オリンパスのミラーレス一眼向けに提供されている交換レンズシリーズが「M.ZUIKOレンズ」です。リーズナブルな価格ながら、小型・軽量で高画質な撮影が楽しめるため、初心者からプロの方まで根強い人気があります。

そこで今回は、オリンパスのおすすめレンズから選び方までご紹介。また、最近発表されたオリンパスに代わる新ブランド「OM SYSTEM」についても解説していきます。

新ブランド「OM SYSTEM」とは?

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「OM SYSTEM」とは、従来の「オリンパス(OLYMPUS)」に代わる新ブランド。オリンパスの映像事業を引き継いだ新会社「OMデジタルソリューションズ」によって、ブランド価値をより明確にする目的で改名されました。

ブランド名に含まれる「OM」は、1970年代にオリンパスが生み出した同名の一眼レフシステムが由来。「常に新たなことに挑戦し、新しいものを生み出す姿勢」という意味が込められています。

今後、OMデジタルソリューションズから発表される全ての製品には、「OM SYSTEM」のブランド名が冠される予定です。OM-DやPENなどのミラーレス一眼はもちろん、同社が手掛ける交換レンズ・双眼鏡・ICレコーダーなども含まれます。

OM SYSTEM(旧オリンパス)のレンズの魅力

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OM SYSTEM(旧オリンパス)のレンズは、小型・軽量ながら高画質なのが魅力です。同等のスペックを有するフルサイズミラーレス用の交換レンズと比較しても、多くのモデルがコンパクトかつ軽量に設計されています。持ち運びに便利なので、急なシャッターチャンスにも対応しやすいのが特徴です。

ラインナップが豊富なのもOM SYSTEMレンズのメリット。コスパ重視のスタンダードモデルから上級者向けのハイエンドモデルまで、多彩な特徴を持つ交換レンズを取り揃えています。わかりやすくライン分けもされているため、目的や予算に適した交換レンズが見つけやすいのもポイントです。

また、防塵・防滴に対応するレンズが充実しているのも利点。比較的リーズナブルな価格帯のモデルにも多く採用されています。旅行や登山などアウトドア撮影用としておすすめです。

OM SYSTEM(旧オリンパス)のレンズの選び方

マウントをチェック

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ミラーレス一眼用の交換レンズを選ぶ際は採用しているマウントの規格に注意。カメラとレンズを取り付ける接合部のことをマウントと呼び、カメラ側とレンズ側でマウント規格が異なる場合は、別途アダプターが必須です。

OM SYSTEMの交換レンズは、マウント規格に「マイクロフォーサーズ」を採用。OM-DやPENなど、旧オリンパスブランドのミラーレス一眼向けに設計されています。交換レンズを購入する際は、所有しているカメラがマイクロフォーサーズを採用しているかを確認してみてください。

なお、同じマウント規格を採用するパナソニックの「LUMIX G」シリーズでも使用できますが、一部の機能に制限がかかる点には留意しておきましょう。

ラインをチェック

M.ZUIKO

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OM SYSTEMの交換レンズは、ランクに応じて3つのラインに分けられているので要チェックです。「M.ZUIKO」は、スタンダードレンジに位置する交換レンズのライン。手軽に扱える小型・軽量のズームレンズで構成されています。

また、全ラインのなかで比較的コスパに優れているので、交換レンズを初めて購入する初心者の方にもおすすめです。

防塵・防滴対応のズームレンズが一部用意されているのも魅力。旅行やキャンプでの使用はもちろん、野鳥や飛行機の撮影に使う入門用のレンズシリーズとしても人気を集めています。

M.ZUIKO PREMIUM

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「M.ZUIKO PREMIUM」は、ミドルレンジに位置する交換レンズのラインです。高画質かつコンパクトな単焦点レンズで構成されています。収納しやすく、携帯性や取り回しにも優れているため、軽快なフットワークで撮影が可能です。

柔らかいボケが楽しめるのも魅力。開放F値が小さく設計されているので、背景や前景を簡単にボケさせられます。また、室内や夕景など光量が少ないシーンでも、手ぶれを軽減しつつ鮮明で美しく撮影が可能です。

コスパが高いのも注目ポイント。ズームには非対応ですが、手頃な価格でワンランク上の描写が味わえるので、キットズームからのステップアップにもおすすめです。

M.ZUIKO PRO

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「M.ZUIKO PRO」は、プロフェッショナルレンジに位置する交換レンズのラインです。光学技術の粋を結集した高画質のズームレンズと単焦点レンズで構成されています。

価格はやや高価ですが、プロ写真家からも人気が高く、画質に妥協することなくハイクオリティな作品撮りに挑戦したい中級者以上の方にもおすすめです。

堅牢性の高い金属鏡筒を採用しているのも魅力。ミラーレス一眼用レンズでトップクラスの防塵・防滴・耐低温性能を備えています。海辺・高山・砂漠・寒冷地・熱帯雨林などの過酷な環境下でも、撮影しやすい製品が豊富です。

レンズの種類をチェック

単焦点レンズ

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単焦点レンズとは、焦点距離を固定しているレンズです。単焦点レンズはF値が小さく、写真が明るくなりやすいのが特徴。自然で美しいボケ表現を楽しめるため、被写体を強調したいときにもおすすめです。

たくさんの光を取り込めるので、ISO感度を上げすぎなくても見やすい静止画に仕上がります。また、薄暗い環境でも手ぶれを少なくでき、シャッタースピードを速くして撮影可能です。

一方で、単焦点レンズは焦点距離を変更できないため、撮影するときはカメラを持ちながら寄ったり引いたりして構図を合わせる必要があります。ズームレンズより利便性に劣るものの、被写体との距離感を掴みやすく、カメラ初心者にとって重要な構図のスキルが学べるのも魅力です。

ズームレンズ

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ズームレンズとは、焦点距離を変更できるレンズです。製品ごとに設定できる焦点距離が異なります。12-45mmのレンズの場合、12mmから45mmまでを変更しながら撮影可能。被写体との距離や写り方に合わせて調節できます。

ズームレンズには広角から望遠まで対応した幅広い製品が存在するので、撮影シーンや被写体に合わせて選ぶことが大切。焦点距離は手元のズームリングから調節可能です。

なかには、焦点距離を変更してもレンズの長さが変わらないインナーズーム方式を採用したレンズもラインナップ。重心変化による影響を受けにくく、安定した姿勢で撮影に臨めます。

高倍率ズームレンズ

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高倍率ズームレンズとは、広角から望遠までの広範囲をカバーするレンズです。12-400mm・12-100mm・40-150mmなど、可変できる焦点距離の幅が広いのも特徴。風景・ポートレート・テーブルフォトなど、さまざまなシチュエーションで活用できます。

高倍率ズームレンズは、1本のレンズで多彩な表現を楽しめるのが魅力です。旅先などで気軽に撮影したい方におすすめ。場所に応じて表現方法を変えられるため、写真を楽しむためのエントリーモデルとしても人気です。

焦点距離をチェック

標準レンズ

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標準レンズとは、画角が46°前後かつ焦点距離が50mm前後のレンズです。人間の視角に近いといわれており、自然な描写表現を楽しめます。

撮影範囲は広角レンズと望遠レンズの中間にあたるので、スナップ・ポートレート・テーブルフォトなど、さまざまなシチュエーションで使いやすいのも魅力です。1本のレンズで多彩な表現をおこなえるため、旅行などのシーンにも適しています。

広角レンズ

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広角レンズとは、標準レンズよりも画角の広いタイプです。焦点距離12mm・25mm・28mmなどのモノが広角レンズに該当します。焦点距離が短いほど広範囲を撮影可能。壮大な風景や星空を画角におさめたいときにおすすめです。

また、奥行き感を強調しやすいのも特徴。高層ビルを見上げるように撮影したり、木々の躍動感を表現したり、さまざまな写真を楽しめます。標準レンズや広角レンズと比べて被写界深度が深く、画面の中央から周辺部までピントを合わせやすいのも魅力です。

広角レンズは人間の視角よりも広く写るため、撮影前に周囲の状況を確認しておきましょう。周辺の建物や人なども写り込んでしまうケースがあるので、あらかじめチェックしておくことが大切です。

望遠レンズ

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望遠レンズとは、標準レンズや広角レンズよりも焦点距離が長いレンズです。遠くの被写体を大きく撮影できるのが特徴。スポーツシーンや野生動物の生態観察など、近づけない被写体を撮影するときに活躍します。

焦点距離が長いほど大きな背景ボケを作りやすいのも魅力。被写体を強調できるので、主題がはっきりした写真に仕上がります。また、被写体と背景が近づいて見える「圧縮効果」を表現できるのもポイントです。

一方で、望遠レンズは手ぶれが発生しやすいのが難点。そのため、三脚やセルフタイマーなど手ぶれを低減するアイテム・機能を活用するのがおすすめです。

F値をチェック

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F値とは、カメラに光を取り込む際の、レンズ内部の絞り羽根が作る穴の大きさを数値化したものです。レンズには「絞り」という機構が搭載されており、絞りが作る穴の大きさによって取り込む光の量を調節できます。

F値を小さくすると、絞りが開いて多くの光を取り込めるのが特徴。暗いシーンでも鮮明に撮影できるほか、背景や前景をボカした撮影や、被写体の動きを止めた撮影も可能です。F値を大きくすると、絞りが閉じて取り込む光量を制限。暗いシーンには弱いですが、画面の広範囲にピントを合わせた撮影や、被写体の動きをあえてブラした表現が楽しめます。

交換レンズが使用できる最も小さなF値を「開放F値」と呼ぶのもポイント。開放F値の小さいレンズほど高画質で表現も豊かですが、本体は大きく重く、価格も高価な傾向があります。バランスを考慮したうえで目的や予算に適した交換レンズを選んでみてください。

撮りたいモノに合わせて選ぶ

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撮影したい被写体やシーンをイメージすることが、上手な交換レンズ選びのコツです。例えば、風景や街並みをダイナミックに撮影するには広角レンズがおすすめ。開放F値の小さい単焦点レンズを使えば、夜景や星空をより美しく撮影できます。

料理や雑貨などを屋外で撮影する場合は、標準域の単焦点レンズが使いやすくて便利。また、子供やペットなどのポートレートを撮影する場合は、中望遠の明るい単焦点レンズを使うと、背景をきれいにボカしつつ立体的な写りを実現します。

スポーツや乗り物など、遠くの被写体を迫力いっぱいに撮影する場合は、望遠・超望遠のズームレンズがおすすめ。野生の草花や昆虫などを撮影する場合は、接写と拡大撮影が得意なマクロレンズが役立ちます。

旅行には幅広い焦点距離を1本でカバーできる高倍率ズームレンズがぴったり。レンズを交換しなくても多彩な被写体に素早く対応できます。

機能性をチェック

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決定的瞬間を逃さず、クオリティの高い写真や動画を撮影するなら、手ぶれ補正機能やオートフォーカス性能に優れたレンズがおすすめです。

手ぶれ補正機能を備えたモデルなら、手ぶれの少ない撮影が可能です。「OM SYSTEM」が手掛けるレンズのなかには、「5軸シンクロ手ぶれ補正機能」を搭載した製品が存在。より効果を高めているため、動画撮影やVlogも楽しめます。

オートフォーカスは、カメラが自動で被写体にピントを合わせる機能です。「OM SYSTEM」のレンズは、高速かつ正確なオートフォーカス機能を備えているのが特徴。静止画だけでなく、動画撮影時にも活用できます。カメラ初心者の方は機能性もチェックしてみてください。

OM SYSTEM(旧オリンパス)のレンズのおすすめ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8


上質なスナップ撮影が楽しめるM.ZUIKO PREMIUMラインの大口径広角単焦点レンズです。片目で周囲を見渡したときと近い画角で撮影できるのが特徴。眼前に広がる光景をさりげなく自然に切り取れるため、スナップ撮影用の入門レンズとしてもおすすめです。

独自機構「スナップショットフォーカス」を搭載しているのもポイント。フォーカスリングを手前にスライドすると、事前に設定した距離でピントが瞬時に合うため、目測でのスナップ撮影や画面全体にピントの合った撮影が可能です。

鏡筒をはじめ、別売のキャップやフードにも高品位な金属外装を採用しているのも魅力。重さ120gと軽量コンパクトで携帯性にも優れるので、街歩きや旅行にも重宝します。また、開放F値もF1.8と明るいため、夜間スナップや夜景の撮影にも便利です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO


シャープな描写性能を発揮する広角レンズです。F1.4の明るさと高解像力を発揮。自然で美しいボケ表現を楽しめます。奥行き感を強調しやすいので、壮大な風景を画角におさめたいときにもおすすめです。風景・ポートレート・スナップ・テーブルフォトなど、さまざまなシチュエーションで活躍します。

最短撮影距離は25cm。接写にも対応しているので、被写体をクローズアップしたインパクトのある表現が可能です。マクロ撮影時にも美しいボケを活かせます。レンズの重量は約247g。コンパクトサイズかつ軽量化を実現しているため、気軽に持ち運べます。

防塵・防滴性能と-10℃の耐低温性能を搭載。雨や雪が降る過酷な環境でもアクティブに撮影をおこなえます。また、レンズ表面には傷や汚れが付着しにくい「フッ素コーティング」を施しているのもポイントです。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8


小型・軽量で初心者の方にも扱いやすい大口径標準単焦点レンズです。人間が対象物に軽く注意を向けたときとほぼ同じ画角で撮影できるのが特徴。遠近感も自然でクセがなく汎用性が高いため、単焦点レンズを初めて購入する方にもおすすめです。

美しいボケ味が手軽に楽しめるのもポイント。開放F値がF1.8と小さいため、特別な技術を使わなくても背景や前景を簡単にぼかせられます。また、暗所にも強く、OM-DやPENの強力な手ぶれ補正と組み合わせれば、手持ちでも夜景の撮影が可能です。

高い近接撮影能力を持つのも本レンズの魅力。センサー面から最短25cmまで接近してピントを合わせられるので、スナップはもちろんテーブルフォトの撮影にも重宝します。さらに、別売のマクロコンバーターと併用すれば、至近距離からの接写も可能です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

美しい背景ボケのポートレート撮影が手軽に楽しめるM.ZUIKO PREMIUMラインの大口径中望遠単焦点レンズです。開放F値がF1.8と明るいのが特徴。中望遠の焦点距離と組み合わせることで、被写体を印象的に強調したポートレート撮影が楽しめます。

対象物を凝視したときに近い画角で撮影できるのもポイント。モデルと会話しながらバストアップ撮影を行う場合に程よい間合いが取れます。また、AFの駆動音が静かなのも特徴。子供やペットなど家族の成長を記録する際にも重宝します。

重さ116g・全長46mmと軽量コンパクトで扱いやすいのも魅力。価格が比較的安いので、ポートレート撮影の入門用レンズとしておすすめです。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

高画質と耐候性を兼ね備えたM.ZUIKO PREMIUMラインの中望遠マクロ単焦点レンズです。至近距離まで近づいて、被写体を実物と同じ大きさで撮影が可能。優れた防塵・防滴性能も備えているので、自然の草花や昆虫などの接写にもおすすめです。

F2.8の開放から周辺の光線を十分に通すことで、マクロ撮影領域できれいな円形ボケを実現しているのもポイント。また、数メートル離れた被写体を印象的に切り取るのに程よい画角が得られるため、ストーリー性を盛り込んだポートレート作品の撮影などにも重宝します。

ピントが合う範囲を制限できる「フォーカスリミットスイッチ」を搭載しているのも魅力。意図しない場所にピントが迷いにくいので、マクロ撮影時も快適に使用できます。重さ185g・全長82mmと携帯性に優れているのも特徴です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

高画質と利便性を両立させたM.ZUIKO PROラインの超広角高倍率ズームレンズです。1本で超広角から標準まで幅広い画角に対応し、開放F値もズーム全域でF4と一定。風景・夜景・スナップなど、多彩なジャンルでダイナミックな超広角撮影が楽しめます。

沈胴機構を採用しているのもポイント。使わないときは全長88.5mmまでコンパクトに収納でき、ズームリングを回転させるだけで、撮影ポジションに素早く移行が可能です。また、ネイチャー撮影に欠かせない防塵・防滴・耐低温性能も備えています。

口径72mmのレンズフィルターが装着できるのも魅力。PLフィルターやNDフィルターを活用した多彩な風景表現が楽しめます。光源をにじませるソフトフィルターも使えるので、夜景・星景・星空の撮影にもおすすめです。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II

優れた描写性能を発揮する標準ズームレンズです。焦点距離は12-40mmに対応しており、広角から中望遠域をカバーします。被写体との距離や構図に合わせて焦点距離を変更できるため、風景・スナップ・人物撮影などさまざまなシーンで使用可能です。

コンパクトながら、高性能な光学設計を採用。MSC機構により、高速かつ正確にピントを合わせられるのも魅力です。静止画だけでなく動画撮影時にも優れたオートフォーカスを発揮します。

また、「マニュアルフォーカスクラッチ機構」を搭載。フォーカスリングを手前に引くだけの操作で、瞬時にマニュアルフォーカスに切り替えられるのもポイントです。

さらに、IP53相当の防塵・防滴性能を発揮。-10℃の耐低温性能を実現しているため、アウトドアシーンなどの過酷な環境下でもアクティブに使用できます。レンズ表面には傷が付きにくいフッ素コーティングを施しているのも特徴です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

最高峰の画質が軽快に楽しめるM.ZUIKO PROラインの標準ズームレンズです。重さ254g・全長70mmと、ズーム全域で開放F4を実現しながら、優れた携帯性と取り回しを実現しています。

PROレンズならではの高画質が味わえるのも魅力。広角から中望遠まで開放F値が一定なので、ズームを駆使した撮影や動画撮影でも安定した明るさで記録が可能です。また、逆光に強い「ZEROコーティング」も施されています。

高い近接撮影性能を持つのもポイント。広角側ではセンサー面から12cmまで、望遠側では23cmまで近づけるほか、実物と比べて半分の大きさで被写体を記録可能です。防塵・防滴・耐低温にも対応するため、ネイチャーマクロ撮影にも重宝します。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

M.ZUIKO PROラインの標準高倍率ズームレンズです。約8.3倍のズーム倍率に対応しながら、重さ約561g・全長116.5mmと優れた機動性を実現。開放F値もズーム全域でF4と明るいので、旅行撮影などの作品撮りにもおすすめです。

強力な手ぶれ補正機構を搭載しているのもポイント。また、カメラ側の補正機構と連動して効果を高める「5軸シンクロ手ぶれ補正」にも対応可能です。手持ちでも快適に夜景撮影や望遠撮影などが可能なので、三脚の使用頻度を減らせます。

広角側ではレンズ先端から最短1.5cmの位置まで接写できるのもポイント。ピントリングを手前に引くと瞬時にMFに切り替えられる「マニュアルフォーカスクラッチ機構」も備えているため、マクロ撮影時でもピントの追い込みを快適に行えます。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO

開放F値の明るさを実現した望遠ズームレンズです。35mm判換算では80-300mmの望遠域をカバーするため、風景やポートレートなど主題がはっきりしている構図で活用できます。望遠レンズで発生しやすい色収差が少なく、鮮明で見やすい写真に仕上がるのも特徴です。

深度合成機能を搭載。ピントの異なる複数の写真を組み合わせて、画面中央から周辺部までピントが合った写真を合成します。焦点距離を調節してもレンズの長さが変わらない「インナーズーム方式」を採用しているため、重心の変化による影響を受けにくく、安定した姿勢で撮影可能です。

さらに、IP53の防塵防滴性能を搭載。-10℃の耐低温環境動作を実現しているため、雨や雪など、過酷な環境下でも撮影に臨めます。レンズ表面に傷や汚れが付着しにくい「フッ素コーティング」を施しているのも魅力です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3

利便性に優れたM.ZUIKOラインの超高倍率ズームレンズです。1本あれば広角から超望遠まで幅広い画角を撮影可能。さまざまな被写体に対して柔軟に対応できます。レンズの交換頻度を少なくできるので、旅行用としてもおすすめです。

倍率16.6倍と高倍率ながら、重さ455g・全長99.7mmと軽量コンパクトなのもポイント。軽快なフットワークで街歩きや観光が楽しめます。また、PROラインと同等の防塵・防滴機構も備えているため、登山やバックパック旅行にもぴったりです。

広角側ではレンズ先端から最短0.1mの位置まで接写が可能なので、料理や花などのテーブルフォト撮影にも便利。さらに、ピント位置を変えても画角の変動が少ないため、Vlogなどでも違和感なく動画を記録できます。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

超望遠撮影が手軽に楽しめるM.ZUIKOラインの超望遠ズームレンズです。カメラ付属の望遠ズームレンズと比較して2倍長い焦点距離で使用可能。遠くの小さな被写体も画面一杯に写しやすいため、運動会や体育祭などのスポーツ撮影はもちろん、野鳥や飛行機の撮影に使う入門用レンズとしてもおすすめです。

全長116.5mm・重さ423gで、外観からは超望遠ズームとは思えないほど小型かつ軽量なのもポイント。取り回しにも優れているので、軽快なフットワークで多彩なアングルからの迫力ある瞬間を狙えます。

レンズ前面に反射低減技術「ZEROコーティング」が施されているのも特徴。逆光でもクリアに撮影しやすい描写性能を実現しています。また、コスパに優れており、初心者の方が気軽に入手できるのも魅力です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

機能性に優れたM.ZUIKOラインの超望遠ズームレンズ。PROラインと同等の防塵・防滴性能を備えているため、動物や野鳥などのネイチャー撮影に挑戦したい方にもおすすめです。

望遠マクロレンズとして優秀なのもポイント。ズーム全域でセンサー面から最短1.3mの位置まで被写体に接近でき、実物と比較して約半分の大きさで撮影が可能です。野鳥撮影の設定を維持したままでも、足元で見かけた草花や昆虫を撮影できます。

重さ1120g・全長205.7mmで、機動性に優れているのも魅力。また、手ぶれ補正機構を内蔵しており、超望遠撮影時でも安定した構図作りが可能です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

35mm判換算で300-1000mm相当の望遠域をカバーする超望遠ズームレンズです。遠くにいる被写体を大きく写せるのが特徴。風景の一部を切り取ったり、離れた場所から野生動物を撮影したり、さまざまなシチュエーションで活躍します。

また、「5軸シンクロ手ぶれ補正」を搭載。超望遠領域でも手ぶれの少ない鮮明な写真を撮影できます。焦点距離を変更してもレンズの長さが変わらない「インナーズーム方式」を採用しているので、安定した姿勢で撮影に臨めるのも特徴です。

レンズ表面には反射を低減する「Z Coating Nano」コーディングを施しており、ゴーストやフレアの少ない、クリアな写真に仕上がります。

さらに、大型の超望遠ズームレンズながら、約1.9gの軽量化を実現。マグネシウム合金・カーボンファイバーなどの素材を使用しており、堅牢性に優れているのもポイントです。過酷な環境下でもアクティブに活用できます。

▼撮影イメージ