優れた描写性能と使いやすさを兼ね備えた安いビデオカメラ。普段使いに適したハンディカメラや、アウトドアシーンで活躍するアクションカメラなど、ラインナップは豊富です。製品ごとに画質や機能性が異なるため、あらかじめ用途を明確にしておきましょう。
そこで今回は、安いビデオカメラのおすすめアイテムをピックアップ。魅力や選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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安いビデオカメラの魅力
安いビデオカメラは、シンプルな機能を備えたモデルが多く、使いやすいのが魅力です。初心者でも簡単に扱いやすいため、日常のイベントや旅行、スポーツ観戦など、さまざまなシチュエーションで活用できます。
ビデオカメラの種類は、主にハンディカメラとアクションカメラの2種類。どちらもコストパフォーマンスに優れた製品が豊富です。
一般的に安いといわれているビデオカメラの価格帯は10,000〜50,000円程度です。高価な製品ほど搭載している機能が多かったり、高画質の撮影ができたりします。予算に限りがある方は、優先したい機能を決めておくと、コストを抑えることが可能です。
安いビデオカメラの選び方
種類をチェック
日常使いにおすすめな「ハンディカメラ」
ハンディカメラとは、一般的なビデオカメラのなかでも片手で持ちながら撮影できる製品のことを指しています。ハンディカメラは、高画質な映像を簡単に撮影可能なのが特徴です。動画撮影に役立つ便利な機能を備えているのもポイント。運動会や発表会、結婚式などで動画撮影を行いたい方におすすめです。
使いやすさを重視している方は、ハンディカメラに三脚を取り付けられるのかチェックしておきましょう。三脚に対応していると、手ブレを抑えて撮影できるほか、ハンディカメラを使って自撮り撮影も楽しめます。
臨場感ある映像が撮れる「アクションカメラ」
アクションカメラとは、体などに装着してハンズフリー撮影ができるカメラのことです。「ウェアラブルカメラ」とも呼ばれており、小型・軽量ながら優れた描写性能を発揮します。専用マウントを装着することで、ヘルメットやバイクのハンドル、サーフボードなどに取り付けられるのが特徴です。
アクションカメラは、サーフィンやスキー、登山、サイクリングなどのアクティブなシーンで競技者目線の迫力のある映像を撮影できるのがメリット。また、防水性や耐衝撃性に優れているモデルが多いのもポイントです。カメラ本体に防水性と耐衝撃性がある製品と、専用のアクセサリに入れることで防水性と耐衝撃性を発揮する製品に分かれます。環境の変化を受けやすいアウトドアシーンでもアクティブに使用可能です。
画質で選ぶ
安いビデオカメラは、製品ごとに画質が異なります。映像の美しさを重視している方は、あらかじめ記録画質をチェックしておきましょう。安いビデオカメラの記録画質は、主にフルHDと4Kの2種類です。
フルHDの解像度は1920×1080。4Kには及びませんが、高画質の映像を撮影可能です。一方、4Kの解像度は3840×2160。フルHDと比べて約4倍の解像度を実現しています。高精細かつ美しい映像を撮影できるのが魅力。目の前に広がる風景をリアルに描き出したい方は、4K画質に対応した製品を選ぶのがおすすめです。
ズーム倍率で選ぶ
遠くの被写体を撮影したいときは、ズーム機能の有無をチェックしましょう。ズーム性能は倍率で示しており、倍率が高いほど遠くの被写体を大きく撮影できます。
被写体に近づいて撮影できない状況でも、被写体を大きく映せるのがメリット。運動会や発表会といったシチュエーションにもおすすめです。
ズーム性能は、「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類に分かれます。光学ズームはレンズを動かしながら焦点距離を変化させて被写体を大きく映す仕組み。ズームしても画質が劣化しにくいのが魅力です。デジタルズームは、画像の一部を拡大して被写体の大きさを変えます。ズーム後に画像が劣化する可能性があり、注意が必要です。
SDXCカードに対応しているかどうか
SDXCカードとは、SDカードのなかでも容量が大きいSDカード規格です。高画質デジタルカメラやハイビジョンデジタルビデオカメラなど、デジタル機器の高性能化に合わせて開発されており、規格上は64GBから2TBまでサポートするのが特徴。長時間の動画撮影をするなら、SDXCカードに対応した製品を選ぶのがおすすめです。
ビデオカメラのサイズ・重量をチェック
ビデオカメラは製品ごとに本体サイズや重量が異なります。機動力を重視する方は、機能性や価格だけでなく寸法・重量もチェックしてみてください。
ハンディカメラは片手で持ちながら撮影をするため、なるべく軽くて持ちやすい製品がおすすめです。三脚を立てられないシチュエーションでも快適に撮影をおこなえます。
アクティブなシーンで撮影をするなら、小型・軽量のアクションカメラを選びましょう。専用マウントを使用することで、さまざまな場所に取り付けて撮影ができます。携帯性に優れ、必要なときに取り出して使えるのもポイントです。
バッテリーの持ち時間をチェック
ビデオカメラは、製品によってバッテリーの持続時間もさまざま。バッテリーの持続時間が短いと、撮りたい場面を撮れなくなってしまう可能性があります。そのため、できるだけバッテリー持続時間が長い製品を選ぶのがおすすめです。
また、アウトドアシーンなどで撮影を行うときは、電源を確保できない場合もあります。予備バッテリーがあるモデルなら、バッテリーが切れてしまっても対応可能です。
その他の機能・性能をチェック
手ブレ補正機能
滑らかで安定した映像を撮影したい方は、手ブレ補正機能の有無を確認しておきましょう。手ブレ補正機能があると、細かい振動や手ブレを抑えられるのが特徴です。ハンディカメラを持って被写体を追いかけるときや、手ブレが発生しやすいといわれているズーム撮影のときもブレの少ない映像を撮影できます。
激しく動き回るシチュエーションで撮影をする場合は、手ブレ補正機能だけでなく「水平維持機能」があると便利です。ビデオカメラが傾いても常に見やすい水平の画角を保てます。主にアクションカメラに搭載されている機能です。気になる方はあわせてチェックしてみてください。
オートフォーカス/AF機能
「AF(オートフォーカス)」とは、カメラが自動で被写体にピントを合わせる機能です。狙った被写体の表情の変化や決定的瞬間を逃しにくいのが魅力です。
AF機能を利用するとビデオカメラにピント合わせを任せられるので、撮影者はフレーミングに集中できます。予測しにくい動きをする小さな子供やペット、スポーツシーンを撮影する方にもおすすめです。
防水・防塵機能
アウトドアシーンでビデオカメラを使用する方は、防塵・防水性能もチェック。防塵・防水性能は、国際電気標準会議で定めた「IPコード」で表します。
IPコードの後ろに2つの数字が続き、前の数字が防塵性能、後ろの数字が防水性能を示すのが特徴です。たとえば「IP68」の場合、6等級の防塵性能と8等級の防水性能を意味しています。また、どちらかだけの性能を備えている場合は、「IP6X」や「IPX8」など、「X」で表記されているので確かめてみてください。
雨や水しぶきなどの影響を受けずに撮影したいなら、IP68相当のビデオカメラがおすすめです。製品によっては、専用のアクセサリが用意されている場合もあります。シュノーケリングやダイビングなど水中撮影をする方は、対応している水深も確認しておきましょう。
スマホ連携機能
機能性と使いやすさを重視している方には、スマホ連携機能を搭載した製品がおすすめです。専用アプリやWi-Fiなどを介して撮影データをスマホに取り込んだり、リモート撮影をしたりと、さまざまな便利機能を使用可能です。また、スマホから簡単に動画編集をおこなえる製品もあります。撮影後すぐに動画編集をしてSNSにアップロードできるのも魅力です。
安いビデオカメラのおすすめ|ハンディカメラ
ソニー(SONY) デジタルHDビデオカメラレコーダー HDR-CX680
大切な瞬間を綺麗に記録できる、コスパに優れたビデオカメラです。手ブレを抑えて綺麗なズーム撮影ができる独自の「空間光学手ブレ補正」を搭載しているのが特徴。ワイド撮影時に、よりブレずに安定した映像を撮影できる「インテリジェントアクティブモード」も備えています。
素早くピントを合わせられる「ファストインテリジェントAF」を採用しており、運動会などのイベントでも自分の子供の顔をしっかりと撮影可能。動き回る子供を追尾してくっきりと撮影できる「ロックオンAF」も有しています。
180通りの組み合わせから、自動でシーンに適した鮮やかな映像を残せる「おまかせオート」があるのもポイント。声や音などをクリアに録音できる「アドバンスドサウンドシステム」により、綺麗な映像だけでなく、高品質なサウンドも一緒に残せます。
パナソニック(Panasonic) デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V495M
高性能なオートフォーカス技術を搭載したビデオカメラです。「HDハイプレシジョンAF」により、被写体にピントを合わせ続けられるのが特徴。「微細駆動フォーカスユニット」も有しているので、被写体を遅れずに捉え続けて的確に記録できます。
広角28mmレンズを採用しており、距離がとれない狭い教室などでも広い範囲を撮影可能。暗い場所でも綺麗で明るい映像を記録できる「高感度MOSセンサー」を備えているのも魅力です。
270°回転するモニターで、さまざまなアングルから快適に撮影できるのもポイント。小型かつ軽量設計で、片手で手軽に持てるだけでなく、持ち運びしやすい点もメリットです。
KEIYO 4Kビデオカメラ AN-S101
バッテリーを含む重量が約330gと軽量化を実現した4Kビデオカメラです。長時間の撮影でも手が疲れにくく、快適に使いこなせます。12倍の光学ズーム機能を搭載。遠くの被写体もアップで撮影できます。運動会や結婚式などのシチュエーションにもおすすめです。
液晶モニターは、180°可動するバリアングルモニター式。ローアングルからハイアングルまで、多彩な構図で撮影が可能です。付属のリモコンを使用すると、遠隔操作をおこなえます。
Type-C対応のカードリーダーが付属。SDカードをカードリーダーに挿入すると、スマホやPCに撮影データを転送できるのもポイントです。SDXCカードにも対応しています。
サイエルインターナショナル(SaiEL) 赤外線機能付きハンディカメラ SLI-IHC30C
手頃な価格で購入できる基本機能が充実したビデオカメラです。最高16倍のデジタルズームに対応しており、望遠レンズなしで拡大撮影が可能。デジタルズームによる拡大なので、高画質のまま確認できます。
撮影補正機能を搭載し、顔の輝度を調節して肌を綺麗に撮影できるのも魅力のひとつ。笑顔を認識して自動撮影する「スマイルショット」にも対応しています。
ブレなく安定して撮影できる「手ブレ補正」を有しているのもポイント。270°回転する液晶スクリーンを備えているため、さまざまな角度から撮影できます。
テレマルシェ デジタルムービーカメラ TLM-DVC141
わずか150gの軽量設計を実現したビデオカメラです。デジタル5倍ズームに対応し、離れた被写体も綺麗に撮影可能。フルハイビジョンの高画質で動画を撮影できるのも特徴です。
動画撮影だけでなく、静止画撮影や音声録音が可能なのも魅力。2.4型カラー液晶モニターを備えているので、撮影した映像・静止画をその場で再生できます。
手頃な価格で、シンプルな操作性を実現。機械の操作が苦手な方や、初心者にもおすすめのモデルです。
キヨラカ 暗視ハンディカメラ AH-C01
光学4倍ズーム・1‐5倍デジタルズームに対応したビデオカメラです。明るい昼間はハンディカメラ、暗い夜間は赤外線カメラとして使用可能。幅広いシーンの撮影がおこなえます。
モード切り替えができ、ビデオモード・写真モード・再生モードをシーンに応じて切り替えられるのもポイント。本体に搭載されたディスプレイで撮影した映像を簡単に確認できます。
夜間撮影に対応した高コスパモデルを求めている方は、チェックしてみてください。
安いビデオカメラのおすすめ|アクションカメラ
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Action 4
前面と背面にスクリーンがある「デュアルタッチスクリーン」を採用したアクションカメラです。パラメーターの調節や撮影モードの切り替え、撮影データのチェックなどの操作をスムーズにおこなえます。前面のディスプレイは画角を確認しながら撮影をするときに便利です。セルフィーやVlog撮影にも活用できます。
映像ブレを低減する「RockSteady 3.0」を内蔵。4K120pの高画質かつハイフレームレート動画撮影でもブレの少ない滑らかな映像に仕上げます。スローモーションにしても映像ブレが目立ちにくく、臨場感あふれるシーンの再現が可能です。
防水ケースがなくても水深18mまでの防水性を発揮。シュノーケリングなど、水中撮影をする方にもおすすめです。「DJI Mimoアプリ」を利用すると、色温度センサーから視覚情報を同期できます。波の下に広がる水中世界を繊細に表現できるのが魅力です。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Action 2
利便性に優れたマグネット着脱式デザインを採用したアクションカメラです。フロントタッチ画面モジュールを取り付けると、撮影者を中心としたセルフィーを簡単に撮影できます。OLEDタッチ画面や4マイクで構成されたマトリックスステレオ技術により、屋外でもクリアな音声を録音可能です。コンパクトサイズかつ軽量なモデルなので、Vlog撮影にも活用できます。
タイムラプス・8倍スローモーション・デジタルズーム機能を搭載。簡単にクリエイティブな撮影を楽しめます。また、磁気ヘッドバンドや磁気ストラップなど、アクセサリの種類が豊富です。マグネット着脱式のため、簡単に着脱できます。
駆動時間が足りない場合、電源モジュールを装着すると最大180分の連続使用が可能に。電源を確保できないシチュエーションでもアクティブに使い続けられます。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Pocket 3
手のひらに収まるサイズのアクションカメラです。コンパクトでありながら1インチCMOSセンサーを搭載。被写体のディティールまでしっかりと描写します。優れた光学性能によって、暗い場所でも鮮明な動画を撮影できるのもポイントです。
4K/120fpsの動画で、動きの多い瞬間を撮ってもなめらかに表現できます。また、本製品はさまざまな肌の色合いに合わせて露出を微調整し、鮮明かつ健康的な顔色を再現。家族や友人を撮る際はもちろん、自分を映しながら撮影する方にもおすすめです。
スクリーンは2インチの回転式。フルカラーのOLEDタッチ式です。撮っているときの様子を確認しやすいだけでなく、画面を回転させるだけで撮影を開始する機能も備わっています。サッと取り出して撮りはじめる場面が多いときには、特に役立つ機能です。
ゴープロ(GoPro) HERO12 Black
高画質での撮影を叶える、おすすめのアクションカメラです。4Kよりも解像度の高い、5.3Kでの記録が可能。もちろん、4K・2.7K・1080pの解像度でも撮影できるため、電池やデータの残量を見ながら、必要であれば変更してみてください。
水深10mまで耐えられる防水性と、高い耐久性がポイント。撥水レンズカバーによって水が弾かれるので、シュノーケリングやダイビングといった水中アクティビティの様子もはっきりと捉えられます。
「ハイパースムーズ6.0」によって、高いカメラ内手ブレ補正機能を発揮。ランニングなどで激しく動いても、ブレの少ない動画になります。さらに、水平ロック機能を搭載。カメラが360°回転しても、映像内は水平を維持するのがポイントです。
コストパフォーマンスに優れた安いビデオカメラ。低価格ながら4Kの高画質動画が撮影できる製品もあります。日常のイベントを撮影するならハンディカメラ、アウトドアシーンの臨場感を伝えたいときはアクションカメラがおすすめです。アプリと連携可能なモノは、動画編集を行うなど便利な機能を使用できます。