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
森岡 舞子
360度カメラは、臨場感のある映像を撮れるのが魅力。動画撮影を主な目的として購入する方が多いですが、静止画も楽しめます。専用アプリがある製品であれば、編集機能を利用することで、通常のカメラで撮影する写真とはひと味違う世界観を表現できるのが魅力です。また、水中での使用を想定している場合は、本体に防水機能がついているモノやアクセサリーとして専用の防水ケースが用意されているモノを選ぶのがポイント。海や雪山など、明暗差の大きい場所での撮影する際には、HDR機能が搭載されていると明るさなどを自動で補正できます。選ぶ際に参考にしてみてください。
内田 悠斗
大手家電量販店 販売員経験者
内田 悠斗
360度カメラは通常のカメラと異なり、自分の周りの景色や空間を丸ごと撮影できる製品です。アクセサリーの自撮り棒やヘッドマウントなどを使うことで、旅行やアクティビティの思い出をさまざまな角度から楽しめます。360度カメラは、1本の動画や1枚の写真に多くの容量を使う点に注意。撮影中の容量不足を防ぐため、SDカードを選ぶ際には大容量のモノを購入するようにしてみてください。

360度カメラのおすすめ

リコー(RICOH) THETA X

リコー(RICOH) THETA X 2022

使いやすさが追求された360度カメラです。2.25型の大型液晶タッチパネルを搭載。設定変更後や、撮影後の画像の確認をスマートフォンなしで行える点がメリットです。また、アプリを使ってスマートフォンとも連携可能。SNSへのアップロードがしやすい製品です。

最大で5.7Kかつ30fpsでの動画撮影を実現。手ブレ補正が強化されており、リアリティのある全天球動画を記録できます。静止画は最大60MPで、精度の高い繋ぎ処理を行なうことにより、自然な360度画像を映し出せるのがポイントです。

約46GBの内蔵メモリに加え、外付けのmicroSDXCメモリーカードにも対応。さらに、バッテリー交換もできます。高画質かつ長時間の撮影を考えている方におすすめの製品です。

リコー(RICOH) THETA Z1 レンズキャップ TL-2セット

リコー(RICOH) THETA Z1 レンズキャップ TL-2セット 2023

THETAシリーズ内でも高画質を謳う360度カメラです。1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサー搭載により、暗い場所での撮影でも高い画質をキープ。高性能なレンズユニットを採用することで、ゴーストやフレア、フリンジを抑制します。

RAW画像での撮影を叶えたことで、より高品質なデータを取得できるのがポイント。精細なバーチャル写真や動画を求めている方におすすめです。

低感度から高感度まで、低ノイズで高い解像度の画像を実現しています。自動で風景を判定してダイナミックレンジ補正を行い、屋外などで明暗差がある場所でも、白飛びを効果的に抑えるのが特徴。屋外でのさまざまなシーンで撮影を想定している方にぴったりの製品です。

リコー(RICOH) THETA SC2

リコー(RICOH) THETA SC2 0

シンプルな操作感で、初めての360度カメラにもおすすめの製品です。約幅45.2×高さ130.6×奥行き17.9mmと小型、かつ約104gと軽量なため、気軽に持ち運びやすいのがメリット。手軽に撮影を楽しみたい方にぴったりです。

顔・夜景・車窓モードをそれぞれ搭載。撮りたいシーンに合わせて選択するだけで、自動で撮影をサポートし、美しい写真や動画を記録できます。ビジネスシーンはもちろん、プライベートでの使用時にも活用できるのがポイントです。

本体の全面に表示パネルを採用することで、電池残量や撮影モードなどが簡単にわかるのがメリット。本製品のようなガジェットの操作に慣れていない方でも、使いやすいのが魅力です。

リコー(RICOH) THETA V

リコー(RICOH) THETA V 2017

さまざまな性能を備え、使用感に優れた360度カメラ。リコー独自の光学設計と、画像処理デバイス「SnapDragon」が合わさることで、高画質はもちろん精度の高い繋ぎやスリムなボディなどを実現しています。簡単な操作で動画・静止画のどちらも360度で記録できるのが特徴です。

ジャイロセンサーを搭載しており、動画を撮影する際の微妙な動きまで感知。手ブレ補正で揺れの少ないスムーズな動画を撮れるのが魅力です。手持ちや自撮り棒を使った撮影にも対応しており、VR用の映像を撮る際にも活躍します。

SNSで簡単にシェアできるのもポイントです。公式アプリをダウンロードすることで、Instagramへ投稿するのに適したクロップへ編集が可能。360度で撮影した写真が自動で回転するアニメーション機能によって、動画のトリミングやBGM追加にも対応。使い勝手のよいおすすめの製品です。

ゴープロ(GoPro) GoPro MAX

ゴープロ(GoPro) GoPro MAX 2022

360度カメラとアクションカメラの1台2役をこなす使い勝手のよいモデルです。全方位撮影ができる「360°モード」と臨場感のある撮影ができるHEROモード」を利用できます。解像度は最大6Kに対応しており、鮮明な映像を記録できるのが魅力です。Vlog撮影や旅行の記録、スポーツシーンを収めるのに活躍します。

機能性豊かで、カメラとしての性能に優れているのもポイント。ブレを抑制する水平維持機構「Max HyperSmooth」や、360度撮影時の水平を保つ「360度水平ロック」など、きれいに撮影するのに便利な機能をサポートしています。また、マイクを6つ搭載し、サウンドの記録もしっかりできるのがメリットです。

場所を問わず使いやすいのも特徴。堅牢なボディに設計され、水深5mの防水を実現しています。水辺での使用ができるため、サーフィンシーンの撮影をしたい方にもおすすめです。GoProのよさと360度カメラの強みを兼ね備えた、便利な1台です。

Insta360 X4

Insta360 X4

最大8K30fpsの撮影に対応した高性能な360度カメラです。映像美を重視した風景の映像やVlogの撮影を楽しめます。解像度を落とした場合は、5.7K60fps、4K100fpsなども利用可能。動きの激しいアクションシーンの撮影やスローモーションの映像を撮るのに適しています。360度撮影をすれば、好みの解像度で撮影した後で必要なシーンを切り取れるのがメリットです。

機能性に優れているのもポイント。自撮りに便利な「ミーモード」を搭載し、自撮り棒を除去した映像を撮ることも可能です。そのほか、アクションのあるシーンを撮影するのに嬉しい「FlowState手ブレ補正」や「360度水平維持」などにも対応しています。

また、操作が簡単なのもメリット。2.5インチタッチスクリーンを備え、直感的に扱えるほか、ハンドジェスチャーを利用した録画の操作も可能です。さらに、レンズガードが標準で付属し、破損のリスクを軽減できます。使い勝手がよく、初心者の方にもおすすめのモデルです。

Insta360 X3

Insta360 X3 2023

クリエイティブな表現の幅をグッと広げる、360度カメラです。AIを搭載した専用アプリのリフレームツールを使用することで、撮影後に好きなアングルを選択可能。360度撮影のメリットを大きく活かせる製品です。

1/2インチ、4800万画素のセンサーを採用。暗い場所で撮影しても、鮮明で高精細な映像を生み出します。写真は7200万画素で撮影可能。さまざまな景色を鮮やかに記録します。

自撮り棒が消えたように見せられるため、ドローンで撮影したかのような空中からのアングルや、第三者視点からの動画を撮れるのがポイント。アクティビティの様子を臨場感あふれる画角で撮りたい方におすすめの製品です。

Insta360 ONE X2

Insta360 ONE X2 2020

さまざまな機能を搭載しつつ、比較的安い価格で購入できる360度カメラです。頑丈で防水機能を備えたボディ。アクセサリーなしでも水深約10mまでは使用可能で、潜水ケースを使えば水深約45mまでの水中で撮影できます。ダイビングなどが趣味の方にもおすすめの製品です。

Insta360のアプリを使用すれば、撮影した映像を手動やAIを利用した編集ツールなどを用いて簡単に編集できるのがポイント。アスペクト比は16:9、1:1、9:16など各SNSに合ったサイズにも対応しており、YouTube、Instagram、TikTokなどへすぐアップロードできます。

暗いシーンで撮影した場合でも、写真のノイズを低減しつつディティールを保持し、ダイナミックレンジを拡張することが可能。写真でも動画でもさまざまな場面で自然な明暗を叶えます。

Insta360 ONE RS 1インチ 360度版

Insta360 ONE RS 1インチ 360度版 2022

老舗のカメラメーカー「ライカ」と共同開発された360度カメラ。工学設計における専門的な技法と、先進的な映像技術を取り入れているのが特徴です。また、2つの1インチセンサーで、優れたダイナミックレンジ特性を発揮。高画質での撮影を叶えます。

6Kでの360度映像で、没入感のある作品を撮れるのがポイントです。静止画は約2100万画素。暗い部分があっても、デュアル1インチセンサーが細部まで映し出します。

クイックメニューを搭載しており、1度タップするだけで好みの撮影パラメーターに設定し、すぐに撮ることが可能。さまざまなシーンに素早く対応し、想像通りのコンテンツ作成をサポートします。シンプルな操作でクオリティの高い作品を作りたい方におすすめの製品です。

Insta360 ONE RS ツイン版

Insta360 ONE RS ツイン版 2022

レンズ交換で、360度映像と広角映像の両方が撮影できる360度カメラ。4Kブーストレンズは1/2インチのセンサーを備えており、高精細の4Kかつ60fps動画や、約4800万画素の静止画を撮れるのが特徴です。

FlowStateによる手ブレ補正は、動きの激しい動画をのブレを抑え、なめらかで安定した映像を記録します。また、アクションスポーツ向けの「アクティブHDR」を搭載。動きを合わせて映像を安定させつつ、明るい部分から暗い部分まで精細に表現するのがポイントです。

RSコアにマイクが追加されたことにより、ノイズを低減し、際立たせたい音をはっきりと録音。バイク乗車中などのシーンでも、風切り音などを抑えます。アクティブなシーンで360度カメラを使いたいと考えている方におすすめの製品です。

コダック(Kodak) PIXPRO 4KVR360

コダック(Kodak) PIXPRO 4KVR360 2017

約幅55×高さ55×奥行き66.9mmのコンパクトなボディに、高精細レンズを2つ備えた360度カメラです。レンズの使い分けによって、3種類の撮影が可能。2つの広角レンズを使った360度のVRモード、235度のレンズを使ったGLOBALモード、155度のレンズをつかったFRONTモードなどを選べます。

IP65相当の防塵防水性能を持ち、約2mからの落下に耐える耐衝撃性、約-10度までの耐低音設計が施されているのが特徴。スキーやスノーボードなど、アクティブなスポーツシーンを撮影する際にもおすすめの製品です。

AndroidとiOS両方に対応した専用アプリを使えば、いつでも撮影した写真や動画を確認できるのがポイント。遠隔操作に対応したリモコンも付属しており、さまざまなシーンで活用しやすい製品です。

コダック(Kodak) PIXPRO SP360 4K

コダック(Kodak) PIXPRO SP360 4K 2015

半天球型の360度カメラです。水平方向に360度、垂直方向に235度の撮影が可能。モードによっては4K画質で記録できるため、後ほど高画質でコンテンツを楽しめるのがメリットです。

専用のソフトをパソコンへインストールすることで、本製品を操作しつつ、撮影している画面を確認しながら録画することもできます。そのまま撮った動画の編集や、YouTubeの360度規格動画への変更などの操作も可能な点に注目です。

ほかにも、USB Video Class機能もサポートしています。WEBカメラとしても使えるのがメリット。外に持ち運ぶのはもちろん、家の中でもカメラを活用したい方におすすめの製品です。

KanDao QooCam 3 Ultra

KanDao QooCam 3 Ultra 2024

高画質での映像記録を叶えた、360度カメラです。8K/30fpsや5.7K/60fpsでの撮影に対応しており、一般の撮影好きの方はもちろん、クリエイターのニーズにも応えます。旅行などのVlogを撮る際に使用すれば、臨場感のある美しい動画を撮れるのがポイントです。

360度のパノラマ撮影は、9600万画素で記録可能。細部まで鮮明に表現した、高精細な写真を残せます。また、自撮り棒を使った撮影時でも棒自体が映像や画像に残らないようにできるため、より臨場感を追求できるのがポイントです。

F1.6の明るさで、暗い場所にも強いのが魅力。夜の撮影でもクリアに描写します。また、最大で10億色のダイナミックレンジで、明部から暗部までディティールをくっきりと映し出せるのがメリット。美しい作品作りにこだわる方にも、おすすめの製品です。