4KのBS/CS放送が本格的に開始されたことに伴って、ビジュアル家電においても4K対応のモデルが普及し始めています。なかでも、ビデオカメラに関しては4K画質での撮影ができる機種が数多く登場。各メーカーがしのぎを削っています。

そこで、本記事では4K対応ビデオカメラの選び方をわかりやすく解説。あわせて人気のモデルをご紹介します。大切な思い出を高画質で残すためにも、気になるモデルをチェックしてみてください。

4K対応ビデオカメラの選び方

カメラの種類をチェック

ハンディカメラ

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ハンディカメラは、片手でも簡単に撮影ができるのが魅力のスタンダードなビデオカメラ。焦点距離30〜600mm程度のレンズを搭載した、光学20〜25倍ズームモデルが一般的です。そのため、広角から超望遠域までカバーしており、室内でのパーティーから運動会など幅広いシーンで利用できます。また、スローモーションなどの特殊撮影機能や画像編集機能を備えているモデルが多いのもポイント。パソコンを使わずに、ユニークな映像をビデオカメラ本体で作成可能です。

ハンディカメラの多くは、64GBほどのメモリを内蔵しているほか、SDカードスロットを備えています。できれば、2つのSDカードスロットを搭載したモデルを選ぶと安心。ファイル容量が大きい4K動画でも長く撮影できます。なお、ハンディカメラは300〜600gと、モデルによって重量のばらつきが大きいのが特徴。重量もチェックして、使いやすいビデオカメラを選んでください。

アクションカメラ

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アクションカメラは、スキーやサイクリングといった激しいスポーツをしながらも、手ぶれの少ない映像で撮影できるビデオカメラ。高さや幅・奥行きのサイズが50〜60mm程度のモノが主流です。重量も100g前後のモデルが多く、軽量コンパクト。アウトドアで使用することを前提としているので、防水性・防塵性、そして耐衝撃性に優れたモデルが豊富なのがポイントです。

焦点距離30mmほどの単焦点広角レンズが使われていることが多く、2倍程度のズーム機能を有したモデルもラインナップしています。望遠撮影ができず、ハンディカメラに比べると機能も限られているので、利用できるシーンが限られてくることは考慮しておきましょう。

手ぶれ補正機能をチェック

手持ち撮影することが多いビデオカメラは、多くのモデルが手ぶれ補正機能を搭載しています。特に小型軽量モデルは手ぶれしやすい傾向があるので、手ぶれ補正機能は必須のチェックポイントです。

現在は光学式手ぶれ補正を採用しているモデルが主流。仕組みとしては、センサーで手ぶれを検知して、それを打ち消す方向に光学レンズ系の一部やイメージセンサーを動かします。ただし、各メーカーが独自の工夫をしているので、細かい仕組みについては製品ごとに確認しておきましょう。

サウンドシステムをチェック

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4Kという高画質映像に見合った、高音質で録音できるかもチェックしておきましょう。4K対応ハンディカメラには、5.1サラウンドで臨場感ある音声を記録できるモデルも数多くラインナップしています。

また、アウトドアでの撮影時には、風の音を記録してしまうことがあるので、風の音を軽減する機能を備えているかも要チェック。さらに、撮影者の声が録音されるのを防ぐ機能を搭載したモデルもリリースされています。子供の運動会などで、応援しながら撮影する時などに便利な機能です。

撮影モード

ビデオカメラは被写体や明るさに応じて、最適な映像を撮影できるように、いくつかの撮影モード機能を備えています。マニュアルで細かい設定をしなくても、きれいな映像が簡単に撮影できるのがメリットです。具体的には、背景をぼかして人物を際立たせる「ポートレート」のほか、広い範囲にピントが合う「風景」などのモードがあります。メーカーやモデルによって違いがあるので、確認しておきましょう。

その他機能をチェック

防水・防塵機能

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キャンプなどアウトドアでの使用を考えている方は、防水・防塵機能についてもチェックしておきましょう。防水対応ハンディカメラは、雨や水しぶきにあたっても撮影可能なうえ、故障を未然に防げます。また、オプションのハウジングと言われるカバーを使用すれば、防水性をさらに高めることも可能。アクションカメラは水深10mでも利用できる、高い防水性能を備えたタイプがリリースされています。

ネットワーク機能

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ビデオカメラには、Wi-FiやBluetooth、NFCなどのネットワーク機能を搭載したモデルが豊富です。ネットワーク機能があれば、ファイル容量が大きくなりがちな4K映像をカメラ本体からスマホやタブレットへ簡単に転送できます。

スマホによるリモート操作に対応している機種もあり、ライブストリーミング対応モデルなら、撮影と同時にSNSなどにアップすることもできます。ただし、対応しているネットワーク機能はモデルによって違いがあるので、購入時は必ずチェックしておきましょう。

4K対応ビデオカメラのおすすめメーカー

パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、オーディオビジュアルから生活家電まで、幅広いジャンルの製品を製造する総合家電メーカーです。ハンディタイプのビデオカメラが豊富にラインナップされているのがポイント。現行製品は、4K対応モデル数がハイビジョンモデルを上回っています。大手メーカーの中では比較的リーズナブルな価格も魅力。使いやすい機能を搭載した初心者向けのモデルも多く、コスパがよいのがメリットです。

ソニー(SONY)

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高い技術開発力で定評がある、日本を代表するオーディオビジュアルブランドです。ビデオカメラでは、ライバルのパナソニックと並んで人気。主力製品の「ハンディカム」は、1985年に8mmビデオとして登場して以来、人気が高い定番のビデオカメラです。特に画質と音質、そして手ぶれ補正機能が優れているのが特徴。ビデオカメラを購入する際は、まずチェックしておきたいメーカーです。

ゴープロ(GoPro)

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ゴープロは、2002年にアメリカで設立されたアクションカメラの代表的メーカーです。小型軽量なビデオカメラにアダプターを装着することによって、サーフィンやスキー、そしてサイクリングなどのスポーツ中でも撮影可能。ソニーやパナソニックなどの日本メーカーと比べて機能は限られていますが、100以上の国々で愛される人気のアクションカメラブランドです。

4K対応ビデオカメラのおすすめ|ハンディカメラ

パナソニック(Panasonic) デジタル4Kビデオカメラ HC-VX1M

パナソニック(Panasonic) デジタル4Kビデオカメラ HC-VX1M

4K動画を焦点距離25.0〜600.0mm、フルHDは28.9〜693.7mmで撮影可能なパナソニックのスタンダードモデル。広角端25.0mmと超広角撮影できるのが特徴です。デジタルズームを利用すれば最大250倍の望遠撮影が可能。イメージセンサーは1/2.5型、メモリを64GB内蔵しています。

メインカメラとサブカメラで同時撮影できる「ワイプ撮り」機能を備えているのがポイント。子供を撮影しながら、撮影するパパやママも同時に撮影可能です。音響面は5.1chドルビーサラウンドで録音可能なマイクを内蔵。「風音キャンセラー」機能を備えているので、アウトドアで気になる風音を軽減します。

Wi-Fi機能を搭載しており、スマホなどから録画のオンオフやズームなどの基本操作が可能。SNSや動画サイトなどへのアップも容易です。

パナソニック(Panasonic) デジタル4Kビデオカメラ HC-VZX990M

パナソニック(Panasonic) デジタル4Kビデオカメラ HC-VZX990M

約360gというコンデジ並に軽量な4K対応ビデオカメラ。サイズも幅65×高さ73×奥行151mmとコンパクトなので、手の小さい女性でも撮影しやすいのがメリットです。

また、4K動画撮影の際は焦点距離30.8〜626mm、フルHDは37.0〜752mmで撮影できる光学ズーム約20倍のレンズを搭載。F値がF1.8〜3.6の明るいレンズです。イメージセンサーは1/2.3型、メモリ64GBを内蔵しています。

注目の機能は「あとから追っかけ補正」。広角撮影した4K映像を、撮影後にアングル編集することによって、失敗のないフルHD動画に補正可能です。そのため、被写体が動きまわってもフレームアウトすることなく、あとからズームインすることも可能。しかも、手ぶれ補正を同時に行なってくれます。価格は6万円前後と、4K対応ビデオカメラとしてはリーズナブルな価格も魅力。初心者におすすめの4Kモデルです。

ソニー(SONY) Handycam4Kビデオカメラ FDR-AX45

ソニー(SONY) Handycam4Kビデオカメラ FDR-AX45

ZEISS社製「バリオ・ゾナーT*(ティースター)」レンズを搭載した、ソニーの4Kビデオカメラエントリーモデル。焦点距離26.8〜536.0mmの光学20倍ズームレンズを内蔵しています。デジタルズームは最大250倍。レンズF値はF2.0〜3.8と明るさも良好です。

ソニー独自の「空間光学手ぶれ補正」を搭載しているのがポイント。イメージセンサーや光学系パーツを宙に浮いているように保持することで、手ぶれ補正効果を高めています。また、ハイビジョン撮影時は「インテリジェントアクティブモード」に対応しており、より手ぶれを抑えた撮影が可能です。

また、4Kやハイビジョンの高画質動画とMP4動画を同時に録画できるのもポイント。データ容量が小さいMP4動画をNFC通信機能でスマホに送信できるので、友人との動画共有も簡単。本体重量約510gと、デジタル一眼エントリーモデルクラスの軽さも魅力のビデオカメラです。

4K対応ビデオカメラのおすすめ|アクションカメラ

ゴープロ(GoPro) ウェアラブル アクションカメラ HERO7 Black CHDHX-701-FW

ゴープロ(GoPro) ウェアラブル アクションカメラ HERO7 Black CHDHX-701-FW

ゴープロの人気シリーズ「HERO」の2型液晶を搭載したフラッグシップモデルです。焦点距離14〜28mmの2倍ズームレンズを搭載しているほか、10m防水に対応しています。

従来モデルから大幅に強化された手ぶれ補正機能「HyperSmooth」を採用。登山やマウンテンバイクのサイクリング時でも、手ぶれが少ない滑らかな映像を撮影可能です。また、Wi-FiおよびBluetoothに対応しており、本モデルからは新たに「ライブストリーミング機能」が追加されました。これにより、SNSなどへ動画をリアルタイムに配信できるのも魅力です。

サイズは幅62×高さ45×奥行33mm、重量わずか116gと軽量コンパクト。音声で起動できる「ボイスコントロール」やGPSを内蔵しており、使い勝手も良好。手ぶれに強いアクションカメラを探している方におすすめです。

ニコン(Nikon) ウェアラブル アクションカメラ KeyMission 170

ニコン(Nikon) ウェアラブル アクションカメラ  KeyMission 170

水深10mで撮影できる高い防水性と、2mの高さからの落下にも耐えうる高い耐衝撃性を備えたニコンのアクションカメラです。オプションのウォータープルーフケースを利用すれば、防水性能を水深40mまで高めることも可能。そのほかに、-10℃で使用できる耐寒性、および防塵機能も備えています。

レンズは焦点距離15mm、F2.8の明るい単焦点レンズを搭載。山や水中などアウトドアで約170°の超広角撮影ができます。また、Wi-Fiをはじめ、Bluetooth・NFCを搭載しており、ネットワーク機能も充実。ニコン製のスマホアプリ「SnapBridge」に対応しているので、スマホやタブレットとの連携も容易。アプリを介してスマホからリモート操作も可能です。また、手袋をはめたままでも、手元で操作できるリモコンも付属しています。

動画撮影をしながら、静止画を一定の間隔で記録できるのもポイント。重量約135gと軽量なおすすめのアクションカメラです。