雪上や氷上の滑りやすい路面で安全なドライブをサポートする「スタッドレスタイヤ」。一度装着した後は脱着の必要がなく、乾いた路面でもそのまま走行できます。
しかし、メーカーからさまざまなタイヤが販売されており、初めて選ぶ際には迷ってしまうことも。そこで今回は、スタッドレスタイヤのおすすめモデルを車種別にご紹介します。あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- スタッドレスタイヤとは?
- スタッドレスタイヤの選び方
- スタッドレスタイヤのおすすめメーカー
- スタッドレスタイヤのおすすめ|SUV
- スタッドレスタイヤのおすすめ|軽自動車・コンパクトカー
- スタッドレスタイヤのおすすめ|ミニバン
- スタッドレスタイヤのおすすめ|軽トラ
- スタッドレスタイヤの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:スタッドレスタイヤの寿命・交換時期の見分け方
- 番外編:スタッドレスタイヤの適切な空気圧
- 番外編:スタッドレスタイヤの保管方法
スタッドレスタイヤとは?
スタッドレスタイヤとは、鋲が付いていない冬用タイヤのことです。低温下で硬くなりにくいゴムを使用しており、雪道や氷点下で滑りやすい凍結路面でグリップ力を発揮します。スタッドレスタイヤが登場する以前に使われていたスパイクタイヤのように路面を削らず、道路に影響を与えないのも特徴です。
各タイヤメーカーの技術革新により、これまでにさまざまな機能性を備えたスタッドレスタイヤが登場しています。降雪地域の日常生活をサポートするタイヤとして欠かせない存在です。
ただし、あくまで冬用タイヤである点に留意しておきましょう。夏でも走行はできるものの、乾いた路面では走る・止まる・曲がるなどの運動性能が夏タイヤより劣るのがデメリットです。ドライ路面での走行性能やウェット路面での排水性能も夏タイヤには及ばないので、季節に合わせて履き替える必要があります。
スタッドレスタイヤの選び方
使用環境に合わせて性能を選ぼう
アイスバーンの多い地域なら氷上性能に注目
アイスバーンでの安全性を高めるなら、氷上性能に優れているスタッドレスタイヤを選びましょう。アイスバーンとは、凍結した路面のことです。路面の氷が溶け出すと水膜ができて路面とタイヤの間に薄い水の膜を形成されますが、氷上性能に劣るタイヤだと本来のグリップ力を発揮できなくなってしまいます。
氷上性能の高いスタッドレスタイヤは、独自の発泡ゴムやトレッドパターン、サイプによって凍った路面でも高いグリップ力を発揮するのが特徴。なかには、水路の断面形状を従来の球状から楕円形に変更して、氷上グリップを大幅に向上させているモデルも販売されています。
降雪の多い地域なら雪上性能を重視
雪の多い地域でスタッドレスタイヤを選ぶ場合は、雪上性能をチェックしておきましょう。雪上性能とは、雪が積もっている場合でも地面をしっかりとグリップして、走行や停止などができるタイヤの性能のことです。
雪上性能に優れているスタッドレスタイヤは、深い溝や細かいサイプを設けているのが特徴。また、寒冷地に強いゴム素材や凹凸があるブロックなどの採用により雪を効果的につかんで排出するため、走行が安定します。加えて、発進時のスリップや急ブレーキをかけた際の制動距離を抑える効果が期待できる点にも注目です。
雪深い路面では、タイヤが空回りするトラブルが発生しやすい傾向があります。雪の多い地域に住んでいる方はもちろん、仕事やレジャーで冬の山間部を走行する機会が多い方も雪上性能は確認しておきましょう。
雪が少ない地域ならドライ・ウェット・静粛性能のバランスを重視
年に数回ほどしか雪が降らない地域に在住で、備えとしてスタッドレスタイヤを装着するなら、ドライ・ウェット・静粛性などトータルバランスの取れたタイプがおすすめです。スタッドレスタイヤは乾いた路面や濡れた路面を走行すると制動距離が長くなる傾向があるため、雪の少ない地域では注意しなければなりません。
ドライ性能は高速安定性を発揮するうえで重要なポイント。一方、ウェット性能は、雨で濡れた路面をしっかり止まれるかどうかを示しています。
また、高速道路を走行する機会が多い場合は、快適な車内空間を確保するのに大切な静粛性も要チェックです。スタッドレスタイヤは夏用タイヤと比べてノイズが気になりやすいので、走行音を減らす設計になっているか確認しておきましょう。
都市部から雪山へ行くなら耐摩耗・燃費性能をチェック
降雪がめったにない都市部に住んでいて、休日にウィンターレジャーを楽しみに雪山に行くのであれば耐摩耗性能や燃費性能を確認しましょう。摩耗しやすいタイヤの場合、高速道路での長時間走行を繰り返していると寿命を早めてしまいます。摩耗を抑えて長持ちするタイヤを選ぶ際は、「ロングライフ性能」や「摩耗ライフ性能」をチェックしておきましょう。
スタッドレスタイヤは夏タイヤと比べて接地面が幅広で路面としっかり密着する構造になっているため、乾燥した舗装路を走行すると燃費性能が劣る点にも注目です。なかには、ころがり抵抗を減らして省エネ走行を実現した低燃費タイヤも販売されています。
タイヤのサイズをチェック
スタッドレスタイヤを選ぶ際は、自分の車に合うサイズがあるかを確認しましょう。タイヤサイズは、車種ごとにメーカー出荷時の「純正タイヤサイズ」が定められています。スタッドレスタイヤの性能を最大限に生かすには、基本的に純正タイヤサイズに合わせて選ぶのがおすすめです。
タイヤサイズは、サイドウォールと呼ばれている側面部分に「195/65R15 91H」のように英数字で表示されています。たとえば「195/65R15 91H」の場合は195がタイヤ幅で、65Rが偏平率。15がリム径のインチを表しており、91Hは最高速度を意味しています。
軽自動車・SUVなど車種ごとの専用タイヤも
多くのタイヤメーカーでは、車のタイプ別に専用タイヤをラインナップしています。軽自動車用やSUV用、ミニバン用などボディタイプ別に重要視している性能が異なるのでチェックしておきましょう。
SUV用は、雪上性能やロングライフ性能を重視して設計しているのが特徴。重心が高く車両重量があるSUVのふらつきや偏摩耗を抑えるべく、剛性を高めています。乗用車用は、市街地での走行性能や氷上性能に力を入れて設計しているのが特徴です。
各シリーズの性能の違いや住んでいる地域、使用環境などを考慮しながら選ぶのが大切。たとえば、SUV用と乗用車用の2種類で同じサイズがあるなら、車種に合わせて専用タイヤを選ぶと安心です。
製造時期をチェック
スタッドレスタイヤは、同じモデルでも製造時期が異なる場合があります。特に店頭の激安セールなどで販売されているタイヤのなかには、製造年度が古いモデルがある場合も。タイヤのゴムは未使用状態でも経年劣化する可能性があるため注意しましょう。
タイヤの性能試験をおこなっている「タイヤ公正取引協議会」では氷上制動の低下度合いの検証試験結果から、適正に保管された状態なら3年間は同等の性能を保てるとしています。
なお、ほとんどのタイヤには「製造年週」が刻印されているのでチェックしておきましょう。メーカーによって表記方法が異なりますが、たとえば「4122」と刻印されているモノは「41」が週で「22」が年を表しており、「2022年の41周目に製造されたタイヤ」を示しています。
よりお得に手に入るホイールセットもおすすめ
スタッドレスタイヤのなかには、お得な「ホイールセット」も販売されています。タイヤにホイールがセットしてあり、自分で交換しやすいのがメリットです。ホイールをそのままでタイヤだけを交換する「組み換え」は、知識や専用工具がないと作業が難しいケースも。ホイールセットであればディーラーやカー用品店に依頼する必要がなく、交換にかかる工賃を節約できます。
また、単体でタイヤを購入するよりも割安で買える場合も。スタイリッシュなアルミホイールがセットになっているモデルもあり、愛車をおしゃれに演出したい方にもおすすめです。
ただし、タイヤの交換はボルトの締め付け具合や空気圧のチェックなどが欠かせず、安全性に関わる重要な作業です。自分で交換するのが心配な場合は専門業者に依頼しましょう。
スタッドレスタイヤのおすすめメーカー
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
ブリヂストンは乗用車用から航空機用まで、さまざまな車両のタイヤを取り扱っているタイヤメーカーです。スタッドレスタイヤにおいては「BLIZZAK(ブリザック)」シリーズを中心にラインナップ。乗用車用とSUV用のタイヤから、車種に合わせて選択できます。高い氷上性能を備えているのが特徴です。
なかでも、氷雪上でしっかり止まる性能を実現している「BLIZZAK VRX3」に注目。楕円形で吸水力を向上させた「フレキシブル発泡ゴム」や水の侵入を抑えたトレッドパターンの組み合わせにより、優れたグリップ力や効き持ちのよさを発揮します。また、ロングライフ性能や静粛性に優れているモノが展開されているのも魅力です。
ダンロップ(DUNLOP)
ダンロップはイギリス発祥のタイヤブランド。現在は住友ゴム工業株式会社が運営しています。スタッドレスタイヤは「WINTER MAXX(ウィンターマックス)」シリーズを中心にさまざまな車種対応のタイヤを展開。セダンやミニバン、軽自動車、SUVなど車種に合わせて適切なタイプとサイズを選べます。
なかでも「WINTER MAXX03」は氷上性能に特化しているのが特徴。タイヤ表面の凹凸と氷上の凹凸ががっちりと噛み合い、氷上路面でもしっかり止まるグリップ力が期待できます。そのほかSUV用やバン用、トータルバランス型など車種や使用環境に合わせて選択可能です。
トーヨータイヤ(TOYOTIRES)
トーヨータイヤは、兵庫県に本社を置く日本の自動車タイヤメーカーです。車の形状に合わせた専用タイヤを多く手掛けており、品質の高さが世界中から評価されています。スタッドレスタイヤは「OBSERVE(オブサーブ)」シリーズを中心に展開し、コンパクトカーからSUVまで幅広い車種に合わせて選択可能です。
優れた氷上性能を発揮するタイヤを多くラインナップしているのも特徴。なかでも「OBSERVE GIZ3」は独自のパターン技術の採用で密着効果とグリップ力を高めており、高性能コンパウンドとの組み合わせで雪道の安全なドライブをサポートします。
ナンカンタイヤ
ナンカンタイヤは、台湾に本社を構えているタイヤメーカー。歴史の古い老舗タイヤメーカーで、高い技術が世界的に評価されています。車種に合わせて選べる豊富なラインナップや、買い求めやすい価格も魅力です。
スタッドレスタイヤにおいては「ICE ACTIVA」シリーズなどを展開。イン側とアウト側で異なる非対称パターンの採用により、雪道でのコーナリング操縦性を強化しているタイヤを販売しています。
スタッドレスタイヤのおすすめ|SUV
ブリヂストン(BRIDGESTONE) BLIZZAK DM-V3 225/65R17 102Q
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SUV用に開発されたスタッドレスタイヤです。水路の表面を親水性素材でコーティングした「アクティブ発泡ゴム2」を搭載。氷上ブレーキ性能に優れ、凍った路面でしっかり止まれるタイヤを求めている方におすすめです。氷上のカーブでもしっかり曲がれると謳っており、降雪の多い地域に住んでいる方に適しています。
剛性を向上させたブロックと溝を適正配置したSUV専用パターンの採用により、雨の日でもしっかり止まれるウェットブレーキ性能や摩耗ライフが向上。雪のない濡れた路面でも、安定した走行性を発揮します。
ダンロップ(DUNLOP) WINTER MAXX SJ8+ 225/65R17 102Q
SUV対応のタフなウィンター性能を備えているスタッドレスタイヤ。中央に設けた溝と横に走る溝により、雪を効率的にかき出します。氷上性能特化型スタッドレスタイヤと同じ「ナノ凸凹ゴム」を採用し、氷とタイヤがしっかり噛み合い密着する高い氷上性能もおすすめポイントです。
静粛性に優れている点にも注目。走行中の車内での快適性を重視したい方にも適しています。ウェット性能やドライ性能にも優れたトータルバランスのよさも魅力です。
ダンロップ(DUNLOP) GRANDTREK XS1 185/85R16 105/103L
ジムニーなど小型SUVに適しているスタッドレスタイヤ。ホワイトレターとブラックレターから好みに合わせてデザインを選べます。ブロック形状の大きなMTライクパターンを採用しているなど、アグレッシブな外観で愛車をスタイリッシュに演出したい方におすすめです。
深雪に対応できる雪上性能を発揮するのもポイント。専用プロファイルで接地圧を均一化し、接地面全体でトラクションをかけられるように設計されています。柔軟性と剛性を両立しているコンパウンドとの組み合わせで、優れた氷上性能を実現しているのも魅力です。
トーヨータイヤ(TOYOTIRES) OBSERVE GSi-6 225/65R17 102Q
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氷雪路から乾いた舗装路まで、さまざまな路面で安定感のある操縦性を実現しているSUV用スタッドレスタイヤです。ジグザグな4本の溝やセンターに配置したジグザグリブなどを設けたパターンデザインを採用。路面状況を問わず、優れたグリップ力と操縦安定性を発揮するおすすめのタイヤです。
ミクロの水膜を効率よく吸水する「グリップシリカコンパウンド」を採用しており、ウェット路面でのグリップ力も向上。氷より硬くアスファルトよりも柔らかい「鬼クルミ殻」が路面をひっかき、氷上路面でもしっかりグリップします。
ナンカンタイヤ ICE ACTIVA WS1 225/60R18 104Q XL
雪道でのハンドリング性に優れたスタッドレスタイヤ。アウト側パターンに、折りサイプと多角形ブロック設計を採用しているのが特徴です。接地角度の増加により、雪道で安定したハンドリング性能を発揮します。SUV向けの大型サイズながら、購入しやすい価格もおすすめポイントです。
イン側パターンにはストレート溝設計を採用。また、溝面積比も工夫することで直進安定性や排水性能が向上しています。そのほか、トレッドコンパウンドに硬質な天然殻粉を配合して、氷上グリップ性能を高めている点も魅力です。
ヨコハマ(YOKOHAMA) iceGUARD SUV G075 225/65R17
「スーパー吸水ゴム」の採用により、優れた氷上性能を発揮するSUV用スタッドレスタイヤ。低温時でも柔らかさをキープできるため、氷表面の微細な凹凸の隙間にしっかりと密着するのが特徴です。経年変化に強く、優れたグリップ力が長期間にわたって続くと謳われています。
氷上性能をさらにアップさせるべく、5つのパターン技術を組み合わせて接地性の向上とエッジの増加を実現。氷上での制駆動性と操縦安定性が向上しています。凍った路面でも安心して走行しやすいおすすめのタイヤです。
スタッドレスタイヤのおすすめ|軽自動車・コンパクトカー
ブリヂストン(BRIDGESTONE) BLIZZAK VRX2 155/65R14 75Q
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トータルバランスに優れているスタッドレスタイヤです。グリップ力を大幅に向上させた「アクティブ発泡ゴム2」によって氷上性能や雪上性能はもちろん、乾いた路面や濡れた路面でもしっかり止まる・曲がる性能を備えています。加えて、静粛性にも優れており、快適な車内づくりを重視する方にもおすすめです。
低燃費なので、雪道での走行距離が長い方でも安心。また、非対称サイド形状でふらつきを少なくしており、高い直進安定性と応答性で安全なドライブをサポートします。氷雪路だけでなく、乾いた舗装路にも対応可能です。
トーヨータイヤ(TOYOTIRES) OBSERVE GIZ3 185/65R15 88Q
2つのパターン技術を採用しているスタッドレスタイヤです。斜めの模様で交互に縦じまを描いた「ヘリンボーンサイプ」と、ブロックを集合させたパターン「アッセンブルブロック」を組み合わせることで、密着効果とグリップ力を高めているのが特徴です。
持続性高密着ゲルとサステナグリップポリマーを採用したコンパウンドにより、低温時にもゴムの柔らかさをキープするのがおすすめポイント。凍った路面への密着性が高められており、優れた氷上性能で雪道のドライブをサポートします。
ナンカンタイヤ ICE ACTIVA ESSN-1 ホイールセット 175/60R14 79Q
ホイールがセットになっているスタッドレスタイヤです。メインスポークとサブスポークを組み合わせた立体感のあるホイールで、愛車をスタイリッシュに演出したい方におすすめ。タイヤとホイールのセットながら、購入しやすい価格を実現しているのもうれしいポイントです。
高いレベルの氷上性能を備えたタイヤで、降雪の多い地域に住んでいる方も安心。高硬質の天然殻を配合したコンパウンドにより氷上でのグリップ性能を高めています。また、タイヤのショルダー部分に縦方向サイプを設けることで、走行安定性にも優れています。
スタッドレスタイヤのおすすめ|ミニバン
ブリヂストン(BRIDGESTONE) BLIZZAK VRX3 205/60R16 96Q XL
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フレキシブル発泡ゴムを採用することで、氷上グリップ性能を高めているスタッドレスタイヤです。楕円形の気泡によって、吸収力がアップしているのが特徴。トレッド表面の微細な凹凸や水の回り込みを抑えるパターンとあいまって、高いレベルの氷上ブレーキ性能を実現しています。
独自のトレッドパターンを採用しているのもポイント。ブロックサイズの均等化で局所的な接地圧の集中を抑えています。摩耗ライフや効き持ちが向上しており、できるだけ長く使ってランニングコストを抑えたい方におすすめです。
ダンロップ(DUNLOP) WINTER MAXX WM02 195/65R15 91Q
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トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤ。氷上性能・雪上性能・ウェット性能・ドライ性能など、総合性能のバランスが取れたタイヤを求めている方におすすめです。混ぜモノが少ない高密度ゴムはすり減りにくく、ライフ性能にも優れています。
しなやかな成分液を使用した「液状ファルネセンゴム」により、氷上性能が長持ちしやすいのもポイント。経年変化による氷上ブレーキ性能の低下を抑える効果が期待でき、4年後も性能が持続すると謳われています。
ダンロップ(DUNLOP) WINTER MAXX WM03 195/65R15 91Q
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氷上性能特化型のスタッドレスタイヤ。凹凸構造の「ナノ凹凸ゴム」を採用したタイヤが氷としっかりと噛み合い、強力なグリップ力を発揮するのがおすすめポイントです。高い氷上ブレーキ性能と氷上コーナリング性能により、雪道のドライブをサポートします。
高い効き持ち性能にも注目。ゴムと軟化剤の2面性をもつ「液状ファルネセンゴム」により低温下でも柔らかさを持続できるため、摩耗した際のパターン効果を維持します。時間が経過しても氷上性能が低下しにくく、安心してドライブを楽しめるのが魅力です。
トーヨータイヤ(TOYOTIRES) WinterTRANPATH TX 225/65R17 102Q
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背の高いハイト系ミニバンにおすすめのスタッドレスタイヤです。ブロック壁面の凹凸で支え合う構造で倒れ込みを防ぐ「3Dダブルウェーブグリップサイプ」を採用しているのが特徴。ハイト系特有のふらつきを抑え、優れたアイス性能と操縦安定性を実現しているおすすめのタイヤです。
また、横方向のボディ剛性をアップさせる「スーパーハイターンアップ構造」を採用しているのもポイント。アイス制動性能やアイスコーナリング性能にも優れており、凍った路面で安心して走行しやすいおすすめのタイヤです。
ミシュラン(MICHELIN) X-ICE SNOW 205/55 R16 94H XL
ミニバンやセダンなどにおすすめのスタッドレスタイヤです。剛性の高いポリマーベースの材質を配合している「エバー・ウインター・グリップコンパウンド」を採用。優れた氷上グリップ性能を発揮するのがおすすめポイントです。
さらに、サイプの長さを増加した「新世代Vシェイプトレッドパターン」により、エッジ効果を強化。加えて、雪上ブレーキング性能にも優れています。そのほか、タイヤが長持ちする優れたロングライフ性能を備えているほか、騒音の少ないタイヤを採用しているため快適にドライブを楽しめます。
グッドイヤー(GOODYEAR) ICE NAVI 7 205/60R16 92Q
極小シリカの「エキストラ・コンタクト・コンパウンド」を採用しているスタッドレスタイヤです。氷上の細かい凹凸にタイヤがしっかり密着するのが特徴。アイスバーンでより手前で止まる、強力なグリップ力を発揮するおすすめのタイヤです。
トレッド面に横方向の太い溝をジグザグに配置した「バイティング・スノー・デザイン」により、しっかり雪をつかんで走行するのもポイント。雪上での高いブレーキ・発進性能を有しています。また、ウェット路面やドライ路面でも優れた走行性を発揮する、トータルバランスのよさも魅力です。
ヨコハマ(YOKOHAMA) iceGUARD 6 IG60 195/65R15 91Q
高い氷上性能を備えているスタッドレスタイヤです。非対称パターンとプレミアム吸水ゴムの組み合わせにより、滑りやすい氷上で高いグリップ力を発揮するのがおすすめポイント。氷上での排水効果とエッジ効果を両立する「ダブルマイクログルーブ」により、装着初期から高レベルの氷上性能を発揮すると謳われています。
本製品は、低温時でも硬くなりにくいゴムを採用。約4年後も性能をキープすると謳っているのも魅力です。ウェット性能を高めながらも「ころがり抵抗」は夏タイヤに匹敵し、低燃費性能が高い点にも注目です。
スタッドレスタイヤのおすすめ|軽トラ
グッドイヤー(GOODYEAR) ICE NAVI CARGO 145R12 6PR
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商用車に求められるバランス性能を追求したスタッドレスタイヤです。安心して業務で使える氷上性能と、コストに影響するロングライフ性能をうまく両立しているのが特徴。軽トラに適したサイズの高性能タイヤを探している方におすすめです。
トレッドパターンの前後・横剛性を高め、雪上での操縦安定性が大幅に向上させている点にも注目。氷上や雪上で走行する機会が多い降雪地域で安定した走行をサポートします。
ヨコハマ(YOKOHAMA) iceGUARD iG91 for VAN 145/80R12 80N
氷上性能重視型のスタッドレスタイヤ。タイヤ幅145の12インチサイズで、軽トラや小型バンに装着したい方におすすめです。専用設計のトレッドパターンを採用しており、トレッド全体のブロック剛性の均一化を図っています。
プロファイルのフラット化により、センター部の接地圧が低減しているのも特徴。低発熱ベースゴムとの組み合わせでころがり抵抗の低減も実現しており、燃費が改善されているのもうれしいポイントです。
ダンロップ(DUNLOP) WINTER MAXX SV01 145R12 6PR
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商用車向けに設計されているスタッドレスタイヤです。特にビジネスで気になるライフ性能を大きく向上させているのがおすすめポイント。本製品はタイヤ幅145の12インチサイズです。
氷上性能と雪上性能に優れており、安全な走行をサポート。ドライ性能も持ち合わせているため、乾燥路面でも使えます。優れたライフ性能により、年数が経過しても長持ちする効果が期待できる点にも注目です。
スタッドレスタイヤの売れ筋ランキングをチェック
スタッドレスタイヤのランキングをチェックしたい方はこちら。
番外編:スタッドレスタイヤの寿命・交換時期の見分け方
スタッドレスタイヤは夏タイヤよりも寿命が早いので、交換時期の見分け方を押さえておきましょう。タイヤには「プラットホーム」と呼ばれる突起があり、摩耗によって突起の高さとブロック面の高さが同じレベルになったら交換時期です。使用限度は溝の深さが新品時と比べて50%以下といわれているので、こまめにチェックしてみてください。
プラットホームのチェックで問題ない場合でも、ゴムが硬くなりヒビ割れなどの劣化が確認できたら早めの交換がおすすめ。長い年数使用していると経年劣化でゴムの柔軟性が失われると、本来の性能を発揮できなくなります。
番外編:スタッドレスタイヤの適切な空気圧
スタッドレスタイヤの適切な空気圧は、夏タイヤと同じです。空気圧は車種によって定められており、運転席のドア付近や給油口などに貼られたシールに記載されています。タイヤ交換するときなど自分で空気を入れる際は、数値を確認したうえで適正な空気圧に調節しましょう。
タイヤの空気圧は自然に減少するため、日頃から空気圧をチェックするのを習慣にするのがおすすめ。空気圧は高すぎても低すぎても本来の性能を発揮できず、燃費の悪化や異常な摩耗の原因になるので注意が必要です。
また、車種に応じた空気圧はあくまで純正タイヤサイズに限ります。タイヤのサイズを純正から変更してある場合は、適正な空気圧が異なるので注意しなければなりません。
番外編:スタッドレスタイヤの保管方法
スタッドレスタイヤを長持ちさせるには、適切な方法で保管する必要があります。まずは、直射日光や高温からタイヤを守ることが重要。紫外線や高温にさらされると、ヒビ割れなど劣化につながります。タイヤカバーで覆って涼しい場所で保管しましょう。
油類もタイヤの大敵なので、タイヤワックスなどをかけている場合は拭き取っておくと安心です。また、濡れた状態で保管してしまうと劣化を早めてしまいます。雨の当たる場所を避けるのはもちろん、湿気がこもって水分が付着するような状態で保管するのは危険です。
タイヤの保管状態にも注目。タイヤを横に寝かした状態で重ねてしまうと、重みで変形してしまう恐れがあります。縦置きできる場所を確保しておくほか、タイヤキャリーやタイヤストッカーなど便利なアイテムを使うことも検討してみてください。
凍った路面や雪が積もった道でグリップ力を発揮するスタッドレスタイヤ。選ぶ際は車種に合わせてサイズを確認しておくほか、住んでいる地域や使用環境に合わせて氷上・雪上・ウェット・ドライなどの性能をチェックしておくことが重要です。おすすめの製品を参考に、車にぴったりなタイヤを見つけてみてください。