3〜11歳頃まで使える「ジュニアシート」。子供の安全を確保するのに不可欠なアイテムです。製品によってサイズや機能性、固定方式などが異なるので、はじめて選ぶ際は迷ってしまう場合も少なくありません。
そこで今回は、おすすめのジュニアシートを固定方式別にご紹介。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- ジュニアシートが必要なのはいつからいつまで?
- ジュニアシートの種類
- ジュニアシートのおすすめメーカー・ブランド
- ジュニアシートのおすすめモデル|シートベルト固定
- ジュニアシートのおすすめモデル|ISOFIX固定
- ジュニアシートの売れ筋ランキングをチェック
- ジュニアシートの選び方
ジュニアシートが必要なのはいつからいつまで?
法律では、6歳未満の子供を車に乗せる場合、幼児用補助装置の着用が義務付けられています。一般的なチャイルドシートは3~4歳頃まで使用可能。多くの家庭では、その頃になるとジュニアシートに移行します。
大人並みの体格に成長していない状態で車のシートベルトを使用すると、首やお腹にかかり、事故で衝撃を受けた際に大きなダメージを受ける危険性があります。身長150cmに達するまでは、6歳以上であってもジュニアシートを使用するのがおすすめです。
1歳頃までの赤ちゃんに特化したベビーシートからの買い替えを検討している方は、1〜11歳頃まで長く使用できるチャイルド&ジュニアシートにも注目。買い替えの手間を省きたい方や、費用を抑えたい方もチェックしてみてください。
ジュニアシートの種類
ブースターシート
座面のみで背もたれがないジュニアシートが「ブースターシート」です。座面を高くすることで、身長が低い子供でもシートベルトを正しく着用できます。子供の体が大きくなり、背もたれ付きのジュニアシートでは窮屈に感じる場合などにおすすめです。
また、コンパクトで持ち運びやすく、保管しやすいのもポイント。着脱も簡単で、車に乗せっぱなしでも邪魔になりません。しかし、車のシートに乗せるだけのタイプの場合、車体の揺れでずれやすく、姿勢が崩れる場合があるので注意しましょう。
ハイバックタイプ
背もたれを備えているのが「ハイバックタイプ」です。座ったときに体を固定しやすく、ブースターシートよりも安定した姿勢を取りやすいのが特徴。立体的なシートで体を包み込み、側面からの衝撃からも子供を守れます。
1〜11歳頃まで対応できるチャイルド&ジュニアシートに採用されており、長期間買い替えせずに使いたい場合にもおすすめ。なかには、背もたれを外してブースターシートとして使用できるモデルも販売されています。
フルサイズハイバックタイプ
「フルサイズハイバックタイプ」は、大きめのヘッドレストやサイドガードを搭載。体が大きくなってきた子供が座りやすいジュニアシートです。側面からの衝撃に強く、子供の頭部をしっかりと守れます。
チャイルドシート兼用タイプと異なり、ハーネスベルトを搭載していない場合も。ホールド性を重視したい場合は、ハーネスベルトの有無を確認しておきましょう。また、子供の成長に合わせてブースターシートとして使用できるかも要チェックです。
ジュニアシートのおすすめメーカー・ブランド
アップリカ(Aprica)
東京都港区に本社を置く「ニューウェルブランズ・ジャパン」が展開しているベビー用品ブランドです。チャイルドシートとジュニアシートを中心に製品を開発・販売しており、豊富なモデルをラインナップ。深さのあるヘッドレストやボディ構造により、安全性と快適を両立しているのが特徴です。
1歳頃から使えるチャイルド&ジュニアシートには、5点式ベルトを搭載。背もたれや横幅を成長に合わせて調節でき、3歳頃からは車のシートベルトを使用しても利用可能です。3歳頃から対応できるジュニアシートは、背もたれを外してブースターシートとして活躍。メッシュ生地を採用し、通気性に優れたブースターシートの単体モデルも販売しています。
グレコ(GRECO)
「グレコ」は、チャイルドシート・ジュニアシートを中心に事業を展開しているベビー用品ブランドです。
3歳頃から使えるジュニアシートに加えて、1歳頃から長く愛用できるチャイルド&ジュニアシート、ブースターシートをラインナップしています。人気キャラクターをデザインに採用したモデルが多いのも特徴です。
なかでも、ヘッドサポートとアームレストを数段階で調節できるモデルに注目。子供の成長に合わせてフィット感を調節しやすく、長く愛用できます。
また、カップホルダーを左右両サイドに設けており、未使用時は収納できるモデルも便利。シートベルトを通す位置に赤くカラーリングを施して、取り付けやすく工夫しているのも魅力です。
コンビ(Combi)
「コンビ」は、東京都台東区に本社を置き、ベビー用品や乳幼児玩具などを製造・販売しているメーカーです。
1歳頃から使えるチャイルド&ジュニアシートと、3歳頃から対応できるジュニアシートをラインナップ。なかでも、超衝撃吸収素材エッグショックを搭載したモデルはクッション性に優れており、子供の頭を衝撃から守れます。
3Dメッシュシートと本体エアゲートを組み合わせた「エアスルークッション」は、優れた通気性を発揮。夏場や長時間のドライブでも蒸れにくく、快適な座り心地を実現しています。ジュニアシートには子供の成長に合わせて調節できるヘッドレストを搭載し、背もたれを取り外せばブースターシートとして使用可能です。
ジュニアシートのおすすめモデル|シートベルト固定
アップリカ(Aprica) ライドクルー
両サイドに頑丈なプロテクターを搭載し、保護性能を高めたおすすめのジュニアシート。体を包み込むような形状で、ドア側の衝撃からも頭部や体を守ります。身長100〜150cmまで対応しているため、長く使用可能。ヘッドサポート下に肩ベルトガイドを備えており、正しい位置でシートベルトを装着できる仕様です。
座面には、座り心地のよい低反発クッションを採用。汗をかきやすい部分は、速乾性のあるメッシュ生地で作られています。食べこぼしなどで汚れてしまった場合は、洗濯機で簡単にカバーを洗えるので便利です。
シートの左右にドリンクホルダーが付いているのもうれしいポイント。使わないときは収納でき、すっきりとした見た目を維持できます。
グレコ(GRECO) ジュニアプラス ネクスト
側面が深く、ドア側の衝撃からもしっかり守れるジュニアシート。3歳半〜12歳頃まで使用でき、身長は100〜150cmまで対応します。背もたれは、子供の成長に合わせて取り外し可能です。
座面はしっかりと厚みがあり、優れたクッション性を発揮。背もたれは車のシートに合わせて2段階でリクライニングできるため、眠ってしまった際も姿勢を安定させられます。長時間のドライブを快適にサポートするおすすめモデルです。
座面のサイドにドリンクホルダーと小物ポケットを搭載しているのもポイント。飲み物やお気に入りのおもちゃを手元に置けるので便利です。どちらも、使わないときはシート内部に収納できます。
グレコ(GRECO) ジュニアプラス R
子供の成長に合わせて使えるロングユース設計のジュニアシートです。背もたれを取り外せば、ブースターシートとして使用可能。3~11歳頃までが使える目安で、長く愛用したい方におすすめのモデルです。肩ベルト調節クリップが付属しており、背もたれなしでも安心して座れます。
ヘッドサポートの高さを6段階、アームレストを2段階で調節できるのがポイント。成長が早い子供の体格にフィットさせたいときに役立ちます。また、シートを取り外してお手入れできるのも便利。衛生面が気になる方にもぴったりです。
ジョイー(Joie) エレベート R129
2つのモードで長期間使えるR129適合のジュニアシート。3層構造の分厚いヘッドサポートを搭載しており、衝撃から頭部をしっかり守ります。ヘッドサポートと肩ベルトは連動しており、子供の体格に合わせて10段階で調節できる仕様です。
ハーネスモードでは「ロックオフデバイス」によりシートをしっかり取り付け可能。ブースターモードでは、緑色の肩ベルトガイドにシートベルトを通すことで正しい位置に固定できます。簡単かつ正確にセットできるため、取り付けが不安な方におすすめです。
トフィー・シーストームの2カラーには、3Dメッシュの生地を採用。背もたれと座面が蒸れにくく、快適に座れます。カバーは手洗いできるので、汗や食べ物で汚れてしまっても安心です。
マキシコシ(MAXICOSI) ロディフィックスアール アイサイズ
シンプルなデザインで使い勝手のよいジュニアシート。コンパクトながらも広めのシートで、ゆったりと座れるのが特徴です。車内のスペースを有効活用できます。
また、座面の背面だけでなく、側面にもメッシュ素材を採用しているのがポイント。肌触りがよいうえ、通気性に優れており、オールシーズン快適な座り心地を提供します。
さらに、車の座席と連動する座面のリクライニング機能付き。子供が寝てしまっても、安定感のある姿勢をキープできます。シートベルトでの取り付けに加えて、ISOFIX固定も可能。幅広い車種に対応できます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) チャイルド&ジュニアシート 88-902
1~12歳頃までを目安に使えるジュニアシートです。肩ベルトと股ベルトで支えるチャイルドモードと、車のシートベルトを利用するジュニアモードを子供の成長に合わせて切り替え可能。また、背もたれ外してブースターシートとしても利用できるなど、長く愛用したい場合におすすめのモデルです。
大型のヘッドサポートを搭載しているため、頭部をしっかりと保護可能。無段階調節式ヘッドレストを備えており、微妙なフィット感の調節も行えます。メッシュ生地を使用し、通気性に優れているのもポイント。カバーは取り外して洗濯できるので、清潔な状態をキープできます。
軽量・コンパクトなモデルで、車内を広々と使えるのも魅力。重さ3.8kgなので持ち運びや取り付けも楽々です。車の内装や好みに合わせられる、5種類のカラーをラインナップしています。
エンドー CK ジュニアシート II
軽量かつコンパクトなブースターシート。車内になじむシンプルなデザインを採用しています。本モデルは安全基準R44に対応しており、前方・後方の衝突に対応。体が大きくなり、背もたれ付きのシートだと窮屈に感じてしまう子供におすすめです。
シートには、通気性に優れたメッシュ生地を採用。蒸れた空気を逃し、夏の車移動も快適にサポートします。シートが汚れた場合は本体から取り外せるため、お手入れのしやすさも良好です。
ジュニアシートのおすすめモデル|ISOFIX固定
アップリカ(Aprica) フォームフィット ISOFIX セーフティープラス AB
ISOFIXコネクターを搭載しているジュニアシートです。目立つ黄色のカラーリングで取り付けやすいのが特徴。後部座席の後ろの取り付け金具と固定できるトップテザーも備え、簡単かつ確実に装着できるおすすめのモデルです。
チャイルドシートモードとジュニアシートモードを切り替え、子供の成長に合わせて長く愛用できるのもポイント。衝撃吸収材「マシュマロGキャッチ」をヘッドレストに搭載しており、子供の頭部を衝撃から守ります。R129に対応しているほか、ドア側からの強い衝撃を軽減するサイドシールドを備えているのも魅力です。
また、シートをリクライニングさせると座席が前に動く「ムービングシート」を採用している点にも注目。車のシートと密着性を高めると同時に、快適に座りやすい姿勢をキープできます。
アップリカ(Aprica) ライドクルー ISOFIX
大切な頭をしっかりとサポートするおすすめのジュニアシートです。ベッドレストの左右に衝撃吸収材が搭載されているのが特徴。事故時の衝撃を吸収し、子供の大切な頭を保護します。ヘッドサポートの高さは10段階で調整可能。身長が高くなっても頭を守り続けられるので安心です。
シートには、座り心地のよい低反発のクッションを採用。汗をかきやすい部分には速乾性メッシュシートを使用し、熱がこもるのを防ぎます。暑い時期も快適に過ごせるのが魅力です。
カップホルダーは収納式で、使いたいときにだけ取り出せるので、乗り降りの際に邪魔になりません。背もたれのないブースターシートとしても使用でき、長く愛用できるのもおすすめポイントです。
コンビ(Combi) ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SA
1~11歳頃まで使えるチャイルド&ジュニアシートです。ヘッドサポートの高さを11段階で調節できるフィット構造を採用しています。身長76〜150cmまでが使用目安で、長く愛用できるモデルを探している方におすすめ。肩幅38cmと余裕があり、ゆったりと座れるのもポイントです。
新安全基準R129に適合しており、安心して使いやすいのもポイント。背もたれを折りたためる収納モードにより、トランクルームや自宅で保管したい場合に重宝します。そのほか、シートやカバーを取り外して、洗濯機で洗えるのも魅力です。
ネビオ(Nebio) ポップピットG
高機能ながら価格を抑えた人気のモデルです。サイドの面積や厚みを強化することで、ドア側の衝撃に対する保護性能を高めています。インナークッションが搭載されており、体が小さい時期も心地よくフィット。ISOFIXとテザーベルトで、車にしっかりと固定できます。
タングホルダー付きで、ハーネスが埋もれたり引っかかったりするのを軽減。乗り降りの動作をスムーズに行えます。成長とともに不要となる肩ベルト・バックルは、本体内に収納可能です。また、保冷・保温機能付きのドリンクホルダーを搭載しているのもポイント。使い勝手のよさを追求したおすすめモデルです。
シートには、通気性のよいメッシュ生地を採用しています。背中やおしりが蒸れにくく、長時間のドライブでも快適性をキープ。カバーは部位ごとに分かれているので、汚れた部分だけ取り外して手洗いできます。
ジョイー(Joie) アイ トレバーシグネチャー
側面衝撃対策を強化しているジュニアシートです。本体シェルに「ガードサラウンドセーフティパネル」を搭載し、側面からの衝撃に対応可能。ISOFIX式で座席にがっちりと固定できるなど、安全性を重視したい方におすすめのモデルです。
肩ベルトガイドと腰ベルトガイドを備えており、正しくシートベルトを装着しやすいのもポイント。ヘッドレストを10段階、座面の位置を前後3段階で調節でき、子供の成長に合わせて長く愛用したい場合にも適しています。重さ5.6kgの軽量モデルで、乗せ降ろしや持ち運びも楽々です。
サイベックス(cybex) ソリューション G i-FIX 522002275
快適なフィット感を提供するおすすめのジュニアシートです。ヘッドレストはリクライニングが可能。子供が眠った後は後ろに倒しておけば、眠っている間に前方に倒れてセーフティーゾーンから外れてしまうのを防げます。
成長に応じてヘッドレストの高さを12段階で調整できるのも特徴。3~12歳頃までの長い期間、安全に使用できます。
座面とハイバックにはエアホールを搭載することで、通気性を確保。熱がこもににくく、長時間のドライブも快適に過ごせます。
ブライタックス レーマー(Britax Romer) キッドフィックス アイサイズ
同社の製品のなかでも特に安全性に優れていると謳うジュニアシートです。独自に開発した衝撃吸収パッド「XP-PAD」や、側面衝突衝撃吸収機構「SICT」を搭載。新安全基準R129に適合するなど、子供をしっかりと守れる安全性を重視したい方におすすめのモデルです。
大手自動車メーカーと連携し、座面を再設計しているのもポイント。首への負担を軽減しており、人間工学に基づく設計とあいまって安全性と快適性を高めています。
また、エアーベンチレーションを設けて通気性に優れているのも魅力。シートカバーやヘッドレストカバーを取り外して、洗濯機で丸洗いできるのも便利です。
マキシコシ(MAXICOSI) ロディフィックスプロ2 アイサイズ
子供が楽な姿勢で過ごせるおすすめのジュニアシートです。車のシートと連動したリクライニングに加えて、独立したリクライニング機能も搭載。これによりトータル38°の可動域を実現しています。独立のリクライニングは3段階で調整できるため、楽な姿勢を取れるのが魅力です。
対象身長は100~150cmと幅広いのもポイント。また、子供の成長に合わせて、肩幅の広さとヘッドレストの高さを調整できます。
なお、ISOFIX固定のほか、シートベルトでの取り付けも可能。さまざまな車種に対応できる製品を探している方におすすめです。
マキシコシ(MAXICOSI) モリオン アイサイズ
成長に合わせて快適に使い続けられるおすすめのジュニアシートです。背面とヘッドレストの高さは11段階で調整可能。成長に合わせてベストな座り心地を提供します。座ったままの状態で調整でき、気軽にサイズを変えられるのもポイントです。
シートカバーは簡単に取り外し可能。洗濯機で丸洗いできるので、お手入れのしやすさを重視する方にもぴったりです。本製品は、ISOFIX固定に対応。シートベルトのみの取り付けも可能なので、さまざまな車種で使えます。
エールべべ(AILEBEBE) パパットR
省スペースで設置できるおすすめのジュニアシートです。幅は440mmとコンパクトながらも、ゆったりと座れるワイド設計なのが特徴。車内のスペースを有効に活用でき、同乗する家族もゆったりと過ごせます。
ISOFIX固定のほか、シートベルトでの取り付けも可能。取り付け金具のない3列目にも使用できます。複数のジュニアシートを取り付ける際や、祖父母を加えてのお出かけなどにも柔軟に対応できておすすめです。
また、座面は低重心設計になっているため、子供が1人で乗り降りしやすく便利。ふわふわな触り心地のクッション素材を採用しており、長時間のドライブも快適に過ごせます。
さらに、1~10歳頃まで使用できるロングユース設計なのもポイント。ヘッドレストは7段階で調整でき、身長が伸びても適切な高さで使い続けられます。
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ジュニアシートの選び方
固定方式をチェック
安定性に優れた「ISOFIX式」
ジュニアシートと車の固定金具を連結するだけと簡単なのが「ISOFIX式」。初心者でも確実に取り付けられ、走行中のグラつきを防げます。座席に専用の金具を備えた車にのみ装着可能です。
なお、2012年7月以降に発売された新車には、ISOFIXへの対応が義務付けられています。車の取扱説明書などを確認し、取り付けできるのかを必ずチェックしておきましょう。
取り付けやすい「シートベルト式」
「シートベルト式」のジュニアシートは、車のシートベルトを利用して固定するのが特徴。よほどの旧車でない限り、ほとんどの車に取り付けられます。ジュニアシートのスリットにシートベルトを通して、ロックするだけと簡単です。
しかし、正しく取り付けるためにはコツが必要。締め付けが足りないと、本来の機能を発揮できないこともあるため注意が必要です。
座面の広さと高さをチェック
ジュニアシートを選ぶ際は、座面の広さと高さも確認。車内の広さや体格に合わせて選ばないと、窮屈な体勢で快適に過ごしにくくなるほか、子供の安全に影響を及ぼす恐れもあります。
とくに、車内が狭い車種に取り付ける場合や、2台並べて設置する場合は、しっかりチェックしておきましょう。車種や乗車人数、配置などを考慮しつつ、使いやすいと感じるモノを選んでみてください。
折りたたみできれば便利
ジュニアシートのなかには、背もたれを倒して折りたためるモデルもラインナップ。子供が車に乗らないときは、トランクルームや自宅の物置などにコンパクトに収納できます
片手で持てる重さのモデルなら、スムーズに持ち運び可能。複数の車で共用したい場合にも重宝します。
カバーを外して洗えるモノなら衛生的
ジュニアシートは、食べかすや飲み物、汗などで汚れがち。子供の肌が直接触れるモノなので、清潔に保つことが大切です。
カバーを外して洗えるモデルなら、衛生的に使えます。お手入れの負担を減らしたい方は、洗濯機で洗えるかどうかもチェックしておきましょう。
カバーがパーツごとに分割されているモノは、汚れた部分だけ手軽に洗えて便利です。
ほかにも便利な機能たくさん
背もたれの取り外し
ジュニアシートのなかには、背もたれを取り外せるモデルもラインナップ。子供が大きくなって窮屈に感じるようになったら、背もたれがないブースターシートとして使えます。
子供の成長に応じて長く愛用でき、別々に購入するよりも経済的。兄弟姉妹で共有したい場合にも重宝します。
リクライニング
ジュニアシートと座面の間のすき間を埋め、フィット感を高めるリクライニング機能を備えたモデルも展開。乳幼児用のチャイルドシートに搭載されているリクライニング機能とは目的が異なる点に留意しましょう。
なお、極端にリクライニングを倒しすぎてしまうと、シートベルトの位置がずれてしまう場合も。かえってフィット感が悪くなるうえ、シートベルトが適切な場所に位置せず危険なため避けましょう。
ドリンクホルダー
ドリンクホルダーを備えた製品もラインナップ。夏場や長距離ドライブ時の水分補給に役立ちます。
ペットボトルやドリンクボトルのほか、小さなおもちゃなども入れられて便利。長時間のドライブなど、子供が飽きてしまうようなシチュエーションで活躍します。
未使用時はドリンクホルダーを本体に収納できるモデルあるので、スペースの狭さが気になる場合はチェックしてみてください。
安全基準のチェックも忘れずに
ジュニアシートを選ぶ際は、現行の安全基準に適合している証しである「Eマーク」が添付されているかを要チェック。適合する体重の範囲やチャイルドシートの種類、装置を認可した国ごとの番号が表示されています。
また、2016年に新しい規格を盛り込んで制定された「R129」に適合しているかも確認。前方・後方の衝突試験を実施していた従来の「R44」に側面衝突試験が追加されており、より高い安全性が期待できます。
子供を衝突や衝撃から守るジュニアシート。アップリカ・グレコ・コンビなどのメーカーから、多種多様な製品が販売されています。車種や子供の体格、家族構成などに合ったモノを選ぶのがポイント。本記事を参考に、子供が快適に過ごしやすいモノを見つけてみてください。