かつてドライブ中にお気に入りの音楽を聴く際はCDが主流でしたが、最近はBluetooth対応のカーオーディオが普及。スマホやタブレットに集約している曲データをワイヤレスで接続することが可能なので、車内でのサウンド環境をより快適にすることができます。

そこで今回はBluetooth対応のカーオーディオをピックアップ。おすすめモデルをご紹介するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

Bluetooth対応カーオーディオの選び方

Bluetoothのバージョンで選ぶ

Bluetoothの通信規格には、Ver1.1からVer5.0までさまざまなバージョンがあり、数字の高いほうがより最新の規格となります。ストレスなく快適に音楽を楽しみたいなら「Ver5.0」がおすすめ。対応機種は少ないもの従来のバージョンと比べて通信速度が約2倍に向上しているので、音の遅延はかなり少なく、高解像度のハイレゾ音源も快適に楽しめます。

は最近の主流となっているバージョンはVer4.0以降で、多くのスマホやタブレットで採用されています。Ver3.0〜と比べて省電力機能が向上しており、デバイスのバッテリー持ちが良好なのも確認しておきましょう。

サイズで選ぶ

「DIN(ディン)」は、カーオーディオ本体の大きさを表す単位。1DINは横178×高さ50mm、2DINは横178×高さ100mmです。

1DINのカーオーディオは、CD・DVDプレーヤーとアンプなどを備えたシンプルなタイプ。リーズナブルな価格も魅力です。なお、モニターを搭載していないモノが一般的で全体的に小さいものが多いので、大きい画面で映像を楽しみたい場合は外部モニターを接続する必要があります。

2DINのカーオーディオは、CD・DVDプレーヤーに加えて、モニターが一体化したタイプがほとんど。タッチパネルで操作できるモデルもラインナップしています。映像を本格的に楽しみたい方は2DINの機種がおすすめ。音楽を聴くだけでよいという方は、シンプルな1DINの機種を選びましょう。

Bluetooth以外の対応メディアで選ぶ

SD/USB

SDカードやUSBメモリはコンパクトで持ち運びやすいのが特徴。容量と価格帯が比例するので汎用性が高いのもポイントです。なお、基本的には、圧縮音源を利用するので、再生可能なフォーマットはしっかりとチェックしておきましょう。

CD

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CDプレーヤーを選ぶ時は、再生できるCDの種類を確認しておくのが基本。音楽CDだけでなく、CD-RやCD-RWなどに対応しているモデルなら、パソコンで作成したオリジナルの音源を再生できます。また、SDカードやUSBメモリと同様に、圧縮フォーマットへの対応状況もチェックしておきましょう。

音質で選ぶ

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CDやUSBメモリを聴く場合にチェックしておきたいのが、再生可能なフォーマット。モデルによって再生できるフォーマットが異なっています。主流のファーマットはMP3やAAC・WMA。FLACやWAVなどのハイレゾ音源対応モデルを選ぶと、より高音質なサウンドで聴けます。

また、Bluetooth接続すると、音楽データは圧縮されて送信されるのがポイント。その際のコーデック(圧縮方式)によって、音質が異なってきます。

もっとも普及しているものの、タイムラグの懸念も大きいのが「SBC」。一方、主にiPhoneで使用されている「AAC」やAndroidで使用されているの「aptX」は高音質でタイムラグのストレスもほぼ皆無なので、気になる方はしっかりとチェックしておきましょう。

なお、本体価格は少し高くなりますがaptXよりも質の高い圧縮ができる「aptXHD」やSBCの最大約3倍の情報量を1度にまとめて伝送できる高品位の「LDAC」などもあります。普段聞いているお気に入りの音楽や、高解像度のハイレゾ音源を楽しみたい方は対応するコーデックを確認してみてください。

Bluetooth対応カーオーディオのおすすめメーカー

JVCケンウッド(KENWOOD)

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JVCケンウッドはカーオーディオ分野で人気の高いメーカー。1DIN、2DINタイプともにラインナップが豊富で、カーナビも数多くリリースしています。

高音質なのはもちろん、操作性が優れているのもポイント。特にBluetooth接続対応でハンズフリー通話機能が搭載したモデルは使い勝手良好です。

パイオニア(Pioneer)

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パイオニアはアンプやスピーカーなどで評価が高い老舗のオーディオメーカー。カーオーディオ分野においては「Carrozzeria」ブランドを展開しており、人気があります。

製品ラインナップはリーズナブルなモノからハイエンドモデルまで、バランスよく取り揃えているのもポイント。なお、会社としては2015年に国内オーディオメーカーの「オンキヨー」が吸収。双方のブランドは維持したまま、製品を展開しています。

クラリオン(Clarion)

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クラリオンは車載用音響機器で人気があるブランド。トヨタや日産などに純正カーオーディオを納入していることでも知られています。

1948年にカーラジオを、1963年にはカーステレオを日本で初めて製造販売したのも注目すべきポイント。また、観光バスや路線バスといった、業務用車両用の放送音響設備でも定評があります。

Bluetooth対応カーオーディオのおすすめ

JVCケンウッド(KENWOOD) 2DIN DVD/USB/SD/Bluetooth対応 DPV-7000

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ハイレゾ音源を再生可能な7型モニターを搭載したカーオーディオです。ハイレゾ音源FLACとWAVのほかに、最高音質とされるDSDに対応しているのがポイント。さらに、Bluetoothの高音質コーデックLDACに対応しているので、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質で楽しめます。

また、24bitデータを32bitにアップコンバートできるのも魅力。CDやスマホなどに保存された音楽を高音質で聴けるだけでなく、ラジオの音声のクオリティも向上できます。

再生可能なメディアはCDをはじめ、DVDやSDカード、そしてUSBメモリに対応。なお、CDの音源をSDカードなどへ録音することも可能です。満足度の高い製品を求めている方はぜひチェックしておきましょう。

JVCケンウッド(KENWOOD) 1DIN CD/USB/iPod/Bluetooth対応 U380BT

1DINタイプのハイエンドモデル。スマホのハンズフリー通話機能が充実しているのが特徴です。

本体に「ハンズフリーボタン」を搭載しており、音楽を再生中でもワンタッチで着信に対応することが可能。さらに、最大6件の電話番号をプリセット登録できるので、車内で通話することの多い方におすすめです。

CDプレーヤーのほか、USB端子とAUX端子を搭載しているのもポイント。各端子部にはスライドカバーを採用しているので、使い勝手も良好です。CDプレーヤーはMP3とWMAやAACといったコーデックに対応。USB部はWAVやFLACなどのハイレゾ音源を再生できるので、音質にこだわりたい方もぜひチェックしておきましょう。

JVCケンウッド(KENWOOD) 1DIN CD/USB/iPod/Bluetooth対応 U340BT

Bluetooth機能が内蔵モデルながら、価格が1万円台とリーズナブルなカーオーディオ。BluetoothのコーデックはAACに対応しています。

大きなボリュームノブのまわりに、ソース切り替えスイッチや検索ボタンなどが集約されているので、運転中でも操作性は良好。iPhoneやUSBメモリなどに保存されているファイルを本体に表示することも可能なほか、スクロールして選曲できるスキップサーチ機能を搭載しているのもポイントです。

音質を調整できるイコライザー機能が豊富なのも特徴。ジャンルに合わせて選べる8つのプリセットデータのほか、マニュアルでも調整可能です。CD-RやCD-RWに対応したCDプレーヤーに加えて、USB端子とAUX端子も搭載。安価なわりに基本性能が充実しているので、コスパの高いカーオーディオを求めている方におすすめです。

パイオニア(Pioneer) 2DIN CD/DVD/USB/Bluetooth Carrozzeria FH-9400DVS

7型モニターを搭載したBluetooth対応のカーオーディオ。スマホの音源はもちろん、DVDをはじめ、CDやUSBデバイスなど多彩な音楽データを再生できるのも特徴です。

CD・DVDプレーヤーはMP3とWMA、さらにAACフォーマットを再生可能。USBでは、WAVやFLACのハイレゾ音源にも対応しています。ドライバーから各スピーカーの距離が異なるため、近くのスピーカーからだけ音が聴こえるというカーオーディオの欠点を補う機能が「タイムアライメント」。各スピーカーの音を同時に聴こえるように補正します。

周波数ごとに音質を調整できる、「13バンドグラフィックイコライザー」を内蔵しているのもメリット。汎用性の高いカーオーディオを探している方はぜひ候補として検討しておきましょう。

パイオニア(Pioneer) 1DIN CD/USB/Bluetooth Carrozzeria MVH-7500SC

スマホとドッキングさせて使うカーオーディオ。スマホを縦にも横方向にも取り付けられるうえ、細かい角度調整もできるのが特徴です。

専用アプリをスマホにインストールするだけで、「スマートフォンリンク」機能を利用できるのがポイント。「Google Maps」「Yahoo!カーナビ」などの地図・ナビアプリをはじめ、「Google Play Music」といった音楽アプリ、さらには「LINE」などメッセージアプリを、カーオーディオのキーで操作できます。スマホとの連携性を重視する方におすすめのモデルです。

パイオニア(Pioneer) 1DIN CD/USB/Bluetooth対応 Carrozzeria DEH-5500

Bluetoothに対応したCDレシーバータイプのカーオーディオ。CDプレーヤー部はWMAをはじめMP3やWAV、そしてAACといった多彩なフォーマットのCDを再生できるほか、USB接続した機器からはFLACフォーマットのハイレゾ音源を再生できるのが特徴です。

音響面では、メーカー独自の音質補正技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」機能を内蔵しているのもポイント。MP3やWMAなどの圧縮された音源も、圧縮時に失われたデータを補間して、CD相当の音質に補正します。

また、低音を増強する「バスビートブラスター」機能を搭載。振幅の大きさに合わせて補強するので、クリアで迫力ある低音を楽しめるのも魅力です。なお、楽曲のボーカル部分だけを消音することができるので、「ドライブ中に思いっきりカラオケを楽しみたい」という方にもおすすめのカーオーディオです。

ソニー(SONY) 1DIN CD/USB/Bluetooth MEX-N4200BT

パワーアンプが55W×4と大出力のBluetooth対応カーオーディオ。迫力あるサウンドを楽しめるのが特徴です。

Bluetoothのオーディオコーデックは、SBCと高音質のAACをカバー。CDプレーヤーとチューナー機能を備えているほか、USBスロットとAUX端子を搭載しているので、ポータブルオーディオプレーヤーなどさまざまな機器と接続できるのがメリットです。

自分好みの音質に調整できる、10バンドのデジタルイコライザーを内蔵。カラオケモードを利用すれば、ボーカル部分だけを消音できます。歌いながら運転したい方にとっては満足度の高いカーオーディオなので、興味がある方はぜひチェックしておきましょう。

クラリオン(Clarion) 2DIN CD/USB/Bluetooth対応 CX315

2DINタイプのBluetooth対応カーオーディオ。大きなボリュームノブを採用しており、操作性に優れているのが特徴です。

本製品は「ステアリングホイールリモートコントロール」に対応しているのがポイント。ハンドルリモコンに本体機能を割り当てられるので、ハンドルから手を離すことなく、楽曲のスキップやボリューム調整など基本操作ができます。

Bluetoothは最大5台までの機器とペアリング可能。本体にマイクを内蔵しており、スマホをバッグに入れたままでも「ハンズフリー通話」ができます。

CDプレーヤーのほか、USBメモリスロットやAUXの端子がフロントパネルに配置されているので、使い勝手は良好。価格が1万円台なのも魅力のおすすめ製品です。