本体にカーナビ機能を搭載せず、スマホアプリを利用して地図を表示する「ディスプレイオーディオ」。車向けスマホアプリの充実によって、急速に普及しつつあります。カーナビを搭載していない分、低価格で購入できるのが魅力です。

ただし、各メーカーからさまざまなモデルが販売されており、はじめて購入する際は選択に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめのディスプレイオーディオをピックアップしてご紹介。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

ディスプレイオーディオとは?

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ディスプレイオーディオとは、いわゆる「AV一体式カーナビ」からカーナビ機能を取り除いたカーAVユニットのこと。カーナビ機能は、スマホに対応しているカーナビアプリと連携して使用します。

スマホと連携して保存している音楽を聴いたり、専用アプリを活用して動画をモニターに映し出したりできるのもポイント。また、拡張性が高く、好みのアプリやオプションを追加するなど自分好みにカスタマイズしやすいのも魅力です。

カーナビとの違い

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AV一体式カーナビと異なり、ディスプレイオーディオは本体にカーナビ機能を搭載しておらず、スマホと連携してカーナビアプリを利用します。AV一体式カーナビでは内蔵しているカーナビが決まっている一方、ディスプレイオーディオでは好みのカーナビアプリを選択可能です。

カーナビアプリはアップデートや機能向上が早いのも魅力。また、カーナビ機能がない分、本体価格を抑えられるのもポイントです。ただし、カーナビアプリはスマホがなければ使えないため留意しておきましょう。

ディスプレイオーディオの選び方

取付形状をチェック

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ディスプレイオーディオには通常のAV一体式ナビと同様、1DINタイプと2DINタイプがあります。1DINタイプは本体部が縦50×178mmnのコンパクトサイズで、ディスプレイがフローティング構造になっているタイプ。本体部は1DINスペースに収められるため、1DINしかない古い車種に取り付けたい場合に便利です。

フローティング構造はディスプレイの角度を大きく調節できるので、幅広い車種に対応しやすいのもポイント。上下・左右を調節できるモデルなら、ドライバーの見やすい位置に微調整が可能です。2DINタイプの車種で1DINCDプレーヤーなどと併用したい場合にも重宝します。

2DINタイプは縦100×横178mmのディスプレイ一体型タイプ。角度の調節幅は狭いものの、出っ張りが少なくすっきりと取り付けられるのが魅力です。

モニターサイズをチェック

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ディスプレイオーディオのモニターサイズはモデルによって異なります。6.8~9インチのモニターを搭載したモデルが主流。スマホアプリでナビ画面を表示する機会が多い場合は、なるべくモニターサイズの大きいモデルがおすすめです。

また、クレイドル型の専用タブレットをモニターとして使用するモデルも要チェック。タブレットを取り外して、自宅であらかじめ楽曲などをダウンロードしておけるため便利です。

接続方法をチェック

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ディスプレイオーディオとスマホの接続方法にはBluetooth接続やUSB接続、Wi-Fi接続などがあります。Bluetooth接続はわずらわしいケーブルを使わず、ワイヤレス接続できるのが魅力。おもに、ハンズフリー通話やスマホ内に保存している音楽再生時に使用します。

USB接続は、おもにカーナビアプリを接続する際に使用。直接ディスプレイオーディオとスマホを接続するため、常に安定した接続が可能です。

Wi-Fiはお気に入りのWebコンテンツを見たりYouTubeを視聴したりする際に使用します。また、ビデオカメラを接続できるHDMI端子を備えたモデルもあるのでチェックしてみてください。

スマホとの連携をチェック

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ディスプレイオーディオとスマホを連携させるには、スマホアプリが必要です。契約しているキャリアによって使えるアプリが異なり、iOSに対応しているのが「Apple CarPlay」。Siriによる音声操作機能にも対応しているため、タッチ操作できない運転中などに便利です。地図アプリのほか、音楽再生や音声通話、メッセージの送受信もできます。

Androidスマホに対応しているのが「Android Auto」。Googleが開発したアプリであり、Googleマップと比べてより車での操作がしやすいのが特徴です。リアルタイムGPSや交通情報通知機能などの機能も使用できます。

外部スロットをチェック

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CDやUSBなど外部スロットを搭載しているかをチェックしておきましょう。メディアに好みの音楽を保存しておけば、スマホを使用せずともスロットに差し込むだけで音楽を楽しめます。DVDを使用できるモデルなら、子供とのドライブでお気に入りのアニメDVDを再生できるため便利です。

USBメモリーに保存した音楽を楽しむ際には、対応フォーマットも要チェック。MP3やAAC、WVAが主流ですが、ハイレゾ音源を再生したい場合にはFLACやWAVなどの高音質フォーマットに対応しているかを確認してみてください。

その他機能をチェック

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ディスプレイオーディオはスマホアプリを活用してハンズフリー通話が可能です。SiriやGoogleアシスタントなど音声操作に対応していれば、音声で電話をかけたりメッセージを読み上げたりと運転中に役立ちます。

また、グラフィックイコライザーやタイムアライメントなど、豊富なサウンド調節機能を備えているモデルも販売されているので、あわせてチェックしてみてください。

ディスプレイオーディオのおすすめ

パイオニア(PIONEER) ディスプレイオーディオ カロッツェリア DMH-SF700

フローティング構造の9インチ大画面モニターを採用した、1DINタイプのディスプレイオーディオです。1DINのスペースしかない車におすすめ。上下・左右に角度を大きく調節できるため、ベストなポジションを決めたいときに役立ちます。

iOSとAndroidスマホに対応し、スマホアプリ「Apple CarPlay」「Android Auto」でカーナビ画面を表示可能。多彩なメディアを高音質・高音質で再生する専用アプリ「CarAVAssist」を搭載しているなど、使い勝手のよさも魅力です。YouTubeなど無料動画配信サービスにも対応しています。

FLACやWAVのハイレゾ音源の高音質再生にも対応。Bluetooth接続でもハイレゾ音源を楽しめるLDACにも対応しています。HDMI入力端子を設けており、メディアストリーミングプレーヤーやビデオカメラと接続できるのもポイントです。

パイオニア(PIONEER) ディスプレイオーディオ カロッツェリア DMH-SZ700

6.8インチモニターを搭載した2DINタイプのディスプレイオーディオです。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応し、カーナビ画面をモニターに映し出せるのが特徴。iPhoneのSiriやGoogleアシスタントの音声認識機能を使って目的地検索できるなど、運転を妨げずに操作できるおすすめのモデルです。

音声認識機能で楽曲の再生や呼び出しができるのもポイント。ハンズフリー通話やテキストメッセージの送信も可能です。専用アプリ「CarAVAssist」を活用すれば、YouTubeを迫力のある大画面と高音質で楽しめます。

Amazon Alexaにも対応しており、さまざまな操作を音声でおこなえるのも魅力。設定は本体に表示されるQRコードを利用すれば、機器の操作が苦手な方でも簡単です。さらに、FLACやWAVのハイレゾ音源の高音質再生も可能。圧倒的な臨場感のある高音質サウンドを楽しめます。

ホーム画面のウィジェットやアイコンを自分好みにカスタマイズできるのも特徴のひとつ。サイズやレイアウトを変更するなど、好みや使いやすさを考慮しながらカスタマイズできます。

パイオニア(PIONEER) ディスプレイオーディオ カロッツェリア FH-8500DVS

視認性と操作性を両立した、シンプルなデザインのディスプレイオーディオ。モニターが出っ張らずに収められる2DINタイプで、すっきりと取り付けたい方におすすめのモデルです。iPhoneとAndroidのどちらにも対応。「Apple CarPlay」「Android Auto」を活用すれば、カーナビの画面を映し出せます。

スマホと本体をUSBケーブルで接続すれば、ハンズフリー通話にくわえてメッセージの送受信や音楽の再生も可能。Bluetooth接続でのワイヤレス再生にも対応しています。

細部にまでこだわって開発した高音質設計もポイント。原音に充実な再生を目指してチューニングされており、最適なパーツの厳選と相まって高音質サウンドを実現しています。CD・DVDスロットを備え、DVD-RやCD-Rなどに収めた動画や音楽を再生できるのも魅力です。

タイムアライメント機能や13バンドグラフィックイコライザーで、音源を自分好みに調節可能。MP3 やWMAなど圧縮オーディオの音質を補正する「アドバンスド・サウンドレトリバー」により、スマホに保存した楽曲をCDに迫る高音質サウンドで楽しめます。

ケンウッド(KENWOOD) Bluetoothレシーバー DDX5020S

スマホアプリ「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応しているディスプレイオーディオ。SiriとGoogleアシスタントの音声認識機能を使い、周辺スポットチェックなどをハンズフリーで操作できるおすすめのモデルです。

スマホに保存したお気に入りの楽曲をBluetooth接続で本体に転送できるのもポイント。高音質コーデックAAC対応で、高音質なワイヤレス再生を実現しています。また、AMラジオ番組をFM放送で聴ける「ワイドFM」に対応。地震や津波などの災害情報をAMラジオが受信できないエリアで聴けるため便利です。

アルパイン(Alpine) 9型フローティングビッグDA ディスプレイオーディオ DAF9

フローティング構造のモニターを搭載した、1DINタイプのディスプレイオーディオです。スマホアプリ「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。AppleMAPやGoogleMAPなど、好みのカーナビアプリを使えるおすすめのモデルです。

接続している間にスマホへ充電されるため、バッテリー切れを心配せずに使えるのもポイント。Bluetooth接続すればスマホに保存している音楽をワイヤレス再生できるほか、ハンズフリー通話も可能です。また、音質を好みに合わせてチューニングできる、グラフィックイコライザーやクロスオーバーなどの音響調節機能を備えています。

パイオニア(PIONEER) ディスプレイオーディオ タブレット カロッツェリア FH-7600SC

別売りの専用タブレット「SDA-700TAB」と組み合わせて使用するディスプレイオーディオです。クレイドル型のタブレットにインストールした音楽アプリやナビアプリなどを使用可能。タブレットは単体で使用でき、スマートなライフスタイルを実現するおすすめのモデルです。

事前に自宅のWi-Fiで見たい動画や聴きたい音楽をダウンロードしておけば、Wi-Fiのないエリアへ出かけた際に楽しむことが可能。タイムアライメント機能により、臨場感のある音を楽しめます。

13バンドグラフィックイコライザーを内蔵し、周波数をきめ細かく調節できるのもポイント。自分好みの音場空間を構築できます。また、RCA出力端子を設けており、サブウーファーや外部アンプとの接続が可能です。