野生動物の観察や防犯などに役立つ「トレイルカメラ」。製品ごとに性能や使いやすさが異なるため、対象物や環境、用途に合ったモノを選ぶのが大切です。

今回は、トレイルカメラのおすすめアイテムをピックアップ。防犯カメラとの違いや選び方についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。

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トレイルカメラとは?

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センサーカメラや野生動物カメラとも呼ばれ、動物や人の熱を検知して自動で動画・静止画を撮影するのが特徴。農作物の盗難防止や獣害対策、不法投棄の監視など、さまざまな用途に使えて便利です。

一般的なトレイルカメラは、周囲が暗くなると自動で暗視モードに切り替わります。光量が少ない環境や暗闇でも動体をくっきり撮影できるのが魅力。夜行性の動物を監視するときや、動物のけもの道を把握したい場合にも活用できます。

トレイルカメラと防犯カメラの違い

常時録画を行う防犯カメラに対して、トレイルカメラはセンサーで動体を感知したときのみ撮影します。そのため消費電力が低く、乾電池を使用するのが一般的。場所を選ばず手軽に設置できるのがメリットです。

トレイルカメラは、屋外での使用を想定して設計されているのもポイント。多くのモデルが防塵・防水性能を有しています。

トレイルカメラのおすすめ

ハンファジャパン(Hanwha Japan) トレイルカメラ DVR-Z4-SD-C

ハンファ(Hanwha) トレイルカメラ DVR-Z4-SD-C 2020

フルHDの高画質撮影に対応するおすすめのトレイルカメラです。映像を拡大しても画質の劣化を感じにくいのが特徴。本体前面にモニターを搭載し、撮影データをその場ですぐに確認できます。

赤外線LEDを採用しており、暗くなると自動で暗視撮影に切り替わるのも魅力。赤外線照射距離は最長20mで、昼夜問わず鮮明な映像を撮影できます。

IP66相当の防塵・防水性能を有しているのもポイント。雨や風などの環境変化を受けやすい場所にも安心して設置できます。直置きのほか、固定用ベルトで木や柱に巻きつけたり、スタンドを用いて壁に取りつけることも可能。電源方式は乾電池・ソーラー充電・AC電源の3通りで、設置場所に応じて使い分けられます。

Hapimp Wi-Fiトレイルカメラ SV-TCQW

Hapimp Wi-Fiトレイルカメラ SV-TCQW 2024

スマホ連携機能を備えたトレイルカメラです。Bluetooth通信に対応しており、最長約20m離れた位置からスマホと接続可能。設定や映像の確認が手持ちのスマホからでも楽に行えるため、パソコンの操作が不慣れな方にもおすすめです。

赤外線センサーの動体検知範囲は90°。検出から撮影開始までの応答速度は0.2秒と素早く、急に出現したハクビシンなどの野生動物もしっかり記録可能です。動画の記録解像度はフルHD。3200万画素での静止画記録やタイムラプス撮影にも対応します。

自動上書き機能を搭載しているのもポイント。microSDカードの容量が満杯になっても、古いデータから削除してループ録画できるので、容量不足に悩まされる心配がありません。電源には乾電池を使用。別売りのACアダプタやソーラーパネルからの給電も可能です。

Hapimp トレイルカメラ

Hapimp トレイルカメラ 2023

コンパクトサイズながら高画質を実現したトレイルカメラ。乾電池・ソーラー充電・AC電源に対応し、畑や倉庫、庭など、さまざまな場所に設置できるおすすめモデルです。

暗くなると自動で暗視モードに切り替わります。可視ランプを採用しており、赤外線感知距離は最大20m。暗闇でも動体をくっきり撮影できます。microSDカードを差し込むと撮影データを保存可能。容量がいっぱいになると古いデータを削除して上書き保存します。

K&F Concept トレイルカメラ E20

K&F Concept トレイルカメラ E20 2023

高精細な映像を記録できる4K対応のトレイルカメラです。約120°の広視野角を実現しているので、1台で広範囲をカバーできます。動体を検知してから約0.2秒のハイスピードでピントを合わせて撮影をするのも魅力。鳥獣被害で悩む農家の方や、倉庫やガレージなどの防犯を目的とする方におすすめのモデルです。

本製品は不可視ランプを採用。トレイルカメラの存在に気づかれにくく、警戒心が強い野生動物の撮影にも適しています。画像ノイズリダクションモードやアダプティブライティング機能により、ノイズの発生や露出オーバーを防げるのもポイントです。

また、スマホとトレイルカメラを連携可能。トレイルカメラの映像をスマホからリアルタイムでチェックしたり、撮影データをダウンロードしたり、さまざまな便利機能を活用できます。

K&F Concept トレイルカメラ JPKF35.062

K&F Concept トレイルカメラ JPKF35.062 2022

視認性に優れた2インチのLEDカラーモニター付きトレイルカメラです。その場ですぐに撮影データを確認できます。高性能なスターライト暗視技術を採用。不可視光ランプを備えており、最長20mまで照射可能です。

タイムラプス撮影やタイミング撮影など、さまざまな撮影モードを備えているのも魅力。また、IP66相当の防塵・防水性能を有しており、過酷な環境下でも安心して使えます。

また、付属のベルトやスタンドを用いてポールや壁面などに固定可能。さまざまな場所に設置できるおすすめモデルです。

VOOPEAK トレイルカメラ

VOOPEAK トレイルカメラ 2023

最大120°の広角検出を行える「PIRセンサー」を搭載したトレイルカメラです。画角内で動体を検知すると自動で録画を開始します。防犯や鳥獣被害の対策に役立つおすすめモデルです。

暗くなると自動で暗視モードに切り替わるのも特徴。昼夜ともに高画質の映像を残せます。そのほか、3種類の録画モードを採用しており、用途に合わせて選択可能。インターバル撮影にも対応し、植物などセンサー感知ができない対象物の撮影に役立ちます。

VOOPEAK トレイルカメラ TC19-4K

VOOPEAK トレイルカメラ TC19-4K 2024

ソーラーパネル一体型のトレイルカメラです。日当たりがよい場所に設置しておけば、理論上は継続的にバッテリーを充電できます。乾電池に対応しているほか、2500mAhのバッテリーを内蔵しており、USB充電も可能です。

4Kの高精細な動画撮影が可能。ナイトビジョン機能を備えており、昼夜問わず鮮明な映像を記録できます。最大128GBのmicroSDカードをサポート。容量が上限に達すると古いデータを自動的に削除してデータを上書きします。

IP66相当の防塵・防水性能を備えているため、雨風にさらされる環境下でも安心して使えるおすすめモデルです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) トレイルカメラ 400-CAM108

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) トレイルカメラ 400-CAM108 2023

細部まで見やすい映像を撮影できるフルHD対応のトレイルカメラです。最大2400万画素の静止画撮影を行えるのもポイント。周囲が暗くなると自動で暗視モードに切り替わるので、わざわざ手動で設定を変更する必要はありません。

3つの高感度PIRセンサーを採用。検知可能な距離は最長20m、角度は120°です。電池式なので、設置場所を選ばないのもメリット。直置きのほか、壁掛けやベルトを用いた固定にも対応しています。農作物の監視や鳥獣被害の対策にもおすすめです。

別売りのACアダプタを利用すると、電源コードからの常時給電も可能。利便性に優れたモデルを求める方はチェックしてみてください。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 連続録画機能付きトレイルカメラ CMS-SC07BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 連続録画機能付きトレイルカメラ CMS-SC07BK 2023

機能性と使いやすさに優れた日本製のトレイルカメラです。液晶ディスプレイを備えており、撮影データをその場でチェック可能。録画データは別売りのmicroSDカードに保存できます。

常時録画とセンサー録画の両方に対応。温度を検知しにくい物体や、人感センサーに反応しにくい動体など、センサー録画が対応できない場合も常時録画で決定機瞬間を捉え続けます。

1つのフロントモーションセンサーと、2つのサイドモーションセンサーを搭載しているのもポイント。動物や人を検知すると約0.2秒で録画を開始します。センサーは最大20m、90°の範囲で検知可能です。

電源方式は乾電池とAC電源の2通り。電源を確保しにくい場所では乾電池を使用するなど、設置場所に合わせて使い分けられます。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応小型トレイルカメラ 400-CAM098

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応小型トレイルカメラ 400-CAM098

手軽に設置できる小型のトレイルカメラです。高解像度な4K録画に対応しながら、重さ約142g、約幅7.5×奥行4.3×高さ10.4cmと軽量コンパクト。ちょっとした隙間にも簡単に置けるので、鳥獣被害の対策用としてもおすすめです。

赤外線センサーの検知距離は最長12m。暗くなると自動で暗視モードに切り替わるため、細かな設定が必要ありません。レンズの画角は70°で、最大60°の範囲をカバーする人感センサーも内蔵。防犯に重宝する録音機能も利用できます。

配線に設置場所が制限されない乾電池式なのも便利。トレイルカメラ本体は自立できるほか、付属のブラケットによる壁付けや、ベルトを使ったポールへの固定にも対応します。IP66の防塵・防水仕様なので、屋根のない場所でも安心して使用可能です。
 

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応トレイルカメラ 400-CAM091

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応トレイルカメラ 400-CAM091 2022

長距離の暗視撮影に対応する可視LEDタイプのトレイルカメラです。赤外線の到達距離が最長20mと長いのが特徴。暗視モードでも奥の方まで記録でき、110°の広範囲をカバーする人感センサーも備えているため、駐車場や畑などの防犯用としておすすめです。

高画質な4K録画に対応するのも魅力。服装や顔まできめ細かく記録可能です。加えて、動画と静止画の単体記録に加えて、両方の同時記録にも対応。タイムラプス撮影も利用できるので、植物や河川などの定点観察にも活用できます。

また、野外での使用に欠かせないIP66の防塵・防滴性能も搭載。電源には乾電池が使えるほか、別売りのACアダプタによる常時給電にも対応しており、屋内の常時監視にも有効です。設置方法は直置き・壁付け・ベルト固定の3スタイルに対応しています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応トレイルカメラ 不可視赤外線LED内蔵 400-CAM092

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 4K対応トレイルカメラ 不可視赤外線LED内蔵 400-CAM092 2022

隠密状態を保てる不可視LEDタイプのトレイルカメラです。波長940mmの赤外線LEDを採用しており、暗視モードでの録画時でも点灯しないのが特徴。夜間でも気付かれずに撮影できるため、盗難や鳥獣被害などの証拠取りなどにおすすめです。

不可視タイプのトレイルカメラながら、赤外線の到達距離が最長15mと長めなのもポイント。加えて、レンズの画角や人感センサーの検知範囲も110°と広いので、畑などの広範囲を記録したい場合にも有効です。4K録画やタイムラプスにも対応します。

設置方法は直置き・壁掛け・ベルト固定の3種類。電源は乾電池と別売りACアダプタの両方が有効のため、さまざまな場所で柔軟に対応できます。カバーの内側にある内蔵モニターも便利。パソコン不要で録画内容が手軽に確認可能です。

WOSODA トレイルカメラ G300-jp

WOSODA トレイルカメラ G300-jp 2021

コンパクトサイズながら、120°の広視野角を実現しているトレイルカメラです。直置きや壁掛けのほか、ベルトによる固定に対応。さまざまな場所に設置できるのでおすすめです。

32個の赤外線LEDを搭載。暗視モードへの切り替えは自動で行います。光量が少ない暗所でも対象物を鮮明に撮影できるのが魅力です。また、タイムラプス撮影も可能。植物の定点撮影にも活用できます。

視認性に優れた2インチのLCD液晶画面を備えているのもポイント。日本語設定のメニューもあり、簡単に操作できます。

オーム電機(OHM) 電池式トレイルカメラ BCM-HH662

オーム電機(OHM) 電池式トレイルカメラ BCM-HH662

コンセントがない場所でも使用できる電池式のトレイルカメラです。スタンバイ可能時間は最大6ヶ月。森林や畑、自宅の裏口など、電源を確保しにくい場所で重宝します。

人感センサーにより、動体を検知して自動で録画可能。日中はカラー撮影、夜間は赤外線LEDを照射してモノクロ撮影を行います。一定時間操作しないと自動的に電源が切れる「オート電源オフ」機能を採用。無駄なバッテリー消費をおさえられます。

固定用のベルトが付属し、木やポールなどに巻きつけるだけで設置できるのもおすすめポイントです。

セキュステーション(SecuSTATION) Wi-Fi対応4Kトレイルカメラ SC-MW68

セキュステーション(SecuSTATION) Wi-Fi対応4Kトレイルカメラ SC-MW68 2022

解像力と設置自由度に優れたトレイルカメラです。106°の広範囲を4Kで録画可能。さらに、4200万画素の超高解像度で静止画記録も行えます。撮影画像は再生時に15倍ズーム機能で拡大できるため、細部までしっかり確認できるのがメリットです。

3種類の給電方法に対応しているのもポイント。乾電池やACアダプタに加えて、ソーラーパネルを使った充電も可能なので、電池の交換頻度を減らせます。また、IP65の防塵・防水仕様のため、雨晒しになる屋外への設置にもおすすめです。

撮影内容を手軽に確認できる内蔵モニターも便利。スマホとの連携にも対応しているので、専用アプリを使った映像確認も可能です。撮影方法には、夜間でも気付かれにくい不可視LEDを採用。自動で切り替わる暗視モードも利用できます。

セキュステーション(SecuSTATION)トレイルカメラ SC-ML63

SecuSTATION トレイルカメラ SC-ML63

液晶モニターを搭載し、撮影から録画データのチェックまで1台で完結するトレイルカメラです。「タイムスタンプ」機能も便利。映像とともに、その日の気温や日付を記録できます。マイクを内蔵しているので、音声も録音可能です。

4K動画のほか、2000万画素と高解像度の静止画を撮影可能。人の表情なども確認できます。AC電源と乾電池に対応。別売りのバッテリー内蔵ソーラーパネルを組み合わせれば、太陽光による給電も可能です。設置環境に合わせて使い分けられます。

トレル トレイルカメラ 40J-T

トレル トレイルカメラ 40J-T

白色LEDフラッシュとストロボフラッシュを搭載したトレイルカメラです。動画撮影時は白色LEDフラッシュ、静止画撮影時はストロボフラッシュに切り替わります。強い光を照射し、暗所でも明るく鮮明な映像・画像を撮影できるおすすめモデルです。

迷彩柄のデザインを採用しており、森林や田んぼなどの環境に馴染みやすいのも特徴。付属のストラップを使用することで、木やポールなどに巻きつけて固定できます。

ブッシュネル(Bushnell) トロフィーカムXLT 32MP ノーグロウ DC4K 119987C

ブッシュネル(Bushnell) トロフィーカムXLT 32MP ノーグロウ DC4K 119987C 2023

暗闇の出来事も瞬時に記録できる不可視LEDタイプのトレイルカメラです。動体検知から撮影開始までの応答速度が0.15秒と高速なのが特徴。加えて、録画中でも赤外線LEDが点灯しないため、夜間に行う野生動物の生態調査などにもおすすめです。

独自の映像処理技術「デュアルイメージコア」を採用しているのもポイント。昼間は解像力を上げて対象の色合いを忠実に再現し、夜間はコントラストを高めて対象の形状を鮮明に記録します。4K動画・3200万画素静止画・タイムラプスなどの撮影も可能です。

赤外線センサーの有効距離は約36mで、撮影画角は50°。センサーの反応がない場合でも指定した時間内に指定した間隔で自動記録を行う「フィールドスキャン機能」も備えています。また、野外で安心の防水設計を採用しているのもポイント。電源には乾電池が使用可能です。

VANBAR トレイルカメラ D300-2022-9-26

VANBAR トレイルカメラ D300-2022-9-26 2022

高コスパで人気のあるトレイルカメラです。人感センサーで最長20mまでカバーしつつ、120°の広範囲を記録可能。周囲の音声を録音できるマイクも内蔵しています。充実した機能性を有しながら手頃な価格で入手できるため、初心者の方にもおすすめです。

撮影時の日時・気温・湿度も一緒に映像に記録できる「タイムスタンプ機能」を搭載しているのも便利。動物や植物の観察に活躍します。加えて、野外でも安心して使えるIP66の防塵・防水性能も完備。タイムラプス撮影にも対応するので長時間の定点観察にもおすすめです。

また、暗くなると暗視モードに自動で切り替わるのも魅力。ループ録画機能も備えているため、夜間でもmicroSDカードの容量不足を心配することなく使用可能です。電源には乾電池が使えるので、電源ケーブルを引けない場所でも簡単に設置できます。

Wosports 4Kトレイルカメラ G600-4k-jp

Wosports 4Kトレイルカメラ G600-4k-jp 2022

高解像撮影にも対応するコスパ良好のトレイルカメラです。4K動画や3600万画素静止画に対応しながら価格がリーズナブル。車のナンバープレートや人の顔まで鮮明に記録できます。不可視タイプのため、犯罪や獣害の証拠取りにもおすすめです。

動体検知から撮影開始までの応答速度が0.2秒と素早いのも特徴。広範囲を写せる画角120°の超広角レンズも備えています。暗くなると自動で切り替わる最長27mの暗視モードも搭載。動植物の生態記録に役立つタイムラプス撮影にも対応しています。

撮影した映像を手軽に確認できる2インチのLCDモニターも便利。電源には乾電池とDCアダプタの2種類が利用できます。IP66の防塵・防水性能も用意。設置方法は直置き・壁付け・ベルト固定の3スタイルに対応しています。

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トレイルカメラの選び方

用途に合ったランプの種類を選ぶ

撮影時にランプが光らず気づかれにくい不可視ランプ

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不可視ランプを採用しているトレイルカメラは、肉眼では見えない赤外線を照射して撮影します。暗闇でも撮影中だと気づかれにくいのが魅力です。

犯罪の決定的証拠を撮影したいときや、明るい光に驚いて逃げてしまう野生動物を観察するときなどに役立ちます。一方、ほかの種類と比べるとラインナップが少ない点はデメリットです。

夜間でもくっきり撮影できる可視ランプ

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可視ランプ搭載モデルは、赤外線照射時にレンズ付近が赤く発光するのが特徴。被写体に赤外線を照射することで、暗闇でも鮮明に撮影できます。不可視ランプと比べて赤外線照射距離が長いのが利点。広範囲を監視したいときに役立ちます。また、暗闇でも動体をくっきり撮影可能です。

一方、暗闇に設置した場合は、トレイルカメラの存在に気づかれてしまう可能性も。トレイルカメラを目立たせることで、犯罪を未然に防ぎたい方におすすめです。

動物や不審者への威嚇になるストロボフラッシュ

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ストロボフラッシュを備えたトレイルカメラは、瞬間的に強い光を照射して撮影します。シャッタースピードを速くすることができ、ブレの少ない静止画を撮影可能です。野生動物や不審者を威嚇したい場合にも便利。一方、警戒心の強い動物の生態を観察したい場合は不向きです。

なお、ストロボフラッシュは製品ごとに照射距離が異なります。設置場所と撮影したい対象物が離れている場合は、ストロボフラッシュが届かない可能性がある点に留意しましょう。

防塵・防水性能をチェック

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トレイルカメラを選ぶ際は、防塵・防水性能もチェックしておきましょう。防塵・防水性能は、国際電気標準会議によって定められた「IPコード」と呼ばれる規格で表します。

「IP67」のように表記されるのが特徴。前の数字が防塵等級、後ろの数字が防水等級を示し、基本的には数字が大きいほど保護性能が高いことを意味します。防塵・防水性能に優れた機種なら、屋外でも安心して使えるのでおすすめです。

動体検知距離・角度をチェック

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トレイルカメラを選ぶときは、あらかじめ動体検知距離と角度をチェックしておくことが大切です。設置場所と撮影したい対象物が離れている場合、センサーが反応しない可能性があるので注意しましょう。

動体検知距離が長いほど、遠くの動体を監視可能。広視野角を実現した製品は、1台で広範囲をカバーできます。森林や倉庫、ガレージなどを監視したいときにもおすすめです。

画質を選ぶ

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トレイルカメラの画質は、主にフルHDと4Kの2種類。フルHDは1920×1080、4Kは3840×2160の解像度を表します。4KはフルHDと比べて約4倍の解像度を発揮するため、高精細な映像を記録できます。

高画質での撮影に対応した製品は、不審者の顔や服装、野生動物の姿などを確認しやすいのが魅力です。撮影データを拡大しても画質の劣化が少なく、決定的な証拠を残せます。

電源方式をチェック

電池式

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乾電池で動作する電池式のトレイルカメラは、コンセントから電源を取る必要がなく、山林や田んぼ、倉庫などさまざまな場所に設置できます。

なかには、ソーラー充電と併用して使えるタイプもラインナップ。給電方法の選択肢が多いモデルは、1台で幅広いシーンに対応できるのでおすすめです。

ソーラー式

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ソーラー式のトレイルカメラは、太陽光エネルギーを利用して電源を供給するのが特徴。電池交換の手間やコストがかからないのがメリットです。日当たりのよい場所に設置するなら、ソーラー式も選択肢に入れてみてください。

一方、天候の影響を受けやすく、発電量が安定しない点はデメリット。乾電池やAC電源など、ほかの給電方法にも対応する製品を選ぶのがおすすめです。

あると便利な機能をチェック

タイムラプス撮影

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タイムラプス撮影とは、一定間隔で撮影した静止画をつなぎ合わせて連続で表示する手法。低速度撮影とも呼ばれ、時間とともに動く雲の流れや、街中を歩く人々を撮影するときに重宝します。

トレイルカメラにおいては、動物や人の一連の動きを確認したい場合などに便利です。センサーの反応に左右されないため、植物の定点観測や河川の氾濫状況の確認などにも活用できます。

スマホ連動機能

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トレイルカメラのなかには、スマホと連携することで、さまざまな便利機能を活用できる製品もラインナップ。スマホでカメラの状態を確認したり、撮影データをチェックしたりできます。

スマホ連動機能を備えていれば、わざわざトレイルカメラの設置場所まで足を運ぶ必要がないので便利です。