車体後方に取り付けたカメラ映像を、ルームミラーに装着したディスプレイに映し出す「デジタルルームミラー」。純正ルームミラーより広範囲を確認しやすいうえ、ドライブレコーダー機能を備えたモデルも多い人気グッズです。
そこで今回は、デジタルルームミラーのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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デジタルルームミラーとは？
By: bal-ohashi.com
デジタルルームミラーとは、車体後方に取り付けたカメラが映し出した映像を、ルームミラーに表示するアイテムのことです。デジタルインナーミラーやデジタルミラーモニターと呼ばれることもあります。
リアウインドウよりも後ろをカメラが映すので、後部座席に人や荷物を載せていても視界を遮らないのがメリット。リアウインドウ周辺の車体も映り込みにくいため、後方の確認範囲を広く確保できます。
画質補正機能を備えているモノなら、白飛びを予防したり、暗い場所でもクリアに映し出したりと、映像をはっきり確認しやすいのがポイント。また、ドライブレコーダー機能を搭載したモデルが多く、万が一のトラブルの際にも役立ちます。
デジタルルームミラーの選び方
ディスプレイのサイズで選ぶ
デジタルルームミラーのディスプレイサイズは、製品によってさまざま。ディスプレイが大きいほど見やすさが向上しますが、車種によってはサンバイザーなどに干渉する恐れがあります。車に合ったモノを選ぶことが大切です。
デジタルルームミラーには、ディスプレイ全体に映像を映すタイプと、ディスプレイの一部で映すタイプがあります。一部で映すタイプの場合、映る部分が5インチ前後あれば、リアカメラの映像確認など最低限の機能を使うのに十分です。
7インチ以上あれば、通常のルームミラーのようにディスプレイ全体で後方を確認できます。視認性を重視するなら、9インチ以上の大型モデルも検討してみてください。
画素数をチェック
画素数が高いほど、画質が向上する傾向にあるのがメリットです。同じサイズのディスプレイでも、画素数が高いほうがノイズの少ない高精細な映像を表示できます。
フルHDの200万画素以上であれば、一般的なルームミラーのように見やすいのがポイント。夜間や雨天時など視界が不良になる場合でも、見やすさを確保できます。
視野角の広さをチェック
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視野角が広いと、死角になりがちな左右の後方からのすり抜けを確認しやすいのがメリット。事故を予防するのに役立てられます。120°以上の広い視野角を実現しているデジタルルームミラーもあるので、チェックしてみてください。
なかには、前後にカメラを設置して視野角を広げられるモノや、カメラの向きを変えられるモデルもあります。事故予防やトラブル対策を重視する方におすすめです。
機能性をチェック
ドライブレコーダー機能
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デジタルルームミラーには、ドライブレコーダー機能を搭載したモデルが数多くラインナップされています。事故の際に証拠を残せるのがメリット。万が一の際に役立つため、備えておくと重宝する機能です。
なかには、駐車中の録画を行えるモデルもあります。衝撃を感知すると録画を開始するのが特徴。盗難やいたずらに遭ったときの証拠を残したい方もチェックしてみてください。
調光機能
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調光機能とは、光の明るさを段階的に調節する機能のことです。周囲の照度に合わせて明るさが変わるため、夜間や雨天時などの暗いときでも、視認性をキープしやすいのが特徴。安全な運転をサポートします。
トンネルや夕日といった急激な明るさの変化で発生する「白飛び」や「黒つぶれ」を抑制できるのがメリット。なかには、ディスプレイを操作して輝度を調節できるタッチパネル式のモデルもあります。
鏡面ミラーとの切り替え機能
デジタルルームミラーは視界が広がることで、慣れるまでは違和感を覚えるケースがあります。鏡面ミラーとの切り替え機能を搭載していれば、見慣れた距離感で後続車との距離を把握できるのがメリットです。
スイッチを押すだけで切り替えられるモデルであれば、簡単に操作でき便利。なかには、距離感や画角を細かく調節できるモデルもあります。初めてデジタルルームミラーを使う方は、ぜひ鏡面ミラーとの切り替え機能を搭載しているかチェックしてみてください。
デジタルルームミラーのおすすめ
ケンウッド(KENWOOD) ミラレコ デジタルルームミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4800
長年培ってきた映像技術を採用しているデジタルルームミラー。大画面の12V型IPS液晶を搭載しており、後方の視界を広く確保できるのが魅力です。
本体下部の電源ボタンを押せば、通常のルームミラーとの切り替えが可能。また、表示する映像を6段階で拡大できる「表示画角調整機能」も備えています。慣れないうちでも後続車との距離感を掴みやすいので、初心者にもおすすめです。
タッチパネル式で、表示エリアや輝度などの調節をディスプレイ上で行えるのがポイント。駐車録画機能も搭載している多機能モデルです。純正ミラーに付属の固定用バンドで留めるだけなので、幅広い車種に後付けできます。
コムテック(COMTEC) ミラー型ドライブレコーダー ZDR048
セパレートカメラ仕様のデジタルルームミラー。フロントカメラとリアカメラの2台で撮影するため、広い視野角を確保でき便利です。
10.66インチの大画面液晶を採用。ハーフミラータイプで、デジタルルームミラーと通常ミラーを簡単に切り替えできます。操作は本体側面のボタンで行うため、ディスプレイが汚れるのを予防できるのが魅力です。
拡大表示機能を搭載しているので、好みのサイズで映像を確認できます。また、夜間などの照度が低いシーンでも、ノイズの少ないクリアな映像を記録可能。HDR機能によって、明暗差を補正します。
GPS機能や運転支援機能も搭載。オプションで、駐車監視機能も使えます。安全性重視の方におすすめです。
セルスター(CELLSTAR) デジタルインナーミラー CS-1000SM
9.35インチの液晶を採用したデジタルルームミラーです。高画質カメラによって、夜間でもクリアな映像を表示。視野角が広いのに加えて、左右・上下など表示エリアを細かく調節できて便利です。
駐車に役立つバックモードを搭載しているほか、鏡面ミラーとの切り替え機能も使用できます。また、車内の地上デジタルTVと電波が干渉しにくい設計を採用。フルHDのきれいな映像で確認できるのがメリットです。
急激な明るさの変化が生じた際は、白飛びや黒つぶれを抑制。また、フロントカメラの増設が可能なため、前方・後方の同時録画も行えます。本製品は自社工場で一貫生産されている日本製なので、品質重視の方にもおすすめです。
ドリームメーカー(DreamMaker) デジタルインナーミラー DMDR-27
フロント・リアの2カメラタイプのデジタルルームミラー。11.88インチの大画面IPS液晶を搭載しており、フロントカメラ・リアカメラの映像を2分割で表示することも可能です。また、本製品は明暗差が大きい場所での白飛びを抑制。きれいで鮮明な映像を映せます。
タッチスクリーン機能を搭載しており、画面をタッチすれば各種設定ができるため便利。色付きガラスの影響を軽減する仕様のため、愛車にプライバシーガラスやスモークフィルムを使っている方にもおすすめです。
マックスウィン(MAXWIN) 10.88インチデジタルルームミラー MDR-C012B
10.88インチの液晶を採用したデジタルルームミラーです。ゴムバンドで取り付けるタイプなので、後付けしやすいのがメリット。フロントカメラ分離式のため、ミラーを見やすい角度に調節しやすいのもおすすめポイントです。
ズーム表示機能を搭載しており、拡大すれば後続車との距離感が掴みやすくなるのがポイント。アイコンをタッチするだけなので、スムーズに操作できます。また、前後カメラともに、フルHDの高画質録画対応仕様。リアカメラは明暗差も補正するので、クリアな映像で記録します。
バックギアに入れれば、リアカメラに切り替わってガイドラインを表示。スムーズな駐車をサポートします。
大橋産業 前後録画ドライブレコーダーミラー バルーチェIII 5710
前後2つのカメラで200万画素の高画質録画が行える、ドライブレコーダー機能を搭載したデジタルルームミラーです。クリアな視界を確保できる10.88V型全面液晶ディスプレイを採用。低反射ガラスを使っているため、明るくて映り込みが少ないのが特徴です。
HDRを搭載しており、白飛びや黒つぶれを抑制。夜間や明暗差が大きいシーンでも、鮮明な映像を表示します。また、全面タッチパネル式で操作が簡単。広視野角モードと高倍率モードを備えているので、シーンに応じて使い分けられます。
フロントカメラは視野角136°、リアカメラは視野角140°で死角が少ないのが魅力。録画モードは常時・緊急・駐車衝撃監視の3種類に対応しています。
AKEEYO 全方位360°記録ミラー型 ドライブレコーダー AKY-V360ST
前後2つのカメラで360°をカバーするデジタルルームミラー。広い視野を確保でき安全性を高められるほか、前後で同時に記録できるので万が一の際に証拠を残しやすいのが特徴です。
11インチのIPS液晶画面を搭載しているので、後方を確認しやすいのがメリット。また、ディスプレイをOFFにすれば通常のルームミラーに切り替えられます。ディスプレイがOFFの状態でも運転中は録画を続けるのが特徴です。
操作はタッチパネル式のため、上下左右の確認やカメラの切り替えが簡単に行えて便利。アイコンが分かりやすいので、スムーズに操作できるのが魅力です。
JADO ドライブレコーダー ミラー型 G810＋4K
4Kの高画質を実現したデジタルルームミラー。鮮明な映像で、周囲をしっかり確認できます。11インチの大型ディスプレイを採用しているのもポイントです。
ドライブレコーダー機能やGPS機能を搭載した多機能モデル。バックカメラ連動機能や駐車監視機能も備えています。
リアカメラは車内・車外どちらにも使用可能。防水性があるため、雨天時でも安心して使えます。高機能ながら価格が比較的安いのがうれしいポイント。コスパ重視の方におすすめです。
VANBAR ドライブレコーダー ミラー型
4Kの高画質で鮮明な映像を表示するデジタルルームミラー。約11インチの大型ディスプレイを搭載しており、視認性に優れています。
Gセンサーを内蔵しているのも特徴。衝撃を検知すると録画が自動的に始まるので、当て逃げなどをされた際の証拠を残すのに役立ちます。
GPS機能により、録画したデータと併せて走行速度なども残せるのがポイント。機能性に優れたおすすめのモデルです。
KEIYO ミラー交換型ドライブレコーダー AN-R097
純正ルームミラーと交換して取り付けるタイプのデジタルルームミラー。ディスプレイのサイズは9.35インチです。前後カメラともに夜間に強い「STARVIS」を搭載しており、視認性を夜や悪天候時でも鮮明な映像を表示します。
常時録画や手動録画に加えて、衝撃検知録画や駐車監視録画にも対応。GPSを搭載していたり、音声録画を行えたりと機能性に優れています。
ライターからヒトコト
一般的なルームミラーより後方確認がしやすいのが魅力のデジタルルームミラー。ドライブレコーダー機能や調光機能を搭載したモデルも多い高機能アイテムですが、車種や用途に合わせたサイズのモノを選べば使い勝手がさらに向上します。お気に入りのデジタルルームミラーを見つけて、快適で安全なドライブを楽しみましょう。