カーオーディオの音質を左右する重要なパーツであるカースピーカー。純正から交換するだけで、手軽に音質をグレードアップできるのが魅力です。しかし、さまざまなモデルが販売されているため、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カースピーカーのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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カースピーカーの魅力とは?

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適切なカースピーカーに交換すると、純正スピーカーよりも高音質なサウンドを楽しめます。クリアで迫力あるサウンドを車内で体験できるのがメリットです。
低音から高音まで、バランスの取れた音響特性も魅力のひとつ。振動板にはグラスファイバーやダイヤモンドアレイパターンなど軽量かつ剛性の高い素材を使用しており、応答性のよいクリアな音を実現します。
自分好みの音に調整しやすいのもポイント。重低音や高音に特化したモデルから選択でき、カスタマイズ性に優れています。
カースピーカーの選び方
タイプで選ぶ
交換が簡単なコアキシャルタイプ

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コアキシャルタイプは、ミッドウーファーの同軸上にツイーターが一体化された構造です。音のまとまり感がよく、取り付けが簡単で費用を抑えられるのが魅力。純正スピーカーがコアキシャルの場合は、同じタイプでの交換がおすすめです。
しかし、音が足元に溜まりがちで、音場が低い位置に展開しやすい特徴があります。純正がセパレートタイプの車にコアキシャルを交換すると、サウンドステージが低くなり違和感をおぼえることが多いため注意が必要です。
臨場感のある音楽を楽しみたいならセパレートタイプ

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セパレートタイプは、ツイーターとミッドウーファーが別体になった構造です。ツイーターをダッシュボード上やAピラーなどの高い位置に設置でき、音像が目の前に出現しやすいのが特徴。音質向上と臨場感を求める方に適しています。
製品のラインナップが豊富なので、音質にこだわる方におすすめ。純正がセパレートの場合は、同じタイプでの交換がスムーズです。
純正口径サイズに適したモノを選ぶ

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カースピーカーは、純正スピーカーと同じ口径サイズのモノを選ぶのが基本です。サイズは10cm・13cm・16cm・18cmなどが一般的。国産車には16~17cmクラス、欧州車には8~10cmクラスがよく採用されています。
口径サイズが違うと取り付けられない場合が多いため、まずはサイズが適合するかどうかを確認しましょう。同じ口径でも厚みや形状が異なるケースがあるので、注意が必要。設置の手間を減らしたい方には、トレードインスピーカーがおすすめです。
ハイレゾ対応かチェック

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ハイレゾ対応のスピーカーは、CDの約6.5倍の情報量で繊細かつ臨場感のある音質を実現します。音の透明感や空気感、楽器の細かなニュアンスをよりリアルに感じられるのがメリットです。
周波数特性40kHz以上のスピーカーだと、ハイレゾ音源の高周波成分を忠実に再生できます。FLACフォーマットは可逆圧縮方式で、音質劣化なしでハイレゾ音源を再生可能。高剛性フレームや高品質コイル・コンデンサー使用により、原音に忠実な再生が期待できます。
音質にこだわるなら再生周波数をチェック

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音質を重視する方は、スピーカーの再生周波数帯域を確認しましょう。Hz(ヘルツ)は1秒間の振動数を表し、低いほど低音、高いほど高音になります。低音域の20~100Hzの範囲では、下限が20Hzに近いほど迫力のある重低音を再生可能です。
高音域の10~20kHzの範囲では、上限が20kHzに近いほど伸びやかでクリアな高音が楽しめます。市販のカースピーカーは30Hz~40kHzが一般的。人間の可聴範囲をしっかりとカバーしています。
カースピーカーのおすすめ
ケンウッド(KENWOOD) 17cmカスタムフィット・スピーカー KFC-RS175
ハイレゾ音源に対応した高音質再生が魅力の17cmカスタムフィットスピーカー。マイカ配合PP振動板を採用し、軽量性と高剛性を両立しています。
新設計の2段階曲線ツイーター振動板によって、高音再生帯域を拡大。また、独自のウェーブ形状ディフューザーが音の広がり感を高め、車内全体を包み込むような音響空間を演出します。瞬間最大入力160Wに対応。迫力あるサウンドを楽しめます。
付属のブラケットにより、さまざまなメーカーの車種に使えるのがメリット。純正スピーカーからの交換を考えている方におすすめのモデルです。
ケンウッド(KENWOOD) 17cm 3wayセパレートカスタムフィット・スピーカー KFC-XS175S
グラスファイバー振動板が奏でる豊かな中低音が魅力の3wayセパレートスピーカー。2wayツイーターシステムにより、原音に忠実なサウンドを再現します。
中央部の凹形状設計がボーカルの音像を鮮明に浮かび上がらせ、臨場感あふれる音場を表現。径方向に配置された空間が位相の乱れを排除し、クリアな音響特性を提供します。
ケンウッド(KENWOOD) 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー KFC-RS175S
エントリーモデルながらもハイレゾ音源に対応した17cmセパレートカースピーカー。スリット付きリング形状のディフューザーがボーカル帯域とハイレゾ帯域の干渉を防ぎ、ワイドレンジな再生を実現します。
マイカ配合PP振動板とダイヤモンドアレイパターンの組み合わせにより、軽量性と高剛性を両立。応答性に優れたクリアで歪みの少ない音質を再現します。ウーファー中央部のコンケーヴ型キャップが豊かな低音と鮮やかに伸びる高音域を表現。また、アングルマウント機能でツイーターの角度調節が可能です。
パイオニア(Pioneer) 17cmコアキシャル2ウェイスピーカー TS-F1740Ⅱ
迫力ある中低音域と繊細な音質を両立させたカーオーディオスピーカーです。30~58000Hzの幅広い再生周波数帯域により、豊かなサウンドを実現。クリアでメリハリのある力強い音を楽しめます。
17cmIMCCウーファーと2.9cmトゥイーターによる2ウェイ構成が特徴。出力音圧レベル91dBの高効率設計で、ナビやヘッドユニットからの音声もクリアに再現可能です。
各種車種に対応したブラケットやアダプターが同梱されており、手軽に取り付けられる仕様。初めてスピーカー交換にチャレンジする方におすすめの製品です。
パイオニア(Pioneer) 17cmコアキシャル2ウェイスピーカー TS-C1740
独自の頂点駆動方式を用いて、低歪みで高解像度な音質を叶えたコアキシャル2ウェイスピーカー。振動板とボイスコイル間の伝播ロスを低減し、不要共振を排除することでクリアな音を再現します。2層構造のアラミドファイバーコーンが豊かな音域表現を支え、33~64000Hzの幅広い再生周波数帯域を実現するのがポイントです。
2.9cmアルミニウム合金製バランスドドームダイアフラムにより、透明感のある高音域を楽しめます。専用クロスオーバーネットワークによってウーファーとツイーターがバランスよく連携し、臨場感あふれるボーカルと明瞭なベースラインを表現するのが魅力です。
パイオニア(Pioneer) 10cmコアキシャル2ウェイスピーカー TS-E1010
薄型設計で幅広い車種に取り付けられる高音質カーオーディオスピーカー。ハイレゾ音源に対応し、50~64000Hzの広い再生周波数帯域により豊かなサウンドを実現します。
アラミドファイバーコーンウーファーと2.9cmバランスドドームツイーターによる2ウェイ構成が特徴。「Open & Smooth」コンセプトによって中域の減衰や乱れを解消し、低歪みでクリアな音を再生します。
薄く作られているため、天井などの狭いスペースにも設置可能。ハイレゾ音源で高音質を楽しみたい方にもおすすめです。
パイオニア(Pioneer) 17cmセパレート2ウェイスピーカー TS-V174S
力強い低域と高密度で臨場感ある中高域を実現するセパレート2ウェイカースピーカーです。国内生産のフラッグシップモデルとして、Open & Smoothコンセプトによる開放的な音の広がりとリアルな中域再現を追求。開繊カーボン振動板が軽量性と高剛性を両立し、正確なストロークで原音に忠実な再生を実現します。
広い指向特性のチタン製バランスドドームダイアフラムが高音域まで再生。深型トラスバスケットフレームが不要振動を排除してクリアなサウンドを届けます。
ローズゴールドのダイヤカット加工も魅力。また、ボールジョイント機構でツイーターの角度を調整できます。
アルパイン(ALPINE) 17cm コアキシャル2ウェイスピーカー X-171C
ハイレゾ音源に対応した高解像度サウンドを実現するカーオーディオスピーカーです。カーボンファイバーとパルプの2層構造振動板を採用。軽量かつ高剛性で反応性に優れ、中低域の力強い再生が可能です。23~45kHzの幅広い再生周波数帯域で、豊かな音の情報量を表現できます。
6N8高純度銅線ボイスコイルの内蔵により、高音質なサウンドを楽しめるのもポイント。ダブルギャザードエッジ構造が大入力時の変形を抑制し、理想的な振幅特性を保ちます。瞬間最大入力180Wのパワフルな性能も魅力です。
アルパイン(ALPINE) 17cm セパレート2ウェイ グレードアップスピーカー STE-G170S
手軽な音質向上を叶えるスピーカー。マイカを配合したPPマイカインジェクションコーン振動板の高剛性化により、ハイスピードで歪みの少ない自然なサウンドを生み出します。
フェイズプラグが音波の位相を整合し、高精細な音を再生。車種専用ツイーターパネルに対応した形状で、音の透過性を高めたシャープで歪みのないサウンドを再現できます。
取り付けスペーサーを標準搭載しており、幅広い車種への対応を実現。取り付けガイドが付属しているため、DIYでの設置も行えます。高解像度な音質を求める方におすすめのスピーカーです。
アルパイン(ALPINE) 17cm セパレート2ウェイスピーカー X-171S
力強い低音と繊細な高音を両立するセパレート2ウェイスピーカー。ネオジムマグネットにより、迫力のある低音域を再生します。ハイレゾ音源に対応した23~67kHzの幅広い再生周波数帯域で、圧倒的な音の情報量を表現可能です。
2層構造の振動板はカーボンファイバーとパルプを組み合わせた軽量設計。6N8高純度銅を採用したボイスコイルによって、透明感と包み込まれるような音場空間を実現します。
カースピーカーは、手軽なコアキシャルタイプと音質重視のセパレートタイプに大別されます。まずは愛車に取り付け可能なサイズかどうかを確認することが重要。そのうえで、予算や好みのサウンドに合うモノを選ぶのがおすすめです。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのモデルを見つけてみてください。